JP3049355B2 - 護岸等用カゴ枠 - Google Patents

護岸等用カゴ枠

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JP3049355B2
JP3049355B2 JP10255978A JP25597898A JP3049355B2 JP 3049355 B2 JP3049355 B2 JP 3049355B2 JP 10255978 A JP10255978 A JP 10255978A JP 25597898 A JP25597898 A JP 25597898A JP 3049355 B2 JP3049355 B2 JP 3049355B2
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    • E02B3/04Structures or apparatus for, or methods of, protecting banks, coasts, or harbours
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01FADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
    • E01F7/00Devices affording protection against snow, sand drifts, side-wind effects, snowslides, avalanches or falling rocks; Anti-dazzle arrangements ; Sight-screens for roads, e.g. to mask accident site
    • E01F7/04Devices affording protection against snowslides, avalanches or falling rocks, e.g. avalanche preventing structures, galleries
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、砂防用の堤、護
岸、法面の保護、山腹土留め、地すべり復旧、橋脚の保
護、根固め等の土留めに石や砕石等を詰めて使用した
り、漁礁として石や砕石等を詰めて使用するのに適した
護岸等用カゴ枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、護岸工事等において、波による法
先の洗掘や基礎の移動を防止するために、法留めの前面
を捨石やコンクリートブロック等で覆って、基礎の移動
や洗掘の進行を妨げる法先の根固めが行なわれている。
そして、根固めには多くの工法が行なわれており、その
一形態として、特開平6−193068号公報や特開平
8−13445号公報に開示されているように、金網を
用いて中空枠体を形成し、内部に砕石や石等を充填した
護岸等用カゴ枠を用いるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の金網製の護岸等用カゴ枠は、未だ、以下の解決すべき
課題を有していた。 (1)即ち、中空枠体が金網からなるため、強度的に弱
く、砕石や石等を充填する際にその充填重量に負けて中
空枠体が変形したり、また、洪水等のように大きな水勢
を受けた場合も変形するおそれがある。この場合、砕石
や石が外部に流出し、護岸等用カゴ枠としての機能を果
たさなくなる。 (2)金網は炭素量が低い軟鋼からなるので、腐食しや
すいため、経時的に強度が劣化して金網の一部が破損
し、破損個所より砕石や石が外部に流出し、護岸等用カ
ゴ枠としての機能を果たさなくなる。また、金網は炭素
量が低い軟鋼からなるので、炭素を好むバクテリアが表
面に付着しないので、漁礁として有効に用いることがで
きない。 (3)中空枠体は複数の面部材を連結することによって
構成され、連結片として紐状物が用いられているが、紐
状物は容易に腐食、破断するおそれがあり、破断する
と、中空枠体が分解して、砕石や石が外部に流出し、護
岸等用カゴ枠としての機能を果たさなくなる。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、耐久性を著しく向上でき、現場での組立・
施工も容易に行うことができ、生物が棲息するのに最適
な環境を容易に創り出すことができ、さらに、漁礁とし
ても有効に用いることができる護岸等用カゴ枠を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る護岸等用カゴ枠は、それぞれ複数の開口を有する複
数の平面枠を連結することによって中空枠体を形成し、
該中空枠体の内部に砕石や石等を充填する砕石等充填空
間が形成される護岸等用カゴ枠において、前記各平面枠
を、それぞれ枠本体に連結部を一体的に鋳造した鋳鉄か
ら形成すると共に、前記連結部同士を連結片を用いて連
結することによって前記中空枠体を形成し、更に、前記
連結部は、中央振り分けで所定の角度を設けた尖状当接
面を有する中央伸延部と、該中央伸延部の両側に平行間
隔を開けて配設され、先部の外面に傾斜当接面を有する
と共に基部が前記中央伸延部の基部に一体的に連設され
る左、右伸延部と、前記中央伸延部の両側面に取付けら
れ、前記左、右伸延部と協働して鉤状の連結片挿入空間
を形成する一対の段部形成板とを具備している。
【0006】連結部をこのような形状とすることによっ
て、平面枠同士を、直線状、直角状、又は、十字状に容
易に連結することができ、また、垂直方向にも容易に連
結することができる。このような護岸等用カゴ枠は、護
岸、法面の保護、山腹土留め、地すべり復旧等の土留め
の工事をする際、所定の個所に設置すると共に、中空枠
体の内側に形成される砕石等充填空間に、石や砕石等を
詰めることで、所定の護岸等を形成することができる。
ここで、平面枠は、好ましくは、400〜800mm
(高さ)×1000〜1500mm(長さ)の大きさを
有し、重量が10〜30kgの鋳鉄品を用いる。
【0007】この際、平面枠を鋳鉄から形成したので、
護岸等用カゴ枠の強度を著しく高めることができ、砕石
や石等を充填する際や洪水等のように大きな水勢を受け
た場合にあっても変形することがなく、砕石や石が外部
に流出するのを確実に防止することができる。特に、平
面枠として、400〜800mm(高さ)×1000〜
1500mm(長さ)の大きさを有し、重量が10〜3
0kgの鋳鉄品を用いた場合には、平面枠の取扱いをさ
らに容易にすることができる。また、平面枠の連結部同
士を連結片を用いて連結するようにしたので、平面枠を
単に差し込む等によって容易に中空枠体を形成すること
ができると共に、緊締状態に連結することができるの
で、中空枠体は十分な組立強度を確保することができ
る。
【0008】各平面枠は鋳鉄からなるので、連結片と協
働して連結強度を高めることができる最適の形状を有す
る連結部を、枠本体と容易に一体的に形成することがで
き、この面からも平面枠同士の連結強度を高めることが
できる。各平面枠は鋳鉄からなるので、護岸等に設置し
た際、平面枠の表面から鉄分や石灰質・マグネシウム等
が溶出して、生物にとって有効な栄養水(ミネラル水)
を創り出し、バクテリアの付着によって水質の浄化や藻
の繁殖を促進し、それに伴い植物や魚を含めて多様な生
物が棲息するのに最適な環境である、いわゆるビオトー
プを容易に創り出すことができる。
【0009】各平面枠は高炭素量の鋳鉄からなるので、
炭素と他の含有金属成分が反応して防食皮膜を形成して
耐候性となっており、水中においても十分な耐腐食性を
有し、長年にわたって使用することができる。各平面枠
は鋳鉄からなるので、同一形状の平面枠を単一の鋳型を
用いて量産することができ、平面枠の単価を低減でき
る。なお、鋳鉄としては、鉄の他、石灰質、マグネシウ
ム等の光合成に欠かすことができない元素を自然の形で
溶解によって混入される、キューポラ炉によって得られ
る鋳鉄を用いるのが好ましい。また、平面枠を機械的強
度を高める観点から、ダクタイル鋳鉄(FCD)、さら
には、オーステンパーダクタイル鋳鉄(ADI)を用い
るのが好ましい。
【0010】ここで、上記した護岸等用カゴ枠は、以下
の構成とすることもできる。 (1)連結片としてくさび片を用いることによって、連
結片による連結部同士の連結をより強固なものにするこ
とができるので、平面枠同士の連結強度をさらに高める
ことができる。 (2)連結片は、平面枠と同様に鋳鉄から形成すること
ができる。このように連結片も鋳鉄とすることによっ
て、電蝕反応による腐食を防止することができると共
に、炭素を好むバクテリアがくさび片の表面にも付着し
て、この面からもビオトープを容易に創り出すことがで
きる。 (3)複数の平面枠に同一形状の連結部を一体的に取付
けると共に、連結片は、連結部同士の連結態様によって
異なる形状のものを用いるようにすることもできる。こ
のようにすることによって、護岸しようとする河川や海
の岸の形状に沿って最適の護岸等用カゴ枠を施工するこ
とができる。
【0011】(4)各平面枠の枠本体は、上、下枠部材
と左、右枠部材とからなる矩形枠と、矩形枠内に縦横に
架設した縦、横桟部材とから形成することができる。こ
のようにすることによって、中空枠体内に容易に砕石や
石等を充填することができると共に、水が中空枠体の内
部に容易に流入し、バクテリアの平面枠の表面への付着
を容易にし、水質の浄化と水際での土壌の肥沃化を促進
でき、この面からもビオトープを容易に創り出すことが
できる。
【0012】(5)また、平面枠は、筒状の中空枠体の
側面枠を形成するために用いることができると共に、箱
型の中空枠体の側面枠、底枠、天井枠を形成するために
用いることもできる。この場合、各平面枠に設ける開口
としては、格子状の他に、菱形の空間を形成する形状、
ジグザグ状、又は円弧状に蛇行する形からなる開口とす
ることができる。また、筒状の中空枠体は、直方筒状、
三角筒状、一部円弧状側面筒状体等の正多角筒体、異形
筒体等を含む概念である。 (6)各平面枠に設けた開口の大きさは、15〜50c
mの砕石を投入して使用しても、砕石が流出しないよう
に、砕石の大きさに応じて5〜35cmとするのが好ま
しい。 (7)中空枠体の内部に砕石や石等を充填する際には、
石間に空隙が形成されるように充填することが好まし
い。このようにすることによって、水が中空枠体の内部
に容易に流入し、バクテリアの平面枠の表面への付着を
容易にし、水質の浄化を図ると共に、水際の土壌を肥や
し植物の生育を促進でき、この面からもビオトープを容
易に創り出すことができる。
【0013】また、第2の発明に係る護岸等用カゴ枠
は、それぞれ複数の開口を有する複数の平面枠を連結す
ることによって中空枠体を形成し、中空枠体の内部に砕
石や石等を充填する砕石等充填空間が形成される護岸等
用カゴ枠において、各平面枠を、それぞれ雄、雌連結部
を本体部と一体的に鋳造した鋳鉄から形成すると共に、
各平面枠の雄、雌連結部を、隣接する各平面枠の雌、雄
連結部と嵌合連結することによって中空枠体を形成す
る。このような護岸等用カゴ枠も、護岸、法面の保護、
山腹土留め、地すべり復旧等の土留めの工事をする際、
所定の個所に設置すると共に、中空枠体の内側に形成さ
れる砕石等充填空間に、石や砕石等を詰めることで、所
定の護岸等を形成することができる。また、この護岸等
用カゴ枠も、各平面枠が鋳鉄からなるので前記した本発
明に係る護岸等用カゴ枠と同様な作用を奏すると共に、
さらに、各平面枠は、雄、雌連結部を本体部と一体的に
鋳造した鋳鉄から形成されているので、くさび片を用い
ることなく、平面枠同士を連結することができ、中空枠
体の組立作業を促進することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の一実施の形態に係る護岸等用カゴ枠10の構成につ
いて説明する。図1に示すように、本発明の一実施の形
態に係る護岸等用カゴ枠10は、2種類の平面枠11、
12を連結することによって中空枠体を形成し、この中
空枠体内に形成された4つの砕石等充填空間13に砕石
や石等を充填することによって構築されている。そし
て、護岸等用カゴ枠10の周壁を形成するため用いる平
面枠11は、砕石や石等の流出を防止するため、小さな
開口14を有しており、護岸等用カゴ枠10の仕切り壁
を形成するため用いる平面枠12は、大きな開口15を
有している。
【0015】図1に示すように、平面枠11は、上、下
枠部材と左、右枠部材からなる矩形枠から形成される枠
本体16に、複数の縦、横桟部材17、18を架設する
ことにより構成されており、縦、横桟部材17、18間
によって開口14が形成される。一方、平面枠12は、
矩形枠からなる枠本体19に、複数の縦、横桟部材2
0、21を架設することにより構成されており、縦、横
桟部材20、21間によって開口15が形成される。
【0016】次に、図2〜図4を参照して、平面枠12
の構成について説明する。図示するように、平面枠12
の両側面の上部、中間部、下部には、それぞれ、同一形
状の連結部22〜27が一体的に形成されている。な
お、平面枠11の両側面の上部、中間部、下部にも、そ
れぞれ、同一形状の連結部22〜27が一体的に形成さ
れている。
【0017】ここで、連結部22〜27は、図2〜図4
に示すように、それぞれ、中央振り分けで、例えば、左
右対称に45°の角度を設けた尖状当接面28を有する
中央伸延部29と、中央伸延部29の両側に平行間隔を
開けて配設され、先部の外面に45°の傾斜当接面を有
すると共に基部が中央伸延部29の基部に一体的に連設
される左、右伸延部30、31と、記中央伸延部29の
両側面に取付けられ、左、右伸延部30、31と協働し
て連結片挿入空間の一例である鉤状のくさび片挿入空間
32、33を形成する一対の段部形成板34、35とを
具備する。
【0018】そして、本実施の形態において、上記した
連結部22〜27を一体的に具備する平面枠11、12
は、キューポラ炉等を用いて製造される鋳鉄からなる。
次に、隣接する平面枠11同士、平面枠12同士、又は
平面枠11と平面枠12を、連結部22〜27を介して
強固に連結する連結構造及び連結構造に用いる鋳鉄から
なる連結片の一例であるくさび片36、44、45、4
6、51、52の構成について、図5〜図9を参照して
説明する。なお、くさび片36、44、45、46、5
1、52は、連結部22〜27同士の連結態様によって
形状を異にしている。
【0019】即ち、図1(Aで囲んだ個所)及び図5に
示すように、4つの平面枠12を十字状に連結する場合
には、図5及び図6に示すように同一形状の4つの連結
片の一例であるくさび片36を用いる。くさび片36
は、図5及び図6に示すように、平面視で直角に連結す
ると共に先部に爪部39、40を有する一対の鉤状係止
部41、42と、その上端に一体的に連設される落下防
止蓋43とから構成されている。そして、鉤状係止部4
1、42は下方に向けて先細のテーパ状になっている。
【0020】従って、4つのくさび片36を、対応する
8つの鉤状のくさび片挿入空間32、33に打ち込むこ
とによって、容易に4つの平面枠12を緊締状態に連結
することができる。この際、4つの尖状当接面28同士
が互いに当接すると共に食い込むので、4つの平面枠1
2は強固に連結されることになる。さらに、落下防止蓋
43をハンマー打設面として用いることによってさらに
強力にくさび片36をくさび片挿入空間32、33に打
ち込むことができる。
【0021】次に、図1(Bで囲んだ個所)及び図7に
示すように、3つの平面枠11、12をT字状に連結す
る場合には、図7及び図8に示すように3つのくさび片
44、45、46を用いる。くさび片44、45は図示
するように、上記したくさび片36と同一の構成を有す
る。一方、くさび片46は、図7及び図8に示すよう
に、平面視で前面の両端に縦長の爪部47、48を有す
る平板状係止部49と、その上端に一体的に連設される
落下防止蓋50とから構成されている。そして、平板状
係止部49は下方に向けて先細のテーパ状になってい
る。従って、3つのくさび片44、45、46を、対応
する6つの鉤状のくさび片挿入空間32、33に打ち込
むことによって、容易に3つの平面枠11、12を緊締
状態に連結することができる。この際、落下防止蓋4
3、50をハンマー打設面として用いることによってさ
らに強力にくさび片44、45、46をくさび片挿入空
間32、33に打ち込むことができる。
【0022】次に、図1(Cで囲んだ個所)及び図9に
示すように、2つの平面枠11を直線状に連結する場合
には、2つのくさび片51、52を用いる。くさび片5
1、52は図示するように、上記したくさび片46と同
一の構成を有する。従って、2つのくさび片51、52
を、対応する4つの鉤状のくさび片挿入空間32、33
に打ち込むことによって、容易に2つの平面枠11を緊
締状態に連結することができる。この際、落下防止蓋5
0をハンマー打設面として用いることによってさらに強
力にくさび片51、52をくさび片挿入空間32、33
に打ち込むことができる。
【0023】図10は、上記した実施の形態の変形例に
係る護岸等用カゴ枠53の構成を示す。図示するよう
に、護岸等用カゴ枠53は、傾斜面を有する護岸を形成
するため、上記した平面枠11に加えて、傾斜面54、
55を有する平面枠56、57を用いると共に、これら
の平面枠11、56、57を上下方向に積層したことに
特徴を有する。図11〜図13に、平面枠56の上部同
士を連結するために用いる連結構造及びくさび片58、
59の構成を示す。なお、平面枠56の両端も、上記し
た平面枠11、12における連結部22〜27と同一構
成の連結部60を有する。
【0024】ここに、くさび片58は、図12に示すよ
うに、上記したくさび片36、44、45と同一の構成
を有する。一方、くさび片59は、図13に示すよう
に、平面視で前面の両端に縦長の爪部61、62を有す
る湾曲係止部63と、その上端に一体的に連設される落
下防止蓋63aとから構成されている。そして、湾曲係
止部63は下方に向けて先細のテーパ状になっている。
【0025】上記した構成によって、図10(Dで囲ん
だ個所)及び図11に示すように、2つのくさび片5
8、59を、対応する4つの鉤状のくさび片挿入空間3
2、33に打ち込むことによって、容易に2つの平面枠
56を緊締状態に連結することができる。この際、落下
防止蓋63aをハンマー打設面として用いることによっ
てさらに強力にくさび片58、59をくさび片挿入空間
32、33に打ち込むことができる。
【0026】図14及び図15に、平面枠56の下部と
平面枠57の上部を連結するために用いる連結構造(図
10においてEで囲んだ個所)及びくさび片64、65
の構成を示す。なお、平面枠57の両端も、上記した平
面枠11、12における連結部22〜27と同一構成の
連結部を有する。ここに、くさび片64は、図14に示
すように、平面視で直角に連結すると共に先部に爪部6
7、68を有する一対の鉤状係止部69、70によって
構成されている。そして、鉤状係止部69、70の上、
下端部にはそれぞれ間隔を開けてL字状係止片71、7
2がピン73、74を介して連結されており、上、下端
部とL字状係止片71、72の間には、それぞれ、ロッ
クピン挿入孔75、76が形成されている。かかる構成
によって、対応する4つの鉤状のくさび片挿入空間3
2、33に挿入した後、2枚のロックプレート77のロ
ックピン78、79を、それぞれ、ロックピン挿入孔7
5、76を通して平面枠56、57の側面部に係合させ
ることによって、平面枠56、57を内面側から連結す
ることができる。
【0027】一方、くさび片65は、図15に示すよう
に、平面視で前面の両端に縦長の爪部80、81を有す
る湾曲係止部82と、その上端に一体的に連設される落
下防止蓋83とから構成されている。そして、湾曲係止
部82は下方に向けて先細のテーパ状になっている。か
かる構成によって、図10(Eで囲んだ個所)に示すよ
うに、対応する4つの鉤状のくさび片挿入空間32、3
3に打ち込むことによって、容易に2つの平面枠56、
57を外面側から緊締状態に連結することができる。こ
の際、落下防止蓋83をハンマー打設面として用いるこ
とによってさらに強力にくさび片65をくさび片挿入空
間32、33に打ち込むことができる。
【0028】図16に、平面枠56、57(又は平面枠
11同士)の上下に積層されると共に平行に伸延する部
分(図10のFで囲んだ部分)を連結するための連結構
造が示されている。図示するように、平面枠56、57
の矩形枠84、85は側面視でコ字状のチャンネル部材
86の内部に挿入されている。そして、チャンネル部材
86の上、下フランジ部87、88の先部にはそれぞ
れ、くさび片嵌入孔89、90が設けられており、これ
らのくさび片嵌入孔89、90を通して、頂部に落下防
止片91aを有するくさび片91を打ち込むことによっ
て、平面枠56、57の矩形枠84、85を連結するこ
とができる。
【0029】図17に、当接しながら交差する平面枠9
2の下面と平面枠93の上面を連結することができる連
結構造が示されている。図示するように、下部水平部9
4の両端に一対の垂直部95を連設したU字状支持具9
6の内部には平面枠92、93の枠本体92a、93a
が交差状態に配置されている。そして、垂直部95に
は、押え板96aの両端に設けた嵌入孔97が嵌合され
ている。また、垂直部95の上端には小径部98を介し
て垂直部95と同一形状の頭部99が連設されている。
そして、小径部98にU字状抜け止めピン100の両端
部を嵌合することによって、当接状態に交差する平面枠
92、93の枠本体92a、93aを緊締状態に連結す
ることができる。
【0030】図18及び図19に、図1〜図9を参照し
て説明した本実施の形態の変形例に係る護岸等用カゴ枠
101の構成を示す。図示するように、護岸等用カゴ枠
101は、側面視において、前方から後方に向けて上面
を漸次高くした大型の平面枠102を用いることを特徴
とする。このような平面枠102においても、図1〜図
9を参照して説明した護岸等用カゴ枠10と同様に、
前、後側面に、それぞれ、連結部103〜107が形成
されている。
【0031】図20に、図1〜図9を参照して説明した
本実施の形態の変形例に係る護岸等用カゴ枠108の構
成を示す。図20(a)に示すように、護岸等用カゴ枠
108の平面枠108aは、枠本体109の内部に縦桟
部材110と横桟部材111を斜交状態に架設すること
によって菱形状の開口112を形成している。このよう
に開口112を菱形形状にすることによって、矩形の空
間を形成する平面枠11、12(図1参照)よりさらに
装飾効果が増すことができる。なお、図20(b)は、
図20(a)によって構築された護岸等用カゴ枠108
によって低水護岸を形成した状態を示している。かかる
構成によって、その施工時には、その外観が美しく、ま
た施工数年後においては、鋳鉄のもつ金属自然色の風情
が自然環境にマッチし、また鋳鉄からの鉄イオンの発
生、有効ミネラル水の生成により、水質環境を良好にで
きると共に、枠体内に充填した砕石等の充填密度、すな
わち空隙の存在、及び開口112の存在により、良好な
魚の生息環境を形成できる。また、上面は、緑化工事を
施工できる。
【0032】図21は、上記した護岸等用カゴ枠10の
底部に漁礁120を形成した場合を示す。即ち、護岸等
用カゴ枠10の底部には、複数の漁礁形成ブロック12
1が配設されており、これらの漁礁形成ブロック121
も、平面枠11、12等と同様に鋳鉄からなる。図21
〜図23に示すように、漁礁形成ブロック121は、長
矩形板からなる底板122と天板123の中央部同士
を、所定の高さを有すると共に長手方向に伸延する長尺
連結板124によって連結することによって構成されて
いる。さらに、長尺連結板124には、長手方向に間隔
を開けて連絡孔125が形成されている。
【0033】従って、図21に示すように、漁礁形成ブ
ロック121を護岸等用カゴ枠10の底部に並設した
際、長尺連結板124間に魚等が通る縦長遊水路126
を形成することができ、かつ、縦長遊水路126同士
を、縦長遊水路126の軸線と直交する方向に開口する
連絡孔125を通して相互に連通することができる。従
って、水が漁礁120の深部まで十分に行き渡り、鋳鉄
からなる漁礁形成ブロック121の表面にバクテリアや
藻の繁殖を促し、かつ、魚等を自由に回遊させることが
できる。
【0034】図24に、図1〜図9を参照して説明した
本実施の形態の変形例に係る護岸等用カゴ枠の構成を示
す。図示するように、平面枠130は、その本体枠13
1の両側面にそれぞれ雄、雌連結部132、133を一
体的に連結した鋳鉄からなる。かかる構成によって、く
さび片等の連結片を用いることなく、各平面枠130の
雄、雌連結部132、133を、隣接する平面枠130
の雌、雄連結部133、132と速やかに嵌合連結する
ことによって中空枠体を容易に形成することができる。
なお、連結を容易かつ確実に行うため、雄、雌連結部1
32、133の断面形状は正方形等の矩形断面とするの
が好ましい。
【0035】以上、本発明を一実施の形態及びその変形
例を参照して説明してきたが、本発明は、上述した実施
の形態や変形例に限定されるものでなく、その主旨を逸
脱しない範囲内で種々変更実施することができる。因み
に、上記において複数の平面枠を連結することによって
構成される中空枠体の底体(底枠)と蓋体(天井枠)に
ついては、何も説明していないが、側壁面を形成する平
面枠(側面枠)と同じく複数の開口を有する底体、蓋体
の一方、あるいは両方を設けて用いてもよいことは勿論
である。そして、該底体、蓋体も、平面枠と同じく、鋳
鉄製のものを用いる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の護岸等用カゴ枠においては、平面枠を鋳鉄から
形成したので、護岸等用カゴ枠の強度を著しく高めるこ
とができ、砕石や石等を充填する際や洪水等のように大
きな水勢を受けた場合にあっても変形することがなく、
砕石や石が外部に流出するのを確実に防止することがで
きる。また、平面枠の連結部同士を連結片を用いて連結
するようにしたので、平面枠を単に差し込む等によって
容易に中空枠体を組立・形成することができると共に、
緊締状態に連結することができるので、中空枠体は十分
な組立強度を確保することができる。
【0037】各平面枠は鋳鉄からなるので、連結片と協
働して連結強度を高めることができる最適の形状を有す
る連結部を、枠本体と容易に一体的に形成することがで
き、この面からも平面枠同士の連結強度を高めることが
できる。各平面枠は鋳鉄からなるので、護岸等に設置し
た際、鋳鉄中の鉄分や石灰質・マグネシウム等が水中に
溶け出し、炭酸ガスと光と水とで増殖する植物プランク
トンの増殖を助け、これに伴い魚介類、藻類の育成を活
発にする。また、水中に鉄分が含まれるようになり、光
合成色素の生合成や細胞呼吸を円滑に行なわせることが
できる。即ち、植物や魚を含めて多様な生物が棲息する
のに最適な環境である、いわゆるビオトープを容易に創
り出すことができる。さらに、砕石等間に形成される隙
間は魚の住処、あるいは隠れ場所、非難場所として利用
することができ、漁礁としても有効に用いられる。
【0038】各平面枠は鋳鉄からなるので、炭素と他の
含有成分が反応して防食皮膜を形成して耐候性となって
おり、水中においても十分な耐腐食性を有し、長年にわ
たって使用することができる。各平面枠は鋳鉄からなる
ので、同一形状の平面枠を単一の鋳型を用いて量産する
ことができ、平面枠の単価を低減できる。そして、記載
の護岸等用カゴ枠においては、連結部に連結片を容易か
つ確実に嵌合できる形状とすることによって、平面枠
を、直線状、直角状、T字状、又は、十字状に容易に連
結することができ、また、垂直方向にも容易に連結する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る護岸等用カゴ枠の
斜視図である。
【図2】同護岸等用カゴ枠の平面枠の斜視図である。
【図3】同護岸等用カゴ枠の平面枠の正面図である。
【図4】同護岸等用カゴ枠の平面枠の平面図である。
【図5】同護岸等用カゴ枠の平面枠同士の連結部の平面
図である。
【図6】同連結部に用いるくさび片の斜視図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る護岸等用カゴ枠の
平面枠同士の連結部の平面図である。
【図8】同連結部に用いるくさび片の斜視図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係る護岸等用カゴ枠の
平面枠同士の連結部の平面図である。
【図10】本発明の一実施の形態の変形例に係る護岸等
用カゴ枠の斜視図である。
【図11】同護岸等用カゴ枠の平面枠同士の連結部の平
面図である。
【図12】同連結部に用いるくさび片の斜視図である。
【図13】同連結部に用いるくさび片の斜視図である。
【図14】同連結部に用いるくさび片の斜視図である。
【図15】同連結部に用いるくさび片の斜視図である。
【図16】本発明の一実施の形態の変形例に係る護岸等
用カゴ枠の平面枠同士の連結部の斜視図である。
【図17】同護岸等用カゴ枠の平面枠同士の連結部の斜
視図である。
【図18】本発明の一実施の形態の他の変形例に係る護
岸等用カゴ枠の斜視図である。
【図19】同正面図である。
【図20】本発明の一実施の形態の他の変形例に係る護
岸等用カゴ枠の説明図である。
【図21】底部に漁礁を形成した本発明の一実施の形態
に係る護岸等用カゴ枠の斜視図である。
【図22】漁礁形成ブロックの斜視図である。
【図23】漁礁形成ブロックの側面図である。
【図24】本発明の一実施の形態の他の変形例に係る護
岸等用カゴ枠の説明図である。
【符号の説明】
10:護岸等用カゴ枠、11:平面枠、12:平面枠、
13:砕石等充填空間、14:開口、15:開口、1
6:枠本体、17:縦桟部材、18:横桟部材、19:
枠本体、20:縦桟部材、21:横桟部材、22:連結
部、23:連結部、24:連結部、25:連結部、2
6:連結部、27:連結部、28:尖状当接面、29:
中央伸延部、30:左伸延部、31:右伸延部、32:
くさび片挿入空間、33:くさび片挿入空間、34:段
部形成板、35:段部形成板、36:くさび片(連結
片)、39:爪部、40:爪部、41:鉤状係止部、4
2:鉤状係止部、43:落下防止蓋、44:くさび片
(連結片)、45:くさび片(連結片)、46:くさび
片(連結片)、47:爪部、48:爪部、49:平板状
係止部、50:落下防止蓋、51:くさび片(連結
片)、52:くさび片(連結片)、53:護岸等用カゴ
枠、54:傾斜面、55:傾斜面、56:平面枠、5
7:平面枠、58:くさび片(連結片)、59:くさび
片(連結片)、60:連結部、61:爪部、62:爪
部、63:湾曲係止部、63a:落下防止蓋、64:く
さび片(連結片)、65:くさび片(連結片)、67:
爪部、68:爪部、69:鉤状係止部、70:鉤状係止
部、71:L字状係止片、72:L字状係止片、73:
ピン、74:ピン、75:ロックピン挿入孔、76:ロ
ックピン挿入孔、77:ロックプレート、78:ロック
ピン、79:ロックピン、80:爪部、81:爪部、8
2:湾曲係止部、83:落下防止蓋、84:矩形枠、8
5:矩形枠、86:チャンネル部材、87:上フランジ
部、88:下フランジ部、89:くさび片嵌入孔、9
0:くさび片嵌入孔、91:くさび片(連結片)、91
a:落下防止片、92:平面枠、92a:枠本体、9
3:平面枠、93a:枠本体、94:下部水平部、9
5:垂直部、96:U字状支持具、96a:押え板、9
7:嵌入孔、98:小径部、99:頭部、100:U字
状抜け止めピン、101:護岸等用カゴ枠、102:平
面枠、103:連結部、104:連結部、105:連結
部、106:連結部、107:連結部、108:護岸等
用カゴ枠、108a:平面枠、109:枠本体、11
0:縦桟部材、111:横桟部材、112:開口、12
0:漁礁、121:漁礁形成ブロック、122:底板、
123:天板、124:長尺連結板、125:連絡孔、
126:縦長遊水路、130:平面枠、131:本体
枠、132:雄連結部、133:雌連結部
フロントページの続き (73)特許権者 599072910 サンヨウマップス株式会社 山口県防府市迫戸町15番67号 (72)発明者 松村 憲明 山口県防府市大字浜方385−2 株式会 社松鋳内 (72)発明者 松村 享明 山口県防府市大字浜方385−2 株式会 社松鋳内 (72)発明者 山崎 隆弘 山口県防府市大字浜方385−2 株式会 社松鋳内 (72)発明者 立場 康晴 山口県防府市大字浜方385−2 株式会 社松鋳内 (72)発明者 原 信幸 福岡県北九州市八幡東区高見2丁目3− 3 株式会社ニッテツビジネスプロモー ト北九州内 (72)発明者 山本 文博 福岡県北九州市八幡東区高見2丁目3− 3 株式会社ニッテツビジネスプロモー ト北九州内 (72)発明者 尾崎 哲也 山口県防府市迫戸町15番67号 サンヨウ マップス株式会社内 (72)発明者 佐藤 英紀 山口県防府市迫戸町15番67号 サンヨウ マップス株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−147863(JP,A) 実開 平2−73421(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02B 3/08 A01K 61/00 311 E02D 17/20 103

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ複数の開口を有する複数の平面
    枠を連結することによって中空枠体を形成し、該中空枠
    体の内部に砕石や石等を充填する砕石等充填空間が形成
    される護岸等用カゴ枠において、 前記各平面枠を、それぞれ枠本体に連結部を一体的に鋳
    造した鋳鉄から形成すると共に、前記連結部同士を連結
    片を用いて連結することによって前記中空枠体を形成
    し、更に、前記連結部は、中央振り分けで所定の角度を
    設けた尖状当接面を有する中央伸延部と、該中央伸延部
    の両側に平行間隔を開けて配設され、先部の外面に傾斜
    当接面を有すると共に基部が前記中央伸延部の基部に一
    体的に連設される左、右伸延部と、前記中央伸延部の両
    側面に取付けられ、前記左、右伸延部と協働して鉤状の
    連結片挿入空間を形成する一対の段部形成板とを具備す
    ることを特徴とする護岸等用カゴ枠。
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