JP3048649B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP3048649B2
JP3048649B2 JP2410606A JP41060690A JP3048649B2 JP 3048649 B2 JP3048649 B2 JP 3048649B2 JP 2410606 A JP2410606 A JP 2410606A JP 41060690 A JP41060690 A JP 41060690A JP 3048649 B2 JP3048649 B2 JP 3048649B2
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、販売指令により商品が
商品収納部より送出され、この商品収納部には下部に配
した冷凍装置より冷気が送りこまれている構成の自動販
売機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に自動販売機の構造は、実開
昭56−60091号公報に示すように、商品収納室の
底部に圧縮機、凝縮器等の冷却ユニットや蒸発器を配設
した冷却室が設けられ、冷却室と商品収納室とは冷気の
吐出口と吸込口とで連通し、両室の間を冷気が循環する
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近、自動販
売機は大型化され、一台で多種の商品の販売を行い、販
売効率を上げるようになって来ている。
【0004】その一方で、自動販売機の大型化は、その
重量、大きさが増し、製造、組立、その運搬等を困難と
する問題も生じる。また、商品収納部容積の拡大に伴
い、それに応じて十分な冷却能率を維持できる冷気循環
路の形成も必要となる。
【0005】本発明は、上記点に鑑み成されたもので、
商品収納部とその送出装置等のある上部本体と、冷却室
を有している下部本体とに分離して、両本体を結合する
と相互に連通する冷気流路が確立され、また、この冷気
流路を利用して電気回路の接続配線が容易となるように
図る自動販売機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品収納室及
び商品送出装置等を設けた上部本体と、圧縮機、凝縮器
等の冷却ユニット及び蒸発器の配されている冷却室とを
設けた下部本体とを備え、上部本体の底面と下部本体の
上面にそれぞれ通風口を設け、両本体の上下結合により
自動販売機本体を構成すると共に、その結合時一致する
前記両通風口により冷却室と商品収納室とを連通する冷
気連通口が形成され、かつこの冷気連通口を冷却室に戻
る冷気帰還路と蒸発器との熱交換後の冷気が吐出する冷
気吐出路とに仕切るように冷気連通口中に介在する冷気
吐出用のダクト部を備えたものである。
【0007】また、上記自動販売機において、下部本体
内に導かれた電源側の配線部と、上部本体内の商品送出
装置等、駆動装置側より延びている配線部との接続を前
記冷気連通口を通して結合配線されるようにしたもので
ある。
【0008】
【作用】上部本体と下部本体を結合すると、双方の通風
口が連通して、冷却室よりの冷気が商品収納室へと入り
込むように冷気連通口が形成される。しかも、この冷気
連通口中に冷気吐出用のダクト部が介在して、完全に仕
切った冷気帰還路と冷気吐出路とが本体の結合と同時に
形成される。また、この冷気連通口を利用してその中を
通して電源側と商品送出装置等、上部本体側の駆動装置
を作動させる電気回路の配線接続を行い、配線処理を簡
便化している。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は本発明自動販売機の全体斜視図を示
し、1は自動販売機の本体にして、この本体1は販売商
品を多数収納している商品収納コラム、および商品送出
装置等、販売作動関連装置を収設している上部本体1a
と、圧縮機、凝縮器、蒸発機等の冷凍装置を収設してい
る下部本体1b(図3,4等参照)とより成っている。
そして、この上下部本体1a,1bは上下に分離、結合
自在となっている。また、結合時に、上部本体1aの底
面に設けた通風口と、下部本体1bの上面に設けた通風
口とが合致し、冷気通風口が形成され、下部本体1bの
冷却室からの冷気が上部本体1a内の商品収納空間へ供
給循環可能となって、販売商品の保冷が行われる。上部
本体1aの左右の側面2,2には、電照看板扉4,5が
その縦方向の一側縁をヒンジ6,7にて図2に示すよう
に開閉自在に枢着されている。電照看板扉4,5は共に
同等構成となっており、詳細は後述するが、例えば電照
看板扉4を代表して説明すると、その内部には蛍光灯が
収納され、そして前面に設置されている透明アクリル板
等より成る看板4Aには、広告が施され、それが蛍光灯
で照らし出されるようになっている。
【0011】また、図2に示すように、電照看板扉4の
非枢支側には、電照看板扉4を閉扉した時、上部本体1
a側に設けられている本体側フック9と引っ掛かる扉側
フック10が設けられており、両フック9,10の掛止
により電照看板扉4は閉止状態に保持される。そして、
前記扉側フック10において、後述する前面扉を開いた
後で外部に突出している押圧操作部11を押すことで、
扉側フック10は本体側フック9より外れるように撓
み、電照看板扉4の開放を成せるようにしている。
【0012】12は前記電照看板扉4,5の前縁部4
a,5aを含んで、上部本体1aの前面を覆うように開
閉自在とされた前面扉で、扉ヒンジ13にてその左側縁
を枢支され図2に示すように前方へ回動開閉される。ま
た扉ヒンジは上部の前記扉ヒンジ13と対となるように
図示しないが下方にも設けられている。そして、この前
面扉12の前面部分も透明アクリル板で覆われ、そこに
は硬貨投入口14、紙幣投入口15、投入金額表示部1
6をはじめ、販売口17が設けられると共に、商品選択
釦18…、そして販売商品の商品サンプル19…の展示
部20が設けられている。商品選択釦18…と商品サン
プル19…とは対応一致させることが、顧客へのサービ
ス面から望ましい。また、21は前面扉12の閉止、お
よびその解除をなすドアラッチである。
【0013】そして、この前面扉12もその表面の透明
アクリル板等からなる看板面12aにはその裏面に印刷
にて広告が施され、内部に収納した蛍光灯にてその広告
が照らし出されるようになっている。なお、看板面12
aはその両側をR状に湾曲させて、デザイン的効果を出
している。一方、下部本体1bの左右側面にも、前記電
照看板扉4,5と同等の電照看板扉22(一方は図示せ
ず)が開閉自在に枢着されていると共に、下部本体1b
の前面にも、この左右の電照看板扉22の前端部分を含
める形で覆う下部前面扉23が開閉自在に装着されてい
る。なお、24…は上部本体1aを下部本体1bと結合
するときに、上部本体1aを吊り下げて行うために設け
た吊り下げ用ボルトである。また、25…は本体1の底
台26に設けた高さ調整自在の設置脚である。更に27
はドアラッチ受け金具である。
【0014】次に図3と図4に基づき、本発明の特徴を
説明する。30は断熱壁28にて形成した庫内31内に
設けられた商品収納室を示し、この中には複数の商品収
納コラムが配設されていると共に、各コラム毎に商品送
出装置32や商品売切装置が設けられている。また、商
品収納部の空気温度を検知して、圧縮機等をON−OF
Fするサーモスタット等の制御装置も設けられるなど、
種々の駆動装置が収容されている。上部本体1aの底面
には、通風口33が形成されている。なお、29は上部
本体1aの底台部を示し、これより上方が下部本体1b
と分離される。34は庫内31の下方部に配されて、上
部本体1a側に冷気吐出ダクト35と冷気吸込ダクト3
6を形成するダクト形成部材にして、その底部より垂設
しているダクト部37は、前記通風口33内に臨み、後
述する下部本体1b側のダクト部とつなぎ合って、連通
口38内に冷気吐出路と冷気帰還路とを仕切形成する。
41は冷気吐出口で、冷気は矢印に示すように商品収納
室30内およびその外周を流れ、商品を冷却した後、冷
気吸込口42より吸い込まれて、下部本体1bの冷却室
43内へと導かれる。また、前記冷気吐出ダクト35に
おいて、冷気吐出口41より風上側の位置に冷気送風用
ファン44が設けられている。44Mはそのファンモー
タである。
【0015】一方、下部本体1bの内部は、圧縮機4
5、凝縮器46等の冷却ユニットを収納した部屋47
と、断熱壁48で囲まれ、内部に蒸発器49と冷気循環
用ファン50とを配設した冷却室43とより構成されて
いる。50Mはそのファンモータである。蒸発器49に
は凝縮器46より出る冷媒が冷媒配管52にて送られ、
蒸発後のガス冷媒が冷媒配管にて再び圧縮機45へと戻
り、冷媒回路が形成されている。
【0016】そして、この下部本体1bの上面にも通風
口53が形成されている。また、前記冷気循環用ファン
50は冷却室43内に独立して配設形成したダクト54
内に配置している。そして、このダクト54のダクト出
口部54aが上下部本体1a,1bの合体時に、前述の
上部本体1a側のダクト部37とつなぎ合う。両ダクト
の連結を確実にするために、例えば、ダクト出口部54
a側に受け口部55を設け、これにダクト部37が受け
入れられて嵌まり込み、双方を結合するようになってい
る。これによって、庫内31内を巡り温度的に上昇し
て、冷却室43に戻ってくる冷気の流路と、蒸発器49
と熱交換した後の十分冷えた冷気の流路とは完全に区画
されて、温度差のある両冷気が混じりあうことは無く、
冷却度を高められる。蒸発器49で熱交換後の冷気は冷
気循環用ファン50により送風されると共に、更に冷気
送風用ファン44による吸込力を加えられて、ダクト5
4および冷気吐出ダクト35を通って、庫内31内に吹
き出されて、販売商品を十分に、また効果的に冷却す
る。56は電源コードで、圧縮機45へ電力を供給する
ほか、前述の商品送出装置32等販売駆動装置の電源と
もなる。更に57は商品の送出シュートにして、送出シ
ュート57上を滑り落ちる商品は庫内31の前面開口を
塞ぐ内扉58に形成した商品送出口59より放出され
る。60は上端を枢支された販売扉である。また、6
1,61は内扉58と庫内31との間に介在するパッキ
ンである。
【0017】上部本体1aと下部本体1bの結合構造は
図5に示すとおりである。すなわち、下部本体1bの上
面において、その左右側縁よりフランジ62,62が前
後に一対突設されている。また、下部本体1bの上に載
る上部本体1aはその底面部周縁63が少し張り出して
いる。よって、この底面部周縁63がフランジ62,6
2と合わさり、下からボルト64,64…が4本通され
てねじ込まれ、堅固に結合固定される。なお、図示しな
いが、前方部分でも、ボルト締めが行われる。
【0018】次に図4に基づき本発明の第2の特徴であ
る電気系統の配線接続の仕方について説明する。
【0019】まず、下部本体1b内の圧縮機45および
ファンモータ50M等に対して、電源コード56とつな
がるよう電気配線されてそれらの駆動を可能とする。一
方、上部本体1a内の商品送出装置32及びファンモー
タ44M等を駆動可能に電源コード56と電気配線接続
されなければならない。その場合、例えば、上部本体1
a側の商品送出装置32へと至るコード部70と、電源
コード56とつながっている下部本体1b側のコード部
71とは、冷気連通口38を通してその接続が行われる
ようにする。72は両コード部70,71の接続コネク
タである。このように、上下本体1a,1bの合体時に
連通する通風口33,53による冷気連通口38を利用
して、ここに電気系統のコードを通すことで、別途電気
配線の通し部を形成する必要がなくなる。また電気配線
の接続作業が容易である。なお、図示していないが、フ
ァンモータ44Mへもコード部71より分岐配線する等
して接続される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上下に分離結合可能な上下部本体の結合時に、下部本体
内の冷却室と、上部本体の商品収納室とが連通する冷気
連通口が形成され、しかもこの冷気連通口を冷気帰還路
と冷気吐出路とに完全に仕切るように、ダクト部を介在
させた構成としたので、冷却効果の高い冷気循環路を形
成できる。そして、この冷気連通口を通して、電源部
と、上部本体内の商品送出装置との電気配線を行うよう
にしたので、配線路の設計が容易となると共に、接続作
業もし易くなる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明自動販売機の全体斜視図。
【図2】前面扉、および左右の電照看板扉の開閉状況を
示す自動販売機の平面図。
【図3】上部本体と下部本体を結合して冷気循環通路の
形成される状況を示す本発明自動販売機の縦断側面図。
【図4】同様に上下部本体の結合時に形成される冷気循
環通路を利用して電気回路の接続が行われる状況を示す
本発明自動販売機の縦断側面図。
【図5】上下部本体の結合要部を示す部分正面断面図。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品収納室及び商品送出装置等を設けた
    上部本体と、圧縮機、凝縮器等の冷却ユニット及び蒸発
    器の配されている冷却室とを設けた下部本体とを備え、
    上部本体の底面と下部本体の上面にそれぞれ通風口を設
    け、両本体の上下結合により自動販売機本体を構成する
    と共に、その結合時一致する前記両通風口により冷却室
    と商品収納室とを連通する冷気連通口が形成され、かつ
    この冷気連通口を冷却室に戻る冷気帰還路と蒸発器との
    熱交換後の冷気が吐出する冷気吐出路とに仕切るように
    冷気連通口中に介在する冷気吐出用のダクト部を備えて
    いることを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 下部本体内に導かれた電源側の配線部
    と、上部本体内の商品送出装置等、駆動装置側より延び
    ている配線部との接続を前記冷気連通口を通して結合配
    線したことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
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