JP3048621B2 - 外装体 - Google Patents

外装体

Info

Publication number
JP3048621B2
JP3048621B2 JP2295631A JP29563190A JP3048621B2 JP 3048621 B2 JP3048621 B2 JP 3048621B2 JP 2295631 A JP2295631 A JP 2295631A JP 29563190 A JP29563190 A JP 29563190A JP 3048621 B2 JP3048621 B2 JP 3048621B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding rod
housing
opening
sash
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2295631A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04169723A (ja
Inventor
保朋 阿久津
正雄 小関
健助 松本
達雄 倉上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2295631A priority Critical patent/JP3048621B2/ja
Publication of JPH04169723A publication Critical patent/JPH04169723A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3048621B2 publication Critical patent/JP3048621B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は開閉パネル機構をもつ外装体(例えば分離型
空気調和機の室内ユニット)に関するものである。
(ロ)従来の技術 近年、分離型空気調和機の室内ユニットに収納されて
いるエアフィルタの装着や取り外しが簡単に行なえるよ
うにするため、この室内ユニットの吸込グリルを筺体と
は別体に形成し、この吸込グリルを筺体に対し、開閉自
在に取り付けるようにしている。このような開閉自在の
吸込グリルを筺体に設けた室内ユニットとして、出願人
は実願平2−46365号を提案している。
この提案は、吸込グリルにはその後方へ突出して筺体
の取付穴に貫通される係合部材を形成し、この筺体壁の
裏側にはこの係合部材が係止される摺動杆を配置するよ
うにしたものである。
(ハ)発明が解決しようとする課題 このような構造の室内ユニットにおいて、例えば筺体
の裏面に沿って動かされる摺動杆の位置決め片を筺体と
一体に成形するためには、この筺体の成形時に位置決め
片の金型を引き抜くための抜き穴が筺体に必要となる。
ここで、摺動杆は、室内ユニットの幅寸法より多少小さ
めの幅寸法を有しているものの、上述の抜き穴は室内ユ
ニットの全幅に渡って多数形成されることとなる。この
ため吸込グリルを開放した時に、この抜き穴が多数露出
して見栄えが悪くなるおそれがあった。尚、抜き穴の数
を少なくして、すなわち、位置決め片の数を少なくする
ことも考えたが、この位置決め片の減少によって摺動杆
の保持並びに案内がスムーズに行なえなくなるおそれが
生じた。
本発明は筐体に取り付けられたパネル(吸込グリル)
を開放した時の、この外装体の見栄えを良くすると共
に、摺動杆をこの筐体壁の裏側に確実に保持並びに案内
させることを目的としたものである。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は、筐体壁の裏側
に摺動杆を配置し、この摺動杆の位置決め部材をこの筐
体と一体に多数形成し、この位置決め部材の形成によっ
て設けられた抜き穴を化粧サッシュでおおい、かつこの
化粧サッシュで摺動杆の操作部材を位置決めするように
したものである。
(ホ)作 用 化粧サッシュで位置決めされた操作部材の操作で筐体
壁の裏側の摺動杆が動かされ、開閉パネルの係合部材と
摺動杆との引っ掛かりが外れ、開閉パネルが筐体の開口
から開放される。
(ヘ)実施例 第1図、第2図において、1は分離型空気調和機の壁
掛型の室内側ユニットで、この外装体は合成樹脂製の筺
対2と、この筺体2の開口3とをおおう開閉パネル4と
から構成されている。この開閉パネル4はヒンジ(図示
せず)によって実線矢印のように動く。5は開閉パネル
4の裏側から後方へ突出した係合部材で、この開閉パネ
ル4を閉じると、この係合部材5の係合爪6がこの筺体
2の裏側の摺動杆7(第1図破線矢印)に係止される。
この係止状態については後述する。8は開閉パネル4に
設けた吸込グリルである。9は吹出口で、水平羽根10が
配置されている。11,12,50は、筺体の両側面から前面に
渡って形成された凹部、13は前面から右側面の凹部11,1
2に渡って嵌め込まれる第1の化粧サッシュ、14は前面
から左側面の凹部11,50に渡って嵌め込まれる第2の化
粧サッシュ、15は操作ボタン(操作部材)で両化粧サッ
シュ13,14で位置決めされる。
この操作ボタン15と両化粧サッシュ13,14との関係は
第3図に示すようになっている。16,17は操作ボタンの
両側に突出したフランジ片で、このフランジ片16,17に
はスリット18(左フランジ片16のスリットは隠れていて
見えない)が形成されている。19は第2の化粧サッシュ
14の右端に形成した案内リブで、第1の化粧サッシュ13
の左端にも同様な案内リブが形成されており操作ボタン
15のスリット18に案内リブ19が挿入され、このボタン15
が位置決めされる。20は両化粧サッシュ13,14に形成し
た取付用爪である。そして、第4図ないし第6図は第3
図のIV−IV,V−V,VI−VI部分の断面図で、21,22は前述
の摺動杆7の上片並びに下片に当てられる位置決め片
(位置決め部材)でこの位置決め片21,22によって摺動
杆7が保持されている。この位置決め片21,22は筺体2
と一体に成形されている。23はこの位置決め片21,22を
形成するための金型(図示せず)の抜き穴で、この筺体
2の凹部11,12,50において多数形成されている。尚、第
2図に示されるだけでも4個形成されている。第4図は
開閉パネル4が筺体2取り付けられる状態を示し、開閉
パネル4を実線矢印の方向へ押すと、この開閉パネル4
の係合部材5が取付穴24に貫通し、その係合爪6が摺動
杆7を下方へ移動させ、この係合爪6の斜面25が摺動杆
7の引掛部26の斜面27と面接触状態となる。そして、こ
の状態で開閉パネル4が保持される(保持の方法につい
ては後述する。) 第5図は操作ボタン15が筺体2に取り付けられている
状態を示し、28は凹部に形成した支持片、29はスプリン
グで、支持片28と操作ボタン15との間に介入されて、こ
の操作ボタン15を弾性保持するものである。そして、こ
の操作ボタン15を押すと、この操作ボタン15の後方へ突
出した突出片30の斜面31が摺動杆7を上方へ押し上げ
る。
第6図は第1の化粧サッシュ13が凹部11に取り付けら
れた状態を示し、32は凹部11の上下片に形成された段差
部で、この段差部32に化粧サッシュ13の係合爪33が係止
される。ここで、この段差部32の位置を摺動杆7よりも
比較的前方に形成したので、この係合片33の先端が摺動
杆7に当たらないようにしている。これは、係合爪33に
よって摺動杆7の動きが規制されないようにするためで
ある。
この第4図ないし第6図で示すように、摺動杆7を案
内保持するための位置決め片21,22は多数形成されてい
るため、これにともなって抜き穴23も多数形成される
が、これらの抜き穴23はいずれも両化粧サッシュ13,14
でおおわれる。従って、開閉パネル4の開閉にかかわら
ず、この抜き穴23は隠されるので見栄えが悪くなるおそ
れはない。
又、このように位置決め片21,22を多数設けることが
できるので横長の摺動杆7を確実に保持並びに案内する
ことができ、この摺動杆7の動きをスムーズに行なって
開閉パネル4の動作を確実に行なわせることができる。
第7図は第1の化粧サッシュ13のコーナ部の取付状態
を示したもので、この化粧サッシュ13の裏側にはリブ34
が形成されており、且つこの化粧サッシュ13の係合爪35
が筺体2の内壁36より内側へ突出しないようにしてい
る。
第8図ないし第11図は摺動杆の動きを示したもので、
36は筺体2のU字部37に一端が固定されたバネで、この
バネ36の他端38は摺動杆7に固定されている。従って、
この摺動杆7には第8図の左方向への付勢力が常に加わ
っている。39はこの摺動杆7の下辺に形成されたストッ
パ、40はこのストッパ39の係止片で筺体2に形成されて
いる。このような状態の摺動杆7において、開閉パネル
4を閉じると、この開閉パネル4の係合部材5が取付穴
24に貫通し、その係合爪6の斜面41が摺動杆7の係合穴
42の一方の斜面に当たって、この斜面43を押すので、こ
れによって摺動杆7が第8図の右方向(一点鎖線矢印方
向)に動き、係合部材5の係合片6が係合穴42に引っ掛
かり、開閉パネル4が閉止状態に保持される。このと
き、摺動杆7のストッパ39が係止片40を乗り越えて第11
図に示すよう係止片40にストッパ39が係止され、この摺
動杆7の動きが停止する。
このような状態(第10図、第11図に示す状態)におい
て、摺動杆7が第5図に示す方法によって上方に押され
ると第11図の実線矢印で示すように係止片40からストッ
パ39が外れて摺動杆7は第10図の左方向に移動し、これ
によって開閉パネル4がこの図の下方へ動き、摺動杆7
は第8図に示す状態に戻る。
(ト)発明の効果 以上述べたように、本発明は、筺体の裏側に摺動杆を
配置し、この摺動杆の位置決め部材をこの筐体と一体に
形成し、この位置決め部材の成形に必要な抜き穴は化粧
サッシュでおおうようにしたので、位置決め部材を多数
設けて、摺動杆の支持と摺動ガイドを確実にすることが
できる。このようにして筐体の裏側に位置決め部材を多
数設けて摺動杆の動きをスムーズに行なわせることがで
き、開閉パネルの開閉が確実に行なえる。又、化粧サッ
シュによって抜き穴がおおわれるので見栄えが悪くなる
おそれはない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は分離型空
気調和機の室内側熱交換ユニットの斜視図、第2図は同
ユニットの要部斜視図、第3図はこのユニットに取り付
けられる化粧サッシュと操作部材との関係を示す斜視
図、第4図は第3図のIV−IV部分に相当する筺体の断面
図、第5図は第3図のV−V部分に相当する筺体の断面
図、第6図は第3図のVI−VI部分に相当する筺体の断面
図、第7図は化粧サッシュのコーナ部の断面図、第8図
は開閉パネルが取り付けられる状態を示す筺体の断面
図、第9図は摺動杆の正面図、第10図は開閉パネルの取
り付け状態を示す要部断面図、第11図は摺動杆の要部拡
大図である。 1……外装体(室内側熱交換ユニット)、2……筺体、
3……開口、4……開閉パネル、5……係合部材、13,1
4……化粧サッシュ、15……操作部材(操作ボタン)、2
1,22……位置決め部、23……抜き穴、24……取付穴。
フロントページの続き (72)発明者 倉上 達雄 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−70122(JP,U) 実開 昭54−154644(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口が設けられた筐体と、この筐体に取り
    付けられて前記開口をおおう開閉パネルとから構成され
    た外装体において、この開閉パネルには筐体側へ突出し
    て前記筐体の取付穴に挿通される係合部材を形成し、前
    記開閉パネルが取り付けられた側の筐体壁の裏側には前
    記係合部材が係止される摺動杆および摺動杆の摺動位置
    決め部材を配置すると共に、この壁面には摺動杆の摺動
    位置決め部材および位置決め部材成形のための抜き穴並
    びに摺動杆による係合部材との係止を解除する操作部材
    用の抜き穴を摺動杆に沿って壁面と一体に形成し、か
    つ、操作部材および位置決め部材の抜き穴の前面にはこ
    の抜き穴をおおう化粧サッシュと、この化粧サッシュで
    ガイドされた操作部材とを備えていることを特徴とする
    外装体。
JP2295631A 1990-10-31 1990-10-31 外装体 Expired - Fee Related JP3048621B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2295631A JP3048621B2 (ja) 1990-10-31 1990-10-31 外装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2295631A JP3048621B2 (ja) 1990-10-31 1990-10-31 外装体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04169723A JPH04169723A (ja) 1992-06-17
JP3048621B2 true JP3048621B2 (ja) 2000-06-05

Family

ID=17823147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2295631A Expired - Fee Related JP3048621B2 (ja) 1990-10-31 1990-10-31 外装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3048621B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100451461C (zh) * 2003-07-16 2009-01-14 松下电器产业株式会社 空调机

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5341860A (en) * 1993-08-11 1994-08-30 Klein Robert I Cover seal unit, for an air conditioner having a peripheral frame
JP2006112701A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の室内ユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100451461C (zh) * 2003-07-16 2009-01-14 松下电器产业株式会社 空调机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04169723A (ja) 1992-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5884434A (en) Door handle to latch rod connection
JPS6221107B2 (ja)
KR980008093A (ko) 슬라이드 파스너용 자동 로킹 슬라이더
US6009932A (en) Push to exit, pull to enter latch assembly for screen door
JP3048621B2 (ja) 外装体
JPS6312007B2 (ja)
JP3155306B2 (ja) サンルーフ
JPS631854Y2 (ja)
JP3540846B2 (ja) ドアガードにおける扉の開放状態保持装置
JP2776970B2 (ja) 冷蔵庫
JP3500610B2 (ja) 締り金具
JPS589148Y2 (ja) 空気調和機のグリル固定装置
JPS6324768Y2 (ja)
JP2560791Y2 (ja) サンルーフのサンシェード取付装置
JPH0646132B2 (ja) 冷蔵庫の扉体
JPH0731581Y2 (ja) スライドドア装置
JPH099462A (ja) ホルダーのロック機構
JPS6118706Y2 (ja)
JPS6347566Y2 (ja)
JPH0765439B2 (ja) ドアの換気装置
JPH0119256Y2 (ja)
KR0115291Y1 (ko) Vcr의 전면패널 도어구조
JP3156147B2 (ja) 耐震ドア
JPH0242877Y2 (ja)
JPH061479Y2 (ja) 車両用収納ボックスにおけるドアの取付け装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees