JP3047627B2 - 同期維持装置 - Google Patents

同期維持装置

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JP3047627B2
JP3047627B2 JP4183380A JP18338092A JP3047627B2 JP 3047627 B2 JP3047627 B2 JP 3047627B2 JP 4183380 A JP4183380 A JP 4183380A JP 18338092 A JP18338092 A JP 18338092A JP 3047627 B2 JP3047627 B2 JP 3047627B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル通信方式で
使用する通信装置の受信部において用いる同期維持装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信分野、特に陸上移動通信にお
いては、時分割多重ディジタル通信方式が採用され、受
信信号において毎フレーム決まった時刻にあるユニーク
ワードを検出することによって、時分割された信号群で
あるスロットの位置検出(同期検出)や同期維持を行な
う装置が知られている。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
同期維持装置の一例について説明する。図2は従来の同
期維持装置の構成を示すブロック図である。101は入
力される受信ベースバンド信号からユニークワードを検
出するユニークワード判定部であり、受信ベースバンド
信号とユニークワードとの相関を取り、相関結果が定め
られた範囲に入っているか否かを判定する。102はユ
ニークワードが1フレームのどの位置に存在しているか
を記憶している1フレームカウンタであり、受信データ
に同期したクロックをカウントする。103はユニーク
ワード判定部が誤った判定を行なった場合に同期維持を
行なうための同期保護用カウンタである。また、104
はユニークワード判定部101,1フレームカウンタ1
02,同期保護用カウンタ103の出力に基づいて、ユ
ニークワードの位置が過去の位置と同じであるかどうか
を判断し、同期維持を制御する同期制御部である。
【0004】次に、上記従来例の動作について説明す
る。まず、同期がとれ、1フレーム内の相対時間におい
てユニークワードの存在する時間が1フレームカウンタ
102によって既値であるとする。1フレームカウンタ
102は、受信データに同期したクロックをカウントし
ているため、次にユニークワードが存在する時刻が予想
できる。
【0005】ユニークワード判定部101は、受信ベー
スバンド信号とユニークワードとの相関を取り、相関結
果が定められた範囲に入っているか否かを判定し、同期
制御部104に出力する。同期制御部104は、1フレ
ームカウンタ102が予想したユニークワード存在時刻
とユニークワード判定部101が判定したユニークワー
ド存在時刻が一致しているかどうかを判断する。1フレ
ームカウンタ102が予想したユニークワード存在時刻
とユニークワード判定部101が判定したユニークワー
ド存在時刻とが一致した場合は、同期保護用カウンタ1
03のカウンタ値をクリアし、次のユニークワード存在
予想時刻を待つ。1フレームカウンタ102が予想した
ユニークワード存在時刻とユニークワード判定部101
が判定したユニークワード存在時刻とが一致しない場合
で、かつユニークワード判定部101が判定したユニー
クワード存在時刻が、1フレームカウンタ102が予想
したユニークワード存在時刻に対してある範囲内に存在
した場合は、同期保護用カウンタ103のカウンタ値を
クリアし、1フレームカウンタ102のユニークワード
存在位置を修正し、次のユニークワード存在予想時刻を
待つ。ユニークワード判定部101がユニークワード存
在を判定できなかった場合、またはユニークワード判定
部101が判定したユニークワード存在時刻がフレーム
カウンタ102が予想したユニークワード存在時刻との
差がある範囲に入っていない場合は、同期保護用カウン
タ103のカウント値をインクリメントし、次のユニー
クワード存在予想時刻を待つ。
【0006】また、同期制御部104は、同期保護用カ
ウンタ103のカウンタ値がある一定値以内にある場合
は、ユニークワード判定部101が誤判断したものと解
釈するとともに同期が維持されているものと判定し、あ
る一定値を越えた場合は、同期が外れているものと判断
する。このようにして、ユニークワードの存在時刻によ
って同期が維持される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の同期維持装置では、受信ベースバンド信号に同期し
たクロックを用いており、ビット単位の大きなずれに対
しては1フレーム時間を管理できていたが、同期したク
ロックを用いることができない場合は、1フレーム時間
を管理できなくなり、同期維持が正常に行なえないとい
う問題があった。特に時分割多重方式の場合は間欠受信
を行なうため、変調方式によってはクロック再生が困難
な場合がある。
【0008】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、受信ベースバンド信号に同期していない
クロックを用いても同期維持ができる優れた同期維持装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ユニークワードを含み1フレームを信号
形式の単位とする受信ベースバンド信号にオーバーサン
プルを施すサンプリング手段と、オーバーサンプリング
された受信ベースバンド信号とユニークワードとの相関
をとり、その相関結果から相関出力を生成するユニーク
ワード判定手段と、1フレーム時間を管理する時計手段
と、ユニークワード判定手段の相関出力と時計手段の出
力とから同期ずれを検出して同期を維持する同期制御手
段と、検出された同期ずれを平滑化して時計手段のずれ
を修正する時計管理手段と、誤った同期はずれの検出を
防止する同期保護手段とを備えたものである。
【0010】
【作用】本発明は、上記構成により、受信ベースバンド
信号を受信ベースバンド信号に同期していないクロック
を用いてオーバーサンプリングし、ユニークワードとの
相関を求め、受信ベースバンド信号とユニークワードと
の相関がとれる時間幅を広げることにより、受信信号に
同期していないクロックを用いた場合でも、受信ベース
バンド信号とユニークワードとの相関出力に基づいて同
期維持ができるという効果を有する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1は本発明の一実施例における同期維持
装置の構成を示すもので、1は入力される受信ベースバ
ンド信号に高速なオーバーサンプリングを施すオーバー
サンプリング部(サンプリング手段)であり、2はオー
バーサンプリング部1から得られる信号と、ユニークワ
ードとの相関をとり、この相関結果から相関出力を生成
するユニークワード判定部(ユニークワード判定手段)
であり、3は1フレーム時間を刻む1フレームカウンタ
(時計手段)であり、4はユニークワード判定部2と1
フレームカウンタ3の出力から同期がずれているか否か
を判断し、同期ずれ信号を生成する同期制御部(同期制
御手段)であり、5はユニークワード判定部2が誤った
判定を行なってもすぐに同期を破棄しないように保護す
る同期保護用カウンタ(同期保護手段)であり、6は同
期制御部4から出力された同期ずれ信号を平滑化し、そ
の結果を用いて1フレーム時間の調整と安定させるカウ
ンタ制御部(時間管理手段)である。
【0012】次に、上記実施例の動作について説明す
る。まず、オーバーサンプリング部1に入力された受信
ベースバンド信号aは、この信号の予想される最大のデ
ータ速度より速い固定クロックbによってオーバーサン
プリングされ、受信ベースバンド信号cが生成される。
このオーバーサンプリングは、サンプリング周波数のず
れによる受信データの欠落を防止するためになされる。
【0013】この受信ベースバンド信号cは、ユニーク
ワード判定部2においてユニークワードとの相関がとら
れ、この相関結果がある値に対し相関がとれている場合
は、ユニークワード判定部2の相関出力信号dをハイレ
ベルにし、ある値に対し相関がとれていない場合は、相
関出力信号dをローレベルにする。
【0014】相関出力信号dは、同期制御部4において
1フレームカウンタ3に記憶されている1フレーム前ま
での受信ベースバンド信号の推定ユニークワード存在時
刻(1フレーム内における相対時刻)信号eと比較さ
れ、1フレームカウンタ3のずれを測定する。このずれ
の測定は、推定ユニークワード存在時刻信号eがユニー
クワードの推定存在時刻を示した時刻を基準とし、この
基準の前後にある期間に相関出力信号dのハイレベル信
号が存在しているかどうかを判定する。存在している場
合は、相関出力信号dのハイレベル信号が推定ユニーク
ワード存在時刻信号eを基準に前か後ろかのどちらかの
方向にずれているかを判定し、同期が維持できていると
みなし、同期保護用カウンタ5のカウンタ値をクリア
し、ハイレベル信号の前後どちらの方向にずれているか
という情報を示す同期ずれ通知信号fをカウンタ制御部
6に出力する。ハイレベル信号がある範囲内に存在して
いない場合は、同期が維持できていない可能性があると
して、同期保護用カウンタ5のカウンタ値をインクリメ
ントし、ハイレベル信号の同期がずれていないという情
報を示す同期ずれ通知信号fをカウンタ制御部6に出力
する。
【0015】同期保護用カウンタ5は、同期制御部4か
らの制御信号gによって、カウンタ値をインクリメント
したり、クリアしたりし、カウンタ値がある値に達した
場合にのみ、同期はずれとする。カウンタ値をインクリ
メントすることによって、連続的に同期はずれを検出し
ない限り、同期はずれとしないことにより、誤った同期
はずれを検出しないようにしている。
【0016】カウンタ制御部6は、内部にカウンタを持
ち、同期制御部4から出力された同期ずれ通知信号fに
基づき、内部のカウンタ値をインクリメントまたはディ
クリメントすることによって、ユニークワードのずれを
平滑化し、その結果に基づいて1フレームカウンタ3を
受信ベースバンド信号のデータ速度より速いクロック単
位で調整し、同期ずれを修正する。1フレームカウンタ
3の調整に受信ベースバンド信号のデータ速度より速い
固定クロックを用いることと、制御信号fを直接用い
ず、平滑化した信号を用いることにより、1フレームカ
ウンタ3の誤調整を減らし、同期維持を安定化させるこ
とができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明は、ユニークワー
ドを含み1フレームを信号形式の単位とする受信ベース
バンド信号に予想される最大のデータ速度より速い固定
クロックでオーバーサンプルを施すサンプリング手段
と、オーバーサンプリングされた受信ベースバンド信号
とユニークワードとの相関をとり、その相関結果から相
関出力を生成するユニークワード判定手段と、1フレー
ム時間を管理する時計手段と、ユニークワード判定手段
の相関出力と時計手段の出力とから同期ずれを検出して
同期を維持する同期制御手段と、検出された同期ずれを
平滑化して時計手段のずれを修正する時計管理手段と、
誤った同期はずれの検出を防止する同期保護手段とを備
えているので、受信ベースバンド信号に同期しているク
ロックが得られない場合においても、ユニークワードの
存在時刻を推定し続けることができ、同期を維持し続け
ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における同期維持装置の構成
を示すブロック図
【図2】従来の同期維持装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 オーバーサンプリング部 2 ユニークワード判定部 3 1フレームカウンタ 4 同期制御部 5 同期保護カウンタ 6 カウンタ制御部 a 受信ベースバンド信号 b クロック c オーバーサンプリングされた受信ベースバンド信号 d 相関出力信号 e 推定ユニークワード存在時刻信号 f 同期ずれ通知信号 g 制御信号

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニークワードを含み1フレームを信号
    形式の単位とする受信ベースバンド信号に予想される最
    大のデータ速度より速い固定クロックでオーバーサンプ
    ルを施すサンプリング手段と、オーバーサンプリングさ
    れた前記受信ベースバンド信号とユニークワードとの相
    関をとり、その相関結果から相関出力を生成するユニー
    クワード判定手段と、1フレーム時間を管理する時計手
    段と、前記ユニークワード判定手段の相関出力と前記時
    計手段の出力とから同期ずれを検出して同期を維持する
    同期制御手段と、検出された同期ずれを平滑化して時計
    手段のずれを修正する時計管理手段と、誤った同期はず
    れの検出を防止する同期保護手段とを備えた同期維持装
    置。
  2. 【請求項2】 同期制御手段が、同期がずれているか否
    かを検出し、ずれている場合はそのずれの方向のみの情
    報を出力する請求項1記載の同期維持装置。
  3. 【請求項3】 時計管理手段が、時計手段のずれを受信
    ベースバンド信号のデータ速度より早いクロックで修正
    する請求項1記載の同期維持装置。
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