JP3047400B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP3047400B2
JP3047400B2 JP63189969A JP18996988A JP3047400B2 JP 3047400 B2 JP3047400 B2 JP 3047400B2 JP 63189969 A JP63189969 A JP 63189969A JP 18996988 A JP18996988 A JP 18996988A JP 3047400 B2 JP3047400 B2 JP 3047400B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は複数のファイルを備えたデータ処理装置に
関するものである。
[従来の技術] 一般にオフィスコンピュータ等のデータ処理装置にお
けるシステムには各ファイル毎にレコード構成の異なる
各種のファイルが備えられており、これらファイルに記
憶されたレコードデータを適宜選択して読み出し、各種
帳表出力、データ検索等に利用できるようにしている。
そして、これらシステムをユーザ(例えば上記データ処
理装置のシステムを導入した企業)の要望に応じて運用
できるようにするためには、その要望に対応したシステ
ム設計が必要であることは周知の通りである。
[発明が解決しようとする課題] 通常、このようなシステム設計は多大な時間と費用と
を費やすものであり、しかもシステム設計者(一般的に
はシステム・エンジニア)の能力によってシステム全体
の性能が左右されるという問題があった。例えば、ユー
ザの要望に従って所定の帳表を出力するための設計を行
なう場合、設計者は、まず上記帳表に必要な出力用レコ
ードを作成する必要がある。そしてこの出力用レコード
を作成するには、装置内のいくつのソースファイルが必
要であり、どのソースファイルのどのレコードを抽出
し、そのレコードのどのワードをキーワードとして分類
して帳表出力用のレコードを作成するのかを予め決める
作業を行ない、この後、これに従った処理プログラムを
設計する作業に移る必要があった。この作業において特
に複数のソースファイルを取り扱う場合、各ファイルの
レコード構成は異なるため、それも考慮に入れて処理プ
ログラムを設計することは非常に複雑で大変な作業であ
った。
この発明の課題は、集計レベルの異なる各種ファイル
を対象にして、必要とする出力キーワード、出力データ
ワードよりなるレコードを自動生成して、その生成され
たレコードを直ちに出力できるようにすることである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、少なくとも、所定のキーワードで区分され
るデータワードを含むレコードを複数記憶する第1ファ
イルと、上記キーワードよりも上位キーのキーワードで
区分され、上記データワードの内容をその上位キーで集
計したデータワードを含む集計レコードを複数記憶する
第2ファイルと、を記憶するファイル記憶手段と、出力
レコードの複数の出力キーワードと複数の出力データワ
ードを、上記第1ファイル内のレコードのキーワードと
データワード、及び上記第2ファイル内の集計レコード
のキーワードとデータワードとに対応づけたワード対応
テーブルを記憶するテーブル記憶手段と、上記ワード対
応テーブルの記憶内容に基づいて上記第1ファイル、第
2ファイルを特定し、その各ファイル内の各レコードの
記憶内容に基づいて、上記出力レコードの出力キーワー
ドと出力データワードとからなるレコードを生成するレ
コード生成手段と、上記レコード生成手段で生成された
各レコードを出力する出力制御手段と、を具備したこと
を特徴とする。
[実施例] 以下、一実施例について第1図乃至第6図を参照して
説明する。
第1図はデータ処理装置の全体システム構成図を示し
たものである。同図において11は入力装置で、伝票デー
タ等を入力するものであり、例えば各種指定データを予
め指定する為の指定キー、データを入力するテンキー及
びファンクションキー等を備えている。この入力装置11
には入力レコード処理装置12が接続され、この入力レコ
ード処理装置12は、入力装置11から入力されたデータを
入力レコードとして入力レコードメモリ13に格納する。
そして入力装置11において一連のデータ入力の終了(例
えば1伝票分のデータ入力の終了)が指示されると入力
レコード処理装置12はこれを判断し、ファイル処理装置
14に対して処理開始指令を与える。ファイル処理装置14
は上記処理開始指令により入力レコードメモリ13内に格
納される入力レコード(更新用レコード)を順次読み出
し、この入力レコードに基づいてファイルメモリ15内の
うちの予め指定されたファイルに対して更新を行なう。
このファイルメモリ15はレコード構造の夫々異なる複数
のファイル、例えばキーワードが“商品コード”で、デ
ータワードが“金額”と“個数”のレコード構造である
商品管理ファイルや、キーワードが“商品コード”及び
“取引先”で、データワードが“金額”と“個数”のレ
コード構造である商品性向管理ファイル等を備える。ま
たファイルメモリ15は出力レコード処理装置16に接続さ
れる。出力レコード処理装置16は入力装置11から与えら
れる出力指示により処理を開始し、出力レコード指定メ
モリ17に予め指定された出力レコード作成用の指定内容
に従ってファイルメモリ15内の対応ファイルにおけるレ
コードをソースレコードとして読み出し、指定内容に従
ったレコード構造の出力レコードを作成し、出力レコー
ドメモリ18に記憶させる。また出力レコード指定メモリ
17に指定された内容が更新レコード作成用の指定内容で
あった場合には、出力レコードメモリ18に記憶された各
出力レコードをソースレコードとして、上記指定内容に
従った更新用レコードを作成し、入力レコードメモリ13
に記憶させる。また、上記出力レコードメモリ18に記憶
された出力レコードは入力装置11からの出力指示により
処理を開始する出力処理装置19に読み出され、出力様式
指定メモリ20に予め指定された帳表の出力様式の指定内
容に従って帳表出力フォーマットに変換されて出力装置
21に出力される。出力装置21は出力処理装置19からの出
力フォーマットのデータに基づいて帳表を表示出力また
は印字出力する。
上記出力レコード指定メモリ17は出力レコード作成用
の指定内容を複数組記憶するものであり、読出対象ファ
イルのファイル名の指定、レコードの抽出条件の指定、
及び出力レコードのキーワード及びデータワードと上記
ファイルから抽出されたレコードのワードとの対応の指
定がなされている。そしてこの指定は、上記入力装置11
からの指定データにより行なわれる。
上記出力様式指定メモリ20は、出力レコード処理装置
16により処理された出力レコードを所定の出力様式のフ
ォーマットに変換するための指定データを記憶するもの
であり、この指定データの指定は上記入力装置11によっ
て行なわれる。
次にこの実施例の動作を説明する。
第2図は処理過程に基づくレコードの変化状態を説明
するための説明図であり、入力レコードメモリ13、ファ
イルメモリ15、出力レコードメモリ18の各内容と、出力
レコード指定メモリ17の指定データの内容を示してい
る。
入力レコードメモリ13には入力装置11から入力される
ワードデータが順次レコード区別コード「(」、ワード
区切コード「。」、キーワード区切コード「。」に区切
られて書込まれる。ここで1つの入力レコードとは「dF
1」あるいは「dF2」等のワードで示される“ファイル更
新内容及び対象ファイル名”を指示するワードと、「11
11」あるいは「1211」等のワードで示される“商品コー
ド”を示すワードと、「B社」あるいは「A社」等で示
される“取引先”を示すワードと、「m1」あるいは
「m2」等で示される“金額”を示すワードと「n1」ある
いは「n2」等で示される“個数”を示すワードとから構
成されており、各レコードはそのレコードに含まれるワ
ード数及びワード長が不定な可変長レコードである。ま
た、上記“ファイル更新内容”とは「追加」、「削
除」、「訂正」及び「集計」のいずれかであり、「追
加」は“a"というコードで、「削除」は“b"というコー
ドで、「訂正」は“c"というコードで、「集計」は“d"
というコードで示される。従って、例えば入力レコード
メモリ13内の1レコード目は「(dF1。1111.m1。n1」で
あるので、このレコードはデータワードが「m1」と
「n1」でキーワード(商品コード)が「1111」のレコー
ドによりファイルF1(商品管理ファイル)を「集計」更
新することを示している。また2レコード目は「(d
F2。1111。B社.m1。n1」であるので、このレコードは
データワードが「m1」と「n1」でキーワード(商品コー
ドと取引先)が「1111」と「B社」のレコードによりフ
ァイルF2(商品性向管理ファイル)を「集計」更新する
ことを示している。
このように入力レコードメモリ13に記憶された各レコ
ードは、ファイル処理装置14により読み出され、ファイ
ルメモリ15内の対象ファイルの更新を行なう。第2図に
示したファイルメモリ15内に示した2つのファイルは入
力レコードメモリ13に記憶された各レコードにより指定
される更新対象ファイルの内容を示したものである。即
ち、ファイルF1におけるレコード構造はキーワードが
“01"のワードNo.で示され、データワードが“11"及び
“12"のワードNo.で示される。ここで“01"のワードNo.
は“商品コード”を示し、“11"のワードNo.は“金額”
を示し、“12"のワードNo.は“個数”を示している。一
方、ファイルF2におけるレコード構造はキーワードが
“01"及び“02"のワードNo.で示され、データワードが
“11"及び“12"のワードNo.で示される。ここで“01"の
ワードNo.及び“02"のワードNo.は“商品コード”及び
“取引先”を示し、“11"のワードNo.及び“12"のワー
ドNo.は“金額”及び“個数”を示している。ところ
で、ファイルF1において「1*」をキーワードとするレ
コードは、入力されるファイルF1更新用の各レコードの
うち、キーワードである商品コードの1桁目が「1」で
共通するレコードのデータワードを集計したレコードで
あることを示したものであり、また「11*」をキーワー
ドとするレコードは、入力された各更新用レコードのう
ち、キーワードである商品コードの1桁目及び2桁目が
「11」(この場合、時計を示す)で共通するレコードの
データワードを集計したレコードであることを示してい
る。即ち(M1=M2+M3)、(N1=N2+N3)の関係にあ
る。同様に、ファイルF2において「1111」のみをキーワ
ードとするレコードは、入力されるファイルF2更新用の
各レコードのうち、第1番目のキーワードNo.“01"が
「1111」で共通するレコードのデータワードを集計した
レコードであることを示している。即ち(M2=M50+M51
+M52)、(N2=N50+N51+N52)の関係にある。
このように各ファイル毎にレコード構造が異なってい
る場合において、これら2つのファイルを使って第3図
に示すような帳表を作成するものとする。このような帳
表を作成する場合、出力レコード指定メモリ17には第2
図に示したような内容を指定する。
即ち、出力レコード指定メモリ17にはまず第1番目の
指定内容としてファイルF1内のデータをどのように読み
出すかを指定する。ここで設定内容の左側に示される
「A」、「*」、「01」、「02」、「11」及び「12」は
ファイル名、レコード条件、キーワードNo.及びデータ
ワードNo.の区分を示すもので、その各区分に対応して
右側にはファイル名“F1"を、第1キーワードNo.“01.
2"を、第2キーワードNo.“01"を、第1データワードN
o.“11"を、第2データワードNo.“12"を指定する。こ
の指定内容は次のような意味をもつ。即ち、レコードの
読出対象となるファイルはファイルF1であり、このとき
のレコード抽出条件はなし。そして上記ファイルF1にお
けるファイルレコードのキーワードNo.“01"の上位2桁
が出力レコードの第1キーワードNo.“01"に対応し、フ
ァイルF1におけるファイルレコードのキーワードNo.“0
1"の残り桁(下位2桁)が出力レコードの第1キーワー
ドNo.“02"に対応し、ファイルF1におけるファイルレコ
ードのデータワードNo.“11"と“12"とが出力レコード
の第1データワードNo.“11"と第2データワードNo.“1
2"とに対応することを示している。
同様に出力レコードメモリ17には第2番目の指定内容
としてファイルF2内のデータをどのように読み出すのか
を第2図に示すように指定する。即ち、レコードの読出
対象となるファイルはファイルF2であり、このときのレ
コード抽出条件はファイルF2におけるファイルレコード
の第2キーワードが“0"以外のレコード、即ち第2キー
ワードが指定されているレコードのみを抽出することを
示す。そして上記ファイルF2におけるファイルレコード
の第1キーワードNo.“01"の上位2桁が出力レコードの
第1キーワードNo.“01"に対応し、ファイルF2における
ファイルレコードの第1キーワードNo.“01"の下位2桁
が出力レコードの第2キーワードNo.“02"に対応し、フ
ァイルF2におけるファイルレコードの第2キーワードN
o.“02"が出力レコードの第3キーワードNo.“03"に対
応し、ファイルF2におけるファイルレコードのデータワ
ードNo.“11"と“12"とが出力レコードの第1データワ
ードNo.“11"と第2データワードNo.“12"とに対応する
ことを示している。
このように出力レコード指定メモリ17に指定された2
組の指定内容は出力レコード処理装置16により読出さ
れ、その指定内容に基づいて上記読出対象ファイル内の
レコードの抽出及び出力レコードの生成が行なわれる。
第4図はこの処理内容を示したフローチャートである。
即ち、出力レコード処理装置16は入力装置11から出力
指示が与えられると第4図に示すフローチャートに基づ
く処理を開始し、まずステップS1において出力レコード
指定メモリ17に出力レコード作成用の指定が成されてい
るか否かを判断する。今の場合、第1番目の指定として
ファイルF1に対する指定が成されているので、ステップ
S2に進み、読出し対象ファイル(今の場合ファイルF1
の指定を行なってそのファイル内の先頭レコードの読出
しを行なう(ステップS3)。次いでそのレコードが指定
されたレコード条件に一致するか否かをチェックするが
(ステップS4)、第1番目の指定内容にはレコード条件
が指定されていないため、一致するとみなされ、ステッ
プS5に進む。このステップS5において上記指定内容に基
づいた出力レコードの生成処理が行なわれる。ただし、
この生成処理過程において読出しレコードが出力レコー
ドの生成の対象となり得ないレコードであれば出力レコ
ードの生成処理は行なわれない。今の場合、ファイルF1
における最初の読出しレコードは「(1*.M。N」であ
り、このレコードのキーワードNo.“01"の上位2桁は存
在しない。当然キーワードNo.“01"の下位2桁も存在し
ない。従ってこの読出しレコードからは出力レコードの
第1キーワードNo.“01"及び第2キーワードNo.“02"の
特定ができず、出力レコードの生成はできない。従って
この場合は出力レコードの生成処理を行なわずに、ステ
ップS6に移る。ステップS6において、読出対象ファイル
内に未読出しのファイルレコードが存在するか否かが調
べられる。今の場合、2番目のレコードが存在するので
ステップS7に移り、このレコードの読出しが行なわれ、
ステップS4に戻り、上記と同様の処理が繰り返される。
ファイルF1における第2レコードは「(11*.M1。N1
であるので、ステップS5においては、出力レコードの第
1キーワードNo.“01"に対応するキーデータ「11」が存
在するため、出力レコードの生成が行なわれる。この場
合、出力レコードの第2キーワードNo.“02"及び第3キ
ーワードNo.“03"に対応するデータはなく、第1データ
ワードNo.“11"及び第2データワードNo.“12"に対応す
るデータ「M1」及び「N1」をデータワードとする出力レ
コードが作られ、作成されたこの出力レコードは出力レ
コードメモリ18に格納される。次いでステップS7におい
てファイルF1内の3番目のレコードが読み出される。3
番目のレコードは「(1111.M2。N2」であるので、ステ
ップS5においては出力レコードの第1キーワードNo.“0
1"及び第2キーワードNo.“02"に対応するキーデータ
「11」及び「11」が存在するため出力レコードの生成が
行なわれる。この場合、出力レコードの第3キーワード
No.“03"に対応するデータはなく、第1データワードN
o.“11"及び第2データワードNo.“12"に対応するデー
タ「M2」及び「N2」をデータワードとする出力レコード
が作られ、この出力レコードは出力レコードメモリ18に
格納される。以下同様にしてファイルF1内の各レコード
が順次読み出され、出力レコードに変換されて出力レコ
ードメモリ18に順次記憶される。そして対象ファイル内
における全てのレコードの読出しが終了するとステップ
S6に次いでステップS8に移り、出力レコード指定メモリ
17内に更新レコード作成用の指定内容が指定されている
か否かを判別する。この更新レコード作成用の指定内容
とは、出力レコードメモリ18に作成記憶された出力レコ
ードをソースレコードとして、前述した入力レコードメ
モリ13に記憶されたような更新用レコードに変換するた
めの指定内容であり、ファイルメモリ15内のどのファイ
ルをどのように更新するのかが指定されている。出力レ
コードメモリ17内にその指定があればステップS9に移っ
て更新レコードの作成処理を行なってその作成レコード
を入力レコードメモリ13内に格納するが、今の場合その
指定はないのでステップS1に戻り、出力レコード作成用
の他の指定があるか否かを判断する。今の場合、ファイ
ルF2に対する2番目の指定内容は存在するのでそのファ
イルF2を指定し、そのファイル内のレコードを順次読み
出してその指定内容に基づいた出力レコードの生成処理
を順次行なう。そしてファイルF2内の全レコードに対す
る読み出しが終了し、対応する出力レコードの生成処理
が終了すると、ステップS8からS1に戻り、出力レコード
指定メモリ17内に更に他の指定があるか否かを判断す
る。このようにして出力レコード指定メモリ17に指定さ
れたファイル別の各種指定内容は、その指定内容に基づ
いた処理が終了する毎に順次読み出され、連続的に処理
される。今の場合、出力レコード指定メモリ17内には第
3番目の指定は成されていないので、ステップS10に移
り、出力レコードメモリ18に順次記憶された出力レコー
ド(このメモリ18内には、ファイルF1内のレコードによ
り作成された出力レコードとファイルF2内のレコードに
より作成された出力レコードとが混在している)がキー
ワードの昇順にソートされ処理を終了する。第2図の出
力レコードメモリ18の内容は出力レコードがソートされ
た内容を示したものである。
このように出力レコードメモリ18に記憶されたキーワ
ード順の出力レコードは出力処理装置19により読み出さ
れ、出力様式指定メモリ20内の指定データに基づいて帳
表等を示す罫線フォームと共に出力装置21で表示もしく
は印字出力される。以下に、この帳表等の出力処理につ
いて説明する。
第5図は出力様式指定メモリ28内の指定データの一例
を示す図である。ここでレニットとは出力レコードをキ
ーワードの重み(キーワードのワード数)に応じて階層
的に分類した単位を示すもので、“レニット1"はレコー
ドキーが第1キーワードNo.“01"のみからなる出力レコ
ードを指し、“レニット2"はレコードキーが第1キーワ
ードNo.“01"及び第2キーワードNo.“02"からなる出力
レコードを指し、レニット3とは第1、第2及び第3キ
ーワードNo.“01"、“02"及び“03"の全キーワードNo.
からなる出力レコードを指す。そして各レニットの出力
レコードに対応して、出力ワードNo.及び罫線を指定す
る。罫線は、その始点を表示もしくは印字の1頁分の1
画面に対応するX、Y座標で示し、長さは始点からX方
向(右方向)及びY方向(下方向)の夫々の長さで示
し、線種は前記始点及び長さで決まる四辺に対応して、
上辺、下辺、左辺、右辺の夫々について指定する。線種
としては、「0」は印字せず、「1」は太線、「2」は
中太線、「3」は細線、「4」は点線、「5」は一点鎖
線、……等によって各辺を指定する。例えば線種(101
0)は、上辺を太線で、下辺は出力せず、左辺は太線
で、右辺は出力せず、の指定になる。第5図に示した指
定データの例について説明すると、レニット1の出力レ
コードの罫線は、出力レコードのワードNo.“01"のワー
ドデータの出力に対応して始点(X11、Y11)と長さ(l
11、m11)で決まる位置に上辺と左辺を太線で出力し、
同図(a)に示す状態の出力を指定する。更に、ワード
No.“11"のワードデータの出力に対応して始点(X12、Y
12)と長さ(l12、m12)で決まる位置に上辺を太線で、
左辺を細線で出力し、前記ワードNo.“01"の出力と合わ
せると同図(b)で示す状態の出力を指定する。以下同
様に各レニットの指定データに基づいて、同図(c)〜
(k)に示す出力状態が指定される。尚、罫線と共に出
力されるワードデータは出力様式指定メモリ20内の指定
されたワードNo.のワードデータが出力レコードメモリ1
8内の出力レコードから読み出されるが、読み出された
ワードデータの出力位置は各ワードの罫線の指定データ
に対応して指定されているものとする(図示省略)。特
に、ワードデータが文字の場合はその文字列の上位桁を
基準に、数字の場合はその数字列の下位桁を基準に出力
位置が指定されているものとする。
次に、第6図のフローチャートを参照して出力処理装
置19の処理動作を説明する。ステップC1において、出力
様式指定メモリ20で予め指定されている見出し部分(図
示省略)のワードデータ及び罫線を同図(a)のように
印字する。次に、ステップC2の処理では、出力レコード
メモリ18から先頭の出力レコードを読み出し、更にステ
ップC3で、この出力レコードのレニットと対応するレニ
ットの指定データを出力様式指定メモリ20から読み出し
て、この指定データの各ワードNo.で指定される前記出
力レコードのワードデータを、該各ワードNo.に対応す
る罫線とともに1レコード分作成して出力装置21へ出力
する。この場合の印字状態を第6図(b)に示す。同図
に示すように、第2図の出力レコードメモリ18内の先頭
のレコードのワードNo.“01"、“11"、“12"のワードデ
ータが罫線と共に印字される。以下出力レコードメモリ
18内の出力レコードが全て出力されるまで前記ステップ
C2、C3の処理が繰り返され、第6図(c)、(d)に示
すように印字される。ステップC4で、出力レコードが無
いことが検出されると、ステップC5で下線が、レニット
1の横罫線に対応する長さで、レニット1の線種に合わ
せて太線に印字させる。前記出力様式メモリ20内の罫線
の印字位置の指定において、各始点のY座標は先頭のレ
コードの出力位置を基準値として指定しておくだけでよ
く、以後は前記ステップC3の処理において、レコードが
1行分出力される毎に、前記基準値のY座標を1行のY
方向の長さ分だけ逐次更新するようにし、この更新した
値を各ワードのY座標とする。更に、次の頁に出力する
場合にはY座標を前記基準値に戻して以後1行印字する
毎に前記と同様にY座標を更新する。データの印字位置
の指定も全く同様に先頭のレコードの出力位置を基準値
として指定しておくだけでよい。
なお、上記実施例においては各レコードに含まれるワ
ードをワード区切コード「。」とキーワード区切コード
「.」とに分けて表現したが、ワード区切コードはただ
一種類だけ(例えば「。」だけ)でも良く、この場合は
各ファイルにおける1レコード中のキーワードが何個あ
るかを別途指定しておくか、あるいはキーワード数を各
ファイル全て共通に固定しておけば良い。
[発明の効果] 本発明によれば、所定の出力レコードのワード構成
に、各種実レコードを記憶したファイルのレコードのワ
ード構成を各種集計レベルの異なる各ファイル毎に対応
づけたワード対応テーブルを予め記憶させて用意してお
くことにより、上記出力レコードの出力キーワードとデ
ータワードによるレコードが必要な場合には、そのワー
ド対応テーブルの記憶内容に基づいて上記第1ファイ
ル、第2ファイルを直ちに特定して、その各ファイル内
の各レコードの実際の記憶内容に基づいて上記出力レコ
ードの出力キーワードと出力データワードとからなるレ
コードを自動的に生成するようにしたので、実際に各フ
ァイル内に記憶されている記憶内容に基づいた上記出力
レコードの出力キーワードとデータワードによるレコー
ドを直ちに出力することができる。
そして本願発明では、このようなワード対応テーブ
ル、即ち出力レコードのワード構成と集計レベルの異な
る各種ファイルのレコードのワード構成との対応付けを
持ったテーブルを採用したことにより、出力レコードの
出力キーワードと出力データワードからなるレコードと
しては、同一の出力キーワード、同一の出力データワー
ドでありながら、その集計レベルが異なるレコード(こ
れはそのレコードを生成する元となったレコードを記憶
した各ファイルの集計レベルがが異なることによるので
ある)を直ちに出力させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図はこの発明の一実施例を示したもの
で、第1図はデータ処理装置の全体システム構成図、第
2図は処理過程に基づくレコードの変化状態を説明する
ための説明図、第3図は出力帳表の一例を示す図、第4
図は出力レコードの生成処理を説明するフローチャー
ト、第5図は出力様式指定メモリ20内の指定内容を示す
図で、同図(a)乃至(k)は各指定データの出力形態
を示す図、第6図は出力処理装置19の出力処理動作を示
すフローチャートで、同図(a)乃至(d)は印字状態
を示す図である。 15……ファイルメモリ、16……出力レコード処理装置、
17……出力レコード指定メモリ、18……出力レコードメ
モリ、19……出力処理装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、所定のキーワードで区分され
    るデータワードを含むレコードを複数記憶する第1ファ
    イルと、上記キーワードよりも上位キーのキーワードで
    区分され、上記データワードの内容をその上位キーで集
    計したデータワードを含む集計レコードを複数記憶する
    第2ファイルと、を記憶するファイル記憶手段と、 出力レコードの複数の出力キーワードと複数の出力デー
    タワードを、上記第1ファイル内のレコードのキーワー
    ドとデータワード、及び上記第2ファイル内の集計レコ
    ードのキーワードとデータワードとに対応づけたワード
    対応テーブルを記憶するテーブル記憶手段と、 上記ワード対応テーブルの記憶内容に基づいて上記第1
    ファイル、第2ファイルを特定し、その各ファイル内の
    各レコードの記憶内容に基づいて、上記出力レコードの
    出力キーワードと出力データワードとからなるレコード
    を生成するレコード生成手段と、 上記レコード生成手段で生成された各レコードを出力す
    る出力制御手段と、 を具備したことを特徴とするデータ処理装置
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