JP3045156U - 床面構成材 - Google Patents

床面構成材

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JP3045156U
JP3045156U JP1997006533U JP653397U JP3045156U JP 3045156 U JP3045156 U JP 3045156U JP 1997006533 U JP1997006533 U JP 1997006533U JP 653397 U JP653397 U JP 653397U JP 3045156 U JP3045156 U JP 3045156U
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田 邦 男 横
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北野木材株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 健康的で自然感に富んだフロアを安価に施工
できる床面構成材を提供する。 【解決手段】 床面構成材10は、床面を形成するフロ
ア材12と、フロア材12と交差する方向に位置しフロ
ア材12を固定して床面を形成する帯材14とを含み、
帯材14は、フロア材12を固定する端縁16a,16
bに段差18が形成され、フロア材12は、帯材14に
固定される部位に段差22が形成されるとともに、段差
22が形成された端縁24a,24bに交差する端縁に
も段差26a,26bが形成され、フロアを形成したと
きに隣接するフロア材12の段差22が接合されるとと
もに、帯材14の段差18とフロア材12の段差22と
が接合され、フロア材12どおしおよび帯材14とフロ
ア材12とが接合固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、床面を構成する構成材に関し、特に、たとえば一般住宅の洋間の フロアを構成するに適する床面構成材に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般住宅のフローリングには、接着剤で木質系板材を積層接着したものが利用 されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
木質系板材を接着剤で積層接着したフローリング材では、接着剤の作用で居住 者に刺激臭を与えたりあるいは諸々の皮膚病等の原因となり、そのため居住者に は不快あるいは病気の原因となっており、木質系材料によって自然の感覚の居住 空間を形成したにも拘わらず、その所期の目的とする健康的な居住空間とはおよ そかけ離れた空間を形成している。 特に、安価なフローリング材を確保しようとすれば、薄い木質系板材を接着剤 で積層したものが適するが、本来的には天然の木材をそのまま利用した無垢板を フローリング材として用いるのがもっとも優れている。ところが、天然木をその まま利用した無垢板は、たとえば長さが倍になれば価格は4倍になるといったよ うに材料の品薄感等から極めて高価となり、安易にフローリング材として用いる ことができない。
【0004】 それゆえに、この考案は、健康的で自然感に富んだフロアを安価に施工できる 床面構成材を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の請求項1に記載の床面構成材は、床面を形成するフロア材と、フロ ア材と交差する方向に位置しフロア材を固定して床面を形成する帯材とを含み、 帯材は、フロア材を固定する端縁に段差が形成され、フロア材は、帯材に固定さ れる部位に段差が形成されるとともに、段差が形成された端縁に交差する端縁に も段差が形成され、フロアを形成したときに隣接するフロア材の段差が接合され るとともに、帯材の段差とフロア材の段差とが接合され、フロア材どおしおよび 帯材とフロア材とが接合固定される、床面構成材である。
【0006】 この考案の請求項2に記載の床面構成材は、帯材は、その長手端縁において下 部が長手方向に伸びた受け部を構成する段差が形成され、フロア材の端縁におい て上部が長手方向に伸びた係止部を構成するように形成された段差と帯材の段差 とが相欠きはぎ型接合を形成し、帯材に直交するようにフロア材が帯材の長手方 向に並列して固定された、請求項1に記載の床面構成材である。
【0007】 この考案の請求項3に記載の床面構成材は、フロア材は、一方の長手端縁にそ の一部が凹んだ段差が形成され、他方の長手端縁にその一部が突出した段差が形 成され、隣接したフロア材においてその一部が凹んだ段差とその一部が突出した 段差とにより本核はぎ型接合を形成し、本核はぎ型接合によってフロア材が並列 して固定された、請求項1または請求項2に記載の床面構成材である。
【0008】 この考案の請求項4に記載の床面構成材は、フロア材は、一方の長手端縁にそ の一部が凹んだ断面凹字型段差が形成され、他方の長手端縁にその一部が突出し た断面略凸字型段差が形成され、隣接したフロア材においてその一部が凹んだ段 差とその一部が突出した段差とにより本核はぎ型接合を形成し、本核はぎ型接合 によってフロア材が並列して固定された、請求項3に記載の床面構成材である。
【0009】 この考案の請求項5に記載の床面構成材は、帯材は、フロア材が固定される長 手端縁が平行に形成された長尺材からなる、請求項1ないし請求項4のいずれか に記載の床面構成材である。
【0010】 この考案の請求項6に記載の床面構成材は、フロア材は、フロアを形成したと き隣接するフロア材が接合される段差が形成された端縁が平行に形成された板か らなる、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の床面構成材である。
【0011】 この考案の請求項7に記載の床面構成材は、帯材とフロア材の裏面には、その 長手方向にそり防止用凹条が形成された、請求項1ないし請求項6のいずれかに 記載の床面構成材である。
【0012】 この考案の請求項8に記載の床面構成材は、帯材とフロア材とが接合される部 位が、支持材に固定されて床面を構成する、請求項1ないし請求項7のいずれか に記載の床面構成材である。
【0013】 この考案の請求項9に記載の床面構成材は、帯材および/またはフロア材は、 段差の凹み部分から根太に釘打ちして固定される、請求項1ないし請求項8のい ずれかに記載の床面構成材である。
【0014】 この考案の請求項10に記載の床面構成材は、フロア材は、フロアを形成した とき隣接するフロア材が接合される段差が形成された端縁の長さが1m以下の板 からなる、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の床面構成材である。
【0015】 この考案の請求項11に記載の床面構成材は、帯材は、フロア材が固定される 長手端縁の長さがフロア材と比して長尺の天然木の無垢板からなる、請求項1な いし請求項10のいずれかに記載の床面構成材である。
【0016】 この考案の請求項12に記載の床面構成材は、フロア材は、天然木の無垢板か らなる、請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の床面構成材である。
【0017】 この考案の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の考案の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0018】
【考案の実施の形態】
図1は、この考案にかかる床面構成材の一例を示す図解図である。 図2は、図1図示例の床面構成材を構成するフロア材の斜視図解図であり、図 3は、図2図示例の断面図解図である。 図4は、図1図示例の床面構成材を構成する帯材の斜視図解図である。 図5は、図2図示例のフロア材を隣接して接合した状態を示す斜視図解図であ る。 図6は、この考案にかかる床面構成材をもってフローリングした状態を示す図 解図である。
【0019】 床面構成材10は、床面を構成するフロア材12と前記フロア材12と直交す る方向に位置し、フロア材12を固定して床面を形成する帯材14とを含む。前 記帯材14は、スギ、ヒノキ、ナラ、オーク等の天然木の無垢板からなり、また フロア材12も同様に天然木の無垢板からなる。
【0020】 前記帯材14は、長尺状で、その長手端縁16aおよび16bは互いに平行で 、それぞれに段差18が形成されている。図示例では、帯材14は、フロア材1 2より長く、長手端縁16aおよび16bの長さが4mで巾が9〜10.5cm のものが利用される。この帯材14の段差18は、この図示例においては相欠き はぎ型接合をすることができるように、下部が長手方向に伸びた受け部を形成す る断面L字型に段差が形成され、帯材14の上面が凹み、下面側が突き出るとい うように構成されている。 また、帯材14の裏面(下面)には、その長手方向に二条のそり防止用凹条2 0aおよび20bが平行に形成されている。 この帯材14の長手端縁16aおよび16bには、帯材14と直交するように フロア材12が帯材14の長手方向に並列して固定される。
【0021】 フロア材12は、前記帯材14に固定される部位に段差22が形成される。こ の図示例においては、上部が長手方向に伸びた係止部を形成する断面L字型の段 差22が形成され、帯材14の段差18とフロア材12の段差22とにより相欠 きはぎ型接合を形成するよう構成されている。 また、フロア材12は、平行な長手端縁24aおよび24bで平面長方形状に 形成され、帯材14に固定される端縁に直交する長手端縁24a,24bにも段 差26aおよび26bが形成されている。 図示例では、フロア材12は帯材14より短く、長手端縁24aおよび24b の長さが1m以下で、巾が9〜10.5cmのものが利用されている。
【0022】 この図示例においては、一方の長手端縁24aの段差26aはその一部が凹ん だ断面凹字型の段差を構成し、他方の長手端縁24bの段差26bはその一部が 突出した断面凸字型の段差を構成し、図5に示すように、複数のフロア材12を 隣接して帯材14に直交するように固定すれば、隣接したフロア材12において 、その一方のフロア材12の長手端縁24aに形成された凹んだ段差26aと他 方のフロア材12の長手端縁24bに形成された突出した段差26bとにより本 核はぎ型接合を形成する。 このように、フロア材12のみを床面に敷き詰めるのではなく、フロア材12 の長手端縁24a,24bと直交する端縁28aおよび28bにて帯材14に固 定されるため、比較的短い無垢材をもってフロア材12を構成することができる 。 また、帯材14と同様フロア材12の下面(裏面)にも、無垢材を用いたとき にそりが発生するのを防止するため、そり防止用凹条30aおよび30bがそれ ぞれ平行になるように二条形成されている。
【0023】 フロア材12と帯材14とを支持材たとえば根太に固定するには、帯材14に ついては、段差18の凹んだ部位に釘42を打ち込み、その下方に存在する根太 40に固定し、また、フロア材12については、突出した段差24bの根元部分 、すなわち凹んだ部分に釘42を打ち込み、その下方に存在する根太40に固定 される。その他、接着剤で支持材に接着して固定してもよい。
【0024】
【考案の効果】
この考案によれば、フロア材12を連続して用いることなく、帯材14をフロ ア材12との間に介在させることにより、フロア材12としては比較的短い無垢 板を用いることができるので、低コストでフローリングができ、しかも自然感が あり、且つ複数の板を接着剤で積層した従来品と比較して、健康的で薬害等のお それのない、フロアを構成することができる。 この考案の請求項2によれば、正確に且つ強固に帯材にフロア材が固定される 。 この考案の請求項3によれば、正確に且つ強固にフロア材が並列して帯材に固 定される。 この考案の請求項4によれば、正確に且つ強固にフロア材が並列して帯材に固 定される。 この考案の請求項5によれば、帯材の長手端縁に美麗に且つ容易にフロア材を 並列固定される。 この考案の請求項6によれば、フロア材どおし蜜に強固に並列固定される。 この考案の請求項7によれば、そりが防止される。 この考案の請求項8によれば、支持材に固定された帯材とフロア材とが強固に 固定され、床面を形成することができる。 この考案の請求項9によれば、釘の頭部が外部から見えることなく美麗に帯材 および/またはフロア材を根太に固定できる。 この考案の請求項10によれば、無垢板であっても価格の安いフロア材を用い ることができるので、低コストでフローリングを行うことができる。 この考案の請求項11によれば、健康的で自然感のあるフローリングをするこ とができる。 この考案の請求項12によれば、健康的で自然感のあるフローリングをするこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかる床面構成材の一例を示す図解
図である。
【図2】図1図示例の床面構成材を構成するフロア材の
斜視図解図である。
【図3】図2図示例の断面図解図である。
【図4】図1図示例の床面構成材を構成する帯材の斜視
図解図である。
【図5】図2図示例のフロア材を隣接して接合した状態
を示す斜視図解図である。
【図6】この考案にかかる床面構成材をもってフローリ
ングした状態を示す図解図である。
【符号の説明】
10 床面構成材 12 フロア材 14 帯材 16a,16b 帯材の長手端縁 18 段差 20a,20b そり防止用凹条 22 段差 24a,24b フロア材の長手端縁 26a 凹んだ段差 26b 突出した段差 28a,28b 端縁 30a,30b そり防止用凹条 40 根太 42 釘

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面を形成するフロア材と、前記フロア
    材と交差する方向に位置しフロア材を固定して床面を形
    成する帯材とを含み、 前記帯材は、前記フロア材を固定する端縁に段差が形成
    され、 前記フロア材は、前記帯材に固定される部位に段差が形
    成されるとともに、前記段差が形成された端縁に交差す
    る端縁にも段差が形成され、 フロアを形成したときに隣接するフロア材の段差が接合
    されるとともに、帯材の段差とフロア材の段差とが接合
    され、フロア材どおしおよび帯材とフロア材とが接合固
    定される、床面構成材。
  2. 【請求項2】 前記帯材は、その長手端縁において下部
    が長手方向に伸びた受け部を構成する段差が形成され、
    フロア材の端縁において上部が長手方向に伸びた係止部
    を構成するように形成された段差と前記帯材の段差とが
    相欠きはぎ型接合を形成し、 帯材に直交するようにフロア材が帯材の長手方向に並列
    して固定された、請求項1に記載の床面構成材。
  3. 【請求項3】 フロア材は、一方の長手端縁にその一部
    が凹んだ段差が形成され、他方の長手端縁にその一部が
    突出した段差が形成され、隣接したフロア材においてそ
    の一部が凹んだ段差とその一部が突出した段差とにより
    本核はぎ型接合を形成し、前記本核はぎ型接合によって
    フロア材が並列して固定された、請求項1または請求項
    2に記載の床面構成材。
  4. 【請求項4】 フロア材は、一方の長手端縁にその一部
    が凹んだ断面凹字型段差が形成され、他方の長手端縁に
    その一部が突出した断面略凸字型段差が形成され、隣接
    したフロア材においてその一部が凹んだ段差とその一部
    が突出した段差とにより本核はぎ型接合を形成し、前記
    本核はぎ型接合によってフロア材が並列して固定され
    た、請求項3に記載の床面構成材。
  5. 【請求項5】 前記帯材は、フロア材が固定される長手
    端縁が平行に形成された長尺材からなる、請求項1ない
    し請求項4のいずれかに記載の床面構成材。
  6. 【請求項6】 前記フロア材は、フロアを形成したとき
    隣接するフロア材が接合される段差が形成された端縁が
    平行に形成された板からなる、請求項1ないし請求項5
    のいずれかに記載の床面構成材。
  7. 【請求項7】 帯材とフロア材の裏面には、その長手方
    向にそり防止用凹条が形成された、請求項1ないし請求
    項6のいずれかに記載の床面構成材。
  8. 【請求項8】 帯材とフロア材とが接合される部位が、
    支持材に固定されて床面を構成する、請求項1ないし請
    求項7のいずれかに記載の床面構成材。
  9. 【請求項9】 帯材および/またはフロア材は、段差の
    凹み部分から根太に釘打ちして固定される、請求項1な
    いし請求項8のいずれかに記載の床面構成材。
  10. 【請求項10】 前記フロア材は、フロアを形成したと
    き隣接するフロア材が接合される段差が形成された端縁
    の長さが1m以下の板からなる、請求項1ないし請求項
    9のいずれかに記載の床面構成材。
  11. 【請求項11】 前記帯材は、フロア材が固定される長
    手端縁の長さがフロア材と比して長尺の天然木の無垢板
    からなる、請求項1ないし請求項10のいずれかに記載
    の床面構成材。
  12. 【請求項12】 フロア材は、天然木の無垢板からな
    る、請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の床面
    構成材。
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