JP3044895B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP3044895B2
JP3044895B2 JP4006250A JP625092A JP3044895B2 JP 3044895 B2 JP3044895 B2 JP 3044895B2 JP 4006250 A JP4006250 A JP 4006250A JP 625092 A JP625092 A JP 625092A JP 3044895 B2 JP3044895 B2 JP 3044895B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカセットから磁気テープ
を引き出し、回転ドラムにローディングする機能を持つ
磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の磁気記録再生装置について
図面を参照しながら説明する。
【0003】図3は従来の磁気記録再生装置の構成をブ
ロック図で示す。図において、ローディング時のリール
モータ1のトルクを制御するローディング制御信号cは
分圧抵抗10,11で一定電圧に設定されている。同様
に、アンローディング時のリールモータ1のトルクを制
御するアンローディング制御信号dは抵抗分圧12,1
3で一定電圧に設定されている。リール制御信号eはロ
ーディングまたはアンローディングモード以外のときの
リールモータ1のトルクを制御する信号である。ローデ
ィング制御信号c、アンローディング制御信号d、リー
ル制御信号eはスイッチ3に接続され、第1のモード指
令a、第2のモード指令bによって切り換えられる。ロ
ーディングモードではローディング制御信号cがオンと
なり、アンローディングモードではアンローディング制
御信号dがオン、それ以外のモードではリール制御信号
eがオンとなる。スイッチ3の出力信号はドライバ2を
介してリールモータ1のトルクを制御する。ローディン
グ制御信号hはローディング時およびアンローディング
のローディングモータ5のトルクを決めるものであ
り、分圧抵抗14,15で一定電圧に設定されて、ドラ
イバ6に加えられる。また、第1のモード指令a、第2
のモード指令bもドライバ6に加えられ、ローディング
モータ5の回転方向およびオンオフを制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の磁気
記録再生装置では、ローディングまたはアンローディン
グモードにおいて、リールモータに一定トルクを加え続
けるため機構系によってカセットから磁気テープを引き
出すとき、またはカセット内に磁気テープを収めるとき
のテープスピードの変動によってテープ張力は大きく変
化し、テープ損傷の原因となるという問題があった。
【0005】本発明は上記の問題を解決するもので、ロ
ーディングまたはアンローディングモードにおいてテー
プ張力の変動を小さくするような磁気記録再生装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、ローディングモータの回転数に比例した
周波数を発生する周波数発生手段と周波数発生手段の出
力信号からローディング位置を検出するローディング位
置検出手段とローディング位置検出手段の出力信号によ
って、リールモータのトルクを切り換えるトルク切換手
段を備える。
【0007】
【作用】上記の構成によって、ローディングまたはアン
ローディングモードにおいて、機構系の位置に応じてリ
ールモータのトルクを変え、テープ張力の変動が小さく
なるように作用する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例の磁気記録再生装置
について図面を参照しながら説明する。
【0009】図1に本発明の一実施例である磁気記録再
生装置のブロック図を示す。ローディング制御信号cは
ローディングモードのとき、アンローディング制御信号
dはアンローディングモードのとき、リール制御信号e
はそれ以外のモードのときのリールモータ1のトルクを
制御する信号である。それらはスイッチ3に接続され、
第1のモード指令a、第2のモード指令bによって切り
換えられ、ドライバ2を介してリールモータ1を制御す
る。周波数発電機7によってローディングモータ5の回
転数に比例した周波数を発生し、波形成形回路8に加え
る。波形成形出力fは速度制御回路9に加えられ、基準
値と比較し、その誤差信号でドライバ6を介してローデ
ィングモータ5を駆動することにより、ローディングモ
ータ5の回転速度が一定になるように制御する。波形成
形出力fはトルク切換回路4にも加えられる。ところ
で、機構系のローディングモータの回転量に対するテー
プ引き出し量の関係は一般的に線形でないため、ローデ
ィングモータ5を一定速度で回転させた場合、機構系の
ローディング位置によってテープ引き出し速度が変動す
る。リールやリールモータには慣性があるため、このテ
ープ引き出し速度の変動により、テープに変動する張力
が加わる。このテープ張力の変動を、リールモータに加
えるトルクを制御することで打ち消している。例えば、
あるローディング位置でテープ引き出し速度が増加する
場合、リールやリールモータの慣性によりテープ張力が
増加する。この増加分だけリールモータのトルクを減少
させることにより、テープ張力の変動を打ち消すことが
できる。
【0010】図2は本発明の磁気記録再生装置の動作を
タイミングチャートで示す。第1のモード指令aはロー
ディングモータ5をオンするときのみHレベルとなるA
に示す信号である。第2のモード指令bはローディング
モータ5の回転方向を決めるもので、ローディング方向
のときLレベル、アンローディング方向のときHレベル
となる図2のBに示す信号である。波形成形出力fはロ
ーディングモータ5の回転数に比例したCのようなパル
ス信号である。トルク切換回路4はローディング開始後
の波形成形出力fのパルス数をカウントすることによっ
て機構系のローディング位置を検出し、このローディン
グ位置によりローディング時のテープ張力の変動が小さ
くなるように予め設定した図2のDのようなパターンの
ローディング制御信号cを出力する。同様に、アンロー
ディング開始後はローディング位置によりアンローディ
ング時のテープ張力の変動が小さくなるように予め設定
した図2のEのようなパターンのアンローディング制御
信号を出力する。図2のDおよびEに示すローディング
位置対トルクを表すパターンは、ローディング時および
アンローディング時のテープの引出しスピードおよび収
納スピードの変動によるテープ張力の変動を打ち消すよ
うなパターンに設定すれば良い。
【0011】このように本発明の磁気記録再生装置によ
れば、ローディングまたはアンローディングモードにお
いて機構系の位置に応じてリールモータのトルクを切り
換えることにより、テープ張力の変動を小さくすること
ができる。
【0012】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によると、ローディングまたはアンローディングモード
において、機構系によってカセットから磁気テープを引
き出すとき、またはカセット内に磁気テープを収めると
きのテープスピードに変動があっても、機構系の位置に
応じてリールモータのトルクを切り換えるので、テープ
張力の変動の小さい磁気記録再生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気記録再生装置の構成を
示すブロック図
【図2】本発明の一実施例の磁気記録再生装置の動作を
示すタイミングチャート
【図3】従来の磁気記録再生装置の構成を示すブロック
【符号の説明】
4 トルク切換回路 7 周波数発電機 9 速度制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローディングモータと、このローディン
    グモータの回転速度が一定になるように制御する速度制
    御回路と、ローディングモータの回転数に比例した周波
    数を発生する周波数発生手段と、ローディングまたはア
    ンローディングを開始してから前記周波数発生手段の出
    力信号のパルス数をカウントすることによりローディン
    グ位置を検出し、このローディング位置により、テープ
    引き出し速度の変動によるテープ張力の変動を打ち消す
    ように予め設定したローディング位置対トルクのパター
    ンに従ってリールモータのトルクを切り換えるトルク切
    換手段とを備えた磁気記録再生装置。
JP4006250A 1992-01-17 1992-01-17 磁気記録再生装置 Expired - Fee Related JP3044895B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015064111A (ja) * 2015-01-16 2015-04-09 旭有機材工業株式会社 ウェハー形逆止弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015064111A (ja) * 2015-01-16 2015-04-09 旭有機材工業株式会社 ウェハー形逆止弁

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