JP3044588B2 - 内視鏡用対物レンズ - Google Patents

内視鏡用対物レンズ

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JP3044588B2 JP4125341A JP12534192A JP3044588B2 JP 3044588 B2 JP3044588 B2 JP 3044588B2 JP 4125341 A JP4125341 A JP 4125341A JP 12534192 A JP12534192 A JP 12534192A JP 3044588 B2 JP3044588 B2 JP 3044588B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子内視鏡の対物レン
ズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡の先端硬性部に超音波振動
子等の特殊機能を組み込んだ内視鏡に対するニーズが高
まっている。
【0003】内視鏡の先端硬性部は、患部への挿入性を
向上させるために細くコンパクトにすることが好まし
い。しかし上記のような特殊機能の装置を先端部に組み
込んだ内視鏡は、普通の観察,処置に用いる内視鏡に比
べて先端部の外径が太くならざるを得ない。また上記の
ような特殊機能の装置が機械的、機能的制約から、先端
硬性部の大部分を占めることも多い。したがって実用に
たえる先端外径を確保するためには先端硬性部の残り僅
かな部分に納める観察光学系の外径や構成を工夫する必
要がある。
【0004】観察光学系の撮像手段としてCCD等の固
体撮像素子を組込んだ電子スコープが普及するようにな
り撮像素子とそれに付随する電子回路基板は、内視鏡の
先端部の外径を決める大きな要因である。
【0005】上記のような特殊機能装置が設置されてい
る内視鏡の観察光学系の撮像手段を電子化する場合、特
殊機能装置と固体撮像素子を内視鏡の長手方向に対し並
列に配置したのでは、実用にたえ得る太さの先端部外径
を確保することはできない。また特殊機能の性能を阻害
する位置に両者を配置することも好ましくない。そこで
内視鏡の先端部外径を太くせずにしかも特殊機能を阻害
しないためには、図7に示すように、内視鏡の先端の側
からみて固体撮像素子2を特殊機能装置3よりも後方へ
ずらして配置するのが好適である。そのためには、従来
の電子内視鏡に用いられている対物レンズに比べて全長
の長い対物レンズ1が必要になる。尚符号4は鉗子等の
チャンネルである。
【0006】更に固体撮像素子は、可視光以外の赤外光
にも感度を持つためモニター上に映し出される画像は、
正確な色再現が出来ないので、赤外線を遮断するための
フィルターを対物レンズ中に設ける必要がある。また上
記スコープを用いて近赤外から遠赤外のレーザー光によ
る治療を行なう場合、レーザー光で固体撮像素子が飽和
し、スミアーやブルーミング等によって被検体部分の観
察がしにくくなり、前記の治療等に使用するレーザー光
を遮断するためのフィルターも対物レンズ中に設けなけ
ればならない。
【0007】このように、固体撮像素子に入射する観察
に不要な光を除去するフィルターを設けた対物レンズの
例として、図8に示すようなレトロフォーカスタイプの
ものが知られている。このタイプの対物レンズは、後群
から結像面までの距離を長くとれるので、フィルターを
配置するためには有利である。しかしレンズ系を通過す
る光束は、結像面に近づくほど細くなるため、フィルタ
ーに施した赤外カットコーティングに傷や剥がれがある
場合、その部分を通過する光束だけ赤外域その他の遮断
すべき光を遮断できなかったり、乱反射がおこったりし
て、画面上で部分的に色むらやフレアーが生ずる原因と
なる。また結像面近傍では、像高によってフィルターへ
入射する角度が異なり、吸収型のフィルターの場合、硝
路に差が生じ色むらの原因になる。
【0008】又特開平3−229210号公報に記載さ
れた対物レンズは、図9のように第1凹レンズに続く明
るさ絞りの直前にフィルターが配置されている。そのた
めに、画角が広い場合、軸外光線のフィルターへの入射
角が大になり、像高の異なる光線の間に光路差が生ず
る。
【0009】また、結像面の近傍にフィールドレンズを
配置して出射瞳を無限遠にしたテレセントリックな光学
系で、フィールドレンズよりも像側にフィルターを設け
れば、軸外光線のフィルターへの入射角を極めて小さく
できるが、結像面の近傍であるためにフィルターのコー
ティング面に付着したゴミや傷の影響を受けやすい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、先端硬性部
に超音波振動子等の特殊機能装置を組込んだ内視鏡の対
物レンズで、全長が長く、観察に不要な光線による画像
への影響を除去した対物レンズを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の対物レンズは、
物体の像を結像させる結像系と、この物体像を伝送し固
体撮像素子上へ再結像させるリレーレンズ系とよりな
り、リレーレンズ系の光路中に観察に用いない波長の光
をカットするフィルターを配設したことを特徴としたも
ので、更に次の条件(1)を満足するものである。 (1) 4<fB /fA <11 ただしfA は結像系の合成焦点距離、fB はリレーレン
ズ系の合成焦点距離である。
【0012】前述のように、内視鏡の先端硬性部に超音
波振動子等の特殊機能装置を組込む場合、観察光学系の
電子撮像部は、内視鏡の先端側からみて特殊機能装置よ
り後方に配置するのが最も適している。そのためには、
対物レンズの全長を少なくとも特殊機能装置の長手方向
の長さより長くする必要がある。特殊機能装置は、機械
的又は機能的な制約から先端硬性部の大部分を占めるこ
とが多く、例えば超音波振動子を組み込んだ超音波内視
鏡は、先端硬性部の2/3 が、超音波振動子とその駆動装
置で占められる。そのため電子撮像部は、内視鏡の先端
側からみてそれらより後方へ配置しなければならず、そ
のために対物レンズの全長は20〜30mmになる。
【0013】このような全長の長い対物レンズは、従来
のように1回結像系で構成すると収差を良好に補正する
ためには、多数のレンズを用いなければならず、コスト
高になり好ましくない。また像高の高い光束をそこなわ
ずに撮像面へ結像させるためには、レンズの外径を大に
しなければならず、それにともなって内視鏡の先端外径
が増大する。
【0014】本発明では、前述のように対物レンズを結
像系とリレーレンズ系とにて構成し、前記条件(1)を
満足するようにした。
【0015】この条件(1)は、収差を良好に補正する
と共にレンズの外径を大にしないようにするためのもの
である。fB /fA の値が条件(1)の下限を越えると
結像系の合成焦点距離が大になって光線を曲げる力が弱
くなるので、主として軸外主光線の収差が補正不足にな
る。また主光線の光線高が高くなって、結像系のレンズ
の外径を大にしなければならない。またfB /fA が条
件(1)の上限を越えるとリレーレンズ系の合成焦点距
離が大になり、軸上光線の収差が補正過剰になる。ま
た、軸上マージナル光線の光線高が高くなって、リレー
レンズの外径を大にしなければならない。
【0016】更に、本発明の対物レンズは、リレーレン
ズ系の光路中に観察に用いない波長の光をカットするフ
ィルターを配置したことを特徴としている。結像系は、
テレセントリック系でないとリレーレンズ系で光線がけ
られるので、結像面の近傍に主光線を結像面に対してほ
ぼ垂直に入射させるためのフィールドレンズが配置され
ている。そのために、リレーレンズ系に入射する軸外主
光線が光軸となす角が非常に小さくなり、像高の異なる
光線がフィルターを通過するときの硝路長を等しくする
ことが出来る。またリレーレンズ系の瞳位置の近傍で
は、軸上光束も軸外光束も十分広がっているため、フィ
ルターのコーティング面でのゴミや傷の影響を受けにく
い。したがってフィルターは、リレーレンズ系の瞳位置
近傍に設置するのが最も望ましい。
【0017】本発明の内視鏡用対物レンズの撮像系には
CCD等の固体撮像素子が用いられる。このCCDの画
素は、ファイバースコープに用いられるイメージガイド
に比べて非常に細かいために焦点深度が浅くなり、その
ため内視鏡組立時のレンズ系とCCDとの位置決めは、
高い精度でなされなければならない。また、一般にレン
ズ位置やレンズ間隔を決めるスペーサー部材は、加工誤
差が存在し、像位置は、光軸方向に設計値からある範囲
でばらつくことになる。
【0018】本発明の対物レンズのように、1回結像さ
れた像をリレーレンズ系で伝送する光学系の場合、CC
Dの撮像面での像位置のばらつきは、結像系での結像位
置のばらつき量をリレーレンズ系の縦倍率で積算したも
のになる。したがって像位置のばらつき量は、リレーレ
ンズ系の縦倍率に比例する。そのため、本発明の対物レ
ンズは、リレーレンズ系の縦倍率βが次の条件(2)を
満足することが望ましい。 (2) 0.25<β<6 βが条件(2)の上限を越えると像位置のばらつき量が
大になり、組立時等における像位置の調整作業がむづか
しくなる。また像位置のばらつき量の分だけ撮像面の位
置を移動調整するためのスペースを内視鏡の先端硬性部
中に設けなければならず硬性部の全長が長くなり好まし
くない。又βが条件(2)の下限を越えると像位置のば
らつき量は小になるが結像系の結像位置での像高が高く
なり、レンズ外径を大きくしなければならず好ましくな
い。
【0019】
【実施例】次に本発明の内視鏡用対物レンズの各実施例
を示す。 実施例1 f=1.000 ,Fナンバー=6.466 ,2ω=114 ° r1 =∞ d1 =0.5191 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =0.8137 d2 =1.6794 r3 =∞ d3 =1.9542 n2 =1.84666 ν2 =23.78 r4 =-2.5878 d4 =4.2443 r5 =2.7710 d5 =1.5115 n3 =1.62299 ν3 =58.14 r6 =-1.9267 d6 =0.4580 n4 =1.84666 ν4 =23.78 r7 =-4.7740 d7 =11.3740 r8 =∞ d8 =0.6107 n5 =1.52287 ν5 =59.89 r9 =∞ d9 =0.0458 r10=∞ d10=0.9466 n6 =1.52000 ν6 =74.00 r11=∞ d11=0.6107 r12=∞(絞り) d12=0.0000 r13=15.5695 d13=1.4809 n7 =1.74400 ν7 =44.73 r14=-1.9267 d14=0.4580 n8 =1.84666 ν8 =23.78 r15=-4.7740 d15=10.8550 r16=∞ d16=1.5267 n9 =1.51633 ν9 =64.15 r17=∞ fB/fA =6.05 ,β=1 ,fC /fA =3.78 ,fC /fB =0.62 実施例2 f=1.000 ,Fナンバー=6.663 ,2ω=114 ° r1 =∞ d1 =0.6182 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =0.8238 d2 =2.3029 r3 =∞(絞り) d3 =1.1437 n2 =1.84666 ν2 =23.78 r4 =-2.7450 d4 =3.4621 r5 =2.7411 d5 =1.5456 n3 =1.69100 ν3 =54.84 r6 =-1.8094 d6 =0.4637 n4 =1.84666 ν4 =23.78 r7 =-6.9323 d7 =11.9011 r8 =∞ d8 =0.6182 n5 =1.52287 ν5 =59.89 r9 =∞ d9 =0.6182 r10=13.7134 d10=1.4992 n6 =1.74400 ν6 =44.73 r11=-2.0912 d11=0.4482 n7 =1.84666 ν7 =23.78 r12=-5.2882 d12=0.6182 r13=∞ d13=0.9583 n8 =1.52000 ν8 =74.00 r14=∞ d14=10.8192 r15=∞ d15=1.5456 n9 =1.51633 ν9 =64.15 r16=∞ fB/fA =7.07 ,β=1.1 ,fC /fA =4.12 ,fC /fB =0.58 実施例3 f=1.000 ,Fナンバー=6.611 ,2ω=114 ° r1 =∞ d1 =0.6202 n1 =1.88300 ν1 =40.78 r2 =0.8264 d2 =0.3876 r3 =∞ d3 =4.8062 n2 =1.80610 ν2 =40.95 r4 =∞(絞り) d4 =0.7752 r5 =8.3176 d5 =1.1473 n3 =1.84666 ν3 =23.78 r6 =-9.8862 d6 =3.0078 r7 =5.3461 d7 =1.5504 n4 =1.69100 ν4 =54.84 r8 =-1.6139 d8 =0.4651 n5 =1.84666 ν5 =23.78 r9 =-3.5302 d9 =11.9380 r10=∞ d10=0.6202 n6 =1.52287 ν6 =59.89 r11=∞ d11=0.6202 r12=8.0110 d12=1.5039 n7 =1.74400 ν7 =44.73 r13=-2.0808 d13=0.4496 n8 =1.84666 ν8 =23.78 r14=-6.0644 d14=0.6202 r15=∞ d15=0.9612 n9 =1.52000 ν9 =74.00 r16=∞ d16=10.8527 r17=∞ d17=1.5504 n10=1.51633 ν10=64.15 r18=∞ fB/fA =7.86 ,β=1.3 ,fC /fA =5.42 ,fC /fB =0.69 ただしr1 ,r2 ,・・・ はレンズ各面の曲率半径、d
1 ,d2 ,・・・ は各レンズの肉厚および空気間隔、n
1 ,n2 ,・・・ は各レンズの屈折率、ν1 ,ν2,・・・
は各レンズのアッベ数である。
【0020】実施例1,2,3は夫々図1,図2,図3
に示す構成で、条件(1),(2)の他に次の条件
(3)を満足する。 (3) 0.3<fC /fB <1 ただし、fC は結像系のフィールドレンズの合成焦点距
離である。
【0021】条件(3)は、結像系のフィールドレンズ
の合成焦点距離とリレーレンズの合成焦点距離の比を規
定するものである。fC /fB が条件(3)の下限を越
えるとリレーレンズ系の合成焦点距離が大になって軸上
光線の収差が補正過剰になり好ましくない。また、軸上
マージナル光線の光線高が高くなってリレーレンズ系の
レンズ外径を大きくしなければならない。又fC /fB
が条件(3)の上限を越えると、フィールドレンズの合
成焦点距離が大になって軸外主光線の収差が補正不足と
なる。また、軸外主光線の光線高が高くなって、フィー
ルドレンズの外径を大きくしなければならず好ましくな
い。
【0022】更に、フィールドレンズの合成焦点距離と
結像系の合成焦点距離との比が、次の条件(4)を満足
するようにしてある。 (4) 3<f/f 結像面の近傍では、光束が細くなるためこの付近にレン
ズを配置するとレンズ面の傷やゴミが影などとなって像
に影響を与えやすく好ましくない。このため結像系のフ
ィールドレンズをあまり結像面に近づけないようにする
必要がある。f/fが条件(4)の下限を越える
と、フィールドレンズが結像面に近づくので好ましくな
い。
【0023】上記の各実施例のうち実施例1は、リレー
レンズ系(r13−r15)の瞳位置に明るさ絞りを設け、
その直後にリレーレンズ系を配置し、明るさ絞りの物体
側近傍にフィルターF1 とF2 を配置したものである。
ここでフィルターF1 は観察に不要なレーザー光を遮断
するYAGレーザー光カットフィルター,F2 は観察上
不要な赤外光を吸収する赤外カットフィルター,F3
固体撮像素子のカバーガラスである。尚結像系(r1
7)中の(r5−r7)がフィールドレンズである。
【0024】一般に結像系からリレー系へ瞳が伝送され
る場合は、瞳倍率だけ瞳径が拡大されるので、結像系で
瞳中心を光軸に対して動径方向に変位させると、リレー
系での瞳中心の光軸に対する動径方向への変位は瞳倍率
だけ拡大される。
【0025】また、対物レンズを納めるレンズ枠の内径
寸法とレンズや明るさ絞りの外径寸法は、加工誤差によ
るばらつきがある。このためレンズ枠の中では、納めら
れたレンズの中心軸や明るさ絞りの開口中心が、設計上
の光軸中心に対して動径方向に向かって偏芯することが
ある。これは結像面上では実際の光軸が設計上の光軸中
心に対して傾きをもつ偏角としてあらわれる。
【0026】いま、結像系の中に設けた明るさ絞りが上
記のような偏芯をおこしたとすると、瞳中心の光軸に対
する変位は、リレーレンズ系で瞳倍率だけ拡大されるの
で、結像面上で偏角としてあらわれやすい。それに対し
て、リレーレンズ系の瞳位置に明るさ絞りを配置した場
合は、上記のように偏芯をおこしても瞳中心の光軸に対
する変位が拡大されることがないので、結像面上での偏
角への影響が軽減できるという利点がある。
【0027】実施例2は、明るさ絞りを第2レンズの直
前に設け、リレーレンズ(r10−r12)をリレー系の瞳
位置に配置し、リレーレンズの近傍にフィルターF1
2 を配置したものである。又結像系(r1−r7)中の
(r5−r7)がフィールドレンズである。
【0028】実施例3は、90°側視用の対物レンズで
視野変換プリズム(r3−r4)の直後に明るさ絞りを設
け、リレーレンズ(r12−r14)をリレー系の瞳位置に
配置し、リレーレンズの近傍にフィルターF1 とF2
配置したものである。尚、フィルターF1 のかわりにリ
レーレンズ面に赤外線カットコートを施して用いてもよ
い。結像系(r1−r9)中の(r7−r9)がフィールド
レンズである。
【0029】内視鏡の先端硬性部に組み込まれる特殊装
置の大きさや形状によっては、リレーレンズと固体撮像
素子の間に、ミラーを挿入して光路を適当な方向に曲げ
固体撮像素子の配置位置を選ぶこともできる。
【0030】
【発明の効果】本発明の対物レンズは、レンズ系の全長
が比較的長く、収差が良好に補正され、観察に不要な光
線による画像への影響を除去したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の断面図
【図2】本発明の実施例2の断面図
【図3】本発明の実施例3の断面図
【図4】本発明の実施例1の収差曲線図
【図5】本発明の実施例2の収差曲線図
【図6】本発明の実施例3の収差曲線図
【図7】特殊機能装置を備えた内視鏡の先端の構成を示
す図
【図8】従来の内視鏡用対物レンズの断面図
【図9】他の従来の内視鏡用対物レンズの断面図
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 23/24 - 23/26 A61B 1/00 - 1/32 WPI(DIALOG) ENDOSCOPE*[RELAY+P UPIL]*[INFRARED+FI LTER]

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体の像を形成する結像系と、前記の像を
    伝送し固体撮像素子上へ再結像させるリレーレンズ系と
    よりなり、前記リレーレンズ系の光路中の瞳位置近傍
    に、可視光以外の波長の光をカットするフィルターが配
    置されている内視鏡用対物レンズ。
  2. 【請求項2】先端硬性部に超音波振動子を組み込んだ超
    音波内視鏡であって、前記先端硬性部に配置された光学
    系が、物体の像を形成する結像系と、前記の像を伝送し
    固体撮像素子上へ再結像させるリレーレンズ系とよりな
    り、前記リレーレンズ系の光路中に可視光以外の波長の
    光をカットするフィルターが配置されている内視鏡用対
    物レンズ。
  3. 【請求項3】次の条件(1)を満足する請求項1又は請
    求項2の対物レンズ。 (1) 4<f /f <11 ただしf は前記結像系の合成焦点距離、f は前記リ
    レーレンズ系の合成焦点距離である。
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