JP3044028U - 切削工具保持装置 - Google Patents

切削工具保持装置

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JP3044028U
JP3044028U JP1997004660U JP466097U JP3044028U JP 3044028 U JP3044028 U JP 3044028U JP 1997004660 U JP1997004660 U JP 1997004660U JP 466097 U JP466097 U JP 466097U JP 3044028 U JP3044028 U JP 3044028U
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cutting
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三雄 小林
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和光技研工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切削オイルを供給する構造にないシャンクを
備えた工作機械においてもオイルパスを持ったドリル等
の刀具をその本来の機能が発揮される状態で使用できる
ようにする。 【解決手段】この切削工具保持装置は、開放端に開口す
る切削剤供給通路を内部に持つ主軸と、この主軸の解放
端に固定されたシール部材と、この主軸に着脱自在に固
定される三爪チャックとからなる。三爪チャックを採用
することにより、ドリルの軸径に関わらず容易にドリル
交換が可能で極めて容易に使用できる切削剤が供給され
る切削工具保持装置としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は切削剤通路を持つ切削工具の保持装置に関する。
【従来の技術】
ワークの被加工対象に効率よく切削剤を供給するため、ドリルの刃部に直接切 削剤を供給する方法が採られている。この手段として、軸方向に貫通した切削剤 通路を備えるドリルとこのドリルをスリーブチャックで工作機械の主軸に固定す る切削工具の保持装置が知られている。
【0002】 この従来の切削工具の保持装置は、主軸の軸芯部に切削剤供給通路が形成され 、この主軸の解放端にその切削剤供給通路が開口している。そしてこの開口部分 に開口端がラッパ状に広がる貫通孔を持ち、耐油性のエラストマー材料で形成さ れたシール部材が直接若しくはアダプタを介して取り付けられている。この保持 装置に使用されるドリルは、その軸部の自由端に切削剤の注入口があり、刃部の 先端に切削剤の漏出口がある。このドリルはスリーブを介して工作機械の主軸の 解放端に当接するようにスリーブチャックで固定される。
【0003】 ドリルの軸部は、通常円柱形状であり、その自由端の周縁が面取りされている 。そしてこのドリルがスリーブチャックで主軸に固定される際、ドリルの面取り されたエッジが主軸の解放端に固定されたシール部材のラッパ状の開口壁面に当 接する。これにより主軸の切削剤供給通路とドリルの切削剤通路とがシール材を 介して連結され、切削剤の漏洩が防止される。 また、ドリルの側壁に切削剤注入口があり漏出口が刃部に開口しこのドリルの 軸部に回転自在に保持された冶具より切削剤を供給する装置も知られている。
【0004】 上記の従来の切削剤通路を持つ切削工具の保持装置では、スリーブチャックを 持つものでないと使用できない。スリーブチャックはドリルの軸径に合わせたス リーブを必要とする。このため異なった軸径のドリルを取り替えて使用する場合 にはドリルとともにスリーブの交換をも必要とし、作業が繁雑になる。 また、ドリルの側壁に注入口をもつものはスリーブチャック、三爪チャックの 種類を問わずに使用できる。しかし切削剤の注入口が側壁に開口し、ドリルの軸 部に切削剤供給器具を回転自在に取り付ける必要があるため、軸径の小さいドリ ルには適用が困難である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記問題点を解消するもので、ドリルの軸径に関わらず容易にドリル 交換が可能で、極めて容易に使用できる切削剤が供給される切削工具保持装置を 提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の切削工具保持装置は、刃部と軸部とを備え前記軸部の自由端に一端が 開口し他端が前記刃部に開口する切削剤通路を持つ切削工具を保持する切削工具 保持装置であって、開放端に開口する切削剤供給通路を内部に持つ主軸と、該主 軸の該解放端に固定され該切削剤通路の該開口を囲むシール部材と、該主軸に着 脱自在に固定される三爪チャックとからなり、該切削工具の該自由端を該シール 部材に当接した状態で該三爪チャックにより該切削工具を該主軸に固定するよう に構成したことを特徴とする。 本考案の切削工具保持装置は三爪チャックを採用することにより、ドリルの軸 径に関わらず容易にドリル交換が可能で極めて容易に使用できる切削剤が供給さ れる切削工具保持装置としている。
【0007】
【考案の実施の形態】
三爪チャックは切削工具を固定する際、三爪チャック本体が主軸に対して回転 し、3個の爪が軸方向に突出しつつ求芯方向に同軸的に駆動され、切削工具を固 定する。この3個の爪の軸方向の動きにより切削工具は主軸から離れる方向に移 動する。すなわち、三爪チャックで切削工具を挟持すると、予め切削工具が主軸 の解放端に当接した状態にあっても、切削工具が主軸から離されて固定されるこ とになる。このため主軸と切削工具との間に空間が形成され、主軸の軸孔に形成 された切削剤供給通路から切削工具の自由端に供給される切削剤はこの空間から 漏れ出すことになる。
【0008】 考案者は種々の検討を加え多くの試行を繰り返し、主軸の解放端と切削工具の 自由端との間にシール材を介在させ、切削工具を固定する際に、切削工具を主軸 に押し付けつつ三爪チャック本体を回転させることにより、主軸と切削工具とを シール材でシールしつつ三爪チャックで固定できることを確認し、本考案を完成 したものである。 本考案の切削工具保持装置は、開放端に開口する切削剤供給通路を内部に持つ 主軸と、この主軸の解放端に固定されたシール部材と、この主軸に着脱自在に固 定される三爪チャックとからなる。
【0009】 本考案の切削工具保持装置は、従来の三爪チャックを取り付けた切削工具保持 装置の主軸を代え、切削剤供給通路を軸部に形成すると共にその解放端にシール 部材を設けたものである。この主軸を除く他の部分は従来の三爪チャックを持つ 切削工具保持装置の部分と同一である。 主軸の切削剤供給通路はその導入口を主軸の一端に開口させることも、また、 主軸の側壁に開口させることもできる。当然に導入口が一端に設けられている場 合には切削剤はその一端より供給されることになる。このため本考案の切削工具 保持装置は、その主軸の導入口に切削剤を供給する切削剤供給手段を連結しなけ ればならない。この切削剤供給手段としては従来のものをそのまま採用すること ができる。
【0010】 シール部材としては、Oリングを採用できる。このOリングは主軸の解放端に 開口する切削剤供給通路の開口を囲むように取り付けられる。なお、このOリン グでシールされる切削工具としては、刃部と軸部とを備えこの軸部の自由端の少 なくとも周縁がシール面を形成するテーパ面となりかつこの軸部は自由端に一端 が開口し他端が刃部に開口する切削剤通路を持つものとするのが好ましい。 この切削工具の軸部を三爪チャックの開口端より主軸の解放端に挿入し、その 切削工具のテーパ面が主軸解放端のシール部材に当接させる。シール部材とテー パ面との接触では大きな接触面積を確保できる。従って、シール部材にかかる単 位面積当たりの圧力を低減でき、もってシール部材の耐久性が向上する。
【0011】 また、シール部材としては主軸の切削剤通路の開口端部の内壁面にリング状シ ールを組み付けたものとすることができる。この場合、切削工具は刃部と軸部と を備えかつこの軸部はその自由端に筒状凸部を備えさらにこの筒状凸部の先端に 一端が開口し他端がその刃部に開口する切削剤通路を持つものとするのが好まし い。筒状凸部を径の異なる切削工具の軸部の自由端に同軸的に突出させ、この筒 状凸部の外周径を同一とすることにより同一のシール部材に装着可能となる。し たがって、筒状凸部を同一にすれば径の異なる切削工具も同じ切削工具保持装置 に保持されることができる。
【0012】 さらに、主軸の切削剤供給通路が開口する開口端部を雌ねじ穴とし、シール部 材は切削剤供給通路と連通する軸孔を持つ筒状で、その一端部はこの雌ねじ穴に 螺合する雄ねじ部とし、少なくとも他端側の軸孔はレンチで回転されるレンチ穴 とするのが好ましい。これによりシール部材はレンチで着脱可能となり、主軸に 三爪チャックを取り付けた状態でシール部材の交換が可能となる。 この切削工具の軸部を三爪チャックの開口端より主軸の解放端に挿入し、その 切削工具のテーパ面が主軸解放端のシール部材に当接させる。シール部材とテー パ面との接触では大きな接触面積を確保できる。従って、シール部材にかかる単 位面積当たりの圧力を低減でき、もってシール部材の耐久性が向上する。
【0013】
【実施例】
以下、この考案の実施例を説明する。 (実施例1) 図1は本考案の実施例1の保持装置10とドリル1との分解図である。図2に はドリル1を保持装置10に保持させた状態を示す。 このドリル1は刃部2と軸部3とからなる。刃部2には螺旋状に刃が形成され ている。軸部3の自由端の周縁には周方向に連続するテーパ面4が形成されてい る。軸部3の自由端の頂面8には1条の溝5が形成されている。図中の符号6は 切削剤通路であり、このドリルでは直線状に2本形成されている。 切削剤通路6を螺旋状に形成することもできる。切削剤通路6の本数は特に限 定されない。図3は軸部3の自由端の平面図であり、この図に示すように、切削 剤通路6の切削剤注入口7は溝5の底面に形成されている。
【0014】 保持装置10はチャック11、シール部材20及び主軸40から構成される。 チャック11は市販されている三つ爪のドリルチャックを用いた。 シール部材20は、図4、図5に詳細に示すように、外周面にねじ溝の螺刻さ れた第1の筒部21とこの第1の筒部21に螺合される第2の筒部25からなる 。シール部材20の底面を示す図5に示すとおり、第1の筒部21の下端内面は 六角穴23に形成されている。この六角穴23は第1の筒部21を主軸40の雌 ねじ部41へねじ込むときに六角棒スパナを差し込むためのものである。
【0015】 第2の筒部25はアンダーカットとなる部分27を有し、第2の筒部25を第 1の筒部21へ外装したとき、当該アンダーカット部分27と第1の筒部の下端 とで第1のOリング31を把持する。第2の筒部25の上側に第2のOリング3 3が外装される。この第2のOリング33はシール部材20と主軸40とのシー ルを取るための部材である。 図2に示すように、主軸40の側壁に導入口、下端の解放端に導出口を持つ切 削剤供給通路43が形成されている。そしてこの導出口の部分は雌ねじ部41と なっている。シール部材20は主軸40の雌ねじ部41へ螺合され、軸40の切 削剤供給通路43と連通する。
【0016】 図5に戻って、ドリルのテーパ面の角度αを規定しておけば、軸部の径が変化 しても、そのテーパ面は必ず第1のOリング31に当接する。図5には、実線で 表した小径な軸部103と一点鎖線で表した大径な軸部203が示されている。 即ち、各軸部103及び203をシール部材20に対して心合わせすると、テー パ面104及び204は第1のOリング31へ当接することとなる。 また、多少の心ずれがあったとしても、第1のOリング31がテーパ面104 及び204に当接する限り、所望のシール性は維持される。 テーパ面を第1のOリング31へ確実に当接させるため、軸部の径は当該第1 のOリング31の内径より大きくなければならない。テーパ面の角度αは45〜 135度が好ましい。さらに好ましくは60〜120度である。実施例ではα= 90度とした。
【0017】 図2は保持装置10にドリル1が取り付けられた状態を示す。なお、ドリル1 を固定する場合、ドリル1の自由端を主軸40の解放端に固定されたシール部材 20に押し当てた状態でドリル1を固定する必要がある。チャック11が三爪チ ャックであるためドリル1を締め付ける際、ドリル1はシール部材20より離れ る方向に動かされる。この際、ドリル1の自由端がシール部材20より離れない ようにする必要がある。 ドリル1の交換はチャック11を回動してチャック11から解放することによ りドリル1が取り外される。そして径の異なるドリルを装着することによりドリ ルの交換が可能となる。
【0018】 なお、シール部材20はドリル1に当接し損傷を受ける。このためシール部材 20の交換が必要となる場合もある。この場合はチャック11を主軸40に固定 した状態でチャック11の開口端にレンチを挿入し、シール部材20のレンチ穴 にレンチを係合し、レンチでシール部材20を回動して主軸40より取り外すこ とができる。新しいシール部材20の固定もレンチを用いて容易に装着できる。 三爪チャックは主軸に固定された状態で使用される場合が多く、三爪チャックを 主軸より取り外すことは通常しないため、主軸より三爪チャックを取り外すこと なくシール部材の交換ができることは好都合である。
【0019】 上記シール部材20に代えて図6に示すシール部材50を用いることもできる 。このシール部材50はシール部材20の第1の筒部21と第2の筒部25を一 体としたもので外周径の大きい下部51と外周径の小さい上部52とからなる。 下部51の下端にはラッパ状に開く開口部511が形成され、その上方に内周を 一周するシール保持溝512が形成されている。このシール保持溝512にシー ル材を構成するOリング53が収納されている。このシール保持溝512の上方 に6角穴513が形成されている。そしてこの6角穴513の中央部に軸孔51 4が形成されている。この軸孔514は下部51および上部52を貫通し上部5 2の上端に開口している。これら開口部511、シール保持溝512、6角穴5 13および軸孔514は切削剤通路を形成する。
【0020】 上部52の外周面には雄ねじとなるねじ部521が形成されている。このねじ 部521は図1に示す主軸40の雌ねじ部41と螺合する。下部51のリング状 上端面には別のOリング54が装着されている。このOリング54は主軸40と のシール材として機能する。なお、もう一つのOリング53は切削工具1のテー パ面が当接し、切削工具1との間のシール機能を果たす。 このシール部材50も6角レンチで主軸40の雌ねじ部521に螺合あるいは 脱着可能である。
【0021】 (実施例2) 図7に本考案の実施例2の要部をなす主軸に固定されるシール部材70とこの シール部材70に対応するドリル15の要部断面図を示す。 このシール部材70も図1に示す主軸40の雌ねじ部41に螺合して固定され 、切削工具保持装置の一部を構成するものである。 このシール部材70も前記したシール部材20と同様に、外周径の大きい下部 71と外周径の小さい上部72とからなる。下部71の下端には内周径の比較的 大きい凹部711が形成されている。この凹部711の開口端側にその内周を一 周するシール保持溝712が形成されている。このシール保持溝712にシール 材を構成するOリング73が収納されている。
【0022】 また、凹部711の上方に6角穴713が形成されている。そしてこの6角穴 713の中央部に軸孔714が形成されている。6角穴713は下部71と上部 72の境界部分に形成され、軸孔714は上部72を貫通し上部52の上端に開 口している。これら凹部711、6角穴713および軸孔714は切削剤通路を 形成する。 上部72の外周面には雄ねじとなるねじ部721が形成されている。このねじ 部721は図1に示す主軸40の雌ねじ部41と螺合する。下部71のリング状 上端面には別のOリング74が装着されている。このOリング74は主軸40と のシール材として機能する。もう一つのOリング73は次に説明するドリル15 の筒状凸部が挿入される。
【0023】 このドリル15は実施例1で使用したドリル1と同じように刃部(図示せず) と軸部とからなる。刃部にはドリル1と同様に螺旋状に刃が形成されている。こ のドリル15ではその軸部の自由端に同軸的に金属製のパイプで構成された筒状 凸部151が装着されている。そしてこの筒状凸部151の軸孔152がドリル 15の切削剤通路156と連通している。 このドリル15は主軸に装着されたシール部材70の凹部711にその筒状凸 部151が挿入されその状態で三爪チャック(図示せず)で固定される。凹部7 11に挿入された筒状凸部151は図7に示すようにOリング73に装着される ことになり、Oリング73は凹部711の内周面と筒状凸部151の外周面との 間をシールすることになる。これにより本実施例の切削工具保持装置の主軸より 供給される切削剤は主軸の切削剤供給通路より軸孔714、6角穴713および 凹部711を通りドリル15の筒状凸部151の軸孔152を通り切削剤通路1 56を通って、刃部に供給され、切削に供される。
【0024】 なお、同一の切削工具保持装置で異なった径の切削工具を保持するためには筒 状凸部151の外周径と突出長を同じとする必要がある。同じ形状の筒状凸部を 用いることにより切削工具の径の異なるものも容易に交換して使用できる。 本実施例のシール部材70とドリル15の場合にはドリル15が三爪チャック で固定される際、ドリル15が主軸に対して離れる方向に駆動される場合もOリ ング73によるシール機能は何と変化することなく確実にシール機能を発揮する 。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したとおり、本考案の切削工具保持装置は、三爪チャックを採用する ことにより、ドリルの軸径に関わらず容易にドリル交換が可能で極めて容易にな る。このため容易に切削剤を使用する穴開け加工が容易となる。 この考案は、上記考案の実施の形態及び実施例の説明に何ら限定されるもので はない。実用新案登録請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる 範囲で種々の変形態様もこの考案に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施例1のドリルと保持装置の分解図で
ある。
【図2】図2は同保持装置によるドリルの保持の態様を
示す部分断面図である。
【図3】図3は実施例1のドリルの軸部の自由端の平面
図である。
【図4】図4は実施例1のシール部材の拡大断面図であ
る。
【図5】図5は同シール部材の底面図である。
【図6】図6は実施例1に使用される他のシール部材の
拡大断面図である。
【図7】図7は実施例2の要部をなすシール部材と切削
工具の要部断面図である。
【符号の説明】
1、15: ドリル 2:刃部 3:軸部
4:テーパ面 5:溝 6:切削剤通路 7:切削剤注入口 8:頂面 10:保持装置 11:チャック 20、50、70:シール部材 31、33、53、54、73、74:Oリング 4
0:主軸

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃部と軸部とを備え前記軸部の自由端に
    一端が開口し他端が前記刃部に開口する切削剤通路を持
    つ切削工具を保持する切削工具保持装置であって、 開放端に開口する切削剤供給通路を内部に持つ主軸と、
    該主軸の該解放端に固定され該切削剤供給通路の該開口
    を囲むシール部材と、該主軸に着脱自在に固定される三
    爪チャックとからなり、 該切削工具の該自由端を該シール部材に当接した状態で
    該三爪チャックにより該切削工具を該主軸に固定するよ
    うに構成したことを特徴とする切削工具保持装置。
  2. 【請求項2】 前記切削工具は刃部と軸部とを備え前記
    軸部の自由端の少なくとも周縁がシール面を形成するテ
    ーパ面となりかつ前記軸部は前記自由端に一端が開口し
    他端が前記刃部に開口する切削剤通路を持つものであ
    り、 前記シール部材は前記切削工具の前記テーパ面に当接す
    るOリングである請求項1記載の切削工具保持装置。
  3. 【請求項3】 前記切削工具は刃部と軸部とを備えかつ
    前記軸部は前記自由端に筒状凸部を備えさらに該筒状凸
    部の先端に一端が開口し他端が前記刃部に開口する切削
    剤通路を持つものであり、 前記シール部材は前記切削工具の該筒状凸部が挿入され
    る軸孔を区画するリング状である請求項1記載の切削工
    具保持装置。
  4. 【請求項4】 前記主軸の前記切削剤供給通路が開口す
    る開口端部は雌ねじ穴となり、前記シール部材は該切削
    剤供給通路と連通する軸孔を持つ筒状で、その一端部は
    該雌ねじ穴に螺合する雄ねじ部となり少なくとも他端側
    の軸孔はレンチで回転されるレンチ穴となっており、レ
    ンチで着脱可能とされている請求項1記載の切削工具保
    持装置。
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