JP3040719B2 - 一般照明用放電ランプおよび一般照明用照明器具 - Google Patents

一般照明用放電ランプおよび一般照明用照明器具

Info

Publication number
JP3040719B2
JP3040719B2 JP8208644A JP20864496A JP3040719B2 JP 3040719 B2 JP3040719 B2 JP 3040719B2 JP 8208644 A JP8208644 A JP 8208644A JP 20864496 A JP20864496 A JP 20864496A JP 3040719 B2 JP3040719 B2 JP 3040719B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphor
discharge lamp
lamp
blue
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8208644A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09120797A (ja
Inventor
正 矢野
健次郎 橋本
誠 猪野原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP8208644A priority Critical patent/JP3040719B2/ja
Publication of JPH09120797A publication Critical patent/JPH09120797A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3040719B2 publication Critical patent/JP3040719B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内照明の色彩環
境を好ましく設計することを目的とした一般照明用の放
電ランプ及び照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、光源の演色性を定量的に評価する
方法としては、「色の見え方の忠実性の評価方法」があ
る。これは、対象とするランプが基準光に比べてどの程
度忠実に色を再現しているかを定量的に評価する方法
で、現在CIE Pub. 132-1974「光源の演色性評価方法」
で規定されており、平均演色評価数Raの数値で表わされ
ている。現在、放電ランプの開発も、この平均演色評価
数Raの向上と明るさ効率の向上を目標に開発されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、色の見え方の忠
実性の評価の他に、「色の見え方の好ましさの評価方
法」について、最近研究が進められている。この方法
は、対象とするランプが基準光と比較すると色ずれを起
こしているが、その色ずれが好ましい方向へのずれか、
好ましくない方向へのずれかを定量的に評価する方法で
ある。この色の見え方の好ましさの評価は、光源の重要
な演色特性の一つであるが、現在までまだ標準化された
方法は定められておらず、今後の研究課題である。
【0004】色の見えの好ましさに関しては、人間の肌
色や食品や生花や木の葉の緑が重要な対象物である。こ
の中で、精肉や鮮魚等の食品については食品展示用ラン
プ、生花や木の葉などについては植物観賞用ランプが既
に開発されている。しかしながら、これらの食品展示用
ランプや植物観賞用ランプは、いわゆる特定用途のため
の特殊ランプであり、ランプの光色がピンクがかってい
る。そのため、このような特殊ランプを一般照明用に代
用することはできない。
【0005】住宅、オフィス、店舗などといった一般照
明用ランプの開発においては、人間の肌色、生花、木の
葉の緑、壁の色など照明環境に重要な色彩対象物の色の
見え方をバランスよく見せながら、特徴のあるランプを
開発することが重要となる。このうち、本願発明者ら
は、特に人間の肌色に注目して、好ましい肌色領域を実
験により明らかにし、肌色を好ましくみせる放電ランプ
を作製した(特願平7−134196号)。
【0006】一方、本願発明者は、生花、木の葉の緑な
どの肌色以外の色彩対象物に対しては、目立ち感の概念
から発展させた目立ち指数により照明色彩環境を評価で
きることを長年の研究成果に基づいて明らかにした(た
とえば、橋本らの「カラーリサーチアプリケーション」
(Visual Clarity and Feeling of Contrast, ColorRes
earch and Application, 19, 3, June,(1994))、橋本
ら:目立ち感に基づく光源の演色性評価方法,照明学会
誌,79,11,(1995))。しかしながら、目立ち指数のよう
な評価方法が確立されていなかったために、これまで
に、生花や木の葉の緑などの色彩対象物を一般照明環境
下で十分に美しく好ましく見せることを目的とした放電
ランプ及び照明器具は作製されてなかった。
【0007】本発明はこのような現状に鑑みてなされた
ものであり、特に住宅、店舗、オフィスなどの主照明に
適した好ましい照明色彩環境が得られる一般照明用放電
ランプ及び照明器具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一般照明用放電
ランプは、一般照明用放電ランプが発する照明光Sが照
度1000(lx)のもとでの4色試験色の色域面積をG(S,
1000(lx))とし、標準光D 65 が照度1000(lx)のもとでの
4色試験色の色域面積をG(D 65 ,1000(lx))とし、目
立ち指数Mを、M=[G(S,1000(lx))/G(D 65
1000(lx))] 1.6 ×100と表すとき、照明光Sの逆数
相関色温度Mrと目立ち指数Mとが、M≧7.5×10-2Mr
+101.5、かつM≦7.5×10-2Mr+129.5、かつ100(M
K-1)≦Mr≦385(MK-1)を満足し、そのことにより上記目
的を達成する。
【0009】前記放電ランプの光色の色度点は、CIE 19
60 uv 色度図上で黒体軌跡からの色度偏差が-0.003より
も大きく、+0.010よりも小さい色度範囲に存在してもよ
い。
【0010】前記放電ランプの光色の色度点は、CIE 19
60 uv 色度図上で黒体軌跡からの色度偏差が 0 よりも
大きく、+0.010よりも小さい色度範囲に存在してもよ
い。
【0011】前記放電ランプは蛍光ランプであり、ピー
ク波長が400nmから460nmである青色系蛍光体、500nmか
ら550nmである緑色系蛍光体および600nmから670nmであ
る赤色系蛍光体のうちの緑色系蛍光体および赤色系蛍光
体の組み合わせ、または青色系蛍光体、緑色系蛍光体、
および赤色系蛍光体の組み合わせを有していてもよい。
【0012】前記青色系蛍光体は、ピーク波長が400nm
から460nmである2価ユーロピウム付活青色系蛍光体で
あり、前記緑色系蛍光体は、ピーク波長が500nmから550
nmであるテルビウム付活緑色系蛍光体、またはテルビウ
ム・セリウム付活緑色系蛍光体であり、前記赤色系蛍光
体は、ピーク波長が600nmから670nmである3価ユーロピ
ウム付活赤色系蛍光体、またはマンガン付活赤色系蛍光
体であってもよい。
【0013】前記放電ランプは蛍光ランプであり、ピー
ク波長が400nmから460nmである青色系蛍光体、470nmか
ら495nmである青緑色系蛍光体、500nmから550nmである
緑色系蛍光体、600nmから670nmである赤色系蛍光体のう
ちの、青緑色系蛍光体、緑色系蛍光体および赤色系蛍光
体の組み合わせ、または青色系蛍光体、青緑色系蛍光
体、緑色系蛍光体および赤色系蛍光体の組み合せを有し
ていてもよい。
【0014】前記青色系蛍光体は、ピーク波長が400nm
から460nmである2価ユーロピウム付活青色系蛍光体で
あり、前記青緑色系蛍光体は、ピーク波長が470nmから4
95nmである2価ユーロピウム付活青緑色系蛍光体であ
り、前記緑色系蛍光体は、ピーク波長が500nmから550nm
であるテルビウム付活緑色系蛍光体、またはテルビウム
・セリウム付活緑色系蛍光体であり、前記赤色系蛍光体
は、ピーク波長が600nmから670nmである3価ユーロピウ
ム付活赤色系蛍光体、またはマンガン付活赤色系蛍光体
であってもよい。
【0015】本発明の一般照明用照明器具は、一般照明
用照明器具が発する照明光Sが照度1000(lx)のもとでの
4色試験色の色域面積をG(S,1000(lx))とし、標準
光D 65 が照度1000(lx)のもとでの4色試験色の色域面積
をG(D 65 ,1000(lx))とし、目立ち指数Mを、M=
[G(S,1000(lx))/G(D 65 ,1000(lx))] 1.6 ×
100と表すとき、照明光Sの逆数相関色温度Mrと目
立ち指数Mとが、M≧7.5×10-2Mr+101.5、かつM≦
7.5×10-2Mr+129.5、かつ100(MK-1)≦Mr≦385(MK-1)
を満足しており、そのことにより上記目的を達成する。
【0016】前記照明器具は、ランプと、反射板および
透過板の少なくとも一方とを備えていてもよい。
【0017】前記照明器具は、複数個のランプを有して
いてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、はじめに、本願発明者らが
独自に開発した目立ち指数Mを説明する。
【0019】図2に示すように、照明ランプ下で照明さ
れた色彩対象物の目立ち感の程度は、表色系として、納
谷らの非線形色知覚モデルのブライトネス(B)、カラ
フルネス(Mr-g,My-b)(たとえば、納谷ら、Color R
esearch and Application,20, 3, (1995))で表わされ
た4色試験色の色域面積の大きさで表わされる。色域面
積が大きいほど鮮やかさが増す。
【0020】表1に、目立ち指数Mの4色試験色の分光
放射輝度率を示す。
【0021】
【表1】
【0022】なお、特に、目立ち感への寄与が大きい試
験色は赤色であることから、赤色試験色を基準として、
赤色、青色および緑色試験色で囲まれた面積と赤色、黄
色および緑色試験色で囲まれた面積との総和を4色試験
色の色域面積として定義した。
【0023】目立ち指数Mは、この4色試験色の色域面
積をもとに式(1)のように表すことができる。
【0024】 M=[G(S,1000(lx))/G(D65,1000(lx))]1.6×100 (1) なお、式(1)において、G(S,1000(lx))は試料光
源Sおよび照度1000(lx)のもとでの4色試験色の色域面
積を示し、G(D65,1000(lx) )は基準光源D65およ
び基準照度1000(lx)のもとでの4色試験色の色域面積を
示す。
【0025】すなわち、任意の照明ランプ光S下での4
色試験色の色域面積が標準の光D65光下での色域面積と
同等の面積を示したとき、すなわち、標準の光D65光と
同等の目立ち感が得られたときに、そのランプの目立ち
指数M=100と規準化している。
【0026】つぎに、住宅、店舗およびオフィスなどの
主照明に用いられる一般照明用放電ランプとして適した
好ましい照明色彩環境が得られるような目立ち指数Mの
範囲を求めるために、目立ち指数の異なる種々の蛍光ラ
ンプを試作して、評価実験を行なった。
【0027】評価実験に用いた試作ランプは、緑色系蛍
光体としてLaPO4:Ce3+,Tb3+(表2ではLAPで示す)を、青
色系蛍光体としてSr10(PO4)6Cl2:Eu2+(表2ではSCAで示
す)とSr2P2O7:Eu2+(表2ではBA42Nで示す)を、赤色系蛍
光体としてY2O3:Eu3+(表2ではYOXで示す)と3.5MgO・0.5
MgF2・GeO2:Mn4+(表2ではMFG で示す)を用い、緑色系、
青色系および赤色系の3色の蛍光体を混ぜ合わせること
により作製した。
【0028】実験は、奥行き170cm、横150cm、高さ180c
mの大きさで、天井面に各試作ランプを取り付けた観測
ブースで行なった。壁面はN8.5、床面はN5、机はN7であ
り、机の上に、深紅のバラ、赤色、ピンク色、白色のカ
ーネーション、黄色の小菊、青紫色、赤紫色のスターチ
ス、紫色やピンク色に縁どられた白色のトルコ桔梗など
種々の色とりどりの生花や草木、グラス、石膏、手鏡、
小畳、新聞紙、雑誌、トマト、レモン、みかん、ピーマ
ン、15種類の色票を置いた。実験は、同一相関色温度の
試作ランプごとに、観測ブース内の評価を行った。試作
ランプの評価は、一般屋内の照明環境として好ましいか
好ましくないかについての評価基準で行なった。表2
に、評価実験に用いた試作ランプとその評価結果を記
す。
【0029】
【表2】
【0030】表2では、左から順に、試作ランプの試作
番号、蛍光体の種類と重量比、相関色温度、黒体軌跡か
らの色度偏差(ただし、プラスは黒体軌跡から左上側へ
の色度偏差、マイナスは黒体軌跡から右下側への色度偏
差を示す、以下 u,v)、目立ち指数M、観測評価結果を
示している。
【0031】この表2から明らかなように、相関色温度
の違いによって、一般屋内として好ましい照明環境を与
える放電ランプの目立ち指数Mの範囲は異なることがわ
かった。そこで図1に、相関色温度(T)および逆数相
関色温度(Mr =106/T)と目立ち指数Mとの関係を
示した。図1の○、△および×印は、放電ランプの評価
を示しており、○印は屋内照明環境として"よい"、△印
は"限界値"、×印は"悪い"という評価を示す。また、図
1の各点の番号1〜28は、表2の試作ランプの試作番
号にそれぞれ対応している。この図1から、一般照明と
して好ましい照明環境を与える放電ランプの目立ち指数
Mの範囲は、斜線部の範囲であることがわかる。
【0032】つぎに、現在広く使用されている一般照明
用放電ランプについても同様の計算による算出を行い、
相関色温度および逆数相関色温度と目立ち指数Mとの関
係を調べた。その結果を図3に示す。図3における斜線
部は、図1と同様に、上述した試作ランプに対する評価
実験からわかった一般照明用として好ましい照明環境を
与える放電ランプの目立ち指数Mの範囲を示している。
【0033】図3の点29は普通形昼光色蛍光ランプ(6
500K,Ra74)、点30は3波長域発光形昼光色蛍光ラン
プ(6700K,Ra88)、点31は演色AA昼光色蛍光ランプ(65
00K,Ra94)、点32は蛍光ランプD65(6500K,Ra98)、
点33は普通形昼白色蛍光ランプ(5200K,Ra70)、点3
4は3波長域発光形昼白色蛍光ランプ(5000K,Ra88)、
点35は演色AAA昼白色蛍光ランプ(5000K,Ra99)、点3
6は演色AA昼白色蛍光ランプ(5000K,Ra92)、点37は
普通形白色蛍光ランプ(4200K,Ra61)、点38は演色AA
白色蛍光ランプ(4500K,Ra91)、点39は普通形温白色
蛍光ランプ(3500K,Ra60)、点40は3波長域発光形電
球色蛍光ランプ(3000K,Ra88)、点41は美術・博物館
用電球色蛍光ランプ(3000K,Ra95)、点42は演色AAA
電球色蛍光ランプ(2700K,Ra95) 、点43は高演色形高
圧ナトリウムランプ(2500K,Ra85)、点44はメタルハ
ライドランプ(4230K,Ra88)である。
【0034】図3から明らかなように、一般屋内照明と
して好ましい照明環境を与える放電ランプの目立ち指数
Mの範囲内に存在する既存の一般照明用放電ランプはな
い。また、一般照明用放電ランプとしては、相関色温度
が2600Kから10000Kの範囲が実用可能な範囲である。
【0035】図1から、一般照明用放電ランプのより好
ましい目立ち指数Mは、放電ランプの相関色温度Tおよ
び逆数相関色温度Mr(106/T) の関係において、M
≧7.5×10-2Mr+101.5、かつM≦7.5×10-2Mr +129.
5、かつ100(MK-1)≦Mr≦385(MK-1)(2600(K)≦T≦10
000(K))の範囲内にあることが明らかになった。
【0036】このように、上述した図1の斜線範囲内に
放電ランプの目立ち指数Mを設計することにより、照明
環境を好ましく色再現する一般照明用放電ランプ及び照
明器具を提供することができる。
【0037】以下、図4〜図9を参照しながら、本発明
による一般照明用の放電ランプの実施例を説明する。
【0038】図4〜図9は、一般照明用の放電ランプと
して作製した蛍光ランプの相対分光分布を示す図であ
る。各蛍光ランプは、400nmから460nm、500nmから550n
m、600nmから670nmにピーク波長をもつ蛍光体の組み合
せにより構成できる。例えば、400nmから460nmにピーク
波長をもつ蛍光体としては、Sr2P2O7:Eu2+、Sr10(PO4)6
Cl2:Eu2+、(Sr,Ca)10(PO4)6Cl2:Eu2+、(Sr,Ca)10(PO4)6
Cl2・nB2O3:Eu2+やBaMg2Al16O27:Eu2+などがある。ま
た、500nmから550nmにピーク波長をもつ蛍光体として
は、LaPO4:Ce3+,Tb3+、La2O3・0.2SiO2・0.9P2O:Ce3+,Tb
3+、CeMgAl11O19:Tb3+やGdMgB5O10:Ce3+,Tb3+などがあ
る。また、600nmから670nmにピーク波長をもつ蛍光体と
しては、Y2O3:Eu3+、GdMgB5O10:Ce3+,Tb3+,Mn2+やGdMgB
5O10:Ce3+,Mn2+、Mg 6As2O11:Mn4+や3.5MgO・0.5MgF2・GeO
2:Mn4+などがある。以下、上述した代表的な蛍光体の組
み合わせにより作製されるいくつかの例を説明する。
【0039】まずはじめに、3つの蛍光体で構成された
6700Kの試作ランプの一例を説明する。この例の試作ラ
ンプは、Sr2P2O7:Eu2+とLaPO4:Ce3+,Tb3+と3.5MgO・0.5M
gF2・GeO2:Mn4+との3つの蛍光体を重量比で順に約27:2
8:45で組み合わせて構成された蛍光ランプであり、表2
の8番の試作ランプに相当する。図4にこの蛍光ランプ
の相対分光分布を示す。
【0040】表2からわかるように、青色系蛍光体とし
てSr2P2O7:Eu2+を用いることにより、特に目立ち指数の
高い放電ランプを作製することができる。また、Sr2P2O
7:Eu2+を使用すれば、肌色の赤みを抑える効果もある。
またこの例のように、赤色系蛍光体として3.5MgO・0.5Mg
F2・GeO2:Mn4+を用いると、特に深紅のバラや赤色のカー
ネーションなどの赤色を鮮やかにきれいに演色する効果
があり、既存の3波長域発光形蛍光ランプの色彩特性を
有意に超える色彩特性を有する。
【0041】つぎに、4つの蛍光体で構成された5000K
および3000Kの試作ランプの一例を説明する。図5およ
び図6にこれらの試作ランプの相対分光分布を示す。ど
ちらの試作ランプも、Sr10(PO4)6Cl2:Eu2+と、LaPO4:Ce
3+,Tb3+と、Y2O3:Eu3+と、3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mn4+
の4つの蛍光体を用いて作製されている。5000Kの試作
ランプは、上記4つの蛍光体を重量比で順に約17:27:2
2:33で構成した蛍光ランプであり、表2の16番の試作
ランプに相当する。3000Kの試作ランプは、上記4つの
蛍光体を重量比で順に約1.6:21:47:31で構成した蛍光ラ
ンプであり、表2の20番の試作ランプに相当する。こ
のように同じ蛍光体の組み合せを用いても、蛍光体の重
量比率を変化させることで相関色温度の異なる蛍光ラン
プを作製できる。
【0042】図5および図6に示した4つの蛍光体の組
み合せによる試作ランプは、特に木の葉の緑が鮮やかで
きれいに見える。さらに組み合わせる蛍光体の重量比を
調整することによって、好ましい肌色を再現することが
できる。図5で示した試作ランプは肌色も好ましく見え
る。また図6で示した試作ランプは白熱電球と同等の色
彩特性を有する。
【0043】つぎに、5つの蛍光体で構成された6700K
の試作ランプの一例を示す。図7は、Sr2P2O7:Eu2+と、
Sr10(PO4)6Cl2:Eu2+と、LaPO4:Ce3+,Tb3+と、Y2O3:Eu3+
と、3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mn4+との5つの蛍光体を重量
比で順に約10:16:28:4.5:41による組み合せで構成した
蛍光ランプの相対分光分布である。この例の蛍光ランプ
は表2の7番の試作ランプに相当する。
【0044】つぎに、青緑色系蛍光体を組み合せた試作
ランプの一例を示す。
【0045】図8および図9は、Sr10(PO4)6Cl2:Eu
2+と、Sr4Al14O25:Eu2+と、LaPO4:Ce3+,Tb3+と、Y2O3:E
u3+と、3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mn4+との5つの蛍光体を
用いて構成した蛍光ランプの例の相対分光分布を示す図
である。図8の蛍光ランプは、これら5つの蛍光体を重
量比で順に約30:15:26:11:18で構成した6700Kの蛍光ラ
ンプであり、表2の9番の試作ランプに相当する。また
図9の蛍光ランプは、これらの5つの蛍光体を重量比で
順に約17:9:23:26:26で構成した5000Kの蛍光ランプであ
り、表2の17番の試作ランプに相当する。
【0046】これらの例では、青緑色系蛍光体としてSr
4Al14O25:Eu2+を用いている。この蛍光体を用いること
により、赤、黄、緑、青色の色の見え方のバランスが良
くなるという効果が得られる。また、人の肌色も好まし
く再現される。
【0047】以上、代表的な蛍光体の組み合わせ、およ
びその重量比を変化させて得られる放電ランプの例をい
くつか説明したが、本発明は上述した例には限られな
い。放電ランプの目立ち指数Mが図1の斜線部で示され
る範囲内に設計されればよく、上述した例の他にもいろ
いろな蛍光体の組み合せがあることは言うまでもない。
【0048】なお、上述した通り、蛍光体の組合せをい
ろいろ変えることにより、照明環境を好ましく色再現で
きる放電ランプが得られるという効果に加えて、いろい
ろな効果を得ることができる。すなわち、作製したい色
彩環境の設計に応じて、目立ち指数Mと逆数相関色温度
Mr との関係において、M≧7.5×10-2Mr+101.5、か
つ、M≦7.5×10-2Mr+129.5、かつ、100(MK-1)≦Mr
≦385(MK-1)(2600(K)≦T≦10000(K))の範囲内に保
ちつつ、蛍光体の組合せにより種々の特徴あるランプを
作製することができる。
【0049】なお、分光分布を示した上記の試作ランプ
以外で、上記表2の実験に用いた試作ランプで特に特徴
のあるランプ群について述べる。
【0050】表2の1、2、3番の試作ランプは、相関
色温度Tが7100(K)の相関色温度を超えるランプであ
る。上述した通り、赤色系蛍光体として3.5MgO・0.5MgF2
・GeO2:Mn4+を用いると赤色を鮮やかにきれいに演色する
効果がある。しかし屋内空間も全体的にやや赤みを帯び
てしまい、実際のランプの相関色温度よりも低相関色温
度のランプであるように感じられる。そのため、既存の
ランプよりも白さ感やクリア感を保ちつつ、鮮やかに見
せるためには、1、2、3番の試作ランプのように、71
00Kよりも大きく10000K以下の相関色温度Tをもつラ
ンプが有用である。
【0051】また、表2の23、24、25、26番の
試作ランプは、電球色領域(2600K≦T≦3150K)の相
関色温度Tをもつランプである。既存の電球色領域の蛍
光ランプ、たとえば、3波長域発光形蛍光ランプは、特
に赤色の演色が悪く白熱電球よりも劣る色彩特性を有し
ていた。しかしながら表2の23、24、25、26番
の試作ランプは、白熱電球と少なくとも同等の色彩特性
を有しており、また白熱電球と類似した光色をもつラン
プである。
【0052】さらに、蛍光ランプの光色の色度点を、CI
E 1960 uv 色度図上で黒体軌跡の色度点からの色度偏差
u,vが-0.003よりも大きく、+0.010よりも小さい色度範
囲に存在させることにより、白壁を白く見せることがで
きる。このような蛍光ランプは、自然な照明光の光色の
ランプとして一般照明に用いられるのに適している。
【0053】また、蛍光ランプの光色の色度点を、CIE
1960 uv 色度図上で黒体軌跡の色度点からの色度偏差
u,v が 0よりも大きく、+0.010よりも小さい色度範囲
に存在させれば、明るさ効率を高めることができる。
【0054】ここで図11に示すように、色度偏差Δ
u,v とは、光源の光色の色度点をS(u,v)とし、この
色度点Sから黒体軌跡におろした垂線と黒体軌跡との交
点をP(uo,vo)とするとき、CIE 1960 uv 色度図上で
の色度点Sと交点Pとの距離SPとして定義する。ただ
し、色度点Sが黒体軌跡より左上側(緑がかった光色
側)にある場合の色度偏差を正( Δu,v>0)とし、
右下側(赤がかった光色側)にある場合の色度偏差を負
( Δu,v<0)とした。
【0055】上述した例では、本発明による蛍光ランプ
を数例説明したが、高輝度放電ランプについても、蛍光
ランプと同様に、適切な色彩環境を提供するランプを実
現することができる。すなわち、高輝度放電ランプにつ
いても、目立ち指数Mを、その相関色温度Tおよび逆数
相関色温度Mr(106/T)との関係において、M≧7.5
×10-2Mr +101.5、かつ、M≦7.5×10-2Mr+129.5、
かつ、100(MK-1)≦Mr≦385(MK-1)(2600(K)≦T≦100
00(K))を満足するように設計することにより、上述し
た例で示した蛍光ランプと同様の効果を得ることができ
る。
【0056】また、照明器具に関しても、たとえば、図
4〜図9に示したような相対分光分布の照明光を放射す
るための反射板や透過板を有する照明器具であれば、上
述した各蛍光ランプと同様の効果を得ることができる。
図10に本発明の一般照明用照明器具の一実施例の構成
を示す。
【0057】この照明器具は、照明器具きょう体45、
ランプ46、および透過板47を有している。透過板4
7は、それを透過した透過光48の相対光分布が、例え
ば図4〜図9のいずれかの相対光分布となるようにラン
プ46の光に応じて作製されている。ランプ46より放
射されて透過板47を透過した光48が、例えば図4か
ら図9のいずれかに示すような相対分光分布になってい
るので、透過光48の目立ち指数Mと相関色温度Tおよ
び逆数相関色温度Mrとの関係は、M≧7.5×10-2Mr+1
01.5、かつ、M≦7.5×10-2Mr+129.5、かつ、100(MK
-1)≦Mr≦385(MK-1)(2600(K)≦T≦10000(K))を満
足する。このため、このような照明器具によっても、よ
り良い色彩環境を屋内に提供できる。また、本発明の照
明器具では、透過光48の目立ち指数Mが上述した関係
式を満足するように設計されていさえすればよいので、
ランプ46として、平均演色評価数Raを向上させるよう
に設計されている従来の一般照明用ランプを用いること
もできる。
【0058】さらに、本発明の照明器具では、最終的な
透過光48の目立ち指数Mが上述した関係式を満足する
ように設計されていればよいので、ランプ46として、
1個のランプを用いても、複数個のランプを用いても同
様の効果が得られる。図12に、複数個のランプを用い
た照明器具の例の構成を示す。
【0059】図12の照明器具は、照明器具きょう体4
5、それに収容されたランプ49、50、51および透
過板47を有している。ランプ49、50、51は、互
いに異なる分光分布を有していてもよい。このように複
数個のランプを用いる場合には、ランプ49、50、5
1からの光は混光され、透過板47を通して透過光48
として放射される。透過板47は、透過光48が例えば
図4〜図9で示したような相対分光分布を有するよう
に、ランプ49、50、51からの光にあわせて設計さ
れている。したがって、この例においても、透過光48
の目立ち指数Mと相関色温度Tおよび逆数相関色温度M
rとは、 M≧7.5×10-2Mr+101.5、かつ、M≦7.5×1
0-2Mr+129.5、かつ100(MK-1)≦Mr≦385(MK-1)(2600
(K)≦T≦10000(K))を満足し、それにより、よりよ
い色彩環境を屋内に提供することができる。
【0060】なお、図10および図12に示した例で
は、ランプに合わせて作製された透過板のみを用いた照
明器具を説明したが、透過板の代わりに、反射光が例え
ば図4〜図9に示すような相対分光分布を有するように
ランプに合わせて作製した反射板を用いた場合にも、上
述した例と同様の効果を得ることができる。また、透過
板と反射板との両方を用いた場合にも、最終的に照明光
として照明器具から放射される光が例えば図4〜図9に
示したような相対分光分布を有するように透過板および
反射板を作製すれば、上述した例と同様の効果を得るこ
とができる。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、少なくと
も、屋内の花、草木などを好ましい色に再現し、屋内照
明の色彩環境をより向上するための一般照明用の放電ラ
ンプ及び照明器具を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本概念となる目立ち指数Mと相関色
温度T、逆数相関色温度Mrとの関係を示す図である。
【図2】本発明の基本概念となる目立ち指数Mを示す図
である。
【図3】既存の放電ランプに対する目立ち指数M、相関
色温度T、および逆数相関色温度Mrの関係を示す図で
ある。
【図4】本発明の放電ランプの一実施例の相対分光分布
図である。
【図5】本発明の放電ランプの一実施例の相対分光分布
図である。
【図6】本発明の放電ランプの一実施例の相対分光分布
図である。
【図7】本発明の放電ランプの一実施例の相対分光分布
図である。
【図8】本発明の放電ランプの一実施例の相対分光分布
図である。
【図9】本発明の放電ランプの一実施例の相対分光分布
図である。
【図10】本発明の一般照明用照明器具の一実施例の構
成を示す図である。
【図11】色度偏差SPを示す図である。
【図12】本発明の一般照明用照明器具の他の実施例の
構成を示す図である。
【符号の説明】
点1から点28 試作ランプ 点29 普通形昼光色蛍光ランプ(6500K,Ra74) 点30 3波長域発光形昼光色蛍光ランプ(6700K,Ra88) 点31 演色AA昼光色蛍光ランプ(6500K,Ra94) 点32 蛍光ランプD65(6500K,Ra98) 点33 普通形昼白色蛍光ランプ(5200K,Ra70) 点34 3波長域発光形昼白色蛍光ランプ(5000K,Ra88) 点35 演色AAA 昼白色蛍光ランプ(5000K,Ra99) 点36 演色AA昼白色蛍光ランプ(5000K,Ra92) 点37 普通形白色蛍光ランプ(4200K,Ra61) 点38 演色AA白色蛍光ランプ(4500K,Ra91) 点39 普通形温白色蛍光ランプ(3500K,Ra60) 点40 3波長域発光形電球色蛍光ランプ(3000K,Ra88) 点41 美術・博物館用電球色蛍光ランプ(3000K,Ra95) 点42 演色AAA 電球色蛍光ランプ(2700K) 点43 高演色形高圧ナトリウムランプ(2500K,
Ra85) 点44 メタルハライドランプ(4230K,Ra8
8) 45 照明器具きょう体 46 ランプ 47 透過板 48 透過光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−101814(JP,A) 特開 平1−296561(JP,A) 特開 平6−13045(JP,A) 特開 平5−36384(JP,A) 特開 平5−28966(JP,A) 特開 平4−209463(JP,A) 特開 平8−185829(JP,A) 特開 平8−55610(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 61/44 F21S 8/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般照明用放電ランプが発する照明光S
    が照度1000(lx)のもとでの4色試験色の色域面積をG
    (S,1000(lx))とし、 標準光D 65 が照度1000(lx)の
    もとでの4色試験色の色域面積をG(D 65 ,1000(lx))
    とし、 目立ち指数Mを、 M=[G(S,1000(lx))/G
    (D 65 ,1000(lx))] 1.6 ×100と表すとき、 該照明
    光Sの逆数相関色温度Mrと該目立ち指数Mとが、M≧
    7.5×10-2Mr+101.5、かつM≦7.5×10-2Mr+129.5、
    かつ100(MK-1)≦Mr≦385(MK-1)を満足する一般照明用
    放電ランプ。
  2. 【請求項2】 前記放電ランプの光色の色度点は、CIE
    1960 uv 色度図上で黒体軌跡からの色度偏差が-0.003よ
    りも大きく、+0.010よりも小さい色度範囲に存在する、
    請求項1に記載の一般照明用放電ランプ。
  3. 【請求項3】 前記放電ランプの光色の色度点は、CIE
    1960 uv 色度図上で黒体軌跡からの色度偏差が 0 より
    も大きく、+0.010よりも小さい色度範囲に存在する、請
    求項1に記載の一般照明用放電ランプ。
  4. 【請求項4】 前記放電ランプは蛍光ランプであり、ピ
    ーク波長が400nmから460nmである青色系蛍光体、500nm
    から550nmである緑色系蛍光体および600nmから670nmで
    ある赤色系蛍光体のうちの緑色系蛍光体および赤色系蛍
    光体の組み合わせ、または青色系蛍光体、緑色系蛍光
    体、および赤色系蛍光体の組み合わせを含んでいる、請
    求項1から3のいずれか1つに記載の一般照明用放電ラ
    ンプ。
  5. 【請求項5】 前記青色系蛍光体は、ピーク波長が400n
    mから460nmである2価ユーロピウム付活青色系蛍光体で
    あり、前記緑色系蛍光体は、ピーク波長が500nmから550
    nmであるテルビウム付活緑色系蛍光体、またはテルビウ
    ム・セリウム付活緑色系蛍光体であり、前記赤色系蛍光
    体は、ピーク波長が600nmから670nmである3価ユーロピ
    ウム付活赤色系蛍光体、またはマンガン付活赤色系蛍光
    体である、請求項4に記載の一般照明用放電ランプ。
  6. 【請求項6】 前記放電ランプは蛍光ランプであり、ピ
    ーク波長が400nmから460nmである青色系蛍光体、470nm
    から495nmである青緑色系蛍光体、500nmから550nmであ
    る緑色系蛍光体、600nmから670nmである赤色系蛍光体の
    うちの、青緑色系蛍光体、緑色系蛍光体および赤色系蛍
    光体の組み合わせ、または青色系蛍光体、青緑色系蛍光
    体、緑色系蛍光体および赤色系蛍光体の組み合せを有し
    ている、請求項1から3のいずれか1つに記載の一般照
    明用放電ランプ。
  7. 【請求項7】 前記青色系蛍光体は、ピーク波長が400n
    mから460nmである2価ユーロピウム付活青色系蛍光体で
    あり、前記青緑色系蛍光体は、ピーク波長が470nmから4
    95nmである2価ユーロピウム付活青緑色系蛍光体であ
    り、前記緑色系蛍光体は、ピーク波長が500nmから550nm
    であるテルビウム付活緑色系蛍光体、またはテルビウム
    ・セリウム付活緑色系蛍光体であり、前記赤色系蛍光体
    は、ピーク波長が600nmから670nmである3価ユーロピウ
    ム付活赤色系蛍光体、またはマンガン付活赤色系蛍光体
    である、請求項6に記載の一般照明用放電ランプ。
  8. 【請求項8】 一般照明用照明器具が発する照明光Sが
    照度1000(lx)のもとでの4色試験色の色域面積をG
    (S,1000(lx))とし、 標準光D 65 が照度1000(lx)の
    もとでの4色試験色の色域面積をG(D 65 ,1000(lx))
    とし、 目立ち指数Mを、 M=[G(S,1000(lx))/G
    (D 65 ,1000(lx))] 1.6 ×100と表すとき、 該照明
    光Sの逆数相関色温度Mrと該目立ち指数Mとが、M≧
    7.5×10-2Mr+101.5、かつM≦7.5×10-2Mr+129.5、
    かつ100(MK-1)≦Mr≦385(MK-1)を満足している、一般
    照明用照明器具。
  9. 【請求項9】 前記照明器具は、ランプと、反射板およ
    び透過板の少なくとも一方とを備えている、請求項8に
    記載の一般照明用照明器具。
  10. 【請求項10】 前記照明器具は、複数個のランプを有
    している、請求項8または9に記載の一般照明用照明器
    具。
JP8208644A 1995-08-24 1996-08-07 一般照明用放電ランプおよび一般照明用照明器具 Expired - Lifetime JP3040719B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8208644A JP3040719B2 (ja) 1995-08-24 1996-08-07 一般照明用放電ランプおよび一般照明用照明器具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-215842 1995-08-24
JP21584295 1995-08-24
JP8208644A JP3040719B2 (ja) 1995-08-24 1996-08-07 一般照明用放電ランプおよび一般照明用照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09120797A JPH09120797A (ja) 1997-05-06
JP3040719B2 true JP3040719B2 (ja) 2000-05-15

Family

ID=26516960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8208644A Expired - Lifetime JP3040719B2 (ja) 1995-08-24 1996-08-07 一般照明用放電ランプおよび一般照明用照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3040719B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2785143A1 (en) 2013-03-28 2014-10-01 Panasonic Corporation Lighting apparatus
JP2014222594A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 パナソニック株式会社 照明システム
US9013097B2 (en) 2013-07-19 2015-04-21 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Light-emitting module, lighting device, and lighting fixture
US9644802B2 (en) 2012-10-12 2017-05-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lighting equipment, lighting device, and light-emitting module
US10040393B2 (en) 2016-07-28 2018-08-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Illumination system, mobile body, and lighting control method

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6157126A (en) * 1997-03-13 2000-12-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Warm white fluorescent lamp
JP3322225B2 (ja) * 1998-03-24 2002-09-09 松下電器産業株式会社 放電ランプおよび照明器具
JP3419335B2 (ja) * 1999-02-17 2003-06-23 松下電器産業株式会社 蛍光ランプ
JP3576076B2 (ja) * 2000-06-30 2004-10-13 松下電器産業株式会社 白色度評価方法及び照明用光源・照明装置
KR100706750B1 (ko) * 2000-08-10 2007-04-11 삼성전자주식회사 형광램프 및 이를 채용한 액정표시장치
JP5874045B2 (ja) 2012-05-11 2016-03-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置
US10381527B2 (en) 2014-02-10 2019-08-13 Consumer Lighting, Llc Enhanced color-preference LED light sources using yag, nitride, and PFS phosphors
WO2016039800A1 (en) * 2014-09-09 2016-03-17 GE Lighting Solutions, LLC Enhanced color-preference led light sources using lag, nitride and pfs phosphors
CA2923187C (en) 2013-09-09 2022-04-12 GE Lighting Solutions, LLC Enhanced color-preference light sources
CN104768276B (zh) * 2014-03-11 2018-04-03 北京博锐尚格节能技术股份有限公司 一种3d照明监控方法、装置及***
JP6788798B2 (ja) 2017-01-25 2020-11-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置
JP6726882B2 (ja) 2017-01-25 2020-07-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9644802B2 (en) 2012-10-12 2017-05-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lighting equipment, lighting device, and light-emitting module
EP2785143A1 (en) 2013-03-28 2014-10-01 Panasonic Corporation Lighting apparatus
JP2014194843A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Panasonic Corp 照明装置
JP2014222594A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 パナソニック株式会社 照明システム
US9013097B2 (en) 2013-07-19 2015-04-21 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Light-emitting module, lighting device, and lighting fixture
US10040393B2 (en) 2016-07-28 2018-08-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Illumination system, mobile body, and lighting control method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09120797A (ja) 1997-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5770917A (en) General-purpose discharge lamp and general-purpose lighting apparatus
JP3040719B2 (ja) 一般照明用放電ランプおよび一般照明用照明器具
US7129629B2 (en) Method of evaluating whiteness, method of evaluating comparative whiteness, light source and luminaire
US5684359A (en) Discharge lamp and illumination instrument for general illumination
US8137586B2 (en) Phosphor blend for a compact fluorescent lamp and lamp containing same
EP2281606A1 (en) Fluorescent lamp
EP1184893A2 (en) Very high color rendition fluorescent lamps
US6157126A (en) Warm white fluorescent lamp
JP3268961B2 (ja) 一般照明用蛍光ランプ及び一般照明用照明器具
US6242857B1 (en) High efficiency fluorescent lamp with low color rendering property
JP3237562B2 (ja) 蛍光ランプ
JPH1173923A (ja) 照明ランプ
JP3237533B2 (ja) 一般照明用蛍光ランプ
JP3595218B2 (ja) 蛍光ランプ
JPH10312775A (ja) 電球色蛍光ランプ
EP2185667B1 (en) Phosphor blend for a compact fluorescent lamp and lamp containing same
JPH0251844A (ja) 蛍光ランプ
JPH1055708A (ja) 照明装置
JPS60241637A (ja) 三波長域発光形螢光ランプ
JP2006302547A (ja) 蛍光ランプ
JPH1083710A (ja) 冷蔵庫
JPH05225959A (ja) メタルハライドランプ
JPH05190144A (ja) 観賞用蛍光ランプ
JPS5933747A (ja) 螢光ランプ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000217

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110303

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140303

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term