JP3038964B2 - 自動車用ウエストモールディングおよびその製造方法 - Google Patents

自動車用ウエストモールディングおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の昇降窓のような
スライド窓部に取付けられるウエストモールディングに
関するものである。
【従来の技術】図15は4ドア式自動車の車体を示す斜
視図である。図において、1は車体、2はドア、3は昇
降窓、4は窓板、5はフロントウエストモールディン
グ、6はリアウエストモールディングである。
【0002】ウエストモールディング5,6は昇降窓3
の下辺を形成する車体パネル7の開口窓縁の内側に沿っ
て取付けられる立上部から、車体パネル7の上縁を覆う
ように折返された折返部を有する長尺の通常は共通断面
部からなる主体部8と、この主体部8の所定部分、例え
ば端末部から窓板4とほぼ平行方向に伸びる拡大延長部
9とからなるモールディング本体10、ならびに樹脂部
11により形成されている。拡大延長部9は、フロント
ウエストモールディング5の場合は、ドアミラー12の
駆動連結装置等を覆い、リアウエストモールディング6
の場合は、コーナー部13の窓板4の一部を覆うように
形成されている。ウエストモールディング5、6は、4
ドア車においては、車体パネルの一部であるドアパネル
に取付けられるが、2ドア車またはクーペにおいては、
リアウエストモールディング6はドアパネルではなく、
車体パネルの一部であるリアフェンダーパネルに取付け
られることになるが、以下、これらのパネルを総称して
車体パネル7とする。
【0003】従来のウエストモールディング5,6は、
金属等の硬質材料のロール成形により共通断面を有する
主体部8を形成し、これを押出成形型に供給して樹脂部
11の一部を押出成形して、共通断面を有する押出成形
材を形成し、これに拡大延長部9を機械的に接合して、
接合部を覆うように射出成形により残りの樹脂部を形成
し、前記押出成形材の樹脂部と接合して、一体化した樹
脂部11を形成することにより、製造している(例えば
特公平2−6647号)。
【0004】しかしながら、このような従来のウエスト
モールディングにおいては、主体部8と拡大延長部9が
機械的に接合されているため、車体パネルへの取付時に
おける無理な力がかかった長期にわたる走行により、接
合部が緩んで、ガタツキが生じることがある。また樹脂
部11は押出成形と射出成形とでは、使用する樹脂の材
質、成形精度、緩衝性等が異なるため、両シールリップ
間の接合部が目視されたり、バリが発生したり、色や外
観が相違したり、あるいは劣化により剥離したりする場
合があるなどの問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような従来の問題点を解決するため、主体部と拡大延
長部間、または樹脂部間の接合部をなくし、これにより
ガタツキ、バリ、剥離等が発生せず、違和感がなくて、
優れた外観および強度を有する自動車用ウエストモール
ディング、およびその効率的な製造方法を提案すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は次の自動車用ウ
エストモールディングおよびその製造方法である。 (1)(A)(a)自動車の側面に位置するスライド窓
の窓板と車体パネルの開口窓縁との間をふさぐように、
前記開口窓縁に沿って取付けられ、かつ前記開口窓縁を
所定の幅で覆う外表面部を有する長尺な主体部と、
(b)この主体部の端末を含む長手方向の所定部分か
ら、主体部の外表面部の長手方向とは異なる方向にかつ
窓板とほぼ平行方向に拡大または延長する拡大延長部と
が硬質材料により一体成形されて、モールディングとし
ての実質的な強度を受けもつモールディング本体、なら
びに(B)(a)前記モールディング本体から窓板に接
するように伸びるシール条片と、(b)前記拡大延長部
を少なくとも部分的に覆う拡大延長部被覆部と、(c)
前記モールディング本体の車体パネルの外表面への当接
部に介在する緩衝部とが、前記モールディング本体の主
体部および拡大延長部を通して一体的に連結するよう
に、軟質で弾性を有するゴムまたは合成樹脂より射出成
形された樹脂部を備えた自動車用ウエストモールディン
グ。
【0007】(2)拡大延長部は窓板との間にすき間を
形成し、拡大延長部の周縁から、主体部のシール条片と
連続するシール条片が窓板側に伸びて、前記すき間をふ
さいでいる上記(1)記載の自動車用ウエストモールデ
ィング。
【0008】(3)拡大延長部は昇降窓装備品装着部を
有する上記(1)記載の自動車用ウエストモールディン
グ。
【0009】(4)自動車の側面に位置するスライド窓
の窓板と車体パネルの開口窓縁との間をふさぐように、
前記開口窓縁に沿って取付けられ、かつ前記開口窓縁を
所定の幅で覆う外表面部を有する長尺な主体部、および
この主体部の端末を含む長手方向の所定部分から、主体
部の外表面部の長方向とは異なる方向、かつ窓板と
ほぼ平行な方向に拡大または延長する拡大延長部を有す
るモールディング本体を硬質材料により一体成形する工
程と、得られたモールディング本体を分割面を有する射
出成形型内に載置して型閉めする工程と、射出成形型
面とモールディング本体によって形成されるキャビテ
ィに、ゴムまたは合成樹脂を射出して、前記モールディ
ング本体から窓板に接するように伸びるシール条片、
記拡大延長部を少なくとも部分的に覆う拡大延長部被覆
および前記モールディング本体の車体パネルの外表
面への当接部に介在する緩衝部を、主体部および拡大延
長部を通して一体的に連続するように形成する工程とか
らなる自動車用ウエストモールディングの製造方法。
【0010】
【作用】本発明の自動車用ウエストモールディングは、
自動車の側面に位置するスライド窓の窓板と車体パネル
の開口窓縁との間をふさぐように、前記開口窓縁に沿っ
て取付けられ、かつ前記開口窓縁を所定の幅で覆う外表
面部を有する長尺な主体部と、この主体部の端末を含む
長手方向の所定部分から、主体部の外表面部の長手方向
とは異なる方向に、かつ窓板とほぼ平行な方向に拡大ま
たは延長する拡大延長部とを有するモールディング本体
を、金属板等の硬質材料の曲げ成形、絞り成形などのプ
レス成形により一体成形し、得られたモールディング本
体を、分割面を有する射出成形型に載置して型閉めし、
射出成形型の型面とモールディング本体によって形成さ
れるキャビティにゴムまたは合成樹脂を射出して、前記
モールディング本体から窓板に接するように伸びるシー
ル条片、前記拡大延長部を少なくとも部分的に覆う拡大
延長部被覆部および前記モールディング本体の車体パ
ネルの外表面への当接部に介在する緩衝部を、主体部お
よび拡大延長部を通して一体的に連続するように形成す
ることにより製造される。
【0011】こうして製造された自動車用ウエストモー
ルディングは、スライド窓を形成する車体パネルの開口
窓縁をモールディング本体が覆い、樹脂部のシール条片
が窓板に当接し、緩衝部が車体パネルの外表面との間に
介在するように取付けて使用する。
【0012】使用状態においては、モールディング本体
が一体成形されて、接合部がないため、ウエストモール
ディング全体としての剛性が高まり、ガタツキが発生し
ない。また樹脂部も主体部および拡大延長部を通して一
体的に連続するように射出成形されているため、継目、
バリ、色違い等は発生せず、剥離も起こらない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は実施例のリアウエストモールディングの正面
図、図2はそのA−A断面図、図3はB−B断面図、図
4はC−C断面図である。
【0014】リアウエストモールディング6は、長尺物
で、ほぼ一定の横断面形状の外表面部を有する主体部8
および拡大延長部9からなるモールディング本体10
と、このモールディング本体10に射出成形により固着
された樹脂部11とからなる。
【0015】主体部8は、昇降窓3の下辺を形成する車
体パネル7の開口窓縁7aの内側に沿って取付けられる
立上部21から、車体パネル7の上縁を覆うように折返
され、外表面部を形成する折返部22を有し、折返部2
2はさらに先端が折返されて、係合部23を形成してい
る。拡大延長部9は折返部22の外表面部が延長した延
長部24から拡大部25がウエストモールディングが自
動車に取付けられた状態で窓板とほぼ平行方向上方に突
出している。
【0016】樹脂部11は、モールディング本体10の
上縁部から窓板4に当接するように伸びるシール条片2
6と、拡大延長部9を部分的に覆う拡大延長部被覆部2
7と、モールディング本体10の係合部23が車体パネ
ル7のドアアウターパネル7bに当接する部分に介在す
る緩衝部28とからなり、これらはモールディング本体
10の主体部8および拡大延長部9を通して一体的に連
続するように形成されている。シール条片26と拡大延
長部被覆部27は一体的に形成され、これらと緩衝部2
8は端末樹脂部29を介して一体的に形成されている
が、端末樹脂部29は必ずしも必要でなく、造形的観点
などから省略されることもある。
【0017】拡大延長部9の拡大部25は、コーナー部
13における窓板4との間にすき間30を形成するよう
に形成され、このすき間30をふさぐように、主体部8
のシール条片26と連続するシール条片26aが窓板4
側に伸びている。
【0018】上記のリアウエストモールディング6は、
昇降窓3の下辺部を形成する車体パネル7の開口窓縁7
aをモールディング本体10が覆い、シール条片26、
26aが窓板4に当接し、緩衝部28が車体パネル7の
ドアアウターパネル7bとの間に介在するように取付け
られる。このとき主体部8は、車体パネル7の上縁部に
取付孔31を利用して取付けられるクリップ等のファス
ナー32により取付けられる。拡大延長部9は、溶接等
の固着部33により固着されたブラケット34のバーリ
ング35を利用して、タッピングスクリュ等により車体
パネル7に取付けられる。
【0019】使用状態においては、モールディング本体
10が一体成形されて、接合部がないため、ウエストモ
ールディング6全体としての剛性が向上し、かつガタツ
キが発生しない。また樹脂部11も主体部8および拡大
延長部9を通して一体的に連続するように射出成形され
ているため、継目は発生せず、両シール条片26、26
a間での剥離やバリ、色違い等も起こらない。
【0020】図5は射出成形型を示す図1のA−A相当
断面図、図6は同じくB−B相当断面図である。射出成
形型40は、分割型41,42が分割面43により分割
されるようになっている。分割型41,42間には、シ
ール条片26、26aおよび拡大延長部被覆部27を成
形するためのキャビティ44、ならびに緩衝部28を成
形するためのキャビティ45が形成され、それぞれゲー
ト46を介してランナー47に連結している。また分割
型41,42間にはモールディング本体10を挟持する
ようになっているが、外表面部への傷付を防止するため
に、逃げ部48が形成されている。また、モールディン
グ本体10の外表面を形成する面の射出成形型40と接
触する部分には、表面の傷つきを防止するために、保護
皮膜などを予め形成しておくのが好ましい。
【0021】リアウエストモールディング6の製造方法
は、まず光輝のステンレス板、アルミニウム板等の金属
板などの曲げ成形、絞り成形等のプレス成形により、主
体部8および拡大延長部9からなるモールディング本体
10を一体的に成形する。
【0022】次に得られたモールディング本体10の必
要部分にゴムまたは樹脂との固着性を向上させる接着剤
層などの形成処理をして、射出成形型40の分割型4
1,42間に載置して型閉めし、分割型41,42の型
面49とモールディング本体10によって形成されるキ
ャビティ44,45に、ランナー47からゲート46を
通してゴムや樹脂を射出し、シール条片26、26a、
拡大延長部被覆部27および緩衝部28からなる樹脂部
11を、主体部8および拡大延長部9を通して一体的に
連続するように形成し、リアウエストモールディング6
を製造する。射出するゴムや樹脂材料としては、製品と
なったときにシールリップの働きをさせるのに必要なゴ
ム状弾性を呈するエラストマー材料が好ましく、その硬
度も車体パネルの表面を摩耗させることのない軟質材料
が好ましい。具体的には、ショア硬度(押込み硬さ)A
スケールで50°〜90°のものが好ましく、シールリ
ップの特性を優先すれば60°〜70°のものが特に好
ましい。
【0023】上記の製造方法では、従来のようにロール
成形、押出成形、拡大延長部の接合および射出成形の複
雑な工程を経ることなく、曲げ成形、絞り成形などのプ
レス成形と射出成形の組合せからなる簡素化された工程
により、効率よく、外観および耐久性に優れたウエスト
モールディングが製造される。
【0024】図7は他の実施例のフロントウエストモー
ルディングの正面図、図8はそのP−P断面図、図9は
Q−Q断面図、図10はR−R断面図、図11はS−S
断面図、図12はT−T断面図、図13はU−U断面
図、図14はV−V断面図である。
【0025】フロントウエストモールディング5は、長
尺物で、ほぼ一定横断面形状の外表面部を有する共通断
面部からなる主体部8および拡大延長部9からなるモー
ルディング本体10と、このモールディング本体10に
射出成形により固着された樹脂部11とからなる。
【0026】主体部8は、前記実施例とほぼ同様の構成
となっており、昇降窓3の下辺を形成する車体パネル7
の開口窓縁7aの内側に沿って取付けられる立上部21
から車体パネル7の上縁を覆うように折返されて、外表
面部を形成する折返部22を有し、折返部22はその先
端で折返されて係合部23を形成している。拡大延長部
9は延長部24から拡大部25がリアウエストモールデ
ィングの場合と同様に上方に突出している。拡大部25
には、ドアミラー12を装着するためのミラーのステイ
装着部36が凸状に形成され、中央部にはドアミラー1
2の取付軸が通過する装着穴38が形成されている。
【0027】樹脂部11は、モールディング本体10の
上縁部から窓板4に当接するように伸びるシール条片2
6、26aと、拡大延長部9を部分的に覆う拡大延長部
被覆部27と、モールディング本体10の係合部23が
車体パネル7のドアアウターパネル7bに当接する部分
に介在する緩衝部28と、折返部22および延長部24
の一部を覆う被覆部20とからなり、これらはモールデ
ィング本体10の主体部8および拡大延長部9を通して
一体的に連続するように形成されている。
【0028】上記のフロントウエストモールディング5
もリアウエストモールディング6とほぼ同様に製造さ
れ、同様に車体パネル7の開口窓縁7aに取付けて使用
される。このとき主体部8はクリップなどのファスナー
32により車体パネル7の上縁部に取付けられる。拡大
延長部9は、ミラーのステイ装着部36に形成された取
付孔39を通して、スクリュ19をグロメット18にね
じつけて固着される。拡大延長部9の上端部はサッシュ
カバー17と接合するようになっている。15は車体パ
ネル7に形成されたドアミラー12の駆動軸が通過する
穴、16はスポンジ等の緩衝兼シール材である。
【0029】なお上記実施例では、モールディング本体
10はステンレス、アルミニウム等の金属板の曲げ成
形、絞り成形等のプレス成形により一体成形する場合に
ついて説明したが、剛性を有する合成樹脂の射出成形、
あるいは低融点合金のダイカスト成形などにより一体成
形することができる。また上記実施例ではモールディン
グ本体10には、樹脂部11で被覆しない露出部を形成
したが、全体を樹脂部11で被覆してもよい。さらに上
記の実施例では、モールディング本体10の主体部8に
立上部21があるものを説明したが、立上部21を省略
して、折返部22の両端の係止部にクリップ等のファス
ナーを取付けるものでもよい。本発明において、射出成
形は反応射出成形を含む。また本発明は昇降窓に限ら
ず、自動車の前後方向にスライドするものにも適用でき
る。
【0030】
【発明の効果】以上の通り、本発明の自動車用ウエスト
モールディングは、主体部と拡大延長部が一体成形され
ているので、機械的な接合部がなくウエストモールディ
ング全体としての剛性が高められるとともに、、長期走
行によるガタツキは発生しない。また樹脂部は主体部と
拡大延長部を通して一体的に連続するように形成されて
いるので、従来のような接合線は発生せず、使用による
剥離やバリ、色違いなども起こらず、優れた外観のもの
が得られる。
【0031】本発明の製造方法によれば、モールディン
グ本体の一体成形と射出成形の組合せにより製造できる
ので、従来のような複雑な工程は必要でなく、簡単な工
程により優れた品質のウエストモールディングを効率的
に製造することができる。またシール条片は射出成形に
よって成形されるので、長手方向に沿ってシール条片の
形状、厚さ、幅などを自由に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のリアウエストモールディングの正面
図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1のB−B断面図。
【図4】図1のC−C断面図。
【図5】射出成形型を示す図1のA−A相当断面図。
【図6】射出成形型を示す図1のB−B相当断面図。
【図7】他の実施例のフロントウエストモールディング
の正面図。
【図8】図7のP−P断面図。
【図9】図7のQ−Q断面図。
【図10】図7のR−R断面図。
【図11】図7のS−S断面図。
【図12】図7のT−T断面図。
【図13】図7のU−U断面図。
【図14】図7のV−V断面図。
【図15】自動車の車体を示す斜視図。
【符号の説明】
3 昇降窓 4 窓板 5 フロントウエストモールディング 6 リアウエストモールディング 7 車体パネル 8 主体部 9 拡大延長部 10 モールディング本体 11 樹脂部 21 立上部 22 折返部 23 係合部 25 拡大部 26,26a シール条片 27 拡大延長部被覆部 28 緩衝部 40 射出成形型 41,42 分割型 43 分割面 44,45 キャビティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−29329(JP,A) 特開 昭63−301142(JP,A) 特開 昭59−120518(JP,A) 特開 昭57−208228(JP,A) 実開 昭56−103312(JP,U) 実開 昭57−96023(JP,U) 実開 平2−125812(JP,U) 実開 昭63−152720(JP,U) 実開 昭63−23116(JP,U) 特公 平2−6647(JP,B2) 特公 平3−2685(JP,B2) 特公 平1−24644(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 10/04 B29C 45/36 B60R 13/04 B60J 5/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)(a)自動車の側面に位置するス
    ライド窓の窓板と車体パネルの開口窓縁との間をふさぐ
    ように、前記開口窓縁に沿って取付けられ、かつ前記開
    口窓縁を所定の幅で覆う外表面部を有する長尺な主体部
    と、(b)この主体部の端末を含む長手方向の所定部分
    から、主体部の外表面部の長手方向とは異なる方向にか
    つ窓板とほぼ平行方向に拡大または延長する拡大延長部
    とが硬質材料により一体成形されて、モールディングと
    しての実質的な強度を受けもつモールディング本体、な
    らびに(B)(a)前記モールディング本体から窓板に
    接するように伸びるシール条片と、(b)前記拡大延長
    部を少なくとも部分的に覆う拡大延長部被覆部と、
    (c)前記モールディング本体の車体パネルの外表面へ
    の当接部に介在する緩衝部とが、前記モールディング本
    体の主体部および拡大延長部を通して一体的に連結する
    ように、軟質で弾性を有するゴムまたは合成樹脂より射
    出成形された樹脂部を備えた自動車用ウエストモールデ
    ィング。
  2. 【請求項2】 拡大延長部は窓板との間にすき間を形成
    し、拡大延長部の周縁から、主体部のシール条片と連続
    するシール条片が窓板側に伸びて、前記すき間をふさい
    でいる請求項1記載の自動車用ウエストモールディン
    グ。
  3. 【請求項3】 拡大延長部は昇降窓装備品装着部を有す
    る請求項1記載の自動車用ウエストモールディング。
  4. 【請求項4】 自動車の側面に位置するスライド窓の窓
    板と車体パネルの開口窓縁との間をふさぐように、前記
    開口窓縁に沿って取付けられ、かつ前記開口窓縁を所定
    の幅で覆う外表面部を有する長尺な主体部、およびこの
    主体部の端末を含む長手方向の所定部分から、主体部の
    外表面部の長方向とは異なる方向、かつ窓板とほぼ
    平行な方向に拡大または延長する拡大延長部を有するモ
    ールディング本体を硬質材料により一体成形する工程
    と、 得られたモールディング本体を分割面を有する射出成形
    型内に載置して型閉めする工程と、 射出成形型の型面とモールディング本体によって形成さ
    れるキャビティに、ゴムまたは合成樹脂を射出して、
    記モールディング本体から窓板に接するように伸びる
    ール条片、前記拡大延長部を少なくとも部分的に覆う
    大延長部被覆部および前記モールディング本体の車体
    パネルの外表面への当接部に介在する緩衝部を、主体部
    および拡大延長部を通して一体的に連続するように形成
    する工程とからなる自動車用ウエストモールディングの
    製造方法。
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