JP3038454U - 自動車が衝突したときの室内防火装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 自動車が衝突した時、火災が発生したときに
乗員を保護する防火装置の提供。 【解決手段】 天井板と内張りの間に取り付けられる厚
さの噴出装置付き水タンクに予め水を貯蔵し、圧力を加
えた容器を取りつける。噴出装置は衝撃により開口する
可動栓により平時は閉まった状態に保たれ、衝撃により
開口し、予め加えられている圧力により水を車内に噴出
する。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

自動車が衝突した時に火災を起こし塔乗者が脱出出来ず死亡する例が大変多い。 特に衝突した時の衝撃で塔乗者が気を失う事が多い為に、自分で脱出できず焼死 してしまうのではないだろうか。この装置は衝突しても火災を起こさない装置で ある。人命の安全が一番求められる自動車産業に於いて火災を起こさない自動車 が出来ることは使用者の信頼を受け、安全な自動車作りに寄与する事は確実であ る。

【従来の技術】

自動車が衝突した時に火災を起こさない為の技術開発は進んでいるが、火災が起 きた時の消化設備はまだ開発されてないのが現状である。しいて言えば消火器を 装備している自動車がある程度である。

【考案が解決しようとする課題】

自動車を運転中に事故を起こし火災になり、運転手が気を失っても消火が出来る 装置が必要である。しかし火災が起きてから消火する装置では、搭乗者が火災が 起きた瞬間に火傷を負ってしまう。この考案は火災が起きてから消す方法よりも 火災が起こる前に水を出し燃えなくする方法である。

【課題を解決するための手段】

自動車が衝突した瞬間に蓄えられた水が噴出して塔乗者や室内を水浸しにするな ら、例えエンジンルームから火災が発生しても、水が掛かった塔乗者や室内が燃 えだす事はありえない。常に一定の水を自動車の中に確保しておき、その水を使 い燃えなくすることである。衝突した瞬間に水が噴出することは、火災が起きな かった時は搭乗者に取っては利益にならず、却って水浸しになるだけ損になる。 しかし水に浸る事は搭乗者に害は無く、却って’水’、が気を失った搭乗者の気 付け薬の代わりにもなり良い結果に繋がるのではないだろうか。今までの焼死事 故を見ると、火災にたいして消火の処置が、何もされないために焼死してしまっ たとおもわれる。少しの水を衣服や室内に噴出させるだけで火災から守ることが 出来る。ガソリンが衣服にかかっても水に浸っているなら火が附くことはない。 このように火災が起きるまえに、水を噴出してしまえば火災による焼死事故は無 くなる。

【作用】

水を入れたタンクに空気圧を掛けて置き、そのタンクを自動車の室内に組み込み 衝撃が加わると水が噴出して火災から守ることが出来る。

【実施例】

現在、このような装置は、まだ作られていないので実施例はない。

【考案の効果】

交通事故による死亡者は、年間一万人を越えているが自動車火災による死亡者は 一割の千人位になる。この装置を付ける事により死亡者が無くなることは画期的 なことである。

【図面の簡単な説明】

【図１】タンク取り付け全体図

【図２】噴出装置付き水タンク取り付け横面図

【図３】噴出装置付き水タンク取り付け正面図

【図４】衝撃により水が噴出した時の横図

【図５】衝撃により水が噴出した時の正面図

【図６】噴出装置付き水タンク自動車内天井取り付け断
面図

【図７】噴出装置付き水タンク自動車内天井取り付け図
（下から見た図）

【図８】噴出装置付き水タンク図

【図９】噴出装置付き水タンク断面図

【図１０】噴出装置付き水タンク噴出装置

【図１１】噴出装置付き水タンク噴出装置組合せ図

【図１２】噴出装置付き水タンク噴出装置可動栓

【図１３】噴出装置付き水タンク噴出装置吹き出し口栓

【図１４】噴出装置付き水タンク噴出装置吹き出し口栓
ねじ込み口断面図

【図１５】噴出装置付き水タンク噴出装置断面図（平常
時）

【図１６】噴出装置付き水タンク噴出装置断面図（衝突
時）

【図１７】噴出装置付き水タンク空気入れ口

【図１８】噴出装置付き水タンク水入れ口

【図１９】噴出装置付き水タンク（下から見た図）

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】自動車の室内に、水が入つて常時空気圧が
   掛かったタンクを取り付け、衝突などの衝撃が加わると
   自動的にタンクの中の水が噴出する装置。