JP3037927B2 - 転送方法及び移動無線送受信機 - Google Patents

転送方法及び移動無線送受信機

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JP3037927B2
JP3037927B2 JP10084187A JP8418798A JP3037927B2 JP 3037927 B2 JP3037927 B2 JP 3037927B2 JP 10084187 A JP10084187 A JP 10084187A JP 8418798 A JP8418798 A JP 8418798A JP 3037927 B2 JP3037927 B2 JP 3037927B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、微弱電波を用い
て基地局からの無線信号を移動局が他の移動局へ中継す
る無線通信システムに関し、より詳しくは、この無線通
信システムにおける移動局間の無線信号の転送方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】特開平9−252277号公報には以下
のような記載がある。なお図1を参照されたい。「固定
局から送信された情報は、まず移動局A局で受信され、
(中略)A局で処理されてから移動局Bに中継される。
以後順次情報は移動局B局から、C局、D局へ中継され
る。このようにして情報を中継することで小電力での通
信で、広い範囲に情報が通信可能になる。」また、送信
フレームに再送信カウンタの値を含め、中継するごとに
再送信カウンタの値を1インクメントし、この再送信カ
ウンタの値によって中継するか否かを決定する。本公報
は、これにより情報を局地的なものとすることができる
と記している。しかし、中継回数により中継の可否を決
定する場合には問題が生じることもある。例えば、近距
離に存在する移動局同士で中継し合った場合、情報が固
定局からあまり伝播しないうちに中継回数の限度に達し
てしまうといった問題がある。
【0003】また、特開平10−32538号公報にも
以下のような記載がある。なお図2を参照されたい。
「移動体CR1は、走行中にGPS装置GP1より現在
位置および現在の時刻を収集しており、それをもとに現
在までの走行軌跡(経路)とその経路上の平均速度、所
要時間、混在度合等を交通情報メッセージMS1として
メモリMM1に蓄積している。」さらに、図3に関して
以下のような記述がある。「移動体CR1と移動体CR
2が互いに通信可能な距離に接近したとする。移動体C
R2は自ら保持している交通情報メッセージMS2−2
を移動体CR1に向けて発信し、移動体CR1は自ら処
理している交通情報メッセージMS1及び送信すべき計
算機宛のメイル情報メッセージMS6を移動体CR2に
向けて発信する。移動体CR2に受信された交通情報メ
ッセージMS1のうち、移動体メッセージMS1のう
ち、移動体CR2にとって重要な部分は表示装置DS2
に新着情報として表示される。同様に、移動体CR1に
受信された交通情報メッセージMS2−2のうち、移動
体CR1にとって重要な部分は表示装置DS1に新着情
報として表示される。」さらに、以下のような記述があ
る。「本実施形態例のメッセージ伝達システムは、本質
的にデータの到達保証性はないが、到達率をできる限り
上げる必要がある。(中略)実際には、同じ地域を走行
している移動体が多数存在するので、ある地域/経路の
交通情報データは、最も最近のものに順次更新されてい
くことになる。特に、日本のように常時渋滞を起こして
いるような場合には、ある移動体の周辺には必ず別の移
動体が存在するので、実質的に有線系のネットワークと
同程度の高速、広範囲のメッセージ交換が可能にな
る。」さらに、インスタントなメッセージは広域伝達の
必要がないので、あまり長くは蓄積せず、すぐに消滅さ
せる旨の記述はあるが、どのようにインスタントなメッ
セージであるか判断し、どのような時期に消滅されるか
について具体的な記載はない。また、移動局が局所的に
多数存在する場合の問題については何等触れられていな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の述べた従来技術
では、基地局(又は固定局)から送信された情報を移動
局同士で交換していく機構については開示されている
が、情報の伝播を制御するための、移動局での処理は中
継回数で制御することのみしか開示されていない。よっ
て、本願発明の目的は、情報の伝播をより適切な形で制
御する方法を提供することである。
【0005】また、情報の伝搬を所定の範囲に制限する
ことも目的とする。
【0006】さらに、伝搬される情報の輻湊を避けるこ
とも目的とする。
【0007】より効率的な情報の伝搬を可能にすること
も目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明において前提と
なるシステムは上記の従来技術に類似している。すなわ
ち、図1に示したように基地局(図1においては固定
局)が発信した情報を、移動局A局、B局、C局といっ
たようにホップしていくことにより伝搬する。そして、
各移動局は、図2に示したように、少なくともアンテナ
AT1、表示装置DS1、受信装置RX1、送信装置T
X1を有しており、無線信号をアンテナAT1を介して
受信装置RX1で受信し、受信した無線信号のうち当該
移動局のユーザが必要な情報を表示装置DS1にてユー
ザに提示する。一方、所定の情報を含む無線信号を送信
機TX1にてアンテナAT1を用いて他の移動局に送信
する。図3に示すように、移動局CR2が移動局CR1
と交信する場合には、移動局CR2は受信した情報MS
2−2を移動局CR1に送信し、移動局CR1は保持し
ている情報MS1及びMS6を移動局CR2に送信する
ことにより情報の交換がなされる。
【0009】このように、移動局間で情報がやり取りさ
れることは従来技術とほぼ同様であるが、本願発明は、
どの情報を移動局間で伝播させるかについて示すもので
ある。すなわち、移動無線送受信機において、情報を
(最初に)送信する情報元の位置情報を含む受信情報の
転送の可否を決定する際には、位置情報を用いて、情報
元からの距離を計算するステップと、距離を所定のしき
い値と比較するステップと、距離が所定のしきい値より
長い場合には、受信情報を転送不可と決定するステップ
とを実行するということである。これにより、情報の伝
搬は情報元から所定の範囲に限定され、よりローカルな
情報を所定の範囲内に存在するユーザに伝達することが
できる。
【0010】本願発明の他の態様としては、移動無線送
受信機において、受信情報の転送の可否を決定する際
に、受信情報が有効期限切れであるか判断するステップ
と、有効期限切れであれば、受信情報を転送不可と決定
するステップとを実行するものがある。陳腐化した情報
を転送しないこととし、転送情報の増大を防ぐことがで
きる。また、移動局の移動速度がほぼ一定であれば、情
報の伝搬範囲も情報元から所定の範囲に限定されること
となる。なお、従来技術の記載には、インスタントな情
報をあまり長く蓄積せず、すぐに消滅させる旨記載され
ているが、どのようにインスタントなメッセージである
か判断し、どのような時期に消滅されるかについて具体
的な記載はない。
【0011】なお、受信情報が情報を最初に送信する情
報元の送信時間情報を含む場合には、受信情報が有効期
限切れであるか判断するステップは、送信時間情報を用
いて、送信時刻より所定時間経過しているか否かを判断
するステップを含む。また、受信情報が情報を最初に送
信する情報元による有効期限時間に関する情報を含む場
合には、受信情報が有効期限切れであるか判断するステ
ップは、現在時刻が有効期限時間を経過しているか否か
判断するステップを含む。
【0012】本願発明のさらに他の態様としては、移動
無線送受信機において、送信元の位置情報を含む受信情
報の転送の可否を決定する際に、近傍に存在する移動無
線送受信機の密度を検出するステップと、送信元の位置
情報から、送信元からの距離を計算するステップと、密
度及び距離が所定の条件を満たしているか否か判断する
ステップと、所定の条件を満たしている場合には、受信
情報を転送不可と決定するステップとを実行するもので
ある。これにより、移動局の密度が高い場合であって自
分との距離が短い移動局からの情報を送信しないことに
より、送信情報量の爆発を抑え、より効率的な情報伝達
を達成することができる。
【0013】なお、密度及び距離が所定の条件を満たし
ているか否か判断するステップは、密度が所定値を以上
であり、且つ距離が所定値以下であるか否かを判断する
ステップを含むようにすることも考えられる。密度及び
距離が所定の条件を満たしているか否か判断するステッ
プは、密度及び距離が所定の関係式を満たしているか否
かを判断するステップを含むようにすることも考えられ
る。なお、所定の関係式は、移動局の密度が高い場合で
あって自分との距離が短い移動局からの情報を受信した
場合には再送信しないことを表すものである。
【0014】本願発明のさらに他の態様としては、移動
無線送受信機において、情報を最初に送信する情報元の
位置情報及び送信元の位置情報を含む受信情報の転送の
可否を決定する際に、情報元の位置情報及び送信元の位
置情報から、情報元と送信元を結ぶ直線と送信元と自身
を結ぶ直線のなす角度が所定角度以内であるか否か判断
するステップと、所定角度以内に自身が入っていない場
合には、受信情報を転送不可と決定するステップとを実
行するものである。これにより、より効率的に遠くへ情
報を伝搬することができるようになり、狭い範囲におい
て転送する情報量が爆発的に増加するようなことはなく
なる。
【0015】なお、所定角度が近傍の移動無線送受信機
の密度によって定められるようにすることも考えられ
る。
【0016】本願発明のさらに他の態様としては、移動
無線送受信機において、情報を最初に送信する情報元の
位置情報及び送信元の位置情報を含む受信情報の転送の
可否を決定する際に、他の移動無線送受信機との平均距
離を検出するステップと、情報元の位置情報及び送信元
の位置情報を用いて、情報元と送信元を結ぶ直線上であ
って送信元から情報の受信限界距離離れた位置を中心と
して平均距離を半径とする円に接して送信元を通る2本
の直線に挟まれる領域に、自身が入っているか否か判断
するステップと、自身が入っていない場合には、受信情
報を転送不可と決定するステップとを実行するものであ
る。これにより、より効率的に遠くへ情報を伝搬するこ
とができるようになり、狭い範囲において転送する情報
量が爆発的に増加するようなことはなくなる。
【0017】なお、送信元からの距離が受信限界距離か
ら平均距離を引いた値より大きいか否かを判断するステ
ップと、距離が小さい場合には、受信情報を転送不可と
決定するステップとさらに実行するようにすることも考
えられる。
【0018】以上は、移動局における処理として本願発
明を表現したが、このような処理を実施する移動無線送
受信機として実施することも可能であり、またこのよう
な処理を実施するプログラムとして実施することも可能
である。なお、プログラムは、ROM(Read Only Memo
ry)等の記憶デバイス、CD−ROM等の記憶媒体に記
憶されるのが通常である。
【0019】
【発明の実施の形態】上でも述べたが、図1に示すよう
に基地局(固定局)から発信された情報を移動局間でホ
ップすることにより情報(プログラムを含む)を伝達す
るという前提は本願発明でも同様である。よって、以下
は、本願発明に特徴的な、基地局からの送信情報と、移
動局の構成と、移動局での処理について説明する。
【0020】(1)基地局からの送信情報 基地局はいわば放送局のようなもので、自身の広告等を
送信する。先に述べたように、送信した情報はこの基地
局から所定の範囲内において伝搬されるようにするた
め、送信すべき情報と共に、情報元の位置、又は時刻、
又はそれらの両方を送信する。さらに、送信した情報を
消滅させるための、距離的又は時間的又はそれら両方の
しきい値を含めてもよい。本発明において用いられる送
信フレームの一例を図4に示す。基地局が送信する場
合、送信元位置1及び情報元位置5、送信元時刻2及び
情報元時刻6はそれぞれ同一であり、いずれかを削除す
ることができる。さらに、送信元速度3は、基地局の場
合移動しないので、0を入れるか削除する。移動局の場
合、速度ベクトルを入力することが好ましい。なお、こ
の送信元速度3を設けることは任意である。情報カテゴ
リ4は、情報元により作成される。例えば広告や交通情
報といった分類に予めビット列を対応付けておき、該当
する分類のビット列を情報カテゴリ4に入れる。ユーザ
が必要とする情報を簡単にフィルタリングすることがで
きるようにするためである。しきい値7は、情報元によ
り指定されるものである。距離的なしきい値の場合情報
元からの距離を入力し、時間的なしきい値の場合破棄さ
せる時刻又は情報元時刻からの時間を入力する。
【0021】なお、基地局を放送局のようなものと記し
たが、本来の放送局のように情報を一方的に流すような
ものではなく、移動局と無線通信接続を行い、情報を通
信するようにしてもよいし、後に述べるような移動局の
ように中継機能を有していてもよい。また、基地局が情
報元であることを前提にしていたが、移動局自身が情報
元になることも可能である。
【0022】(2)移動局の構成 図5に移動局の構成例を示したブロック図を示す。アン
テナ11に接続された送受信機13は通信コントローラ
15にも接続されている。また、表示装置21は、表示
コントローラ17に接続されている。表示コントローラ
17及び通信コントローラ15は連携して移動局全体を
制御するように接続されている。また、両者はメモリ1
9に接続されており、このメモリ19を共有している。
表示コントローラ17は入力装置23に接続されてい
る。通信コントローラ15は、位置検出器25及び時刻
検出器27に接続されている。
【0023】送受信機13は、何でも構わないが、FM
電波や赤外線通信(IrDA等)等が好ましい。通信コ
ントローラ15と共に他の移動局又は基地局と接続のタ
イミングを計り、通信を行う。また、位置検出器25に
は、GPSやPHSを用いることができる。移動局が自
動車の場合にはカーナビゲーション・システムを用いる
ことができる。また、速度センサ又は加速度センサが存
在する場合には、それらを用いることもできる。位置の
情報は、2次元(緯度、経度)又は3次元(緯度、経
度、標高)である。時刻検出器27は、時計であって
も、GPSからの時刻情報を取得する装置であっても、
電波時計から時刻を取得する装置であってもよい。通信
コントローラ15は、位置検出器25及び時刻検出器2
7からの情報を用いて移動局の速度情報を取得すること
ができる。
【0024】次に移動局の動作を説明する。送受信機1
3は、アンテナ11を介して無線信号を受信し、受信情
報を通信コントローラ15に渡す。通信コントローラ1
5は、受信した情報をメモリ19に格納し、新たな情報
を受信したこと及びメモリ19内のアドレスを表示コン
トローラ17に渡す。表示コントローラ17は、表示が
必要な情報であるかどうかを確認の上、表示が必要な場
合には、メモリ19内の指定されたアドレスから情報を
取り出し、表示装置21に表示する。ユーザは入力装置
23を用いて、表示すべき情報を指定することができ
る。例えば、交通情報が知りたい場合には、交通情報を
表示するように表示コントローラ17を設定する。ま
た、通信コントローラ15は、他の移動局に送信すべき
情報がメモリ19に存在する場合には、当該メモリ19
の所定のアドレスから情報を読み出し、図4に示した送
信フレームを作成し、送受信機13によりアンテナ11
を介して送信させる。
【0025】なお、通信コントローラ15は、図4で示
したフレームの先頭にある送信元位置情報や情報元の位
置情報を受信したところで、当該フレームを全て受信す
るか受信しないようにするか判断することも可能であ
る。
【0026】(3)移動局での処理 通信コントローラ15は送信すべき情報の選択を行う。
すなわち、通信コントローラ15は、情報ごとに転送の
可否を決定する。これは、先に述べたように情報元から
の距離や時間により情報の伝搬範囲を限定するという目
的の他、移動局及び基地局の配置が未知の状態で行われ
る通信であるため経路の指定ができず、移動局(及び基
地局)の密度が高いと伝送路の重複を生じて通信量が増
大するという事態を回避するのに必要なためである。例
えば図6のような状態である。図6では、移動局A及び
移動局Bは移動局が高密度に存在するエリアに入ってお
り、通信量削減のためその中からは移動局Cには同じ情
報元からの情報を転送しない。移動局Cには他の移動局
を介して情報が伝達されればよい。
【0027】移動局やメッセージに識別子を付けること
により伝送路の重複を防ぐことができるが、これは現実
的ではなく、メッセージの長大化という問題が生じる。
本願発明は距離と時間による転送情報の選別の他、通信
量の削減のための処理を実施する。
【0028】情報転送の可否の決定処理のためのアルゴ
リズムを説明する前に、その前提条件を説明する。 (a)移動局及び基地局はほぼ一様に分布しているとす
る。すなわち移動局及び基地局同士の平均距離はほぼ一
定とし、これをDとする。Dの求め方については後に述
べる。Dはゆっくりと変化する場合もある。 (b)ある時間内に情報を転送する回数(転送の割合)
は、どの移動局及び基地局でも一定とする。これをNと
する。Nもゆっくりと変化する場合もある。 (c)2つの移動局間又は移動局と基地局間における通
信限界距離は一定とし、これをXとする。Xは移動局及
び基地局で電波受信強度を実際に測定することにより求
めてもよい。また、移動局及び基地局の性能として定数
とすることもできる。さらに、周辺の通信状況や移動速
度等の関数とすることもできる。
【0029】次に、平均距離Dの求め方を述べる(図
7)。まず、所定時間tの間に受信可能なフレームを受
信する(ステップ110)。tは、N×t>1となるよ
うな十分長い時間であって、Dの変化する時間よりは十
分短いものとする。そして、各フレーム中の送信元位置
情報及び位置検出器25からの位置情報を用いて、各フ
レームを送信した移動局又は基地局からの距離を計算す
る(ステップ120)。所定時間tを経過した後、十分
な数のフレームを受信したか確認する(ステップ13
0)。もし、十分な数のフレームについて距離を計算す
ることができたならば、それらの距離の平均を計算し、
その値をDとする(ステップ140)。一方、十分な数
のフレームを受信しなかった場合には、計算した距離を
平均化し、その結果を、移動速度、位置など移動局周辺
の状況を考慮して補正する(ステップ150)。例え
ば、自動車で移動している場合には、移動速度に応じた
車間距離を用いて補正することも考えられる。あまりに
受信したフレーム数が少ない場合には、補正せずに、周
辺の状況から導き出される値をDとすることも考えられ
る。なお、Dは変化するので、本処理を周囲の状況の変
化に合わせて適宜行い、Dを更新していくことが必要で
ある。
【0030】以上を前提に、図8を用いて通信コントロ
ーラ15が実行する、情報転送の可否を決定するための
アルゴリズムを説明する。ここでは最初に、転送するか
否か決定すべき情報(以下、転送情報という。)が有効
期限切れであるか否か判断する(ステップ210)。も
し、有効期限が切れている場合には転送しない(ステッ
プ270)。有効期限が切れているかの判断は、転送情
報のフレームにしきい値として時刻が入っている場合に
は当該時刻を経過しているか否かで行われ、転送情報の
フレームにしきい値として情報元の送信時刻からの時間
が入っている場合には有効期限の時刻を求め、その時刻
を経過したか否かで行われる。現在の時刻は時間検出器
27を用いる。なお、有効期限切れか否かは通信コント
ローラ15の独自の基準にて判断することも可能であ
る。例えば、通信コントローラ15は一律送信元又は情
報元の送信時刻から所定期間のみ転送情報を保持するよ
うにすることも可能である。
【0031】次に、情報元から自身が所定距離離れたか
否か判断する(ステップ220)。これは、転送情報の
フレームにしきい値として入れられた距離及びフレーム
内の情報元の位置から、情報元を中心としてしきい値と
しての距離を半径とする円に、位置検出器25から検出
された自身の位置が入っているか否かで判断できる。も
し、所定距離以上情報元から離れた場合には転送しない
(ステップ270)。なお、時間による転送の可否の判
断と同様に、距離についても通信コントローラ15の独
自の基準にて判断することも可能である。例えば、通信
コントローラ15は送信元又は情報元からの独自の距離
にて転送情報を破棄するか否か決定することも可能であ
る。
【0032】さらに、移動局密度と送信元からの距離が
所定の条件を満たしているか判断する(ステップ23
0)。このステップの目的は、移動局密度が十分高く、
且つ送信元からの距離が短い場合には転送しないという
ものである。移動局の密度とは、上で説明した平均距離
Dにて代替できる。また、送信元からの距離は、転送情
報のフレーム中の送信元位置情報と位置検出器25から
の位置情報から得ることができる。例えば、送信元との
距離をdとすると、d<(1−D/X)X(Xは上で説
明した受信限界距離)ならば、ステップ270に移行す
る。この式は、密度Dのばらつきや、電波の受信限界距
離Xの誤差を考慮して、変形することができる。例え
ば、Dの元となるサンプル・フレーム数が少なかった場
合には、0≪ε<1なるεを導入して、式をd<(1−
D/X−ε)・Xのように転送不可の条件を緩和するこ
とができる。
【0033】さらに、転送元が情報元であるか否か判断
する(ステップ240)。そして、情報元と送信元を結
ぶ直線と送信元と自身を結ぶ直線とがなす角度が所定の
角度以内になっているか判断する(ステップ250)。
これは、伝送路が迂回したり重複しないように情報元か
ら放射状に伝搬させるための条件であり、情報元を原点
とする送信元の位置ベクトルをs、自身の位置ベクトル
をrとすると、以下のような式で表される。 ((r−s)・s)/(|r−s|×|s|)>C>0 但し、C=cosθ,sinθ=D/Xである。
【0034】この条件を図に表すと図9のようになる。
図9では、移動局aは、情報元と送信元を結ぶ直線から
所定の角度θの範囲に入っている(ψ<θ)ので、転送
情報を送信できる(ステップ260)。また、この条件
は、情報元と送信元を結ぶ直線上であって送信元から受
信限界距離X離れた点を中心に平均距離Dを半径とする
円に接して送信元を通る2本の直線に挟まれる領域に入
っているか否かというように表現することもできる。一
方、移動局bは所定の角度θの範囲に入っていない(φ
>θ)ので、転送情報を送信しない(ステップ27
0)。また、追加の条件として、図9の円内及び送信元
より遠い円外の領域に入っているかということ、すなわ
ち、送信元からの移動局の距離が受信限界距離から平均
距離を引いた値より大きいという条件を採用してもよ
い。
【0035】なお、上記の式は一例であり、所定の角度
θはD及びXに独立して決めてもよい。また、ステップ
210、ステップ220、ステップ230、ステップ2
40及び250のうち一つだけで転送の可否を決定して
も、それらの任意の組み合わせにて決定することも可能
である。さらに順番も任意に変えることができる。上に
おいて式で表現した条件は、実質的に同様の意味であっ
て2つ以上の式に分離して表現することも可能である。
【0036】また、極端に密度が高くなるような場所で
情報が発信される場合には、一度も情報を転送させない
で破棄させる場合も考えられる。そのような場合には、
情報元が、しきい値に距離0を設定したり、送信時刻と
消滅時刻を同じ時間にしたりすればよい。
【0037】以上のように通信コントローラ15が動作
することにより、情報ごとに転送の可否を決定すること
ができる。
【0038】次に、本発明の応用例について述べてお
く。例えば、移動局が情報携帯端末であって、個人ユー
ザが当該情報携帯端末を有している場合を考える。例え
ば情報元は小売り店舗であり、特売情報や売場案内を位
置情報と共に送信している。情報携帯端末を保持してい
るユーザは、特売情報を見て特売所に行く場合もあるだ
ろうし、興味が無ければその店舗を出ていく。店舗の外
に出てユーザが歩いていると、他のユーザが保持してい
る情報携帯端末と店舗にいたユーザが保持している情報
携帯端末は情報を交換する。これを繰り返すうちに、特
売情報に興味のある個人に到達する。このような口コミ
に類似する情報伝達を情報携帯端末が自動的に行い、情
報収集ができる。さらに、多数の店舗が同じような情報
を送信することにより、情報携帯端末の保持者は特売情
報等の比較ができ、より安価な買物が可能となる。情報
元の店舗も、一度に多数の個人に情報を伝達しなくと
も、少数の個人に送信することにより情報は自動的に広
まっていくので、安価に顧客を集めることができる。
【0039】また、情報元には交通機関が考えられる。
例えば、交通機関は電車やバス、飛行機等の発着案内情
報を送信する。本発明は交通機関のダイヤが乱れた場合
等に効果的である。例えば、駅構内にいる人が有してい
る情報携帯端末は、電車が遅れているという情報を交通
機関から受け取り、駅構内にいる人が移動することによ
り駅周辺に広まる。さらに、バスに設けられた移動局が
電車が遅れているという情報を受信した場合又は電車が
遅れているという情報を受け取った情報携帯端末を保持
した人がバスに乗った場合には、バス路線に沿って当該
情報は伝達されていく。駅に向かう方向のバス停にいる
人の情報携帯端末が電車が遅れている情報を受信した場
合には、その人はバスに乗らず、他の交通機関を使用す
ることを考えるかもしれない。このように突発的に発生
して、テレビやラジオ放送で扱えないローカルで且つリ
アルタイムな情報の伝達が可能になる。また、駅構内に
人があふれることも回避できる等の効果もある。
【0040】さらに他の例としては、移動局が自動車で
ある場合が考えられる。この場合、情報携帯端末を自動
車に接続したり、カーナビゲーション・システムが前記
移動局の機能を有している。情報元としては、例えばガ
ソリン・スタンドや駐車場等が考えられる。そして、そ
れらの場所や値段、駐車場の場合には空き情報等を送信
する。情報は自動車を転々として伝搬し、給油する必要
のない自動車から給油する必要のある自動車へ、また駐
車する予定のない自動車から駐車する予定のある自動車
へ伝達される。駐車場やガソリン・スタンドでは、他の
自動車から、レストランに関する情報や沿線の小売り店
舗からの特売情報、その地域の観光案内等も取得するこ
とができる。
【0041】また、従来技術でも開示している交通情報
の伝達も考えられる。渋滞情報は、よりローカルでより
リアルタイムなものであり、自動車間の交信により伝達
可能となる。なお、ユーザは、入力装置を用いて情報元
となることができる。すなわち、自分の目の前の自動車
が事故を起こした等の情報を入力して早急に情報を他の
自動車に伝達することができる。さらに、ディジタル・
カメラなどの画像取得装置を有していれば、当該画像を
他の移動局に伝搬することも可能になる。
【0042】
【効果】情報の伝播をより適切な形で制御する方法を提
供するができた。
【0043】また、情報の伝搬を所定の範囲に制限する
こともできた。
【0044】さらに、伝搬される情報の輻湊を避けるこ
ともできた。
【0045】より効率的な情報の伝搬を可能にすること
もできた。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術及び本発明の前提を表す図である。
【図2】従来技術及び本発明の前提を表す図である。
【図3】従来技術及び本発明の前提を表す図である。
【図4】送信フレームの一例である。
【図5】本発明における移動局の一例のブロック図であ
る。
【図6】情報の転送を行わない場合を示す図である。
【図7】移動局間の平均距離Dを計算するためのフロー
図である。
【図8】移動局が情報を転送するか否か判断するための
処理フローを示した図である。
【図9】図8におけるステップ250を説明するための
図である。
【符号の説明】
11 アンテナ 13 送受信機 15 通信コントローラ 17 表示コントローラ 19 メモリ 21 表示装置 23 入力装置 25 位置検出器 27 時刻検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北山 文彦 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研 究所内 (72)発明者 久世 和資 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研 究所内 (56)参考文献 特開 平8−223110(JP,A) 特開 平9−261764(JP,A) 特開 平4−326631(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/09 G08G 1/13 H04B 7/26 H04Q 7/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動無線送受信機において、送信元の位置
    情報を含む受信情報の転送の可否を決定する方法であっ
    て、 近傍に存在する移動無線送受信機の密度を検出するステ
    ップと、 前記送信元の位置情報から、送信元からの距離を計算す
    るステップと、前記密度が所定値以上であり、かつ、前記距離が所定値
    以下であるという条件 を満たしているか否か判断するス
    テップと、前記条件 を満たしている場合には、前記受信情報を転送
    不可と決定するステップと、 を含む転送方法。
  2. 【請求項2】移動無線送受信機において、情報を最初に
    送信する情報元の位置情報及び送信元の位置情報を含む
    受信情報の転送の可否を決定する方法であって、 他の移動無線送受信機との平均距離を検出するステップ
    と、 前記情報元の位置情報及び前記送信元の位置情報を用い
    て、前記情報元と前記送信元を結ぶ直線上であって前記
    送信元から情報の受信限界距離離れた位置を中心として
    前記平均距離を半径とする円に接して前記送信元を通る
    2本の直線に挟まれる領域に、自身が入っているか否か
    判断するステップと、 前記自身が入っていない場合には、前記受信情報を転送
    不可と決定するステップと、 を含む転送方法。
  3. 【請求項3】前記送信元からの距離が前記受信限界距離
    から前記平均距離を引いた値より大きいか否かを判断す
    るステップと、 前記距離が小さい場合には、前記受信情報を転送不可と
    決定するステップと、 を含む請求項2記載の転送方法。
  4. 【請求項4】移動無線送受信機であって、 情報を最初に送信する情報元の位置情報及び送信元の位
    置情報を含む転送情報の無線信号を受信する受信機と、 無線信号を送信する送信機と、 前記受信機により受信された複数の無線信号の前記送信
    元の位置情報から、他の移動無線送受信機との平均距離
    を検出し、前記情報元の位置情報及び前記送信元の位置
    情報を用いて、前記情報元と前記送信元を結ぶ直線上で
    あって前記送信元から情報の受信限界距離離れた位置を
    中心として前記平均距離を半径とする円に接して前記送
    信元を通る2本の直線に挟まれる領域に、自身が入って
    いるか否か判断し、前記自身が入っていない場合には、
    前記転送情報を前記送信機により送信不可と決定するコ
    ントローラと、 を有する移動無線送受信機。
  5. 【請求項5】前記コントローラが、 前記送信元からの距離が前記受信限界距離から前記平均
    距離を引いた値より大きいか否かをさらに判断し、前記
    距離が小さい場合には、前記転送情報を前記送信機によ
    り送信不可と決定することを特徴とする請求項4記載の
    移動無線送受信機。
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