JP3036437U - リフォーム用玄関框 - Google Patents

リフォーム用玄関框

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JP3036437U
JP3036437U JP1996010788U JP1078896U JP3036437U JP 3036437 U JP3036437 U JP 3036437U JP 1996010788 U JP1996010788 U JP 1996010788U JP 1078896 U JP1078896 U JP 1078896U JP 3036437 U JP3036437 U JP 3036437U
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Japan
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entrance
natural wood
top cover
cover part
remodeling
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JP1996010788U
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Inventor
定祐 倉持
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株式会社タカラインコーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は、住宅における玄関框の改造等リ
フォームの際、取付けている上り框を取り外すことな
く、被覆することにより工事を完了し、玄関床の改造等
リフォーム工事の手間を大幅に軽減しようとすることを
目的になされたものである。 【構成】 既存の玄関の上り框の正面の上下幅と上面の
奥行き幅とを僅かに越えてカバーする正面カバー部と上
面カバー部とを逆L型に接続して具えると共に、その正
面カバー部と上面カバー部の表面を天然ツキ板または木
目プリント化粧材もしくは塗装により表装してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、一般住宅における玄関の上り框を一新するリフォーム用玄関框に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般住宅における玄関床の改造等リフォーム工事の際、取付けられてい る既存の上り框を取り外し、新しい上り框を取付けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の技術で述べたように、玄関床の改造等リフォーム工事の際、取付け られている既存の上り框を新しい上り框に取替えることは、工事部分が上り框だ けでなく、それに隣接する部分まで拡大し、それら全部を取替えることになり、 大工事となって手間が増加するものである。
【0004】 この考案は、住宅における玄関框の改造等リフォームの際、取付けている上り 框を取り外すことなく、被覆することにより工事を完了し、玄関床の改造等リフ ォーム工事の手間を大幅に軽減しようとすることを目的になされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
既存の玄関の上り框の正面の上下幅と上面の奥行き幅とを僅かに越えてカバー する正面カバー部と上面カバー部とを逆L型に接続して具えると共に、その正面 カバー部と上面カバー部の表面を天然ツキ板または木目プリント化粧材もしくは 塗装により表装してなるリフォーム用玄関框にある。
【0006】 天然ツキ板または木目プリント化粧材もしくは塗装により表装する部分は、前 記正面カバー部と上面カバー部の表面に加えて上面カバー部の背端面および正面 カバー部の下端面をなしてもよいものである。
【0007】 正面カバー部と上面カバー部とが接続する角稜は面取りをなして面取部を形成 し、かつその部分を天然ツキ板または木目プリント化粧材もしくは塗装により表 装をなしてもよいものである。
【0008】 合板の表面に不織布を下地に天然ツキ板を接着して表面を化粧層とした天然木 化粧合板を設け、この天然木化粧合板を折曲げるときに不用となる不用部分を裏 面から刃物で切削した後、逆L形に折曲接着し、面取台部で支承される面取部を 具えるリフォーム用玄関框となしてもよいものである。
【0009】 リフォーム用玄関框の表面を耐摩耗性剤等を混入した樹脂塗装仕上をなしても よいものである。
【0010】
【考案の実施の形態】
既存の玄関の上り框の正面の上下幅と上面の奥行き幅とを僅かに越えてカバー する正面カバー部と上面カバー部を逆L形に接続し、かつ面取部に形成して具え ると共に、その正面カバー部と上面カバー部の表面および面取部の表面に天然ツ キ板を接着表装してなるリフォーム用玄関框。
【0011】
【実施例】
以下、この考案のリフォーム用玄関框1を図面に示す実施例により説明すると 、図1および図2に示すように、既存の玄関の上り框10の正面10aの上下幅 と上面10bの奥行き幅とを僅かに越えてカバーする正面カバー部2と上面カバ ー部3を逆L形に接続し、かつ面取部4に形成して具えると共に、その正面カバ ー部2と上面カバー部3の表面および面取部4の表面に天然ツキ板5を接着表装 して設ける。
【0012】 前記上面カバー部3の背端面3dおよび正面カバー部2の下端面2dにも接着 テープ状の天然ツキ板表装板5aを接着表装しても勿論よいものである。そして この表面の表装については、前記天然ツキ板5または天然ツキ板表装板5aに代 えて図示しないが木目プリント化粧材(フイルム、シートの単体または複合体等 )を接着表装もしくは各種塗装により表装してもよいものである。
【0013】 既存の上り框10には、一般的に、3×2寸角タイプ、5×3寸角タイプその 他多種あるから、製品としては、生産性その他を考えて、図3に示す如く、正面 カバー部2aの上下幅が105(単位mm以下同じ)、上面カバー部3aの奥行 き幅が75、左右幅1800のリフォーム用玄関框1aと、図4に示す如く、正 面カバー部2bの上下幅が165、上面カバー部3bの奥行き幅が105、左右 幅1800のリフォーム用玄関框1bとを提案する。そして既存の上り框の寸法 が狭いものでは、それらの正面カバー部2a、2b、上面カバー部3a、3bを 切断して利用する。
【0014】 前記リフォーム用玄関框1aの施工は、左右幅を既存の玄関に適合して切断し た後、図5および図6に示すように、リフォーム用玄関框1aを既存の上り框1 0に被覆し、既存の床面11に張ったフローリング12等に合わせて完成する。 前記のように既存の上り框10の寸法が狭いものでは、左右幅に加えて正面カバ ー部2a、2bまたは上面カバー部3a、3bもしくそれらの両方を切断して適 合することは勿論である。そしてその正面カバー部2a、2bおよび上面カバー 部3a、3bの切断端面には天然ツキ板表装板5aまたは図示しないが木目プリ ント化粧材(フイルム、シートの単体または複合体等)を接着表装もしくは各種 塗装により表装してもよいものである。
【0015】 この考案のリフォーム用玄関框1、1a、1bの主材に合板、繊維板等を用い て前述のように、逆L形に接続形成すると共に、表面を天然ツキ板等により表装 して設けるものである。さらに、製品の生産性、コスト性、耐久性等を考慮して その製造工程および構造について一例のリフォーム用玄関框1cを提案する。
【0016】 その構成用資材としては、図7に示すように、所要の厚みを持った合板6の表 面6aに不織布7を下地に天然ツキ板5bを接着して表面を化粧層8aとした天 然木化粧合板8を設ける。この天然木化粧合板8は、耐摩耗性を向上させる目的 で研磨剤等を混入したウレタン樹脂、またはその他で塗装仕上げをしてもよいも のである。
【0017】 天然木化粧合板8を折曲げるときに不用となる不用部分9を刃物で切削し、切 削面9aに接着剤を塗布し、90度に折曲接着して面取台部8bで支承される面 取部4aを形成した逆L形のリフォーム用玄関框1cを設ける。
【0018】 前記切削の刃物の角度は、折曲げを容易にする範囲で、図の角度に限定される 物ではなく、若干のプラス、マイナスがあるものとする。
【0019】
【考案の効果】
この考案は、住宅における玄関床、上り框の改造等リフォームの際、取付けて いる上り框を取り外すことなく、被覆することにより工事を完了し、リフォーム 工事の手間を大幅に軽減することができるものである。
【0020】 またこの施工されるリフォーム用玄関框は、生産性、コスト性、耐久性に富む 物である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のリフォーム用玄関框の斜視図であ
る。
【図2】同じく、そのリフォーム用玄関框の実施例の一
例を示す側面図である。
【図3】同じく、リフォーム用玄関框の第1の寸法例を
示す側端面図である。
【図4】同じく、リフォーム用玄関框の第2の寸法例を
示す側端面図である。
【図5】既存の玄関框の設置状況を説明する横断側面図
である。
【図6】既存の玄関框にリフォーム用玄関框を取付けた
状態を説明する横断側面図である。
【図7】この考案のリフォーム用玄関框を設ける資材の
一例を示す縦断面図である。
【図8】同じく、その資材を直角に折曲するための切込
形状の一例を示す横断面図である。
【図9】同じく、その資材を折曲し、直角に接着接続し
た状態を説明するリフォーム用玄関框の部分側面図であ
る。
【符号の説明】
1 リフォーム用玄関框 1a リフォーム用玄関框 1b リフォーム用玄関框 1c リフォーム用玄関框 2 正面カバー部 2a 正面カバー部 2b 正面カバー部 2c 正面カバー部 2d 下端面 3 上面カバー部 3a 上面カバー部 3b 上面カバー部 3c 上面カバー部 3d 背端面 4 面取部 4a 面取部 5 天然ツキ板 5a 天然ツキ板表装板 5b 天然ツキ板 6 合板 6a 表面 7 不織布 8 天然木化粧合板 8a 化粧層 8b 面取台部 9 不用部分 9a 切削面 10 上り框 10a 正面 10b 上面 11 床面 12 フローリング

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既存の玄関の上り框の正面の上下幅と上
    面の奥行き幅とを僅かに越えてカバーする正面カバー部
    と上面カバー部とを逆L型に接続して具えると共に、そ
    の正面カバー部と上面カバー部の表面を天然ツキ板また
    は木目プリント化粧材もしくは塗装により表装してなる
    リフォーム用玄関框。
  2. 【請求項2】 既存の玄関の上り框の正面の上下幅と上
    面の奥行き幅とを僅かに越えてカバーする正面カバー部
    と上面カバー部とを逆L型に接続して具えると共に、そ
    の正面カバー部と上面カバー部の表面、上面カバー部の
    背端面および正面カバー部の下端面を天然ツキ板または
    木目プリント化粧材もしくは塗装により表装してなるリ
    フォーム用玄関框。
  3. 【請求項3】 正面カバー部と上面カバー部とが接続す
    る角稜は面取りをなして面取部を形成し、かつその部分
    を天然ツキ板または木目プリント化粧材もしくは塗装に
    より表装してなる請求項1または請求項2記載のリフォ
    ーム用玄関框。
  4. 【請求項4】 合板の表面に不織布を下地に天然ツキ板
    を接着して表面を化粧層とした天然木化粧合板を設け、
    この天然木化粧合板を折曲げるときに不用となる不用部
    分を裏面から刃物で切削した後、逆L形に折曲接着し、
    面取台部で支承される面取部を具えるリフォーム用玄関
    框。
  5. 【請求項5】 天然木化粧合板の表面を耐摩耗性剤等を
    混入した樹脂塗装仕上げをした請求項1、請求項2、請
    求項3または請求項4記載のリフォーム用玄関框。
JP1996010788U 1996-10-03 1996-10-03 リフォーム用玄関框 Expired - Lifetime JP3036437U (ja)

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