JP3036167B2 - 炊飯器の蓋体装置 - Google Patents
炊飯器の蓋体装置Info
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- JP3036167B2 JP3036167B2 JP3284410A JP28441091A JP3036167B2 JP 3036167 B2 JP3036167 B2 JP 3036167B2 JP 3284410 A JP3284410 A JP 3284410A JP 28441091 A JP28441091 A JP 28441091A JP 3036167 B2 JP3036167 B2 JP 3036167B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭などで日常的
に使用される炊飯器としてその蓋部の開成時のショック
を暖和する構成に関するものである。
に使用される炊飯器としてその蓋部の開成時のショック
を暖和する構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、炊飯器には多くの機能とその使い
勝手および優れたデザインが要求されている。このため
その構造が複雑となり使い勝手の面等で一部課題を残し
ている。
勝手および優れたデザインが要求されている。このため
その構造が複雑となり使い勝手の面等で一部課題を残し
ている。
【0003】従来の炊飯器において、炊飯器本体に蓋体
をワンタッチで開成操作ができるものとしては、図7に
示すようなものが知られている。すなわち、この図7に
おいて、炊飯器本体51はボディー52と、その内側に
設けた内枠53及び、上部の上枠54により構成されて
いる。そして内枠53の内底部には炊飯加熱用の発熱体
55と炊飯完了を検知するサーモスタット56を設け、
さらに着脱自在な炊飯鍋57を備えている。58は蓋体
で、略箱状の外蓋58aと外蓋カバー58bとシールパ
ッキン58cとで構成され、この外蓋カバー58bには
内蓋59を保持して備えており、かつヒンジ部60で軸
61により炊飯器本体51の一側に開閉自在に軸支して
いる。また、前記軸61に関連して常に蓋体58を開成
する方向に付勢するバネ62を設け、かつ軸61の近傍
には蓋体58の開成時のショックを緩和するためのダン
パー63とダンパーバネ64を設けている。
をワンタッチで開成操作ができるものとしては、図7に
示すようなものが知られている。すなわち、この図7に
おいて、炊飯器本体51はボディー52と、その内側に
設けた内枠53及び、上部の上枠54により構成されて
いる。そして内枠53の内底部には炊飯加熱用の発熱体
55と炊飯完了を検知するサーモスタット56を設け、
さらに着脱自在な炊飯鍋57を備えている。58は蓋体
で、略箱状の外蓋58aと外蓋カバー58bとシールパ
ッキン58cとで構成され、この外蓋カバー58bには
内蓋59を保持して備えており、かつヒンジ部60で軸
61により炊飯器本体51の一側に開閉自在に軸支して
いる。また、前記軸61に関連して常に蓋体58を開成
する方向に付勢するバネ62を設け、かつ軸61の近傍
には蓋体58の開成時のショックを緩和するためのダン
パー63とダンパーバネ64を設けている。
【0004】そして前記操作部68を押すことにより、
フックレバー65とフック69の係合がはずれ、蓋体5
8が開成されるものである。
フックレバー65とフック69の係合がはずれ、蓋体5
8が開成されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ダンパー63とダンパーバネ64の組立が
難しく組立の工数がかかり、サービス性も良くなかっ
た。また外蓋開成時のショックを緩和する装置が外部よ
り見え、デザイン上でも良くないという不具合があっ
た。
の構成では、ダンパー63とダンパーバネ64の組立が
難しく組立の工数がかかり、サービス性も良くなかっ
た。また外蓋開成時のショックを緩和する装置が外部よ
り見え、デザイン上でも良くないという不具合があっ
た。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、外観デザインの制約条件を満足しつつ、開成時の静
音化をはかった炊飯器の蓋体装置を提供することを第1
の目的とする。
で、外観デザインの制約条件を満足しつつ、開成時の静
音化をはかった炊飯器の蓋体装置を提供することを第1
の目的とする。
【0007】第2の目的は、この静音開蓋を部品を簡単
に組立可能とすることである。第3の目的は、この静音
開蓋部品相互間のバラツキを吸収する構成を可能とする
ことである。
に組立可能とすることである。第3の目的は、この静音
開蓋部品相互間のバラツキを吸収する構成を可能とする
ことである。
【0008】第4の目的は、静音開蓋部品構成を小型化
することを可能とすることである 第5の目的は、静音開蓋部品の省スペース化と組立容易
化を可能とすることである。
することを可能とすることである 第5の目的は、静音開蓋部品の省スペース化と組立容易
化を可能とすることである。
【0009】第6の目的は、静音開蓋部品の工数削減を
可能とすることである。
可能とすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るための本発明の第1の手段は、上面を開口した炊飯器
本体と、前記上面開口部に取り付けられた上枠と、前記
上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記蓋体を、前記
炊飯器本体の一方で、開閉自在に軸支するヒンジ軸と、
前記蓋体を開蓋付勢するヒンジバネと、前記蓋体を外面
を形成する外蓋と、この外蓋の開成時に、前記外蓋のヒ
ンジ部側と当接するブレーキゴムと、このブレーキゴム
を回転支持するブレーキ軸と、前記ブレーキゴムと前記
ブレーキ軸が固定されたことにより、外観デザインの制
約条件を満足しつつ、開蓋時のショックの緩和と静音化
を達成するものである。
るための本発明の第1の手段は、上面を開口した炊飯器
本体と、前記上面開口部に取り付けられた上枠と、前記
上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記蓋体を、前記
炊飯器本体の一方で、開閉自在に軸支するヒンジ軸と、
前記蓋体を開蓋付勢するヒンジバネと、前記蓋体を外面
を形成する外蓋と、この外蓋の開成時に、前記外蓋のヒ
ンジ部側と当接するブレーキゴムと、このブレーキゴム
を回転支持するブレーキ軸と、前記ブレーキゴムと前記
ブレーキ軸が固定されたことにより、外観デザインの制
約条件を満足しつつ、開蓋時のショックの緩和と静音化
を達成するものである。
【0011】上記第2の目的を達成するための本発明の
第2の手段は、ブレーキゴムとブレーキ軸をしまりばめ
としたことによる。
第2の手段は、ブレーキゴムとブレーキ軸をしまりばめ
としたことによる。
【0012】上記第3の目的を達成するための本発明の
第3の手段は、ブレーキ軸表面に複数個の歯車状の突起
を設け、ブレーキゴムには、この歯車状の突起と嵌合す
る複数個の凹部を設けたことによる。
第3の手段は、ブレーキ軸表面に複数個の歯車状の突起
を設け、ブレーキゴムには、この歯車状の突起と嵌合す
る複数個の凹部を設けたことによる。
【0013】上記第4の目的を達成するための本発明の
第4の手段は、ブレーキゴムとブレーキ軸を接着剤で固
定したことによる。
第4の手段は、ブレーキゴムとブレーキ軸を接着剤で固
定したことによる。
【0014】上記第5の目的を達成するための本発明の
第5の手段は、ブレーキ軸表面にローレット形状を設け
たことによる。
第5の手段は、ブレーキ軸表面にローレット形状を設け
たことによる。
【0015】上記第6の目的を達成するための本発明の
第6手段は、ブレーキ軸とブレーキゴムを軟質ゴムで一
体成形することによる。
第6手段は、ブレーキ軸とブレーキゴムを軟質ゴムで一
体成形することによる。
【0016】
【作用】上記第1の手段においては、外蓋の開成時にヒ
ンジ側部がブレーキゴムと当接し、このブレーキゴムが
回転することにより、蓋開成時のショックを吸収し、ゴ
ムの弾性により静音化するものである。
ンジ側部がブレーキゴムと当接し、このブレーキゴムが
回転することにより、蓋開成時のショックを吸収し、ゴ
ムの弾性により静音化するものである。
【0017】第2の手段においては、ブレーキ軸とブレ
ーキゴムがしまりばめとなることにより、ブレーキ軸が
ブレーキゴムと同時に回転することにより、ブレーキ軸
とブレーキゴムの間での摩擦による音発生防止をするも
のである。
ーキゴムがしまりばめとなることにより、ブレーキ軸が
ブレーキゴムと同時に回転することにより、ブレーキ軸
とブレーキゴムの間での摩擦による音発生防止をするも
のである。
【0018】第3の手段においては、ブレーキ軸表面の
複数個の突起とブレーキゴムの嵌合する複数個の凹部が
嵌合することにより、ブレーキゴムの成形加工時の寸法
バラツキがあっても、ブレーキ軸とブレーキゴムの相互
間の回転を防止し音発生を防止するものである。
複数個の突起とブレーキゴムの嵌合する複数個の凹部が
嵌合することにより、ブレーキゴムの成形加工時の寸法
バラツキがあっても、ブレーキ軸とブレーキゴムの相互
間の回転を防止し音発生を防止するものである。
【0019】第4の手段においては、ブレーキゴムとブ
レーキ軸を接着剤で固定することにより、しまりばめの
ゴム膨張あるいは、歯車状の突起、凹部を設けることな
く構成され部品の小形化をするものである。
レーキ軸を接着剤で固定することにより、しまりばめの
ゴム膨張あるいは、歯車状の突起、凹部を設けることな
く構成され部品の小形化をするものである。
【0020】第5の手段においては、ブレーキ軸表面に
ローレット形状を設け、ブレーキゴムとの回動を防止す
るとともにローレット形状が小さな凸部であることによ
り省スペース化と、ローレットが軸方向に設けることに
よる組立の容易化をはかるものである。
ローレット形状を設け、ブレーキゴムとの回動を防止す
るとともにローレット形状が小さな凸部であることによ
り省スペース化と、ローレットが軸方向に設けることに
よる組立の容易化をはかるものである。
【0021】第6の手段においては、ブレーキゴムとブ
レーキ軸が一体となることにより、ブレーキゴムとブレ
ーキ軸の組立工数を減らすことができるものである。
レーキ軸が一体となることにより、ブレーキゴムとブレ
ーキ軸の組立工数を減らすことができるものである。
【0022】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0023】図2及び図3において、1は弾性のある軟
質性のブレーキゴムで、例えばウレタンゴム等が使用さ
れる。ブレーキ軸2は片側にくぎ状の頭部を有し、他側
はブレーキゴム1を挿入しやすい勾配が設けてある。こ
のブレーキ軸2の軸部外径寸法は、ブレーキゴム1の内
径寸法より大きい寸法設定となっている。図1において
炊飯器本体51aは従来例の炊飯器本体51と同様上面
開口し、この上面開口部に取り付けられた上枠3には、
前述の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体4と、この蓋体
4を、前述の炊飯器本体51の一方で、開閉自在に軸支
するヒンジ軸6と、ヒンジ軸6の略反対側に位置して、
上枠3に設けられ、炊飯器本体51と、蓋体4とを係合
する係合手段(従来例と同様で図示せず)を備えてい
る。
質性のブレーキゴムで、例えばウレタンゴム等が使用さ
れる。ブレーキ軸2は片側にくぎ状の頭部を有し、他側
はブレーキゴム1を挿入しやすい勾配が設けてある。こ
のブレーキ軸2の軸部外径寸法は、ブレーキゴム1の内
径寸法より大きい寸法設定となっている。図1において
炊飯器本体51aは従来例の炊飯器本体51と同様上面
開口し、この上面開口部に取り付けられた上枠3には、
前述の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体4と、この蓋体
4を、前述の炊飯器本体51の一方で、開閉自在に軸支
するヒンジ軸6と、ヒンジ軸6の略反対側に位置して、
上枠3に設けられ、炊飯器本体51と、蓋体4とを係合
する係合手段(従来例と同様で図示せず)を備えてい
る。
【0024】蓋体4のヒンジ軸6側には、ブレーキゴム
1と当接するヒンジ側部5が配設され、蓋体4の回動に
伴ない一定の設定角度以上の開蓋によりブレーキゴム1
と当接する。この当接はブレーキゴム1が変形する様に
設定されている。
1と当接するヒンジ側部5が配設され、蓋体4の回動に
伴ない一定の設定角度以上の開蓋によりブレーキゴム1
と当接する。この当接はブレーキゴム1が変形する様に
設定されている。
【0025】図4においてブレーキゴム1と固定し、ブ
レーキゴム1を回動自在に支持するブレーキ軸2は、前
述の上枠3のヒンジ側の軸受部3a、3aにより回転自
在に支持される。蓋体4は蓋体4内部に固定されるヒン
ジバネ7、7により常に開蓋付勢力を与えられている。
8は蓋体4の外面を形成する外蓋である。
レーキゴム1を回動自在に支持するブレーキ軸2は、前
述の上枠3のヒンジ側の軸受部3a、3aにより回転自
在に支持される。蓋体4は蓋体4内部に固定されるヒン
ジバネ7、7により常に開蓋付勢力を与えられている。
8は蓋体4の外面を形成する外蓋である。
【0026】図5および図6において、ブレーキ軸2a
の表面に複数個の歯車状の突起2bを設け、一方ブレー
キゴム1aには歯車状の突起2bと嵌合する複数個の凹
部1bを設けている。
の表面に複数個の歯車状の突起2bを設け、一方ブレー
キゴム1aには歯車状の突起2bと嵌合する複数個の凹
部1bを設けている。
【0027】またブレーキゴム1と、ブレーキ軸2の固
定には、前述のしまりばめによらず接着剤を、ゴムと軸
の隙間に流し込んでも良い。この時に利用する接着剤は
水分で固着するシアノ系の嫌気性接着剤が適している。
定には、前述のしまりばめによらず接着剤を、ゴムと軸
の隙間に流し込んでも良い。この時に利用する接着剤は
水分で固着するシアノ系の嫌気性接着剤が適している。
【0028】また、ブレーキ軸2の表面のブレーキゴム
1との当接面に軸方向にローレット加工することにより
ブレーキゴム1と固定することも可能である。
1との当接面に軸方向にローレット加工することにより
ブレーキゴム1と固定することも可能である。
【0029】さらに、ブレーキ軸2とブレーキゴム1を
第1図の形状に成形加工することも可能である。
第1図の形状に成形加工することも可能である。
【0030】以上のように構成された炊飯器の蓋体につ
いて動作を以下に説明する。蓋体4と炊飯器本体51と
の係合手段を解除すると、蓋体4は開蓋を開始し、ヒン
ジ軸6を中心に回動する。この回動により、蓋体4のヒ
ンジ側部5も回動し、設定された一定の開蓋角度に到達
すると、ヒンジ側部5はブレーキゴム2と当接する。ヒ
ンジ側部5は当接後も、ヒンジバネ7の付勢力により回
動するが、ブレーキゴム2もブレーキ軸2により回動自
在に支持されているため同様に回動する。この回動のと
きブレーキゴム1は弾性変形する様に設定されているた
め、蓋体4の開蓋角度が大きくなる程、ブレーキゴム1
が変形し、ヒンジバネ7の付勢力は弱められ、蓋体4は
静かに停止する。
いて動作を以下に説明する。蓋体4と炊飯器本体51と
の係合手段を解除すると、蓋体4は開蓋を開始し、ヒン
ジ軸6を中心に回動する。この回動により、蓋体4のヒ
ンジ側部5も回動し、設定された一定の開蓋角度に到達
すると、ヒンジ側部5はブレーキゴム2と当接する。ヒ
ンジ側部5は当接後も、ヒンジバネ7の付勢力により回
動するが、ブレーキゴム2もブレーキ軸2により回動自
在に支持されているため同様に回動する。この回動のと
きブレーキゴム1は弾性変形する様に設定されているた
め、蓋体4の開蓋角度が大きくなる程、ブレーキゴム1
が変形し、ヒンジバネ7の付勢力は弱められ、蓋体4は
静かに停止する。
【0031】ブレーキゴム1が変形するとき、ブレーキ
ゴム1とブレーキ軸2は嵌合面でしまりばめとなってい
るため、嵌合面での隙間の発生は無くブレーキ軸2とブ
レーキゴム1は同時に回転しこすれによる音の発生は無
くなり、静かにしかも確実に開成時のショックを吸収
し、蓋体4を停止させる。このブレーキゴムとブレーキ
軸をしまりばめとすることにより弾性変形時のブレーキ
ゴムの横移動を防止することができるのである。
ゴム1とブレーキ軸2は嵌合面でしまりばめとなってい
るため、嵌合面での隙間の発生は無くブレーキ軸2とブ
レーキゴム1は同時に回転しこすれによる音の発生は無
くなり、静かにしかも確実に開成時のショックを吸収
し、蓋体4を停止させる。このブレーキゴムとブレーキ
軸をしまりばめとすることにより弾性変形時のブレーキ
ゴムの横移動を防止することができるのである。
【0032】また、ブレーキゴム1a、ブレーキ軸2a
のように、嵌合面をしまりばめとせず、歯車状の凹凸に
よっても、あるいは、接着剤で嵌合部を接着しても、あ
るいは、ブレーキ軸2表面にローレット加工しても、同
様のショック吸収構成とすることができる。またブレー
キ軸2とブレーキゴム1を軟質ウレタンゴム等で一体成
形したものは嵌合部が無いため音の発生はない。また以
上の構成は図3及び図4の説明のように、炊飯器本体5
2内部に配設可能である。
のように、嵌合面をしまりばめとせず、歯車状の凹凸に
よっても、あるいは、接着剤で嵌合部を接着しても、あ
るいは、ブレーキ軸2表面にローレット加工しても、同
様のショック吸収構成とすることができる。またブレー
キ軸2とブレーキゴム1を軟質ウレタンゴム等で一体成
形したものは嵌合部が無いため音の発生はない。また以
上の構成は図3及び図4の説明のように、炊飯器本体5
2内部に配設可能である。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の手段におい
ては、上面を開口した炊飯器本体と、前記上面開口部に
取り付けられた上枠と、前記上面開口部を開閉自在に覆
う蓋体と、前記蓋体を、前記炊飯器本体の一方で、開閉
自在に軸支するヒンジ軸と、前記蓋体を開蓋付勢するヒ
ンジバネと、前記蓋体を外面を形成する外蓋と、この外
蓋の開成時に外蓋のヒンジ部側と当接するブレーキゴム
を回転自在に配設することにより、組立容易で、工数の
かからなく、外観上の制約がなく、しかも静かに確実に
開成時のショックを緩和し停止させるとすることができ
るのである。
ては、上面を開口した炊飯器本体と、前記上面開口部に
取り付けられた上枠と、前記上面開口部を開閉自在に覆
う蓋体と、前記蓋体を、前記炊飯器本体の一方で、開閉
自在に軸支するヒンジ軸と、前記蓋体を開蓋付勢するヒ
ンジバネと、前記蓋体を外面を形成する外蓋と、この外
蓋の開成時に外蓋のヒンジ部側と当接するブレーキゴム
を回転自在に配設することにより、組立容易で、工数の
かからなく、外観上の制約がなく、しかも静かに確実に
開成時のショックを緩和し停止させるとすることができ
るのである。
【0034】第2の手段においては、ブレーキゴムとブ
レーキ軸とのしまりばめにより、ゴムと軸とのすべりを
無くし音発生を防止するとともに、ブレーキゴム変形時
の横移動を防止できるのである。
レーキ軸とのしまりばめにより、ゴムと軸とのすべりを
無くし音発生を防止するとともに、ブレーキゴム変形時
の横移動を防止できるのである。
【0035】第3の手段においては、ゴムと軸との嵌合
面を歯車状の嵌合とすることにより、しまりばめの圧入
工程を無くし、しかもブレーキゴムの成形時の寸法バラ
ツキを大きくしても、ブレーキゴム変形時の横移動及
び、開成時のショック吸収が可能となるのである。
面を歯車状の嵌合とすることにより、しまりばめの圧入
工程を無くし、しかもブレーキゴムの成形時の寸法バラ
ツキを大きくしても、ブレーキゴム変形時の横移動及
び、開成時のショック吸収が可能となるのである。
【0036】第4の手段においては、ゴムと軸とを接着
剤で固定することにより、しまりばめの圧入工程を無く
するとともに圧入、及び嵌合面の歯車形状を無くするこ
とができ、ショック吸収装置を小形化、省スペース化す
ることができるのである。
剤で固定することにより、しまりばめの圧入工程を無く
するとともに圧入、及び嵌合面の歯車形状を無くするこ
とができ、ショック吸収装置を小形化、省スペース化す
ることができるのである。
【0037】第5の手段においては、ゴムと軸を軸のロ
ーレット加工により移動防止及び変形時のずれ防止を行
なうものでローレットを軸方向に設けることにより、ロ
ーレット形状が比較的小さな形状で加工可能であること
から、ショック吸収装置を小形化、省スペース化できま
た、ローレット方向にブレーキゴムを挿入組立すること
により組立を容易にすることができる。
ーレット加工により移動防止及び変形時のずれ防止を行
なうものでローレットを軸方向に設けることにより、ロ
ーレット形状が比較的小さな形状で加工可能であること
から、ショック吸収装置を小形化、省スペース化できま
た、ローレット方向にブレーキゴムを挿入組立すること
により組立を容易にすることができる。
【0038】第6の手段においては、ゴムと軸とを一体
成形することにより組立工数の削減、及び構成の省スペ
ース化をはかることができるのである。
成形することにより組立工数の削減、及び構成の省スペ
ース化をはかることができるのである。
【図1】本発明の一実施例を示す炊飯器の蓋体装置の要
部断面図
部断面図
【図2】同ブレーキゴムおよびブレーキ軸の側面図
【図3】同ブレーキゴムおよびブレーキ軸の正面図
【図4】同炊飯器の要部拡大側面図
【図5】本発明の他の実施例を示すブレーキゴムおよび
ブレーキ軸の側面図
ブレーキ軸の側面図
【図6】同ブレーキゴムおよびブレーキ軸の正面図
【図7】従来の炊飯器の一部破断側面図
1 ブレーキゴム 1b 凹部 2 ブレーキ軸 2b 歯車状の突起 3 上枠 4 蓋体 5 ヒンジ側部 6 ヒンジ軸 7 ヒンジバネ 8 外蓋 51a 炊飯器本体
Claims (6)
- 【請求項1】 上面を開口した炊飯器本体と、前記上面
開口部に取り付けられた上枠と、前記上面開口部を開閉
自在に覆う蓋体と、前記蓋体を、前記炊飯器本体の一方
で、開閉自在に軸支するヒンジ軸と、前記蓋体を開蓋付
勢するヒンジバネと、前記蓋体の外面を形成する外蓋
と、この外蓋の開成時に前記外蓋のヒンジ側部と当接す
るブレーキゴムと、このブレーキゴムを回転支持するブ
レーキ軸と、前記ブレーキゴムと前記ブレーキ軸が固定
された炊飯器の蓋体装置。 - 【請求項2】 ブレーキゴムと、ブレーキ軸がしまりば
めとした請求項1記載の炊飯器の蓋体装置。 - 【請求項3】 ブレーキ軸表面に複数個の歯車状の突起
を設け、ブレーキゴムにはこの歯車状の突起と嵌合する
複数個の凹部を設けた請求項1記載の炊飯器の蓋体装
置。 - 【請求項4】 ブレーキゴムとブレーキ軸を接着剤で固
定した請求項1記載の炊飯器の蓋体装置。 - 【請求項5】 ブレーキ軸表面にローレット形状を設け
た請求項1記載の炊飯器の蓋体装置。 - 【請求項6】 ブレーキ軸とブレーキゴムを軟質ゴムで
一体成形した請求項1記載の炊飯器の蓋体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3284410A JP3036167B2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 炊飯器の蓋体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3284410A JP3036167B2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 炊飯器の蓋体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05115353A JPH05115353A (ja) | 1993-05-14 |
JP3036167B2 true JP3036167B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=17678207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3284410A Expired - Fee Related JP3036167B2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 炊飯器の蓋体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3036167B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1305747C (zh) * | 2003-10-30 | 2007-03-21 | 三垦电气株式会社 | 卷取线轴的转速控制方法及变换器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR960028244U (ko) * | 1995-02-08 | 1996-09-17 | 전기 취사기의 뚜껑 |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP3284410A patent/JP3036167B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1305747C (zh) * | 2003-10-30 | 2007-03-21 | 三垦电气株式会社 | 卷取线轴的转速控制方法及变换器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05115353A (ja) | 1993-05-14 |
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