JP3035934U - ベッド - Google Patents

ベッド

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JP3035934U
JP3035934U JP1996010312U JP1031296U JP3035934U JP 3035934 U JP3035934 U JP 3035934U JP 1996010312 U JP1996010312 U JP 1996010312U JP 1031296 U JP1031296 U JP 1031296U JP 3035934 U JP3035934 U JP 3035934U
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tilting surface
tilting
bed
arched
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徹 原島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 楽にかつ姿勢良く座ることができるベッドを
提供することを目的とする。 【解決手段】 ベッド床面板1が、ベッド基枠2に対し
て部分的に起伏自在に傾斜する傾動面部9を有し、か
つ、傾動面部9の下辺の揺動中心軸13近傍に、アーチ型
切欠窓部Aが起立状態で形成されるように、非傾動面部
10と傾動面部9とをアーチ型境界線にて区画する。さら
に、非傾動面部10と傾動面部9とを非傾動状態で連続状
同一平面状となるように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のベッドとしては、ベッド床面板の頭部側が傾斜状に起立して傾斜背もた れ部を形成し、この傾斜背もたれ部に病人や老人等の被介護者がもたれて座るこ とができるものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、傾斜背もたれ部形成時のこのベッドに深く座ると、傾斜背もた れ部と非傾斜部との隅部に人の臀部が位置するため、臀部や腰部が圧迫されて座 り心地が悪かった。また、そのため、臀部を隅部より少し前にずらし身体全体を 伸ばすようにして座らなければならず、姿勢が悪くなり長時間座ることができな かった。
【0004】 そこで、本考案は、ベッド床面板上に楽にかつ姿勢良く座ることができるベッ ドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案に係るベッドは、ベッド床面板が、ベッ ド基枠に対して部分的に起伏自在に傾斜する傾動面部を有し、かつ、該傾動面部 の下辺の揺動中心軸近傍に、アーチ型切欠窓部が起立状態で形成されるように、 非傾動面部と傾動面部とがアーチ型境界線にて区画され、しかも、この非傾動面 部と傾動面部とが非傾動状態で連続状同一水平面状となるように構成されている ものである。
【0006】 また、人の臀部が通過可能な大きさに、アーチ型切欠窓部が形成されているも のである。また、頭部寄り端部に傾動面部を配設したものである。
【0007】 また、頭部寄り端部及び足部寄り端部の両方に、傾動面部を配設したものであ る。また、起立状態で倒立V字型に起立する2枚の傾動面部を枢結して配設し、 この2枚の傾動面部の両方にアーチ型切欠窓部を形成したものである。あるいは 、ベッド床面板の左右半分が起伏自在として、縦長状の傾動面部を形成したもの である。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本考案を詳説する。
【0009】 図1は本考案のベッドの実施の一形態を示し、このベッドは、ベッド床面板1 と、ベッド床面板1を支持するベッド基枠2と、ベッド基枠2に取付けられた複 数の脚3…と、を備えている。
【0010】 具体的に説明すると、ベッド基枠2は、平面視矩形状の二つの枠体2a,2b から成り、頭部側枠体2aの一端5aには、両端に首振回転輪4,4を有するア ーチ型の脚3aが取付けられ、足部側枠体2bの他端6b近傍には首振回転輪4 ,4を有する前後方向の脚3b,3bが左右一対取付けられている。また、頭部 側枠体2aの他端5bと足部側枠体2bの一端6aには、倒立門型の脚3c,3 dが取付けられている。なお、枠体2a,2bの左右側縁は、門型のガード部材 8…が設けられている。
【0011】 ベッド床面板1は、ベッド基枠2の頭部側枠体2aに載置状に取付けられる頭 部側床面部1aと、足部側枠体2bに載置状に取付けられる足部側床面部1bと 、を有し、頭部側床面部1aと足部側床面部1bとは左右方向の枢結軸7によっ て相互に揺動可能に連結され一体化されている。即ち、両方の床面部1a,1b の上面を相互に重ね合わせるようにしてベッド床面板1を折り畳むことができる 。
【0012】 また、図1と図2に示すように、本考案のベッドは、ベッド床面板1が、ベッ ド基枠2に対して部分的に起伏自在に傾斜する傾動面部9を有している。具体的 には、頭部側床面部1aの頭部寄り端部11に傾動面部9が配設されており、残部 が非傾動面部10とされている。
【0013】 この傾動面部9と非傾動面部10とは、切断状に形成されたアーチ型境界線12に よって区画され、しかも、非傾動状態で連続状同一水平面状となっている。また 、アーチ型境界線12の左右位置には、非傾動面部10と傾動面部9とを枢結する揺 動中心軸13,13が設けられ、傾動面部9が非傾動面部10に対して上下方向に揺動 可能とされている。しかして、傾動面部9を揺動させ起立状態にすると、上記揺 動中心軸13,13近傍に、アーチ型切欠窓部Aが形成される。
【0014】 図3は、傾動面部9を起立させて座部Bを形成したときの使用状態を示し、使 用者Cは座部Bの非傾動面部10上に座り、傾斜状の傾動面部9にもたれることが できる。このとき、アーチ型切欠窓部Aは人の臀部を通過する大きさに形成され ているため、使用者Cの臀部14がアーチ型切欠窓部Aを通過して逃げるので、臀 部14や腰部が傾動面部9にて圧迫されず楽な姿勢を維持することができる。
【0015】 なお、揺動中心軸13は、傾動面部9を下方水平位置から角度を複数段階に切り 替えて傾斜状に維持させることができる。また、図例から明らかな如く、ベッド 床面板1の頭部側床面部1aに於て、傾動面部9はベッド基枠2の頭部側枠体2 aに連結されておらず、非傾動面部10のみ連結されている。
【0016】 また、図4と図5は、本考案のベッドの他の実施の形態を示し、このベッドは 、ベッド床面板1の頭部寄り端部11及び足部寄り端部15の両方に、傾動面部9, 9を配設し、二人で座れるようにしたものである。
【0017】 即ち、(上述と同様に)ベッド床面板1の頭部側床面部1aには、揺動中心軸 13,13を介して枢結された傾動面部9と非傾動面部10とを有すると共に、傾動面 部9の起立状態でアーチ型切欠窓部Aが形成され、さらに、ベッド床面板1の足 部側床面部1bにも、揺動中心軸13,13を介して枢結された傾動面部9と非傾動 面部10とを有すると共に、傾動面部9の起立状態でアーチ型切欠窓部Aが形成さ れる。
【0018】 また、前後両方の傾動面部9,9が相対向する方向に起立することによって、 向かい合った座部B,Bが2箇所形成されると共に、人(使用者C,C)の臀部 14,14が通過できる大きさ(同寸法・同形状)のアーチ型切欠窓部A,Aが形成 される。
【0019】 さらに、図6と図7に示す如く、前後両方の傾動面部9,9の内の一方の傾動 面部9を起立時に倒立V字状に折曲可能かつ展開可能とするように構成しても良 い。図6に示す場合を説明すると、上記一方の傾動面部9はベッド床面板1の足 部寄り端部15に設けられていると共に、その中間部に枢結軸16が設けられ、枢結 軸16にて端部15側の補助背もたれ部17が揺動可能とされている。
【0020】 しかして、使用者Cの頭部まで背もたれが欲しい場合は、(仮想線に示す如く )上記補助背もたれ部17を展開させれば良く、また、邪魔な場合は折り曲げれば 良い。また、図7は補助背もたれ部17をベッド床面板1の頭部寄り端部11の傾動 面部9に設けた場合を示している。なお、枢結軸16にロック機構等を設けて補助 背もたれ部17の伸長状態を維持させるようにするのが、望ましい。
【0021】 図8と図9は、別の実施の形態を示し、このものは、起立状態で倒立V字型に 起立する2枚の傾動面部9,9を枢結して配設し、この2枚の傾動面部9,9の 両方にアーチ型切欠窓部A,Aを形成したものである。
【0022】 具体的に説明すると、ベッド床面板1の足部側床面部1bは、枢結軸16を介し て連結された2枚の傾動面部9,9と、傾動面部9,9の各々の端部に揺動中心 軸13,13を介して連結された2枚の非傾動面部10,10と、を有している。そして 、前後の傾動面部9,9と前後の非傾動面部10,10とは、相互に逆向きのアーチ 型境界線12,12にて区画されると共に、非傾動状態で連続状同一水平面状となっ ている。なお、ベッド床面板1の頭部側床面部1aは、一本のアーチ型境界線12 にて区画された傾動面部9と非傾動面部10を有し、非傾動状態で連続状同一水平 面状である。
【0023】 しかして、各傾動面部9…を起立させると、足部側床面部1bの2枚の傾動面 部9,9は倒立V字型となり、2枚の非傾動面部10,10は、夫々の円弧状の端縁 頂部19,19を相互に当接し合う。このとき、足部寄り端部15側の非傾動面部10は 、ベッド基枠2上を摺動する。これによって、倒立V字型の傾動面部9,9下辺 の揺動中心軸13…近傍に二つのアーチ型切欠窓部A,Aが形成されると共に、前 後逆向きの座部B,Bが2箇所形成される。なお、頭部側床面部1a側も傾動面 部9と非傾動面部10とでアーチ型切欠窓部Aを有する座部Bが一つ形成される( 図6参照)。
【0024】 さらに、図10に示すように、各傾動面部9…の起立状態に於て、頭部寄りの傾 動面部9と、足部寄りの倒立V字型の傾動面部9,9とを接近させ、倒立V字型 の傾動面部9,9のアーチ型切欠窓部A,Aに使用者Cの足が貫通して伸ばすこ とができるようにするのも良い。この場合、例えば、使用者Cが足に怪我をして 重い布団18を掛けることができなかったり、足に負担をかけたくないときの使用 に適している。また、図示省略するが、ソファー型に変形できる構造としても良 い。つまり、ベッド床面板1の左右半分が起伏自在として、縦長状の傾動面部9 を形成した構造としてその傾動面部9にアーチ型切欠窓部Aを1個以上形成して 、横に人が腰掛けるようにしても良い。
【0025】 なお、本考案は上述の実施の形態に限定されず、例えば、ベッドは全体的に折 り畳みしない構成のものでも良い。即ち、図1で説明したベッド床面板1の前後 中間の枢結軸7を省略すると共に、ベッド基枠2を一つに一体化させたものでも 良い。
【0026】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0027】 (請求項1によれば)傾動面部9を起立させることによって、ベッド床面板1 上に傾動面部9を背もたれとする座部Bが形成され、この座部Bにもたれて座る ことができる。従って、室内(特に、狭い部屋)にあるベッドを座椅子として使 用することができるので室内スペースの有効利用が行い得る。またこのとき、座 った人の背中(あるいは腰)に当接する傾動面部9の下端縁が円弧状(アーチ状 )であるため、身体を左右斜めにして背もたれても下端縁が身体のラインにフィ ットして座り心地が良い。
【0028】 (請求項2によれば)傾斜状に起立させた傾動面部9に背もたれて座るとき、 使用者Cの臀部14がアーチ型切欠窓部Aを通過して逃げるので、臀部14や腰部が 傾動面部9にて圧迫されず楽に座ることができるので、例えば、長時間の読書や テレビ鑑賞での使用に好適である。また、姿勢を良くして健康的に座ることがで きる。
【0029】 (請求項3によれば)ベッド床面板1に寝ころがっていた使用者Cが傾動面部 9を起立させる際、傾動面部9の縁に手が届くので容易かつ迅速に傾動面部9を 起立させることができる。
【0030】 (請求項4によれば)前後片方の傾動面部9を起立させて好みの方向───例 えば、テレビの観やすい方向───を向いて座ることができる。また、前後両方 の傾動面部9,9を起立させれば、二人差し向かいで座ることができるので、例 えば、アベックがお茶を飲みながらくつろいだりする場合に使用することができ る。
【0031】 (請求項5によれば)倒立V字型に起立した傾動面部9,9のうち、好みの方 の傾動面部9側にもたれて座ることができる。また、両方の傾動面部9,9に二 人の人が背を向け合って座ることができる。また、倒立V字型に起立した傾動面 部9,9によって形成されたアーチ型切欠窓部A,Aに、足を貫通させて寝るこ とができるので、例えば、足を怪我した人が布団を掛けることができない場合、 傾動面部9,9にて布団から足が保護され好都合である。 (請求項6によれば)ソファーとして至便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の一形態を示す斜視図である。
【図2】傾動面部の起立状態を示す斜視図である。
【図3】傾動面部の起立状態を示す断面側面図である。
【図4】他の実施の形態の使用状態を示す側面図であ
る。
【図5】傾動面部の起立状態を示す斜視図である。
【図6】足部側の傾動面部を折曲状として使用した状態
を示す側面図である。
【図7】頭部側の傾動面部を折曲状として使用した状態
を示す側面図である。
【図8】別の実施の形態を示す斜視図である。
【図9】使用状態を示す側面図である。
【図10】さらに別の実施の形態の使用状態を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 ベッド床面板 2 ベッド基枠 9 傾動面部 10 非傾動面部 11 端部 12 アーチ型境界線 13 揺動中心軸 14 臀部 15 端部 A アーチ型切欠窓部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド床面板1が、ベッド基枠2に対し
    て部分的に起伏自在に傾斜する傾動面部9を有し、か
    つ、該傾動面部9の下辺の揺動中心軸13近傍に、アーチ
    型切欠窓部Aが起立状態で形成されるように、非傾動面
    部10と傾動面部9とがアーチ型境界線12にて区画され、
    しかも、この非傾動面部10と傾動面部9とが非傾動状態
    で連続状同一水平面状となるように構成されていること
    を特徴とするベッド。
  2. 【請求項2】 人の臀部14が通過可能な大きさに、アー
    チ型切欠窓部Aが形成されている請求項1記載のベッ
    ド。
  3. 【請求項3】 頭部寄り端部11に傾動面部9を配設した
    請求項1又は2記載のベッド。
  4. 【請求項4】 頭部寄り端部11及び足部寄り端部15の両
    方に、傾動面部9,9を配設した請求項1又は2記載の
    ベッド。
  5. 【請求項5】 起立状態で倒立V字型に起立する2枚の
    傾動面部9,9を枢結して配設し、この2枚の傾動面部
    9,9の両方にアーチ型切欠窓部A,Aを形成した請求
    項1又は2記載のベッド。
  6. 【請求項6】 ベッド床面板1の左右半分が起伏自在と
    して、縦長状の傾動面部9を形成した請求項1記載のベ
    ッド。
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