JP3034615B2 - つや消し塗料とその塗装法 - Google Patents

つや消し塗料とその塗装法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に耐酸性、つや消し
性および耐スリキズなどがすぐれ、しかも硬化性、耐水
性、耐黄変性、耐溶剤性なども良好な塗膜を形成するつ
や消し塗料とその塗装法に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】自動車上塗り塗料において、
近年地球的規模で問題となっている硫黄酸化物や窒素酸
化物などの大気汚染物質に基づく酸性雨(pH2〜5)
などに耐えうる塗膜を形成する塗料の開発が強く望まれ
ている。
【0003】従来、ポリイソシアネート化合物を架橋剤
とするウレタン塗料はすぐれた耐酸性を示すが、2液形
であるために取扱いが煩雑で、しかも該ポリイソシアネ
ート化合物が強い毒性を有しているという欠点がある。
また、ブロックポリイソシアネート化合物を使えば、そ
れらの欠点は解決できるが、解離温度が高く現用ライン
焼付温度(140−150℃)では塗膜の硬化が不充分
であり、しかもブロック剤によって塗膜が熱黄変しやす
いという問題がある。
【0004】また、カルボキシル基含有樹脂とエポキシ
基含有樹脂とからなる塗膜は耐酸性がすぐれているが、
耐溶剤性が劣る。さらに、カルボキシル基含有樹脂、エ
ポキシ基含有樹脂およびメラミン樹脂からなる組成物
(特開昭63−113087号公報、特開平1−139
655号公報参照)は、耐酸性や耐溶剤性などを向上さ
せるために官能基を多く導入すると相溶性が低下すると
いう欠点がある。また、同一分子中にカルボキシル基、
エポキシ基および水酸基を含有する樹脂とメラミン樹脂
とからなる樹脂組成物(特公昭47−3734号公報参
照)も知られているが、塗膜の耐酸性などを向上させる
ために前者の樹脂に上記官能基を多く導入すると重合反
応中にゲル化しやすく、また長期貯蔵安定性の面でも不
利である。
【0005】自動車外板は一般に光沢のすぐれたつやあ
り塗膜に仕上げられているが、近年、新意匠としてつや
消し塗膜に仕上げることがある。これまで、つや消し塗
膜に仕上げるためにシリカ粉末を配合することが多く行
なわれていたが、該シリカ粉末は塗膜表層部に浮くた
め、該塗面をポリッシュするとシリカ粉末が離脱してそ
の部分だけつやありとなって外観が低下し好ましくな
い。さらに、耐スリキズ性、耐汚染性や耐候性なども低
下するという欠陥も有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等はかかる問題
点を解決するために鋭意研究を行なった結果、今回、耐
酸性、つや消し性および耐スリキズ性がすぐれ、しかも
硬化性、耐黄変性、耐溶剤性および耐水性などのすぐれ
た塗膜を形成するつや消し塗料およびその塗装法を見い
出し本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、 (A)同一分子
中にカルボキシル基、水酸基およびエポキシ基を含有
し、かつ酸価が15〜150mgKOH/g、水酸基価が
30mgKOH/g以上、エポキシ当量が3000〜15
000g/eqおよび数平均分子量が3,000〜3
0,000であるアクリル樹脂、(B)同一分子中にカ
ルボキシル基、水酸基およびエポキシ基を含有し、かつ
酸価が2〜10mgKOH/g、水酸基価が30mgKOH
/g以上、エポキシ当量が250〜2500g/eqお
よび数平均分子量が3,000〜30,000であるア
クリル樹脂、(C)アミノ樹脂、および(D)粒径が5
〜50μの低アルカリ形のガラス粉末を主成分とし、そ
して(A)成分のカルボキシル基/(B)成分のエポキ
シ基モル比が1/0.5〜0.5/1であって、かつ
(C)成分を(A)、(B)および(C)成分の合計量
に基づいて10〜40重量%含有し、(D)成分を
(A)、(B)および(C)成分の合計100重量部あ
たり30〜120重量部配合してなることを特徴とする
つや消し塗料、および
【0008】 着色塗料を塗装し、該塗面にクリヤー
塗料を塗装する塗装工程において、該クリヤー塗料とし
て、上記のつや消し塗料を用いることを特徴とする塗
装方法に関する。
【0009】本発明のつや消し塗料において、(A)、
(B)両成分が共にカルボキシル基を有しているために
該両成分同士はもちろんのこと、(C)成分との相溶性
もすぐれている。
【0010】(A)成分は、カルボキシル基が多いがエ
ポキシ基が少なく、逆に(B)成分はエポキシ基は多い
がカルボキシル基が少ないため、前記各成分の重合中に
カルボキシル基とエポキシ基との反応に基づくゲル化や
高分子量化は殆ど認められないという利点がある。
【0011】(A)および(B)成分が有する官能基同
士およびこれらと(C)成分とで架橋反応し、その結
果、耐酸性、耐溶剤性、耐候性および平滑性などのすぐ
れた塗膜を形成する。
【0012】(D)成分を配合しているので、形成され
るつや消し塗膜は、光沢値が60度鏡面反射率で50%
以下に容易に調整でき、しかも、ワックスや研磨剤など
でポリッシュしてもつや消し塗面の光沢値は殆ど変化せ
ず、かつ、耐水性、耐スリキズ性、耐候性および耐汚染
性なども従来のつや消し剤を用いたものに比べて著しく
すぐれており、自動車外板用つや消し塗膜として好適で
ある。
【0013】本発明における「つや消し」とは、上記つ
や消し塗料を用いて形成される塗面の光沢値がJIS
K5400、6.7に基づく60度鏡面反射率が50%
以下、特に30%以下である塗面を言う。本発明では、
上記つや消し塗料自体の塗面がかかる光沢値を有してお
り、つや消し塗膜を形成する。
【0014】以下、本発明のつや消し塗料についてさら
に詳細に説明する。
【0015】(A)成分: 同一分子中にカルボキシル
基、水酸基およびエポキシ基を含有し、かつ酸価が15
〜150mgKOH/g、水酸基価が30mgKOH/g以
上、エポキシ当量が3,000〜15,000g/eq
および数平均分子量が3,000〜30,000である
アクリル樹脂。
【0016】上記特性をもつアクリル樹脂〔(A)成
分〕は、例えば、カルボキシル基含有単量体、水酸基含
有単量体およびエポキシ基含有単量体を必須成分とし、
さらに必要に応じてその他の単量体を用いて共重合せし
めることによって得ることができる。
【0017】カルボキシル基含有単量体は、1分子中に
1個以上のカルボキシル基と1個の重合性不飽和結合と
を有する重合性モノマー、特にカルボキシル基含有アク
リル系モノマーが好ましく、具体的には、アクリル酸、
メタクリル酸を例示することができ、更にマレイン酸、
無水マレイン酸、イタコン酸及びそれらのモノエステル
化物等が挙げられ、これらは1種または2種以上用いる
ことができる。
【0018】水酸基含有単量体は、1分子中に1個以上
の水酸基と1個の重合性不飽和結合を有する重合性モノ
マー、特に水酸基含有アクリル系モノマーが好ましく、
具体的には、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシ
ブチル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレート;1,4−ブタンジオールモノ
(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレートのε−カプロラクトン付加物、ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレートのエチレン及びプロピレン付加
物等が挙げられ、これらは1種または2種以上組合わせ
て用いることができる。
【0019】エポキシ基含有単量体は、1分子中に1個
以上のエポキシ基(又はグリシジル基)と1個の重合性
不飽和結合とを有する重合性モノマー、殊にエポキシ基
含有アクリル系モノマーが好ましく、具体的には、グリ
シジルメタアクリレート、グリシジルアクリレート、メ
チルグリシジルメタアクリレート、メチルグリシジルア
クリレート、アリルグリシジルエーテル等が例示され、
これらは1種または2種以上用いることができる。
【0020】また、上記単量体と共重合可能なその他の
単量体は、上記カルボキシル基、水酸基およびエポキシ
基を含有せず、しかも重合性不飽和結合を1個有し、か
つ上記各単量体と共重合可能なモノマーが好ましく、具
体的には、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n
−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)ア
クリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ステアリル
(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレー
トなどのアルキル(メタ)アクリレート;シクロヘキシ
ル(メタ)アクリレートなどのシクロアルキル(メタ)
アクリレート;ベンジル(メタ)アクリレート、フェニ
ル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート;ジエチルアミノエチル(メタ)アク
リレートなどのジ(アルキル)アミノアルキル(メタ)
アクリレート等のアクリル酸およびメタアクリル酸のエ
ステル類を挙げることができる。さらに、スチレン、α
−メチルスチレン、ビニルトルエンなどのビニル芳香族
化合物;アクリロニトリル、メタクリルニトリル、酢酸
ビニル、プロピオン酸ビニル、アクリルアミド、メタク
リルアミド、メチロールアクリルアミド、メチロールメ
タクリルアミド、塩化ビニル、プロピレン、エチレン、
4 〜C20のα−オレフィン等を用いることもできる。
【0021】(A)成分において、上記各単量体の構成
比率はこれらの単量体から形成される共重合体(アクリ
ル樹脂)の酸価、水酸基価およびエポキシ当量が前記し
た範囲内に包含されるように調整すればよい。また、該
各単量体による共重合反応は常法により行なうことがで
き、例えば溶液重合法、懸濁重合法、塊状重合法、乳化
重合法等の既知の何れの重合法にても製造することがで
きる。その際、重合開始剤としてはアゾビスイソブチロ
ニトリル、4,4′−アゾビス(4−シアノペンタ
酸)、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパーオキ
シ−2−エチルヘキサノエート、クメンハイドロパーオ
キサイド、カリウムパーサルフェート、過酸化水素、
2,2′−アゾビス〔2−メチル−N−(2−ヒドロキ
シエチル)プロピオアミド〕等を用いることができ、ま
た、必要に応じて連鎖移動剤としてドデシルメルカプタ
ン、メルカプトエタノール、α−メチルスチレンダイマ
ー等を用いることもできる。
【0022】また、反応温度は重合中におけるカルボキ
シル基/エポキシ基の反応をおさえるために約70〜約
130℃、好ましくは約70〜約110℃範囲内が好都
合である。かくして得られるアクリル樹脂〔(A)成
分〕は15〜150mgKOH/g、好ましくは50〜1
20mgKOH/gの範囲内の酸価をもつことができる。
酸価が15より少ないと(B)成分のエポキシ基との反
応性が低下し、形成される塗膜の耐酸性が向上せず、逆
に150mgKOHより大きくなると溶剤溶解性や(B)
成分との相溶性などが低下する傾向がみられる。また、
該アクリル樹脂は30mgKOH/g以上、好ましくは3
5〜100mgKOH/gの範囲内の水酸基価をもつこと
が重要であって、その水酸基価が30mgKOH/gより
小さくなると(C)成分との架橋反応性が劣る。さら
に、該アクリル樹脂はエポキシ当量が3,000〜1
5,000g/eq、好ましくは3,200〜9,00
0g/eqの範囲内にあり、エポキシ価が15,000
より大きくなると(B)成分との相溶性が悪くなり、逆
に3,000より小さくなると(A)成分の合成反応中
にカルボキシル基とエポキシ基との反応が進んで高分子
量化・ゲル化に到りやすい。また、(A)成分の数平均
分子量はGPC(ゲルパーミュエーションクロマトグラ
フ)を用いたポリスチレン換算の値であり、3,000
〜30,000、好ましくは5,000〜20,000
の範囲内にあることができる。(A)成分の数平均分子
量が3,000より小さくなると塗膜の耐候性、耐水性
が劣り、30,000より大きくなると仕上り外観など
の低下をまねきやすい。
【0023】(B)成分: 同一分子中にカルボキシル
基、水酸基およびエポキシ基を含有し、かつ酸価が2〜
10mgKOH/g、水酸基価が30mgKOH/g以上、
エポキシ当量が250〜2500g/eqおよび数平均
分子量が3,000〜30,000であるアクリル樹
脂。
【0024】上記特性をもつアクリル樹脂〔(B)成
分〕は、例えばカルボキシル基含有単量体、水酸基含有
単量体およびエポキシ基含有単量体を必須成分とし、さ
らに必要に応じてその他の単量体を用いて共重合せしめ
ることによって得ることができ、これらの単量体として
は前記(A)成分の説明で例示したものから選ばれる1
種または2種以上が好ましく、これら各単量体の構成比
率は得られるアクリル樹脂〔(B)成分〕の酸価、水酸
基価およびエポキシ当量が上記範囲内に含まれるように
調整することが必要である。また、これらの単量体の共
重合は前記(A)成分について述べたと同様の方法で行
なうことができる。
【0025】(B)成分としてのアクリル樹脂におい
て、酸価は2〜10mgKOH/gの範囲内にあることが
重要であり、その酸価が2未満では(A)成分との相溶
性が悪くなり、逆に10を越えると該(B)成分の合成
中にカルボキシル基とエポキシ基との反応が進んで高分
子量化・ゲル化が起りやすい。また、該アクリル樹脂の
水酸基価は30mgKOH/g以上、好ましくは35〜1
00mgKOH/gの範囲内にあって、その水酸基価が3
0未満であると(C)成分との架橋反応性が低下する。
【0026】さらに、該アクリル樹脂のエポキシ当量は
250〜2,500、好ましくは300〜1,500の
範囲内にあることが望ましく、エポキシ当量が2,50
0より多いとカルボキシル基との反応性が低下し、塗膜
の耐酸性が向上せず、反対に250未満では(A)成分
との相溶性が低下しやすい。
【0027】アクリル樹脂〔(B)成分〕は3,000
〜30,000、好ましくは5,000〜20,000
の範囲内の数平均分子量をもつことができ、その数平均
分子量が3,000未満では塗膜の耐候性、耐水性が劣
り、30,000より大きくなると塗膜の仕上り外観な
どが低下しやすい。
【0028】(C)成分: アミノ樹脂 アミノ樹脂としては、例えば、メラミン、尿素、ベンゾ
グアナミン等の少なくとも1種と、ホルムアルデヒド類
とから合成されるメチロール化アミノ樹脂が包含され、
さらにメタノール、エタノール、プロパノール、イソプ
ロパノール、ブタノール等の低級1価アルコールによっ
てメチロール基の一部又は全部をアルキルエーテル化し
たものもアミノ樹脂として用いられる。
【0029】上記(A)、(B)および(C)成分を混
合するに際して使用しうる溶媒もしくは分散媒としては
有機溶剤および(又は)水が適している。
【0030】(A)、(B)および(C)成分の構成比
率は厳密に制限されるものではなく、各成分の種類や用
途等に応じて変うるが、一般的には、まず、(A)成分
と(B)成分との比率は(A)成分のカルボキシル基/
(B)成分のエポキシ基のモル比に基づいて1/0.5
〜0.5/1、好ましくは1/0.6〜0.6/1の範
囲内とすることができ、この範囲から外れると塗膜の耐
溶剤性、付着性が低下しやすい。また、(C)成分の配
合比率は、(A)、(B)および(C)成分の合計量に
基いて10〜40重量%、好ましくは15〜30重量%
の範囲内とすることができ、(C)成分が10重量%よ
り少ないと(C)成分と(A)成分、(B)成分の水酸
基との架橋反応が不充分となり、塗膜の耐溶剤性が低下
しやすく、反対に40重量%より多くなると塗膜の耐酸
性が劣る傾向がある。
【0031】(D)成分: 低アルカリ形ガラス粉末は、SiO2 、Al2 3 、C
aOおよびB2 3 を主成分とし、さらにNa2 Oの含
有率がガラス粉末中、1重量%以下、特に好ましくは
0.5重量%以下であることが必要である。Na2 Oが
1重量%より多くなると塗膜の耐水性が低下するので好
ましくない。
【0032】該ガラス粉末は塗膜をつや消しにするため
のものであって、その粒径が5〜50μ、好ましくは8
〜25μのものを用いる必要があり、5μより小さくな
るとつや消し効果が低下し、また50μより大きくなる
と塗面の平滑性や耐汚染性などが低下するので、いずれ
も好ましくない。特に8〜25μのものを用いるとつや
消し効果が顕著である。形は球状が最も好ましいが、そ
れ以外であってもさしつかえなく、中空状も用いられ
る。中空状ガラス粉末を多量配合するとクリヤー塗膜の
透明性が低下しやすいので、このものは濃色の着色塗膜
面に適用することはあまり好ましくないが、淡色の塗面
には問題なく塗装できる。低アルカリガラス粉末はそれ
自体既知の方法で製造することができる。
【0033】(D)成分の配合量は(A)、(B)およ
び(C)成分中の合計樹脂固形分100重量部あたり、
30〜120重量部(好ましくは40〜110重量部)
であるが、この配合量はつや消し程度によって決まる。
60度鏡面反射率で10〜30%のつや消しでは低アル
カリガラス粉末の配合量は50〜100重量部になる。
また本発明に配合するガラス粉末はさらに有機処理した
ものが耐水性は更に向上する。ガラス粉末の処理はアミ
ノ・シラン、グリシド・シラン、アクリル・シランなど
がある。その中ではアミノ・シラン、グリシド・シラン
がより良い。
【0034】本発明のつや消し塗料には、さらに必要に
応じて硬化触媒、粘度調整剤(例えば、有機モンモリナ
イト、ミクロゲル、ポリアミドなど)、塗面調整剤(例
えばシリコン系、アクリル樹脂系など)、紫外線吸収
剤、ブロックポリイソシアネート化合物、着色顔料、メ
タリック顔料、干渉顔料などを通常の量で配合すること
ができる。
【0035】該硬化触媒としては、水酸基とアミノ樹脂
との架橋反応を促進させるために、例えばジブチルリン
酸等のリン酸系触媒や、ドデシルベンゼンスルホン酸、
パラトルエンスルホン酸等のアミンブロック強酸触媒等
が有利に用いられ、また、カルボキシル基とエポキシ基
との架橋反応を促進させるためには、例えば、テトラブ
チルアンモニウムクロライド等の4級アンモニウム塩テ
トラフェニルホスホニウムクロライド等の4級ホスホニ
ウム塩等が適している。
【0036】本発明のつや消し塗料は上記成分を有機溶
剤に溶解もしくは分散せしめることによって得られる。
その形態は有機溶剤型、ハイソリッド型および非水分散
液型などがあげられ、それ自体既知の方法で調製でき
る。
【0037】本発明のつや消し塗装方法は、架橋硬化型
着色塗料を塗装し、該塗面に架橋硬化型クリヤー塗料を
塗装する塗装方法であって、該クリヤー塗料として、上
記のつや消し塗料を用いることを特徴とするつや消し塗
装方法である。
【0038】この方法において用いる架橋硬化型着色塗
料は、室温もしくは加熱によって三次元に架橋反応して
架橋硬化する樹脂組成物および着色顔料を必須成分とす
る塗料である。
【0039】上記樹脂組成物は原則として基体樹脂およ
び架橋剤を主成分としている。基体樹脂としては架橋性
官能基を有するアクリル樹脂、ポリエステル樹脂および
アルキド樹脂などがあげられ、架橋剤としてはメチロー
ル化および(又は)アルキルエーテル化メラミン樹脂や
尿素樹脂、さらにポリイソシアネート化合物(ブロック
化物も含む)も使用できる。また、架橋剤を用いない自
己硬化性樹脂も上記樹脂組成物として使用できる。
【0040】さらに、水酸基、アルコキシル基等の遊離
の官能基を2個以上有する特定のポリシロキサン系マク
ロモノマーとオキシラン基含有ビニルモノマーとを単量
体成分として含有するビニル共重合体、又は上記特定の
ポリシロキサン系マクロモノマーを必須単量体成分とす
る重合体とオキシラン基含有ビニル単量体を必須単量体
成分とする重合体との混合物を基体樹脂とし、これに、
硬化触媒として、ルイス酸、プロトン酸、金属アルコキ
シド、有機金属化合物及びSi−O−Al結合を有する
化合物から選ばれた少くとも一種を配合した塗料組成物
は、単量体成分であるポリシロキサン系マクロモノマー
中に存在するシラノール基や該マクロモノマー中のアル
コキシル基の加水分解によって生じるシラノール基と、
他の単量体成分であるオキシラン基含有ビニルモノマー
中のオキシラン基とが架橋官能基となり、100℃以下
の低温においても、塗膜の表面と内部で同時に硬化反応
が進行し、しかも硬化物の表面と内部とで硬化の程度の
差が少なく、チヂミを生じ難いものであり、本発明にお
いて好適に用いられる。
【0041】着色顔料は、チタン白、カーボンブラック
およびフタロシアニンブルーなどの通常の着色顔料およ
びメタリック顔料などから選ばれた1種又は2種以上が
使用できる。
【0042】本発明で用いる着色塗料は上記樹脂組成物
および着色顔料を有機溶剤および/又は水に溶解もしく
は分散せしめることによって得られるものが好適であ
る。その形態は有機溶液型、ハイソリッド型、非水分散
液型、水溶液型および水分散型などがあげられ、それ自
体既知の方法で調製できる。粉体型塗料であってもよ
い。
【0043】本発明のつや消し塗装仕上げ方法は、被塗
物(金属および/又はプラスチック製自動車外板)を必
要に応じて表面処理、プライマー塗装および中塗り塗装
を行なった後、上記着色塗料を塗装する。塗装膜厚は制
限されないが硬化塗膜に基づいて10〜30μが好まし
い。該着色塗膜を常温〜160℃において架橋硬化した
のち又は未硬化の状態で、該塗膜面に上記つや消しクリ
ヤー塗料を塗装する。クリヤー塗膜の膜厚は硬化塗膜に
基づいて20〜100μの範囲が適している。つや消し
クリヤー塗料を塗装後、室温〜160℃で硬化させるこ
とが好ましい。つや消しクリヤー塗膜は単一層でよい
が、必要に応じて2層以上であってもよい。
【0044】本発明の方法によって形成されるつや消し
塗膜は、光沢値が60度鏡面反射率で50%以下に容易
に調整でき、しかも、ワックスや研磨剤などでポリッシ
ュしてもつや消し塗面の光沢値は殆ど変化せず、かつ、
耐酸性、耐水性、耐スリキズ性、耐候性および耐汚染性
なども従来のツヤ消剤を用いたものに比べて著しくすぐ
れており、特に自動車外板用ツヤ消塗膜として好適であ
る。以下、本発明を製造例および実施例によって更に具
体的に説明する。なお、部及び%は重量部及び重量%を
示す。
【0045】I 製造例(1)つや消し塗料(A)成分の製造: 攪拌機、温度計、コンデンサー及び窒素導入管を備えた
4ツ口フラスコにキシレン450部、n−ブタノール1
50部を仕込み100℃に加温する。ここに表−1に示
す単量体成分を4時間で滴下した後、2時間100℃に
保ち、然る後に、キシロール400部で希釈し、固型分
含有率50%のアクリル共重合体(a−1)〜(a−
4)を得た。
【0046】(2)つや消し塗料(B)成分の製造: (A)成分の製造で用いたのと同様の反応装置にキシレ
ン300部、n−ブタノール300部を仕込み100℃
に加温する。これに表−1に示す単量体成分を4時間で
滴下した後、2時間100℃に保ち、然る後にキシロー
ル400部で希釈し、固型分含有率50%を有するアク
リル共重合体(b−1)〜(b−4)を得た。
【0047】
【表1】
【0048】II 実施例および比較例 II−1 つや消し塗料 製造例で得た(A)および(B)成分にアミノ樹脂
〔(C)成分〕およびガラス粉末〔(D)成分〕などを
サンドミルなどを用いて配合し、粘度調整してつや消し
クリヤ塗料を製造した。
【0049】実施例1 つや消しクリヤー塗料(C−
1): (a−1) 80部 (b−1) 80〃 60%ユーバン20SE 33〃 (三井東圧社製 ブチル化メラミン) 低アルカリ形ガラス粉末 100〃 (SiO2 54.5%, Al2 3 14.5%, CaO 22%, B2 3 8.5%および Na2 O 0.5%。 粒径10μ、球形) 表面調整剤 0.1〃 (ビツクケミ社製 BYK−300) 紫外線吸収剤 1.0〃 (チバガイギー社製 チヌビン900) 上記混合物をスワゾール1000で希釈し、Ford
cup(#4)20℃で25秒の粘度に調整した。
【0050】実施例2 つや消しクリヤ塗料(C−
2): (a−2) 90部 (b−2) 70〃 サイメル303 20〃 (三井サイアナミド、フルメトキシメラミン) 低アルカリ形ガラス粉末(同上) 90〃 NACURE 5225 2〃 (キング社製 ドデシルベンゼンスルホン酸 アミン中和物) 表面調整剤(BYK−300) 0.1〃 紫外線吸収剤(チヌビン900) 1.0〃 上記混合物を実施例1と同様に製造した。
【0051】実施例3 つや消しクリヤ塗料(C−
3): (a−3) 80部 (b−3) 80〃 60%ユーバン20SE 33〃 低アルカリ形ガラス粉末(同上) 110〃 表面調整剤(BYK−300) 0.1〃 紫外線吸収剤(チヌビン900) 1.0〃 テトラブチルアンモニウムクロライド 0.05〃 上記混合物を実施例1と同様に製造した。
【0052】比較例1 クリヤ塗料(C−4): (a−1) 100部 (b−1) 30〃 60%ユーバン20SE 40〃 低アルカリ形ガラス粉末(同上) 100〃 表面調整剤(BYK−300) 0.1〃 UV吸収剤(チヌビン900) 1.0〃 上記混合物を実施例1と同様に製造した。
【0053】比較例2 クリヤ塗料(C−5): (a−4) 80部 (b−4) 80〃 60%ユーバン20SE 30〃 低アルカリ形ガラス粉末(同上) 100〃 表面調整剤(BYK−300) 0.1〃 UV吸収剤(チヌビン900) 1.0〃 上記混合物を実施例1と同様に製造した。
【0054】実施例4 つや消し着色塗料(S−1): チタン白 JR−701 50部 (帝国化工社製、二酸化チタン) (a−3) 80〃 (b−2) 80〃 60%ユーバン20SE 33〃 低アルカリ形ガラス粉末(同上) 100〃 表面調整剤(BYK−300) 0.1〃 の混合物をスワゾール1000で希釈し、Ford C
up(#4)25秒の粘度に調整した。
【0055】II−2 つや消し塗装方法 リン酸亜鉛処理した軟鋼板上に電着塗膜及び中塗塗膜を
形成し、下記メタリック塗料を塗装し(膜厚:硬化膜厚
で20μ)、室温で5分間放置後、その塗面に上記つや
消しクリアー塗料(C−1)〜(C−5)を塗装し(膜
厚:同上40μ)、140℃で30分間加熱し両塗膜を
同時に硬化せしめた。得られた塗膜の性能試験結果を表
−2に示す。
【0056】(メタリック塗料): アクリル樹脂
100部 (大日本インキ化学工業社製アクリデイック47−71
2) ブチル化メラミン
60部 (三井東圧社製、ユーバン20SE−60) アルミペースト
10部 (東洋アルミ社製、アルミペースト55−519) 上記をスワゾール#1000 30部とトルエン70部
とからなる混合溶剤によりフォードカップ No.4(20
℃)14秒に調整した。
【0057】II−3 着色塗料: 前記と同様にして電着塗装及び中塗り塗装したリン酸亜
鉛処理鋼板に、上記着色塗料(S−1)を塗装し(塗装
膜厚:同上40μ)、140℃で30分加熱して硬化せ
しめた。得られた塗膜の性能試験結果を表−2に示す。
また、表−2は、各塗料の各成分の配合比率も併記し
た。
【0058】
【表2】
【0059】試験方法 耐酸性:40%硫酸溶液に、試験塗板を1/2浸漬し、
50℃で5時間放置した後、水洗し、塗面を観察し、次
の基準で評価した。 ○:全く変化のないもの。 △:塗面に異常はないが、浸漬部と非浸漬部の境界にわ
ずかに段差が認められるもの。 ×:塗面が白化したもの。 リコート付着性:各試料を160℃、30分で焼付け
後、その上に同じ上塗り(メタリックの場合はベースコ
ート/クリアコート)を塗装し140℃、30分間焼付
けた後、1mm間隔でクロスカット100個を入れ、セロ
テープで、そのハガレの有無を判定する。 ○:全くハガレが認められない。 △:わずかにハガレが認められる。 ×:著しいハガレが認められる。
【0060】耐水性:40℃の温水に240時間浸漬し
た後、水洗し塗面を観察し次の基準で評価した。 ○:全く変化のないもの。 △:わずかにツヤ引けするもの。 ×:塗面が白化したもの。
【0061】仕上がり外観:目視判定。耐汚染性:5×
5cmの塗板上に、JIS第15種汚染ダスト1gをのせ
て、これを刷毛で20回掃くように均一に拡げ、20℃
で24時間静置した。次に、これを清浄な刷毛を用いて
流水中で洗浄し、汚染の程度を調べた。 ◎:全く汚れが認められない。 ○:僅かに汚れが認められる。 △:かなり汚れが認められる。 ×:著しく汚れが認められる。
【0062】耐スリキズ性:染色物摩擦堅牢度試験(大
栄化学精器製作所製)を用いた。磨き粉(ダルマ・クレ
ンザー)を水で固練りして塗面に置き、その上を試験機
端子で押えて、0.5kg荷重をかけ、25往復摩擦す
る。水洗後、スリキズの程度を、◎、○、△、×の4段
階で判定した。
【0063】促進耐候性:Qパネル社製促進耐候性試験
機を用いたQUV促進バクロ試験による。 試験条件:紫外線照射 16H/60℃ 水 凝 結 8H/50℃ を1サイクルとして3000時間(125サイクル)試
験した後の塗膜を評価した。 ◎:殆んど初期とかわらない光沢を保っている。 ○:僅かに光沢低下があるが、ワレや白化等の欠陥がな
い。 △:光沢低下、白化現象が認められる。 ×:著しい光沢低下、ヒビワレ、白化現象が認められ、
不合格である。
【0064】耐衝撃性:デュポン衝撃試験器を用い、撃
針先端半径1/2インチ、落鐘重量500gで試験す
る。塗面にワレ目の入らない最大高さで示す(5cmきざ
み)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 5/00 C09D 133/14 C09D 161/20 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)同一分子中にカルボキシル基、水
    酸基およびエポキシ基を含有し、かつ酸価が15〜15
    0mgKOH/g、水酸基価が30mgKOH/g以上、エ
    ポキシ当量が3000〜15000g/eqおよび数平
    均分子量が3,000〜30,000であるアクリル樹
    脂、(B)同一分子中にカルボキシル基、水酸基および
    エポキシ基を含有し、かつ酸価が2〜10mgKOH/
    g、水酸基価が30mgKOH/g以上、エポキシ当量が
    250〜2500g/eqおよび数平均分子量が3,0
    00〜30,000であるアクリル樹脂、(C)アミノ
    樹脂、および(D)粒径が5〜50μの低アルカリ形の
    ガラス粉末を主成分とし、そして(A)成分のカルボキ
    シル基/(B)成分のエポキシ基モル比が1/0.5〜
    0.5/1であって、かつ(C)成分を(A)、(B)
    および(C)成分の合計量に基づいて10〜40重量%
    含有し、(D)成分を(A)、(B)および(C)成分
    の合計100重量部あたり30〜120重量部配合して
    なることを特徴とするつや消し塗料。
  2. 【請求項2】 着色塗料を塗装し、該塗面にクリヤー塗
    料を塗装する塗装工程において、該クリヤー塗料とし
    て、請求項1の塗料から選ばれたつや消し塗料を用いる
    ことを特徴とするつや消し塗装方法。
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