JP3033320B2 - 二流体制御弁 - Google Patents

二流体制御弁

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JP3033320B2
JP3033320B2 JP4022399A JP2239992A JP3033320B2 JP 3033320 B2 JP3033320 B2 JP 3033320B2 JP 4022399 A JP4022399 A JP 4022399A JP 2239992 A JP2239992 A JP 2239992A JP 3033320 B2 JP3033320 B2 JP 3033320B2
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康夫 城戸内
白井  滋
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流入ポートは二つで、
一つの流出ポートを持つ、温水用の流体制御弁に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の流体制御弁は図3に示す
ようなものがあった。第一の流入ポート2と第二の流入
ポート3、一つの流出ポート1があり、モータ4を正逆
回転させることで連結軸5を介してボールバルブ6を回
転させ、ボールバルブ6の開口部6aの位置を二つの流
入ポート2、3に合わせて二種類の流体を制御するもの
で、ボールバルブ6に対する弁座として二つの流入ポー
ト2、3の両側からテフロン製の弁座7を挟むように締
付結合させることにより気密性を保つ構成になってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、弁座7
がテフロンなど合成樹脂であるため、温水により膨張、
膨潤が著しく、ボールバルブ6の回転抵抗が増大し、モ
ータ4で駆動不能になる恐れがある。また、耐久的に、
弁座7の磨耗、硬化等により気密性が低下し、止水不良
になり易いものであった。
【0004】本発明はこのような課題を解決するもの
で、温水でも耐久的に優れた流体制御弁を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の二流体制御弁は、第一の流入路と第二の流入
路と、一つの流出路と、前記二つの流入路から流出路に
臨む開口部にそれぞれ対向して設けた第一の弁座と第一
の弁体、および第二の弁座と第二の弁体と、前記二つの
弁体をそれぞれ対応する弁座に当接する方向に付勢する
第一のスプリングと第二のスプリングと、スラスト方向
に駆動することで前記二つの弁体をそれぞれ単独にリフ
トさせる弁軸と、前記弁軸を駆動する電気的駆動装置
と、前記弁軸の位置を検出する位置検出手段とからな
る。
【0006】
【作用】以上の構成により、電気的駆動装置による弁軸
のスラスト駆動により、第一の弁体と第二の弁体をそれ
ぞれ単独にリフトさせるもので、第一の流入路から流入
する流体を制御するときは、第一の弁体が弁軸と連動し
て弁開度を変化させ、第二の弁体は、弁軸のスラスト駆
動にかかわらず第二の弁座に当接したままである。一
方、第二の流入路から流入する流体を制御するときは、
第二の弁体が弁軸と連動して弁開度を変化させ、第一の
弁体は、弁軸のスラスト駆動にかかわらず第一の弁座に
当接したままとなる。このように二種類の流体をそれぞ
れ一方のみ独立して制御するもので、位置検出手段で弁
軸の位置を検出することにより、前記二つの弁体のリフ
ト状態及び双方の弁体が閉成している位置などを検出し
ている。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1に本発明の一実施例の二流体制御弁の
構成を示す。図1に示すように、11は弁筐体11で、
第一の流入路8と第二の流入路9と、一つの流出路10
を有する。そして、弁筐体11は内部に前記第一の流入
路8から流出路10に臨む開口部11aに第一の弁座1
2と第一の弁体13を、第二の流入路9から流出路10
に臨む開口部11bに第二の弁座14と第二の弁体15
をそれぞれ対向して設けている。また弁筐体11は内部
に前記二つの弁体13、15をそれぞれ対応する弁座1
2、14に流入側から流出側で、かつ当接する方向に付
勢するために第一のスプリング16と第二のスプリング
17を設けている。弁軸18は、スラスト方向に駆動す
ることで前記二つの弁体13、15を、それぞれ単独に
リフトさせるもので、第二の弁体15のセンターを摺動
自在に貫通し、その第二の弁体15をリフトさせるため
のストッパー19を弁軸18上に設け、スラスト駆動に
より、ストッパー19の移動に合わせて第二の弁体15
の開度を調節するもので、弁軸18ならびにストッパー
19を第二の弁体15の開度を絞る方向に移動し、第二
の弁座14に当接する位置より更に駆動させると、スト
ッパー19は第二の弁体15から離れ、その後弁軸18
の先端は、第一の弁体13を押し上げリフトさせる構成
になっている。前記弁軸18をスラスト駆動させるため
に、電気的駆動装置20として、ギヤードモータ21を
用いて、弁軸18と弁筐体11側に固定したプラグ22
にネジ部を構成し、ギヤードモータ21の正逆回転を2
つの歯車(ギヤードモータ21側歯車23、弁軸18側
歯車24)を介して弁軸18を回転しつつスラスト駆動
させる構成で、ネジ部にピッチ2mmの3条ネジを、2つ
の歯車23、24は同じ歯数のものを用い、ギヤードモ
ータ21側歯車23に位置検出手段としてのボリュウム
26を直結し、このボリュウム26が2つの歯車23、
24の回転角度、すなわち弁軸18のスラスト移動量を
検知し、前記二つの弁体13、15のリフト状態を検知
する位置検出手段となっている。
【0008】以上の構成で、次に動作を説明する。ボリ
ュウム25はギヤードモータ21側歯車23の回転角度
を検出するものであるが、本実施例では、ギヤードモー
タ21側歯車23の全回転角度を300度とし、その中
間位置(0度)を基準点位置とし、時計回りに150
度、反時計回りに150度、すなわち、弁軸18のネジ
部にピッチ2mmの3条ネジを用いているため5mmが全ス
ラスト駆動幅で、その中間位置(0度)では、図2の
(a)に示すように、第一の弁体13及び第二の弁体1
5が共にそれぞれ対応する第一の弁座12及び第二の弁
座14に当接しており、第一の流入路8及び第二の流入
路9からの流体の流れは停止する。
【0009】このとき、中間位置(0度)に対して、弁
軸18のストッパー19と第二の弁体15、弁軸18の
先端と第一の弁体13にはわずかな余裕を持たせ、それ
ぞれ対応する第一の弁座12及び第二の弁座14への十
分な当接力と、耐久的な弁の摩耗に対処している。中間
位置(0度)から時計回りに何度かギヤードモータ21
を駆動すると、弁軸18のストッパー19は第二の弁体
15から離れ、その後弁軸18の先端は、第一の弁体1
3を押し上げリフトさせ、第一の流入路8から第一の流
体が流れはじめる。図2の(b)のように、150度回
転したところが第一の弁体13の最大開度となる。その
とき、第二の弁体15は第二の弁座14に当接したまま
である。
【0010】また、図2の(c)のように、中間位置
(0度)から、反時計回りに何度かギヤードモータ21
を駆動すると、弁軸18のストッパー19は第二の弁体
15をリフトさせ、第二の流入路9からの第2の流体の
流れはじめる。150度回転したところが第二の弁体1
5の最大開度となる。そのとき、第一の弁体13は第一
の弁座12に当接したままである。
【0011】以上のように、本実施例は二種類の流体を
それぞれ一方のみ独立して制御するもので、位置検出手
段26として、2つ以上のマイクロスイッチを用いて
も、前記二つの弁体13、15のリフト状態及び双方の
弁体が閉成している位置などを検出可能であるが、本実
施例ではボリュウム26を用いているためにより、流量
調節で任意の弁位置をボリュウム26の検出値で記憶
し、流量停止後の再吐出量を弁位置を一定に制御するこ
とで容易にできる。
【0012】また、双方の、またはいずれかの流体の流
れを停止する場合、流体の圧力がそれぞれ第一の弁体1
3及び第二の弁体15に対して対応する第一の弁座12
及び第二の弁座14に当接する方向に作用する構成のた
め密閉力を増している。
【0013】また、電気的駆動装置20として、ギヤー
ドモータ21を用いて、その回転力をネジ機構を介して
弁軸18をスラスト駆動させる構成のため、ギヤードモ
ータ21への負荷が、ボールバルブの場合に比べ軽減で
き、小型のモータ21で動作可能である。
【0014】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明の二流体制御弁によれば、下記の効果が得られ
る。 (1)二種類の流体をそれぞれ一方のみ独立して制御す
るもので、使用流体の温度の影響を受けにくい構成のた
め、温水にも使用可能である。 (2)流体の圧力がそのまま弁の閉止力となる構成のた
め、閉止性能にすぐれ、耐久的にも安定している。 (3)弁軸のスラスト駆動で、2つの流体を選択制御す
る構成のため、ボールバルブの場合に比べ、駆動トルク
を小さくでき、小型の駆動装置で制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の二流体制御弁の断面図
【図2】(a)は同弁の両弁体が閉成している時の要部
断面図 (b)は同弁の一方の弁体が開成している時の要部断面
図 (c)は同弁の他方の弁体が開成している時の要部断面
【図3】従来の流体制御弁の断面図
【符号の説明】
8 第一の流入路 9 第二の流入路 10 流出路 12 第一の弁座 13 第一の弁体 14 第二の弁座 15 第二の弁体 16 第一のスプリング 17 第二のスプリング 18 弁軸 20 電気的駆動装置 26 位置検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 11/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の流入路と第二の流入路と、一つの流
    出路と、前記二つの流入路から流出路に臨む開口部にそ
    れぞれ対向して設けた第一の弁座と第一の弁体、および
    第二の弁座と第二の弁体と、前記二つの弁体をそれぞれ
    対応する弁座に流入側から流出側へ、かつ当接する方向
    に付勢する第一のスプリングと第二のスプリングと、ス
    ラスト方向に駆動することで前記二つの弁体をそれぞれ
    単独にリフトさせる弁軸と、前記弁軸を駆動する電気的
    駆動装置と、前記弁軸の位置を検出する位置検出手段と
    からなる二流体制御弁。
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