JP3033274U - ファイリング用具 - Google Patents

ファイリング用具

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JP3033274U
JP3033274U JP1996007241U JP724196U JP3033274U JP 3033274 U JP3033274 U JP 3033274U JP 1996007241 U JP1996007241 U JP 1996007241U JP 724196 U JP724196 U JP 724196U JP 3033274 U JP3033274 U JP 3033274U
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JP
Japan
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mount
stored
pocket
adhesive layer
adhesive
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JP1996007241U
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English (en)
Inventor
中 莞 二 田
田 寛 福
井 裕 新
藤 清 彦 伊
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Lihit Lab Inc
Original Assignee
Lihit Lab Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切り抜き,写真などの被収納物を中台紙へ簡
単に貼付でき、貼付に手間がかからないファイリング用
具を提供する。 【解決手段】 台紙42を綴じたファイリング用具10
である。台紙42の表面に水溶性の再湿接着剤が塗布さ
れて、着色された接着層48が形成される。そして、接
着層48に水を含ませることによって、被収納物46が
台紙42に貼付される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案はファイリング用具に関し、特にたとえば、書類,切り抜き,パンフ レット,写真などを簡単に整理して、保管するためのファイリング用具に関する 。
【0002】
【従来の技術】
ファイリング用具として、複数の透明なポケットを綴じて、ポケット内に台紙 としての中台紙を挿入した、いわわる「クリヤーブック」と称されるものがあり 、書類などの被収納物をポケット内に挿入して、抜き差し自在に保管することが できる。このファイリング用具では、ポケット内に中台紙が挿入されているため 、中台紙の両側に挿入部が形成され、1つのポケットに2つの挿入部が形成され る。このようなファイリング用具は、挿入部に書類などの被収納物を挿入して収 納でき、簡単に整理して、保管することができるため、広く使用されている。書 類などをポケット内に整然と並べ、切り抜き,写真などの被収納物の中台紙への 貼付を容易にするため、ファイリング用具の中台紙には、通常、碁盤模様やドッ トの印刷がなされている。
【0003】 また、複数の台紙を綴じて、切り抜きなどの被収納物を台紙に貼付して整理・ 保管する、いわわる「スクラップブック」と称されるファイリング用具も使用さ れている。このファイリング用具は、被収納物が台紙に貼付されるので、被収納 物を確実に保管でき、便利である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの種のファイリング用具では、切り抜き,写真などの 被収納物を台紙へ貼付するためには、接着剤や接着テープなどを使用する必要が あった。すなわち、接着剤や接着テープなどを使用して、被収納物を台紙へ貼付 するため、手間がかかり、簡単に貼付することができなかった。
【0005】 それゆえに、この考案の主たる目的は、切り抜き,写真などの被収納物を台紙 へ簡単に貼付でき、貼付に手間がかからないファイリング用具を提供することで ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、台紙を綴じたファイリング用具において、台紙の表面に水溶性の 再湿接着剤が塗布されて、着色された接着層が形成され、接着層に水を含ませる ことによって、被収納物が台紙に貼付される、ファイリング用具である。このフ ァイリング用具において、接着層が間隔をあけて形成されているのが好ましい。
【0007】
【作用】
台紙の表面に塗布され、接着層を形成する水溶性の再湿接着剤は、水を含ませ ることによって、粘着力が生じる。
【0008】
【考案の効果】
この考案にかかるファイリング用具によれば、接着層に水を含ませるだけで、 台紙へ切り抜き,写真などの被収納物を簡単に貼付でき、貼付に手間がかからな い。また、接着層が着色されているので、接着層の形成部分が使用者にわかり、 水を含ませるときに便利であり、貼付のときの目印にもなる。さらに、接着層が 間隔をあけて形成されると、不要な部分の接着層に水を含ませるおそれが少なく なる。
【0009】 この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の考案の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【考案の実施の形態】 【実施例】
図1はこの考案の一実施例を示す斜視図である。ファイリング用具10は、矩 形の表紙12を含む。表紙12は、矩形の表表紙14,短冊形の背表紙16およ び矩形の裏表紙18によって、一体的にたとえばプラスチックにより形成される 。表表紙14と背表紙16とは、第1の折曲部20を介して、折り曲げ自在とさ れ、背表紙16と裏表紙18とは、第2の折曲部22を介して、折り曲げ自在と される。背表紙16の表面には、綴じ具24が形成される。綴じ具24は、短冊 状の基板26を含み、基板26には、複数のリング28が形成される。そして、 綴じ具24の上部には、第1のレバー30が形成され、綴じ具24の下部には、 第2のレバー32が形成される。
【0011】 綴じ具24には、複数の矩形のポケット34が綴じられる。図2はポケット3 4を示す正面図であり、図3は図2の線III−IIIにおける断面図である。 ポケット34は、透明な2枚のシート36を重ね合わせ、上部以外の両側部およ び下部を接着して、閉じることによって形成される。すなわち、ポケット34は 、その上部方向にのみ開放されることとなる。そして、ポケット34の幅方向の 一端側、すなわち、ポケット34の一方の側部は、一定の幅でローレット加工さ れて、加工部38が形成される。ポケット34の加工部38には、ポケット34 の幅方向の一端側に沿って、複数の綴じ穴40が形成される。これらの複数の綴 じ穴40に、綴じ具24の複数のリング28が通されて、ポケット34が綴じ具 24に綴じられる。なお、リング28は、第1のレバー30および第2のレバー 32を押すことによって開き、手で閉めることができる。
【0012】 ポケット34内には、台紙としての中台紙42が挿入され、この中台紙42と 2枚のシート36間に、2つの挿入部44a,44bが形成される。すなわち、 中台紙42によって、ポケット34内に、2つの挿入部44a,44bが形成さ れることとなる。なお、中台紙42は、ポケット34における開放されている上 部方向より出し入れ自在とされる。ポケット34内の挿入部44a,44bには 、一般的には、書類,切り抜き,パンフレットなどの被収納物が挿入されるが、 この実施例では、挿入部44aに写真46が挿入される。
【0013】 さらに、中台紙42の表面には、水溶性の再湿接着剤が顔料とともに、印刷な どによって塗布されて、接着層48が形成される。顔料は、水溶性の再湿接着剤 を着色するためのものである。水溶性の再湿接着剤とは、水が塗布されていない 状態では、粘着力が生じず、水が塗布されると、粘着力が生じる接着剤である。 この実施例では、線状の接着層48が、中台紙42の長手方向に平行に、等間隔 で12本形成される。また、再湿接着剤は着色されているので、接着層48も着 色した状態で印刷される。水を入れたマーカーやフェルトペン,水を含ませた筆 などで接着層48を塗ると、マーカーなどで塗られた部分の接着層48に水が塗 布されたこととなり、マーカーなどで塗られた部分の接着層48に粘着力が生ず る。そして、粘着力が生じた接着層48によって、被収納物である写真46が中 台紙42に貼付される。
【0014】 この実施例によれば、マーカーなどで水を塗布するだけで、中台紙42へ被収 納物を簡単に貼付でき、貼付に手間がかからない。そして、被収納物が中台紙4 2へ貼付されるので、小さい被収納物でも、ポケット34の下部に落ちるおそれ がなく、さらに、被収納物は、ポケット34のシート36で保護される。また、 接着層48は着色されているので、接着層48が形成されている部分が使用者に わかるので、水を塗布するときに便利であり、被収納物の貼付のときの目印にも なる。さらに、接着層48に水を塗布しなければ、中台紙42を元の乾いた状態 のままで、支障なく使用できる。
【0015】 上記実施例では、線状の接着層48が、中台紙42の長手方向に平行に、等間 隔で形成された。このように、接着層48の間隔をあけると、不要な部分の接着 層48に水を塗布してしまうおそれが少なくなる。また、接着層48の形状,大 きさ,間隔を変えることによって、中台紙42への被収納物の貼付のときの接着 強度に強弱をつけることも可能である。図4は接着層48の形成パターンの例を 示す図解図である。図4(A)では、ポケット34の長手方向に平行に等間隔で 線状に形成され、図4(B)では、ポケット34の長手方向および幅方向に平行 に等間隔で線状に形成され、図4(C)では、ポケット34の幅方向に平行に等 間隔で線状に形成される。また、図4(D)では、ポケット34の長手方向およ び幅方向に平行に等間隔で球状に形成され、図4(E)では、ポケット34の長 手方向から時計回りに45度をなす方向に平行に等間隔で線状に形成され、図4 (F)では、ポケット34の長手方向から時計回りに45度をなす方向および反 時計回りに45度をなす方向に平行に等間隔で線状に形成される。このように、 接着層48の模様は、さまざまに変更が可能である。なお、図4(A)〜(F) の例では、接着層48は、いずれも間隔をあけて形成されている。
【0016】 上記実施例では、被収納物として、写真46を例に挙げたが、書類,切り抜き ,パンフレット,領収書,メモなど様々なものについて、このファイリング用具 10は使用可能である。また、上記実施例では、ポケット34内の挿入部44a ,44bの一方の挿入部44aにのみ、被収納物を挿入して、中台紙42の片面 にのみ、被収納物を貼付したが、両方の挿入部44a,44bに被収納物を挿入 して、中台紙42の両面に被収納物を貼付してもよい。さらに、両方の挿入部4 4a,44bに被収納物を挿入して、中台紙42の片面のみに一方の被収納物を 貼付してもよい。また、中台紙42の片面に複数の被収納物を貼付してもよい。
【0017】 なお、上記実施例では、複数の透明なポケット34を綴じて、ポケット34内 に台紙としての中台紙42を挿入した、いわわる「クリヤーブック」と称される ファイリング用具10について述べたが、複数の台紙を綴じて、被収納物を台紙 に貼付して整理・保管する、いわわる「スクラップブック」と称されるファイリ ング用具10についても、この考案は適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】ポケットを示す正面図である。
【図3】図2の線III−IIIにおける断面図であ
る。
【図4】接着層の形成パターンの例を示す図解図であ
る。
【符号の説明】
10 ファイリング用具 12 表紙 14 表表紙 16 背表紙 18 裏表紙 20 第1の折曲部 22 第2の折曲部 24 綴じ具 26 基板 28 リング 30 第1のレバー 32 第2のレバー 34 ポケット 36 シート 38 加工部 40 綴じ穴 42 中台紙 44a,44b 挿入部 46 写真 48 接着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊 藤 清 彦 大阪市中央区農人橋1丁目1番22号 株式 会社リヒトラブ内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙を綴じたファイリング用具におい
    て、 前記台紙の表面に水溶性の再湿接着剤が塗布されて、着
    色された接着層が形成され、前記接着層に水を含ませる
    ことによって、被収納物が前記台紙に貼付されることを
    特徴とする、ファイリング用具。
  2. 【請求項2】 前記接着層が間隔をあけて形成されてい
    ることを特徴とする、請求項1に記載のファイリング用
    具。
JP1996007241U 1996-07-05 1996-07-05 ファイリング用具 Expired - Lifetime JP3033274U (ja)

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