JP3033188B2 - プリンタ内蔵カメラ - Google Patents

プリンタ内蔵カメラ

Info

Publication number
JP3033188B2
JP3033188B2 JP2334693A JP33469390A JP3033188B2 JP 3033188 B2 JP3033188 B2 JP 3033188B2 JP 2334693 A JP2334693 A JP 2334693A JP 33469390 A JP33469390 A JP 33469390A JP 3033188 B2 JP3033188 B2 JP 3033188B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
recording paper
switch
unit
printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2334693A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04200185A (ja
Inventor
大 新谷
克行 難波
Original Assignee
ミノルタ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミノルタ株式会社 filed Critical ミノルタ株式会社
Priority to JP2334693A priority Critical patent/JP3033188B2/ja
Publication of JPH04200185A publication Critical patent/JPH04200185A/ja
Priority to US08/324,365 priority patent/US5493409A/en
Priority to US08/558,238 priority patent/US5606420A/en
Priority to US08/745,172 priority patent/US5875034A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3033188B2 publication Critical patent/JP3033188B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、撮影した画像データを外部記録媒体に記録
するとともに、撮像画像を記録紙にプリントアウトし得
るプリンタ内蔵カメラに係り、特に撮像部、外部記録媒
体及びプリンタ部の配置構造に関するものである。
〔従来の技術〕
スチルビデオカメラでは、撮影画像が電気信号に変換
され、電気的若しくは磁気的な記録媒体に記録されるの
で、銀塩カメラにおけるフィルム巻取部の構成を必要し
ない分、内部構造の設計の自由度が大きくなっている。
そこで、従来、例えば特開平1−186069号公報には、カ
メラの光学系が配設される撮像部とカメラの操作ボタン
等が配設されるレリーズ部との間に外部記録媒体の装着
部を設け、カメラの小型化及びスペースの有効利用を図
るようにしたスチルビデオカメラが示されている。
また、特開昭61−189785号公報には、カメラ内部に熱
転写型プリンタを内蔵し、撮影した画像をその場で記録
紙にプリントアウト可能にするプリンタ付スチルビデオ
カメラが提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、スチルビデオカメラに熱転写式若しくは感
熱式のプリンタを内蔵する場合、プリント時にプリンタ
ヘッドで発生する熱により撮像部が悪影響を受けるの
で、プリンタと光電変換素子を含む撮像部とはできるだ
け離して配設することが望ましい。
しかし、上記特開昭61−189785号公報記載のプリンタ
付スチルビデオカメラでは、撮像部の下方にプリンタ部
が配設されており、撮像部がプリンタ部からの発熱によ
り悪影響を受け、撮影画像が劣化する恐れがある。
また、上記特開平1−186069号公報のものでは、撮像
部とレリーズ部とを外部記録媒体の装着部により離間さ
せて配設することが示されているが、これはスペースの
有効利用を図るもので、プリンタ部を内在させる場合の
上記問題を解決する配設方法は示されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、撮像部とプ
リンタ部とをできるだけ離して配設し、プリンタ部の発
熱による撮像部の劣化の少ないプリンタ内蔵カメラを提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために本発明は、撮影レンズ及び
光電変換素子からなる撮像部と、該撮像部で撮像された
撮像信号を記録する着脱可能な外部記録媒体の装着部
と、該外部記録媒体に記録された画像を記録紙にプリン
トアウトするプリンタ部とを備えたプリンタ内蔵カメラ
であって、前記外部記録媒体の装着部が前記撮像部と前
記プリンタ部間に介設されたものである。
なお、撮影画像は内蔵記録紙、外部記録紙のいずれに
もプリント可能にしているとよい。
〔作用〕
本発明によれば、撮像部で撮影された撮像画像は一
旦、外部記録媒体に記録される。記録された撮像画像
は、プリンタ部で外部記録紙又は内蔵記録紙にプリント
アウトされる。プリント時にプリンタ部のプリンタヘッ
ドでは熱が発生し、この熱は該プリンタ部と撮像部との
間に設けられた外部記録媒体の装着部を介して拡散され
る。これによりプリンタ部で発生した熱による撮像部の
撮影レンズ及び光電変換素子等への悪影響は少なくな
る。
〔実施例〕
第3図は、本発明に係るプリンタ内蔵カメラの全体斜
視図である。
図において、1はカメラ本体、2は該カメラ本体1に
着脱自在で、後述するようにプリント動作に必要な構成
が内蔵されたプリンタケースである。カメラ本体1の前
面部には、撮影レンズ3、ファインダ窓4、自動焦点検
出(以下、AFという)のためのAF投光部5、フラッシュ
6及びレリーズ/プリント開始ボタン7が設けられてい
る。
また、カメラ本体1の上面部には、下記の各種操作部
材が配設されている。すなわち、モード切換スイッチ8
は「OFF」、「記録」、「再生」、「プリント」の各モ
ードを切換えるものである。プロテクトスイッチ9は一
旦記録された記録画像が不用意な操作で消去されるもの
を防止するものである。マルチスイッチ10は記録画像を
マルチ画として出力するものである。フラッシュ発光モ
ード切換スイッチ11はフラッシュ6を「非発光(OF
F)」、「自動発光(AUTO)」、「強制発光(ON)」」
の各モードに切換えるものである。日付設定用スイッチ
12は撮影日時をセットする際にセット可能状態にするも
のである。撮影モード切換スイッチ13はONされる毎に単
写/セルフ/連写の撮影を変更可能にするものである。
アクセスボタン14,15は記録画像をアクセスするための
もので、アクセスする毎に記録画像が順送り(UP)、ま
たは逆送り(DOWN)される。マクロ/2値化モード切換ス
イッチ16は左右方向へのスライドセットによりマクロ撮
影モードと2値化モードとを切換えるものである。表示
器17は、例えばLED等で構成され、前記日付、撮影時や
プリント時の駒番号その他設定モード内容を表示するも
のである。メモリカード挿入口18は、スリット状に形成
された挿入口で、カメラ本体1内へ外部記録媒体(以
下、メモリカードという)を挿入するためのものであ
る。TV用出力端子19はカメラ本体1の前面適所に設けら
れ、TVへの接続を可能にする端子である。着脱ボタン20
はプリントケース2を着脱する際に操作されるものであ
る。記録紙挿入口21はカットシートタイプの記録紙を前
記プリンタケース2内のプリンタに導くものである。
第4図は、カメラ本体1内の撮影レンズ3及び固体撮
像素子101からなる撮像部202、サーマルヘッド410、プ
ラテンローラ421、供給ローラ431及び巻取ローラ432か
らなるプリンタ部111及びメモリカード112の装着部の配
置関係を示す図である。同図に示すように撮像部202及
びプリンタ部111はカメラ本体1の長手方向に離間させ
て配設され、メモリカード112の装着部が撮像部202とプ
リンタ部111間に介設されている。このような構成を採
ることによりスペースの有効利用が図れるとともに、プ
リンタ部111のプリント時に発生する熱がメモリカード1
12の装着部で拡散し、撮像部202へ悪影響を与えること
が少なくなる。なお、上記配置関係を有するものであれ
ば、例えば第5図及び第6図に示すように撮像部202の
撮像レンズ3をカメラ本体1の側面部或いは上面部に設
けるようにしてもよい。
第1図は、カメラ全体のブロック図である。
システムコントローラ(以下、CPUという)100はプリ
ント動作も含めてカメラ全体の動作を制御するものであ
る。前記撮影レンズ3を通して結像される被写体像は固
体撮像素子(以下、CCDという)101に取り込まれ、該CC
D101の出力画像信号は信号処理部102で処理されるよう
になされている。この信号処理部102の詳細は後述す
る。撮影レンズ3は測距結果に基づいて合焦状態となる
ようにレンズ駆動部103により駆動制御される。測距部1
04は、例えば位相差検出方式などを利用して被写体まで
の距離を求めるもので、この測距データからレンズ駆動
部103による撮影レンズ3の駆動量が算出されるように
なっている。測光部105は被写体の輝度を測定し、測光
データをCPU100に出力するものである。露出制御部106
は測距、測光結果に基づいて得られるCPU100からの露出
時間(シャッタスピード)Tv、絞り値Avのデータを受け
てカメラの露出制御を行うものである。表示部107は前
記表示器17と該表示器17を駆動する部分とからなってい
る。フラッシュ部108はCPU100からの充電のための昇圧
制御、発光制御信号により制御され、前記フラッシュ6
の発光を行うものである。電源部109はCCD101へは所定
の高電圧で、CPU100その他の各回路部へは所定レベルの
電圧で電力を供給するものである。この電源部109の詳
細は後述する。バッテリチェック回路(以下、BC回路と
いう)110は前記電源部109内の主電源電池EBに接続さ
れ、該主電源EBの容量を検出するものである。この検出
結果はCPU100に出力するようになされている。プリンタ
部111はCPU100により駆動制御され、前記信号処理部102
からの出力画像信号を記録紙にプリントアウトするもの
で、詳細は後述する。メモリカード112はカメラ本体1
に着脱自在な、例えSRAM等から成る複数枚の画面が記録
可能な記録媒体である。なお、VOUTは前記TV用出力端子
19に相当するものである。
次に、スイッチ類SOFF〜SMODEについて説明する。
SOFF:モード切換スイッチ8が「OFF」の位置にあるとき
オンし、カメラを不動作にする。
SREC:モード切換スイッチ8が「記録」の位置にあると
きオンし、カメラを撮影可能にする。
SREP:モード切換スイッチ8が「再生」の位置にあると
きオンし、TV等での再生を可能にする。
SPRI:モード切換スイッチ8が「プリント」の位置にあ
るときオンし、記録画像のプリントアウトを可能にす
る。
S1 :レリーズ/プリント開始ボタン7の1段押しでオ
ンし、撮影準備動作を行う。
S2 :レリーズ/プリント開始ボタン7の2段押しでオ
ンし、記録モード時は露出動作を行う。
なお、スイッチS1,S2はプリントモード時はプリント
動作を行う。
SUP :アクセスボタン14が押される毎にオンし、記録画
像の順送り再生を行う。
SDOWN:アクセスボタン15が押される毎にオンし、記録画
像の逆送り再生を行う。
SPRO :プロテクトスイッチ9が押される毎に記録画像の
プロテクト及びプロテクト解除を交互に行う。
SMAL :マルチスイッチ10に相当し、オンによりマルチ出
力を可能にする SMAC :マクロスイッチで、マクロ/2値化モード切換スイ
ッチ16が押されるとオンし、不図示のマクロレンズが光
軸上に挿入され、マクロ撮影を可能にする。
SMONO:2値化モードスイッチで、マクロ/2値化モード切
換スイッチ16を押した状態でスライドされるとオンし、
文字撮影等を可能にする SCARD:メモリカードが挿入されている時、オンする。
SFL :フラッシュ発光モード切換スイッチ11が押される
毎にオンし、非発光、自動発光、強制発光の各モードが
サイクリックに切換えられる。
SADJ :日付設定用スイッチ12に相当する。
SMODE:撮影モード切換スイッチ13が押される毎にオン
し、単写、セルフ、連写の各モードがサイクリックに切
換えられる。
第2図(A),(B),(C)は前記プリンタ内蔵カ
メラの電源関係を示す図であり、同図(A)は、電源部
109の構成とその電源供給関係とを示す図、同図(B)
はCPU100とDC/DCコンバータ200間の制御ラインを示す
図、同図(C)はカメラ部203内の電源供給関係を示す
図である。
第2図(A),(B)において、EBは主電源電池であ
り、ECはカメラ部203、カメラ本体1内のメモリ204(第
4図(B)のメモリ311,312に相当)及びメモリカード1
12をバックアップするための電池である。200はDC/DCコ
ンバータであり、CPU100からの制御信号DCONによりプリ
ンタ部111のヘッド駆動のための高電圧E1(例えば24
v)、撮像部202内のCCD101を駆動するための電圧E2(例
えば15v)及びカメラ部203内の撮影レンズ3等を駆動す
るための電圧E3を生成し、それぞれ供給する。前記制御
信号DCONは2ビット信号からなり、同図(B)に示すよ
うにCPU101から2本の制御ラインによりDC/DCコンバー
タ202に送出される。表1は、前記制御信号DCONの指令
内容を示したもので、「00」は、DC/DCコンバータ202の
動作を停止させ、プリンタ部111、撮像部202及びカメラ
部203のいずれにも駆動電圧は供給されない。また、「0
1」は、電圧E3を生成させ、カメラ部203のみに供給し、
「10」は、電圧E2,E3を生成させ、それぞれ撮像部202と
カメラ部203とに供給し、「11」は電圧E1,E3を生成さ
せ、それぞれプリンタ部111とカメラ部203とに供給す
る。
第2図(A)に戻り、201は、例えば5vのレギュレー
タであり、前記カメラ部203内のCPU100、表示部107等に
駆動電圧を供給するとともに、カメラ本体1内のメモリ
204及びメモリカード112に電圧を供給する。また、フラ
ッシュ部108には主電源電池EBから直接電源供給され、
メインコンデンサCの充電等が行われる。
カメラ部203を構成する各部においては、同図(C)
に示すように電力消費が少なく、低電圧駆動の可能な表
示部107の液晶表示部及びCPU100にはレギュレータ201か
ら電源が供給され、電力消費の比較的大きいCPU100の一
部、測距部104、測光部105、露出制御部106及び表示部1
07の一部にはDC/DCコンバータ200から電源が供給され、
負荷電流の大きいレンズ駆動部103には電源電池EBから
直接電源が供給されている。
第7図(A),(B)は、前記信号処理部102の詳細
を示すブロック図である。
同図(A)において、CCD101はR,G,Bのストライプフ
ィルタを有するカラー撮像素子であり、CCDドライバ301
により駆動される。CCD−TG302は、CPU100からのコント
ロール信号に基づいて本ブロック内の各回路に制御信号
や制御パルスを供給するタイミングジェネレータで、前
記CCDドライバ301には画像信号読出駆動用クロックφV,
φを出力する。CCDドライバ301は該クロックφV
に基づいてCCD101の電荷蓄積の開始及び蓄積電荷の読出
しを制御することによりCCD101の電荷蓄積量を制御す
る。また、CCD−TG302は、後記CDS303にタイミングパル
スを、その他の回路にクロックパルスCKを出力する。CD
S303はCCD101からの出力画像信号に対して二重相関のた
めのサンプリングを施すものである。GC304はゲインコ
ントローラで、ゲインコントロールされた画像信号はA/
Dコンバータ305でアナログ信号からデジタル信号に変換
される。WB処理回路306は、不図示のホワイトバランス
(WB)センサからの色温度情報に基づき所定の変換テー
ブルを用いて画像信号にデータ変換を施すものである。
γ補正回路307は所定の変換テーブルを用いて、上記色
変換された画像信号に更に階調補正のためのデータ変換
を施すものである。プロセス回路308及びマトリクス回
路309は画像信号からR,G,B各色毎の画像信号を作成する
ためのものである。
続いて、同図(B)において、メモリ311及びメモリ3
12は前記マトリクス回路309からのR,G,Bそれぞれの画像
信号を記憶するもので、少なくとも1画面分の記憶容量
を有している。アドレス発生回路310はCCD101から上記
メモリ311,312への画像信号の取込、該メモリ311,312か
らの画像信号の読出及びメモリカード112への画像信号
の書込,読出時のチップセレクト信号や書込,読出アド
レス等の書込,読出動作に必要な制御信号を出力するも
のである。
データセレクタ及び圧縮/伸長部313はメモリカード1
12への画像信号の書込時におけるデータ圧縮及びメモリ
カード112からの画像信号の読出時におけるデータ伸長
処理を行うとともに、書込又は読出データをセレクトす
るものである。また、前記CPU100、アドレス発生回路31
0及びデータセレクタ及び圧縮/伸長部313とメモリカー
ド112間のデータの入出力はインターフェース(以下、
カードI/Fという)314を介して行われる。TV出力用信号
処理回路315はアドレス発生回路310からの再生書込クロ
ックにより取り込まれる画像信号にTV再生のための画像
処理を施すもので、処理された映像信号は、不図示の内
部ビデオメモリに記憶される。このTV出力用信号処理部
315はR,G,B各画像信号から低域輝度信号Y及び色差信号
Cを生成するものである。D/Aコンバータ316,317は上記
TV出力用信号処理部315内のビデオメモリから読み出さ
れるデジタルの低域輝度信号Y及び色差信号Cをそれぞ
れアナログの低域輝度信号YOUT,色差信号COUTに変換し
てTV用出力端子19を介して不図示のTVに出力するもので
ある。発振子318は再生用の読出アドレスを発生すると
共に、D/Aコンバータ316,317へ出力クロック信号を送出
するものである。マルチ再生用コントローラ319はマル
チ再生のための再生画像を生成するもので、生成された
マルチ画像はマルチ用ビデオメモリ320に一時的に記憶
される。
次に、上記ブロックの動作について撮影記録、メモリ
カードへの記録、TV再生、プリントアウト及びマルチ処
理に分けて説明する。
(1)撮影記録 モード切換スイッチ8が記録モードに設定されている
状態で、レリーズ/プリント開始ボタン7が押される
と、CPU101はCCD−TG302にコントロール信号を出力して
CCD101の蓄積時間を制御する。すなわち、CPU100は測光
部105を駆動させて測光を行わせ、その測光結果から求
めた絞り値Avに基づいて絞りを制御し、更に露光時間Tv
に応じてシャッタコントロール信号をCCD−TG302に出力
する。なお、光の利用率を上げて高解像度を得るために
CCD101をスイングさせて電子シャッタとメカニカルシャ
ッタで2回の連続露光を行うものでは、CPU100は各露光
時間の制御を行う。
上記露光中、CPU100は画像信号を取り込むメモリを選
択すべくメモリセレクト信号をアドレス発生回路310に
出力する。アドレス発生回路310は上記CPU100からのメ
モリセレクト信号を受けて各メモリ311,312にチップセ
レクト信号CS1,CS2を送出する。また、CPU100はCCD101
からの画像信号を書込可能にすべく、アドレス発生回路
310からR/W信号をメモリ311,312に出力する。この後、
前記露光が終了すると、CCD101から画像信号の読出が開
始され、この読み出された画像信号は取込開始信号及び
書込クロックWCKに基づいて生成される書込みアドレス
によって、選択されたメモリに順次書き込まれる。上記
画像信号の書込みが終了すると、アドレス発生回路310
は取込終了信号をCPU100に出力し、CPU100はこの取込終
了信号を受けて前記選択されたメモリへの書込動作を停
止させる。
また、メモリカード112に記憶されている画像信号を
上記メモリ311,312の一方に取り込ます場合、CPU100は
該画像信号を取り込むべきメモリを選択すべくアドレス
発生回路310からメモリ311,312にチップセレクト信号CS
1,CS2を送出させる。このようにして、メモリカード112
から選択されたメモリに画像信号が取り込まれる。そし
て、上記画像信号の取込みが終了すると、前述同様CPU1
00はアドレス発生回路310からの取込終了信号を受けて
上記選択されたメモリへの書込動作を停止させる。
なお、画像信号取込終了後、マニュアル指示があれ
ば、後述するように該取込画像信号を上記指示内容に基
づく出力先に出力可能にする。
(2)メモリカードへの記録 上記のようにしてメモリに書き込まれた画像信号は必
要に応じてメモリカード112に転送記憶可能となる。CPU
100は画像信号の出力先としてメモリカード112が選択さ
れていることを確認すると、メモリカード112から使用
コマ数等のデータ管理・検索情報を読み出させ、この内
容からメモリカード112への書込開始アドレスを決定す
る。そして、出力開始信号によって、メモリ311,312の
一方から画像信号を読出し、データセレクタ及び圧縮/
伸長部313へ導く。データセレクタ及び圧縮/伸長部313
は入力される画像信号を低域輝度信号Y、色差信号Cに
変換した後、例えばADCT(Adaptive Descrete Cosine
Toransform)方式等を利用して圧縮処理を行う。圧縮
処理された画像信号はカードI/F314を介してアドレス発
生回路310からの書込アドレスに基づいてメモリカード1
12に書き込まれる。書込みが終了すると、アドレス発生
回路310から出力終了信号がCPU100に入力される。CPU10
0はこの出力終了信号を受ける毎に、メモリカード112の
データ管理・検索情報を更新する。
(3)TV再生 モード切換スイッチ8が再生モードに設定されている
状態で、レリーズ/プリント開始ボタン7が押される
と、CPU100は画像信号の出力先として、TV出力用信号処
理部315を選択し、メモリ311,312あるいはメモリカード
112に記憶されている画像信号を読出してアドレス発生
回路310からの再生書込クロックにより上記TV出力用信
号処理部315内の不図示のビデオメモリに書き込む。TV
出力用信号処理部315は書き込まれたR,G,B画像信号を低
減輝度信号Yと色差信号Cとに変換するとともに、該低
域輝度信号Y及び色差信号Cにバースト信号、水平垂直
同期信号等を付加してNTSC信号のような標準テレビジョ
ン信号にして再度TV出力用信号処理部315内のビデオメ
モリに書き込む。この書込みが終了すると、発振子318
からの再生クロックに基づいて上記ビデオメモリ内の画
像信号を所定周期で繰り返し読出してD/Aコンバータ31
6,317でアナログ映像信号に変換し、TV用出力端子19を
介して不図示のTVに出力する。従って、TVには撮影画像
が静止画として表示される。
(4)プリントアウト 記憶された画像信号のプリントアウトは、第8図に示
すプリンタ部111で行われる。
モード切換スイッチ8がプリントモードに設定されて
いる状態で、レリーズ/プリント開始ボタン7が押され
ると、CPU100はメモリ311,312あるいはメモリカード112
に記憶されている画像信号をアドレス発生回路310から
の読出クロックにより読出してプリンタ用データ変換回
路321に出力させる。このとき、CPU100は第8図のプリ
ンタ部111の状態をシステムバスSBを介して入力される
コントロールデータを受けて確認し、該プリンタ部111
の制御を行う。この後、画像信号は、後述するように所
望のプリント方式に沿ってデータ変換され、サーマルヘ
ッド410に導かれてプリントアウトされる。なお、動作
の詳細な説明は後述する。
(5)マルチ処理 また、CPU100はメモリ311,312あるいはメモリカード1
12に記憶された画像信号に対してマルチ画面によるTV再
生及びマルチ画像のプリントアウトが可能なマルチ処理
が行えるようにプログラムされている。
マルチ画面によるTV再生では、先ず、マルチ再生用コ
ントローラ319によりマルチ表示される画面数が設定さ
れる。そして、マルチ表示される各画像がメモリ311,31
2あるいはメモリカード312から表示位置の順番に順次選
択されて、マルチ用ビデオメモリ320内の対応する記憶
エリアに順次書込まれる。このとき、選択された画像信
号は表示の大きさに応じて信号の間引き、フィルタリン
グが施され、上記所定の記憶エリア内に適宜取込可能に
される。
上記設定された画面数の画像信号がマルチ用ビデオメ
モリ320に書込まれると、CPU100はマルチ画像信号の出
力先として、再生回路部(TV用出力端子19に接続される
TV)を選択し、該マルチ画像信号をマルチ再生用コント
ローラ319からの読出クロックによりTV出力用信号処理
部315内のビデオメモリに書込む。マルチ画像信号はこ
のビデオメモリに書込まれた後、前述したようにして再
生書込クロックによりR,G,B画像信号から低域輝度信号
Y及び色差信号Cに変換されるとともに前述同様NTSC信
号に変換されて再度TV出力用信号処理部315内のビデオ
メモリに書き込まれる。そして、この書込みが終了する
と、発振子318からの再生クロックに基づいて上記ビデ
オメモリの記憶内容が所定周期で繰り返し読出されてD/
Aコンバータ316,317でアナログ信号に変換され不図示の
TVに出力される。このようにして、TVにマルチ画像が静
止画として表示される。
また、マルチ画像のプリントアウトでは、上記のよう
にしてマルチ用ビデオメモリ320に書込まれたマルチ画
像信号は、第8図に示すプリンタ用データ変換回路321
に出力され、データ変換された後、サーマルヘッド410
に導かれ、プリントアウトされる。
第8図はプリンタ部111のブロック図を示すものであ
る。
図において、サーマルヘッド制御回路400はサーマル
ヘッドブロック403の動作を制御するものである。該サ
ーマルヘッドブロック403は一度に1ラインあるいは数
ライン分の印字を行うサーマルヘッド410と該サーマル
ヘッド410を印字位置と休止位置とに切換えるサーマル
ヘッド圧接用ソレノイド411とに備えている。
ソレノイド/モータ駆動回路401は、前記サーマルヘ
ッド圧接用ソレノイド411及びDCサーボモータ420の駆動
を制御するものである。DCサーボモータ420は前記サー
マルヘッド410に対向して設けられたプラテンローラ421
及び該プラテンローラ421の両端に設けられたグリップ
ローラ425(第9図参照)を回転駆動するものである。
ペーパーフィードブロック404は、記録紙を給送する
ブロックで、前記グリップローラ425に接触させて回転
自在に設けられた一対のニップローラ412、該ニップロ
ーラ412の回転を検出する回転検出用センサ413及び種類
の異なる記録紙を検出するための記録紙検出用センサA4
14,B415を備えている。
インクリボンフィードブロック405は、インクリボン
の巻き取りを行うブロックで、インクリボン416、リボ
ン頭出しセンサA417,B418及びリボンセット検出センサ4
19を備えている。なお、インクリボン416は、前記ニッ
プローラ412の回転が不図示のクラッチやギアを介して
インクリボンの巻取軸に伝達され、該ニップローラ412
の回転動作に同期して巻き取られるようになされてい
る。
センサ入力回路402は、ペーパーフィードブロック404
に設けられた回転検出用センサ413、記録紙検出用セン
サA414,B415、インクリボンフィードブロック405に設け
られたリボン頭出しセンサA417,B418及びリボンセット
検出センサ419等の各種センサの検出信号をCPU100に入
力するための回路である。
次に、プリンタ部111の内部機構について説明する。
第9図はプリンタ部111の正面断面図、第10図は第9
図のΧ−Χ線断面図、第11図は第9図のΧI−ΧI線断
面図である。
第9図において、プリンタケース2内には、プラテン
ローラ421と該プラテンローラ421を駆動するDCサーボモ
ータ410とが配設されている。プラテンローラ421は、カ
メラ本体1に装着されたとき、サーマルヘッド410に対
向する位置に配設されている。前記プラテンローラ421
の上下端には外周面に多数の微小突起が形成されたグリ
ップローラ425,425が固定されており、該プラテンロー
ラ421と一体的に回転するようになされている。また、
前記プラテンローラ421の最下端には、ギヤ422が取り付
けられ、該ギヤ422はギヤ424を介してDCサーボモータ42
0のギヤ423に連結されている。前記プラテンローラ421
は、前記DCサーボモータ420により前記ギヤ422〜424を
介して回転駆動される。
一方、カメラ本体1のケース内には、プリントに必要
なその他の機構が配設されている。
前記サーマルヘッド410はプラテンローラ421の軸方向
寸法と同一寸法を有し、プラテンローラ421と対向する
ように、収納ケース426内で矢印a方向にスライド可能
に保持されている。また、この収納ケース426にはサー
マルヘッド圧接用ソレノイド411が固定され、該サーマ
ルヘッド圧接用ソレノイド411のプランジャ427がレバー
428及び軸429を介してサーマルヘッド410に連結されて
いる。そして、サーマルヘッド410はサーマルヘッド圧
接用ソレノイド411及びレバー427の支点430周りに取り
付けられた不図示のスプリングコイルにより前記a方向
にスライド可能になされ、プラテンローラ421に対して
圧接位置と離間位置(休止位置)とを持つように切換え
られる。すなわち、サーマルヘッド410はサーマルヘッ
ド圧接用ソレノイド411がオンの状態で上記圧接位置に
保持され、逆にオフの状態で離間位置に保持される。ま
た、上記収納ケース426の右側上下端には軸受け構造が
形成され、サーマルヘッド410を挾む形で前記ニップロ
ーラ412,412が回動自在に取り付けられている。このニ
ップローラ412は前記グリップローラ425に圧接され、該
グリップローラ425とニップローラ412との回転力により
記録紙の給送が的確に行えるようになっている。
インクリボン416は、第10図に示すように供給ローラ4
31と巻取ローラ432間に張架され、その途中でサーマル
ヘッド410とプラテンローラ421間を通過するように装着
され、リボンセット検出センサ419によりその装着の有
無が判別されるようになっている。
第9図に戻り、インクリボン416が装着される巻取ロ
ーラ432の下端部には滑りクラッチ433を介してギヤCが
取り付けられ、更に該ギヤCはギヤBを介して下端側の
ニップローラ412に取り付けられたギアAに連結されて
いる。前記滑りクラッチ433は、ニップローラ412の回転
速度に拘らず、常に適正速度で巻取ローラ432を回転さ
せ、安定したインクリボン416の巻取動作を行うもので
ある。また、前記ギヤBは、第11図においてf方向に回
転するときはギヤCと噛合し、e方向に回転するときは
ギヤCと噛合しないように構成され、前記ニップローラ
412がg方向に回転するときのみその回転力が前記巻取
ローラ432に伝達されるようになされている。すなわ
ち、記録紙を所定位置に設定すべく記録紙がニップロー
ラ412,412によりb方向に搬送されるときは、印字が行
われないので、インクリボン416が巻き取られないよう
にニップローラ412の回転力を巻取ローラ432に伝達せ
ず、記録紙Paがニップローラ412,412によりb方向と逆
方向に搬送され、印字が行われるときは、リンクリボン
416が巻き取られるようにニップローラ412の回転力を巻
取ローラ432に伝達するようになっている。
また、前記ギヤAには、スリット板434のギヤEがギ
ヤDを介して連結され、該スリット板434がニップロー
ラ412の回転に連動して回転するようになされている。
これによりスリット板434の回転動作、すなわちニップ
ローラ412の回転動作は回転検出用センサ413により検出
され、該検出信号により記録紙の搬送量の他、搬送速度
に応じたサーマルヘッド410の印字及びインクリボン416
の巻取りが適正に行われる。
前記インクリボン416はサーマルヘッド410の幅と同一
の幅を有するものが用いられ、第12図に昇華用インクリ
ボンの一例を、第13図に溶融用インクリボンの一例を示
す。
昇華用インクリボン及び溶融用インクリボンは、それ
ぞれ所定長を有するイエロー、マゼンタ、シアンの3種
類の色が巻取ローラ432側からこの順に繰返し配色され
たものであり、シアンとイエロー間にはインクリボンの
先頭を示す透明部416aが設けられている。更にこの透明
部416aにはインクリボンの種類を示す黒いマーカmが付
されている。例えば昇華用インクリボンには、巻取方向
に対して右端部にマーカmが設けられ(第12図)、溶融
用インクリボンには、巻取方向に対して左端部にマーカ
mが設けられている(第13図)。インクリボン416の巻
取方向に対する左端部側のマーカmは、前記リボン頭出
しセンサA417により検出され、インクリボン416の巻取
方向に対する右端部側のマーカmは、前記リボン頭出し
センサB418により検出され、これらリボン頭出しセンサ
A417及びB418の検出信号により装着されたインクリボン
416の種類が判別されるとともに印字時におけるインク
リボン416の頭出しが行われる。すなわち、インクリボ
ン416は、リボン頭出しセンサA417のみでマーカmが検
出されると、溶融用インクリボンと判別され、リボン頭
出しセンサB418のみで検出されると、昇華用インクリボ
ンと判別される。
なお、マーカmの位置は、透明部416aの両端に限ら
ず、インクリボン416の中央ライン対して左右にずらし
て設けるようにしてもよい。また、マーカmの位置とイ
ンクリボン416の種類との対応関係は上記に限らず、任
意に対応付けることができる。なお、第16図のインクリ
ボンについては後述する。
一方、記録紙にも記録紙の種類を判別するための正方
形のマーカMが設けられている。第14図に昇華用記録紙
の一例を示し、第15図に階調感熱用記録紙の一例を示
す。マーカMは、記録紙Paの裏面に設けられ、昇華用記
録紙には、対角線上で対向する両隅に設けられ、階調感
熱用記録紙には、前記両隅より1マーカ分内側に設けら
れている。なお、本実施例では溶融用記録紙にはマーカ
Mは設けられていない。また、記録紙Paは紙タイプの
他、裏面に糊の付いたものであってもよい。
対角線上で対向する両隅に設けられたマーカMは、記
録紙検出用センサA414により検出され、前記両隅より1
マーカ分内側に設けられたマーカMは、記録紙検出用セ
ンサB415により検出され、これら記録紙検出用センサA4
14及びB415の検出信号により記録紙Paの種類が判別され
る。
なお、マーカMの位置は、上記の位置に限らず、記録
紙Paの裏面の任意の位置に設けるようにしてもよい。ま
た、マーカMの位置と記録紙Paの種類との対応関係は上
記に限らず、任意に対応付けることができる。
第17図は、カットシートタイプの記録紙にモノクロプ
リントを行う場合のプリンタ部の内部機構を示す図で、
第10図に対応する断面図である。
モノクロタイプのプリンタ部は、カラータイプのプリ
ンタ部111(第10図参照)からインクリボン416を除くこ
とにより構成される。すなわち、モノクロタイプでは、
サーマルヘッド410を直接、階調感熱用記録紙に圧接さ
せれば印字が可能となるので、インクリボン416を除く
だけでプリント可能となる。なお、モノクロタイプの印
字においては、ロールタイプの階調感熱用記録紙を用い
ることもでき、この場合は、第19図に示すようにインク
リボン416に代えてロールタイプの階調感熱用記録紙を
装着することにより印字可能となる。
第18図は、ハンドスキャンタイプのプリンタ部111の
内部機構を示す図で、第10図に対応する断面図である。
ハンドスキャンタイプでは、ニップローラ412の駆動
源(DCサーボモータ)を必要としないので、カメラ本体
1からプリンタケース2を離脱することによりプリンタ
部111が構成される。また、ハンドスキャンでは、モノ
クロ印字が行われるので、インクリボンには、第16図に
示す黒一色の溶融用インクリボン416が用いられる。こ
の溶融用インクリボン416は、全面黒一色であるから前
記リボン頭出しセンサA417及びB418からマーカMの検出
信号が出力され、これにより黒一色の溶融用インクリボ
ン416であることが判別される。
次に、前記プリンタ部111のプリント動作について、
カットシートタイプ記録紙へのカラー印字、カットシー
トタイプ記録紙へのモノクロ印字、ハンドスキャンによ
る印字の場合に別けて説明する。
(1)カットシートタイプ記録紙へのカラー印字 第11図において、記録紙Paが記録紙挿入口21からb方
向(カメラ本体1の前面側から後面側方向)に挿入され
ると、記録紙検出センサA414,B415により該記録紙Paの
挿入及びその種類が検出され、この検出信号を受けてDC
サーボモータ420がi方向に回転駆動される。これによ
りグリップローラ425はc方向に回転し、挿入された記
録紙Paは該グリップローラ425とニップローラ412間に挟
持され、更にb方向に搬送される。一方、このとき、サ
ーマルヘッド圧接用ソレノイド411はオフ状態にあり、
サーマルヘッド410は、プラテンローラ421に対して離間
位置に保持されている。また、グリップローラ425がc
方向に回転する場合は、ニップローラ412はh方向に回
転し、この回転力はギヤAを介してギヤBに伝達され、
該ギヤBはe方向に回転する。しかし、ギヤBはギヤC
に連結されないので、巻取ローラ432は回転せず、イン
クリボン416の巻取りは行われない。
回転検出用センサ413により記録紙Paが所定位置まで
搬送されたことが検出されると、DCサーボモータ420が
停止され、その後、サーマルヘッド圧接用ソレノイド41
1がオンされ、サーマルヘッド410がインクリボン416及
び記録紙Paを介してプラテンローラ421に圧接される。
その後、DCサーボモータ420がj方向に回転駆動され、
これによりプラテンローラ421がd方向に回転して記録
紙Paの紙送りが行われるとともに、この紙送速度に同期
してサーマルヘッド410により1ライン分ずつイエロー
の画像データの印字が行われる。印字時は、ニップロー
ラ412の回転力がギヤBに伝達され、該ギヤBはf方向
に回転する。これによりギアBはギヤCに連結され、巻
取ローラ432が回転してインクリボン416の巻取りが行わ
れる。
イエローの印字が終了すると、サーマルヘッド圧接用
ソレノイド411はオフ状態になり、サーマルヘッド410は
プラテンローラ421に対して離間位置に切換えられる。
その後、再びDCサーボモータ420がi方向に回転駆動さ
れ、記録紙Paがb方向に上記所定位置まで紙送りされる
と、上述と同様の動作によりマゼンタの画像データにつ
いて印字が行われる。そして、マゼンタ、シアンの印字
が順次行われ、これらの印字が終了すると、サーマルヘ
ッド圧接用ソレノイド411はオフ状態となり、サーマル
ヘッド410がプラテンローラ421に対して離間位置に切換
えられる。その後、DCサーボモータ420がj方向に回転
駆動され、印字された記録紙Paが記録紙挿入口21の方向
に搬送され、排出される。
(2)カットシートタイプ記録紙へのモノクロ印字 カットシートタイプ記録紙へのモノクロ印字は、上記
カットシートタイプ記録紙へのカラー印字と同様の動作
で行われ、黒色による印字が1回だけ行われると、記録
紙Paは記録紙挿入口21から排出される。
(3)ハンドスキャンによる印字 ハンドスキャンによる印字は、プリンタケース2をカ
メラ本体1から離脱し、サーマルヘッド410を記録紙Pa
に圧接させ、不図示のハンドスキャン用プリントスイッ
チをオンさせた状態で、カメラ本体1を第18図のk方向
に移動させることにより行われる。カメラ本体1をk方
向に移動させると、ニップローラ412がg方向に回転す
る。この回転は前記回転検出用センサ413により検出さ
れ、この検出信号に基づきサーマルヘッド410の印字タ
イミング及び印字速度が制御され、記録紙Paに1ライン
分の画像データがニップローラ412の回転速度、すなわ
ち、紙送速度に同期して印字される。
なお、溶融用インクリボンを用いて印字する場合は、
記録紙Paとして普通紙を用いることができる。この場
合、記録紙挿入口21の形状を、例えば第20図(カメラの
要部正面図)に示すように溝状にすると、任意のサイズ
の普通記録紙Paに撮影画像をプリントアウトすることが
できる。これにより撮影画像の確認や簡易な記録等が手
軽に行えるとともに、記録紙Paの費用節減を図ることが
できる。なお、上記溝状の記録紙挿入口21は、カメラ本
体1の上側面に限らず、下面及び前後面の適所に設ける
ようにしてもよい。
第21図は、サーマルヘッド410の回路構成を示す図で
ある。
サーマルヘッド410は、印字データのシリアル出力を
制御する出力制御部500、印字タイミングを制御するヘ
ッドドライバ504、各印字ヘッドに対応して発熱抵抗体R
1〜R496が設けられた発熱部505及び発熱温度を検出する
サーミスタ506で構成されている。
出力制御部500は、それぞれ248個のDフリップフロッ
プ(以下、DFFという)が従属接続されたシフトレジス
タ501,502と496個の各印字データをラッチするラッチ回
路503とからなっている。シフトレジスタ501及び502の
先頭DFFのD入力には印字データがシリアル入力され、
シフトレジスタ501の各DFFのQ出力は、順次、ラッチ回
路503内の奇数番目のラッチ回路に入力され、シフトレ
ジスタ502の各DFFのQ出力は、順次、ラッチ回路503内
の偶数番目のラッチ回路に入力されている。また、シフ
トレジスタ501のCK入力には、CLOCK信号が入力され、シ
フトレジスタ502のCK入力には、CLOCK信号をインバータ
507で反転した反転CLOCK信号が入力されている。
シフトレジスタ501,502の各先頭DFFには496個の印字
データがシリアル入力され、シフトレジスタ501の各DFF
からはCLOCK信号の立上がりで奇数番目の印字データが
順次、ラッチ回路503内の対応するラッチ回路に出力さ
れ、シフトレジスタ502の各DFFFは反転CLOCK信号の立上
がりで、偶数番目の印字データが順次、ラッチ回路503
内の対応するラッチ回路に出力される。そして、全印字
データがラッチ回路503に出力された時点で該ラッチ回
路503にラッチ信号が入力され、1ライン分の印字デー
タが確定される。
第22図及び第23図は、前記出力制御部500の動作を示
すタイムチャートである。第22図は溶融型又はハンドス
キャンモードの場合を示し、第23図は昇華型又は階調感
熱モードの場合を示している。
溶融型又はハンドスキャンモードでは4個(2×2
個)のドットデータを用いて面積階調が行われるので、
1ライン分の印字データは496個で構成され、該496個の
印字データがCLOCK信号及び反転CLOCK信号に同期してラ
ッチ回路503に出力される。一方、昇華型又は階調感熱
モードでは、4個(2×2個)のドットデータを1面素
として印字エネルギーの変調による濃度階調が行われる
ので、1ライン分の印字データのうち、1,2番目、3,4番
目、…495,496番目の各隣接データは同一データとな
る。従って、シフトレジスタ501及び502の同じ並び位置
にある両DFFには、同一の印字データが入力されること
となり、タイムチャート上では、第23図に示すように24
8個の印字データがCLOCK信号に同期してラッチ回路502
に出力されたものとなる。
表2は、昇華型モードと溶融型モードの画素数、ドト
密度及び画像サイズの関係を示したものである。
昇華型モードと溶融型モードとの相違点は、昇華型モ
ードのドット密度が溶融型モードの半分になっている点
で、このことは上述した階調方法の相違に基づくもので
ある。画素数及び画像サイズはいずれも同じで、画素数
はおよそ37万画素、画像サイズはほぼ名刺サイズとなっ
ている。
なお、サーマルヘッド410は496個のドットで構成され
ているのに対して撮影画像の1ラインの印字データは表
2より494個から構成され、2個分のデータが不足する
ことになるが、前記出力制御部500における印字データ
の入力では、2個分のデータについては印字なしのデー
タ、例えば「00」が入力される。
第21図に戻り、ヘッドドライバ504は496個のNAND回路
からなり、各NAND回路にはラッチ回路503の各ラッチ回
路から出力される印字データが入力されている。また、
前記496個のNAND回路を62個ずつの8ブロックに分割
し、1〜62番目のNAND回路群を第1ブロック、63〜125
番目のNAND回路群を第2ブロック、…435〜496番目のNA
ND回路群を第8ブロックとすると、第1〜第8ブロック
内の各NAND回路にそれぞれ制御信号STB1〜STB8が入力さ
れている。また、各NAND回路の出力端は、それぞれ対応
するドットの発熱抵抗体Ri(1,2,…,496)の一端に接続
され、該発熱抵抗体Riの他端は常時、駆動電圧(例えば
24v)が印加上されたコモン端子に接続されている。
上記構成において、例えばハイの制御信号STB1が入力
されると、第1ブロック内の各NAND回路の出力端子は制
御信号STB1と印字データとのNAND信号が出力され、1〜
62番目の印字データが印字される。この場合、ハイの印
字データが入力されたNAND回路のみ出力端はローレベル
となり、該出力端子に接続された発熱抵抗体Riが発熱し
てそのドットが記録紙Paに印字されることになる。同様
に制御信号STB2〜STB8が入力されると、第2〜第8ブロ
ック内の各NAND回路が動作し、ブロック単位で印字デー
タの印字が行われる。
第24図は、制御信号STB1〜STB8のタイムチャートを示
したものである。制御信号STB1〜STB8は時分割で入力さ
れ、印字データは62個ずつ印字される。この場合、発熱
部505の各発熱抵抗体Riの発熱時間は制御信号STB1〜STB
8の各パルス幅T1〜T8により制御され、該パルス幅T1〜T
8により印字エネルギーが決定される。この印字エネル
ギーの大小はサーマルヘッド410の発熱温度に比例する
ので、サーミスタ506によりサーマルヘッド410の温度を
監視し、温度の変化に応じて前記パルス幅を制御するこ
とにより印字エネルギーが適正に保持される。すなわ
ち、制御信号STB1〜STB8の各パルス幅T1〜T8は、温度が
上昇すると、短くされ、温度が降下すると長くされる。
また、溶融型モード又はハンドスキャンモードでは、
印字エネルギーの大小により階調の制御は行われない
が、昇華型又は階調感熱モードでは、印字エネルギーの
大小により階調制御が行われる。
昇華型又は階調感熱モードにおけるn階調制御は、各
ドットの画像データを階調レベルに変換し、階調レベル
に応じた回数だけ所定パルス幅で印字することにより行
われる。すなわち、一つのラインの画像データは、各ド
ットの階調レベルデータに基づいてnライン分の印字デ
ータに変換される。例えばk階調レベルの画像データを
有するドットについては1〜kライン分に印字有りデー
タを出力し、k+1〜nライン分に印字無しデータを出
力するようにして変換される。そして、同一ラインにお
いてこれら各印字データがそれぞれ1階調分の印字エネ
ルギーに相当するパルス幅の制御信号STB1〜STB8で印字
される。従って、同一ラインにおいてn回の印字動作が
行われるが、各ドットの画像データは階調レベルに応じ
た回数、例えばk階調レベルの画像データを有するドッ
トはk回だけ印字されるので、階調レベルに応じた画像
データの印字が行われることになる。
次に、カメラの動作を第25図〜第29図のフローチャー
トを用いて説明する。まず、第25図を用いてメインフロ
ーの説明をする。
主電源電池EBが装着されると、各種フラグ及びレジス
タ等の内容が初期値にリセットされ(#5)、カメラ動
作のメインルーチンが実行される。
まず、CPU100からDC/DCコンバータ200に「00」の制御
信号DCONが送出され、該DC/DCコンバータ200の駆動が停
止される(#10)。続いてフラッシュ部108のメインコ
ンデンサCが昇圧(充電)中であれば、その昇圧が停止
される(#15)。続いて、スイッチSRECがオンしている
かどうかが判別され(#20)、スイッチSRECがオフ状態
(記録モードでないモード)であれば(#20でNO)、更
にスイッチSOFFがオンしているかどうかが判別され(#
25)、スイッチSOFFがオフ状態(カメラが動作状態)で
あれば(#25でNO)、後述する「再生」ルーチンに移行
する。また、スイッチSOFFがオンしていれば(#25でYE
S)、カメラの撮影レンズ3の種類が判別され(#3
0)、標準レンズに設定されていれば(#30でNO)#5
にリターンし、マクロ用レンズに設定されていれば(#
30でYES)、標準レンズに切換えて#5にリターンし、
カメラは不動作状態となる。
#20でスイッチSRECがオン状態(記録モード)であれ
ば(#20でYES)、スイッチSOFFから切換えられてスイ
ッチSRECがオンになったのかどうかが判別され(#4
0)、スイッチSOFFからスイッチSRECに切換えられたの
であれば(#40でYES)、前記メインコンデンサCの昇
圧を指示すべくフラグFCHGに1をセットして#50に移行
する(#45)。スイッチSRECのオン状態が継続していれ
ば(#40でNO)、#50にジャンプする。続いて、スイッ
チSCARDがオンしているかどうかが判別され(#50)、
該スイッチSCARDがオフ状態(メモリカード112未装着)
にあれば(#50でNO)、フラグFICが0にリセットさ
れ、#85に移行する(#55)。フラグFICはメモリカー
ド112の装着状態を示すフラグであって、「0」にリセ
ットされていれば、装着されていないことを示し、
「1」にセットされていれば、装着されていることを示
す。前記スイッチSCARDがオンしていれば(#50でYE
S)、更に該スイッチSCARDがOFFからONに切換えられた
のかどうかが判別され(#60)、OFFからONに切換えら
れたのであれば(#60でYES)、フラグFICが0にリセッ
トされ、スイッチSCARDのオン状態が継続しているので
あれば(#60でNO)、#70にジャンプする。#70ではフ
ラグFICが判別され、FIC=1であれば(#70でNO)、#
85に移行し、FIC=0であれば(#70でYES)、該フラグ
FICに1をセットし(#75)、更にメモリカード112から
CPU100に記録データの管理情報等が読み出された後(#
80)、#85に移行する。続いて、#85では、メモリカー
ド112内の全画像データがプロテクトされているかどう
かが判別され(#85)、プロテクトされていなければ
(#85でNO)、撮影可能として、更にスイッチS1がオン
しているかどうかが判別される(#90)。スイッチS1
オンしていれば(#90でYES)、更に該スイッチS1がOFF
からONに切換えられたのかどうかが判別され(#95)、
OFFからONに切換えられたのであれば(#95でYES)、撮
影準備を行うべく後述する「S1」ルーチンに移行する。
一方、#85で全画像データがプロテクトされているとき
(#85でYES)、#90でスイッチS1のオフ状態であると
き(#90でNO)、或いは#95でスイッチS1のON状態が継
続しているときは(#95でNO)、#100〜#125に移行
し、スイッチSMODE,SFL,SMONO,SMAC,SPRO及びSADJにつ
いてこの順番にオンしているかどうかが判別され、いず
れかのスイッチがオンしていると、そのスイッチにより
選択されたモード或いは設定値への切換えが行われる。
すなわち、スイッチSMODEがオンしていれば(#100でYE
S)、撮影モードが設定されたモードに切換えられ(#1
30)、スイッチSFLがオンしていれば(#105でYES)、
フラッシュモードが設定されたモードに切換えられ(#
135)、スイッチSMONOがオンしていれば(#110でYE
S)、2値化モードに切換えられ(#140)、スイッチS
MACがオンしていれば(#115でYES)、撮影レンズ3が
マクロ用レンズに切換えられ(#145)、スイッチSPRO
がオンしていれば(#120でYES)、記録画像のプロテク
ト状態が設定された状態(プロテクト又はプロテクト解
除の状態)に切換えられ(#150)、スイッチSADJがオ
ンしていれば(#125でYES)、日付が設定された値に変
更され(#155)、#10にリターンする。#100〜#125
でいずれのスイッチもオフ状態であれば、フラグFCHGに
1がセットされているかどうかが判別され(#160)、F
CHG=0であれば(#160でNO)、フラッシュ非発光であ
るから直ちに#10にリターンする。#160でFCHG=1で
あれば(#160でYES)、更にメインコンデンサCの昇圧
(充電)が完了しているかどうかが判別され(#16
5)、充電が完了していれば(#165でYES)、#10にリ
ターンし、充電が完了いていなければ(#165でNO)、
該メインコンデンサCの昇圧を開始して(#175)、#1
0にリターンする。
次に、第26図を用いて「S1」ルーチンの説明をする。
スイッチS1がオンされると、メインコンデンサCが昇
圧中であれば、その昇圧が停止され(#180)、主電源
電池EBのバッテリチェックが行われる(#185)。バッ
テリチェックの結果、主電源電池EBが不良(容量不足)
であれば(#190でNO)、表示器17に警告が表示され、
撮影動作を終了する(#195)。主電源電池EBが良好で
あれば、(#190でYES)、CPU100からDC/DCコンバータ2
00に「00」の制御信号DCONが送出され、該DC/DCコンバ
ータ200の駆動が停止された後(#200)、測距部104に
より測距が行われ(#205)、更に測光部105により測光
が行われる(#210)。続いて、測光データにより被写
体輝度が低輝度であるかどうかが判別され(#215)、
低輝度であれば(#215でYES)、更にフラッシュモード
が非発光モードであるかどうかが判別される(#22
5)。フラッシュモードが非発光モードであれば(#225
でYES)、#260に移行し、フラッシュモードが発光モー
ドであれば、(#225でNO)、フラッシュ6を発光すべ
くメインコンデンサCの充電が完了しているかどうかが
判別され(#230)、充電が完了していれば(#230でYE
S)、昇圧動作が停止され、#260に移行する。#230で
充電が完了していなければ(#230でNO)、スイッチS
REC及びS1がオフ状態に変化するかどうかを判別しつ
つ、メインコンデンサCの昇圧が行われる(#230,#24
0〜#250のループ)。そして、スイッチSREC及びS1のい
ずれもオフ状態になることなく充電が完了すると(#23
0でのYES)、昇圧動作が停止され、#260に移行する。
一方、この昇圧期間中にスイッチSREC又はS1のいずれか
がオフ状態に変化すると(#245でNO又は#250でNO)、
撮影準備動作を中止して#10にリターンする。
#215で被写体輝度が低輝度でなければ(#215でN
O)、更にフラッシュモードが強制発光モードであるか
どうかが判別され(#220)、フラッシュモードが強制
発光モードでなければ(#220でNO)、#260に移行し、
強制発光モードであれば、(#220でYES)、#230に移
行して上述の昇圧動作(#230,#240〜#250のループ)
が行われる。
#260では、スイッチS2がオンしているかどうかが判
別され、オンしていれば、更に撮影モードがセルフモー
ドであるかどうかが判別され(#265)、撮影モードが
セルフモードであれば(#265でYES)、公知のセルフ撮
影の制御が行われる(#267)。撮影モードがセルフモ
ードでなければ(#265でNO)、CPU100からDC/DCコンバ
ータ200に「10」の制御信号DCONが送出され、該DC/DCコ
ンバータ200から撮像部202及びカメラ部203に電源が供
給される(#270)。これにより撮像部202及びカメラ部
203が起動する。続いて、「露出」ルーチンに移行し、
露出制御が行われる(#280)。
露出制御は、第27図の「露出」ルーチンに従って行わ
れ、まず、フラグFICに1がセットされているかどうか
が判別され(#281)、FIC=1であれば(#281でYE
S)、記録媒体としてメモリカード112が選択され(#28
2)、FIC=0であれば、記録媒体として内部のメモリ31
1,312が選択された後(#283)、露出制御(CCD101によ
る撮像)が行われる(#284)。そして、撮像信号は上
述した所定の信号処理が施された後、選択された記録媒
体に記録され(#285)、表示器17に表示された駒番号
が更新されてリターンする(#286)。
第26図に戻り、露出制御が終了すると、CPU100からDC
/DCコンバータ200に「00」、の制御信号DCONが送出さ
れ、該DC/DCコンバータ200の駆動が停止される(#29
0)。続いて、撮影モードが連写モードかどうかが判別
され(#310)、撮影モードが連写モードでなければ
(#310でNO)、#10にリターンし、連写モードであれ
ば(#310でYES)、次の撮影を行うべく#185にリター
ンする。
#260でスイッチS2がオフ状態であれば(#260でN
O)、撮影モードが連写モードかどうかが判別され(#2
95)、撮影モードが連写モードであれば(#295でYE
S)、#10にリターンし、連写モードでなければ(#295
でNO)、スイッチSREC及びS1がオフ状態に変化するかど
うかが判別され(#300,#305)、スイッチSREC又はS1
のいずれかがオフ状態になると(#300でNO又は#305で
NO)、撮影準備動作を中止して#10にリターンし、スイ
ッチSREC及びS1のいずれもオン状態であれば(#300及
び#305でYES)、#260にリターンする。
次に、第28図を用いて「再生」ルーチンの説明をす
る。
再生モードに入ると、まず、メインコンデンサCが昇
圧中であれば、その昇圧が停止され(#400)、フラグF
IC及びFRBNを0にリセットしてSMAINルーチンに移行す
る(#405)。フラグFRBNは、インクリボンが印字可能
状態であるかどうかを示すフラグである。FRBN=0であ
れば、印字可能状態を示し、NRBN=1であれば、印字不
能状態、すなわち、巻取終了を示す。
SMINルーチンでは、スイッチSREP又はSPRIがオンして
いるかどうかが判別され(#410)、いずれもオフ状態
(TV再生及びプリントアウト禁止状態)であれば(#41
0でNO)、#10にリターンし、いずれかのスイッチがオ
ンしていれば(#410でYES)、更にスイッチSCARDがオ
ンしているかどうかが判別される(#415)。スイッチS
CARDがオフ状態(メモリカード112未装着)にあれば
(#415でNO)、フラグFICが0にリセットされ、#450
に移行する(#420)。#415でスイッチSCARDがオンし
ていれば(#415でYES)、更にスイッチSCARDがOFFから
ONに切換えられたのかどうかが判別され(#425)、OFF
からONに切換えられたのであれば(#425でYES)、フラ
グFICが0にリセットされ(#430)、スイッチSCARD
オン状態が継続しているのであれば(#425でNO)、#4
35にジャンプする。#435ではフラグFICが判別され、FI
C=1であれば(#435でNO)、#450に移行し、FIC=0
であれば(#435でYES)、該フラグFICに1がセットさ
れ(#440)、更にメモリカード112からCPU100に記録デ
ータの管理情報等が読み出された後(#445)、#450に
移行する。#450では、記録画像の有無が判別され、記
録画像がなければ(#450でNO)、表示器17に「記録画
無し」の表示が行われ、#410にリターンする。
#450が記録画像があれば(#450でYES)、スイッチS
UP又はSDOWNがオンしたかどうかが判別され(#460)、
いずれもオフ状態であれば(#460でNO)、#485に移行
し、いずれかのスイッチがオンしていれば(#460でYE
S)、更にそのスイッチがOFFからONに切換えられたのか
どうかが判別される(#465)。スイッチSUP又はSDOWN
がOFFからONに切換えられたのでなければ(#465でN
O)、#485に移行し、スイッチSUP又はSDOWNがOFFからO
Nに切換えられたのであれば(#465でYES)、いずれの
スイッチがオンしたのかが判別され(#470)、スイッ
チSUPがオンしたのであれば(#470でYES)、次の記録
画像がアクセスされ(#475)、スイッチSDOWNがオンし
たのであれば(#470でNO)、前の記録画像がアクセス
され(#475)、#410にリターンする。#485では、ス
イッチSMALがオンしているかどうかが判別され(#48
5)、スイッチSMALがオンしていれば(#485でYES)、
表示器17に「マルチ表示」が点灯され(#490)、スイ
ッチSMALがオフ状態であれば(#485でNO)、表示器17
の「マルチ表示」が消灯され(#495)、続いて表示器1
7に駒番号が表示される(#500)。続いて、スイッチS
PROがオンしているかどうかが判別され(#505)、該ス
イッチSPROがオンしていれば(#505でYES)、記録画像
のプロテクトが行われた後(#510)、#515に移行し、
スイッチSPROがオフ状態であれば(#505でNO)、#515
にジャンプする。#515では、スイッチSREPがオンして
いるかどうかが判別され、スイッチSREPがオンしていれ
ば(#515でYES)、記録画像のTV再生処理が行われ(#
520)、スイッチSREPがオフ状態であれば(#515でN
O)、記録画像のプリントアウトが行われ(#525)、#
410にリターンする。
次に、第26図(A),(B),(C),(D)を用い
て「プリント」ルーチンの説明をする。
プリントモードに入ると、まず、インクリボン416が
セットされているかどうかが判別され(#530)、イン
クリボン416がセットされていなければ(#530でNO)、
階調感熱モードと判断し、そのモードが記憶され(#53
5)、#600に移行する。
インクリボン416がセットされていれば(#530でYE
S)、更にリボン頭出しセンサA417及びB418により黒が
が検出されたかどうかが判別され(#540)、両リボン
頭出しセンサA417,B418により黒が検出されなければ
(#540でYES)、ハンドスキャンモードと判断され、後
述するハンドスキャンによる印字処理が行われる。#54
0で両リボン頭出しセンサA417,B418により黒が検出され
なければ(#540でNO)、フラグFRBNが0にリセットさ
れているかどうかが判別され(#545)、FRBN=1であ
れば(#545でNO)、インクリボン416が巻取終了と判断
され、#580に移行し、インクリボン416の巻取動作が停
止される。#545でFRBN=0であれば(#545でYES)、
インクリボン416の残量有りと判断され、DCサーボモー
タ420をj方向に回転駆動させ(第11図参照)、インク
リボン416の巻取り、すなわち、頭出しが開始される
(#550)。続いて、リボン頭出しセンサA417のみで黒
マーカmが検出されたかどうかが判別され(#555)、
リボン頭出しセンサA417のみで黒マーカmが検出されな
ければ(#555でNO)、更にリボン頭出しセンサB418の
みで黒マーカmが検出されたかどうかが判別され(#56
5)、頭出しセンサB418のみで黒マーカmが検出されな
ければ(#565でNO)、すなわち、リボン頭出しセンサA
417及びB418のいずれのセンサによっても黒マーカmが
検出されなければ、不図示のタイマにより所定時間だけ
黒マーカmの検出動作が行われた後(#555,#565,#58
5のループ)、DCサーボモータ420を停止してインクリボ
ン416の巻取りが中止され(#590)、表示器17にエラー
表示が行われる(#595)。一方、リボン頭出しセンサ
A#417のみで黒マーカmが検出されれば(#555でYE
S)、溶融型モードと判断され、そのモードが記憶され
(#560)、リボン頭出しセンサB418のみで黒マーカm
が検出されれば(#565でYES)、昇華型モードと判断さ
れ、そのモードが記憶され(#570)、#575に移行す
る。#575では、フラグFRBNが1にセットされ(#57
5)、続いてインクリボン416の巻取動作が停止されて頭
出しが終了する(#580)。続いて、スイッチS2がオン
されたかどうかが判別され(#600)、スイッチS2がオ
フ状態であれば(#600でNO)、#410にリターンし、ス
イッチS2がオンしていれば(#600でYES)、記録紙検出
用センサA414,B415による記録紙Paの種類が検出され
る。すなわち、記録紙検出用センサA414又はB415により
黒マーカMが検出されたかどうかが判別され(#60
5)、いずれのセンサA414,B415によっても黒マーカMが
検出されなければ(#605でNO)、#410にリターンす
る。記録紙検出用センサA414,B415により黒マーカMが
検出されれば(#605でYES)、更に記録紙検出用センサ
A414のみで黒マーカMが検出されたかどうかが判別され
(#610)、記録紙検出用センサA414のみで黒マーカM
が検出されれば(#610でYES)、更に印字モードが昇華
型モードであるかどうかが判別される(#615)。印字
モードが昇華型モードであれば(#615でYES)、#650
に移行し、印字モードが昇華型モードでなければ(#61
5でNO)、インクリボン416と記録紙Paとが一致していな
いので、表示器17にメディアのミスマッチエラー表示が
行われる(#635)。そして、両記録紙検出用センサA41
4,B415によりともに黒が検出されるまで、すなわち、ミ
スマッチの記録紙Paが抜き取られるまで、上記メディア
のミスマッチエラー表示が行われ(#635,#640のルー
プ)、その記録紙Paが抜き取られた時点で上記ミスマッ
チエラー表示が消灯され(#645)、#410にリターンす
る。
#610で記録紙検出用センサA414のみで黒マーカMが
検出されなければ(#610でNO)、更に記録紙検出用セ
ンサB415のみで黒マーカMが検出されたかどうかが判別
され(#620)、記録紙検出用センサB415のみで黒マー
カMが検出されれば(#620でYES)、更に印字モードが
階調感熱モードであるかどうかが判別される(#62
0)。印字モードが階調感熱モードであれば(#625でYE
S)、#650に移行し、印字モードが階調感熱モードでな
ければ(#625でNO)、#635〜#645に移行し、上述の
ミスマッチエラー表示が行われる。
#620で記録紙検出用センサB415のみで黒マーカMが
検出されなければ、すなわち、記録紙検出用センサA414
及びB415のいずれのセンサによっても黒マーカMが検出
されなければ(#620でNO)、更に印字モードが溶融型
モードであるかどうかが判別される(#630)。印字モ
ードが溶融型モードであれば(#630でYES)、#650に
移行し、印字モードが溶融型モードでなければ(#630
でNO)、#635〜#645に移行し、上述のミスマッチエラ
ー表示が行われる。
#650では主電源電池EBのバッテリチェックが行わ
れ、主電源電池EBが不良(容量不足)であれば(#655
でNO)、表示器17に警告が表示され、動作を終了する
(#660)。バッテリチェックの結果、主電源電池EBが
良好であれば(#655でYES)、DCサーボモータ420によ
り記録紙Paが挿入方向(第10図b方向)に所定量だけ搬
送される(#665)。続いて、印字モードが階調感熱モ
ードであるかどうかが判別され(#670)、印字モード
が階調感熱モードでなければ(#670でNO)、カラーカ
ウンタに印字回数3がセットされ(#675)、印字モー
ドが階調感熱モードであれば(#670でYES)、カラーカ
ウンタに印字回数1がセットされた後(#680)、サー
マルヘッド410がインクリボン416を介して記録紙Paに圧
接される(#685)。続いて、印字開始位置をセットす
べくDCサーボモータ420により記録紙Paが記録紙挿入口2
1側に所定量だけ搬送され(#690)、更に1画面の総ラ
イン数(例えば768ライン)がセットされる(#695)。
続いて、CPU100からDC/DCコンバータ200に「11」の制御
信号DCONが送出され、該DC/DCコンバータ200からプリン
タ部111及びカメラ部203に電源が供給される(#70
0)。これによりプリンタ部111及びカメラ部203が起動
する。続いて、イエローについて1ライン分の印字と記
録紙Paの記録紙挿入口21側への紙送りとが交互に繰り返
され(#705,#710のループ)、1画面分の印字が終了
すると(#710でYES)、CPU100からDC/DCコンバータ200
に「00」の制御信号DCONが送出され、該DC/DCコンバー
タ200の駆動が停止される(#715)。続いて、カラーカ
ウンタ値が1だけデクリメントされ(#720)、該カラ
ーカウンタ値が0になっているかどうかが判別される
(#725)。カラーカウンタ値が0でなければ(#725で
NO)、サーマルヘッド410が休止位置に切換えられた後
(#730)、記録紙Paが再び挿入方向(第10図b方向)
に所定量(助走量+1画面の総ライン数)だけ搬送され
(#735)、#685〜#725で次の色について1画面分の
印字が行われる。そして、マゼンタ及びシアンの色につ
いてそれぞれ1画面分の印字が終了し、#725でカラー
カウンタ値が0になると(#725でYES)、印字が完了し
たので、記録紙Paが記録紙挿入口21側に排出され(#74
0)、サーマルヘッド410が休止位置に切換えられた後
(#730)、フラグFRBNが0にリセットされて#410にリ
ターンする(#750)。
#540でリボン頭出しセンサA417及びB418によりとも
に黒が検出されれば(#540でYES)、ハンドスキャンモ
ードと判断され、そのモードが記憶される(#755)。
続いて、スイッチS2がオンされたかどうかが判別され
(#760)、スイッチS2がオフ状態であれば(#760でN
O)、#410にリターンし、スイッチS2がオンしていれば
(#760でYES)、主電源電池EBのバッテリチェックが行
われる(#765)。バッテリチェックの結果、主電源電
池EBが不良(容量不足)であれば(#770でNO)、表示
器17に警告が表示され、動作を終了する(#775)。一
方、主電源電池EBが良好であれば(#770でYES)、回転
検出用センサ413の検出信号によりニップローラ412の回
転が開始すると(780でYES)、サーマルヘッド410が記
録紙Paに圧接される(#785)。続いて、1画面の総ラ
イン数(例えば768ラインがセットされた後(#790)、
CPU100からDC/DCコンバータ200に「11」の制御信号DCON
が送出され、該DC/DCコンバータ200からプリンタ部111
及びカメラ部203に電源が供給される(#795)。続い
て、ニップローラ412の回転速度に同期して、すなわ
ち、サーマルヘッド410に対する記録紙Paの記録紙挿入
口21側への紙送り速度に同期して、1ライン分の印字と
記録紙Paの紙送りとが交互に繰り返され(#800,#805,
#810のループ)、1画面分の印字が行われる。そし
て、1画面分の印字が終了すると(#805でYES)、CPU1
00からDC/DCコンバータ200に「00」の制御信号DCONが送
出され、該DC/DCコンバータ200の駆動が停止される(#
815)。続いて、サーマルヘッド410が休止位置に切換え
られた後(#820)、#410にリターンする。
さて、第30図は本発明に係るプリンタ内蔵カメラの第
2の実施例を示したものである。第3図と同一部材には
同一の番号を付している。この実施例では、カメラ本体
1とプリンタケース2との接続部に段差を設け、該段差
を形成するカメラ本体1の側面部に記録紙挿入ガイド21
aを設けたものである。この記録紙挿入ガイド21aにより
カットシートタイプの記録紙Paが簡単、かつ、正確にプ
リンタヘッド410に挿入され、プリントアウトの操作性
がより向上する。なお、上記実施例では、記録紙挿入口
21をカメラの前面部(被写体側の面)に設けていたが、
後面部に設けてもよい。
なお、本実施例では外部記録媒体としてディジタルデ
ータを記録するメモリカードを使用していたが、アナロ
グデータを記録するフロッピーディスクでもよく、光デ
ィスク又は光カードであってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、撮像部とプリン
タ部との間に外部記録媒体の装着部を設けたので、該プ
リンタ部で発生した熱が該装着部を伝達する間に拡散さ
れ、この熱により撮像部の光電変換素子が損傷するよう
なことがなくなる。
また、スペースの有効利用を図ることができ、カメラ
のコンパクト化を図ることができる。
また、前記プリント部が外部記録紙と内蔵記録紙のい
ずれにもプリント可能に構成されていても同様の効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプリンタ内蔵カメラのブロック
図、第2図(A)はカメラの電源部の電源供給関係を示
す図、同図(B)はCPUとDC/DCコンバータとの制御ライ
ンを示す図、同図(C)はカメラ部に供給される電源関
係を示す図、第3図は本発明に係るプリンタ内蔵カメラ
の全体斜視図、第4図はメモリカードの装着部、撮像部
及びプリンタ部の配置関係を示す図、第5図及び第6図
はメモリカードの装着部、撮像部及びプリンタ部の配置
関係の他の実施例を示す図、第7図(A),(B)は信
号処理部の詳細ブロック図、第8図はプリンタ部のブロ
ック図、第9図はプリンタ部の正面図、第10図は第9図
のΧ−Χ線断面図、第11図は第9図のΧI−ΧI線断面
図、第12図は昇華用インクリボンの構成を示す図、第13
図は溶融用インクリボンの構成を示す図、第14図は昇華
用記録紙のマーカの一例を示す図、第15図は階調感熱用
記録紙のマーカの一例を示す図、第16図はハンドスキャ
ンタイプ用インクリボンを示す図、第17図はカットシー
トタイプ記録紙用のプリンタ部の構成を示す図、第18図
はハンドスキャンタイプのプリンタ部の構成を示す図、
第19図はロールタイプの階調感熱用記録紙に対するプリ
ンタ部の構成を示す図、第20図は記録紙挿入口の他の実
施例を示す図、第21図はサーマルヘッドの回路構成を示
す図、第22図は溶融型又はハンドスキャンモードにおけ
る印字データの入力タイミングチャートを示す図、第23
図は昇華型又は階調感熱モードにおける印字データの入
力タイミングチャートを示す図、第24図はサーマルヘッ
ドの分割駆動を示すタイムチャート、第25図(A),
(B)はカメラ動作を説明するためのメインフローチャ
ート、第26図は「S1」サブルーチンのフローチャート、
第27図は「露出」サブルーチンのフローチャート、第28
図は「再生」サブルーチンのフローチャート、第29図
(A),(B),(C),(D)は「プリント」サブル
ーチンのフローチャート、第30図は本発明に係るプリン
タ内蔵カメラの第2の実施例を示す図である。 1……カメラ本体、2……プリンタケース、3……撮影
レンズ、4……ファインダ窓、5……AF投光部、6……
フラッシュ、7……レリーズ/プリント開始ボタン、8
……モード切換スイッチ、9……プロテクトスイッチ、
10……マルチスイッチ、11……フラッシュ発光切換モー
ドスイッチ、12……日付設定用スイッチ、13……撮影モ
ード切換スイッチ、14,15……アクセスボタン、16……
マクロ/2値化モード切換スイッチ、17……表示器、18…
…メモリカード挿入口、19……TV用出力端子、20……着
脱ボタン、21……記録紙挿入口、21a……記録紙挿入ガ
イド、100……CPU(システムコントローラ)、101……
固体撮像素子(CCD)、102……信号処理部、103……レ
ンズ駆動部、104……測距部、105……測光部、106……
露出制御部、107……表示部、108……フラッシュ部、10
9……電源部、110……BC(バッテリチェック)回路、11
1……プリンタ部、112……メモリカード、200……DC/DC
コンバータ、201……レギュレータ、202……撮像部、20
3……カメラ部、204……内部メモリ、301……CCDドライ
バ、302……CCD−TG、303……CDS、304……GC(ゲイン
コントローラ)、305……A/Dコンバータ、306……WB処
理回路、307……γ補正回路、308……プロセス回路、30
9……マトリクス回路、310……アドレス発生回路、311,
312……メモリ、313……データセレクタ及び圧縮/伸長
部、314……インターフェース(カードI/F)、315……T
V出力用信号処理回路、316,317……D/Aコンバータ、318
……発振子、319……マルチ再生用コントローラ、320…
…マルチ用ビデオメモリ、321……プリンタ用データ変
換回路、400……サーマルヘッド制御回路、401……ソレ
ノイド/モータ駆動回路、402……センサ入力回路、403
……サーマルヘッドブロック、404……ペーパーフィー
ドブロック、405……インクリボンフィードブロック、4
10……サーマルヘッド、411……サーマルヘッド圧接用
ソレノイド、412……ニップローラ、413……回転検出用
センサ、A414,B415……記録紙検出用センサ、416……イ
ンクリボン、416a……透明部、A417,B418……リボン頭
出しセンサ、419……リボンセット検出用センサ、420…
…DCサーボモータ、421……プラテンローラ、422,423,4
24,A,B,C,D,E……ギヤ、425……グリップローラ、426…
…収納ケース、427……プランジャ、428……レバー、42
9……軸、430……支点、431……供給ローラ、432……巻
取ローラ、433……滑りクラッチ、434……スリット板、
500……出力制御部、501,502……シフトレジスタ、503
……ラッチ回路、504……ヘッドドライバ、505……発熱
部、506……サーミスタ、507……インバータ、S1,S2,S
OFF,SREC,SREP,SPRI,SUP,SDOWN,SPRO,SMAC,SMONO,
SCARD,SFL,SADJ,SMODE……スイッチ、m,M……マーカ、P
a……記録紙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 B41J 2/00 H04N 5/76 H04N 5/ 907

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影レンズ及び光電変換素子からなる撮像
    部と、該撮像部で撮像された撮像信号を記録する着脱可
    能な外部記録媒体の装着部と、該外部記録媒体に記録さ
    れた画像を記録紙にプリントアウトするプリンタ部とを
    備えたプリンタ内蔵カメラであって、前記外部記録媒体
    の装着部が前記撮像部と前記プリンタ部間に介設された
    ことを特徴とするプリンタ内蔵カメラ。
  2. 【請求項2】前記プリンタ部は内蔵記録紙をプリンタヘ
    ッドに導く記録紙給送部を備えるとともに、外部記録紙
    をプリンタヘッドに導く挿入部を備えていることを特徴
    とする請求項1記載のプリンタ内蔵カメラ。
JP2334693A 1990-11-29 1990-11-29 プリンタ内蔵カメラ Expired - Lifetime JP3033188B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2334693A JP3033188B2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 プリンタ内蔵カメラ
US08/324,365 US5493409A (en) 1990-11-29 1994-10-14 Still video camera having a printer capable of printing a photographed image in a plurality of printing modes
US08/558,238 US5606420A (en) 1990-11-29 1995-11-17 Camera system including a camera section and a reproduction section separately attachable to the camera section
US08/745,172 US5875034A (en) 1990-11-29 1996-11-07 Camera system having a recordable medium positioned between photographing and reproducing portions

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2334693A JP3033188B2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 プリンタ内蔵カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04200185A JPH04200185A (ja) 1992-07-21
JP3033188B2 true JP3033188B2 (ja) 2000-04-17

Family

ID=18280168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2334693A Expired - Lifetime JP3033188B2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 プリンタ内蔵カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3033188B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002137506A (ja) 2000-08-21 2002-05-14 Olympus Optical Co Ltd プリンタ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04200185A (ja) 1992-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5493409A (en) Still video camera having a printer capable of printing a photographed image in a plurality of printing modes
US6229565B1 (en) Hand-held electronic camera with integral printer
US6094282A (en) Camera capable of recording and reproducing a photographed image
US6963359B1 (en) Electronic still camera, instant printer and instant film
JP3120448B2 (ja) スチルビデオカメラシステム
US7046294B1 (en) Electronic still camera with printer
US20060139455A1 (en) Digital printer and digital camera
JPH0124394B2 (ja)
JPH04200186A (ja) プリンタ内蔵カメラ
US5808667A (en) Method of automatically regenerating and printing film image
JP3033188B2 (ja) プリンタ内蔵カメラ
JP3116374B2 (ja) プリンタ内蔵カメラ
US6952272B1 (en) Electronic still camera with printer and printer with monitor
JP2000228742A (ja) 電子カメラ
US5828442A (en) Index print attachable to an image recording medium
JPH04200180A (ja) プリンタ内蔵カメラ
JPH04200183A (ja) プリンタ内蔵カメラ
JP2602953B2 (ja) 電子インスタントカメラ
JPH10257427A (ja) シールプリンタ機能を有するデジタルカメラ及びこれに用いるシールカートリッジと記録媒体
JPH04200182A (ja) カメラ
JPH04200181A (ja) プリンタ内蔵カメラ
US6760064B1 (en) Camera
JPH11249239A (ja) インスタントプリンタ
JP3088104B2 (ja) プリンタ付カメラ
JP4476396B2 (ja) プリンタ付きカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080218

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110218

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term