JP3032320B2 - フラットケーブル - Google Patents

フラットケーブル

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JP3032320B2
JP3032320B2 JP3096164A JP9616491A JP3032320B2 JP 3032320 B2 JP3032320 B2 JP 3032320B2 JP 3096164 A JP3096164 A JP 3096164A JP 9616491 A JP9616491 A JP 9616491A JP 3032320 B2 JP3032320 B2 JP 3032320B2
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wiring
flat cable
polyimide resin
wiring conductors
conductors
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邦夫 西原
洋一 細野
孝幸 石川
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Mitsui Chemicals Inc
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Mitsui Chemicals Inc
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
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    • HELECTRICITY
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    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings
    • H05K3/281Applying non-metallic protective coatings by means of a preformed insulating foil

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  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絶縁基板上に複数本の配
線導体を相互に絶縁して配設したフラットケーブルに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数本のビニール被覆ケーブル
を、例えばプラスチック製の平板上に並べて固定したフ
ラットケーブルが使用されてきたが、配線密度が低く、
曲げの自由度も小さく、狭いスペースを引き回すことは
困難であると言った欠点があった。
【0003】このような欠点を解消するために、フレキ
シブルな配線基板を用いたフラットケーブルが使用され
始めている。この種の従来のフラットケーブルにおいて
は、配線基板上に形成された複数の配線導体相互はエポ
キシ樹脂で絶縁分離されている。すなわち、複数の配線
導体を形成した配線基板の上に絶縁フィルムをエポキシ
樹脂の接着剤を用いて接着している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のフレキ
シブル配線基板を用いたフラットケーブルにおいては、
上述したようにエポキシ樹脂接着剤を用いているため配
線相互はこのエポキシ樹脂によって絶縁分離されること
になるが、このエポキシ樹脂は誘電率εが4.0 〜6.0 と
比較的大きいため、配線導体間の距離が短くなるにつれ
てクロストークの問題が生じ、したがって、配線密度を
上げることができない欠点がある。
【0005】また、従来のフラットケーブルにおいて
は、外来ノイズに対する対策が何ら講じられていないの
で配線導体を流れる信号にノイズが混入する欠点があ
る。特に外来ノイズの影響が甚だしい環境で使用するよ
うな場合には、大きな問題になる。
【0006】本発明の目的は上述した従来のフラットケ
ーブルの欠点を除去し、配線導体間の間隔を短くしても
クロストークの問題が発生せず、したがって配線密度を
向上することができるとともに外来ノイズに影響されな
いように構成したフラットケーブルを提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のフラットケーブ
ルは、ポリイミンド樹脂シート上に形成した複数本の配
線導体の各々をポリイミド樹脂で完全に被覆するととも
に上下両面を電磁シールド膜で挟み、さらにこれら電磁
シールド膜の外側をポリイミンド樹脂シートで被覆した
ことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明によるフラットケーブルにおいては、フ
レキシブルな配線基板上に形成された複数の配線導体の
各々はポリイミド樹脂で完全に被覆されているが、この
ポリイミド樹脂の誘電率εは2.8 〜3.5 と低いため、配
線導体間のクロストークの発生を有効に阻止することが
でき、したがって配線導体相互を一層接近して配設する
ことができ、配線密度を向上することができる。また、
上下両面に電磁シールド層を設けたため外来ノイズを遮
蔽することができ、配線導体を流れる信号がノイズによ
って影響されることはなくなる。
【0009】
【実施例】図1〜図6は本発明によるフラットケーブル
の一実施例の順次の製造工程における構成を示す斜視図
である。本例では、2層の配線を施したフラットケーブ
ルとしたものである。
【0010】まず、図1に示すようにフレキシブルなポ
リイミド樹脂シート1の両表面に導電性膜、本例では銅
箔2および3を被着した配線基板4を準備する。次に、
銅箔2および3を所定のパターンにしたがってエッチン
グして選択的に除去して図2に示すように複数の配線導
体5および6を形成する。この銅箔2および3のエッチ
ングは既知の方法で行うことができる。各配線導体5お
よび6の両端には他の機器への配線の接続を行うために
巾を広くした接続部を形成する。
【0011】この他の機器への配線の接続は、はんだ付
け、コネクタ、異方導電層などで行うことができ、した
がって配線導体5および6の両端の接続部は銅のままで
も良いし、金メッキ、ニッケルメッキ、はんだメッキ、
はんだレベラ処理などを施したものでも良い。
【0012】次に、図3に示すようにポリイミド樹脂シ
ート7の一方の表面に導電性膜、例えば銅箔8を被着し
たものを用意する。そして、銅箔8を所定のパターンに
したがってエッチングして図4に示すように電磁シール
ド膜9を有するシールドシートを形成する。
【0013】さらに、図5に示すように、図2に示すよ
うに所定の配線導体5および6を形成した配線基板4の
上下両面にポリイミド樹脂フィルム10および11を介
して図4に示すシールドシート12および13を重ね合
わせる。ポリイミド樹脂フィルム10および11の所定
の位置には貫通孔をあけ、その内部に導電性ペースト1
4および15を充填しておく。また、ポリイミド樹脂フ
ィルム10および11並びにシールドシート12および
13の寸法は、これらによって配線基板4に形成した配
線導体5および6は覆うが、これらの配線導体4の両端
に形成した接続部は覆わないようなものとする。
【0014】上述したように配線導体5および6を形成
した配線基板4にポリイミド樹脂フィルム12、13お
よびシールドシート10、11を重ね合わせた後、加圧
下で加熱してこれらを熱圧着して図6に示すように一体
化する。この熱圧着工程においては、ポリイミド樹脂フ
ィルム12および13は流動して順次の配線導体5およ
び6間の隙間に流れ込み、配線導体を完全に被覆するよ
うになるとともにシールド膜9の所定の位置に固定され
ることになる。
【0015】また、この熱圧着処理中、ポリイミド樹脂
フィルム12に形成した貫通孔に充填した導電性ペース
ト14は配線導体5中のグラウンド導体およびシールド
シート10のシールド膜9に接続されるとともにポリイ
ミド樹脂フィルム13に形成した貫通孔に充填した導電
性ペースト15は配線導体5中のグラウンド導体および
シールドシート11のシールド膜9に接続されることに
なる。
【0016】最後に図6に示すように、配線導体5およ
び6が形成されていない部分を切断して外形を加工して
フラットケーブルを完成する。
【0017】図7は図6の線A−Aに沿って切った断面
図である。本実施例のフラットケーブルにおいては、配
線導体5および6を挟んでポリイミド樹脂シート1およ
びポリイミド樹脂フィルム12および13を熱圧着して
いるので、各配線導体の上下には勿論のこと順次の配線
導体間にもポリイミド樹脂が存在するようになり、各配
線導体はポリイミド樹脂で完全に被覆されたものとな
る。このように各配線導体5および6を被覆するポリイ
ミド樹脂12、13の誘電率εは2.8 〜3.5 と従来のエ
ポキシ樹脂の誘電率よりも低いので、配線導体相互のク
ロストークを有効に阻止することができる。したがって
配線導体4の間隔を従来よりも狭くすることができ、配
線密度を高くすることができる。
【0018】また、配線導体5および6は上下に積層配
置したシールドシート10および11のシールド膜9に
よって挟まれているので、外来ノイズが侵入して配線導
体を流れる信号に混入するのを有効に阻止することがで
きる。
【0019】本発明は上述した実施例に限定されるもの
ではなく、幾多の変形が可能である。例えば、上述した
例では配線導体5および6を形成した後、ポリイミド樹
脂フィルム12および13を重ね合わせて熱圧着した
が、配線導体を形成した後、配線基板上にポリイミドワ
ニスを塗布して乾燥させることもできる。この場合で
も、各配線導体5および6はポリイミド樹脂によって完
全に被覆されることになるのでクロストークを無くすこ
とができる。
【0020】さらに、上述した実施例では2層の配線を
施したが、単層の配線を施したり、上述した工程を単独
あるいは併用して繰り返すことによって3層以上の多層
配線を有するフラットケーブルとすることもできる。
【0021】また、グラウンド配線導体とシールド膜9
とを電気的に接続する方法も上述したような導電性ペー
ストを用いる方法の他に、ハトメを利用する方法、中間
のポリイミド樹脂フィルム12および13の所定の部分
をカットするかまたは孔をあけておく方法、シールド膜
9をコネクタにて接続する方法、半田で接続する方法、
ワイヤーボンディングで接続する方法など種々の接続方
法を採用することができる。
【0022】さらに、上述した実施例では、シールド膜
9は一様な銅箔を以て構成したが、メッシュパターンな
ど電磁シールド効果を損なわないものであればどのよう
な形状としてもよい。
【0023】
【発明の効果】上述したように、本発明によるフラット
ケーブルにおいては、配線導体の各々は誘電率の低いポ
リイミド樹脂によって完全に被覆されているので、配線
相互間のクロストークを有効に除去することができ、し
たがって配線導体の間隔を狭くすることができ、配線密
度を向上することができる。この場合、隣接する配線導
体を交互に信号線およびグラウンド線として使用するよ
うにすれば、クロストークをさらに有効に除去すること
ができる。
【0024】また、配線導体を、電磁シールド効果を有
するシールド膜で挟むようにしているので外来ノイズが
侵入して配線導体を流れる信号に混入することもない。
したがって、ノイズの影響が大きい環境下でも有効に使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフラットケーブルの一実施例を製
造する際の第1の工程を示す斜視図である。
【図2】本発明によるフラットケーブルの一実施例を製
造する際の第2の工程を示す斜視図である。
【図3】本発明によるフラットケーブルの一実施例を製
造する際の第3の工程を示す斜視図である。
【図4】本発明によるフラットケーブルの一実施例を製
造する際の第4の工程を示す斜視図である。
【図5】本発明によるフラットケーブルの一実施例を製
造する際の第5の工程を示す斜視図である。
【図6】本発明によるフラットケーブルの一実施例を製
造する際の第6の工程を示す斜視図である。
【図7】本発明によるフラットケーブルの一実施例の構
成を、図6のA−A線に沿って切って示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ポリイミド樹脂シート 2 銅箔 3 銅箔 4 配線基板 5 配線導体 6 配線導体 7 ポリイミド樹脂シート 8 銅箔 9 シールド膜 10 シールドシート 11 シールドシート 12 ポリイミドフィルム 13 ポリイミドフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−140312(JP,A) 特開 昭62−154504(JP,A) 特開 昭61−131306(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 7/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリイミンド樹脂シート上に形成した複
    数本の配線導体の各々をポリイミド樹脂で完全に被覆す
    るとともに上下両面を電磁シールド膜で挟み、さらにこ
    れら電磁シールド膜の外側をポリイミンド樹脂シートで
    被覆したことを特徴とするフラットケーブル。
JP3096164A 1991-04-03 1991-04-03 フラットケーブル Expired - Lifetime JP3032320B2 (ja)

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JP2009004167A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Fujikura Ltd 電気絶縁体およびフレキシブルフラットケーブル
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