JP3030074B2 - 電磁作動弁 - Google Patents
電磁作動弁Info
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- JP3030074B2 JP3030074B2 JP2280526A JP28052690A JP3030074B2 JP 3030074 B2 JP3030074 B2 JP 3030074B2 JP 2280526 A JP2280526 A JP 2280526A JP 28052690 A JP28052690 A JP 28052690A JP 3030074 B2 JP3030074 B2 JP 3030074B2
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- casing
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/02—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
- F16K31/06—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/36—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition including a pilot valve responding to an electromagnetic force
- B60T8/3615—Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems
- B60T8/363—Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems in hydraulic systems
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T15/00—Construction arrangement, or operation of valves incorporated in power brake systems and not covered by groups B60T11/00 or B60T13/00
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- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
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- B60T8/5018—Pressure reapplication using restrictions
- B60T8/5025—Pressure reapplication using restrictions in hydraulic brake systems
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、電磁的に作動する弁に関し、特に自動車の
アンチロック装置に使用される弁であって 入口と出口とを有する弁ケーシングと、 一方が弁閉鎖部材を含み他方が弁座を含む２つの弁部
分と、 電磁石および戻しばねとを含み、該電磁石および戻し
ばねの双方によって前記２つの弁部分の一方が他方に対
して開位置と閉位置との間を前後に移動可能となされて
いる形式の電磁作動弁に関する。
アンチロック装置に使用される弁であって 入口と出口とを有する弁ケーシングと、 一方が弁閉鎖部材を含み他方が弁座を含む２つの弁部
分と、 電磁石および戻しばねとを含み、該電磁石および戻し
ばねの双方によって前記２つの弁部分の一方が他方に対
して開位置と閉位置との間を前後に移動可能となされて
いる形式の電磁作動弁に関する。
（従来の技術及び解決しようとする課題） 例えば***特許DE3802648A1に開示されている上述形
式の公知の弁において、２つの弁部分の一方は弁閉鎖部
材と共に弁ケーシングに強く押付けられ、ロッド状の延
長部が形成されている。スリーブ状の他方の弁部分は延
長部上を案内されて移動し、この弁部分に弁座が形成さ
れている。スリーブ状の弁部分が電磁石のアーマチュア
を構成し、戻しばねによって開方向または閉方向に押付
けられ、この方向は弁の設計によって定まり、無電流開
または無電流閉と名付けられる。弁閉鎖部材のロッド状
延長部は、スリーブ状の弁部分の運動の全長に亙って延
長し、実際には弁座と同一の直径を有している。従って
弁を作動せしめるためには、流体による力に打勝つ必要
がない。従ってこの公知の形式の弁でも数ミリ秒の範囲
の短い切替え時間とすることができる。弁閉鎖部材と共
に形成される弁部分は軸方向孔を有し、この孔が弁の開
いたときの流路面積を限定する。
式の公知の弁において、２つの弁部分の一方は弁閉鎖部
材と共に弁ケーシングに強く押付けられ、ロッド状の延
長部が形成されている。スリーブ状の他方の弁部分は延
長部上を案内されて移動し、この弁部分に弁座が形成さ
れている。スリーブ状の弁部分が電磁石のアーマチュア
を構成し、戻しばねによって開方向または閉方向に押付
けられ、この方向は弁の設計によって定まり、無電流開
または無電流閉と名付けられる。弁閉鎖部材のロッド状
延長部は、スリーブ状の弁部分の運動の全長に亙って延
長し、実際には弁座と同一の直径を有している。従って
弁を作動せしめるためには、流体による力に打勝つ必要
がない。従ってこの公知の形式の弁でも数ミリ秒の範囲
の短い切替え時間とすることができる。弁閉鎖部材と共
に形成される弁部分は軸方向孔を有し、この孔が弁の開
いたときの流路面積を限定する。
この形式の弁の流路面積を決定する場合に、各種要求
項目の間で妥協が必要である。一般的にはできるだけ大
きな流路面積とすることが望ましい。これは弁が自動車
のアンチロック装置に使用される場合に特に重要であ
る。この場合、ブレーキの正常作動時において所望の短
い応答時間と得るには、マスタシリンダから車輪ブレー
キシリンダへのブレーキ流体の流れが大きく絞られない
ようにする必要がある。一方、車輪がロック状態となる
危険が生じたことによって関連する弁が閉状態となった
後に、該弁を開状態とするときには、流れにある程度の
絞りがあることが望ましい。弁が絞りなしで初期圧力に
復帰すると再ロックの危険がある。この種の公知の弁に
おいては、比較的狭い絞りを固定して、上述作動状態で
充分な絞りが与えられるようにしている。これではブレ
ーキの正常使用時の応答時間にいくらかの遅れが出る。
項目の間で妥協が必要である。一般的にはできるだけ大
きな流路面積とすることが望ましい。これは弁が自動車
のアンチロック装置に使用される場合に特に重要であ
る。この場合、ブレーキの正常作動時において所望の短
い応答時間と得るには、マスタシリンダから車輪ブレー
キシリンダへのブレーキ流体の流れが大きく絞られない
ようにする必要がある。一方、車輪がロック状態となる
危険が生じたことによって関連する弁が閉状態となった
後に、該弁を開状態とするときには、流れにある程度の
絞りがあることが望ましい。弁が絞りなしで初期圧力に
復帰すると再ロックの危険がある。この種の公知の弁に
おいては、比較的狭い絞りを固定して、上述作動状態で
充分な絞りが与えられるようにしている。これではブレ
ーキの正常使用時の応答時間にいくらかの遅れが出る。
ドイツ国特許DE3725810A1号明細書にはアンチロック
装置用の電磁弁が記載され、封止球体の形式の封止素子
と開口ディスクの形式の封止素子担持体とを含み、流入
するブレーキ流体が、ストロークと流量とがある範囲の
ときに真空効果を発生するようにしている。永久磁石の
形式の保持素子または電磁石のアーマチュアにスナップ
的に作用するばねが配置されており、電磁弁が電気的に
制御されるときアーマチュアがこれに打勝って作動す
る。この場合、正常のブレーキ作動時に大きい流路面積
を与え、アンチロック作動時に減少した流路面積を与え
る。また、いわゆる流体力学的逆説によって生ずる前述
の真空効果は、ストロークが著しく狭い範囲でのみ生ず
る。従って正常状態（すなわち正常ブレーキ状態）と制
御状態（すなわちアンチロック作動時の状態）との双方
の状態で最適の安定した流れ状態を達成する弁を設計す
ることは著しく困難である。
装置用の電磁弁が記載され、封止球体の形式の封止素子
と開口ディスクの形式の封止素子担持体とを含み、流入
するブレーキ流体が、ストロークと流量とがある範囲の
ときに真空効果を発生するようにしている。永久磁石の
形式の保持素子または電磁石のアーマチュアにスナップ
的に作用するばねが配置されており、電磁弁が電気的に
制御されるときアーマチュアがこれに打勝って作動す
る。この場合、正常のブレーキ作動時に大きい流路面積
を与え、アンチロック作動時に減少した流路面積を与え
る。また、いわゆる流体力学的逆説によって生ずる前述
の真空効果は、ストロークが著しく狭い範囲でのみ生ず
る。従って正常状態（すなわち正常ブレーキ状態）と制
御状態（すなわちアンチロック作動時の状態）との双方
の状態で最適の安定した流れ状態を達成する弁を設計す
ることは著しく困難である。
従って本発明の目的は特に自動車のアンチロック装置
に使用する電磁的に作動する弁にして、入口と出口との
間に圧力差が残存するときに、全開状態に比較して任意
に絞りが定められる弁を提供するにある。
に使用する電磁的に作動する弁にして、入口と出口との
間に圧力差が残存するときに、全開状態に比較して任意
に絞りが定められる弁を提供するにある。
（課題を解決するための手段） 本発明によれば、前述形式の弁において、弁ケーシン
グ内に調節部材が配置されており、該調節部材が入口と
出口との間の圧力差に応答して不作動位置から弁の全開
を防止するところのストップ位置へと移動するごとくな
された電磁作動弁を提供することによって、前述目的を
達成する。
グ内に調節部材が配置されており、該調節部材が入口と
出口との間の圧力差に応答して不作動位置から弁の全開
を防止するところのストップ位置へと移動するごとくな
された電磁作動弁を提供することによって、前述目的を
達成する。
上述形式の従来の弁が、例えばアンチロック制御作動
時に最初に閉じられると、入口と出口との間に非常に短
い時間内に著しい圧力勾配が形成される。この圧力勾配
は望ましくない急激な圧力上昇を出口と下流の機器とに
与えるが、本発明の弁の場合には、調節部材が予め定め
たストップ位置に移動して弁の全開を防止し、この作用
は、入口と出口との間の圧力差が予め定めた残存値また
はゼロとなるまで継続する。調節部材が弁の全開を防止
している間は、弁によって制御される弁閉鎖部材と弁座
との間の流体流は絞られ、この絞りの程度は、調節部材
の予め定めたストップ位置によって定まる。このストッ
プ位置は、例えば、調節部材および弁ケーシングのある
部品の寸法を決めることにより、固定的なものとするこ
とができる。しかし、ストップ位置をねじ等によって設
定し、必要に応じて調節可能としてもよい。
時に最初に閉じられると、入口と出口との間に非常に短
い時間内に著しい圧力勾配が形成される。この圧力勾配
は望ましくない急激な圧力上昇を出口と下流の機器とに
与えるが、本発明の弁の場合には、調節部材が予め定め
たストップ位置に移動して弁の全開を防止し、この作用
は、入口と出口との間の圧力差が予め定めた残存値また
はゼロとなるまで継続する。調節部材が弁の全開を防止
している間は、弁によって制御される弁閉鎖部材と弁座
との間の流体流は絞られ、この絞りの程度は、調節部材
の予め定めたストップ位置によって定まる。このストッ
プ位置は、例えば、調節部材および弁ケーシングのある
部品の寸法を決めることにより、固定的なものとするこ
とができる。しかし、ストップ位置をねじ等によって設
定し、必要に応じて調節可能としてもよい。
本発明による調節部材は、例えば、電磁的に作動可能
な弁部分の運動経路に対して横方向に、ラッチのように
して運動可能とし、所定位置において弁部分の開運動を
中断するようにしてよく、これによって、入口と出口と
の間の圧力差が所望の値まで減少するまでは、弁を通る
流れが絞られることを確実にする。調節部材を弁部分の
軸線と平行に配置し、そのストロークすなわちリフトが
直接に関連するようにしてもよい。望ましくは、調節部
材を２つの弁部分と同軸に配置する。これは弁ケーシン
グの仕上げ加工、特に施盤上での作業を容易とする。
な弁部分の運動経路に対して横方向に、ラッチのように
して運動可能とし、所定位置において弁部分の開運動を
中断するようにしてよく、これによって、入口と出口と
の間の圧力差が所望の値まで減少するまでは、弁を通る
流れが絞られることを確実にする。調節部材を弁部分の
軸線と平行に配置し、そのストロークすなわちリフトが
直接に関連するようにしてもよい。望ましくは、調節部
材を２つの弁部分と同軸に配置する。これは弁ケーシン
グの仕上げ加工、特に施盤上での作業を容易とする。
本発明の一実施例によれば入口は通常のものと同様に
弁ケーシングの一端に配置され、調節部材は弁ケーシン
グとともに制御室を弁ケーシングの他端に画成する。
弁ケーシングの一端に配置され、調節部材は弁ケーシン
グとともに制御室を弁ケーシングの他端に画成する。
この実施例によれば 一方の弁部分を弁閉鎖部材として弁ケーシング内に静
止的に配置し、且つ、ロッド状延長部を含むものとし、 他方の弁部分を、スリーブ状で延長部上を移動可能に
案内されるものとし、且つ、該他方の弁部分に弁座を形
成するものとし、 入口は、延長部を有する弁閉鎖部材と調節部材とを貫
通延長する軸方向通路を介して制御室に連通している。
止的に配置し、且つ、ロッド状延長部を含むものとし、 他方の弁部分を、スリーブ状で延長部上を移動可能に
案内されるものとし、且つ、該他方の弁部分に弁座を形
成するものとし、 入口は、延長部を有する弁閉鎖部材と調節部材とを貫
通延長する軸方向通路を介して制御室に連通している。
上述３つの特性のうち第１と第２のものは前述ドイツ
国特許3802648A1号明細書に記載されている。
国特許3802648A1号明細書に記載されている。
本発明の別の実施例においては、両弁部分は弁ケーシ
ングに対して移動可能であり、一方の弁部分は電磁的に
制御され、他方の弁部分は調節部材により制御される。
この実施例において第２の弁部分が調節部材と共にユニ
ットを形成するようにすることが好都合である。
ングに対して移動可能であり、一方の弁部分は電磁的に
制御され、他方の弁部分は調節部材により制御される。
この実施例において第２の弁部分が調節部材と共にユニ
ットを形成するようにすることが好都合である。
前述各実施例において、調節部材はばねによって休止
位置に押付けられ、ばねは弁ケーシング内に支持されて
よい。しかし、弁の入口と出口との間の圧力が等しくな
ったときに調節部材を不作動位置とするための手段は異
ってもよい。例えば調節部材を差動ピストン、段つきピ
ストンまたはダイアフラムとしてよい。
位置に押付けられ、ばねは弁ケーシング内に支持されて
よい。しかし、弁の入口と出口との間の圧力が等しくな
ったときに調節部材を不作動位置とするための手段は異
ってもよい。例えば調節部材を差動ピストン、段つきピ
ストンまたはダイアフラムとしてよい。
本発明は正常時閉の弁にも正常時開の弁にも使用可能
である。本発明の上述以外の目的、効果および特徴は添
付図面を参照する以下の説明によって明瞭となされる。
である。本発明の上述以外の目的、効果および特徴は添
付図面を参照する以下の説明によって明瞭となされる。
（実施例） 第１図ないし第５図に示す各実施例において弁10は、
入口14と出口16とを有する弁ケーシング12を含む。第１
図に示す弁は入口14と同様に導管20を介して図示しない
マスタシリンダに連結される付加的な接続部18を有す
る。出口16は導管22を介して図示しない車輪ブレーキシ
リンダに連結される。第２図ないし第５図に示す弁の入
口14および出口16にも対応する接続が行われるが、説明
は省略する。
入口14と出口16とを有する弁ケーシング12を含む。第１
図に示す弁は入口14と同様に導管20を介して図示しない
マスタシリンダに連結される付加的な接続部18を有す
る。出口16は導管22を介して図示しない車輪ブレーキシ
リンダに連結される。第２図ないし第５図に示す弁の入
口14および出口16にも対応する接続が行われるが、説明
は省略する。
図示された５つの弁のそれぞれは、弁ケーシング12で
囲まれた弁室24を含み、この室の圧力は出口16とほぼ同
一である。図示各弁の弁ケーシング12は、２つの封止リ
ング26、28によって囲まれたソケット状の下方部分にし
て、図示しない通常のブレーキ圧力調節器のハウジング
に挿入可能のソケット状の下方部分を有する。
囲まれた弁室24を含み、この室の圧力は出口16とほぼ同
一である。図示各弁の弁ケーシング12は、２つの封止リ
ング26、28によって囲まれたソケット状の下方部分にし
て、図示しない通常のブレーキ圧力調節器のハウジング
に挿入可能のソケット状の下方部分を有する。
図示各弁10は、コイル32とアーマチュア34とを有する
電磁石30を含み、コイル32は、弁ケーシング12の内側ま
たは回りに配置される。これまた弁10に含まれるアーマ
チュア34は、弁ケーシング12の内側でその主軸線Ａに沿
って移動可能に案内される。第１図、第２図、第４図、
第５図の弁の場合、アーマチュア34は円錐形の弁閉鎖部
材38を含む弁部分36を作動せしめ、弁閉鎖部材38は環状
の弁座42が形成されている弁部分40と共働する。第３図
の実施例の場合は、アーマチュア34はスリーブ状の弁部
材40を作動せしめ、弁部材40は環状の弁座42を有してお
り、また弁閉鎖部材38を含む弁部分36は弁ケーシング12
に対して静止している。
電磁石30を含み、コイル32は、弁ケーシング12の内側ま
たは回りに配置される。これまた弁10に含まれるアーマ
チュア34は、弁ケーシング12の内側でその主軸線Ａに沿
って移動可能に案内される。第１図、第２図、第４図、
第５図の弁の場合、アーマチュア34は円錐形の弁閉鎖部
材38を含む弁部分36を作動せしめ、弁閉鎖部材38は環状
の弁座42が形成されている弁部分40と共働する。第３図
の実施例の場合は、アーマチュア34はスリーブ状の弁部
材40を作動せしめ、弁部材40は環状の弁座42を有してお
り、また弁閉鎖部材38を含む弁部分36は弁ケーシング12
に対して静止している。
図示各弁10は無電流状態で開である。この態様は、ア
ーマチュア34を開方向、すなわち図において上方に押付
ける戻しばね44によって与えられる。戻しばね44は、第
４図および第５図に示すように弁ケーシング12に直接支
持されてもよく、第１図ないし第３図に示すように弁ケ
ーシング12に固定された孔あきのディスク46に支持され
てもよい。第１図および第２図において、ディスク46
は、アーマチュア34により作動せしめられる弁部分36の
ための案内としても作用する。
ーマチュア34を開方向、すなわち図において上方に押付
ける戻しばね44によって与えられる。戻しばね44は、第
４図および第５図に示すように弁ケーシング12に直接支
持されてもよく、第１図ないし第３図に示すように弁ケ
ーシング12に固定された孔あきのディスク46に支持され
てもよい。第１図および第２図において、ディスク46
は、アーマチュア34により作動せしめられる弁部分36の
ための案内としても作用する。
第１図ないし第５図において、弁ケーシング12内の弁
部分36、40と同軸に、円筒形の制御室48が形成されてお
り、その圧力は弁部分36、40の相対的位置に無関係に入
口14と同一である。制御室48は第１図と第３図ないし第
５図においては底部近くにおいて、また、第２図におい
ては頂部近くにおいて、調節部材50によって画成されて
いる。第１図ないし第４図に示す調節部材50は、ばね52
によって正常時に不作動位置へと付勢されるピストンで
あり、このとき制御室48の容積は最小容積である。第５
図において調節部材50はダイアフラムであり、それ自身
で不作動位置をとる傾向を有する。いずれの場合にも、
調節部材50の不作動位置は弁ケーシング12の設計によっ
て厳密に決定される。
部分36、40と同軸に、円筒形の制御室48が形成されてお
り、その圧力は弁部分36、40の相対的位置に無関係に入
口14と同一である。制御室48は第１図と第３図ないし第
５図においては底部近くにおいて、また、第２図におい
ては頂部近くにおいて、調節部材50によって画成されて
いる。第１図ないし第４図に示す調節部材50は、ばね52
によって正常時に不作動位置へと付勢されるピストンで
あり、このとき制御室48の容積は最小容積である。第５
図において調節部材50はダイアフラムであり、それ自身
で不作動位置をとる傾向を有する。いずれの場合にも、
調節部材50の不作動位置は弁ケーシング12の設計によっ
て厳密に決定される。
調節部材50は、入口14の流体圧力が出口16の流体圧力
より充分に高いとき、不作動位置からストップ位置に移
動せしめられる。第１図、第３図ないし第５図におい
て、この移動は下方運動で、第２図においては上方運動
である。各実施例において、ストップ位置すなわち衝当
位置は、弁ケーシング12内に形成された肩54によって決
定される。
より充分に高いとき、不作動位置からストップ位置に移
動せしめられる。第１図、第３図ないし第５図におい
て、この移動は下方運動で、第２図においては上方運動
である。各実施例において、ストップ位置すなわち衝当
位置は、弁ケーシング12内に形成された肩54によって決
定される。
調節部材50は、ストップ位置にあるとき弁10の全開を
防止する。第１図において調節部材50がストップ位置に
あるとき、部材50に形成されたピストンロッド56が弁閉
鎖部材38の正常の開放ストロークＢを距離Ｃだけ減少せ
しめる。この距離Ｃは、調節部材50が不作動位置からス
トップ位置まで移動可能な距離である。従って弁は部分
的にのみ開き、弁閉鎖部材38と弁座42との間の流体流は
所望の範囲に制限される。
防止する。第１図において調節部材50がストップ位置に
あるとき、部材50に形成されたピストンロッド56が弁閉
鎖部材38の正常の開放ストロークＢを距離Ｃだけ減少せ
しめる。この距離Ｃは、調節部材50が不作動位置からス
トップ位置まで移動可能な距離である。従って弁は部分
的にのみ開き、弁閉鎖部材38と弁座42との間の流体流は
所望の範囲に制限される。
第３図ないし第５図において、弁座42の正常の開スト
ロークＢは距離Ｃだけ減少せしめられ、調節部材50がス
トップ位置にあるとき制限された流体流のみが許容され
る。
ロークＢは距離Ｃだけ減少せしめられ、調節部材50がス
トップ位置にあるとき制限された流体流のみが許容され
る。
第２図は、弁の全開を防止して流れに絞り効果を与え
る別の設計を示している。調節部材50は弁部分40と一体
で、弁部分40は電磁石とは独立であり、この実施例で
は、弁座42を担持している。調節部材50がストップ位置
にあるとき、すなわち、この実施例の場合、その最上端
位置にあるとき、弁閉鎖部材38と弁座40とが調節部材50
の不作動位置に関して距離Ｃだけ上方に変位せしめられ
る。すなわち、弁が開き始めると、弁閉鎖部材38の全開
ストロークＢのうちの部分Ｃは既に使用されているか
ら、弁閉鎖部材38は調節部材50がストップ位置にあると
きは距離Ｂマイナス距離Ｃだけしか弁座42から離れるこ
とができない。
る別の設計を示している。調節部材50は弁部分40と一体
で、弁部分40は電磁石とは独立であり、この実施例で
は、弁座42を担持している。調節部材50がストップ位置
にあるとき、すなわち、この実施例の場合、その最上端
位置にあるとき、弁閉鎖部材38と弁座40とが調節部材50
の不作動位置に関して距離Ｃだけ上方に変位せしめられ
る。すなわち、弁が開き始めると、弁閉鎖部材38の全開
ストロークＢのうちの部分Ｃは既に使用されているか
ら、弁閉鎖部材38は調節部材50がストップ位置にあると
きは距離Ｂマイナス距離Ｃだけしか弁座42から離れるこ
とができない。
第１図の弁10には、自動車のアンチロック装置の公知
の部分の詳細が一部示される。導管20、22を連結し閉止
弁60と蓄圧器62とポンプ64とを含む導管58が示される。
弁10と同様に閉止弁60も電磁的に作動せしめられるが、
これは正常時閉である。
の部分の詳細が一部示される。導管20、22を連結し閉止
弁60と蓄圧器62とポンプ64とを含む導管58が示される。
弁10と同様に閉止弁60も電磁的に作動せしめられるが、
これは正常時閉である。
アンチロック制御時に閉止弁60は、通常のように弁10
の閉鎖時に、または閉鎖の直後に開となされ、導管22に
連結されるブレーキからのブレーキ流体ははじめに蓄圧
器62に取上げられ、次にポンプ64によって導管20に戻さ
れ、マスタシリンダに戻される。第２図ないし第５図に
示す弁についてもアンチロック制御時の動作は同様であ
る。
の閉鎖時に、または閉鎖の直後に開となされ、導管22に
連結されるブレーキからのブレーキ流体ははじめに蓄圧
器62に取上げられ、次にポンプ64によって導管20に戻さ
れ、マスタシリンダに戻される。第２図ないし第５図に
示す弁についてもアンチロック制御時の動作は同様であ
る。
第２図の弁では、調節部材50が差動ピストンすなわち
段つきピストンであり、弁ケーシング12の対応する段つ
き孔内で案内され封止される。ピストンの封止部間の区
域はリリーフ通路66を介して大気に連通せしめられる。
第２図において、一方向弁68が弁ケーシング12内にて調
節部材50と並列に配置され、入口14に連通する図示しな
い導管へと出口16から流れる戻り流体によって、圧力補
償を可能とする。
段つきピストンであり、弁ケーシング12の対応する段つ
き孔内で案内され封止される。ピストンの封止部間の区
域はリリーフ通路66を介して大気に連通せしめられる。
第２図において、一方向弁68が弁ケーシング12内にて調
節部材50と並列に配置され、入口14に連通する図示しな
い導管へと出口16から流れる戻り流体によって、圧力補
償を可能とする。
第３図に示す実施例において、弁閉鎖部材38はケーシ
ングに固定され、ロッド状の円筒形の延長部70を有し、
環状の弁座42を有するスリーブ状の弁部分40が、アーマ
チュア34の制御を受けて延長部70上を案内される。延長
部70の上端は肩54を画成し、これが調節部材50のストッ
プ位置を決定する。調節部材50は、休止位置からストッ
プ位置まで距離Ｃを移動して、弁部分40の正常全開スト
ロークＢを距離Ｃだけ減少せしめる。
ングに固定され、ロッド状の円筒形の延長部70を有し、
環状の弁座42を有するスリーブ状の弁部分40が、アーマ
チュア34の制御を受けて延長部70上を案内される。延長
部70の上端は肩54を画成し、これが調節部材50のストッ
プ位置を決定する。調節部材50は、休止位置からストッ
プ位置まで距離Ｃを移動して、弁部分40の正常全開スト
ロークＢを距離Ｃだけ減少せしめる。
第３図の弁閉鎖部材38の延長部70は軸方向貫通孔72を
有し、孔72は、調節部材50に形成されて制御室48に開く
軸方向貫通孔74に連通している。ここで制御室48は入口
14に永久的にかつ少くとも実質的な絞りなしに連通す
る。第３図において、弁閉鎖部材38は、関連する弁部分
36が弁ケーシング12の閉鎖部分76に圧入されることによ
って弁ケーシングに固定される。弁部分36が圧入される
深さの選択によって、調節部材50が移動可能の距離Ｃが
決定される。
有し、孔72は、調節部材50に形成されて制御室48に開く
軸方向貫通孔74に連通している。ここで制御室48は入口
14に永久的にかつ少くとも実質的な絞りなしに連通す
る。第３図において、弁閉鎖部材38は、関連する弁部分
36が弁ケーシング12の閉鎖部分76に圧入されることによ
って弁ケーシングに固定される。弁部分36が圧入される
深さの選択によって、調節部材50が移動可能の距離Ｃが
決定される。
第４図において、付加的な接続部18が弁ケーシング12
の入口14に隣接して設けられ、これは第１図において入
口14から遠い他端に設けられているものと対比される。
さらに第４図においては、調節部材50が弁閉鎖部材38と
制御室48との間に軸方向に配置されている。調節部材50
は、第３図と同様に軸方向貫通孔74を有する。第４図に
おいて、弁部分36のピストン状の中央部78が孔74内で案
内される。孔74の直径は弁座42の有効直径より小であ
る。従って、ばね52の存在に拘わらず、入口14に作用す
る圧力が摩擦および弁部分36とアーマチュア34との移動
に抗する抵抗力、例えば弁の配置によって作用する重力
などに打勝つに充分であれば、弁10は開く傾向を持つ。
第４図の弁はばね52が破損しても機能を失わない。
の入口14に隣接して設けられ、これは第１図において入
口14から遠い他端に設けられているものと対比される。
さらに第４図においては、調節部材50が弁閉鎖部材38と
制御室48との間に軸方向に配置されている。調節部材50
は、第３図と同様に軸方向貫通孔74を有する。第４図に
おいて、弁部分36のピストン状の中央部78が孔74内で案
内される。孔74の直径は弁座42の有効直径より小であ
る。従って、ばね52の存在に拘わらず、入口14に作用す
る圧力が摩擦および弁部分36とアーマチュア34との移動
に抗する抵抗力、例えば弁の配置によって作用する重力
などに打勝つに充分であれば、弁10は開く傾向を持つ。
第４図の弁はばね52が破損しても機能を失わない。
第５図に示す弁は、調節部材50がダイアフラムである
という特徴以外に、第３図とは異なり、軸方向貫通孔72
が弁部分36を貫通して延び、弁部分36は調節部材50に連
結されて一緒に柚方向運動を行うようになされている。
という特徴以外に、第３図とは異なり、軸方向貫通孔72
が弁部分36を貫通して延び、弁部分36は調節部材50に連
結されて一緒に柚方向運動を行うようになされている。
第１図ないし第５図は本発明の電磁弁の５つの実施例を
それぞれ示す軸方向断面図である。 10……弁、12……弁ケーシング、14……入口、16……出
口、 18……付加的接続部、30……電磁石、36、40……弁部
分、 38……弁閉鎖部材、42……弁座、46……戻しばね、50…
…調節部材、 52……ばね、70……ロッド状延長部、72、74……軸方向
通路
それぞれ示す軸方向断面図である。 10……弁、12……弁ケーシング、14……入口、16……出
口、 18……付加的接続部、30……電磁石、36、40……弁部
分、 38……弁閉鎖部材、42……弁座、46……戻しばね、50…
…調節部材、 52……ばね、70……ロッド状延長部、72、74……軸方向
通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−55252（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−275869（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−53376（ＪＰ，Ａ) 特表 平４−500340（ＪＰ，Ａ) 特表 平４−506327（ＪＰ，Ａ) 欧州特許出願公開291649（ＥＰ，Ａ ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16K 31/06 - 31/42 B60T 8/32
Claims (2)
- 【請求項１】自動車のアンチロック装置用の電磁作動弁
にして、 入口（14）および出口（16）を有する弁ケーシング（1
2）と、 一方が弁閉鎖部材（38）を含み、他方が弁座（42）を含
む２つの弁部分（36、40）と、 電磁石（30）および戻しばね（44）にして、前記２つの
弁部分（36,40）の一方を他方に対して開位置と閉位置
との間で前後に移動させるための、電磁石（30）および
戻しばね（44）と、 弁ケーシング（12）内に配置された調節部材（50）にし
て、入口（14）と出口（16）との間の差圧に応答して、
不作動位置から、弁の全開を防止するところのストップ
位置へと移動可能である調節部材（50）と、 を備える電磁作動弁において、 前記電磁石（30）によって移動せしめられる弁部分（3
6）が、ピストンのように、前記調節部材（50）に形成
されている軸方向貫通孔（74）内を軸方向に移動可能に
案内されることを特徴とする電磁作動弁。 - 【請求項２】請求項１に記載の弁にして、前記弁座（4
2）が前記調節部材（50）内の孔（74）より大きい直径
を有することを特徴とする電磁作動弁。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3934771.0 | 1989-10-18 | ||
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|---|---|
| JPH03134385A JPH03134385A (ja) | 1991-06-07 |
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ID=6391722
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| JP2280526A Expired - Fee Related JP3030074B2 (ja) | 1989-10-18 | 1990-10-18 | 電磁作動弁 |
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| JP (1) | JP3030074B2 (ja) |
| KR (1) | KR100230099B1 (ja) |
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