JP3028626B2 - X線透視画像処理装置 - Google Patents

X線透視画像処理装置

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JP3028626B2
JP3028626B2 JP3059301A JP5930191A JP3028626B2 JP 3028626 B2 JP3028626 B2 JP 3028626B2 JP 3059301 A JP3059301 A JP 3059301A JP 5930191 A JP5930191 A JP 5930191A JP 3028626 B2 JP3028626 B2 JP 3028626B2
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JP
Japan
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image
fluoroscopic image
ray fluoroscopic
processing
ray
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JP3059301A
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幸一 柴田
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Publication date
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、X線TV透視システ
ムで得られるX線透視画像の画像処理を行なうX線透視
画像処理装置に関し、とくにX線透視下で得られる連続
的な複数フレームの画像の処理を行なうX線透視画像処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線TV透視システムは、X線管からの
X線照射により得られるX線透視画像を、イメージイン
テンシファイアとTVカメラとを組み合わせてビデオ信
号に変換し、これをTVモニター装置に送って表示し、
観察するものである。このX線TV透視システムにおい
て、従来より、患者のX線被曝の軽減のため、X線透視
を終了する際、その最後の透視像をフレームメモリ等に
記憶しておいて、再生することにより終了後も透視像を
表示するという、いわゆるラストフレームメモリ処理の
手法がよく使われている。その際、透視画像はX線量が
少ない状態で得るために量子ノイズが多いことから、透
視画像の記録・再生に関して積分処理等のノイズ低減処
理を行なうことが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、単に積分処理を行なうだけなので、ノイズの低減効
果しか得られず、画像のコントラストなどは不十分であ
るという問題がある。とくに、胸部などのように、肺野
のような明るい部分と心臓部のような暗い部分とが共存
する部位では、双方に重畳する微細構造の部分の読解が
困難となる。このような場合、双方に共存する微細構造
を同時に明瞭に表示するためのコントラスト処理が自動
的に行なわれることが望まれ、その処理としてアンシャ
ープマスキング処理が考えられるが、処理時間が長いと
いう欠点がある。
【0004】この発明は、微細構造の観察が容易な、コ
ントラストの高いアンシャープマスキング像を短時間に
得ることができる、X線透視画像処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるX線透視画像処理装置においては、
X線透視画像のビデオ信号を、複数フレームの間で、対
応する画素位置を一致させながら加算することにより積
分像を得るとともに、対応する画素位置をシフトさせな
がら加算することによりボケ像を得て、これらをそれぞ
れ重み付けした後に減算することが特徴となっている。
積分像の作成とボケ像の作成とを同時に平行して行なう
ことができるため、高速にこれらの像を得ることがで
き、従来の積分処理のみの場合と同程度の短い時間でア
ンシャープマスキング像を得ることができる。
【0006】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。図1において、図示しない
X線透視TVシステムのTVカメラからX線透視画像の
ビデオ信号が、1フレームずつ順次送られてきており、
このビデオ信号がA/D変換器2においてデジタル信号
に変換される。通常の透視時には、このデジタル信号
は、b側に倒れているスイッチ1を経てウインドウ処理
器3に送られ、階調のうちの所定のウインドウ内のみが
強調されるウインドウ処理(一種の階調変換)を受け
る。その後D/A変換器4を経てアナログのビデオ信号
に戻され、図示しないTVモニター装置などに送られて
表示される。
【0007】図示しない透視スイッチをオフすると、デ
ジタル化された画像データは、フレームメモリ5、6の
出力データと加算器7、8において加算されて再びフレ
ームメモリ5、6に書き込まれる。すなわち透視スイッ
チをオフした後も、しばらくの間はX線照射が行なわれ
てX線透視画像のビデオ信号が送られてくるようになっ
ており、その画像データが上記のようにフレームメモリ
5、6に書き込まれる。
【0008】フレームメモリ5、6はそれらのアドレス
がメモリアドレスコントローラ12で制御されている。
フレームメモリ5については、新たなフレームの画像デ
ータが加算器7に送られてきたとき、その各画素と対応
する画素位置のデータが読出される。これにより対応す
る画素の位置を一致させながら画素毎にデータの加算が
行なわれ、その加算後のデータがフレームメモリ5に書
き込まれる。したがって、画像の、時間方向での積分が
行なわれることになり、このフレームメモリ5には積分
像が形成されていく。
【0009】これに対して、フレームメモリ6の読出ア
ドレスは、垂直方向及び水平方向にずらされる。すなわ
ち、加算器8では、入力画像データのある位置の画素デ
ータと、フレームメモリ6からの読出画像データの同じ
位置の画素データとを加算するのではなく、ずれた位置
の画素データとを加算する。これにより画像全体をシフ
トさせた状態で重ね合わせたような処理(いわゆるシフ
ト積分)を行なうことができ、フレームメモリ6におい
てボケ像を作成することができる。
【0010】これらフレームメモリ5、6における単純
な積分およびシフト積分が終了した後、それらで形成さ
れた積分像の画像データ及びボケ像の画像データは、そ
れぞれ乗算器9、10によって重み付けされる。そして
重み付け後のこれらの画像データは減算器11に送られ
て対応する画素データ同士の減算が行なわれる。このと
き、a側に倒れているスイッチ1を経て減算器11の出
力データがウインドウ処理器3に送られる。このウイン
ドウ処理器3でのウインドウ処理は上記の透視時と同様
であり、その後D/A変換器4を経てアナログのビデオ
信号に戻され、図示しないTVモニター装置などに送ら
れて表示される点も同様である。
【0011】このように積分像からボケ像が減算される
ため、アンシャープマスキング処理を行なったことにな
り、コントラストの高い画像を得ることができる。しか
も、積分像の作成とボケ像の作成とは同時に平行して行
なわれるため、従来の積分処理のみの場合と比較して処
理時間が余計にかかることもない。
【0012】なお、上記の実施例では透視終了時のいわ
ゆるラストフレームメモリ処理においてアンシャープマ
スキング処理を行なっているが、このようなラストフレ
ームメモリ処理に限らず、透視中の任意の時間にボタン
操作などによってこのような処理を行なわせることもで
きる。
【0013】
【発明の効果】以上、実施例について説明したように、
この発明のX線透視画像処理装置によれば、アンシャー
プマスキング像が高速に得られるため、術者が最も見た
い微細構造を明瞭に表すX線透視画像を、従来の積分処
理のみの場合と同程度の処理時間で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図。
【符号の説明】 1 スイッチ 2 A/D変換器 3 ウインドウ処理器 4 D/A変換器 5 積分像用フレームメモリ 6 ボケ像用フレームメモリ 7、8 加算器 9、10 乗算器 11 減算器 12 メモリアドレスコントローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線透視画像のビデオ信号を、複数フレ
    ームの間で、対応する画素位置を一致させながら加算す
    る第1の積分手段と、対応する画素位置をシフトさせな
    がら加算する第2の積分手段と、それらの積分結果をそ
    れぞれ重み付けする手段と、重み付け後の両積分結果を
    減算する減算手段とを備えることを特徴とするX線透視
    画像処理装置。
JP3059301A 1991-02-28 1991-02-28 X線透視画像処理装置 Expired - Lifetime JP3028626B2 (ja)

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JP5897309B2 (ja) * 2011-11-25 2016-03-30 和人 内田 画像処理方法及び装置
JP5689921B2 (ja) * 2013-06-05 2015-03-25 株式会社東芝 X線診断装置及び画像処理装置

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