JP3027391B2 - トランクリッドロック装置 - Google Patents

トランクリッドロック装置

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JP3027391B2
JP3027391B2 JP13219790A JP13219790A JP3027391B2 JP 3027391 B2 JP3027391 B2 JP 3027391B2 JP 13219790 A JP13219790 A JP 13219790A JP 13219790 A JP13219790 A JP 13219790A JP 3027391 B2 JP3027391 B2 JP 3027391B2
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latch
claw
striker
lever
base
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JP13219790A
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良夫 湯山
史朗 村上
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U-SHINLTD.
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のトランクリッドロック装置に関する
ものである。
(従来の技術) 自動車のトランクリッドのロック装置は、一般に車体
側に設けられたストライカと、リッド側に設けられたラ
ッチ及びクローレバーと、シリンダ錠とから構成されて
いる。
前記ラッチはリッドに固着されたベースに回動自在に
枢着され、ストライカと噛合するようになっている。ま
た、クローレバーはベースに回動自在に枢着され、前記
ラッチと係合して当該ラッチとストライカの噛合を保持
するようになっている。そして、シリンダ錠のキー操作
又は運転席からのレバー操作によりクローレバーが回動
してラッチとの係合が外れると、ラッチとストライカの
噛合が解除されてリッドが開放されるようになってい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の装置は、ラッチとクローレバー
の端面同志が接触して係合するため、異常な衝撃、例え
ば追突や衝突等により、リッドが開く方向に大きな作用
を受けた場合、ラッチが板厚方向にずれてクローレバー
との係合が外れてロックが解除され、リッドが開いてし
まうという虞れがあった。
そこで、ベースにラッチとクローレバーとを取り付け
た後、これらの上にカバープレートを被せてラッチとク
ローレバーが互いに板厚方向にずれないようにしたもの
があるが、これではカバープレートを付加した分だけ重
量が増加するうえ、取付け作業が煩雑になるという問題
があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、重量
の増加や取付けの煩雑性を伴わない簡単な構造で、ラッ
チとクローレバーとの係合の外れを防止することができ
るトランクリッドロック装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本発明は、ベース面上に回
転自在に枢着され、ストライカと噛合するラッチと、ベ
ース面上に回動自在に枢着され、前記ラッチと係合して
ラッチとストライカの噛合を保持するクローレバーとを
備えたトランクリッドロック装置において、 ラッチとクローレバーの係合部近傍にラッチの上面に
張り出す張出部をクローレバーに設けたものである。
(作用) 前記構成によれば、ラッチとクローレバーの係合部で
は、ラッチの板厚方向へのずれが張出部及びベースによ
って阻止される。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を添付図面に従って説明す
る。
第1図において、U字形状のストライカ1は、自動車
のトランクルームの車体側の縁2に門形に固着され、ト
ランクリッド3(第2図参照)を閉じた際にトランクリ
ッド3の内側に取り付けられたベース4の切欠部5に嵌
入するようになっている。
ラッチ6は、ベース4に支軸7で回動自在に枢着さ
れ、ベース4の切欠部5と交差する噛合部8と、後述す
るクローレバー13の係合爪部15が係合する係合凹部9
と、スプリング10の一端が掛止される折曲部11とを有し
ている。このラッチ6は、第1図において時計回りに回
動してストライカ1と噛合した際にその噛合部8がベー
ス4の切欠部5を閉じ、反時計回りに回動した際にその
一端面がベース4の縁曲げ部12に当接して係止し、ベー
ス4の切欠部5を開くようになっている。
クローレバー13は、ベース4に支軸14で回動自在に枢
着され、前記ラッチ6の係合凹部9と係合する係合爪部
15と、該係合爪部15の近傍に前記スプリング10の他端が
掛止される折曲部16とを有している。折曲部16には、係
合爪部15がラッチ6の係合凹部9と係合した際にラッチ
6の面に張り出す張出部17が形成されている。この張出
部17は折曲部16に掛止したスプリング10の略中間部と接
触するようになっている。前記クローレバー13の一端は
図示しないシリンダ錠にロッド18で連結され、他端は図
示しないワイヤで運転席のオープンレバーに連結されて
いる。
前記ラッチ6及びクローレバー13は、スプリング10に
より互いに引き合うように付勢されている。すなわち、
ラッチ6は支軸7を中心に第1図において反時計回り
に、クローレバー13は支軸14を中心に時計回りに付勢さ
れている。
以上の構成からなるシリンダ錠において、ロック状態
では第1図に示すように、ラッチ6の係合凹部9とクロ
ーレバー13の係合爪部15が係合し、ストライカ1がラッ
チ6の噛合部8と噛合してベース4の切欠部5に閉じ込
められている。また、クローレバー13の張出部17が第4
図に示すようにラッチ6の面上に張り出して近接してい
るため、ラッチ6が板厚方向へずれようとしても、当該
張出部17及びベース4に阻止される結果、係合爪部15と
係合凹部9との係合が外れることはない。
このロック状態で、キー操作によりシリンダ錠を解錠
すると、ロッド18が矢印A方向に押し込まれ、クローレ
バー13が支軸14を中心に反時計回りに回動してその係合
爪部15がラッチ6の係合凹部9より離脱する。運転席か
らのレバー操作により矢印B方向に引き込んでも同様で
ある。これにより、第2図に示すように、ラッチ6がス
プリング10の付勢力により反時計回りに回動する結果、
ベース4の切欠部5が開放され、ストライカ1が当該切
欠部5から離脱してアンロック状態となり、リッド3が
開放可能となる。このとき、ラッチ6の一端がベース4
の縁曲げ部12に衝突してその衝撃によりスプリング10が
振動するが、クローレバー13の張出部17がスプリング10
に接触しているので、振動が緩和されて異音の発生が防
止される。
続いて、第2図に示す状態からリッド3を押し下げる
と、ラッチ6の噛合部8にストライカ1が当接するの
で、ラッチ6はストライカ1に押されてスプリング10の
付勢力に抗して第2図中時計回り方向に回動し、クロー
レバー13の係合爪部15がラッチ6の係合凹部9に嵌入し
て係合する。これと同時に、ラッチ6の噛合部8がスト
ライカ1と噛合してベース4の切欠部5を閉じ、第1図
に示すロック状態となる。この時の衝撃によりスプリン
グ10は振動するが、前記同様に張出部17が接触して振動
が緩和されるので、異音が発生することはない。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ラ
ッチの上面に張り出す張出部をクローレバーに設けると
いう簡単な構造で、ラッチとクローレバーの係合の外れ
が防止され、重量の増加や組付作業の煩雑性が回避され
るという効果を有している。
【図面の簡単な説明】 第1図,第2図はトランクリッドロック装置のそれぞれ
ロック,アンロック状態を示す正面図、第3図は第1図
に示すトランクリッドロック装置の上面図、第4図は第
1図のI方向から見たトランクリッドロック装置の部分
矢視図である。 1…ストライカ、4…ベース、6…ラッチ、13…クロー
レバー、17…張出部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース面上に回転自在に枢着され、ストラ
    イカと噛合するラッチと、ベース面上に回動自在に枢着
    され、前記ラッチと係合してラッチとストライカの噛合
    を保持するクローレバーとを備えたトランクリッドロッ
    ク装置において、 ラッチとクローレバーの係合部近傍に、ラッチの上面に
    張り出す張出部をクローレバーに設けたことを特徴とす
    るトランクリッドロック装置。
JP13219790A 1990-05-22 1990-05-22 トランクリッドロック装置 Expired - Lifetime JP3027391B2 (ja)

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JPH0427088A JPH0427088A (ja) 1992-01-30
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