JP3023983B2 - リボフラビン組成物および製造方法 - Google Patents

リボフラビン組成物および製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、リボフラビン栄養組成物とその製造方法に
関するものである。
背景技術 ビタミンB2としても知られているリボフラビン、ビタ
ミンG、およびラクトフラビン(lactoflavin)らは、
タンパク質、脂肪、核酸の代謝において生理学的に重要
な役割を果たしている。リボフラビンは必須Bビタミン
と考えられているので自然発生するリボフラビンの量を
補充するため家禽類や家畜の飼料にリボフラビンを添加
している。世界的に必要なリボフラビン補給量はおよそ
140万キログラムである。
動物用飼料最終製品は、一般に濃縮予備混合物(prem
ixes)(以下、プレミックスと称す。)と飼料本体(th
e bulk of the feed)を混合して製造する。プレミック
スは純粋ビタミンもしくは栄養素と適した担体(carrie
r)とをブレンドしたものである。プレミックスと飼料
本体とを混合することにより最終供給原料中のビタミン
が均質に、もしくは均等な分布となる。プレミックスで
はなく純粋ビタミンを直接飼料本体に添加した場合、き
わめて高い確率で不均一な分布となる可能性がある。ま
た、純粋ビタミンが静電気を帯びている場合や、流動性
(flowability)、分散性(dispersability)に劣って
いる場合および/または吸湿性がある場合は、飼料本体
にビタミンを添加すると不均等な分布となる可能性が高
い。このため、通常は濃縮ビタミンを直接飼料本体に添
加することはない。
リボフラビン濃度が90重量%以上の生成物は、一般に
嵩密度(bulk density)が低く、静電気を発生し、粒子
サイズが小さく、流動性に劣り、吸湿性が高い。粒子は
静電荷を発生あるいは帯電しやすいため秤、搬送、混
合、貯蔵装置の表面に付着してしまう。粒子サイズが小
さくなるほど静電荷は増加する傾向がある。高純度リボ
フラビンの静電荷は、両端部が極を形成する糸状リボフ
ラビン結晶が原因であるという報告がなされている。吸
湿性とは、物質が周囲から水分を吸収する特性と指して
いる。吸湿特性があるため、高純度リボフラビンは湿度
の低い環境に保存しなくてはならない。流動性とは、物
質が滑らかに連続して流れることができる容易さを指し
ている。流動性は、嵩密度に比例して増加し、静電荷や
吸湿性で劣化する。
最終供給原料中のビタミンを均等に分布するため、飼
料製造業者は次のような特性を備えたプレミックスを求
めている。すなわち、ビタミンが安定し、流動性に優
れ、静電荷を最小に抑えることができ、吸湿性が極めて
少ないプレミックスである。容積、重量次第である輸送
費を節約し、貯蔵費を最小限に抑え、取扱いを容易にす
るため、有効性に優れ、嵩密度で製造可能で、容積が小
さなプレミックスを飼料製造業者は求めている。
静電荷が最小で、有用性(potency)に優れ、嵩密度
が高く、流動性が向上し、吸湿性を最小に抑えたリボフ
ラビン生成物を製造するためさまざまな研究が従来なさ
れてきた。Cannalonga et al.の米国特許No.3,959,47
2(1976)では、自由に流動し、飛散することがなく、
静電気を帯びないとの報告があるリボフラビン生成物を
製造するため牡蛎殻の細粉やマルトリン(maltrin)を
添加している。この生成物は、一立方フィートあたり35
−36ポンド(lbs/ft3)の嵩密度の45−65%のリボフラ
ビンの組成を有している。この組成物は、リボフラビン
45−65%、牡蛎殻細粉が15−25%、マルトリン35%、珪
酸1−5%の重量比となる最終生成物を製造するようエ
マルジョンを噴霧乾燥(spray drying)して製造する。
その他市場で周知なリボフラビン生成物は、静電荷と
減少し、嵩密度を増加させ、流動性を向上させる他の担
体を含んでいる。例えば、Rhone Poulencが製造した登
録商標「MICROVIT RIBO」の供給飼料には大豆、油、乾
燥発酵可溶性物質が含まれている。他方、Hoffmann La
Rocheが製造した商標「ROVIMIX B2 80 SD」には20重
量%のスキムミルクが含まれている。
上述のように、通常90重量%以上の純度を備えたリボ
フラビン生成物には吸湿性があり、流動性に不都合な静
電特性を持っている。リボフラビン濃度が低い生成物
は、裏返せば輸送費や貯蔵費が余計にかかるということ
だが、有用性(potencies)が低い。このように、静電
荷や吸湿性が最小なため流動性が向上し、同時に嵩密度
が高くまた有用性が大きいため容積や輸送費が最小とな
るような材料を含んだリボフラビンが要望されている。
低コストの担体をほぼ純粋なリボフラビンに添加して上
述の物理特性が得られる場合は特に好ましい。
また、廉価で、入手が容易な担体を用いることによ
り、本発明の組成が上述の要件を満足することが分か
る。
発明の開示 本発明は、約70−90重量%のリボフラビンと約10−30
重量%の増量剤とから成るリボフラビン組成に関するも
のである。本発明のリボフラビン組成は、最低90重量%
の純度のリボフラビン生成物に比べ嵩密度、流動性が向
上し、また静電荷が低下している。また、他の実施例に
おいて、本発明は前記リボフラビン組成物の製造方法に
関するものである。本発明の製造方法は、少なくとも90
重量%の純度のリボフラビンと、揮発性があり無害な液
体と、増量剤とを混合して配合物を生成するステップ
と、前記配合物を乾燥するステップとから成る。
発明の詳細な説明 本発明は、嵩密度および有用性が高く、流動性に優れ
ており、静電荷が最小なリボフラビン組成に関するもの
であり、また前記リボフラビン組成物の製造に関するも
のである。本発明のリボフラビン組成物は、約70−90重
量%の範囲のリボフラビンと、増加剤として作用し、高
嵩密度、高流動性、最小静電荷など好ましい特性をリボ
フラビン組成に与える酵母、かび、バクテリア、あるい
は菌類、またはこれらの混合物約10−30重量%から成っ
ている。
本発明の製造方法は、少なくとも約90重量%の純度の
リボフラビン生成物に比べ嵩密度が高く、流動性が向上
し、静電荷が少なく、乾燥すると約70−90重量%の範囲
のリボフラビン濃度を有した配合物が製造されるよう約
96重量%の純度のリボフラビンと、揮発性があり無害な
液体と、酵母、かび、バクテリア、あるいは菌類、また
はこれらの混合物とを各々所要量十分に混合するステッ
プから成る。
上述のように、リボフラビン組成は主としてリボフラ
ビンと、酵母、かび、菌類、バクテリア、またはこれら
の混合物を含んだ混合物群から選択した増量剤とが約7:
3から9:1の重量比の範囲で形成されたものである。さら
に、リボフラビン組成物は、約2−8重量%の範囲の水
分またはその他の揮発性無害液と、約0−2重量%の範
囲の灰と、約0−2重量%の発酵可溶性物質から成って
いる。ここで用いている「発酵可溶性物質」という用語
は、細胞溶解産物(cell lysis)生成物と媒質栄養素
(media nutrients)を表している。また、組成物には
アミノ酸等の補助ビタミンや栄養素が含まれている。リ
ボフラビン組成物は、少なくとも90重量%の純度のリボ
フラビンに比べ嵩密度が大きく、静電荷が少なく、流動
性に優れている。
ここで使用している「静電荷が少ない」とは、最低90
重量%のリボフラビンと比較して判断したものである。
当該分野に精通した者が容易に行える比較方法として
は、本発明の組成物の取扱い器具への付着量が最低90重
量%の純度のリボフラビンの付着量に比べ減少している
か否かを観察することである。組成物の流動性が、以下
第2例に示されている改良ASTM法B213−83で測定した場
合に最低90重量%の純度のリボフラビン原料に比べ増大
している場合は、最低90重量%の純度のリボフラビンよ
りも本願の組成物のほうが流動性に優れている。最低90
重量%の純度のリボフラビン生成物よりも嵩密度、ある
いは単位面積あたりの重量が多い場合は、本願の組成物
は最低90重量%の純度のリボフラビンよりも嵩密度に優
れている。特定の実施例で得られる比嵩密度(specific
bulk densities)を以下の第2−4例において説明す
る。
本発明のリボフラビン組成物は動物用飼料や人間用の
栄養組成物に使用することができる。また、リボフラビ
ンにより黄色に着色されているため、本願のリボフラビ
ン組成物を着色剤としても使用することができる。
本発明の組成物用のリボフラビン原料には含有量が最
低90重量%のリボフラビン生成物、好ましくは最低96重
量%の含有量の生成物を用いる。最低90重量%以上のリ
ボフラビン含有量を有するリボフラビン生成物は、通
常、嵩密度が低く、静電荷を多く帯びており、流動性に
劣っている。最低約90重量%のリボフラビン含有量のリ
ボフラビンに増量剤を添加すると流動性が改善され、ま
た静電荷が減少する。96重量%以下のリボフラビン含有
量のリボフラビン生成物は本発明に係わる製造方法にお
いて供給原料として用いることができるが、最低96重量
%の純度のリボフラビン生成物のほとんどは、酵母、か
び、菌類、バクテリアあるいはこれらを混合したような
増量剤を添加して得られたものである。ここで用いてい
るリボフラビン生成物の「純度」という用語は、リボフ
ラビン生成物中のリボフラビンの重量パーセントを示し
ている。
最低90重量%のリボフラビン供給原料は、すなわち最
低90重量パーセントのリボフラビンを含有しているリボ
フラビン供給原料には、重量比の上では水分、灰、およ
び/または発酵可溶性物質が含まれている。
リボフラビン供給原料は、A,BまたはCのいずれかの
結晶タイプである。リボフラビン結晶のタイプは、嵩密
度あるいはその他本発明の最終リボフラビン組成物の所
望の特性に影響するものではないと考えられている。
本発明の主題事項たるリボフラビン組成物の増量剤の
成分に用られている酵母、かび、バクテリアあるいは菌
類は、人体および動物には無害であり、病原性のない微
生物であり、乾燥処理して不活性化(発酵力を失う)さ
れる。本発明の製造方法で使用している酵母は、エス.
ウーベラム(S.Uvarum)[エス.カールスバージェンシ
ス(S.carlsbergensisと同義],エス.ラクティス(S.
lactis),クライベロミケスフラジリス(Kluyveromyce
s fragilis)[サッカロミケスフラジリス(Sacchromy
ces fragilis)と同義],カンジドティリス(Candida
utilis)[すなわち、トルラ酵母菌],カンジダ キレ
ンマンディス(Candida quillienmondis)などである
が、これらの酵母に限定されるものではない。好ましい
酵母としては、サッカロミケス セレビジャ(Saccharo
myces cerevisiae)すなわち醸造酵母である。本発明
の製造方法で使用しているかびには、フッサリュム グ
ラミネアラム(Fusarium graminearum)、青かび族シ
クロピウム(Penicillium cyclopium)、トリコデルマ
ハルジャナム(Trichoderma hazianum)などがある
がこれらに限定されるものではない。菌類は、パエシロ
ミケス バリオーティ(Paecilomyces varioti),キ
ータミューム セルロース(Chaetomium cellulolytic
um)などであるがこれらに限定されるものではない。バ
クテリアは、メチルオフィラス メチルオテゥロファス
(Methlophilus methylotrophus)であるがこれに限定
されるものではない。
以上のように、本発明の製造方法ではリボフラビン含
有量が最低約96重量%のリボフラビン供給原料を使用し
ている。リボフラビン供給原料を所要量の液体で混合し
リボフラビンスラリー(riboflavin slurry)を生成す
る。この液体は、揮発性があり、本発明の製造方法で生
成した最終リボフラビン生成物中に含まれる量では動物
と人体には無害でなくてはならない。たとえば、水分や
エタノールなどである。
次に、このスラリーと所要量の酵母、かび、菌類、あ
るいはバクテリアもしくはこれらの混合物と混ぜ合わ
せ、配合物を造る。この酵母、かび、菌類あるいはバク
テリアは上記に示したもののうちいずれでもよい。
配合物を生成するためにリボフラビンおよび増量剤に
添加する液体の量は、特に乾燥工程において、純度が最
低約90重量%のリボフラビン生成物の嵩密度よりも大き
な嵩密度を有したリボフラビン混合物を生成できる量で
ある。配合物を生成するために添加される液体の量が生
成物中の残留水分の上限量を決めるが、それぞれ最終的
な生成物の嵩密度と残留水分量は混合および乾燥工程で
決まる。水分を含んだ配合物を乾燥する際にスプレー乾
燥法を用いた場合、液体に96重量%のリボフラビンと増
量剤とを混合すると乾燥混合法(dry mixing)で96重量
%のリボフラビンと増量剤から生成した混合物より嵩密
度が大きなスプレー乾燥処理した(spray−dried)リボ
フラビンが生成される。たとえば、温度や時間など特定
の乾燥工程の条件は、嵩密度が少なくとも約90重量%の
純度のリボフラビン生成物よりも大きくなるような水分
量をリボフラビン混合物が有するように選択する。嵩密
度を高め、また静電荷が最小となるよう乾燥リボフラビ
ン混合物中には最大8重量%の液体が保持されている。
嵩密度は、スプレー乾燥法の場合、部分的にではある
が配合物の固形分(solids concentration)で決まるこ
とが知られている。配合物中の固形分が多くなるほど、
リボフラビン混合生成物の嵩密度も大きくなる。このよ
うに、リボフラビン/増量剤/液体配合物中(riboflav
in/bulking agent/liquid blend)の液体量とは、少な
くとも約90重量%のリボフラビン生成物に比べ大きな嵩
密度を有したリボフラビン生成物を作り出せる程度の固
定分からなる配合物を生成するのに最低必要な量であ
る。しかしながらまた、96重量%リボフラビンと増量剤
に添加する液体の量とは、配合物中の液体を常に均質に
分布させるために十分な量でなくてはならない。当該技
術分野に精通した者であれば、リボフラビンおよび増量
剤に添加する液体の正確な分量は容易に判断できる。
リボフラビン/液体/増量剤配合物の固形分は、蒸発
させる液体の量を最小となる程度の量であるのが望まし
く、この結果、乾燥工程で費やされる時間と作業を最小
限にできる。しかしながら、配合物の固形分を高めると
いった経済性は、あくまで所望の固形分を作るために必
要十分な液体量や、配合物中の液体の均等混合といった
必要性とを比較考慮して判断しなくてはならない。この
ため、リボフラビン/液体/増量剤配合物中の固形分
は、乾燥処理量の最小限に抑え、また固形分を合物中に
十分確保し、液体の分布が均一になるよう通常約5−25
重量%、好ましくは約15−20重量%の範囲である。
使用している液体が水の場合、増量剤は乾燥醸造酵母
[サッカロミケス セレビジャ(Saccharomyces cerev
isiae)]、乾燥処理はスプレー乾燥法、またリボフラ
ビン/酵母/水のウエット配合物(wet blend)におけ
る所望な固形分は約150g/lとなる。これはすなわち、固
形分が約150g/lであれば、約5−8kg/ft3(185−296kg/
m3)の範囲の嵩密度を有し、また純度が約96重量%のリ
ボフラビンに比べて流動性が優れ、静電荷が少ないスプ
レー乾燥処理リボフラビン組成物が生成できるというこ
とが分かった。約150g/lの固形分からなるリボフラビン
/酵母/水配合物を生成するには、スラリー生成のため
96重量%のリボフラビン供給原料に添加する水の量は、
リボフラビン濃度を約120g/lとするのに足る量となり、
次に固形分が所望の150g/lにまでなるよう任意の量の酵
母を添加する。このような組み合わせにより約70−90重
量%のリボフラビン濃度と約10−30重量%の酵母濃度と
を有し、嵩密度が約5−8kg/ft3(185−296kg/m3)であ
るリボフラビン組成物が生成される。
リボフラビン/酵母/水配合物の固形分が約150g/lで
あるということは、以下に説明する第1例の条件でスプ
レー乾燥を行った場合に約5−8kg/ft3(185−296kg/
m3)の嵩密度を有したリボフラビン組成物を生成するの
に十分な量の水分を含んでいるということである。配合
物中の含有水分量が減少し固形分が約150g/l以上にまで
増加するとリボフラビン混合物の嵩密度も増加する。
スプレー乾燥のみ、あるいはトレー乾燥(tray dryin
g)、真空オーブン乾燥(vacuum oven drying)、流動
床乾燥(fluid bed drying)、またはこれらを組み合わ
せた方法を用いて所望の物理特性を有したリボフラビン
混合物を生成するためウエット配合物(wet blend)を
乾燥させ、次分散が効果的となり、静電荷が最小とな
り、また流動性が向上する程度の大きさになるまで組成
物粒子を細かくする媒質ミル(media mill)、ロールミ
ル(roll mill)、コロイドミル(colloid mill)、フ
ィン粉砕ハンマーミル(fin−grinding hammer mil
l)、および/またはジェットミル(jet mill)処理を
行う。静電荷を最小とすると同時に分布を均等にするに
は約40ミクロン以下の粒子サイズが効果的であることが
分かった。
上述したように、スプレー乾燥したリボフラビン/醸
造酵母/水配合物(the spray−dried riboflavin/brew
er's yeast/water blend)の嵩密度はスプレー乾燥器の
運転条件で決まることが分かった。リボフラビン組成物
の残留水分含有量(residual moisture content)は所
望の嵩密度を得るに十分な量でなくてはならないが、組
成物がくっついたり、固まったり、また流動性が劣化し
たりするほど多くてはいけない。スプレー乾燥器の流入
および流出温度が以下に示す第1例に記載の温度を超え
る場合、組成物は焦げてしまう。焼け焦げによりリボフ
ラビンが分解し、対生物活性(bioactivity)が劣化
し、さらに流動性が低下してしまう。これにたいし、流
入および流出温度が第1実験例の温度以下に低下した場
合、配合物の乾燥は不十分となり、くっつき易くなった
り、あるいは流動性の劣ったウエット生成物ができる。
以下の実験例は理解を助けるためのものであり、本発
明の主題事項を限定するものではない。
実験例 第1実験例:本発明のリボフラビン組成物の好適な製
造方法は、約120g/lのリボフラビン濃度を有したリボフ
ラビンスラリーを作るため純度約96のリボフラビン供給
原料に十分な量の水を添加するステップと、約150g/lの
固形分を有した配合物を生成するに十分な任意量の乾燥
醸造酵母と前記スラリーとを湿式混合するステップと、
流入温度が200−220℃で、流出温度が80−85℃であるス
プレー乾燥器内でスプレー乾燥するステップとからな
る。前記スプレー乾燥器は、スピニングディスクアトマ
イザー(spinning disk atomizer)もしくはその他のノ
ズルタイプである。前記スプレー乾燥器の流出温度が約
80−82℃の範囲であれば特に好ましい。この流出温度範
囲内でスプレー乾燥された混合物は、82℃以上約105℃
以下の流出温度範囲を有したスプレー乾燥器でスプレー
乾燥した組成物に比べわずかではあるが嵩密度が大きい
ことが分かった。
特に注意書きがない場合は、上記の製造方法を以下に
述べる全てのラン(run)の準備に適用している。
第2実験例:1から4までのランでは、酵母を添加した
結果スプレー乾燥したリボフラビン混合物の流動性、嵩
密度、粒径が向上したことを例示している。
ラン1から3では、第1実験例の製造方法は用いてお
らず、これに代わって、96重量%のリボフラビンと担体
を添加していない水とからなるスラリーをスピニングデ
ィスクアトマイザースプレー乾燥器(spinning disk at
omizer spray dryer)でスプレー乾燥して生成してい
る。ラン1から3は、約200−220℃の流入温度と約105
℃の流出温度を有したスプレー乾燥器でスプレー乾燥し
ている。ラン1から3までのリボフラビン供給原料は、
それぞれ純度が約96重量%の生産ロット(production l
ot)で生成されたものである。ラン1と2では同一リボ
フラビン生産ロットで生成されたリボフラビンを使用し
た。ラン3と4では、第二の生産ロットで生成されたリ
ボフラビンを使用した。
ラン2と4は、スプレー乾燥器の流出温度が約105℃
である点を除き第1実験例と同じ製造方法で生成された
ものである。このスプレー乾燥器はスピニングディスク
アトマイザーである。
流出温度が約80−85℃のスピニングディスクアトマイ
ザーを用いた第1実験例では、嵩密度はほとんど全て約
5−8kg/ft3(185−296kg/m3)の範囲にあり、この密度
範囲が好ましかった。流出温度約105℃で乾燥を行なっ
たラン2と4に示されているように、嵩密度は前記密度
範囲ではあるが、この範囲の下限側であった。このよう
な嵩密度の低下は、流出温度が105℃に上昇しラン2と
4の残留水分が減少したためである。
流動性は、以下のように修正したASTM法のB213−83で
測定した。すなわち、FMC Corp.製シントロンマグネテ
ィックバイブレータ(Syntron Magnetic Vibrator)V
−4−ACをリングスタンドの垂直部材の項に取付け、試
験材料がファンネル内を流れるよう25%に設定した。試
験結果は以下のとうりである。
第3実験例:ラン5から10までは、スプレー乾燥器の
流出温度が嵩密度に与える影響を示している。
ラン5と8では異なるリボフラビン生産ロットで生成
されたリボフラビン供給原料を使用した。ラン5と8
は、96重量%のリボフラビンおよび担体を添加していな
い水からなるスラリーをスピニングディスクアトマイザ
ーでスプレー乾燥して行った。ラン5と8では、約200
−220℃の流入温度と約105℃の流出温度でスプレー乾燥
を行った。ラン5、6、7ではそれぞれ同一の生産ロッ
トで生成されたリボフラビン供給原料を使用した。ラン
8、9、10ではそれぞれ第二の生産ロットで生成された
リボフラビンを使用した。
ラン6、7、9、10は、流出温度が以下の表に示した
とうりである点を除いて第1実験例で説明した方法と同
じ方法で行った。ラン6、7、9、10は、スピニングデ
ィスクアトマイザーでスプレー乾燥している。
各ランの流動性は第2の実験例で説明した方法で測定
した。
ラン6、7、9と10との比較から低流出温度では平均
粒径が増大することが分かる。また、ラン6と9との比
較では流出温度が好適範囲80−85℃以下に低下するにつ
れ、嵩密度と平均粒径が減少している。さらに、ラン9
と10との比較においては流出温度が好適範囲80−85℃を
超える場合、流動性と粒径の全てが減少した。
*データ未入手。データは、ラン1、3、5に近似し
ているものと予測される。すなわち、嵩密度は約0.050
−0.095g/ccであり、流動性は約0.024−0.098g/secであ
り、また平均粒径は約0.80−1.05ミクロンである。
第4実験例:ラン11から14までは、ラン2、4と比べ
た場合、流動性または嵩密度という点ではリボフラビン
80%、脱脂ミルク20%の生成物でもスプレー乾燥した80
%リボフラビン、乾燥醸造酵母20%の生成物においても
大差がなかったことを示している。このことは、乾燥醸
造酵母が脱脂ミルクよりも経済的な供給原料であるとい
う点は重要な意味がある。
ラン11と13は、約96重量%のリボフラビン純度をそれ
ぞれ有した異なる生産ロットで行った。ラン11と13は、
96重量%のリボフラビンおよび担体を添加していない水
からなるスラリーをスピニングディスクアトマイザーで
スプレー乾燥して行った。ラン11と13では、スプレー乾
燥器の流入温度は約200−220℃であり、流出温度は約10
5℃であった。ラン11と12では同一の生産ロットで生成
されたリボフラビン供給原料を使用した。また、ラン13
と14では第二の生産ロットで生成されたリボフラビンを
使用した。
ラン6、7、9、10は、乾燥醸造酵母の代わりに脱脂
ミルクを用いた点と、スプレー乾燥器の流出温度が105
℃であった点を除き第1実験例で説明した方法と同じ製
法で行った。ラン12と14は、スピニングディスクアトマ
イザーでスプレー乾燥処理した。
流動性は、第2実験例で説明したのと同一の方法で測
定した。この結果得られたデータは以下のとうりであ
る。
上記に説明した本発明は、様々な修正、変更、応用を
行うことが可能であり、これら修正、変更、応用を行っ
た場合であっても以下に添付した請求の範囲に記載され
た発明の目的および範囲を逸脱するものでないことが分
かる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デュッペン,ダニエル ジー アメリカ合衆国 コロラド州 80526 フォート コリンズ ダンバー アヴェ ニュー 3330 (72)発明者 パテル,ギリッシュ エム アメリカ合衆国 コロラド州 80228 レイクウッド ウェスト イリフ アヴ ェニュー 13467 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 31/525 A23K 1/16 A61K 47/46 CA(STN)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】70−90重量%のリボフラビンと、10−30重
    量%の酵母からなる増量剤とを含み、嵩密度が5kg/ft3
    (185kg/m3)以上であることを特徴とするリボフラビン
    組成物。
  2. 【請求項2】前記リボフラビンは、70−80重量%の含有
    量であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のリ
    ボフラビン組成物。
  3. 【請求項3】前記増量剤は、乾燥醸造酵母であることを
    特徴とする請求の範囲第2項に記載のリボフラビン組成
    物。
  4. 【請求項4】純度が少なくとも90重量%のリボフラビン
    を供給し、 配合物が生成されるよう無害揮発性液体と、酵母からな
    る増量剤と、前記リボフラビンとを各々所要量十分に混
    合し、 前記リボフラビン組成物が生成されるよう前記配合物を
    乾燥させる各工程を含む製造方法で生成されたことを特
    徴とするリボフラビン濃度が70−90重量%で、嵩密度が
    5kg/ft3(185kg/m3)以上のリボフラビン組成物。
  5. 【請求項5】前記リボフラビンを供給する工程は、リボ
    フラビン濃度が少なくとも96重量%のリボフラビンを供
    給することを特徴とする請求の範囲第4項に記載のリボ
    フラビン組成物。
  6. 【請求項6】無害揮発性液体と、増量剤と、リボフラビ
    ンとを混合する前記工程では、リボフラビン濃度が120g
    /lで固形分が150g/lである配合物が生成されるよう水と
    酵母と前記リボフラビンとを各々所要量十分に混合し、
    また 前記乾燥工程では、前記リボフラビン組成物が生成され
    るよう流入温度が200−220℃で流出温度が80−85℃のス
    プレー乾燥器内にて前記配合物をスプレー乾燥すること
    を特徴とする請求の範囲第5項に記載のリボフラビン組
    成物。
  7. 【請求項7】前記酵母は乾燥醸造酵母であることを特徴
    とする請求の範囲第6項に記載のリボフラビン組成物。
  8. 【請求項8】前記スプレー乾燥工程は、流出温度が80−
    82℃のスプレー乾燥器内で乾燥することを特徴とする請
    求の範囲第6項に記載のリボフラビン組成物。
  9. 【請求項9】リボフラビン濃度が70−90重量%で、嵩密
    度が5kg/ft3(185kg/m3)以上のリボフラビン組成物を
    製造する方法であって、 純度が少なくとも90重量%のリボフラビンを供給し、 配合物が生成されるよう無害揮発性液体と、酵母からな
    る増量剤と、前記リボフラビンとを各々所定量十分に混
    合し、 前記リボフラビン組成物が生成されるよう前記配合物を
    乾燥させる各工程を含むことを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】前記リボフラビン供給工程ではリボフラ
    ビン濃度が少なくとも96重量%のリボフラビンを供給す
    ることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の方法。
  11. 【請求項11】無害揮発性液体と、増量剤と、リボフラ
    ビンとを混合する前記工程では、リボフラビン濃度が12
    0g/lで固形分が150g/lである配合物が生成されるよう水
    と酵母と前記リボフラビンとを各々所要量十分に混合
    し、また 前記乾燥工程では、前記リボフラビン組成物が生成され
    るよう流入温度が200−220℃で流出温度が80−85℃のス
    プレー乾燥器内にて前記配合物をスプレー乾燥すること
    を特徴とする請求の範囲第10項に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記酵母は乾燥醸造酵母であることを特
    徴とする請求の範囲第11項に記載のリボフラビン組成物
    製造方法。
  13. 【請求項13】前記スプレー乾燥工程は、流出温度が80
    −82℃のスプレー乾燥器内で乾燥することを特徴とする
    請求の範囲第11項に記載の方法。
  14. 【請求項14】純度が少なくとも90重量%のリボフラビ
    ンを供給し、 配合物が生成されるよう無害揮発性液体と、酵母からな
    る増量剤と、前記リボフラビンとを各々所要量十分に混
    合し、 前記リボフラビン組成物が生成されるよう前記配合物を
    乾燥させ、 粒径が40ミクロン以下で、リボフラビン濃度が少なくと
    も90重量%のリボフラビン生成物に比べて流動性に優
    れ、静電荷が少ないリボフラビン組成物が生成されるよ
    う前記リボフラビン組成物を粉砕する各工程を含む製造
    方法で生成されたことを特徴とする、リボフラビン濃度
    が70−90重量%で、嵩密度が5kg/ft3(185kg/m3)以上
    のリボフラビン組成物。
  15. 【請求項15】リボフラビン濃度が70−90重量%で、嵩
    密度が5kg/ft3(185kg/m3)以上のリボフラビン組成物
    を製造する方法であって、 純度が少なくとも90重量%のリボフラビンを供給し、 配合物が生成されるよう無害揮発性液体と、酵母からな
    る増量剤と、前記リボフラビンとを各々所要量十分に混
    合し、 前記リボフラビン組成物が生成されるよう前記配合物を
    乾燥させ、 粒径が40ミクロン以下で、純度が少なくとも90重量%の
    リボフラビン生成物に比べて流動性に優れ、静電荷が少
    ないリボフラビン組成物が生成されるよう前記リボフラ
    ビン組成物を粉砕する各工程を含むことを特徴とする方
    法。
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