JP3023940B2 - 偏向コイルの製造方法 - Google Patents

偏向コイルの製造方法

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    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
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    • H01F41/06Coil winding
    • H01F41/071Winding coils of special form
    • H01F2041/0711Winding saddle or deflection coils

Landscapes

  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機やデ
ィスプレイ装置等に装着される偏向ヨークの偏向コイル
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン受像機のハイビジョ
ン化や高精細度ディスプレイ装置の出現によって、これ
ら装置の陰極線管の画面の色ずれ、即ちコンバージェン
ス等の規格がますます厳しいものになっており、これに
伴い、偏向磁界のますますの精密な制御が望まれる。
【0003】図には一般的な偏向ヨークに使用される
鞍型偏向コイルのボビンの一例が示されている。このボ
ビン2には複数のコイル巻き溝5が設けられており、こ
のコイル巻き溝5に、例えば、図13に示されるような
捲線11が積層巻回され、偏向コイルが形成される。こ
の捲線11としては絶縁層4が施された導線(リッツ線
を含む)の外周に接着剤を塗布したものが用いられてい
る。
【0004】図13は、図のコイル巻き溝5を拡大し
たもので、このコイル巻き溝5内に前記捲線11を巻回
する際に、この捲線11は束ねられないばらばらの単線
のまま1本〜数本づつ自動巻線機で積層巻回され、これ
によって偏向コイルが形成される。次いで、この積層巻
回されたコイルに通電し、絶縁層4の外側に塗布された
接着剤を加熱溶融して捲線相互を接着して偏向コイルが
形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、捲線11
を巻くときに張力の方向が変化する等によって、図13に
示すように、捲線11はずれて片寄って巻かれたり、捲線
11の順番が入れ替わったりして、設計指示通りに巻くこ
とができないという問題が生じ、しかも量産される各偏
向コイルの捲線11の片寄りの状態も個々の製品毎にばら
つきを生じ、偏向磁界を精度よく制御することができな
いという問題があった。また、量産される製品がばらつ
くので、歩留り低下を生ずるという問題もあり、この従
来の捲線方式ではコスト的に対応できないという問題が
ある。この従来方式でもコイル巻き溝幅をどんどん狭く
して行けば捲線11のずれや片寄り等は少なくなって設計
指示に近づくことはできるが、この場合、インダクタン
スLと抵抗Rとの比L/Rは小さくなり、コイル性能が
低下するという問題がある。
【0006】本出願人はこのような問題を解決するため
に、従来の1本、1本の単線のコイル導線に替えて図12
に示すようなリボン線等の多心平行導線を用いて形成す
る偏向コイルを提案している。
【0007】前記多心平行導線15としては図12の(a)
に示すように、絶縁層4で被覆された銅やアルミニウム
等の導体線8を接着剤6を用いて平行に配列して接着し
たものや、同図(b)に示すように、樹脂等の絶縁シー
ト7の片面に絶縁層4で被覆された導体線8を複数本平
行に配列して接着剤6を用いて接着したものや、同図の
(c)に示すように、絶縁層4と接着層9が形成された
複数の導体線8を平行に配列して接着したものや、同図
の(d)に示すように、絶縁層4の外側に熱可塑性接着
層20が形成された複数の導体線8を平行に配列して接着
したものが使用される。
【0008】上記多心平行導線15の導体線8はそれぞれ
の多心平行導線15内で順序よく固定されており、したが
って、導体線8はそれぞれの多心平行導線15内で線がず
れたり、また、線の順番が入れ替わったりすることがな
いので、これらの多心平行導線15を用い、この多心平行
導線15をコイル巻き溝5に積層巻回することにより前記
導体線8の大幅なずれ等を解消し得る偏向コイルの作製
が期待できる。
【0009】前記、偏向コイルを作製するためには、多
心平行導線15を図10に示すように鍔3を有するコイル巻
き溝5の溝側壁13に対して直角に挿入し、この溝5の底
面10に平行に積層巻回することにより達成される。この
多心平行導線15を用いて形成した偏向コイルは従来に比
べて特性を大幅に改善することが可能となる。
【0010】ところで、多心平行導線15をコイル巻き溝
5内に挿入する際に、例えば、多心平行導線15の幅とコ
イル巻き溝5の幅を同幅にできれば理想であるが、実際
の挿入作業では、多心平行導線15の幅にばらつき等があ
り、多心平行導線15の幅が溝幅よりも広幅になることも
あり得る。この場合は、この多心平行導線15は変形しな
いとコイル巻き溝5内に挿入できない。したがって、ど
うしても多心平行導線15とコイル巻き溝5間には隙間が
必要となる。
【0011】しかし、多心平行導線15とコイル巻き溝5
間に隙間があると、図11に示すように、この隙間12によ
って多心平行導線15はジグザグに巻かれて端面が揃わな
いで積層巻回される虞がある。このように多心平行導線
15がジグザグに積層されると偏向コイルの偏向磁界の精
密な制御ができないという虞がある。
【0012】また、図11に示すように、コイル巻き溝5
の幅と多心平行導線15の幅間に隙間12があり、さらに溝
幅が広いため溝の個数が少なくなる虞があり、偏向コイ
ルとしての線積率が悪化するという問題がある。
【0013】さらに、多心平行導線15のジグザグ積層を
できるだけ少なくするためにコイル巻き溝5の幅をさら
に小さくすると、多心平行導線15をコイル巻き溝5内に
巻くための巻線機の精度をさらにアップしなければなら
ず、巻線機に入力するデータも、例えば、多心平行導線
15の巻かれる位置の確認等のシーケンスが必要となり、
入力データが増えて複雑になるという問題がある。さら
にまた、ボビンの成形型や巻線金型の製作も困難とな
る。
【0014】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、偏向コイルのコイル導線と
して多心平行導線を用いることにより、線がずれたり、
線の順番が入れ替わったりすることがなく、かつ、多心
平行導線がジグザグに巻かれることがない寸法精度が良
好でコイルの線積率の良好な偏向コイルの製造方法を提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明の偏向コイルの製造方法は、コイル巻枠型のコイル
溝に多心平行導線をノズルから繰り出しながら積層巻回
して鞍型の偏向コイルを形成する偏向コイルの製造方法
であって、前記多心平行導線は上記コイル溝の幅よりも
広幅である構成と成し、この多心平行導線をノズルから
前記コイル溝の溝側壁に対して斜め向きに繰り出して前
記コイル溝の側壁面に多心平行導線の側端部を当接させ
ながら多心平行導線を前記コイル溝に積層巻回すること
を特徴として構成されている。
【0016】
【作用】鞍型形状のコイル巻枠型のコイル溝に多心平行
導線をノズルから繰り出しながら積層巻回して鞍型の偏
向コイルを形成する際に、多心平行導線をコイル溝の溝
側壁に対して斜め向きにノズルから繰り出してコイル溝
に積層巻回する。これにより、広幅の多心平行導線を多
心平行導線の幅以下の溝幅のコイル溝に巻くことがで
き、しかも、その際に、多心平行導線の側端部はコイル
溝の側壁面に当接し、多心平行導線は溝側壁によって位
置規制されてジグザグに巻かれることがないため、寸法
精度およびコイルの線積率の極めて良好な鞍型の偏向コ
イルを形成することが可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、提案例と同一の
名称部分には同一符号を付し、その詳細な重複説明は省
略する。図1には本発明に係わる鞍型偏向コイルの製造
方法の一実施例が示されている。本実施例の特徴的なこ
とは、ボビン2のコイル巻き溝5の溝側壁13に対して多
心平行導線15をノズルから斜め向きに繰り出して溝5内
に積層巻回して鞍型偏向コイルを製造するように構成し
たことである。
【0018】図1において、鞍型形状のボビン2には鍔
3を有するコイル巻き溝5が複数個(A1 〜A10)形成
されている。ボビン2の基底部19のA1 ,A10のコイル
巻き溝5の底面10は溝側壁13に対してほぼ直角に近い角
度で形成されているが、A5およびA6 のコイル巻き溝
5に向かって順次角度θが90°より小さくなっており、
5 とA6 の溝では約40°に設定されている。また、コ
イル巻き溝5の幅もA1 およびA10からA5 およびA6
に向かって順次狭くなっている。このコイル巻き溝5の
幅と多心平行導線15は図2に示されるような関係を有
し、コイル巻き溝5の幅をW、多心平行導線15の幅をW
0 、溝側壁13と底面10との傾斜角をθとするとW=W0
sin θが成立し、このコイル巻き溝5の幅を多心平行導
線15の幅よりも狭くすることができる。
【0019】これらコイル巻き溝5に多心平行導線15を
巻回するに際し、多心平行導線15を溝側壁13に対して斜
めに傾けて何れのコイル巻き溝5内にもスムーズに巻き
込めるようにし、この実施例では溝側壁13に対して多心
平行導線15の挿入角度を45°に設定固定している。
【0020】前記コイル巻き溝5の鍔3には、図2に示
すように、その先端側の内側に丸味面18が形成されてい
る。この溝内に多心平行導線15を丸味面18の滑り易さに
より多心平行導線15をより確実にコイル巻き溝5内に円
滑に挿入することができる。このコイル巻き溝5に多心
平行導線15を順次積層巻回し、鞍型偏向コイルを形成す
る。
【0021】次に本実施例に係わる鞍型偏向コイルの作
製の作業動作について説明する。図5には本実施例に係
わる鞍型偏向コイルを作製するためのノズル溝が示され
ており、このノズル溝16の基端側にはノズル回転シャ
フト(図示せず)が設けられ、このノズル回転シャフト
を回転することにより、ノズル溝16の先端部17を自
由に方向転換できる構造となっている。前記多心平行導
線15は、ノズル溝16を通して繰り出されており、こ
のノズル溝16の先端部17はコイル巻き溝5の溝側壁
13に対して45°の傾斜で固定されている。このノズ
ル先端部17からコイル巻き溝5の溝幅よりも広幅の多
心平行導線15をコイル巻き溝5内に挿入するときに、
この多心平行導線15は溝側壁13に対して45°の傾
きのまま、鍔3の丸味面18によってスムーズにコイル
巻き溝5に挿入され、コイル巻き溝5と多心平行導線1
5間は隙間なく巻かれて順次積層巻回される。これによ
り、この積層巻回された多心平行導線15の断面は平行
四辺形に形成される。
【0022】このようにして、例えば、多心平行導線15
を図1に示されるボビン2のA1 の溝5から順次A5
溝まで積層巻回し、次にA6 の溝5に移るときにはノズ
ル溝16の先端部17をノズル溝16の基端A側のノズル回転
シャフトを支点として180 °回転する。すると、多心平
行導線15の傾斜方向はA1 〜A5 の溝の場合と逆になる
が、溝側壁13に対して多心平行導線15の挿入角度は45°
と変わらない。この状態で、多心平行導線15をA6 の溝
5からA10の溝5まで順次積層巻回して、例えば図3に
示されるような鞍型の偏向コイル形状とした後、多心平
行導線15を通電加熱して融着一体化するか、あるいは、
この積層コイルに注型樹脂を注入して硬化一体化するこ
とにより鞍型の偏向コイルが形成される。
【0023】本実施例によれば、多心平行導線15を積層
巻回して鞍型偏向コイルを形成したので、多心平行導線
15内でのコイル導線がずれたり、導線の順番が入れ替わ
ったりせず、また、多心平行導線15の幅以下の溝幅の狭
いコイル巻き溝5内に多心平行導線15をノズル溝16から
溝側壁13に対して斜め向きに繰り出しながらコイル溝5
内に積層巻回して鞍型偏向コイルを製造する方法なの
で、多心平行導線15の両端がコイル巻き溝5の溝側壁13
に当接して位置規制され、これにより、多心平行導線15
がジグザグに巻かれることがなく、設計指示通りに巻か
れ、コイル巻き溝5の溝側壁13と多心平行導線15の両端
に隙間がなく、さらに、溝幅を狭くしてコイル巻き溝の
数を増やすことも可能となり、偏向コイルの線積率を大
幅に向上することができるので、偏向磁界の精密な制御
が可能となる。
【0024】また、コイル巻き溝5の溝幅よりも広幅の
多心平行導線15をコイル巻き溝5の溝側壁13に対して斜
めに挿入して積層巻回し、積層した多心平行導線の断面
を平行四辺形に形成したので、多心平行導線15の両端が
コイル巻き溝5の溝側壁13に当接して位置規制されるた
め、コイル巻き溝5の幅の寸法公差を厳密に製作する必
要がなく、ボビン成形型や巻線金型の製作が容易とな
る。
【0025】さらに、多心平行導線15を巻回の際に、例
えば、多心平行導線15の巻かれる位置をいちいち確認す
る等のシーケンスが不要となるので、巻線機の精度に余
裕が生じ、巻線機への巻線仕様の入力時間が短縮され
る。
【0026】さらにまた、コイル外周面の段差がなくな
るため外周面が滑らかとなり、偏向コイルを組み込む際
の組み立て条件が改善される。
【0027】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例ではコイル巻き溝5の底面10の形状は特に規定し
ていないが、この底面10の形状は、例えば、図6に示さ
れるように平坦でもよく、円弧状等の任意の形状でもよ
い。
【0028】また、図6に示されるコイル巻き溝5の底
面10と多心平行導線15との空間部22となる部分
に、図7の(a),(b)のように予め絶縁材等の基台
21を用いて斜面23を形成し、この斜面23を底面1
0としてもよく、また、図7の(c)のように底面10
自体を斜面23として形成してもよい。
【0029】さらに、上記実施例では、多心平行導線15
のコイル巻き溝5の溝側壁13に対する挿入角度を45°と
して固定したが、挿入角度は45°以外の角度に設定して
固定してもよく、また、各溝5に対応して適宜に角度を
可変制御するようにしてもよい。
【0030】さらに、上記実施例では多心平行導線15
をボビン2のコイル巻き溝5に積層巻回して多心平行導
線15の断面を平行四辺形に形成したが、例えば、図
に示されるように巻線金型21のコイル巻き溝5に積層
巻回し、多心平行導線15の断面を平行四辺形に形成し
た後、この多心平行導線15を通電加熱して融着一体化
するか、あるいは注型樹脂で硬化一体化して、この積層
コイルを巻線金型21から離型して図4に示すような鞍
型の偏向コイルを形成してもよい。
【0031】
【0032】
【発明の効果】本発明は多心平行導線を積層巻回して鞍
型偏向コイルを形成したので、多心平行導線内でのコイ
ル導線がずれたり、導線の順番が入れ替わるのを防止す
ることができる。また、本発明は、上記多心平行導線が
コイル溝の幅よりも広幅である構成とし、コイル巻枠型
のコイル溝に多心平行導線をノズル溝から溝側壁に対し
て斜め向きに繰り出しながらコイル溝内に積層巻回して
鞍型偏向コイルを製造する方法なので、多心平行導線を
積層巻回するときに、その側端部が必ず溝の側壁面に当
接して位置規制される。これにより、多心平行導線をコ
イル溝に巻回するための巻線機の精度を高めることな
く、また、多心平行導線を位置精度良くコイル溝に巻回
させるための煩雑なシーケンスプログラムを上記巻線機
に入力することなく、多心平行導線がジグザグに巻かれ
のを防止することができ、簡単に、多心平行導線をコ
イル溝に設計指示通りに巻くことが可能となり、偏向コ
イルの線積率および寸法精度が大幅に向上した鞍型の偏
向コイルを製造することができる。これにより偏向磁界
の精密な制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる鞍型偏向コイルの製造方法の一
実施例の説明図である。
【図2】図1のコイル巻き溝部の拡大図である。
【図3】本実施例に係わる鞍型偏向コイルの説明図であ
る。
【図4】巻線金型から離型して形成した偏向コイルの説
明図である。
【図5】本実施例に係わる鞍型偏向コイルの多心平行導
線を溝に挿入する状態の説明図である。
【図6】鞍型偏向コイルのコイル巻き溝の各種底面形状
の説明図である。
【図7】鞍型偏向コイルのコイル巻き溝の各種斜面形状
の説明図である。
【図8】偏向コイルのボビンの一例の説明図である。
【図9】鞍型偏向コイルの巻線金型のコイル巻き溝に多
心平行導線を積層巻回した状態の説明図である。
【図10】提案例の方法を採用するときの多心平行導線
の理想的な積層状態の説明図である。
【図11】提案例における偏向コイルの具体的な作製状
態の説明図である。
【図12】多心平行導線の各種形態の説明図である。
【図13】従来の偏向コイルのコイル巻き状態の説明図
である。
【符号の説明】
2 ボビン 4 絶縁層 5 コイル巻き溝 8 導体線 10 溝の底面 13 溝側壁 15 多心平行導線 16 ノズル溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル巻枠型のコイル溝に多心平行導線
    をノズルから繰り出しながら積層巻回して鞍型の偏向コ
    イルを形成する偏向コイルの製造方法であって、前記多
    心平行導線は上記コイル溝の幅よりも広幅である構成と
    成し、この多心平行導線をノズルから前記コイル溝の溝
    側壁に対して斜め向きに繰り出して前記コイル溝の側壁
    面に多心平行導線の側端部を当接させながら多心平行導
    線を前記コイル溝に積層巻回することを特徴とする偏向
    コイルの製造方法。
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