JP3023602B2 - 吊りボルト支持具 - Google Patents

吊りボルト支持具

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JP3023602B2
JP3023602B2 JP10013436A JP1343698A JP3023602B2 JP 3023602 B2 JP3023602 B2 JP 3023602B2 JP 10013436 A JP10013436 A JP 10013436A JP 1343698 A JP1343698 A JP 1343698A JP 3023602 B2 JP3023602 B2 JP 3023602B2
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慶一 菅谷
剛 藤井
英男 村岡
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株式会社ブレスト工業研究所
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/14Hangers in the form of bands or chains

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管や配線工事等
の際に使用される吊りボルトを支持するための吊りボル
ト支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ビルの空調設備では、多数の室
外機を屋上に設置し、各フロアの室内機と屋上の対応す
る室外機との間を冷媒管および制御ケーブルでそれぞれ
接続している。
【0003】図14は屋上の配管・配線の様子を示した
ものであり、屋内で合流されて屋上の引出し口(図示せ
ず)から引き出された各冷媒管A(制御ケーブルも含む
ものとする)は、屋上に設置された冷媒管ラック1内に
納められる。冷媒管ラック1は、互いに対向する親桁
2、2の間を子桁3で連結して梯子状に形成され、その
上面側には風雨や日光から冷媒管Aを保護するための屋
根型のカバー4が設けられている。
【0004】冷媒管ラック1の子桁3に支持された各冷
媒管Aは、屋上にそれぞれ設置された各室外機5、5、
…の近傍で冷媒管ラック1の下面側から引き出され、屋
上の床面に立設された架台6によって支持されるととも
にダクト7で覆われた状態でそれぞれの室外機5まで配
管、配線される。
【0005】ところが、架台6の屋上への設置のために
一般に用いられている基礎ブロックは、通常屋上の床面
に対して防水処理しているためアンカー等が用いられず
完全に固定されていないため、強い横風を受けると、ダ
クト7とともに架台6が揺れてしまい、冷媒管Aに損傷
を与えてしまう。
【0006】これを防ぐために、従来では、強風を受け
ても移動する可能性が少ない冷媒管ラック1に、吊りボ
ルト8を図15に示すような上部金具10と下部金具1
4からなる吊りボルト支持具によって支持して、この吊
りボルト8の下端部でダクト7を支持する方法がとられ
ていた。
【0007】この上部金具10は、略矩形板状の連結部
11と、親桁2の上縁に設けられた補強用のフランジ2
aを下方から受け入れるために連結部11の一端側に設
けられたフック部12とによって構成されている。フッ
ク部12は、連結部11の一端側から上方に所定距離延
びた側板12aと、側板12aの上端から連結部11と
反対方向にフランジ2aの幅にほぼ等しい距離延びた上
板12bと、上板12bの先端から下方へ僅かに延びた
爪板12cとによって略逆L字状に形成されている。連
結部11の中央には吊りボルト8を挿通させてナット止
めするための穴13が設けられている。
【0008】一方、下部金具14は、略矩形状の連結部
15と、親桁2の下縁に設けられた補強用のフランジ2
bを上方から受け入れるために連結部15の一端側に設
けられたフック部16とによって構成されている。フッ
ク部16は、連結部15の一端側から下方に所定距離延
びた側板16aと、側板16aの下端から連結部15と
反対方向にフランジ2bの幅にほぼ等しい距離延びた下
板16bと、下板16bの先端から上方へ僅かに延びた
爪板16cとによって略L字状に形成されている。連結
部15の中央には吊りボルト8を挿通させてナット止め
するための穴17が設けられている。
【0009】この上部金具10と下部金具14とからな
る吊りボルト支持具によって吊りボルト8を支持する場
合、図16に示すように、上部金具10と下部金具14
のフック部12、16を、親桁2の上下のフランジ2
a、2bにそれぞれ掛けて、上部金具10と下部金具1
4の連結部11、15同士を重ね合わせ、予め中間部に
ナット18とワッシャ19を取り付けた吊りボルト8の
上端を連結部11、15の穴13、17に通し、上方に
突出した吊りボルト8の先端にワッシャ19を付けてナ
ット18を締め付ける。
【0010】この締め付けによって吊りボルト8は冷媒
管ラック1の親桁2と交差するようにほぼ垂直方向に支
持される。
【0011】そして、この吊りボルト8の下端を、図1
6に示しているように、例えばダクト7を包持するよう
に形成されたダクト支持部材9と連結して、ダクト7お
よび冷媒管Aの揺れを防止する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の吊りボルト支持具では、以下の問題があっ
た。
【0013】(イ)親桁2の高さ寸法の違いに対応でき
るようにフック部の側板の長さ寸法が異なる複数種の金
具を用意しておかなければならず、またサイズが大きく
なる程コストが高くなり、また、異なる寸法の金具を用
いる毎に吊りボルトの支持位置も上下してしまい吊りボ
ルトの長さも変える必要がある。
【0014】(ロ)上部金具10と下部金具14で親桁
2を上下から挟んで取付ける構造であるため、冷媒管ラ
ック1のカバー4が既に取り付けられている状態では支
持具の取付けが行なえず、また、カバー4を取り付けた
後では、金具の位置修正も行なえない。
【0015】(ハ)親桁に対する金具の固定と吊りボル
トの取付けとを同時に行なう構造であるため、吊りボル
トの高さ位置を調整する際には下部金具14のフック部
16が親桁2のフランジ2bから外れないように下部金
具14を押さえながら、ナットの操作を行ない、しか
も、上下のナットが共回りしないように締め付け作業を
行うという非常に煩雑な作業が必要となる。
【0016】本発明は、上記問題を解決した吊りボルト
支持具を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の吊りボルト支持具では、板体(親桁2)の
垂直板部2cの下端から水平方向に突設されたフランジ
2bに、支持具本体21(図2、4)、51(図8、
9)、71(図10、図11)、91(図12、13)
を取付け固定するために、板体2の垂直板部2cの下端
外面を、支持具本体に設けた当接部27a、28a(図
2、4)、57a、58a(図8、9)、77a、78
a(図10、11)、96a(図12、13)に当接さ
せた状態で、板体2のフランジ2bの解放端部を、支持
具本体と押さえ部材31(図2)、61(図9)、81
(図11)、106(図13)とで解放側から差し込ん
で上下から挟圧することによって、支持具本体がフラン
ジ2bの解放端部から外れる方向(図2、9、11、1
3において左方向)への動きは、前記当接部と垂直板部
2cの下端外面との接触によって防ぎ、また逆に右方向
への動きは、締付用ボルト30とフランジ2bの先端と
の接触によって防ぐことによって、例え押さえ部材によ
る挟圧がゆるんでも、また、地震その他の外力によって
横ズレ方向の力が働いても、決して支持具本体がフラン
ジ2bから水平方向に解放側即ち左方へ外れて落ちない
ようにしている。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて、本発明の一
実施形態を説明する。図1〜図4は、一実施形態の吊り
ボルト支持具20を示している。
【0024】この吊りボルト支持具20は、図4に示す
ように、金属板の曲げ加工によって形成された支持具本
体21と、締付用ボルト30と、押さえ板31とによっ
て構成されている。
【0025】支持具本体21は、長方形状の基板22
と、基板22の両側から互い対向するように立設された
側板25、26とによって略U字断面の樋状に形成され
ている。
【0026】基板22の一端側中央には、吊りボルト8
を挿通させてナット18で止めるための円形の第1の穴
23が貫通形成され、他端側中央には締付用ボルト30
を装着するための円形の第2の穴24が貫通形成されて
いる。
【0027】側板25、26は基板22の中心線に対し
て対称に形成されており、図3に示すように、その対向
面間の距離Lは、六角のナット18の対向辺寸法Pより
大でナット18の最大径Q(図2参照)より小に設定さ
れている。このため、第1の穴23に挿通された吊りボ
ルト8の上部側に取り付けたナット18の回転は、第1
の穴23を挟んで対向する側板25、26の先端部25
a、26aの内壁によって規制される。この側板の先端
部25a、26aはこの実施形態のナット回り規制部を
構成している。
【0028】側板25、26の中央上部で基板22の第
1の穴23と第2の穴24の間の位置には、前記冷媒管
ラック1の親桁(板体)2の下側のフランジ2bを受け
入れるためのフランジ受け27、28が設けられてい
る。フランジ受け27、28は、親桁(板体)2の略垂
直な垂直板部2cの下端部の外面に接するように垂直に
切欠かれた当接部27a、28aと、親桁2の下縁から
ほぼ直角に屈曲されたフランジ2bの下面に接するよう
に水平に切欠かれた水平部27b、28bとでL字状に
形成され、フランジ2bの下面が基板22の上面側に対
向し且つフランジ2bのエッジが基板22の他端側を向
いた状態で、第1の穴23と第2の穴24の間を通過す
るようにフランジ2bを受け入れる。
【0029】側板25、26の後端には、押さえ板31
の回転を規制するための爪25b、26cが突設されて
おり、各爪25b、26bとフランジ受け27、28の
水平部との間には、爪側へ向かう程高さが増すように傾
斜した傾斜部25c、26cが設けられている。
【0030】締付用ボルト30は、ワッシャ19を挟ん
で支持具本体21の基板22の下面側から第2の穴24
に装着される。
【0031】押さえ板31は、板ナットとして広く使用
されているものであり、支持具本体21の幅とほぼ等し
い幅の長方形状の平板部31aと、平板部31aの両側
から斜め下方に屈曲された縁部31b、31cとによっ
て構成され、平板部31aの中央にはネジ溝穴32が設
けられている。このように板ナットを押さえ部材として
使用することで、支持具本体以外の部品を安価な一般既
成品で構成することができ、支持具全体のコストを下げ
ることができる。
【0032】押さえ板31は、支持具本体21の基板2
2の上面側で、第2の穴24に装着された締付用ボルト
30の先端にネジ溝穴32を螺合させ、図1、図2に示
しているように、一端側がフランジ受け27、28の水
平部27b、28bとオーバラップするように取り付け
られる。そして、締付用ボルト30の締め付けによっ
て、フランジ受け27、28に受け入れた親桁2のフラ
ンジ2bを基板22の上面に向かって押さえつけ、支持
具本体21を親桁2に固定させる。
【0033】次に、この吊りボルト支持具20を用いて
冷媒管ラック1に吊りボルト8を取り付ける作業を図5
にしたがって説明する。
【0034】図5の(a)に示すように、予め支持具本
体21の第2の穴24に締付用ボルト30を通してその
先端に押さえ板31を緩い状態に螺合させ、親桁(板
体)2のフランジ2bのエッジを押さえ板31と支持具
本体21のフランジ受け27、28との隙間に挿入し、
図2の(b)のように、親桁(板体)2の垂直板部2c
の下端部の外面が当接部27a、28aに当接し、フラ
ンジ2bの下面がフランジ受け27、28に当接した状
態で、締付用ボルト30を締め付けて、押さえ板31と
フランジ受け27、28との間でフランジ2bを挟み付
けて、支持具本体21を親桁2に固定する。
【0035】次に、図5の(c)に示すように、予め中
間部にナット18とワッシャ19とを取り付けた吊りボ
ルト8を支持具本体21の第1の穴23に下方から差し
込んで、上方に突出した吊りボルト8の先端にナット1
8を取付けて垂直板部2cと平行にし、図5の(d)の
ように所定の位置まで下げてから、図5の(e)のよう
に、ナット18が支持具本体21の基板22の上面に当
たるまで吊りボルト8全体を下方に引く。
【0036】吊りボルト8の高さ位置がこの位置でよけ
れば、下側のナット18を上方側に締め付ける。
【0037】また、吊りボルト8の高さ位置が高い場合
には、吊りボルト8を下方へ軽く引きながら緩め方向に
(左回り)に回転して吊りボルト8の位置を下げ、吊り
ボルト8の高さ位置が低い場合には、吊りボルト8を下
方へ軽く引きながら締め方向(左回り)に回転して吊り
ボルト8の位置を上げ、吊りボルト8の高さ位置を決め
てから、下側のナット18を上方側に締め付ける。
【0038】この吊りボルト8の高さ位置調整は、上側
のナット18の回転が支持具本体21の側板25、26
の先端部25a、26bで規制された状態で行なうこと
ができるので、極めて容易に位置決めができる。また、
位置決めの後に下側のナット18を締め付けるときも、
上側のナット18の回転が支持具本体21の側板25、
26の先端部25a、26bで規制されて上側ナット1
8は共回りしないので、下側のナット18だけの締め付
け作業だけを行なえばよい。
【0039】そして、位置決めされた吊りボルト8の下
端を、例えば図6に示すように、ダクト7を包持するよ
うに形成されたダクト支持部材9と連結して、ダクト7
および冷媒管Aの揺れを防止する。
【0040】この吊りボルト支持具20は、親桁2のフ
ランジ部分に固定するものであるから、冷媒管ラック1
のように上部側がカバー4で覆われているような場合で
あっても、親桁の下側のフランジ部分を利用して吊りボ
ルトの支持が行なえ、親桁に対する吊りボルト支持具の
水平方向の取付け位置も、締付用ボルト30を緩めてス
ライドさせることで簡単に変更できる。
【0041】また、冷媒管ラック1の親桁2の下端位置
が変化しなければ、吊りボルト支持具の高さ位置も変わ
らないので、たとえ親桁2の高さ寸法が異なっていて
も、1種類の吊りボルト支持具だけ用意すれば済み、ま
た吊りボルトの長さも変えずに済む。また、支持具本体
21が親桁2の下縁に固定されるので、吊りボルト8の
支持具本体から上方への突出長が多少長くなってもラッ
クの上方へ突き出ることがなく、見た目がよい。
【0042】なお、図6では、1本の吊りボルトでダク
ト7の揺れを防ぐようにしていたが、図7に示すよう
に、親桁2に所定の間隔をあけて2つの吊りボルト支持
具20、20を取付け、各吊りボルト支持具20に支持
された吊りボルト8、8の下端を連結するように横架し
た冷媒管支持体35によって、冷媒管Aを下方から支持
して固定してもよい。
【0043】
【他の実施の形態】前記実施形態は、冷媒管ラック1の
親桁2の下側のフランジに吊りボルト支持具を固定して
いたが、吊りボルトの支持対象が冷媒管ラック1と同様
なラック構造体であるような場合には、前記吊りボルト
支持具20を上下を反転してそのラック構造体の親桁の
上側のフランジに固定し、その吊りボルト支持具に吊り
ボルトの下端をナット止めしてラック構造体を支持する
こともできる。
【0044】また、前記実施形態の吊りボルト支持具で
は、押さえ部材として板ナット型の押さえ板31を締付
用ボルト30に直接螺合していたが、図8に示す吊りボ
ルト支持具50のように、ナット18を用いて押さえ板
61を固定するようにしてもよい。
【0045】この吊りボルト支持具50の支持具本体5
1は、第1の穴53と第2の穴54が両端に設けられた
基板52と、その両側に対向するように立設されてその
一端側で吊りボルト8のナットの共回りを規制する側板
55、56とによって構成され、側板55、56の中央
上部に台形状に切欠れたフランジ受け57、58を設け
ている。この切欠きの垂直部は親桁2の垂直板部2cが
当接する当接部57a、58aとなっている。そして、
押さえ板61は、基板52の側板55、56の間隔より
広い幅の矩形状の上板61aと、上板61aの両側から
互いに対向するように下方に延びた側板61b、61c
とからなり、上板61aの中央には締付用ボルト30を
挿通させる穴62が設けられ、この穴62を挟んで両側
には、穴62から突出した締付用ボルト30の先端に螺
合するナット18の回転を規制するためのリブ(回転規
制体)63、64が突設されている。
【0046】この吊りボルト支持具50の場合、締付用
ボルト30の先端を押さえ板61の穴62に通しナット
18を浅く螺合した状態で、前記実施形態と同様に親桁
2の垂直板部2cの下端部外面を当接部57a、58a
に当接させ、フランジ2bをフランジ受け57、58に
当接するように挿入させてから、締付用ボルト30を締
め付けることによって、図9に示すように、親桁2に固
定することができる。なお、押さえ板61の側板61
b、61cは、支持具本体51の側板55、56を外側
から挟み、ナット18の外周が上板61aのリブ63、
64の内縁に接するので、締付用ボルト30の締め付け
時に押さえ板61およびナット18が共回りしない。
【0047】また、前記実施形態の吊りボルト支持具で
は、支持具本体と独立した押さえ部材を用いていたが、
図10に示す吊りボルト支持具70のように、支持具本
体71に押さえ板81を一体に形成してもよい。
【0048】この吊りボルト支持具70の支持具本体7
1は、第1の穴73と第2の穴74が設けられた基板7
2と、その両側に対向するように立設されその一端側で
吊りボルト8のナットの共回りを規制し、中央上部から
後端にかけてL字状に切欠かれたフランジ受け77、7
8が設けられた側板75、76と、基板72の他端から
上方に屈曲されたヒンジ板79と、ヒンジ板79の上端
から基板72の上面側へ折り返されるように屈曲された
押さえ板81とが一体に形成されている。このL字状の
切欠きの垂直部は親桁2の垂直板部2cが当接する当接
部77a、78aとなっている。押さえ板81は、基板
52とほほ同一幅の矩形状の下板81aと、下板81a
の両側から互いに対向するように上方に延びた側板81
b、81cとからなり、下板61aのほぼ中央には締付
用ボルト30を挿通させる穴82が設けられている。
【0049】この吊りボルト支持具70の場合、締付用
ボルト30の先端を第2の穴74および押さえ板81の
穴82に通しナット18を浅く螺合した状態で、親桁2
のフランジ2bをフランジ受け77、78に当接するよ
うに挿入させてから、締付用ボルト30を締め付けるこ
とによって、図11に示すように、親桁2に固定するこ
とができる。なお、押さえ板81の側板81b、81c
の間隔はナット18の対向辺間隔より大で最大径より小
であるので、締付用ボルト30の締め付け時にナット1
8が共回りしない。
【0050】また前記実施形態の吊りボルト支持具で
は、支持具本体を基板とその両側に立設された側板とで
構成するようにしていたが、図12に示す吊りボルト支
持具90のように、支持具本体91を帯板を屈曲して形
成することもできる。
【0051】この支持具本体91は、第1の穴93と第
2の穴94を有する長方形状の基板92の一端から上方
へ前板95が延設され、この前板95の上端から基板9
2の上面側へ折り返されるように上板96が延設されて
いる。この上板96の先端は親桁2の垂直板部2cの下
端外面が当接する当接部96aとなっている。上板96
には、吊りボルト8を挿通させるための穴97が設けら
れている。ここで、第1の穴93の中心から前板95ま
での距離は、ナット18の中心から外周の辺までの距離
より大でナット18の中心から外周の角部までの距離よ
り小に設定されているため、基板92と上板96の間に
挿入されて吊りボルト8に螺合するナット18の回転は
前板95によって規制され、下側のナット締めの際の共
回りが防止される。
【0052】また、基板92の他端には、押さえ板10
1が上板96の先端へ向かって折り返されるように形成
されている。押さえ板101のほぼ中央には、締付用ボ
ルト30を挿通させるための穴102が設けられおり、
その穴102を挟んで両側には、穴102から突出した
締付用ボルト30の先端に螺合するナット18の回転を
規制するためのリブ103、104が突設されている。
【0053】なお、基板92の両側および押さえ板10
1の両側には、補強用のリブ105、106が設けられ
ている。
【0054】この吊りボルト支持具90の場合、基板9
2の上面で且つ上板96の先端から第2の穴94の縁ま
での範囲がフランジ受けを形成しており、締付用ボルト
30の先端を第2の穴94および押さえ板101の穴1
02に通しナット18を浅く螺合した状態で、垂直板部
2cの下端外面を上板96の先端の当接部96aに当接
させ、親桁2のフランジ2bをフランジ受けに挿入させ
てから、締付用ボルト30を締め付けることによって、
図13に示すように、親桁2に固定することができる。
【0055】前記した吊りボルト支持具70、90のよ
うに押さえ部材を支持具本体と一体に形成した場合に
は、部品数が少なくて済み、作業を省力化でき、コスト
を下げることができる。
【0056】また、前記した各吊りボルト支持具50、
70、90では、締付用ボルト30にナット18を螺合
させて押さえ板を固定していたが、各押さえ板61、8
1、101の穴62、82、102の内周にネジ溝を設
けて、締付用ボルト30を押さえ板に直接螺合させるよ
うにしてもよい。ただし、押さえ板81、101は支持
具本体の基板に対して傾斜しているので、第2の穴7
4、94を長穴にしておく。
【0057】また、前記実施形態では、冷媒管ラックの
親桁に吊りボルトを取り付ける場合について説明した
が、本発明の吊りボルト支持具は、ラックの親桁に限ら
ず、帯板状のフランジを縁部に有する板体に用いること
ができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の吊りボル
ト支持具は、支持具本体の矩形状の基板の一端側に設け
た吊りボルト挿通用の第1の穴と他端側に設けた第2の
穴の間を通過するように、板体のフランジを基板の一面
側から受け入れるフランジ受けを形成するとともに、第
2の穴に装着された締付用ボルトに押さえ部材を係着さ
せ、フランジ受けに受け入れたフランジを締付用ボルト
の締め付けによって基板の一面側へ押さえ付けるように
構成されているため、以下の効果がある。
【0059】(イ)板体の高さ寸法が違っても一種類の
支持具で対処することができ、また、吊りボルトの支持
位置および吊りボルトの長さも変える必要がない。
【0060】(ロ)両縁にフランジを持つ板体の場合、
そのいずれか一方を選択して固定することができるの
で、一方側の縁部がカバー等で覆われていても他方の縁
部側に支持具を取付けることができ、その位置修正も簡
単である。
【0061】(ハ)吊りボルト支持具が板体に固定され
た状態で吊りボルトの取付けを行なうことができるか
ら、吊りボルトの高さ位置の調整がきわめて容易に行な
える。また、支持具本体には吊りボルトの螺合したナッ
トの回転を規制するナット回り規制部が設けられている
ので、吊りボルトの位置決めおよび締め付け作業がさら
に容易になる。
【0062】(ニ)また、押さえ部材を支持具本体と一
体に形成した場合には、部品数が少なくて済み、作業段
取りを省力化でき、コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の吊りボルト支持具を示す
斜視図
【図2】一実施形態の吊りボルト支持具の側面図
【図3】一実施形態の吊りボルト支持具の正面図
【図4】一実施形態の吊りボルト支持具の分解斜視図
【図5】一実施形態の吊りボルト支持具の取付け作業を
説明するための側面図
【図6】1本の吊りボルトでダクト冷媒管を支持した状
態を示す側面図
【図7】2本の吊りボルトでダクトおよび冷媒管を支持
した状態を示す正面図
【図8】他の実施形態の吊りボルト支持具の分解斜視図
【図9】図8の吊りボルト支持具の側面図
【図10】他の実施形態の吊りボルト支持具の分解斜視
【図11】図10の吊りボルト支持具の側面図
【図12】他の実施形態の吊りボルト支持具の分解斜視
【図13】図12の吊りボルト支持具の側面図
【図14】ビルの空調設備の屋上の配管の状態を示す平
面図
【図15】従来の吊りボルト支持具の分解斜視図
【図16】従来の吊りボルト支持具の側面図
【符号の説明】
20 吊りボルト支持具 21 支持具本体 22 基板 23 第1の穴 24 第2の穴 25、26 側板 27、28 フランジ受け 30 締付用ボルト 31 押さえ板
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭48−72714(JP,U) 実開 昭48−94512(JP,U) 実開 昭54−105113(JP,U) 実開 昭57−114011(JP,U) 登録実用新案3010326(JP,U) 実公 昭40−34364(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 45/00 E04B 9/18

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直板部(2c)の下端部に内方へ水平方
    向に折曲げられた帯板状のフランジ部(2b)を有する
    板体(2)に、吊りボルト(8)を該垂直板部(2c)
    の外方に該垂直板部(2c)と平行な状態で取り付ける
    ための吊りボルト支持具であって、 矩形状の基板(22)と、前記吊りボルト(8)を挿通
    してナット止めするために前記基板(22)の一端側に
    貫通形成された第1の穴(23)と、締付用ボルト(3
    0)を下側から挿通するために前記基板(22)の他端
    側に貫通形成された第2の穴(24)と、前記基板(2
    2)の両側において上方に突設された側板(25)、
    (26)と、第1の穴(23)と第2の穴(24)の中
    間部において前記側板(25)、(26)に切欠きによ
    って形成された前記フランジ部(2b)下面に当接する
    フランジ受け(27)、(28)と、前記垂直板部(2
    c)の下端部外面に当接して板体(2)の第1の穴(2
    3)方向への動きを規制する当接部(27a)、(28
    a)とを有する支持具本体(21)と、 前記支持具本体(21)の前記基板(22)の第2の穴
    (24)に下側から装着される締付用ボルト(30)
    と、 前記支持具本体(21)の基板(22)の上側で前記締
    付用ボルト(30)に螺着し、該締付用ボルト(30)
    の締め付けによって前記フランジ受け(27)、(2
    8)に受け入れたフランジ(2b)をフランジ受け(2
    7)、(28)に押さえ付ける押さえ部材(31)とを
    具備し、 前記板体(2)のフランジ(2b)を前記支持具本体
    (21)の側板(25)、(26)の前記フランジ受け
    (27)、(28)に当接させ且つ前記板体(2)の垂
    直板部(2c)の下端部を前記当接部(27a)、(2
    8a)に当接させた状態で、前記基板(22)の第2の
    穴(24)に下側から挿通した締付用ボルト(30)に
    基板(22)の上側から螺着した前記押さえ部材(3
    1)で、該締付用ボルト(30)の締め付けによって前
    記フランジ(2b)を前記フランジ受け(27)、(2
    8)に押さえ付けて支持具本体(21)を板体(2)に
    固定し、前記第1の穴(23)に挿通した吊りボルト
    (8)を、基板(22)の上側の ナット(18)と基板
    (22)の下側のナット(18)とによって吊りボルト
    (8)を基板(22)に固定することによって、前記垂
    直板部(2c)の外方で垂直板部(2c)と平行に吊り
    ボルト(8)を固定するようにしたことを特徴とする
    りボルト支持具。
  2. 【請求項2】前記両側板(25)、(26)の間隔が、
    前記第1の穴(23)に挿通された吊りボルト(8)に
    両側板(25)、(26)の間で螺着したナット(1
    8)の回転を規制するために、ナット(18)の最大径
    より小さくされた請求項1記載の吊りボルト支持具。
  3. 【請求項3】垂直板部(2c)の下端部に内方へ水平方
    向に折曲げられた帯板状のフランジ部(2b)を有する
    板体(2)に、吊りボルト(8)を該垂直板部(2c)
    の外方に該垂直板部(2c)と平行な状態で取り付ける
    ための吊りボルト支持具であって、 矩形状の基板(52)と、前記吊りボルト(8)を挿通
    してナット止めするために前記基板(52)の一端側に
    貫通形成された第1の穴(53)と、締付用ボルト(3
    0)を下側から挿通するために前記基板(52)の他端
    側に貫通形成された第2の穴(54)と、前記基板(5
    2)の両側において上方に突設された側板(55)、
    (56)と、第1の穴(53)と第2の穴(54)の中
    間部において前記側板(55)、(56)に切欠きによ
    って形成された前記フランジ部(2b)下面に当接する
    フランジ受け(57)、(58)と、前記垂直板部(2
    c)の下端部外面に当接して板体(2)の第1の穴(5
    3)方向への動きを規制する当接部(57a)、(58
    a)とを有する支持具本体(51)と、 前記支持具本体(51)の前記基板(52)の第2の穴
    (54)に下側から装着される締付用ボルト(30)
    と、 前記締付用ボルト(30)が挿通される穴(62)を有
    し、下側から挿通された締付用ボルト(30)に穴(6
    2)の上側から螺着したナット(18)の締め付けによ
    って前記フランジ受け(57)、(58)に受け入れた
    フランジ(2b)をフランジ受け(57)、(58)に
    押さえ付ける押さえ部材(61)とを具 備し、 前記板体(2)のフランジ(2b)を前記支持具本体
    (51)の側板(55)、(56)の前記フランジ受け
    (57)、(58)に当接させ且つ前記板体(2)の垂
    直板部(2c)の下端部を前記当接部(57a)、(5
    8a)に当接させた状態で、前記基板(52)の第2の
    穴(54)を通って前記押さえ部材(61)の穴(6
    2)に下側から挿通した締付用ボルト(30)に螺着し
    たナット(18)の締め付けによって前記押さえ部材
    (61)で前記フランジ(2b)を前記フランジ受け
    (57)、(58)に押さえ付けて支持具本体(51)
    を板体(2)に固定し、前記第1の穴(53)に挿通し
    た吊りボルト(8)を、基板(52)の上側のナット
    (18)と基板(22)の下側のナット(18)とによ
    って吊りボルト(8)を基板(52)に固定することに
    よって、前記垂直板部(2c)の外方で垂直板部(2
    c)と平行に吊りボルト(8)を固定するようにしたこ
    とを特徴とする 吊りボルト支持具。
  4. 【請求項4】前記両側板(55)、(56)の間隔が、
    前記第1の穴(53)に挿通された吊りボルト(8)に
    両側板(55)、(56)の間で螺着したナット(1
    8)の回転を規制するために、ナット(18)の最大径
    より小さくされた請求項3記載の吊りボルト支持具。
  5. 【請求項5】前記押さえ板(61)の穴(62)の近傍
    においてナット(18)の回転を規制する回転規制体
    (63)、(64)が設けられた請求項3記載の吊りボ
    ルト支持具。
  6. 【請求項6】垂直板部(2c)の下端部に内方へ水平方
    向に折曲げられた帯板状のフランジ部(2b)を有する
    板体(2)に、吊りボルト(8)を該垂直板部(2c)
    の外方に該垂直板部(2c)と平行な状態で取り付ける
    ための吊りボルト支持具であって、 矩形状の基板(72)と、前記吊りボルト(8)を挿通
    してナット止めするために前記基板(72)の一端側に
    貫通形成された第1の穴(73)と、締付用ボ ルト(3
    0)を下側から挿通するために前記基板(72)の他端
    側に貫通形成された第2の穴(74)と、前記基板(7
    2)の両側において上方に突設された側板(75)、
    (76)と、第1の穴(73)と第2の穴(74)の中
    間部において前記側板(75)、(76)に切欠きによ
    って形成された前記フランジ部(2b)下面に当接する
    フランジ受け(77)、(78)と、前記垂直板部(2
    c)の下端部外面に当接して板体(2)の第1の穴(7
    3)方向への動きを規制する当接部(77a)、(78
    a)とを有する支持具本体(71)と、 前記支持具本体(71)の基板(72)の第2の穴(7
    4)側の端部からヒンジ板(79)によって連設され、
    前記基板(70)の第2の穴(74)に下側から挿通さ
    れた締付用ボルト(30)が挿通される穴(82)を有
    し、該締付用ボルト(30)に穴(82)の上側から螺
    着したナット(18)の締め付けによって前記ヒンジ板
    (79)の上端のヒンジ部を屈曲して、前記フランジ受
    け(77)、(78)に受け入れたフランジ(2b)を
    フランジ受け(77)、(78)に押さえ付ける押さえ
    部材(81)と、 前記支持具本体(71)の前記基板(72)の第2の穴
    (74)及び前記押さえ部材(81)の穴(82)に下
    側から装着される締付用ボルト(30)とを具備し、 前記板体(2)のフランジ(2b)を前記支持具本体
    (71)の側板(75)、(76)の前記フランジ受け
    (77)、(78)に当接させ且つ前記板体(2)の垂
    直板部(2c)の下端部を前記当接部(77a)、(7
    8a)に当接させた状態で、前記基板(72)の第2の
    穴(74)を通って前記押さえ部材(81)の穴(8
    2)に下側から挿通した締付用ボルト(30)に螺着し
    たナット(18)の締め付けによって前記押さえ部材
    (81)で前記フランジ(2b)を前記フランジ受け
    (77)、(78)に押さえ付けて支持具本体(71)
    を板体(2)に固定し、前記第1の穴(73)に挿通し
    た吊りボルト(8)を、基板(72)の上側のナット
    (18)と基板(72)の下側のナット(18)とによ
    って吊りボルト(8)を基板(72)に固定することに
    よって、前記垂直板部(2c)の外方で垂直板部(2
    c)と平行に吊りボルト(8)を固定するようにしたこ
    とを特徴とする 吊りボルト支持具。
  7. 【請求項7】前記両側板(75)、(76)の間隔が、
    前記第1の穴(73)に挿通された吊りボルト(8)に
    両側板(75)、(76)の間で螺着したナット(1
    8)の回転を規制するために、ナット(18)の最大径
    より小さくされた請求項6記載の吊りボルト支持具。
  8. 【請求項8】前記押さえ部材(81)の穴(82)に挿
    通された締付用ボルト(30)に螺着したナット(1
    8)の回転を規制するために、前記押さえ部材(81)
    の両側に側板(81b)、(81c)を突設した請求項
    6記載の吊りボルト支持具。
  9. 【請求項9】垂直板部(2c)の下端部に内方へ水平方
    向に折曲げられた帯板状のフランジ部(2b)を有する
    板体(2)に、吊りボルト(8)を該垂直板部(2c)
    の外方に該垂直板部(2c)と平行な状態で取り付ける
    ための吊りボルト支持具であって、 矩形状の基板(92)と、前記吊りボルト(8)を挿通
    してナット止めするために前記基板(92)の一端側に
    貫通形成された第1の穴(93)と、締付用ボルト(3
    0)を下側から挿通するために前記基板(92)の他端
    側に貫通形成された第2の穴(94)と、前記基板(9
    2)の前記第の穴(93)側の端部から上方へ延設さ
    れた前板(95)と、該前板(95)の上端から基板
    (92)の上面側に折り返され、前記基板(92)の第
    1の穴(93)に下側から挿通された吊りボルト(8)
    が挿通される穴(97)を有し、その先端に前記垂直板
    部(2c)の下端部外面に当接して板体(2)の第1の
    穴(23)方向への動きを規制する当接部(96a)を
    有する上板(96)とを有する支持具本体(91)と、 前記支持具本体(91)の基板(92)の第2の穴(9
    4)側の端部から基板(92)の上面側に折り返され、
    前記基板(92)の第2の穴(94)に下側に挿通され
    た締付用ボルト(30)が挿通される穴(102)を有
    し、該締付用ボルト(30)に穴(102)の上側から
    螺着したナット(18)の締め付けによって前記基板
    (92)の上面に受け入れたフランジ(2b)を押さえ
    付ける押さえ部材(101)と、 前記支持具本体(91)の前記基板(92)の第2の穴
    (94)及び前記押さえ部材(101)の穴(102)
    に下側から装着される締付用ボルト(30)とを具備
    し、 前記板体(2)のフランジ(2b)を前記支持具本体
    (91)の基板(92)の上面に当接させ且つ前記板体
    (2)の垂直板部(2c)の下端部を前記上板(96)
    の当接部(96a)に当接させた状態で、前記基板(9
    2)の第2の穴(94)を通って前記押さえ部材(10
    1)の穴(102)に下側から挿通した締付用ボルト
    (30)に螺着したナット(18)の締め付けによって
    前記押さえ部材(101)で前記フランジ(2b)を前
    記基板(92)の上面に押さえ付けて支持具本体(9
    1)を板体(2)に固定し、前記第1の穴(93)を通
    って前記上板(96)の穴(97)に挿通した吊りボル
    ト(8)を、基板(92)と上板(96)の間のナット
    (18)と基板(92)の下側のナット(18)とによ
    って吊りボルト(8)を基板(92)に固定することに
    よって、前記垂直板部(2c)の外方で垂直板部(2
    c)と平行に吊りボルト(8)を固定するようにしたこ
    とを特徴とする吊りボルト支持具。
  10. 【請求項10】前記前板(95)が前記基板(92)と
    前記上板(96)の間で吊りボルト(8)に螺着したナ
    ット(18)の回転を規制する請求項9記載の吊りボル
    ト支持具。
  11. 【請求項11】前記押さえ板(101)の穴(102)
    の近傍においてナット(18)の回転を規制する回転規
    制体(103)、(104)が設けられた請求項9記載
    吊りボルト支持具。
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