JP3023154B2 - 塗装方法およびその装置 - Google Patents

塗装方法およびその装置

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JP3023154B2
JP3023154B2 JP2235397A JP23539790A JP3023154B2 JP 3023154 B2 JP3023154 B2 JP 3023154B2 JP 2235397 A JP2235397 A JP 2235397A JP 23539790 A JP23539790 A JP 23539790A JP 3023154 B2 JP3023154 B2 JP 3023154B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は塗装ラインに沿って搬送される被塗物に対し
て、塗装を行なった後に焼付け処理を行なう塗装方法及
び該塗装方法に用いられる塗装装置に関する。
(従来の技術) 塗装ラインに沿って搬送される被塗物に対して塗装を
行なった後に焼付け処理をする塗装方法は、下塗り塗
装、中塗り塗装或いは上塗り塗装等その塗装の種類を問
わずに広く採用されており、通常、被塗物を塗装用コン
ベアにより搬送しつつ該被塗物に対して複数回の塗装を
行なう塗装工程と、該塗装工程で塗装された被塗物を焼
付け用コンベアにより搬送しつつ該被塗物に対して焼付
け処理を行なう焼付け工程とからなっている。
また、上記塗装方法に用いられる塗装装置としては、
被塗物を塗装用コンベアにより搬送しつつ該被塗物に対
して複数回の塗装を行なう塗装ゾーンと、該塗装ゾーン
で塗装された被塗物を焼付け用コンベヤにより搬送しつ
つ焼き付ける焼付けゾーンとを備えたものが知られてお
り、塗装ゾーンでは、通常、自動塗装機或いは塗装用ロ
ボットを用いて被塗物に霧状の塗料を吹き付けることに
より塗装を行なっている。
そして、塗装ゾーンに配設された自動塗装機、塗装用
ロボット或いは塗装用コンベア等に故障が発生した場合
には、塗装ラインつまり塗装用コンベアとすべての自動
塗装機或いは塗装用ロボットを停止させた後、故障が生
じた自動塗装機、塗装用ロボット或いは塗装用コンベア
を復旧させ、その後、塗装用コンベアの運転を開始し、
被塗物に対する塗装及び焼付け処理を再開している。
(発明が解決しようとする課題) しかるに、上記のような塗装方法或いは塗装装置にお
いて、塗装ラインに上記のような故障が発生した場合に
塗装ライン全体を停止させると、塗装中の被塗物の塗装
面に塗料むらや塗料たれが生じるため、被塗物の品質低
下を招くことになるので、塗装面をサンディング等によ
って修正しなければならない。
特に、被塗物に対して複数回のクリヤ塗装を行なって
該被塗物の表面に厚膜のクリヤ塗装面を形成する場合に
上記のような故障が発生すると、塗装面の鮮映度が低下
するので、最終回の塗装より前までの塗装工程で形成さ
れたクリヤ塗装面を全面的にサンディングして削り取
り、複数回のクリヤ塗装を最初からやり直さざるを得な
い。
上記に鑑みて、本発明の主たる目的は、塗装ラインで
故障が発生しても、被塗物の塗装面に発生する塗料むら
や塗料たれ等を少なくして、サンディング等によって被
塗物の塗装面を修正する回数を低減させることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、請求項(1)の発明は、最
終回より前までの塗装を行なうための第1の塗装ゾーン
と最終回の塗装を行なう第2の塗装ゾーンとにおいて塗
装用コンベアを分割する一方、第2の塗装ゾーンに設置
される塗装用コンベアを焼付けゾーンに設置される焼付
け用コンベアに連設させておき、第1の塗装ゾーンで故
障が発生した場合には、第1の塗装ゾーンのコンベアの
運転を停止させる一方、第2の塗装ゾーンのコンベアの
運転を継続させる。また、被塗物は台車に載置されて搬
送されるようにし、その台車に対し、第1及び第2の塗
装ゾーンのコンベアとそれぞれ係合可能な2種類の係合
部材を設けて、その一方と第1の塗装ゾーンのコンベア
との係合状態では、他方と第2の塗装ゾーンのコンベア
とは係合解除状態とし、一方と第1の塗装ゾーンのコン
ベアとの係合解除状態では、他方と第2の塗装ゾーンの
コンベアとの係合状態とすることにより、第1の塗装ゾ
ーンで塗装が完了した被塗物に対しては正常時と同様に
最終回の塗装及び焼付け処理を行なうとともに、第1の
塗装ゾーンのコンベアの運転停止時に被塗物を確実に第
2の塗装ゾーンのコンベアに送るようにしたものであ
る。
具体的に請求項(1)の発明が講じた解決手段は、被
塗物を台車に載置した状態で塗装用コンベアにより搬送
して該被塗物に対し複数回の塗装を行なうための塗装ゾ
ーンと、該塗装ゾーンの搬送方向前方に設けられ、上記
台車に載置された塗装後の被塗物を焼付け用コンベアに
より搬送して該塗装後の被塗物に対する焼付け処理をす
るための焼付けゾーンとを備えた塗装装置を対象とす
る。
上記塗装用コンベアは、上記塗装ゾーンのうち被塗物
に最終回より前までの塗装を行なうための第1の塗装ゾ
ーンに配置される第1のコンベアと、上記第1の塗装ゾ
ーンの下流側に配置される第2のコンベアとに分割され
ており、該第2のコンベアは、上記焼付け用コンベアに
対して第2のコンベアで搬送されてきた被塗物を引き続
き焼付け用コンベアにより搬送せしめるよう連設されて
いる。
また、上記台車には、上記第1のコンベアに係合して
該第1のコンベアにより台車を走行させるための後側係
合部材と、該後側係合部材よりも搬送方向前方に配置さ
れ、上記第2のコンベアに係合する前側係合部材とを設
けて、上記後側係合部材が第1のコンベアに係合してい
るときには、前記係合部材と第2のコンベアとの係合が
解除される一方、前側係合部材が第2のコンベアに係合
したときには、後側係合部材と第1のコンベアとの係合
が解除されるようにする。
そして、上記第1の塗装ゾーンで故障が発生した際、
上記第1のコンベアの運転を停止する一方、上記第2の
コンベアの運転を継続せしめる制御手段を備えている構
成とするものである。
また、請求項(2)の発明は、被塗物に対して複数回
のクリヤ塗装を行なう場合、最終回より前までのクリヤ
塗装によって既に形成されているクリヤ塗装面を全面的
に削り取って修正する事態を避けるため、第1の塗装ゾ
ーンで故障が発生しても、最終回より前までのクリヤ塗
装が完了している被塗物に対しては正常どおり最終回の
クリヤ塗装及び焼付け処理を行なうものである。
さらに、請求項(3)の発明は、請求項(1)の発明
を用いて行なう塗装方法であって、具体的には、被塗物
を台車に載置した状態で塗装ゾーンを搬送して被塗物に
対して複数回の塗装を行なう塗装工程と、上記塗装ゾー
ンで塗装された後、上記台車に載置されて焼付けゾーン
を搬送される被塗物に対して焼付け処理を行なう焼付け
工程とを含む塗装方法を対象とする。
上記塗装工程は、被塗物を第1のコンベアで搬送しつ
つ該被塗物に対して最終回より前までの塗装を行なう第
1の塗装工程と、該第1の塗装工程で塗装された被塗物
を、第1のコンベア下流側の第2のコンベアにより搬送
しつつ該被塗物に対して最終回の塗装を行なう第2の塗
装工程とからなす。
上記台車には、上記第1のコンベアに係合して該第1
のコンベアにより台車を走行させるための後側係合部材
と、該後側係合部材よりも搬送方向前方に配置され、上
記後側係合部材の第1のコンベアへの係合が解除された
ときに上記第2のコンベアに係合する一方、後側係合部
材が第1のコンベアへ係合したときに第2のコンベアへ
の係合が解除される前側係合部材とが設けられ、上記第
1の塗装工程では、上記後側係合部材と第1のコンベア
とを係合させた状態で台車を第1のコンベアにより搬送
する一方、第2の塗装工程では、前側係合部材と第2の
コンベアとを係合した状態で台車を第2のコンベアによ
り搬送する。
そして、上記第1の塗装工程で故障が発生した際に、
上記第1のコンベアの運転を停止する一方、上記第2の
コンベアの運転を継続せしめて上記第2のコンベアで搬
送中の被塗物に対して上記最終回の塗装及び焼付け処理
を行なう構成とするものである。
(作用) 請求項(1)の発明の構成により、塗装用コンベアは
第1の塗装ゾーンに配置される第1のコンベアと、この
第1の塗装ゾーンの下流側に配置される第2のコンベア
とに分割され、該第2のコンベアは、焼付け用コンベア
に対して第2のコンベアで搬送されてきた被塗物を引き
続き焼付け用コンベアにより搬送せしめるよう連設され
ていると共に、第1の塗装ゾーンで故障が発生した際、
第1のコンベアの運転を停止する一方第2のコンベアの
運転を継続せしめる制御手段を備えているため、第1の
塗装ゾーンで故障が発生しても、第1の塗装ゾーンでの
塗装作業が完了している被塗物は第2のコンベアにより
正常どおり搬送されて最終回の塗装及び焼付け処理が行
われる。
また、上記被塗物は台車に載置された状態で第1及び
第2のコンベアを搬送される。そのとき、上記台車に
は、上記第1のコンベアに係合して該コンベアにより台
車を走行させるための後側係合部材と、この後側係合部
材よりも搬送方向前方に配置され、上記第2のコンベア
に係合する前側係合部材とが設けられていて、その後側
係合部材が第1のコンベアに係合しているときには、前
側係合部材と第2のコンベアとの係合が解除される一
方、前側係合部材が第2のコンベアに係合したときに
は、後側係合部材と第1のコンベアとの係合が解除され
るようになっているので、台車が第1のコンベアから第
2のコンベアに搬送される途中で、上記第1の塗装ゾー
ンで故障が発生して第1のコンベアの搬送が停止したと
きでも、前記係合部材と第2のコンベアとが係合すれ
ば、後側係合部材と第1のコンベアとの係合は解除され
る。このため、台車が第1のコンベアにも同時に係合し
て第2のコンベアにより搬送されなくなるのを防ぐこと
ができ、その被塗物を第2のコンベアにより確実に搬送
できる。
さらに、上記後側係合部材と第1のコンベアとが係合
していれば、前側係合部材と第2のコンベアとは係合さ
れない。このため、例えば第1の塗装ゾーンで被塗物の
塗装作業が終了していないが故に、後側係合部材と第1
のコンベアとが係合状態にあるときには、前側係合部材
と第2のコンベアとの係合によって台車が第2のコンベ
アで搬送されることはなく、その被塗物の下流側への搬
送を防止できる。
また、請求項(2)の発明の構成により、被塗物に対
して複数回のクリヤ塗装を行なう場合、最終回より前ま
でのクリヤ塗装が完了している被塗物は、正常どおり最
終回のクリヤ塗装及び焼付け処理が施されるので、最終
回より前までの塗装を行なう塗装ゾーンで故障が発生し
ても、既に形成されているクリヤ塗装膜を全面的に削り
取って修正する事態を避けることができる。
また、請求項(3)の発明の構成により、塗装工程
を、被塗物を第1のコンベアで搬送しつつ最終回より前
までの塗装を行なう第1の塗装工程と、被塗物を第2の
コンベアにより搬送しつつ最終回の塗装を行なう第2の
塗装工程とに分割し、第1の塗装工程で故障が発生した
際に、第1のコンベアの運転を停止する一方、第2のコ
ンベアの運転を継続せしめて最終回の塗装及び焼付け処
理を行なうため、請求項(1)の発明と同様に、第1の
塗装ゾーンで故障が発生しても、第1の塗装ゾーンでの
塗装作業が完了している被塗物に対しては、正常どおり
最終回の塗装及び焼付け処理が行われる。
また、第1の塗装工程では、台車は第1のコンベアに
より、台車の後側係合部材と第1のコンベアとが係合し
かつ前側係合部材と第2のコンベアとの係合が解除され
た状態で搬送される一方、第2の塗装工程では、台車は
第2のコンベアにより、後側係合部材と第1のコンベア
との係合が解除されかつ前側係合部材と第2のコンベア
とが係合した状態で搬送される。このため、請求項
(1)の発明と同様に、第1の塗装ゾーンで故障が発生
して第1のコンベアの搬送が停止したときに、台車が第
1のコンベアに係合して第2のコンベアにより搬送され
なくなるのを防いで、被塗物を第2のコンベアにより確
実に搬送できるとともに、第1の塗装ゾーンでの塗装未
完了等のために台車の後側係合部材と第1のコンベアと
が係合しているときに、その被塗物の下流側への搬送を
防止できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る塗装装置の概略図
を示し、該塗装装置は、台車10により第1図の左方から
右方へ搬送される被塗物としての車体に対して最終回よ
り前までの塗装としての第1回目のクリヤ塗装を行なう
第1の塗装ゾーン12と、該第1の塗装ゾーン12の搬送方
向前方に設けられ第1回目のクリヤ塗装が施された車体
に対して最終回の塗装としての第2回目のクリヤ塗装を
行なう第2の塗装ゾーン14と、該第2の塗装ゾーン12の
搬送方向前方に設けられ第2回目のクリヤ塗装が施され
た車体に対して焼付け処理を行なう焼付けゾーン16とを
備えている。
第1の塗装ゾーン12は走行する台車10の側方に塗装用
ロボット18と第1ミニベル式自動塗装機20とを各々備え
ており、該第1塗装ゾーン12より搬送方向後方の中塗り
ゾーンで、中塗り塗装を施された車体は、車体内外のご
みをエアブロー等の清掃手段によって除去された後、台
車10により第1の塗装ゾーン12に移送され、該第1の塗
装ゾーン12で塗装用ロボット18及び第1ミニベル式自動
塗装機20により第1回目のクリヤ塗装が施される。この
第1回目のクリヤ塗装としては、車体に対して例えばハ
イソリッド系のクリヤ塗料を40μmの塗膜になるように
塗装する方法が採用される。
第2の塗装ゾーン14は走行する台車10の側方に第2ミ
ニベル式自動塗装機21を備えており、該第2の塗装ゾー
ン14では、上記第1回目のクリヤ塗装が完了した車体に
第2回目のクリヤ塗装が施される。この第2回目のクリ
ヤ塗装としては、第1塗装ゾーン12と同様に、ハイソリ
ッド系のクリヤ塗料を40μmの塗膜になるように塗装す
る方法が採用され、これらにより、車体の表面には合計
80μmのクリヤ塗膜が形成される。
なお、前記塗装方法に代えて、第1塗装ゾーン12で20
μmの塗膜を形成し、第2塗装ゾーン14で60μmの塗膜
を形成してもよいし、第1塗装ゾーン12と第2塗装ゾー
ン14とで異なる種類の塗料を塗布してもよい。
焼付けゾーン16は適当な加熱手段を有するトンネル状
の乾燥炉を備えており、該焼付けゾーンでは、第2回目
のクリヤ塗装が施された車体の塗装面を適当な温度雰囲
気で加熱することにより焼付け処理が施される。
第2図は台車10及び台車10を駆動させる駆動機構の縦
断側面構造を、第3図は台車10及び上記駆動機構の縦断
背面構造を各々示している。
第2図或いは第3図に示すように、ピットの底部にお
ける左右両側には適宜間隔で支柱22が立設されており、
該支柱22はその上端部で搬送方向に延びるレール支持部
材24を介して左右一対のレール26,26を支持している。
一方、台車10の両側部における前後部には車輪28が取り
付けられており、該車輪28によって台車10はレール26上
を走行可能である。
台車10の前後両端部には前方支柱34及び後方支柱36が
各々立設され、車体Bは、前方及び後方支柱34,36に回
転自在に支持された前方保持軸38及び後方保持軸40を介
して回転自在に支持されている。そして、後方支柱36内
の上部に配設された上側垂直ベベルギヤ42A、上側水平
ベベルギヤ42Bと、後方支柱36内の下部に配設された下
側水平ベベルギヤ44Aと、下側垂直ベベルギヤ44Bと、上
側水平ベベルギヤ42Bと下側垂直ベベルギヤ44Aとを連結
する垂直シャフト46と、下側垂直ベベルギヤ44Bを固持
する水平シャフト50と、水平シャフト50の端部に固定さ
れたスプロケットホイール52と、チェーン収納ボックス
54内に収納されスプロケットホイール52に架設された回
転用無端チェーン56とによって車体回転機構が構成され
ており、該車体回転機構によって車体Bは搬送方向を中
心軸として回転可能である。この場合、回転用無端チェ
ーン56は、車体Bを回転させる必要がある箇所にのみ設
置されており、車体Bに対して通常の塗装では塗料たれ
を生じるような厚膜の塗装を行なう場合に、車体Bの表
面の塗料たれを防止するために車体Bを回転させながら
塗装或いは焼付け処理が施される。
第1図に示すように、本実施例に係る塗装装置の特徴
として、第1の塗装ゾーン12には第1のコンベア60が、
また第2の塗装ゾーン14及び焼付けゾーン16には第2の
コンベア62が、さらに第1のコンベア60と第2のコンベ
ア62との間には乗継用コンベア64が各々配設されてい
る。尚、この実施例では、上記第2のコンベア62と乗継
用コンベア64とで本発明でいう「第2のコンベア」を構
成している。そして、台車10は、第1の塗装ゾーン12で
は第1のコンベア60に牽引されて走行し、第2の塗装ゾ
ーン14及び焼付けゾーン16では第2のコンベア62に牽引
されて走行し、第1の塗装ゾーン12と第2の塗装ゾーン
14との間では乗継用コンベア64に牽引されて走行し、該
乗継コンベア64によって第1のコンベア60から第2のコ
ンベア62に移送される。
第1図〜第3図に示すように、第1のコンベア60は、
搬送方向の前後に配置された一対のスプロケットホイー
ル66と、該一対のスプロケットホイールホイル66間に架
設された無端状の第1の牽引用チェーン68と、該第1の
牽引用チェーン68の適所に取り付けられた一対のクラン
プ部材70とからなる。そして、一対のクランプ部材70
が、台車10前部の車輪28の内側下方に設けられたコの字
状の牽引用係合部材72(後側係合部材)に係合すると、
台車10は第1の塗装ゾーン12を走行する。
また、第2のコンベア62も第1のコンベア60と同様の
構造を有しており、第2のコンベア62のクランプ部材
(図示は省略している)が台車10の係合部材72に係合す
ると、台車10は第2の塗装ゾーン12及び焼付けゾーン16
を走行する。
また、乗継用コンベア64は、搬送方向の前後に配置さ
れた一対のスプロケットホイール72,72と、該一対のス
プロケットホイール72,72間に架設された無端状の乗継
用チェーン74と、該乗継用チェーン74に取り付けられた
逆L字状の牽引部材76とからなる。そして、乗継用牽引
部材76が台車10の前端部下面(牽引用係合部材72よりも
搬送方向前方)に突設されたコの字状の乗継用係合部材
78(前側係合部材)に係合すると、台車10は乗継ゾーン
14を走行する。
この場合、牽引用係合部材72と乗継用係合部材78とは
リンク部材80により連結されており、クランプ部材70が
牽引用係合部材72に係合すると牽引部材76と乗継用係合
部材78との係合が解除され、クランプ部材70と牽引用係
合部材72との係合が解除されると牽引部材76と乗継用係
合部材78とが係合するように構成されている。これらに
より、台車10は、第1の塗装ゾーン12を第1のコンベア
60により牽引されて搬送された後、乗継ゾーン14を乗継
用コンベア64に牽引されて搬送され、その後、第2の塗
装ゾーン12及び焼付けゾーン16を第2のコンベア62に牽
引されて搬送される。
再び、第1図において、82は上記第1のコンベア60の
一方のスプロケットホイール66を回転させる第1の駆動
源、84は上記乗継用コンベア64の一方のスプロケットホ
イール72を回転させる第2の駆動源、86は上記第2のコ
ンベア62の一方のスプロケットホイールホイル88を回転
させる第3の駆動源である。
また、第1図において、90は制御手段であって、該制
御手段90は、第1塗装ゾーン12の塗装用ロボット18と第
1ミニベル式自動塗装機20及び第2塗装ゾーン14の第2
ミニベル式自動塗装機21から、これら各塗装機18,20,21
の作動状態が正常であることを示す正常信号又は異常で
あることを示す異常信号を受け、塗装用ロボット18、第
1,第2ミニベル式自動塗装機20,21及び第1〜第3の駆
動源82,84,86を各々次のように制御する。
すなわち、制御手段90が塗装用ロボット18、第1,第2
ミニベル式自動塗装機20,21のすべてから正常信号を受
けている間は特に問題が無いので、塗装用ロボット18、
第1,第2ミニベル式自動塗装機20,21及び第1〜第3の
駆動源82,84,86の作動を継続させる。
また、制御手段90が塗装用ロボット18又は第1ミニベ
ル式自動塗装機20から異常信号を受けると、塗装用ロボ
ット18、第1ミニベル式自動塗装機20及び第1の駆動源
82の作動を停止させる一方、第2,第3駆動源84,86及び
第2ミニベル式自動塗装機21の作動を継続させる。
このようにすると、第1塗装ゾーン12に位置する車体
Bに対する塗装作業がすべて停止されるので、異常が発
生した塗装用ロボット18又はミニベル式自動塗装機20を
修理することができる一方、第1塗装ゾーン12を通過し
ている車体つまり第1回目のクリヤ塗装が完了した車体
は乗継用コンベア64及び第2のコンベア62によって第2
の塗装ゾーン14及び焼付けゾーン16を搬送され、各々の
ゾーン14,16で所定の作業が行われる。
このため、第1塗装ゾーン12で故障が生じても、第1
塗装ゾーン12での塗装が完了した車体Bは、第2塗装ゾ
ーン14における第2回目のクリヤ塗装及び焼付けゾーン
16における焼付け処理が通常どおり行われるため、車体
Bの表面に塗料むらや塗料たれが生じることがないの
で、サンディングによって修整する回数が低減する。
特に、上記のように、搬送中の車体Bを搬送方向を中
心軸にして回転させながら車体Bの表面に複数回のクリ
ヤ塗装を行なうことにより、車体の表面に厚膜のクリヤ
塗装面を形成する塗装方法を採用する場合、第1回目の
クリヤ塗装が完了している車体Bに対しては、引き続き
第2回目のクリヤ塗装及び焼付け処理が行われる。この
ため、最終塗装工程(第2回目のクリヤ塗装)を行なう
第2の塗装ゾーン14ゾーンよりも前までの塗装工程(第
1回目のクリヤ塗装)で発生した故障のために、既に形
成されているクリヤ塗装面を全面的に削り取らねばなら
ないという事態が避けられる。
一方、制御手段90が第2ミニベル式自動塗装機21から
異常信号を受けると、第2塗装ゾーンで異常が発生して
いるのであるから、塗装用ロボット18、第1,第2ミニベ
ル式自動塗装機20,21及び第1〜第3の駆動源82,84,86
の作動を停止させる。
さらに、上記台車10の下部には、上記第1のコンベア
60のクランプ部材70に係合して該コンベア60により台車
10を走行させるための牽引用係合部材72(後側係合部
材)と、この牽引用係合部材72よりも搬送方向前方に配
置され、上記乗継用コンベア64の乗継用牽引部材76に係
合する乗継用係合部材78(前側係合部材)とが設けられ
ていて、その牽引用係合部材72が第1のコンベア60のク
ランプ部材70に係合しているときには、乗継用係合部材
78と乗継用コンベア64の乗継用牽引部材76との係合が解
除される一方、逆に、乗継用係合部材78が乗継用コンベ
ア64の乗継用牽引部材76に係合したときには、牽引用係
合部材72と第1のコンベア60のクランプ部材70との係合
が解除されるようになっている。このため、台車10が第
1のコンベア60から乗継用コンベア64に搬送される途中
で、上記第1の塗装ゾーン12で故障が発生して第1のコ
ンベア60の搬送が停止したとしても、乗継用係合部材78
と乗継用コンベア64の乗継用牽引部材76とが係合すれ
ば、牽引用係合部材72と第1のコンベア60のクランプ部
材70との係合は解除される。従って、台車10が第1のコ
ンベア60にも同時に係合されて乗継用コンベア64により
搬送されなくなるのを防ぐことができ、その車体B(被
塗物)を乗継用コンベア64により確実に搬送できる。
さらに、上記牽引用係合部材72と第1のコンベア60の
クランプ部材70とが係合していると、乗継用係合部材78
と乗継用コンベア64の乗継用牽引部材76とは係合されな
いので、例えば第1の塗装ゾーン12で車体Bの塗装が完
了していないために上記牽引用係合部材72と第1のコン
ベア60のクランプ部材70とが係合状態にあるとき、乗継
用係合部材78と乗継用コンベア64の乗継用牽引部材76と
が係合して台車10が乗継用コンベア64で搬送されること
はなく、その車体Bの下流側への搬送を防止できる。
なお、上記実施例では、第1のコンベア60と第2のコ
ンベア62との間に乗継用コンベア64を設けたが、これに
代えて、乗継用コンベヤ64を設けることなく車体Bを第
1のコンベヤ60から直接第2のコンベア62に移送せし
め、該第2のコンベア62によって第2の塗装ゾーン14及
び焼付けゾーン16を搬送されるようにしてもよい。
また、上記実施例では、車体Bを第2のコンベア62で
第2の塗装ゾーン14及び焼付けゾーン16を搬送させるよ
うに構成したが、これに代えて、第2のコンベア62を第
2の塗装ゾーン用コンベアと焼付けゾーン用コンベアと
に分割し、車体Bを、第2の塗装ゾーン用コンベアによ
り第2の塗装ゾーン14を搬送し、焼付けゾーン用コンベ
アにより焼付けゾーン16を各々搬送し、車体Bを第2の
塗装ゾーン用コンベヤから引き続いて焼付けゾーン用コ
ンベアで搬送できるようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)の発明によると、
被塗物を台車に載置した状態で塗装用コンベアにより搬
送するに当たり、塗装用コンベアは第1の塗装ゾーンに
配置される第1のコンベアと、第1の塗装ゾーン下流側
に配置される第2のコンベアとに分割され、第1の塗装
ゾーンで故障が発生した際、第1のコンベアの運転を停
止する一方第2のコンベア運転を継続せしめる制御手段
を備えているため、第1の塗装ゾーンで故障が発生して
も、第1の塗装ゾーンでの塗装作業が完了している被塗
物は第2のコンベアにより正常どおり搬送されて最終回
の塗装及び焼付け処理が行われるので、塗装ラインで故
障が発生した場合でも、被塗物の塗装面に塗料むらや塗
料たれ等が生じる回数が少なくなるので、サンディング
等によって被塗物の塗装面を修正する回数を著しく低減
させることができる。
また、上記台車には、第1のコンベアに係合する後側
係合部材と、第2のコンベアに係合する前側係合部材と
が設けられ、後側係合部材の第1のコンベアとの係合状
態では前側係合部材と第2のコンベアとの係合が解除さ
れる一方、前側係合部材と第2のコンベアとの係合状態
では後側係合部材と第1のコンベアとの係合が解除され
るので、台車が第1のコンベアから第2のコンベアに搬
送される途中で、第1の塗装ゾーンで故障が発生して第
1のコンベアの搬送が停止しても、台車が第2のコンベ
アにより搬送されなくなるのを防いで、第1の塗装ゾー
ンの被塗物を第2のコンベアにより確実に搬送できる。
また、例えば第1の塗装ゾーンで被塗物の塗装が完了せ
ずに後側係合部材と第1のコンベアとが係合していると
きには、前側係合部材と第2のコンベアとが係合されな
いので、その被塗物が台車により第2のコンベアで下流
側へ搬送されるのを防止できる。
また、請求項(2)の発明によると、請求項(1)の
発明における塗装ゾーンは、被塗物に対して複数回のク
リヤ塗装を行ない該被塗物の表面にクリヤ塗装面を形成
するためのゾーンであるから、最終回より前までのクリ
ヤ塗装が完了している被塗物に対しては、正常どおり最
終回のクリヤ塗装及び焼付け処理が行われるので、第1
の塗装ゾーンで故障が発生しても、既に形成されてるク
リヤ塗装面を全面的に削り取って修正する事態を避ける
ことができる。
さらに、請求項(3)の発明によると、塗装工程を、
被塗物を第1のコンベアで搬送しつつ最終回より前まで
の塗装を行なう第1の塗装工程と、被塗物を第2のコン
ベアにより搬送しつつ最終回の塗装を行なう第2の塗装
工程とから構成し、第1の塗装工程で故障が発生した際
に、第1のコンベアの運転を停止する一方、第2のコン
ベアの運転を継続せしめて第1回目の塗装が完了してい
る被塗物に対しては正常どおり最終回の塗装及び焼付け
処理を行なうので、請求項(1)の発明と同様に、塗装
ラインで故障が発生した場合でも、サンディング等によ
って被塗物の塗装面を修正する回数を著しく低減させる
ことができる。
また、第1の塗装工程では、台車を第1のコンベアに
より台車の後側係合部材と第1のコンベアとを係合させ
た状態、また第2の塗装工程では、台車を第2のコンベ
アにより前側係合部材と第2のコンベアとを係合した状
態でそれぞれ搬送するので、請求項(1)の発明と同様
に、第1の塗装ゾーンで故障が発生して第1のコンベア
の搬送が停止したときに、台車が第2のコンベアにより
搬送されなくなるのを防いで、被塗物を第2のコンベア
により確実に搬送できるとともに、第1の塗装ゾーンで
の塗装未完了等のために台車の後側係合部材と第1のコ
ンベアとが係合しているときに、その被塗物の下流側へ
の搬送を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は請求項(1)の発明の一実施例である
塗装装置を示し、第1図は塗装装置の概略構成図、第2
図は台車及び台車の駆動機構を示す縦断側面図、第3図
は台車及び台車の駆動機構を示す縦断背面図である。 B……車体(被塗物) 10……台車 12……第1の塗装ゾーン 14……第2の塗装ゾーン 16……焼付けゾーン 60……第1のコンベア 62……第2のコンベア 64……乗継用コンベア 90……制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B65G 43/08 B65G 43/08 B 47/52 47/52 A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 13/02 B05C 13/02 B05D 3/00 B65G 43/08 B65G 47/52 B65G 35/06 B62D 65/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被塗物を台車に載置した状態で塗装用コン
    ベアにより搬送して該被塗物に対し複数回の塗装を行な
    うための塗装ゾーンと、該塗装ゾーンの搬送方向前方に
    設けられ、上記台車に載置された塗装後の被塗物を焼付
    け用コンベアにより搬送して該塗装後の被塗物に対する
    焼付け処理を行なうための焼付けゾーンとを備えた塗装
    装置であって、 上記塗装用コンベアは、上記塗装ゾーンのうち被塗物に
    最終回より前までの塗装を行なうための第1の塗装ゾー
    ンに配置される第1のコンベアと、上記第1の塗装ゾー
    ンの下流側に配置される第2のコンベアとに分割されて
    おり、 上記第2のコンベアは、上記焼付け用コンベアに対して
    第2のコンベアで搬送されてきた被塗物を引き続き焼付
    け用コンベアにより搬送せしめるよう連設されており、 上記台車には、上記第1のコンベアに係合して該第1の
    コンベアにより台車を走行させるための後側係合部材
    と、該後側係合部材よりも搬送方向前方に配置され、上
    記第2のコンベアに係合する前側係合部材とが設けられ
    ていて、 上記後側係合部材が第1のコンベアに係合しているとき
    には、前記係合部材と第2のコンベアとの係合が解除さ
    れる一方、前側係合部材が第2のコンベアに係合したと
    きには、後側係合部材と第1のコンベアとの係合が解除
    されるようになっており、 上記第1の塗装ゾーンで故障が発生した際、上記第1の
    コンベアの運転を停止する一方、上記第2のコンベアの
    運転を継続せしめる制御手段を備えていることを特徴と
    する塗装装置。
  2. 【請求項2】上記塗装ゾーンは、被塗物に対して複数回
    のクリヤ塗装を行なうためのゾーンであることを特徴と
    する請求項(1)に記載の塗装装置。
  3. 【請求項3】被塗物を台車に載置した状態で塗装ゾーン
    を搬送して被塗物に対して複数回の塗装を行なう塗装工
    程と、上記塗装ゾーンで塗装された後、上記台車に載置
    されて焼付けゾーンを搬送される被塗物に対して焼付け
    処理を行なう焼付け工程とを含む塗装方法であって、 上記塗装工程は、被塗物を第1のコンベアで搬送しつつ
    該被塗物に対して最終回より前までの塗装を行なう第1
    の塗装工程と、 上記第1の塗装工程で塗装された被塗物を、第1のコン
    ベア下流側の第2のコンベアにより搬送しつつ該被塗物
    に対して最終回の塗装を行なう第2の塗装工程とからな
    り、 上記台車には、上記第1のコンベアに係合して該第1の
    コンベアにより台車を走行させるための後側係合部材
    と、該後側係合部材よりも搬送方向前方に配置され、上
    記後側係合部材の第1のコンベアへの係合が解除された
    ときに上記第2のコンベアに係合する一方、後側係合部
    材が第1のコンベアへ係合したときに第2のコンベアへ
    の係合が解除される前側係合部材とが設けられていて、 上記第1の塗装工程では、上記後側係合部材と第1のコ
    ンベアとを係合させた状態で台車を第1のコンベアによ
    り搬送する一方、 第2の塗装工程では、前側係合部材と第2のコンベアと
    を係合した状態で台車を第2のコンベアにより搬送し、 上記第1の塗装工程で故障が発生した際に、上記第1の
    コンベアの運転を停止する一方、上記第2のコンベアの
    運転を継続せしめて上記第2のコンベアで搬送中の被塗
    物に対して上記最終回の塗装及び焼付け処理を行なうこ
    とを特徴とする塗装方法。
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