JP3022988B2 - 橋下部検分設備 - Google Patents

橋下部検分設備

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JP3022988B2
JP3022988B2 JP2504883A JP50488390A JP3022988B2 JP 3022988 B2 JP3022988 B2 JP 3022988B2 JP 2504883 A JP2504883 A JP 2504883A JP 50488390 A JP50488390 A JP 50488390A JP 3022988 B2 JP3022988 B2 JP 3022988B2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01DCONSTRUCTION OF BRIDGES, ELEVATED ROADWAYS OR VIADUCTS; ASSEMBLY OF BRIDGES
    • E01D19/00Structural or constructional details of bridges
    • E01D19/10Railings; Protectors against smoke or gases, e.g. of locomotives; Maintenance travellers; Fastening of pipes or cables to bridges
    • E01D19/106Movable inspection or maintenance platforms, e.g. travelling scaffolding or vehicles specially designed to provide access to the undersides of bridges

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  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、1つのシャーシとそのシャーシにとりつけ
られた中桁と、その中桁に水平回転軸の周りを回転可能
に支持されているガイド機具と、そのガイド機具に支持
され、その回転軸に対し垂直に動く4本の角形梁を持つ
リフティングタワーと、そのリフティングタワーにその
長手方向中心軸のまわりを回転可能に支持されたリフテ
ィングタワー下部と、そのタワー下部に設置された作業
足場とを有する橋下部検分設備に関する。
この種の公知の橋下部検分設備では、リフティングタ
ワーが対称な形状、特に四角形の横断面を持ち、ガイド
機具がその回りを取り巻く。タワーを収容する中空を有
するそのようなガイド機具は、ガイドボックスとも呼ば
れる。その欠点は、大きな空間を必要とし、運搬の際、
装置を小さく折り畳み難く、又対称形状のリフティング
タワー横断面によって重量がうまく配分されないことで
ある。
本発明の課題は、コンパクトで多面利用できる自動組
立式でより安定性の高い橋下部検分装置を提供すること
である。
先に述べた様な従来技術の装置に基づく課題は、本発
明により次のように解決される。つまりガイド機具が平
板な形状を有し、それと隣り合ったリフティングタワー
の2本の角型梁に対してのみ滑走可能状態にあり、又こ
の角型梁は、他の2本の梁よりも高い耐荷重性をもつ。
負荷下の角型梁には、リフティングタワーの駆動のため
ガイド機具において歯車ラック駆動装置で動く歯車ラッ
クも取り付けられる。この提案により、リフティングタ
ワーの重量とガイド機具の重量が、かなりの比重で橋側
に集中する。特に橋から遠い角梁及び支柱が軽金属で出
来ている場合は重量の集中が著しい。
ガイド機具がターンテーブルを介して中桁に支持さ
れ、その中桁が同じく平坦な板状であれば特に効果的で
ある。リフティングタワーをその先端近くまで伸長させ
るため、ガイド機具はその回転軸からリフティングタワ
ーの先端方向へは短く作業足場方向へは長い寸法を有す
る。
橋への器械の載設の際、交通に支障をきたさないた
め、中桁が、垂直軸の周りに回動可能な少なくとも2つ
のレバー(てこ)からなる平行レバーを介してシャーシ
に支持されていることが特徴である。運搬の際には、折
り畳んだリフティングタワーと作業足場のセットが、シ
ャーシに平行に橋端上を越えて支持され、水平回転軸の
周りを回動して配置(組立)される。このとき、平行レ
バーが伸縮自在であれば効果的である。更にもう1つ、
上記平行レバーよりいくらか高位置に配置した第3の平
行レバーがある事が望ましい。この3つのレバーが各々
伸縮自在で中桁から取り外し可能であれば、平行レバー
の交互の引き込み動作により、橋下部検分装置は、橋端
に配置された円柱すなわち照明支持支柱を迂回しながら
移動することができる。このとき、平行レバーは照明支
持支柱を迂回するときに照明支持支柱がその間に位置で
きる程度に相互の水平間隔を保つ必要がある。
この構造の本質的長所は、作業足場が、橋に平行な作
業位置からリフティングタワーヘ折り畳み可能であり、
リフティングタワー上に平行に搭載される状態へ移動可
能なことである。
特に、その全幅が交通に利用される都市内の橋に対応
させるために次のことが提案される。つまり、保持枠
(骨組み構造:後述する)の側部に、中桁を載設可能に
構成することである。中桁は、保持枠の長さ調整可能な
アームと接続し、保持枠は、好ましくは高さ方向に動く
キャリジに固定される。橋端に設けられた照明支持支柱
を迂回するために、3つのアームが所定の水平間隔で記
置され、各々長さ調整可能な中桁からはずすことが可能
にされている。
更に進んだ提案としては、備えているクレーンの構台
が他の装置のように、同じ路面運搬車両上に設けられる
ことである。又、保持粋が水平な通行方向に対し長手方
向及び横方向に伸縮自在であること、支持キャスターを
具備することが効果的である。保持枠は、側部に車両を
通過させるため枠形状を有し、その車両には、中桁、ガ
イド機具、リフティングタワー、作業足場といった組立
セットが積載されている。その路面車両への当該保持枠
の積載のために、好適な接続要素が具備されている。積
み込んだ状態での車両後部にある保持枠のもう1つの側
部には、中桁に接続するための積み込み装置等が載設さ
れる。
次の様な思想に従って組み合わせた装置、つまり選択
的に下部作業足場、特に橋の丸天井部分の足場または上
部作業足場として使用可能な装置において、発明の主旨
は効果的に発揮される。その際、ガイド機具は、水平回
転軸の周りに少なくとも180°以上回転運動可能に構成
されている。それにより、リフティングタワーは、水平
回転軸に対して対称な2つの鉛直位置に置かれることが
できる。従ってこの場合、リフティングタワーに直角に
固定した作業足場が、一方の位置ではシャーシの下方
に、他方の位置ではシャーシの上方に配置される。その
際足場に設けられた通路用の床は、両面使用できるよう
構成されている。また、作業足場は、その縦軸の周りに
回転可能に構成されている。更に、床の長手方向の側縁
部には折り畳み式補助手すりが具備されている。この種
のより小型器械では、運搬の際、リフティングタワー
が、上部にある作業足場に垂直な位置をとる。その際、
手すりは、下方に折りたたまれている。
この場合、許容しうる路面運搬の高さを考慮すると、
リフティングタワーはできるだけ低い必要があるので、
リフティングタワーは作業時に取り付けできるセグメン
トで延長可能であることが提案される。中桁は、このよ
うな装置の場合、垂直軸の周りを回動可能なシャーシ上
に装備されたトレーラー連結装置に載設される。この連
結装置は、ガイド機具があらゆる位置においてシャーシ
の外部に立設可能な程、長ければ好適である。このよう
に構成すれば、中桁に装備されたガイド機具は、トレー
ラ連結装置が回動された時にシャーシの側方又は後方に
干渉しない。当該装置により、例えば、自動車道路での
組立や、修理工事において交通標識橋を迅速に安全に構
築することができる。
最後に、ガイド機具の回転駆動の回転角度範囲を少な
くとも270°とすることを提案する。それにより、リフ
ティングタワーヘ折り畳み可能な作業足場を持つ橋下部
検分設備において、作業足場の折り畳み運動のための各
駆動装置は必要なくなる。すなわち、通常であればこれ
に加えて、油圧シリンダまたはケーブルウインチ等が内
蔵されるが、これらが不要となる。
この発明の実施例を次の図面に基づいて詳細に説明す
る。
図1は路面運搬のためシャーシに積み込まれた橋下部
検分設備の側面図を示す。
図2は図1の装置の平面図を示す。
図3は図1の装置の走行方向から見た図を示す。
図4は平行アームが外側へ回動した後の図1の装置の
平面図を示す。
図5は橋上での組立中の図1の装置の側面図を示す。
図6は作業中での橋長手方向から見た図1の装置の図
を示す。
図7は路面運搬車両への積み込みの際の別の橋下部検
分設備の側面図を示す。
図8は組立作業開始時の図7の装置の縮小図を示す。
図9は図8と同じ縮尺で示された組立作業中の2つの
途中位置の平面図を示す。
図10は図9と同様に図7における装置の組立時のもう
1つの途中位置を示した平面図を示す。
図11は路面運搬準備完了状態での高低組合せ作業台の
側面図を示す。
図12は図11の装置の高作業台の作業状態の図を示す。
図13は図11の装置の低作業台の準備完了状態の平面図
を示す。
図14は別の中間位置での本装置の側面図を示す。
図15は橋端にそって低作業台として作業中の側面図を
示す。
図16は下部検分設備として作業中の本設備を橋長手方
向から見た図を示す。
図1から図6の装置は、運搬時及び作業時にシャーシ
の役目をする5車輪軸サブトレーラに載設されている。
路面運搬の際には、中間の3本の車軸に装着された空気
バネ装置が駆動することにより、シャーシ1が高く持ち
上げられる。このとき、空気バネ装置が装着されない外
側車軸の車輪2、3は、車道から離れるように持ち上げ
られる。シャーシ1には、リフティングタワー4が搭載
されており、リフティングタワー4の下部には、リフテ
ィングタワー下部5が回転可能に設けられている。ま
た、リフティングタワー下部5には、折り畳み軸6を介
して、伸縮自在の補助足場8を有する作業足場7が回転
可能に支持されている。リフティングタワー4は、その
枠を形成する4本の角形梁を有し、その内のガイド機具
9に隣接した2本の角形梁が細長い平らなガイド機具9
にガイドされることによって、このガイド機具9に沿っ
て長手方向に移動できるようになっている。そのため
に、上記角形梁は所定の強度を有するに足る横断面を有
する。なお、角形梁が歯車ラック駆動により移動される
場合には、当該ガイド機具9に歯車ラックが配設されて
いる。
ガイド機具9は、ターンテーブル10を介し、平らな中
桁11に対して水平回転軸12回りに回転可能に支持され
る。なお、この回転は、両回転方向について少なくとも
270°以上の回転運動が可能であることが必要とされ
る。中桁11は、2つの長軸状の平行レバー13、14を介し
てシャーシ1に支持される。
上記平行レバー13、14の各々の両端は、リフティング
タワー4側の中桁11及びシャーシ1側の支持ブロック15
にそれぞれ回動可能に支持されている。平行レバー13、
14は、図2に示されたシャーシ1に平行な折りたたまれ
た位置からシャーシ1に対して垂直な位置に回動移動さ
れる(図4参照)。平行レバー13、14がシャーシ1に対
して垂直な位置に移動されると同時に、中桁11とそれに
付随するすべての他の部分(リフティングタワー4等)
が、シャーシ1に搭載された状態からシャーシ1から最
も離れた位置に移動される。
図4に、橋端で橋下部検分装置を照明支持支柱17を迂
回させて移動させることができる構成を示す。本実施例
では上記2つの平行レバーに加え、これら2つのレバー
の真中位置に、すこし高く配置されている第3の平行レ
バー18が備えられている。 平行レバーの回動により、
橋下部検分装置の一部(リフティングタワー4等)がシ
ャーシ1上から橋端を越えて移動される。その時点に於
て、作業足場7は、まだ水平位置にある。
このときの配置を橋外側から見た図5によると、当初
図中左方向を向いていたリフティングタワー下部5は、
リフティングタワー4が右へ回転する(図5の矢印)こ
とにより回転移動する。リフティングタワー4が垂直位
置になった時点で作業足場7が真下に吊り下がり、更な
る回転運動でリフティングタワー4から離れる。図5に
示すリフティングタワー4は、すでに150°回転してい
る。更に30°進めば作業足場7の縁19がリフティングタ
ワー下部5に当接する。又、更に次にタワーが90°回転
しても作業足場7は、もはやリフティングタワー4に対
しては相対移動しない。最終的に足場は水平に延びた状
態となり、リフティングタワー4が橋下へ適当に降下し
た後は、水平面内で回動可能となる。また、必要に応じ
て作業足場7からは補助足場8が延出する。この状態を
図6に示す。なお、設備(リフティングタワー4等)の
収納は上記と逆の順序で行われる。
図4に示すように、第3の平行レバー18がある場合に
は、装置が組み立てられた状態で照明支持支柱17を迂回
することができる。この場合、3つのすべての平行レバ
ーが伸縮自在で、各平行レバーが中桁11から取り外し可
能であることが必要である。ここでは、2つの平行レバ
ーだけで橋下部検分設備を支持可能に構成されている。
すなわち、照明支持支柱17が平行レバー13と18の間に位
置するまで、シャーシが左方へ移動する間、平行レバー
13が中桁11から外され、引っこんでいる状態が示されて
いる。照明支持支柱17が平行レバー13と18の間に位置す
ると平行レバー13は再び接続され、次に平行レバー18が
同様に引っ込められる。
図7から図10に示す橋下部検分装置は、1つの水平上
部20と2つの側部21と22からなり操縦ローラー上で動く
保持枠とともに作動する。上部20は2つの互いに内側へ
伸縮自在な部分23、24を有し、これら部分23,24は各々
側部21,22と強固に連結されている。これらの部分は、
望遠鏡に使用されるような筒状の構造、格子マスト、格
子組みを備えることができる。3車輪軸トラックは純粋
に運搬車両の役目を果たし、図1で説明した様に中桁1
1、ターンテーブル10、ガイド機具9、リフティングタ
ワー4と作業足場7からなる組立セットを運ぶととも
に、最短位置で組入れられた保持枠(部分23、24が最も
縮んだ状態で)を運ぶ。
保持枠の四隅には、操縦ローラーを具備した脚25が高
い位置で折畳まれている。上述の組立セットは、上記脚
が高い位置で折畳まれた状態において、保持枠より低位
置となるように構成される。保持枠の両側部は、別々に
形成されている。図8に示すように、側部21、22が各々
脚25を延ばすことにより保持粋が橋の走行通路上に立設
される。このとき、側部21は大きな枠を形成し、トラッ
クは側部21の枠を抜けて移動することができる。
その後の組立行程を説明すると、図9、10に示すよう
に、保持枠は、まず進行方向つまり橋の長手方向に降ろ
され、ひき続き操縦ローラーを介して、保持粋が橋に対
して横向の位置となるまで回転する(図9で回転途中の
状態を一点鎖線で示す)。そして、トラックが同様に横
長手方向に移動し、保持枠の側部22に対して平行になる
ように接近する。そして、この側部22に対し、水平に伸
縮自在に延長可能なアーム26を備えたキャリッジを載設
する。そのアーム26は、中桁11の継ぎ手と接続されてい
る。上述のキャリッジが側部22に接続することにより、
トラックから組立セットが取り外され、トラックは移動
可能となる。そして、側部22が橋端を超える位置まで、
保持枠上部の部分23、24は、互いに反対方向に移動す
る。このとき、保持粋が道路全体を覆う形となる。図10
に示すように、必要であればアーム26も又さらに伸び出
し、組立セットが橋の上を越えて移動される。このと
き、組立セットは保持枠に水平に保たれる。装置の完成
までの組立は、第1実施例と同様に説明される。
図11乃至16の橋下部検分装置は、被けん引車の形状を
したシャーシ30からなり、そのシャーシ30上にはトレー
ラー連結装置31が中心から少し後方に設置された垂直軸
32に回転可能に支持されている。トレーラー連結装置31
の前方に伸びた短い先端部にはおもり33が配設され、又
後方端部にはターンテーブル34を介して、ガイド機具35
が水平回転軸36の回りに回転可能に支持されている。歯
車ラックのついた角形梁を有するリフティングタワー37
がガイド機具35に沿ってガイドされつつ、その長手方向
に動く。ガイド機具35には歯車動力装置が載設されてい
る。リフティングタワー37の上部端には、もう1つ別の
ターンテーブル38を介して、四角形の角セグメント39が
リフティングタワー37の中間軸の方向に延びている回転
軸40の回りに回転可能に支持されている。この角セグメ
ントには、作業足場41とその足場に内部に挿入された補
助足場42が固定されている。作業足場41に設けられた通
路用の床は、リフティングタワー37の回りを水平面内に
おいて回転可能であり、運搬時にはシャーシ30の真上に
配置される。
次に、走行路上部での作業時の本装置の利用について
述べる。
トレーラー連結装置31が、図11に示した運搬位置から
図12に示すように90°回転された場合には、リフティン
グタワー37は、その下端部がガイド機具35にほとんど達
するまで上へ延びる。この位置で1つの歯車ラック部分
を持つもう1つ別のリフティングタワーセグメント43を
下部へ取り付けることができる。これは例えばボルトで
締着することが可能である。このセグメント43の高さま
で上昇した後、図12に描く様にもう1つ別のリフティン
グタワーセグメント44を取り付けることも可能である。
必要な作業高さに達した時、補助足場42が延ばされ、作
業足場はその最大の長さとなる。作業足場の床が、上述
した様に上部にあるので、図12の様に折り畳み可能な補
助てすり45、46を作業足場41と補助足場42に載設するこ
とがあらかじめ考慮されている。作業足場は、リフティ
ングタワー37とターンテーブル38により上方へ移動され
る。
そのように組み立てられた図12のような高所作業台
は、たとえば道路標識橋、又は他の走行路に横又は斜め
に掛け渡した橋の修理の際に使用できる。水平方向の調
節はトレーラー連結装置軸32又は回転軸40の周りを回動
することにより自在に可能である。トンネルでは作業足
場を出口位置に被けん引車長手方向に置いておく。平行
な横運動は、両方の軸32と40の周りの反対方向運動によ
り可能である。リフティングタワー37の垂直運動を含め
て考えると、作業足場は、アーチ型のトンネルの壁に沿
って平行に上へ動くことができる。
橋47の下での作業装置の組み立ては、図13から16に基
づいて、次の様に説明される。図13によりシャーシ(被
けん引車)30が橋端部に平行に移動される。トレーラー
連結装置31は横方向に置かれ、それにより橋の上から突
き出して作業足場41、42がリフティングタワー37に対し
て同じく90°回転し、橋47の外側上部で橋に平行に位置
する。さらに図14に示すように、この装置に固有の回転
運動でリフティングタワー37や作業足場41、42が180°
回転され、図13のような回転前の最初の位置は破線をつ
けて描かれ、そこから回転した後に得られる位置は実線
で示される。
作業足場は、この位置では橋(図15)とほぼ同じ高さ
にある。リフティングタワー37は、そこから下降し、リ
フティングタワーには必要ならば1つ又は複数のリフテ
ィングタワーセグメントが継ぎ足される。
その様な位置においては橋の縁で頻ぱんに必要な手入
れ作業が能率よく処理される。リフティングタワー37を
更に延ばすことにより作業足場が十分に低い位置に達す
れば、作業足場は橋下を回動し又必要により補助足場42
を延ばすことにより延長できる。図16はそれを橋長手方
向から見た図である。
図11の運搬位置へ戻す収納運動は、逆順序でなされ
る。もちろん被けん引車30は、トラックでも、あるいは
別の特殊車両であってもよい。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−287306(JP,A) 特開 昭60−80607(JP,A) 特開 昭58−131207(JP,A) 特開 昭63−107603(JP,A) 特開 昭63−31110(JP,A) 実開 昭59−89169(JP,U) 欧州公開156304(EP,A2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01D 19/10 B66F 11/04

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つのシャーシとそのシャーシに取り付け
    られた中桁と、水平回転軸の回りに回転可能に中桁に支
    持されているガイド機具と、そのガイド機具に支持され
    前記回転軸に垂直に動く4本の角形梁を持つリフティン
    グタワーと、そのリフティングタワーに対しその長手方
    向中心軸のまわりを回転可能に支持されたリフティング
    タワー下部と、そのリフティングタワー下部に設置され
    た作業足場とを有する橋下部検分設備であって、 そのガイド機具(9;35)が平板形状であり、それと隣合
    ったリフティングタワー(4;37)の2本の角型梁に対し
    て滑走関係にあり、この角型梁は、他の2本の角形梁よ
    りも耐荷重性が高いことを特徴とする橋下部検分設備。
  2. 【請求項2】ガイド機具(9;35)がターンテーブル(1
    0;34)を介して中桁(11;31)に支持されることを特徴
    とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】ガイド機具(9)は、その回転軸(12)か
    らリフティングタワーの先端方向へはより短く、作業足
    場(7)方向へはより長く形成されていることを特徴と
    する請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】リフティングタワー(4;37)は、ガイド機
    具(9;35)に配設された歯車ラック駆動装置で作動し、
    その駆動装置は、リフティングタワーに具備された少な
    くとも1つの歯車ラックと協働することを特徴とする請
    求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】中桁(11)が、垂直軸の周りに回動可能
    な、少なくとも2つの平行レバー(13;14)を介してシ
    ャーシ(1)に支持されていることを特徴とする請求項
    1記載の装置。
  6. 【請求項6】前記平行レバーが、その長手方向に伸縮自
    在であることを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】3つの各々伸縮自在で、中桁(11)から取
    り外し可能な平行レバー(13、14、18)が具備されてい
    ることを特徴とする請求項5記載の装置。
  8. 【請求項8】作業足場(7)が橋に対して平行な作業位
    置からリフティングタワー(4)に対して平行に折り畳
    み可能であり、該リフティングタワー上に搭載された状
    態で運搬可能であることことを特徴とする請求項1記載
    の装置。
  9. 【請求項9】前記シャーシ(1)は、前記中桁(11)、
    ガイド機具(9)、リフテングタワー(4)及び作業足
    場(7)からなる組立セットと、該シャーシに代わって
    該組立セットを保持するための保持枠とを積み込み可能
    に構成され、 該保持枠は、前記シャーシ(1)から分離させた前記中
    桁(11)を着脱可能な側部(22)を有することを特徴と
    する請求項1記載の装置。
  10. 【請求項10】前記中桁(11)は、長さ調整可能なアー
    ム(26)を介して前記保持枠に接続していることを特徴
    とする請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】前記アーム(26)は、予め定められた水
    平間隔で配置され、前記中桁から取り外し可能に構成さ
    れたことを特徴とする請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】前記アーム(26)は、前記側部(22)に
    接続されるキャリッジに固定されていることを特徴とす
    る請求項10記載の装置。
  13. 【請求項13】前記保持枠は、側部(21,22)に設けら
    れた折畳み可能な脚(25)を有し、該脚(25)を伸ばし
    て路面上に立設させたとき、該保持枠は前記側部(21)
    に前記シャーシ(1)が通過可能な枠形状を形成するこ
    とが可能であり、 該保持枠は水平な方向に伸縮自在であり、水平方向に移
    動するために前記脚(25)の下端に操縦ローラを備えた
    ことを特徴とする請求項9記載の装置。
  14. 【請求項14】ガイド機具(35)の回転運動により、リ
    フティングタワー(37)は、水平回転軸(36)に対して
    互いに対称な2つの鉛直位置に置かれることができ、こ
    の場合、作業足場(41)が、一方の位置ではシャーシ
    (30)の下方、他方の位置ではシャーシ(30)の上方に
    配置され、かつ、作業足場(41)に設けられた通路用の
    床は、上下両面使用できるように形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の装置。
  15. 【請求項15】前記作業足場(41)は、前記リフティン
    グタワー(37)の長手方向の端部に設けられた回転軸
    (40)周りに、回転可能に支持されたことを特徴とする
    請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】作業足場(41)には、上下両面で使用可
    能な通路用の床が装備されており、この床の長手方向の
    側縁部には180°に折り畳みうる補助手すり(45、46)
    が具備されていることを特徴とする請求項14記載の装
    置。
  17. 【請求項17】運搬の際、リフティングタワー(37)が
    その上部で水平に延びる作業足場(41)に対し垂直な位
    置をとり、このとき作業足場(41)の上端面は、許容さ
    れる路面運搬の高さを越えないことを特徴とする請求項
    14記載の装置。
  18. 【請求項18】シャーシ(30)の垂直軸(32)回りに回
    動可能なトレーラー連結装置(31)に中桁を載設し、該
    中桁に装備されたガイド機具(35)は、トレーラ連結装
    置(31)が回動された時にシャーシの側方又は後方に干
    渉しない位置に設けられたことを特徴とする請求項14記
    載の装置。
  19. 【請求項19】タワー(37)が取付け可能なセグメント
    (43、44)により延長可能であることを特徴とする請求
    項14記載の装置。
  20. 【請求項20】ガイド機具(9)の水平回転軸周りの回
    転角度範囲が少なくとも270°であることを特徴とする
    請求項1記載の装置。
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