JP3022588B2 - 海底ケーブル布設装置 - Google Patents

海底ケーブル布設装置

Info

Publication number
JP3022588B2
JP3022588B2 JP26538590A JP26538590A JP3022588B2 JP 3022588 B2 JP3022588 B2 JP 3022588B2 JP 26538590 A JP26538590 A JP 26538590A JP 26538590 A JP26538590 A JP 26538590A JP 3022588 B2 JP3022588 B2 JP 3022588B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
submarine cable
guide
connection box
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26538590A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04145818A (ja
Inventor
明 島田
正彦 竹中
允 吉川
裕 鍛治川
誠一郎 山本
幸夫 梶谷
真司 藤嶋
隆雄 高瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP26538590A priority Critical patent/JP3022588B2/ja
Publication of JPH04145818A publication Critical patent/JPH04145818A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3022588B2 publication Critical patent/JP3022588B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Cable Installation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は海底ケーブル布設装置に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
一般に、ケーブル布設装置は、海底ケーブルを船上よ
り海中に垂下し、船の進行に伴って順次ケーブルを繰出
すものであって、自重で繰出されるケーブルにブレーキ
力を加えてケーブルの張力を調節していた。即ち、従来
の布設装置では、ケーブルを上下から挾む一対の無限軌
道輪を設け、該上下の無限軌道輪にてケーブルを適度な
挾持力にて挾持して該ケーブルにブレーキ力を付与しつ
つ布設作業を行っていた。
ところで、例えば10km以上の長尺の海底ケーブルにお
いては、ケーブルの製造上或いは伝送特性上の理由によ
り、接続部或いは光中継器や中継器付き接続箱(以下、
これらを接続箱という)が設けられる。この接続箱はケ
ーブルの通常部分より大径であり、接続箱が上記無限軌
道輪間を通過する際には急激なブレーキ力の増大を生
じ、該接続箱が損傷したり、円滑な通過が行えないとい
う欠点があった。
そこで、本発明では、途中に接続箱を有する海底ケー
ブルであっても、該接続箱を損傷させることなく、しか
も、円滑に布設していくことができる海底ケーブル布設
装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために、本発明に係る海底ケー
ブル布設装置は、 布設船上に、海底ケーブル送り方向と略直交する方向
のガイドレールを2対配設し;該ガイドレール上を転動
する車輪を有し、各ガイドレールに配設されて、上記略
直交する方向に往復動可能とされる2個のベースを、海
底ケーブルの接続箱の長さ寸法よりも大きい所定間隔寸
法を隔てて、上記送り方向に列設し;海底ケーブルを挾
持して該海底ケーブルにブレーキ力を付与する上下一対
の無限軌道輪を備えた無限軌道ブレーキ装置と、海底ケ
ーブルの接続箱が通過するときに該接続箱を受持する多
数個のガイドローラ群から成るガイドローラ装置とを、
各ベース上に並設し;上記海底ケーブルの送りに伴って
上記接続箱が通過するときに、上記2個のベースが上記
ガイドレールに沿って、交互に上記略直交する方向に切
換わって一方のベース上を通過する接続箱を上記ガイド
ローラ装置のガイドローラ群にて、受持すると同時に、
他方のベース上では上記無限軌道ブレーキ装置にて海底
ケーブルを挾持するように構成したものである。
〔作 用〕
一方のブレーキ装置を、ケーブルの送り方向と略直交
する横方向に沿って移動させて接続箱の無限軌道輪間の
通過を回避させた状態とすると共に、他方のブレーキ装
置を、ケーブルの走行路上に配設すれば、該他方のブレ
ーキ装置によってブレーキをかけつつ該ケーブルを海底
に布設してゆくことができ、また、逆に、一方のブレー
キ装置をケーブルの走行路上に配設すると共に、他方の
ブレーキ装置を、接続箱の無限軌道輪間の通過を回避さ
せた状態とすれば、該一方のブレーキ装置によってブレ
ーキ力をかけつつ該ケーブルを海底に布設してゆくこと
ができる。即ち、一方の装置によって布設作業を行って
いる間においては、他方の装置をケーブルの走行路から
横方向に逃がすことができ、該他方の装置の上下の無限
軌道輪の横を接続箱が通過し、また、他方の装置によっ
て布設作業を行っている間においては、一方の装置をケ
ーブルの走行路から横方向に逃がすことができ、一方の
装置の上下の無限軌道輪の横を接続箱が通過する。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を詳説す
る。
第2図は布設船1を示し、この布設船1に本発明に係
る海底ケーブル布設装置が搭載されている。即ち、第2
図において、2は矢印に沿って布設船1の後部から繰出
されるケーブルであって、該ケーブル2は布設船1内の
ケーブル収納室3にコイル状に巻き込まれており、この
ケーブル収納室3から繰出される。そして、ケーブル2
の走行路には、上流側から計尺器4、補助ブレーキ5、
無限軌道ブレーキ装置6,6、張力計7等が順次配設され
ている。ここで、ケーブル2とは、第1図に示すよう
に、ケーブル本体8…と、該ケーブル本体8…を連結す
る接続箱9…と、からなる。また、計尺器4とは、ケー
ブル2に圧接する回転自在な2個の計尺輪を有し、この
計尺輪の回転数を電気信号に変換して、ケーブル2の繰
出し長さ(ケーブル布設長さ)を測定するものである。
また、補助ブレーキ5は、無限軌道ブレーキ装置6,6が
故障した場合にケーブル2が暴走して、高価なケーブル
2が無駄になってしまうことを防止するバックアップ用
のブレーキ機構であり、複数の固定シューに複数の可動
シューを、空気圧又は油圧作動式の加圧シリンダで押付
けて、ケーブル2にブレーキ力を加える構成としてい
る。また、張力計7は、布設船1の後端から海中に繰出
されるケーブル2に作用している張力を測定して電気信
号に変更する機能を有している。
しかして、無限軌道ブレーキ装置6は、第3図と第4
図と第5図に示すように、海底ケーブル2を挾持する上
下一対の無限軌道輪10,11と、該無限軌道輪10,11をケー
ブル2の送り方向と略直交する方向に沿って移動させる
移動機構70とを、備えたものである。
即ち、無限軌道輪10は、ハウジング13に設けられた駆
動スプロケット14と従動スプロケット15との間とに懸架
され、下方の無限軌道輪11は、ハウジング16に設けられ
た駆動スプロケット17と従動スプロケット18との間に懸
架されている。そして、駆動スプロケット14,17の軸
は、夫々、モータ19,19の駆動軸に連結され、該モータ1
9,19の駆動により、各無限軌道輪10,11が走行する。
しかして、ハウジング13,16には、夫々、長手方向
(ケーブル2の送り方向)に沿って複数個のガイドレー
ル20…(なお、図例では、図面の簡略化のため、夫々2
個ずつしか描いていない。)が配設され、このガイドレ
ール20…にて軌道輪10,11間を走行するケーブル2に該
軌道輪10,11を密着させている。即ち、ハウジング13,16
には、夫々、所定ピッチにてレール保持体21…が付設さ
れ、該保持体21…に、枢支ピン22…を介して各ガイドレ
ール20の突出片23…が枢支されている。従って、各ガイ
ドレール20…は、ピン22…廻りに揺動可能とされてハウ
ジング13,16に枢支されている。
また、下方のハウジング16は、布設船1上に配設され
るベース24上に、空気バネ25…を介して立設されてい
る。そして、このベース24には一対のガイドポスト26,2
6が立設され、該ガイドポスト26,26に、ハウジング13,1
6に連結された摺動部材27.27が上下動自在として嵌合さ
れている。即ち、各ハウジング13,16はこのガイドポス
ト26,26に沿って上下動する。
そして、上方のハウジング13は、4機のシリンダ28,2
8,36,36にて上下方向に往復動される。即ち、ケーブル
2に関してポスト26,26と反対側の各シリンダ28は、そ
の本体部28aの下端から垂下された取付片29に、ベース2
4から立設された立設片30が嵌合され、ピン31を介し
て、該取付片29と立設片30とが連結されると共に、ピス
トンロッド28bの先端に設けられた取付片32に、ハウジ
ング13から突設された突出片33が嵌合され、ピン34を介
して、該取付片32と突出片33とが枢結される。また、こ
の場合、ピン34は着脱自在とされ、ピン34が取付けられ
た状態では、第5図の実線で示すように、シリンダ28は
鉛直方向に沿って立設されるが、ピン34を取外せば、シ
リンダ28は、ピン31を中心に矢印D1,D2の如く揺動する
ことができる。
また、ポスト26,26間に設けられるシリンダ36,36は、
ピストンロッド36bの先端に設けられた取付片37に、ハ
ウジング13から突設された突出片38が嵌合され、ピン39
を介して該取付片37と突出片38とが連結されると共に、
本体部36aの下端がベース24に連結されている。
従って、各シリンダ28,28,36,36の各ピストンロッド2
8b,28b,36b,36bを往復動させれば、上方のハウジング13
がガイドポスト26,26に沿って上下動し、上下の無限軌
道輪10,11の上下間隔寸法が拡大・縮小する。即ち、こ
のシリンダ28,28,36,36と、ガイドポスト26,26と摺動部
材27等でもって上下の無限軌道輪10,11の上下間隔寸法
を拡大・縮小する開閉機構12が形成される。なお、ガイ
ドポスト26,26の上端は連結体40にて連結されている。
また、このベース24には、ケーブル2の下端をガイドす
るガイドローラ41が設けられている。
しかして、シリンダ28,28及びシリンダ36,36間には、
夫々、ガイド部材51,52が配設されている。ガイド部材5
1は、一対のガイドロッド53,53を有し、該ガイドロッド
53,53は、その下端が下方のハウジング16に枢支体54に
て揺動自在に取付けられ、その上端部が上方のハウジン
グ13に設けられた保持体55に摺動自在に嵌合されてい
る。即ち、例えば、枢支体54は、ガイドロッド53,53の
下端が図示省略のボルト等の取付具を介して着脱自在に
取付けられる取付片57と、該取付片57から突設される保
持片58,58と、上方のハウジング13から突設される保持
片59,59と、該保持片58,59に挿通される枢支軸60と、か
らなり、また、保持体55は、第4図に示すように、上方
のハウジング13に設けられる取付片61と、該取付片61に
蝶番等の連結具63を介して揺動自在として枢着される揺
動片62と、を備え、取付片61と揺動片62とが重ね合わさ
れた状態で、図示省略の係止具にて取付片61と揺動片62
がこの状態に保持され、各ガイドロッド53,53の上端部
が上下方向に摺動自在に嵌合される。そして、係止具に
よる係止状態を解除し、揺動片62を仮想線で示すよう
に、揺動させれば、第5図に示すように、ガイドロッド
53,53は、枢支体54の枢支軸60を中心に矢印E1,E2の如く
揺動する。
また、ガイド部材52は、一対のガイドロッド64,64を
有し、該ガイドロッド64,64は、下端が下方のハウジン
グ16の図示省略の取付片にボルト等の取付具を介して着
脱自在に取付けられ、その上端部が上方のハウジング13
に設けられた図示省略の保持片に上下動自在に嵌合され
ている。
そして、両ガイド部材51,52のガイドロッド53,53,64,
64には、ガイド部材本体66,66が摺動自在に嵌合されて
おり、図示省略の止めねじ等にて、該ガイド部材本体6
6,66がガイドロッド53,53,64,64に固定されている。
しかして、ベース24上には、第4図と第5図に示すよ
うに、海底ケーブル支承高さが無限軌道輪10,11の海底
ケーブル挾持高さとほぼ同等とされた多数個のガイドロ
ーラ65群からなるガイドローラ装置71が付設されてい
る。即ち、ベース24上に、取付片66…が立設され、対向
する取付片66,66間にガイドローラ65が回転自在に枢支
されている。また、この場合、ガイドローラ65はケーブ
ル2の送り方向と略直交する水平方向に沿って配設さ
れ、その高さ位置は、走行するケーブル2と略同一の高
さとされる。
また、ベース24の両端面69a,69bには、車輪67…が回
転自在に突設され、該車輪67…が布設船1上に設けられ
たガイドレール68a,68b上を転動する。即ち、ガイドレ
ール68a,68bは、ケーブル2の送り方向と略直交する方
向に沿って設けられており、ベース24はケーブル2の送
り方向と略直交する方向に移動可能となる。なお、ベー
ス24の走行方式としては、手動にて行うようにするも、
該ベース24にモータを搭載して該モータの駆動により車
輪67…を回転駆動させて移動させるも、ベース24近傍に
シリンダを設け、該シリンダのピストンロッドの往復動
にて移動させるようにするも自由である。従って、ガイ
ドレール68a,68b及び車輪67…等でもって移動機構70が
構成される。
しかして、上述の如く構成された無限軌道ブレーキ装
置6は、第1図に示すように、海底ケーブル2の送り方
向に沿って所定間隔に直列配設されるが、この場合、装
置6,6間の間隔寸法Lは、接続箱9の長さ寸法lより大
とされ、また、装置6を横方向に移動させたときには、
第1図(III)に示すように、接続箱9が該装置6の無
限軌道輪10,11の横を通過し、上下の無限軌道輪10,11間
を通過しないように設定される。なお、各ブレーキ装置
6,6間には、ガイドローラ50…が配設され、該ガイドロ
ーラ50上をケーブル2が矢印A方向に送り出される。
次に、上述の如く構成された海底ケーブル布設装置の
使用方法を説明する。
上流側のブレーキ装置6を、第1図(I)に示すよう
に、ケーブル2の走行路から横方向に逃がした状態とす
ると共に、下流側のブレーキ装置6を、ケーブル2の走
行路上に配設し、該下流側の装置6の上下の無限軌道輪
10,11にてケーブル2を挾持させる。なお、上下の無限
軌道輪10,11間にケーブル2を介在させる場合、第5図
に示すように、シリンダ28,28及びガイド部材51を、仮
想線で示すように倒せば、ケーブル2を外方向から無限
軌道輪10,11間に介在させることができる。
そして、ケーブル2を挾持している下流側の装置6の
モータ19を駆動させ、上下の無限軌道輪10,11を循環さ
せ、ケーブル2を矢印A方向に送り出し、このケーブル
2を海底に布設してゆく。この場合、ケーブル2は上下
の無限軌道輪10,11にて挾持されていることにより、所
定の適度なブレーキ力が付与されつつ布設されていく。
しかして、順次、ケーブル2を布設してゆけば、接続
箱9が第1図(I)に示すように、上流側の装置6に接
近し、さらには、第1図(II)に示すように該装置6の
無限軌道輪10,11の横を通過して下流側の装置6に接近
するが、この場合、第1図(III)に示すように、下流
側の装置6を矢印B方向に移動させて、走行路上に配設
すると共に、この装置の上下の無限軌道輪10,11間にケ
ーブル2を介在させ、この無限軌道輪10,11にて該ケー
ブル2を挾持させる。即ち、シリンダ28,28及びガイド
部材51を倒してケーブル2の横方向の挿入が可能な状態
として、この装置6を走行路上に移動させ、その後、シ
リンダ28,28及びガイド部材51を装着し、上方の無限軌
道輪10を下降させて、ケーブル2を上下の無限軌道輪1
0,11にて挾持させる。
次に、下流側の装置6の上方の無限軌道輪10を上昇さ
せ、この装置6の無限軌道輪10,11によるケーブル2の
挾持を解除すると共に、シリンダ28,28及びガイド部材5
1を倒して、ケーブル2の横方向の脱出を可能とし、こ
の状態で、第1図(III)の矢印Cの如く、下流側の装
置6を移動させ、横方向に逃がした状態とし、接続箱9
を、この装置6の無限軌道輪10,11の横を通過させる。
この場合、上流側の装置6にてケーブル2は所定の適度
なブレーキ力が付与されつつ布設されていく。そして、
接続箱9が下流側の装置6の無限軌道輪10,11の横を通
過した後は、再び第1図(I)に示すように、下流側の
装置6を走行路上に戻して該装置6による布設作業を行
わせると共に、上流側の装置6を横方向に逃がした状態
に戻し、次の接続箱9が来るのをまち、次の接続箱9が
来たら再び上述の如き布設作業を行う。
従って、ケーブル2は2台のブレーキ装置6,6のうち
どちらか一方にて常に挾持され、所定の適度なブレーキ
力が付与されつつ布設され、しかも、接続箱9は、各装
置6,6の無限軌道輪10,11の横を通過することとなり、上
下の無限軌道輪10,11にて挾持されることがない。
しかして、接続箱9が各装置6の無限軌道輪10,11の
横を通過する際には、該接続箱9はベース24上に配設さ
れたガイドローラ65…にてその下端がガイドされ、ケー
ブル2の送りがなめらかに行われる。
なお、本発明は上述の実施例に限定されず、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例えば、
実施例とは逆に、まず、下流側の装置6を横方向に逃が
した状態とし、上流側の装置6を走行路上に配設した状
態として、該上流側の装置6による布設作業を行い、上
流側の装置6に接続箱9が接近したときに、下流側の装
置6を走行路上に移動させて該装置6の上下の無限軌道
輪10,11にてケーブル2を挾持し、次に、上流側の装置
6を横方向に移動させて走行路から逃げた状態として、
該上流側の装置6の無限軌道輪10,11の横を、接続箱9
が通過するようにする。そして、上流側の装置6の無限
軌道輪10,11の横を接続箱9が通過した後、再び上流側
の装置6を走行路上に移動させて該装置6の上下の無限
軌道輪10,11にてケーブル2を挾持し、次に、再び下流
側の装置6を横方向に逃がした状態とするようにするも
自由である。
また、ガイドローラ65の数の増減は自由である。
しかして、本発明に係る布設装置に使用されるケーブ
ル2としては、光海底ケーブルまたは通常の電力,通信
海底ケーブル或いはこれらの複合型海底ケーブル等であ
る。
〔発明の効果〕
本発明は上述の如く構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。
接続箱9を損傷させることなくかつ停止させることな
く継続して円滑にケーブル2を送り出すことができ、し
かも、ケーブル2に常に適度なブレーキ力を付与しつつ
該ケーブル2を海底に布設してゆくことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部簡略平面図、第2図は
全体の簡略図、第3図は無限軌道ブレーキ装置の正面
図、第4図は同平面図、第5図は同簡略側面図である。 2……海底ケーブル、6……無限軌道ブレーキ装置、1
0,11……無限軌道輪、71……ガイドローラ装置。
フロントページの続き (72)発明者 吉川 允 兵庫県尼崎市東向島西之町8番地 三菱 電線工業株式会社内 (72)発明者 鍛治川 裕 兵庫県尼崎市東向島西之町8番地 三菱 電線工業株式会社内 (72)発明者 山本 誠一郎 東京都渋谷区代々木2丁目11番15号 日 本サルヴヱージ株式会社内 (72)発明者 梶谷 幸夫 福岡県北九州市門司区田野浦海岸15番73 号 日本サルヴヱージ株式会社門司支店 内 (72)発明者 藤嶋 真司 福岡県北九州市門司区田野浦海岸15番73 号 日本サルヴヱージ株式会社門司支店 内 (72)発明者 高瀬 隆雄 福岡県北九州市門司区田野浦海岸15番73 号 日本サルヴヱージ株式会社門司支店 内 (56)参考文献 特開 昭55−23749(JP,A) 特開 昭59−156109(JP,A) 特開 昭60−197108(JP,A) 特開 平4−145818(JP,A) 実開 昭63−41065(JP,U) 実開 昭64−30620(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 1/00 - 1/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】布設船上に、海底ケーブル送り方向と略直
    交する方向のガイドレールを2対配設し、 該ガイドレール上を転動する車輪を有し、各ガイドレー
    ルに配設されて、上記略直交する方向に往復動可能とさ
    れる2個のベースを、海底ケーブルの接続箱の長さ寸法
    lよりも大きい所定間隔寸法Lを隔てて、上記送り方向
    に列設し、 海底ケーブルを挾持して該海底ケーブルにブレーキ力を
    付与する上下一対の無限軌道輪を備えた無限軌道ブレー
    キ装置と、海底ケーブルの接続箱が通過するときに該接
    続箱を受持する多数個のガイドローラ群から成るガイド
    ローラ装置とを、各ベース上に並設し、 上記海底ケーブルの送りに伴って上記接続箱が通過する
    ときに、上記2個のベースが上記ガイドレールに沿っ
    て、交互に上記略直交する方向に切換わって一方のベー
    ス上を通過する接続箱を上記ガイドローラ装置のガイド
    ローラ群にて、受持すると同時に、他方のベース上では
    上記無限軌道ブレーキ装置にて海底ケーブルを挾持する
    ように構成したことを特徴とする海底ケーブル布設装
    置。
JP26538590A 1990-10-02 1990-10-02 海底ケーブル布設装置 Expired - Fee Related JP3022588B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26538590A JP3022588B2 (ja) 1990-10-02 1990-10-02 海底ケーブル布設装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26538590A JP3022588B2 (ja) 1990-10-02 1990-10-02 海底ケーブル布設装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04145818A JPH04145818A (ja) 1992-05-19
JP3022588B2 true JP3022588B2 (ja) 2000-03-21

Family

ID=17416444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26538590A Expired - Fee Related JP3022588B2 (ja) 1990-10-02 1990-10-02 海底ケーブル布設装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3022588B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6733208B2 (en) 2001-07-03 2004-05-11 Torch Offshore, Inc. Reel type pipeline laying ship and method
US6702519B2 (en) 2001-07-03 2004-03-09 Torch Offshore, Inc. Reel type pipeline laying ship and method
US6554538B2 (en) 2001-07-03 2003-04-29 Torch Offshore, Inc. Reel type pipeline laying ship and method
US6761505B2 (en) 2002-01-15 2004-07-13 Torch Offshore, Inc. Reel type pipeline laying ship and method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04145818A (ja) 1992-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5823712A (en) Method and installation for laying a pipeline on a surface located under water
JP4361012B2 (ja) フィルム供給装置および自動包装装置
US4213596A (en) Wheeled, overhead wire installing apparatus
SE9304339D0 (sv) Styranordning vid upp- eller avrullning av en sträng såsom en kabel eller en lina på eller från en trumma
JP3022588B2 (ja) 海底ケーブル布設装置
IT201900001845A1 (it) Macchina di recupero di un cavo
US3546400A (en) Supporting means for flexible members
ATE178843T1 (de) Maschine zum verlegen einer oberleitung eines gleises
FI108342B (fi) Kone sõhk÷isen ilmajohdon ajolangan keskeytykset÷ntõ asettamista varten
JP3093785B2 (ja) 海底ケーブル布設用ブレーキ装置
GB1514859A (en) Overhead support for a hose transportation system
JPH072564B2 (ja) アンビリカルウインチ
EP1566870A2 (en) Cable laying apparatus
CA1118397A (en) Paper reel synchronizing system
JP3637077B2 (ja) 索道等の索条牽引型懸垂輸送設備の緊張装置
JPH0339926B2 (ja)
JP2816108B2 (ja) 索道用カーブ支持器
CN117133512B (zh) 一种电力电缆交联用蒸汽交联装置
CN210853237U (zh) 一种铜盘管复绕自动打捆装置
JP2651833B2 (ja) 無限軌道式引取機のケーブル端末通過方式
JPH023163B2 (ja)
JPH0219341Y2 (ja)
JP2861732B2 (ja) 移動体使用の搬送設備
JPH08318854A (ja) リニア車両のロープ牽引方式
KR950004423Y1 (ko) 프레스 대차용 케이블 이송장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees