JP3021522U - 衣類吊棚 - Google Patents

衣類吊棚

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JP3021522U
JP3021522U JP1995009327U JP932795U JP3021522U JP 3021522 U JP3021522 U JP 3021522U JP 1995009327 U JP1995009327 U JP 1995009327U JP 932795 U JP932795 U JP 932795U JP 3021522 U JP3021522 U JP 3021522U
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horizontal rod
hanger
retaining member
hanging rack
clothes hanging
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JP1995009327U
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English (en)
Inventor
矗 麦倉
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矗 麦倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横杆を支柱に確実に連結して、不意に外れる
ことを防止する衣類吊棚を提供することにある。 【解決手段】 ハンガー用横杆6の両端部に、スリット
7が切欠形成されている。係止状態にて、支柱1の取付
孔5の上半部に形成される空隙部11に挿入されて上記両
端部の浮上りを防止する差込み片部10を有する抜け止め
部材8がスライド自在に上記両端部に外嵌されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は衣類吊棚に係り、特に物流倉庫や衣類販売店等にて使用される衣類吊 棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6と図7に示すように、従来、ハンガー用横杆aを支柱bに取付ける構造と しては、このハンガー用横杆aの両端に、スリットcを切欠形成してこのスリッ トcを支柱bの取付孔eに落込んで係止させる構造が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ハンガー用横杆aのスリットcを、支柱bの取付孔eに落込ん で係合させているだけなので、横杆aに懸架したハンガーを取外す際等に横杆a に外力が加わると横杆aが浮上って、横杆aと取付孔eの係止が離脱し、横杆a が外れ落ちるという問題があった。
【0004】 そこで、本考案は、上述の問題を解決して横杆を支柱に確実に連結して、不意 に外れることを防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る衣類吊棚は、一対の側枠と、一対の該側枠を接続する固定接続バ ーと、一対の該側枠の支柱に形成された取付孔に挿入されて水平に横架されるハ ンガー用横杆と、を備えた衣類吊棚に於て、上記ハンガー用横杆の両端部に、上 記取付孔の周縁部の下部に落込み状として係止するスリットを切欠形成すると共 に、この係止状態にて上記取付孔の上半部に形成される空隙部に挿入されて上記 両端部の浮上りを防止する差込み片部を有する抜け止め部材を、スライド自在に 上記両端部に外嵌したものである。
【0006】 また、抜け止め部材が、ハンガー用横杆にスライド自在に外嵌されるリング状 の外嵌部と、該外嵌部に連設される差込み片部と、から成る。
【0007】 また、抜け止め部材が、プラスチックからなるものである。または、抜け止め 部材が、ゴムからなるものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づき本考案を詳説する。
【0009】 図1は本考案の実施の一形態を示し、この衣類吊棚は物流倉庫や衣類販売店に て衣類の保管や陳列等に使用される。この衣類吊棚は、鉛直起立状の左右一対の 側枠3,3と、一対の側枠3,3を所定間隔をもって接続する固定接続バー4と 、一対の側枠3,3に横架されると共に衣類のハンガーが懸架されるハンガー用 横杆6と、を備えている。
【0010】 また、各側枠3は、前後一対の支柱1,1と、該支柱1,1を相互に連結する (上下複数段の)水平状横桁2と、から成り、縦長矩形枠状である。
【0011】 なお、固定接続バー4…と側枠3との連結固着方法には、固定接続バー4の両 端面に板部材を溶着し、この板部材を水平状横桁2の対向面にビス着する方法や 、一端部が固定接続バー4にビス着されると共に他端部が水平状横桁2にビス着 される平坦状あるいはL字板状等の接続用金具を使用する方法が考えられる。ま た、その他の固着方法を使用するも自由である。
【0012】 そして、一対の側枠3,3の支柱1,1の上下複数箇所には、ハンガー用横杆 6…の両端部が挿入されて水平に横架される取付孔5…が付設されている。
【0013】 しかして、ハンガー用横杆6は例えば円管(丸パイプ)から成り、その両端部 には、図2に示す如く、スリット7,7が切欠形成されており、さらに、抜け止 め部材8,8が外嵌されている。
【0014】 この抜け止め部材8は、ハンガー用横杆6にスライド自在に外嵌されるリング 状の外嵌部9と、該外嵌部9に連設された差込み片部10と、から成る。
【0015】 言い換えると、外嵌部9は差込み片部10を保持し、(後述の如く、)該差込み 片部10はハンガー用横杆6の両端部が支柱1,1の取付孔5…から浮上るのを防 止する。
【0016】 また、上記抜け止め部材8は、プラスチック又はゴムからなる。この場合、一 体成形にて形成するのが好ましいが、これらに限るものではなく、さらに、この 抜け止め部材8としては、金属パイプ等を切削加工等にて成形するも、硬質の紙 を圧縮加工等にて成形するも自由である。
【0017】 次に、ハンガー用横杆6を支柱1に取付ける方法について具体的に説明する。
【0018】 図3の(イ)に示すように、ハンガー用横杆6の端部に抜け止め部材8を外嵌 すると共に、スリット7を下方位置に来るように横杆6を配置し、横杆6を矢印 A方向に挿入する。(なお、左右一対の支柱1,1の取付孔5,5に取付けるた めに、やり送り方式で行なう。つまり、一方の取付孔5には、一旦深く横杆6の 端部を挿入してから、元へもどして浅く挿入する。)
【0019】 そして、ハンガー用横杆6のスリット7を、矢印B方向の如く支柱1の取付孔 5の周縁部の下部に落込み、図3の(ロ)に示すように、上記スリット7を取付 孔5の周縁部の下部に係止させる。
【0020】 その後、矢印Cの如く、(予め外嵌させておいた)前記抜け止め部材8をスラ イドさせ、図3の(ハ)及び図4に示すように、(係止状態にて取付孔5の上半 部に形成された)三か月型の空隙部11に挿入させれば、差込み片部10がこの空隙 部11を占有して、横杆6の浮上りを防止する。
【0021】 横杆6には、種々の外力や振動が作用しても、空隙部11内に差込み片部10が存 在するので、スリット7の係止が離脱する程は上方へ浮上ることが阻止される。
【0022】 逆に、ハンガー用横杆6の支柱1からの取外しは、先ず、横杆6の両端に於て 、図5の(イ)に示すように、抜け止め部材8を、矢印D方向に、スライドさせ る。
【0023】 そして、ハンガー用横杆6を矢印E方向に持ち上げ、図5の(ロ)に示す如く 、矢印F方向に横杆6をスライドさせれば、横杆6を一方の支柱1から簡単に取 外すことができる。その後、取外した横杆6の一端を傾斜状として、図外の他端 を同様に支柱1の取付孔5から抜出せばよい。
【0024】 支柱1,1には上下複数個の取付孔5…が形成されているので、ハンガー用横 杆6…の両端の挿入する取付孔5を選択して、シーズンに応じて着用する衣類の 高さ変化に対応させることができる。
【0025】 さらに、(図1にもどって)ハンガー用横杆6…に仮想線で示す棚板12を載置 することにより折り畳んだ衣類等を陳列することができる。
【0026】 なお、図1は最小単位を示しており、側枠3…を3個以上とすることにより、 さらに左右長さを増加してゆくことができる。また、図示省略したが、抜け止め 部材8の外嵌部9を、一部切り目のある円環状とするも自由である。(図2では 、閉じたループ状───完全円環状───とした。)そして、図4に示すように 、空隙部11のギャップ寸法Gは、落し込み(係止)寸法Hよりも大であると共に 、差込み片部10の厚さ寸法をTとすると次の関係を維持する必要がある。つまり 、(G−T)<Hとする。
【0027】 なお、取付孔5は、図4に於て、円形の孔を示したが、半長円状,楕円,矩形 等の形状としても良い。
【0028】
【考案の効果】
本考案は、上述の如く構成されるので、次に記載する著大な効果を奏する。
【0029】 (請求項1によれば、)ハンガー用横杆6のスリット7を支柱1の取付孔5の 周縁部の下部に係止させるだけで、上記ハンガー用横杆6を支柱1に簡単に、か つ、迅速に取付けることができると共に、横杆6に外力が作用したり、振動して も、不意に横杆6が離脱することを、簡単かつ安価な部品───抜け止め部材8 ───によって、防止できて、その実用的効果は著大である。また、横杆6の取 付け・取外し作業は、抜け止め部材8のスライドで簡単に行なうことが可能であ る。
【0030】 (請求項2によれば、)外嵌部9は横杆6に対してスライド自在に外嵌される ので、抜け止め部材8の紛失を防止でき、しかも、支柱1の取付孔5への横杆6 の取付け・取外しが、容易にかつ迅速に行ないえる。
【0031】 (請求項3又は4によれば、)抜け止め部材8は、安価にかつ容易に製造でき る。かつ、横杆6に適度の摩擦抵抗をもって(外嵌部9)を外嵌させることが可 能なため、不意にスライドして抜け止め状態から位置ずれしない。また、空隙部 11の寸法のバラツキが存在しても、少し強く差込んで取付けることも可能となる 。また、横杆6と支柱1の連結部から(振動等によって)異音が発生しない利点 もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の一形態を示す衣類吊棚の斜視図
である。
【図2】要部を示す斜視図である。
【図3】ハンガー用横杆を支柱に取付ける状態を説明す
る一部断面正面図である。
【図4】要部断面側面図である。
【図5】ハンガー用横杆を支柱から取外す状態を説明す
る一部断面正面図である。
【図6】従来例を示す要部の斜視図である。
【図7】従来例を示す要部断面側面図である。
【符号の説明】
1 支柱 2 水平状横桁 3 側枠 4 固定接続バー 5 取付孔 6 ハンガー用横杆 7 スリット 8 抜け止め部材 9 外嵌部 10 差込み片部 11 空隙部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の側枠3,3と、一対の該側枠3,
    3を接続する固定接続バー4…と、一対の該側枠3,3
    の支柱1,1に形成された取付孔5…に挿入されて水平
    に横架されるハンガー用横杆6…と、を備えた衣類吊棚
    に於て、上記ハンガー用横杆6の両端部に、上記取付孔
    5…の周縁部の下部に落込み状として係止するスリット
    7,7を切欠形成すると共に、この係止状態にて上記取
    付孔5…の上半部に形成される空隙部11に挿入されて上
    記両端部の浮上りを防止する差込み片部10を有する抜け
    止め部材8,8を、スライド自在に上記両端部に外嵌し
    たことを特徴とする衣類吊棚。
  2. 【請求項2】 抜け止め部材8が、ハンガー用横杆6に
    スライド自在に外嵌されるリング状の外嵌部9と、該外
    嵌部9に連設される差込み片部10と、から成る請求項1
    記載の衣類吊棚。
  3. 【請求項3】 抜け止め部材8が、プラスチックからな
    る請求項1又は2記載の衣類吊棚。
  4. 【請求項4】 抜け止め部材8が、ゴムからなる請求項
    1又は2記載の衣類吊棚。
JP1995009327U 1995-08-09 1995-08-09 衣類吊棚 Expired - Lifetime JP3021522U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007170078A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Wood One:Kk 手摺り用子柱および手摺りの取付方法

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