JP3021190B2 - 申請書類の電子処理システム - Google Patents

申請書類の電子処理システム

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JP3021190B2
JP3021190B2 JP18198892A JP18198892A JP3021190B2 JP 3021190 B2 JP3021190 B2 JP 3021190B2 JP 18198892 A JP18198892 A JP 18198892A JP 18198892 A JP18198892 A JP 18198892A JP 3021190 B2 JP3021190 B2 JP 3021190B2
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美紀 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、利用者端末から電子メ
ールで送信された形式の決った申請書データをセンタ装
置で受信して処理する申請書類の電子処理システムに関
する。公官庁、民間を問わず、施設の利用や業務遂行の
ためには、各種の許可認可の申請手続を必要としてい
る。
【0002】一方、近年にあっては、新しい情報手段と
してのパソコン通信の発展は目覚ましく、パソコン通信
とホストコンピュータによる情報処理技術と連携させて
より効率的に処理できる。このため、各種の許認可を得
るために行われている書類申請業務を、パソコン通信を
活用してホストコンピュータで処理させることが考えら
れ、このような申請業務を扱う電子処理システムでは、
利用者の効率の良い申請業務を可能とし、またセンタ装
置における人的な負担を可能な限り減らすことが望まれ
る。
【0003】
【従来の技術】従来の電子メールによって利用者端末か
らセンタ装置のホストコンピュータに申請書データを送
って許認可の処理を行う電子処理システムにあっては、
申請書データを電子化して送受信することに重点を置い
ている。即ち、申請者はワープロ等の端末を使用して所
定のフォーマット形式に従った申請書類データを作成
し、パソコン通信の電子メールを利用してユーザIDを
使用してセンタ装置の電子メールボックスに送信する。
【0004】センタ装置にあっては、電子メールボック
スの中から申請書データを取り出し、ディスプレイ上に
表示してオペレータが申請書の内容をチェックし、正し
ければ申請書データを受理してホストコンピュータに入
力し、受理したことを申請者に通知する。またエラーが
あった場合には、受理しない旨を申請者に個別に連絡す
るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の申請書類の電子処理システムにあっては、セ
ンタ装置で申請書データの内容を人為的にチェックして
申請者に対し受理、不受理の結果だけしか通知していな
かったため、不受理の場合には申請者が内容を見なおし
たり、センタ側に問い合わせてエラー内容を聴いたりす
る必要があるため、エラー修正に時間がかかるという問
題がある。
【0006】またシステムで使用する端末の増設を申請
するような場合には、その都度、申請書を作成して電子
メールで送るようになるが、増設等の申請書にあって
は、既設端末の開設時に使用した申請書の内容の一部を
変えるだけで良いにも関わらず、最初から申請書を作成
しなければならず、同じミスを生じ易く、申請業務に手
間と時間がかかるという問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、センタ装置及び申請者端末で申請書
データの処理業務を効率よくできるようにした申請書類
の電子処理システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1本発明の原理説明図
である。まず本発明は、利用者端末10から電子メール
で送信された形式の決った申請書データをセンタ装置1
2で受信して処理する申請書類の電子処理システムを対
照とする。
【0009】このような申請書類の電子処理システムと
して本発明にあっては、利用者端末10からの申請書デ
ータを受付けて格納する受付メールボックス手段14を
設け、受付メールボックス手段14に格納された申請書
データを取り出して内容判定手段16で内容を判定し、 正しい申請書データ 修正可能なエラーを含む申請書データ 修正不可能なエラーを含む申請書データ に分類する。
【0010】内容判定手段16により判定の済んだ正し
い申請書データおよび修正可能なエラーを含む申請書デ
ータは申請書格納手段18に格納されて受理される。申
請書格納手段18の中から修正可能なエラーを含む申請
書データは、エラー修正手段20で抽出されてオペレー
タの操作により修正される。内容判定手段16により判
定された正しい申請書データ、修正不可能なエラーを含
む申請書データ、およびエラー修正手段20により修正
された申請書データの各々は、処理結果作成手段22よ
って受理又は不受理、エラー内容、エラー内容の修正結
果のメッセージを付加した処理結果して作成され、利用
者メールボックス手段24に格納され、利用者端末10
からの要求に対し処理結果を電子メールで返却する。
【0011】ここで内容判定手段16は、申請書データ
の内容をチェックし、フォーマットエラー、項目の記入
漏れ等の受付不可エラーを判定した場合には、申請書デ
ータを申請書格納手段18に格納することなく処理結果
作成手段22に転送してエラーメッセージを付加した処
理結果を前記利用者メールボックス手段24に格納して
返却させる。
【0012】また内容判定手段16は、申請書データの
内容をチェックし、予め定めた複数項目の中から正しい
項目選択が行われていない等の処理不可エラーを判定し
た場合には、修正可能なエラー含む申請書データとして
受理して申請書格納手段18に格納し、修正した後に正
式に受理する。更に内容判定手段16は、申請書データ
の内容をチェックし、完了希望日までの期間が所定の日
数より短く設定されている等の運用障害エラーを判定し
た場合には、修正可能なエラー含む申請書データとして
受理して申請書格納手段18に格納し、修正した後に正
式に受理する。
【0013】更にまた、データ形式の異なる申請書デー
タについては内容判定手段16で内容判定を行うことな
く、申請書データを削除して申請した加入者端末10に
データ削除を通知する。
【0014】
【作用】このような構成を備えた本発明による申請書類
の電子処理システムにあっては、申請書データの内容を
センタ装置で自動的に判定し、修正不可エラーについて
のみ自動返却し、修正可能なエラーについては受理した
後にバッチ処理により修正して正式に受理する。
【0015】このためセンタ装置側では、修正可能なエ
ラーを含む申請書データについてのみオペレータが介在
して修正を行えばよく、センタ装置での人的な負担を大
幅に低減できる。またエラー修正も内容判定の結果に応
じてエラー箇所を示すメッセージが提供されるため、効
率よく修正できる。更に、受理された申請書データ、修
正不可エラーを含む申請書データ、更に修正可能なエラ
ーを含むことでバッチ処理により修正された正しい申請
書データの各々について、申請書データと共に受理、不
受理、エラー内容、修正内容のメッセージを付加して申
請者に自動返却されるため、申請結果の適否が具体的に
判る。
【0016】特に受理された申請書データが返却されて
くることから、この返却データを申請者端末でファイル
に格納しておくことで、例えば増設申請の際には、最初
に受理された正しい申請書データを読み出して増設に伴
う部分のみを変更すればよく、ミスのない申請書データ
を作成でき、また増設に伴う申請作業を効率よく行うこ
とができる。
【0017】またエラーのあった受付不可として返却さ
れた申請書データについては、どのようなエラーがある
かのメッセージを見ることでエラー部分を知って必要な
修正を直ちに行うことができ、正しい申請書データの再
提出が効率よくできる。更に、センタ側で修正されたエ
ラーをもつ申請書データについても、エラー内容と、ど
のように修正したかのメッセージによって、エラーの原
因を知ることができ、その後の申請業務でのミスの発生
を防止し、申請業務を通じて学習効果が得られ、ミスの
少ない申請業務を行うことができる。
【0018】
【実施例】図2は本発明のシステム構成を示した実施例
構成図である。図2において、10は利用者端末であ
り、ワードプロセッサとしての機能を備えたパーソナル
コンピュータが使用される。利用者端末10は電話回線
等の通信回線を介してセンタ装置12に接続されてい
る。センタ装置12にはホストコンピュータのプログラ
ム制御により実現される申請書/抽出コード変換部2
6,申請内容抽出部30,申請データ内容チェック部1
6,内容確認/修正部20,修正完了データ抽出部36
及び処理結果作成部22が設けられる。
【0019】また、申請されたデータを格納するファイ
ルとして申請書受付メールボックス14,申請データ抽
出済ファイル28,申請データファイル32,申請デー
タデータベース18,処理結果データファイル38及び
利用者メールボックス24−1,24−2,24−3,
・・・が設けられる。更にセンタ装置12を詳細に説明
すると、まず申請受付メールボックス14にはパソコン
通信によりユーザIDを使用してセンタ装置12のID
宛てに送られてきた文書データとしての申請書データを
蓄積する。
【0020】申請書抽出/コード変換部26は申請書受
付メールボックス14に格納された文書データのうち、
センタ装置12で処理対象としている申請書番号がある
もののみ、即ち申請書と見做せるデータのみを抽出し、
センタ装置12のホストコンピュータで扱い可能なコー
ドに変換を行った後、申請データ抽出済ファイル28に
格納する。
【0021】ここで、コード変換は利用者端末10側で
の文書作成のデータ形式とセンタ装置12のホストコン
ピュータでのデータ形式が通常相違していることから行
うが、同じデータ形式であれば変換は不要である。申請
内容抽出部30は申請データ抽出済ファイル28に格納
された申請書データのフォーマットから枠内に記入され
た申請情報を抽出して申請データファイル32に格納す
る。このとき、申請書データのフォーマット形式が予め
決められたフォーマット形式と同じかどうかのチェック
が行われ、もしフォーマット形式が間違っていれば受付
不可能なフォーマットエラー有りと判定する。
【0022】申請データ内容チェック部16は申請デー
タファイル32を対象に申請情報の適否を判定し、 正しい申請情報 修正可能なエラーを含む申請情報 修正不可能なエラーを含む申請情報 に分類する。このうちの正しい申請情報をもつ申請
書データと修正可能なエラーを含む申請情報の申請書デ
ータについては、有効に受け付けて申請データデータベ
ース18に格納する。一方、の修正不可能なエラーを
含む申請情報の申請書データについては、修正不可能な
エラーを示すエラー情報を付加して処理結果データファ
イル38に格納する。
【0023】この処理結果データファイル38に対して
は処理内容抽出部30でフォーマットエラーを判定した
場合にも修正不可能なエラーとして処理結果データファ
イル38に格納している。申請データデータベース18
に格納された修正可能なエラーを含む申請書データに対
してはパーソナルコンピュータ34の操作で動作する内
容確認/修正部20によりオペレータが修正可能なエラ
ーを含む申請データをディスプレイ上に呼び出し、同時
に表示されるエラー内容からエラー部分を正しい申請情
報に修正する。
【0024】このようにオペレータによるエラー部分の
修正が行われると、どのようなエラー修正が行われたか
を示す情報を付加して修正済の申請書データが申請デー
タデータベース18に格納され、これで正式に受理され
たことになる。処理完了データ抽出部36は申請データ
データベース18に格納された正しい申請書データ及び
エラー修正済みの申請書データを抽出し、処理結果デー
タファイル38に格納する。
【0025】処理結果作成部22は処理結果データファ
イル38の内容を参照し、正しい申請書データ,修正済
の申請書データ,受付不可エラーをもつ申請書データの
各々につき固有のメッセージを付加して、申請者毎に準
備されている 利用者メールボックス24−1,24−2,24−3,
・・・のいずれかに格納する。利用者メールボックス2
4−1,24−2,24−3,・・・に格納された処理
結果は例えば2週間は保存され、その後、バッジ処理に
より削除される。利用者メールボックス24−1,24
−2,24−3,・・・に処理結果が格納された後はい
つでも利用者端末10より自分の利用者メールボックス
の内容を要求して申請書データの返却を受けることがで
きる。
【0026】ここで、申請データ内容チェック部16の
内容チェックで判定するエラーの種類を説明すると次の
ようになる。まず修正不可能なエラーとしては受付不可
エラー及びフォーマットエラーの2つがある。フォーマ
ットエラーは前述したように申請書のフォーマット形式
が定めた形式と全く違っている場合であり、この実施例
にあっては申請内容抽出部30における抽出処理の際に
判定されている。これに対し、申請データ内容チェック
部16で判定する受付不可エラーとは、申請書フォーマ
ットの定められた枠内に必要事項が記載されていない場
合が代表的なものとしてある。
【0027】次に修正可能なエラーとして、この実施例
にあっては処理不可エラーと運用障害エラーの2つがあ
る。処理不可エラーとは申請書フォーマットの中に複数
項目の中から特定の項目を選択する申請情報において、
誤った項目の選択を行っている場合である。例えば、回
線種別として専用回線,電話回線,DDXまたはFAX
の4種類の選択項目があったとき、誤った回線を選ぶと
処理不可エラーと判定される。この処理不可エラーは複
数の項目の中から正しい項目を選べば修正できるので、
修正可能なエラーとしている。
【0028】また、運用障害エラーとは、例えば申請書
フォーマットの項目として申請書の処理完了希望日を記
入する枠が設けられており、この枠の中に記入された希
望日がシステムが予定している処理可能な日数より短か
った場合、システム自体の運用に支障を及ぼすことか
ら、運用障害エラーと判定する。この運用障害エラーも
例えば完了希望日を指定日数を越える日日に変更すれば
良いことから、修正可能なエラーとしている。
【0029】勿論、修正可能なエラーとしては、この実
施例における処理不可エラー及び運用障害エラーに限定
されず、申請書の形式や内容に応じ適宜の修正可能なエ
ラーを含めることができる。図3は本発明における利用
者端末での申請書作成からセンタ装置における処理終了
後の返却までの一連の手順を示したフローチャートであ
る。この図3の処理にあっては、図4以降に示す通信ネ
ットワークサービスを利用するための申請書の処理を例
にとっている。
【0030】図3において、まずステップS1に示すよ
うに、利用者端末10のもつワープロ機能により、例え
ば図4に示すような申請書を作成する。この申請書はフ
ォーマットが予め決まっており、申請書の枠内に必要な
事項を記入するようになる。続いてステップS2で、作
成した申請書を電子メールを使用してセンタ装置12に
送信する。センタ装置12にあっては、利用者端末10
から送信された申請書データをまず申請書受付メールボ
ックス14に格納することでステップS3で受け付け、
申請書抽出/コード変換部26によりセンタ装置12で
処理可能なデータ形式に変換する。
【0031】このときステップS4で受け付けた申請書
データの文書形式が、例えば予め定められた例えばOA
SYS形式か否かチェックする。もしOASYS形式以
外の形式による申請書データであった場合には、それ以
降の処理ができないことから、ステップS16で受け付
けた申請書データを削除し、申請元にデータ形式の相違
に基づき申請書データが削除されたことを連絡する。
【0032】ステップS4で文書形式が正しければ申請
内容抽出部30により申請データ抽出済ファイル28の
申請書データの中のフォーマットの枠内に記入された申
請書情報を抽出する。このときステップS5に示すよう
に、指定の申請書フォーマットか否か判定しており、も
しフォーマットエラーがあった場合にはステップS13
以降の返却処理に進む。
【0033】フォーマットエラーがなければ申請データ
内容チェック部16で申請データファイル32の内容を
対象に申請書データの内容チェックを行い、受付不可エ
ラーがないかどうかチェックする。もし受付不可エラー
があれば修正不能であることからステップS13以降の
返却処理に進む。受付不可エラーがなければステップS
7に進み、申請データを受理データとして申請データデ
ータベース18に登録する。
【0034】続いてステップS8に進み、処理不可能エ
ラーの有無をチェックし、処理不可能エラーがあればス
テップS9で内容確認/修正部20で修正を行い、修正
可能であれば申請データデータベース18に修正済の申
請書データを格納する。一方、ステップS9で修正がで
きなかった場合にはステップS13以降の返却処理に進
む。
【0035】続いてステップS10で運用障害エラーの
有無をチェックし、運用障害エラーがあった場合にはス
テップS11で修正可能であれば内容確認/修正部20
による内容修正を行い、修正ができなければステップS
13以降の返却処理に進む。更にステップS12で、こ
のとき受け付けている申請データの登録処理が完了して
いるか否かチェックし、登録処理が完了するまでステッ
プS8〜S12の処理を繰り返す。
【0036】申請登録処理が完了するとステップS13
に進み、返却先メールボックスの有無を判定し、返却先
メールボックスがあればステップS14で申請書返却処
理を行う。即ち、処理完了データ抽出部36で申請デー
タデータベース18の中から処理完了済の申請書データ
を抽出して処理結果データファイル38に格納し、更に
処理結果作成部22で処理結果データファイル38に格
納された申請書データに対し処理内容を示すメッセージ
を付加した処理結果を作成し、利用者毎に利用者メール
ボックス24−1,24−2,24−3,・・・のそれ
ぞれに格納し、利用者端末10からの要求に対し処理結
果の返却を行う。
【0037】尚、ステップS13で返却先メールボック
スがなかった場合にはステップS15に進み、返却エラ
ーファイルに作成した処理結果を格納する。また図3の
フローチャートにあっては、ステップS3からS13ま
での右側に図2の実施例に示した申請書抽出/コード変
換部26,申請内容抽出部30,申請データ内容チェッ
ク部16,内容確認/修正部20,処理完了データ抽出
部36,処理結果作成部22のそれぞれに付した〜
の番号を対応して示しており、これら〜で示す部分
の処理を各部分が受け持つことになる。
【0038】更に具体的には、〜のそれぞれが独立
した処理プログラムとしてホストコンピュータ側に準備
されていることを意味する。図4は図2の実施例におい
て正常に処理された申請書の説明図であり、申請書フォ
ーマットの枠内には全て正しく申請情報が記載されてい
る。更に申請書の下側にはセンタに対する依頼メッセー
ジが示されている。
【0039】図5は図4に正常に処理された申請書の利
用者端末に返却する処理結果の説明図であり、図4の申
請書の下側に続いて完了日,端末ID名,接続先電話番
号が示され、更にセンタ装置からのメッセージとして
「問題なく処理されました。」の受理メッセージが示さ
れている。図6は図2の実施例において受付不可エラー
を生じた申請書の説明図である。この図6の申請書にあ
っては、上段の「1.ユーザ情報」におけるの依頼元
コード及びの客先住所、更に下段の「2.端末回線登
録」におけるの回線速度がそれぞれ空欄となってお
り、必要な申請情報が記入されていない。このような申
請情報はセンタ装置側でも修正することができないた
め、受付不可エラーと判定し、図7に示す受付不可エラ
ーを生じた申請書の処理結果を作成して申請者に返却す
る。
【0040】図7の処理結果にあっては、図6の申請書
に続いて設けた完了日,端末ID名,接続先電話番号は
空欄であり、センタからの連絡欄に「以下の項目に誤り
があり、処理されませんでした。依頼元コード,客先住
所,回線速度,」とする受付不可エラーの内容を示すメ
ッセージが付けられている。従って、図7の処理結果の
返却を受けた申請者は付加されたエラーメッセージによ
り申請書の誤りを直ちに知って、修正した申請書を再度
提出することができる。
【0041】図8は図2の実施例において修正可能な処
理不可エラーを生じた申請書の説明図である。図8の申
請書にあっては、下段の「2.端末回線登録」の中の
回線速度として「2400bps」を指定し、10番
(図示のマル10)の制御手順として1番の「HDL
C」を選択しているが、このような組み合わせはあり得
ず、正しい組合わせの制御手順を選べば良いことから、
修正可能な処理不可エラーと判定している。
【0042】図9は処理不可エラーを生じた申請書の処
理結果、即ちエラー修正が済んだ申請書であり、「2.
端末回線登録」の中の10番(図示のマル10)の制御
手順としての回線速度「2400bps」に対する正
しい組合わせとして7番の「TTY」が選択されてい
る。そして、処理不可エラーに対するメッセージとして
1番下のセンタからの連絡欄に「以下の項目が変更され
て処理されました。制御手順 電話回線でHDLCのサ
ポートはありません。」が示されている。
【0043】図10は図2の実施例で運用障害エラーを
生じた申請書の説明図であり、この申請書にあっては
「1.ユーザ情報」の申請年月日「92年03月01
日」に対し「2.端末回線登録」のの完了希望日とし
て「92年03月05日(木)」を記入しており、申請
日から完了希望日までが申請日を含めて5日しかない。
これに対し、図2のセンタ装置14にあっては、処理日
数を申請日から早くても1か月と決めており、このため
申請された希望日では処理ができないことから運用障害
エラーと判定する。このような運用障害エラーについて
は希望日を延ばせばよいことから修正可能なエラーと判
定される。
【0044】図11は図10の運用障害エラーを生じた
申請書を修正した処理結果の説明図であり、完了希望日
が「92年03月31日(火)」に修正されている。こ
の修正に伴って、一番下のセンタからの連絡欄に「以下
の項目が変更されて処理されました。完了希望日 完了
希望日を3月31日に変更後、処理されました。」のメ
ッセージが付けられている。
【0045】このように本発明にあっては、図9の処理
不可エラーの処理結果及び図11の運用障害エラーの処
理結果のようにセンタ側でエラー修正可能な場合には、
エラー修正が行われた申請書が利用者に返却されると同
時にどのようなエラー修正を行ったかがメッセージとし
て示され、このような利用者側へのフィードバックによ
り申請実務を通じて利用者を教育することができ、申請
を繰り返すうちに誤りのない申請書を作成して、効率の
良い申請業務を行うことが可能となる。
【0046】尚、上記の実施例は通信ネットワークサー
ビスを利用する申請処理を例にとるものであったが、本
発明はこれに限定されずフォーマットが決まった申請書
を使用する適宜の許認可業務につきそのまま適用するこ
とができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、電子メールで送った申請書データの内容をセンタ装
置側で自動的に判定し、修正可能なエラーを生じた申請
書についてのみオペレータによるバッチ処理を行うこと
から、センタ装置側における人的作業を必要最小限に抑
えることができる。
【0048】またセンタ装置における処理結果が申請書
と共に利用者に返却されるため、従来の受理または不受
理の通知に比べて処理内容がより明確に分かる。例え
ば、申請書が正しいものとして受理された場合には、受
理された申請書に受理した旨のメッセージを付けて返却
されるため、この正しい申請書を利用者端末側でファイ
ルに格納しておくことで、例えばデータ端末を増設する
際の申請時に、最初の申請で返却された正しい申請書を
読み出して増設に伴う部分のみを変更することで、ミス
のない申請を行うことができる。
【0049】また、エラー修正を受けて受理された申請
書についても、修正された申請書にどのような修正を行
ったかを示すメッセージが付けられているため、利用者
側において申請した内容にどのようなミスがあったかが
直ちに分かり、次の機会にはミスのない申請書を作成で
きるという学習効果が得られ、これによってセンタ装置
側でのエラー修正を低減し、処理効率を更に向上でき
る。
【0050】更に、修正不可能なエラーについても申請
書と共にどのようなエラーがあるかのメッセージが付け
られて返却されるため、利用者においては返却された申
請書とそのエラーメッセージからエラー内容を直ちに知
り、エラー部分を修正して正しい申請を速やかに行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明のシステム構成を示した実施例構成図
【図3】本発明の申請処理を示したフローチャート
【図4】正常に処理された申請書の説明図
【図5】正常に処理された申請書の処理結果説明図
【図6】受付不可エラーを生じた申請書の説明図
【図7】受付不可エラーを生じた申請書の処理結果説明
【図8】処理不可エラーを生じた申請書の説明図
【図9】処理不可エラーを生じた申請書の処理結果説明
【図10】運用障害エラーを生じた申請書の説明図
【図11】運用障害エラーを生じた申請書の処理結果説
明図
【符号の説明】
10:利用者端末 12:センタ装置 14:受付メールボックス手段(受付メールボックス) 16:内容判定手段(申請データ内容チェック部) 18:申請書格納手段(申請データデータベース) 20:エラー修正手段(内容確認/修正部) 22:処理結果作成手段(処理結果作成部) 24:利用者メールボックス手段 24−1〜24−3:利用者メールボックス 26:申請書抽出/コード変換部 28:申請データ抽出済ファイル 30:申請内容抽出部 32:申請データファイル 34:パーソナルコンピュータ 36:処理完了データ抽出部 38:処理結果データファイル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 G06F 17/60 G06F 19/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者端末(10)から電子メールで送信
    された形式の決った申請書データをセンタ装置(12)
    で受信して処理する申請書類の電子処理システムに於い
    て、 前記センタ装置(12)に、 利用者端末(10)からの申請書データを受付けて格納
    する受付メールボックス手段(14)と、 該受付メールボックス手段(14)に格納された申請書
    データを取り出して内容を判定し、正しい申請書デー
    タ、修正可能なエラーを含む申請書データ、および修正
    不可能なエラーを含む申請書データに分類する内容判定
    手段(16)と、 該内容判定手段(16)により判定の済んだ正しい申請
    書データおよび修正可能なエラーを含む申請書データを
    格納する申請書格納手段(18)と、 該申請書格納手段(18)の中から修正可能なエラーを
    含む申請書データを抽出してオペレータの操作により修
    正するエラー修正手段(20)と、 前記内容判定手段(16)により判定された正しい申請
    書データ、修正不可能なエラーを含む申請書データ、お
    よび前記エラー修正手段(20)により修正された申請
    書データの各々に、受理又は不受理、エラー内容、エラ
    ー内容の修正結果のメッセージを付加した処理結果を作
    成する処理結果作成手段(22)と、 該処理結果作成手段(22)で作成した処理結果を格納
    し、利用者端末(10)からの要求に対し処理結果を電
    子メールで返却する利用者メールボックス手段(24)
    と、を設けたことを特徴とする申請書類の電子処理シス
    テム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の申請書類の電子処理システ
    ムに於いて、前記内容判定手段(16)は、申請書デー
    タの内容をチェックし、フォーマットエラー、項目の記
    入漏れ等の受付不可エラーを判定した場合には、該申請
    書データを前記申請書格納手段(18)に格納すること
    なく前記処理結果作成手段(22)に転送してエラーメ
    ッセージを付加した処理結果を前記利用者メールボック
    ス手段(24)に格納して返却させることを特徴とする
    申請書類の電子処理システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載の申請書類の電子処理システ
    ムに於いて、前記内容判定手段(16)は、申請書デー
    タの内容をチェックし、予め定めた複数項目の中から正
    しい項目選択が行われていない等の処理不可エラーを判
    定した場合には、修正可能なエラー含む申請書データと
    して受理して前記申請書格納手段(18)に格納するこ
    とを特徴とする申請書類の電子処理システム。
  4. 【請求項4】請求項1記載の申請書類の電子処理システ
    ムに於いて、前記内容判定手段(16)は、申請書デー
    タの内容をチェックし、完了希望日までの期間が所定の
    日数より短く設定されている等の運用障害エラーを判定
    した場合には、修正可能なエラー含む申請書データとし
    て受理して前記申請書格納手段(18)に格納すること
    を特徴とする申請書類の電子処理システム。
  5. 【請求項5】請求項1記載の申請書類の電子処理システ
    ムに於いて、データ形式の異なる申請書データについて
    は前記内容判定手段(16)で内容判定を行うことな
    く、該申請書データを削除し、申請した加入者端末(1
    0)にデータ削除を通知することを特徴とする申請書類
    の電子処理システム。
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