JP3020563B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP3020563B2 JP2203546A JP20354690A JP3020563B2 JP 3020563 B2 JP3020563 B2 JP 3020563B2 JP 2203546 A JP2203546 A JP 2203546A JP 20354690 A JP20354690 A JP 20354690A JP 3020563 B2 JP3020563 B2 JP 3020563B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、固体撮像素子チップ上に光導電膜を積層し
て構成される積層型の固体撮像装置に係わり、特に光導
電膜の改良をはかった固体撮像装置に関する。
(従来の技術) 固体撮像素子チップ上に光導電膜を積層した2階建て
構造の固体撮像装置は、感光部の開口面積を広くするこ
とができるため、高感度且つ低スミアという優れた特性
を有する。このため、この固体撮像装置は各種監視用テ
レビジョンやHDTV(High Definition Television)等の
カメラへの応用が期待されている。この種の固体撮像装
置用の光導電膜としては、現在のところアモルファス材
料膜が用いられている。例えば、Se−As−Te膜,ZnSe−Z
nCdTe膜,a−Si:H膜(水素化アモルファスシリコン膜)
等である。これらの材料の中でも、特性や加工性の良
さ,低温形成等の理由で、特にa−Si:H膜が本命になっ
ている。
第1図はこの種の積層型固体撮像装置の概略構造を示
す断面図である。図中10はp型Si基板、11はp+素子分離
層、12nは垂直CCDチャネル、13はn++蓄積ダイオー
ド、15a,15bは転送ゲート電極、16は第1絶縁層、17は
画素電極配線、18は第2絶縁層、20は画素電極、21は光
導電膜、22は透明電極を示している。光導電膜21は、正
孔注入阻止層21a,光電変換層21b及び電子注入阻止層21c
により構成される。
第2図は撮像時の光導電膜21のエネルギーバンド図で
ある。透明電極22側からの入射光は光電変換層21bで吸
収され、電子−正孔対を生成する。生成した電子と正孔
は画素側と透明電極側にドリフトする。このうち、電子
は信号電荷として画素電極20,画素電極配線17を介して
蓄積ダイオード13に注入・蓄積され、その後に垂直CCD1
2,水平CCDを介して読み出される。
ここで、正孔注入阻止層21aと光電変換層21bは、隣接
する画素電極20を電気的に分離するために高抵抗である
必要があり、通常いずれもi型半導体膜を使用する。こ
の場合、画素電極20からの正孔注入を阻止するため、正
孔注入阻止層21aのバンドギャップは、光電変換層21bの
バンドギャップよりも大きい。例えば、光電変換層21b
として水素化アモルファスシリコン(a−Si:H)膜を用
いた場合には、正孔注入阻止層21aとして水素化アモル
ファスシリコンカーバイド(a−SiC:H)膜、水素化ア
モルファスシリコンナイトライド(a−SiN:H)膜、を
用いることを提案している(特願昭58−137594号)。
しかしながら、正孔注入阻止層21aとして上記のよう
なi型半導体膜を使用した場合には、固体撮像装置の重
要な特性の一つである残像特性が劣化する。この積層型
固体撮像装置の光導電膜において発生する残像は、光電
変換層21bの局在準位における信号電荷の捕獲と熱的放
出により説明され、光電変換層21bの局在準位密度と膜
厚に比例することが知られている(J.G.Simmons et a
l.,Phys.Rev.B 7,3076(1973))。そこで、残像特性を
向上させるには、光電変換層21bの局算準位密度と膜厚
を最適化することが考えられる。
これに対し、正孔注入阻止層21aは光電変換層21bの僅
か1/100程度の薄膜であるため、正孔注入阻止層21aの局
在準位が上記の残像特性に影響するとは、これまで考え
られていなかった。しかし、正孔注入阻止層21aとして
の上記ワイドギャップ材料の局在準位密度は、光電変換
層21bのa−Si:H膜の局在準位密度と比べて一般に高密
度であり、その数百倍にも及ぶ。今回、我々の実験の結
果、この正孔注入阻止層21aの局在準位においても、光
電変換層21bと同様の機構により残像が発生することが
明らかとなった。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来の積層型固体撮像装置においては、
画素電極からの正孔注入による暗電流・画像欠陥の増加
を抑えるために、正孔注入阻止層としてワイドギャップ
i型半導体膜を使用した場合、固体撮像装置の重要な特
性の一つである残像特性が劣化してしまうという問題が
あった。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その
目的とするところは、光電変換層として用いるi型水素
化アモルファスシリコン(a−Si:H)膜よりワイドギャ
ップのi型水素化アモルファスシリコンカーバイド(a
−SiC:H)膜を正孔注入阻止層として用いることで、画
素電極からの正孔注入による暗電流・画像欠陥の増加を
抑えることができ、且つ残像特性の向上をはかり得る積
層型固体撮像装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の骨子は、光導電膜の正孔注入阻止層として使
用するi型水素化アモルファスシリコンカーバイド(a
−SiC:H)膜の膜厚と炭素含有量を最適化することによ
り、価電子帯側では十分な正孔注入阻止層能力を維持
し、画素電極からの正孔注入による暗電流・画像欠陥の
著しい増加を抑えながら、なおかつ残像の原因となる正
孔注入阻止層内の局在準位を十分に低い密度に保ち、残
像値を低い値に抑える光導電膜構造を実現することにあ
る。
即ち本発明は、半導体基板上に信号電荷蓄積ダイオー
ド及び信号電荷読出し部の配列がそれぞれ形成され、最
上部に信号電荷蓄積ダイオードと電気的に接続された画
素電極が形成された固体撮像素子チップと、この固体撮
像素子チップ上に積層された電子注入阻止層,光電変換
層及び正孔注入阻止層からなる光導電膜と、この光導電
膜上に形成された透明電極備えた固体撮像装置におい
て、前記光導電膜中の正孔注入阻止層として水素化アモ
ルファスシリコンカーバイド(a−SiC:H)膜を用い、
且つこの水素化アモルファスシリコンカーバイド膜の膜
厚dを100Å〜590Åの範囲に設定し、炭素含有量Cを9
%〜21%の範囲に設定するようにしたものである。
また、本発明は、より望ましくは膜厚d(Å)と炭素
含有量C(%)との関係が、C≦189.2×d−0.477を満
足するように設定したものである。
(作用) 本発明によれば、正孔注入阻止層であるi型アモルフ
ァスシリコンカーバイド(a−SiC:H)膜における炭素
含有量C及び膜厚dの規定により、後述するように暗電
流を3×10-10Acm-2以下に抑えることができ、さらに3
フィールド残像を1%以下に低減することができる。従
って、画素電極からの正孔注入による暗電流・画像欠陥
の増加を抑えることができ、且つ残像特性の向上をはか
ることが可能となる。
(実施例) 実施例を説明する前に、本発明で規定した正孔注入阻
止層の膜厚d及び炭素含有量Cについて説明する。
まず、前記第1図に示す構成において、正孔注入阻止
層であるアモルファスシリコンカーバイド(s−SiC:
H)膜の膜厚と暗電流との関係は、第3図に示すように
なる。この図から、膜厚が厚くなると暗電流は小さくな
り、また膜厚が100Åよりも薄くなると暗電流が急激に
増大することが判る。なお、この特性は炭素含有量を9
%としたもので、膜厚100Å以上では暗電流は十分に小
さく、且つ安定したものであった。なお、炭素含有量を
変えても、膜厚が100Å以下では暗電流が急増し、さら
に100Å以上では安定するという特性は変わらなかっ
た。また、膜厚100ÅはCVD法等で形成可能な最適の厚さ
に近いものである。従って本発明では、膜厚dの下限を
100Åに設定した。
暗電流は膜厚dのみならず、炭素含有量Cにも依存す
る。そこで、炭素含有量Cに対する暗電流の変化を測定
した。その結果を第4図に示す。この図から、暗電流と
して一般に許容される3×1010Acm-2以下となる炭素含
有量Cの範囲は、4%以上で37%以下の範囲である。な
お、この特性は膜厚dを200Åとしたときのものである
が、膜厚が100Å以上の範囲では膜厚dを変えても基本
的な特性は変わらず、炭素含有量Cが4%≦C≦37%の
範囲であれば暗電流を十分小さく(3×10-10Acm-2
下)することが可能であった。
3フィールド残像値は、膜厚dが厚いほど大きく、炭
素含有量Cが多いほど大きくなるものである。そこで、
膜厚dが最小(100Å)の時の炭素含有量Cに対する3
フィールド残像値を測定し、さらに炭素含有量Cが最小
(4%)の時の膜厚dに対する3フィールド残像値を測
定した。その結果を、第5図及び第6図に示す。第5図
から、3フィールド残像を1%以下に抑えるには、炭素
含有量Cを21%以下にすればよいことが判る。同様に第
6図から、3フィールド残像を1%以下に抑えるには、
膜厚dを3200Å以下にすればよいことが判る。
一方、炭素含有量Cに対する暗電流値の変化は、前記
第4図に示すように炭素含有量10%以下の領域では急峻
なものとなり、この領域では暗電流値に大きなバラツキ
がある。暗電流のバラツキにより一部で暗電流が大きく
なると、いわゆる白キズと称される画像欠陥が発生す
る。この白キズは炭素含有量Cが少なくなるほど発生す
る可能性が大きくなり、炭素含有量Cが多くなると殆ど
発生しない。本発明者らの実験によれば、炭素含有量C
を9%以下にすれば白キズの発生を略完全に防止するこ
とができた。この点を考慮し、炭素含有量9%で膜厚d
に対する3フィールド残像値を測定した結果を第7図に
示す。この図から、白傷を確実に無くし3フィート残像
を1%以下に抑えるには、膜厚dの上限値が590Åであ
ることが判る。
なお、残像値の正孔注入阻止層の局在準位密度NSIC
対する依存性は第8図に示す通りであり、NSIC≧5×10
16cm-3の領域で残像値はNSICに比例して増加する。この
図から、正孔注入阻止層においても光電変換層と同様の
機構による残像が発生していることが判る。また、この
局在準位密度と炭素含有量との関係は第9図に示す通り
であり、炭素含有量を制御することで、正孔注入層の局
在準位密度を制御することが可能である。
以下の実験結果から、暗電流を十分に小さく(3×10
-10Acm-2以下)、且つ残像を少なく(1%以下)にする
には、正孔注入阻止層であるアモルファスシリコンカー
バイド(a−SiC:H)膜の膜厚d及び炭素濃度Cを、 4%≦C≦21% 100Å≦d≦3200Å にすればよい。さらに、これに加えて白キズも確実に防
止するには、 9%≦C≦21% 100Å≦d≦590Å にすればよい。これらの結果をまとめて図示したのが第
10図である。厳密に言えば、暗電流を小さく(3×10
-10Acm-2以下)、且つ残像を少なく(1%以下)にする
には第10図のハッチングで示す領域とする必要があり、
白傷も防止するには第10図のクロスハッチングで示す領
域とする必要があり、これらは上記の各条件に加えて、 C%≦189.2×(dÅ)−0.477 を満足するようにすればよい。
以下、本発明の一実施例について具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例に係わる積層型固体撮像装置
の概略構成を示す断面図であり、読出し部にインターラ
イン転送CCDを用いた例である。
これを製造工程に沿って説明すれば、まずp型Si基板
10の表面層にp+層(素子分離領域)11,n+層(垂直CCDチ
ャネル)12及びn++層(蓄積ダイオード)13を形成す
る。さらに、この基板10上にゲート絶縁膜を介して垂直
CCDの転送ゲート電極15a,15bを形成する。次いで、この
上に第1絶縁層16を堆積した後に、該絶縁層16に画素電
極配線17と蓄積ダイオード13との電気的接続のためのコ
ンタクトホールを形成する。そして、画素電極配線17を
形成した後に、表面形状を平坦化する目的でBPSG膜或い
はPSG膜からなる第2絶縁層18を形成し、この絶縁層18
に画素コンタクトホールを形成する。次に、Ti,Al等の
金属或いはTiSiX,MoSiX等の金属シリサイドからなる画
素電極20を形成し、最後に光導電膜21と、透明電極22と
して例えばITOを形成することになる。以下、光電変換
層としてi型a−Si:H膜を使用した例について光導電膜
の構造21を説明する。
まず、正孔注入阻止層21aとしてi型a−SiC:H膜を20
0Å、次に光電変換層21bとしてi型a−Si:H膜を2μ
m、最後に電子注入阻止層21cとしてp型a−siC:H膜を
200Å、各々光CVD法により形成する。
正孔注入阻止層21aの形成条件としては、例えば原料
ガスとしてシラン(SiH4),アセチレン(C2H2)を、キ
ャリアガスとしてヘリウム(He)を各々10sccm,3.6scc
m,100sccmの流量で、水銀蒸気と混合してCVD反応室に導
入し、圧力を0.1Torrに設定する。半導体基板を230℃に
加熱し、励起光として低圧水銀ランプを点灯し波長185n
m,254nmの真空紫外光を半導体基板に照射することで正
孔注入層21aであるi型a−SiC:H膜が形成される。
光電変換層21bとしてのi型a−Si:H膜、或いは電子
注入阻止層21cとしてのp型a−SiC:H膜の形成において
は、基板温度,照射光の条件は全く同一であるが、導入
するガスと圧力が異なる。光電変換層21bの形成におい
ては、SiH4ガス20sccmを導入し、圧力は0.2Torrに設定
する。また、電子注入阻止層21cの形成においては、SiH
4ガス10sccm,C2H2ガス0.5sccm,ジボラン(B2H6)ガス2s
ccm,Heガス100sccmを導入し、圧力は0.1Torrに設定す
る。
本実施例においては、正孔注入阻止層21aのi型a−S
iC:H膜の炭素含有量は9原子%となり、バンドギャップ
及び活性化エネルギーは各々1.93eV,0.97eVとなる。こ
の炭素含有量は、膜形成時の導入ガスの流量比により制
御でき、同時に上記バンドギャップ及び活性化エネルギ
ーも制御可能である。
本実施例において、信号電流=2.6×10-7Acm-2,光導
電膜中電界=0.03MVcm-1なる条件下での光導電膜に起因
する3フィールド残像値は0.66%という非常に低い値を
得ることができた。また、画素電極からの正孔注入に起
因する画像欠陥は発生せず、暗電流値も3×10-11Acm-2
という非常に低い値を示した。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものでは
ない。実施例では、CCD撮像素子を用いたが、MOS型やBB
D型撮像素子チップを用いて、これに光導電膜を積層す
る場合にも、本発明を適用することができる。さらに、
光導電膜の製造方法も実施例に限らず、例えばプラズマ
CVD法等により形成してもよい。その他、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができ
る。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、光導電膜の正孔
注入素子層として使用するi型水素化アモルファスシリ
コンカーバイド(a−SiC:H)膜の膜厚と炭素含有量を
最適化することにより、正孔注入阻止層による価電子帯
側での十分な正孔注入阻止能力を維持し、画素電極から
正孔注入の著しい増加を抑えた上で、正孔注入阻止層に
起因する残像を大幅に低減することが可能である。従っ
て、固体撮像装置の暗電流,画像欠陥を増すことなく、
残像を大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる固体撮像装置の概略
構成を示す断面図、第2図は上記装置における光導電膜
の撮像時のエネルギーバンドを示す模式図、第3図乃至
第10図は本発明で規定する正孔注入阻止層の膜厚d及び
炭素含有量Cを説明するためのもので、第3図は膜厚と
暗電流との関係を示す特性図、第4図は炭素含有量と暗
電流との関係を示す特性図、第5図は炭素含有量と残像
との関係を示す特性図、第6図は炭素含有量4%のとき
の膜厚と残像との関係を示す特性図、第7図は炭素含有
量9%のときの膜厚と残像との関係を示す特性図、第8
図は局在準位密度と残像との関係を示す特性図、第9図
は炭素含有量と局在準位密度との関係を示す特性図、第
10図は膜厚及び炭素含有量の最適範囲を示す模式図であ
る。 11……p型Si基板、 12……n+垂直CCDチャネル、 13……n++蓄積ダイオード、 15a,15b……転送ゲート電極、 16,18……絶縁層、 17……画素電極配線、 20……画素電極、 21……光導電膜、 21a……正孔注入阻止層、 21b……光電変換層、 21c……電子注入阻止層、 22……透明電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−144565(JP,A) 特開 昭55−127080(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/146

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に信号電荷蓄積ダイオード及
    び信号電荷読出し部の配列がそれぞれ形成され、最上部
    に信号電荷蓄積ダイオードと電気的に接続された画素電
    極が形成された固体撮像素子チップと、この固体撮像素
    子チップ上に積層された電子注入阻止層,光電変換層及
    び正孔注入阻止層からなる光導電膜と、この光導電膜上
    に形成された透明電極とを備えた固体撮像装置におい
    て、 前記光導電膜中の正孔注入阻止層として水素化アモルフ
    ァスシリコンカーバイド(a−SiC:H)膜を用い、且つ
    この水素化アモルファスシリコンカーバイド膜の膜厚d
    と炭素含有量Cを、 100Å≦d≦590Å 9%≦C≦21% に設定してなることを特徴とする固体撮影装置。
  2. 【請求項2】前記正孔注入阻止層としての水素化アモル
    ファスシリコンカーバイド膜の膜厚d(Å)と炭素含有
    量C(%)との関係を、 C≦189.2×d−0.477 に設定してなることを特徴とする請求項1記載の固体撮
    像装置。
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