JP3019711U - インフレータの割リングアダプタ - Google Patents

インフレータの割リングアダプタ

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JP3019711U
JP3019711U JP1995006236U JP623695U JP3019711U JP 3019711 U JP3019711 U JP 3019711U JP 1995006236 U JP1995006236 U JP 1995006236U JP 623695 U JP623695 U JP 623695U JP 3019711 U JP3019711 U JP 3019711U
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JP
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inflator
adapter
outer diameter
socket
housing
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Application number
JP1995006236U
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English (en)
Inventor
モッシ ジー．ディーン
Original Assignee
モートン インターナショナル，インコーポレイティド
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/217—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
    • B60R21/2171—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together specially adapted for elongated cylindrical or bottle-like inflators with a symmetry axis perpendicular to the main direction of bag deployment, e.g. extruded reaction canisters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアバッグ用の円筒形インフレータの直径が
規定の寸法から変化するときでも、それをインフレータ
ハウジング内に取り付け可能とする。 【構成】 本考案は長手方向にスロットを切った割リン
グの形のアダプタ１０を提供する。アダプタ１０の一端
部は、インフレータ４２の基端部分を受け止めるソケッ
ト端部を形成すると共に、その他端部は、インフレータ
ハウジングの端壁３４内に形成された円形開口４０内に
受け止められる基端部を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車用エアバッグモジュールに関する。より詳細にはインフレータ ハウジング内部における円筒状インフレータの搭載構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
通常の乗客側エアバッグモジュールは折り畳んだエアバッグを収容するトラフ 形反応キャニスタを具備している。インフレータハウジングは反応キャニスタの 一部となるか又はこれに近づけて付設される。インフレータは前述したインフレ ータハウジング内に収容され、エアバッグの開口から送り込まれるガス体を発生 してエアバッグを膨張させるようになっている。普通に用いられる形式のインフ レータは衝突センサーにより作動する点火薬を内蔵して筒形形状をなしている。 作動において、上述の点火薬は急速にガス体を発生し、インフレータシリンダの 側壁に設けたいくつかの開孔を通してエアバッグにガス体を充満させる。
【０００３】 通常、円筒状をなすそのインフレータはインフレータハウジングの二つの端壁 間に収容される。このインフレータの一端には組立用スタッド又はキーが担持さ れ、このキーはそのインフレータの向きを適切に定めて配置するために、一方の 端壁において一つのキー溝を通して延在する。普通円形状をなすインフレータの 他端部はハウジングの反対側端壁内の円形開口内に支持される。上述の従来技術 に係わる構造は、円筒形状をなすインフレータの寸法をインフレータハウジング の寸法に合せることを必要とする。これは二つの問題を提起する。第１の問題は その許容誤差を厳密に検査しなければ、上述のインフレータの円形端部の寸法を インフレータハウジングの端壁に形成した開口部の寸法に適応させることができ なくなることである。第２の問題は、通常必要とするインフレータハウジングの 内部寸法よりも小さいか、又は短かいインフレータを搭載することが要望される か、或いは必要となることである。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案の主たる目的は、インフレータハウジング内へ普通のものより も寸法の小さいインフレータを取付け可能とするために、容易に調節することの できるアダプタを提供することである。他の目的は、上述のハウジング内への取 付けに当り、予めそのインフレータと一体化した結合体を作るようなアダプタを 提供することである。その他の目的や特長及び利点は、下記の説明並びに付記の 請求項から明瞭になる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案は、弾性物質から製作された管状の実質的に円筒形状をなすアダプタを 包含する。アダプタの壁側には、この管体の弾性変形を許すために、その側壁の 端から端へ走る長手方向のスロットが設けられる。アダプタの一端にはインフレ ータの円筒状端部を受入れかつこれを把握するソケット部が形成される。アダプ タの他端にはインフレータハウジングの円筒形開口内部に着座するように設計し た基端部が形成され、この基端部にはハウジング端壁の外側表面に衝合着座する フランジが形成される。
【０００６】
【実施例】
図１と図２をそれぞれ参照すると、これらの図には本考案に係わる管状の、略 円筒状のアダプタ１０が描かれている。このアダプタは弾性物質一般には種々の 金属の一つ、例えばアルミニウムのような金属から成形される。前述のアダプタ は長手方向の軸線１４を持つ円筒状の側壁１２から成る。アダプタの内部に半径 方向内向きの円周リブ１６が突出して形成されており、この円周リブ１６はアダ プタをソケット端部１８と基端部２０とに分割している。ソケット端部１８の側 壁１２の内部表面は、例えばナーリング加工、又は溝切加工等を含む適宜な手段 を用いて粗面化された表面として形成することができる。上述したソケット端部 １８の内部直径はその内部に挿入されたインフレータ部分の外径よりも僅かに小 さい。
【０００７】 提案された考案に係わる基端部２０は、１個又はいくつかの外方にベル状に拡 大する部分を含んで形成され、それらの拡大部分は円周に沿って半径方向外向き に突出すると共に、連続的又は断続的に形成することのできるフランジ２６を含 む。この基端部２０の外方にベル状に拡大する部分２４は、ソケット端部１８の 外径よりも大きい直径の外側部分を備えている。最後に、このアダプタには側壁 の全長、即ち端から端まで延在する縦割の細隙即ちスロット２８が形成される。 このスロット２８は長手方向の軸線に平行に設けられるが、必ずしもこの平行性 は要求されない。このスロット２８はアダプタ１０の外径に対しその膨張を許容 し、インフレータの外径上に嵌合可能となると共に、アダプタの弾性は摩擦的密 接嵌合によりインフレータを強固に把握する。更にアダプタ１０の粗面化された 表面２２は、インフレータに対するアダプタの摩擦的密着嵌合力を増進する。
【０００８】 本考案のアダプタ機能の態様は図３に示されている。図示されたインフレータ ハウジングは、端壁３２，３４として示される端板により閉鎖された略円筒形状 の側壁３０を有する。このインフレータハウジングは反応キャニスタ３６に付帯 して示されている。キャニスタ３６の構造は当該技術に熟達した人々には良く知 られているから詳細には図示しない。インフレータハウジングの端壁３２にはキ ー溝３８が形成されており、その中に支持されるインフレータと整合するように 対称的に設けられるが、これは必ずしも必要ではない。その反対側端壁３４には 円形開口４０が形成され、これは一般に円筒形状をなすインフレータの丸い端部 を受容する。しかしながら図３の図面には、インフレータ４２がそのインフレー タハウジングの長さよりも実質的に短かいものが採用されて描かれている。
【０００９】 インフレータ４２は、その側壁に通常いくつかのガス放出孔４６を有する円筒 状胴体４４並びに一端から突出したキー４８を具えている。上述のインフレータ ４２を実質的により長いインフレータハウジング内に取付けるために、本考案の アダプタが採用される。
【００１０】 好ましくは、アダプタ１０はインフレータハウジング内へ挿入される以前に前 述のインフレータ４２に取付けられることによって、エアバッグモジュールアセ ンブリの最終組立段階において、アダプタの取付けを行なわないようにする。こ れはアダプタ１０のソケット端部１８をインフレータ４２の円筒状基部上に滑り 込ませ、インフレータ端部をアダプタの内部リブ１６に衝合して着座させること によって達成される。かなり広範囲に広がる直径をもつインフレータでも本考案 のアダプタを用いて取付けることができる。これは普通よりも大きい直径を有す るインフレータを取付けるために、アダプタ１０に弾性変形を起すことができる スロット２８が設けられているからである。これはソケット端部１８の粗面化さ れた表面２２と、インフレータ４２の円筒状胴体４４の外表面との間に摩擦的中 介層を形成することにより、アダプタを用いてインフレータ胴体を強固に把握さ せることができる。このことはインフレータ４２の胴体４４とアダプタ１０の両 者がアルミニウムから製作されているとき特に効果的である。その理由は一つの アルミニウム部材が他のアルミニウムと摩擦接触するときに噛り作用が起こるか らである。それはまた当該技術に熟達した人には周知技術であるように、上述の アダプタをアルミニウムインフレータ上に回転溶接又は摩擦溶接することが可能 である。如何なる場合にもアダプタ１０とインフレータ４２は単一の組立体とな る。このことはその後にインフレータとアダプタとが単一ユニットとしてインフ レータハウジング内に取付けられるので製作上の観点からみて重要である。これ はその単一ユニットが円形開口４０内に挿入され、かつ上述した端壁３２内のキ ー溝３８を通してインフレータ上にキー４８を進めることにより行われる。それ と同時に前述のアダプタ端部のベル状部分２４は、端壁３４の円形開口４０内に 向けてぴたりと嵌め込まれる。この円形開口４０はインフレータハウジングの端 壁３４の外側表面に衝合するフランジ２６により塞がれる。
【００１１】 前述の半径方向の内部リブ１６が少なくとも二つの目的に役立つことに留意す ることが重要である。その第１は、インフレータ４２がアダプタ１０内に挿入さ れるときにその挿入深さを制限する停止部として働くことである。第２には、挿 入後にインフレータ４２上によって強力な把握力を及ぼすためにアダプタ１０は その半径方向に強化される如く作用するからである。
【００１２】 「割り環」の考えは、アダプタの膨張によって組付けられるべきインフレータ の直径をかなり広範囲まで許容する。この広範囲の直径は個々のインフレータの 製作から帰結される通常の許容誤差の変化範囲である。割りリングアダプタの第 ２の利点は、その材質に固有の弾性が上述のインフレータを摩擦的な密接嵌合に より把握せしめることである。アダプタ１０はインフレータを取付けるために拡 張されるので、緩めたときにインフレータの胴体を強固に把握することができる ように弾性的に変形される。
【００１３】 本考案の多くの利点は当該技術に熟達した人々にとって今や明らかになったも のと信ずる。数多くの変化や変形例が本考案の精神と請求範囲を逸脱することな くその範囲内で成し得ることもまた明らかであろう。それ故、これまでに述べた 記載は解説するだけのものとして理解すべきものであってこれに限定されるもの ではない。本考案は付記の請求範囲によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案によるアダプタの端面図である。
【図２】図１の２−２線に実質的に沿って取った断面図
である。
【図３】本考案のアダプタを使用して取付けられた円筒
状インフレータを包囲するインフレータハウジングの縦
断面図である。
【符号の説明】
１０…アダプタ １２…アダプタの円筒状側壁 １４…長手方向軸線 １６…内部円周方向に沿うリブ １８…ソケット端部 ２０…基端部 ２２…粗面化表面 ２４…ベル形拡大部 ２６…突出フランジ ２８…スロット ３０…円筒状側壁 ３６…反応キャニスタ ３８…キー溝 ４０…円形開口 ４２…インフレータ ４４…円筒形胴体 ４６…ガス放出孔 ４８…キー

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 反応キャニスタと、前記反応キャニスタ
    に隣接するインフレータハウジングとを備えており、前
    記ハウジングは、キー溝を形成する第１端部と、実質的
    に円形の取り付け用開口を限定する外部及び内部表面を
    有する第２端部とを具えており、更に前記ハウジング内
    にある実質的に円筒形のインフレータが、前記キー溝内
    に支持されたキーを担持する第１端部と、実質的に円形
    の第２端部とを備えている自動車用エアバッグモジュー
    ルアセンブリにおいて、 下記（ａ）〜（ｄ）の改良された要件、即ち、 （ａ）前記取り付け用開口内に着座する基端部と、前記
    外部表面に対して前記基端部から半径方向外向きに突出
    しているフランジ、 （ｂ）前記インフレータの前記第２端部を取巻いてこれ
    を把握するソケット端部、 （ｃ）前記インフレータの第２端部に衝合して支持する
    ように位置決めされた、内向きに延びる円周方向のリ
    ブ、及び （ｄ）それによって半径方向の膨張を許すために前記ア
    ダプタの長手方向に伸びているスロット、を備えている
    ところの、管状で実質的に円筒形のアダプタ。
  2. 【請求項２】 前記スロットは前記アダプタの長手方向
    の軸線に対して実質的に平行である請求項１の改良構
    造。
  3. 【請求項３】 前記インフレータを把握するソケット端
    部の一部分は、その把握力を増強するために粗面化され
    ている請求項１の改良構造。
  4. 【請求項４】 前記アダプタの基端部が、ソケット端部
    の外径よりも大きい外径を有する請求項１の改良構造。
  5. 【請求項５】 インフレータを把握するソケット端部の
    一部分がその把握力を増強するために粗面化されている
    請求項２の改良構造。
  6. 【請求項６】 前記アダプタの基端部がソケット端部の
    外径よりも大きい外径を有する請求項５の改良構造。
  7. 【請求項７】 インフレータの外径よりも大きい直径を
    有するインフレータハウジングの開口内部に、実質的に
    円筒状の自動車用エアバッグインフレータの一端を支持
    するためのアダプタであって、 長手方向の軸線に関して実質的に円筒形状をなす管状側
    壁が、基端部とソケット端部を備えており、 前記基端部が前記ハウジングの円形開口の内部に位置決
    め可能であると共に、その基端部から半径方向外向きに
    延びるフランジを備えていて、前記開口を囲むハウジン
    グに衝合して着座するように適合されており、 前記ソケット端部が、前記インフレータの一端部を取巻
    いて把握するように適合されており、 円周に沿うリブが、前記側壁内面から半径方向内向きに
    突出すると共に、前記インフレータの端部を衝合支持す
    るように位置決めされており、更に前記アダプタの半径
    方向の膨張を許すために、前記側壁を通して長手方向に
    延在するスロットが設けられているアダプタ。
  8. 【請求項８】 前記スロットが長手方向の軸線と実質的
    に平行である請求項７のアダプタ。
  9. 【請求項９】 インフレータ端部を取巻くように適合さ
    れたソケット端部の一部分が、把握効果を増強するため
    に粗面化されている請求項７のアダプタ。
  10. 【請求項１０】 基端部がソケット端部の外径よりも大
    きい外径を有する請求項７のアダプタ。
  11. 【請求項１１】 インフレータ端部を取巻いて適合され
    たソケット端部の一部分が、把握効果を増強するために
    粗面化されている請求項８のアダプタ。
  12. 【請求項１２】 基端部がソケット端部の外径よりも大
    きい外径を有する請求項１１のアダプタ。
JP1995006236U 1994-08-02 1995-06-22 インフレータの割リングアダプタ Expired - Lifetime JP3019711U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/284,348 US5445408A (en) 1994-08-02 1994-08-02 Split ring inflator adapter
US284348 1994-08-02

Publications (1)

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JP3019711U true JP3019711U (ja) 1996-01-12

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