JP3018028U - テフロン管用継手 - Google Patents

テフロン管用継手

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JP3018028U
JP3018028U JP1995004464U JP446495U JP3018028U JP 3018028 U JP3018028 U JP 3018028U JP 1995004464 U JP1995004464 U JP 1995004464U JP 446495 U JP446495 U JP 446495U JP 3018028 U JP3018028 U JP 3018028U
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teflon
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joint body
peripheral wall
nut
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JP1995004464U
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Inventor
昇 島田
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伊原高圧継手工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱サイクルに強い、大口径のテフロン管用継
手を得ることを目的とする。 【構成】 継手本体1にナット2を締付けることによ
り、皿ばね5などの弾性部材を介してテフロン管4のフ
レア部4aを継手本体1の端面に押圧して、テフロン管
4と継手本体1との接続を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はテフロン管用継手に係るものであり、特に、大口径のテフロン管用継 手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より直流整流機などの純水冷却には、電気絶縁性のあるテフロン管が使用 され、その接続には、図3に示すような汎用のダブルリング式の圧縮継手が用い られている。すなわち、同図に示すように、圧縮継手は、継手本体21とナット 22とその間に設けられる圧縮リング23とから構成され、それらの内部に管2 4が挿入され、接続されるようになっている。なお、圧縮リング23はフロント リング23aとバックリング23bのダブルリングで構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のダブルリング式の圧縮継手は、以上のように構成されているため、次の ような問題点があった。すなわち、テフロン管用継手は使用上、高温から急冷さ れる場合が多いが、前記圧縮継手は膨張、収縮に対する柔軟性に劣り、熱サイク ルに弱いという問題があった。
【0004】 本考案は、以上のような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ ろは、熱サイクルに強い大口径のテフロン管用継手を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によるテフロン管用継手は、中心部に流体通路を有している継手本体と 、テフロン管の外周壁に挿入される弾性部材と、継手本体と螺合し弾性部材を介 してテフロン管の管端に形成されたフレア部を継手本体の端面に押圧するナット と、からなることを特徴とする。
【0006】 さらに詳細には、ナットの端部に内方に向けて鍔が形成され、該鍔が前記弾性 部材と係合することを特徴とする。
【0007】 さらに詳細には、 ナットの端部に内方に向けて鍔が形成され、該鍔が、テフ ロン管の外周壁に挿入されるスリーブを介して前記弾性部材と係合することを特 徴とする。
【0008】 さらに詳細には、継手本体の端面の内周壁側には環状突起が設けられ、その外 周壁によってテフロン管の管端の内周壁が支持されることが好ましい。
【0009】 さらに詳細には、継手本体の端面にはOリングが設けられていることが好まし い。
【0010】
【作用】
継手本体にナットを締付けることにより、弾性部材を介してテフロン管のフレ ア部を継手本体の端面に押圧して、テフロン管と継手本体との接続を行う。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1は本考案の第1実施例に係るテフロン管用継手の全体構成を示す軸方向断 面図である。
【0013】 図1(a)において、符号1で示されるものは継手本体であり、その中心部に 流体通路が形成されている。継手本体1の外周壁の両側には、それぞれ雄ねじが 設けられ、一端は機器(図示せず)などに、他端はナット2に螺合されるように なっている。
【0014】 前記継手本体1のナット2側の端面は、接続されるテフロン管4のフレア部4 aの角度(37゜〜90゜)に応じた形状とされ、その表面にはOリング3用の Oリング溝1bが形成されている。また、継手本体1の内周壁側には環状突起1 aが設けられ、その外周壁によってテフロン管4の管端の内周壁が支持されるよ うになっている。
【0015】 テフロン管4の外周壁には、前記継手本体1の雄ねじと螺合されるナット2が 挿入され、このナット2の端部には内方に向けて鍔2aが形成されている。また 、テフロン管4の外周壁には、弾性部材としての皿ばね5が、両側にリテーナー 6,7を有して挿入され、前記ナット2の鍔2aと係合するようになっている。 次に、上述したテフロン管用継手とテフロン管4の接続について説明する。
【0016】 まず、テフロン管4の外周壁に、ナット2、リテーナー6、皿ばね5、リテー ナー7を順次挿入する。次いで、専用のフレア加工機により管端を加熱、加圧し て37゜から90゜の範囲でフレア加工する。90゜が最も好ましい。
【0017】 次に、テフロン管4のフレア部4aを、継手本体1の端面に設けられている環 状突起1a上に挿入してナット2を締付ける。すると、前記ナット2の鍔2aは 、皿ばね5などを介してテフロン管4のフレア4a部を、継手本体1の端面に押 圧する。このようにして、継手本体1とテフロン管4の接続がなされて内部流体 を封止する。すなわち、継手本体1にナット2を、所定回転数または所定トルク で締付けると、皿ばね5が圧縮され適正な封止面圧が得られ、熱サイクルによる 膨張、収縮を吸収するようになっている。
【0018】 図1(b)に示めす継手本体1には、図1(a)に示した環状突起1aが設け られておらず、テフロン管4の管端の内周壁は支持されていない。そのため、テ フロン管4と継手本体1との芯が多少ずれるという問題があるが、継手本体1の 加工が容易で、安価に製造できる利点がある。
【0019】 図2は第2実施例に係るテフロン管用継手の全体構成を示す軸方向断面図であ る。
【0020】 同図において、符号11で示されるものは継手本体であり、その中心部に流体 通路が形成されている。継手本体11の外周壁の両側には、それぞれ雄ねじが設 けられ、一端は機器(図示せず)などに、他端はナット12に螺合されるように なっている。
【0021】 継手本体11のナット12側の端面には凹状部11cが設けられ、テフロン管 4のフレア部4aが挿入されるようになっている。なお、前記凹状部11cの底 部11dは、接続されるテフロン管4のフレア部4aの角度(37゜〜90゜) に応じた形状とされ、その表面にはOリング3用のOリング溝11bが形成され ている。また、前記凹状部11cの底部11dの内周壁側には環状突起11aが 設けられ、その外周壁によってテフロン管4の管端の内周壁が支持されるように なっている。
【0022】 テフロン管4の外周壁には、前記継手本体11の雄ねじと螺合されるナット1 2が挿入され、このナット2の端部には内方に向けて鍔12aが形成されている 。また、テフロン管4の外周壁には、外周壁に鍔8aを有するスリーブ8と両側 にリテーナー6,7を有する皿ばね5が挿入され、そのスリーブ8の鍔8aは、 前記ナット12の鍔12aと係合するようになっている。
【0023】 次に、上述したテフロン管用継手とテフロン管4の接続について説明する。
【0024】 まず、テフロン管4の外周壁に、ナット12、スリーブ8、リテーナー6、皿 ばね5、リテーナー7を順次挿入する。次いで、専用のフレア加工機により管端 を加熱、加圧して37゜から90゜の範囲でフレア加工する。90゜が最も好ま しい。
【0025】 次にテフロン管4のフレア部4aを、継手本体11の凹状部11cに挿入して ナット12を締付ける。すると、前記ナット12の鍔12aは、前記スリーブ8 の鍔8aに係合して、皿ばね5などを介してテフロン管4のフレア4a部を、継 手本体11の凹状部11cの底部11dに押圧する。このようにして、継手本体 11とテフロン管4の接続がなされて内部流体を封止する。すなわち、継手本体 11にナット12を、所定回転数または所定トルクで締付けると、皿ばね5が圧 縮され適正な封止面圧が得られ、熱サイクルによる膨張、収縮を吸収するように なっている。
【0026】 なお、本実施例においても、上述した第1実施例と同様、継手本体11に設け た環状突起1aを、用途に応じては設けなくてもよい。
【0027】 上述した実施例では、継手本体1,11の外周壁の一端は機器などに螺合され ているが、両端とも、ナット2,12に螺合されるようにしてもよい。また、弾 性部材として皿ばね5を用いたが、ゴムリングなどを用いることもできる。さら に、内部流体の内圧、種類によってはOリング3を設けなくてもよい。
【0028】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、次のような効果を奏する 。すなわち、従来のダブルリング式の圧縮継手に比べ、継手本体とテフロン管の フレア部が皿ばねなどの弾性部材を介して締付けられているので、熱サイクルに 対して強いテフロン管用継手が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のテフロン管用継手を示す軸方向部
分断面図である。
【図2】第2実施例のテフロン管用継手を示す軸方向部
分断面図である。
【図3】従来のダブルリング式の圧縮継手を示す軸方向
断面図である。
【符号の説明】
1,11,21 継手本体 1a,11a 環状突起 1b,11b Oリング溝 11c 凹状部 11d 底部 2,12,22 ナット 2a,12a,8a 鍔 3 Oリング 4 テフロン管 4a フレア部 5 皿ばね(弾性部材) 6,7 リテーナー 8 スリーブ 23 圧縮リング 23a フロントリング 23b バックリング 24 管

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部に流体通路を有している継手本体
    (1,11)と、テフロン管(4)の外周壁に挿入され
    る弾性部材(5)と、継手本体(1,11)と螺合し弾
    性部材(5)を介してテフロン管(4)の管端に形成さ
    れたフレア部(4a)を継手本体(1,11)の端面に
    押圧するナット(2,12)と、からなることを特徴と
    するテフロン管用継手。
  2. 【請求項2】 ナット(2)の端部に内方に向けて鍔
    (2a)が形成され、該鍔(2a)が前記弾性部材
    (5)と係合することを特徴とする請求項1記載のテフ
    ロン管用継手。
  3. 【請求項3】 ナット(12)の端部に内方に向けて鍔
    (12a)が形成され、該鍔(12a)が、テフロン管
    (4)の外周壁に挿入されるスリーブ(8)を介して前
    記弾性部材(5)と係合することを特徴とする請求項1
    記載のテフロン管用継手。
  4. 【請求項4】 継手本体(1,11)の端面の内周壁側
    には環状突起(1a,11a)が設けられ、その外周壁
    によってテフロン管(4)の管端の内周壁が支持される
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のテフロン
    管用継手。
  5. 【請求項5】 継手本体(1,11)の端面にはOリン
    グ(3)が設けられていることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1項に記載のテフロン管用継手。
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