JP3017270B2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP3017270B2
JP3017270B2 JP2282887A JP28288790A JP3017270B2 JP 3017270 B2 JP3017270 B2 JP 3017270B2 JP 2282887 A JP2282887 A JP 2282887A JP 28288790 A JP28288790 A JP 28288790A JP 3017270 B2 JP3017270 B2 JP 3017270B2
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秀樹 西村
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、磁気ディスクの如き記録ディスクを回転駆
動するスピンドルモータに関する。
[従来技術及びその欠点] 例えば、スピンドルモータは、ブラケットの如き静止
部材と、この静止部材に固定された軸部材と、軸部材に
一対の軸受部材を介して回転自在に装着されたハブ部材
と、ハブ部材に装着されたロータマグネットと、ロータ
マグネットに対向して軸部材に装着されたステータと、
を備えている。ステータは実質上同一形状のコアプレー
トを積層することによって構成されるステータコアを有
し、ステータコアにコイルが所要の通り巻かれる。
近年、この種のスピンドルモータは小型化の傾向にあ
り、従ってその構成要素のハブ部材も小さくなってい
る。ハブ部材を小さくすると、その内部空間を必然的に
小さくなり、ロータマグネット及びステータを収容する
ための空間も小さくなる。このような状況にあって、軸
受部材を小さくするとその剛性が弱くなり、モータの寿
命が短くなる。一方、軸受部材間の距離を小さくする
と、十分な磁気回路スペースを確保することが困難とな
り、従ってモータとして大きな出力(トルク)を得るこ
とができない。
[発明の目的] 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その
主目的は、モータの小型化を図ると共に比較的高トルク
を得ることができる、優れたスピンドルモータを提供す
ることである。
[発明の要約] 本発明によれば、静止部材と、該静止部材に固定され
た軸部材と、円筒状のハブ本体部とこのハブ本体部の一
端に内周側に縮径して設けられた端壁部とからなり一方
の軸受部材が該端壁部に設けられ他方の軸受部材が該ハ
ブ本体部の他端に環状のブッシュ部材を介して設けられ
ることによって該軸部材に対し回転自在に装着されたハ
ブ部材と、該ハブ部材に取付けられたロータマグネット
と、該ロータマグネットに半径方向内方に対向して該軸
部材に装着されたステータと、を具備するスピンドルモ
ータにおいて、 該ステータは、環状のスペーサ部材と該スペーサ部材
の外周部に配設され金属プレートを積層して形成された
ステータスタックから構成されたステータコアと、該ス
テータコアのステータスタックにのみ巻設されたコイル
とを有し、 該スペーサ部材は、該軸部材における、該一対の軸受
部材間の部位に固定され、 該ステータスタックは、該一対の軸受部材よりも半径
方向外方に配置され、 該ステータスタックの積層厚さL3は、該一対の軸受部
材間の間隔L1よりも大きい、 ことを特徴とするスピンドルモータが提供される。
かかるスピンドルモータでは、一対の軸受部材間の部
位にスペーサ部材を配置し、このスペーサ部材におけ
る、軸受部材よりも半径方向外方に突出する外周部にス
テータスタックを配設しているので、ステータスタック
の積層厚さL3を一対の軸受部材間の間隔L1よりも大きく
する(L3>L1)ことができ、従って、小型にもかかわら
ず十分な磁気回路スペースを確保することができる。そ
の結果、大きな出力トルクが得られ、小型且つ高出力の
モータを提供することができる。
[発明の具体例] 以下、添付図面を参照して、本発明に従うスピンドル
モータの一具体例について説明する。
第1図において、図示のスピンドルモータは、ブラケ
ットの如き静止部材2と、静止部材2に対して相対的に
回転自在であるハブ部材1を備えている。静止部材2は
略円形状であり、その外周部に設けられたフランジ11が
駆動装置の支持フレーム(図示せず)に取付けられる。
静止部材2の略中央部には軸部材3の一端部(下端部)
が固定されている。軸部材3は静止部材2から実質上垂
直に延び、具体例においてその両端部に一対の軸受部材
6a及び6bを介してハブ部材1が回転自在に支持されてい
る。尚、ブラケットを省略して軸部材3の一端部を静止
部材として機能する駆動装置の支持フレームに固定する
ようにしてもよい。
ハブ部材1は円筒状のハブ本体部5を有し、ハブ本体
部5の両端部が一対の軸受部材6a及び6bを介して軸部材
3に支持されている。具体例では、ハブ本体部5の一端
部内周面には環状のブッシュ部材12が装着され、このブ
ッシュ部材12を介して片方の軸受部材6aに支持されてい
る。また、ハブ本体部5の他端部には端壁部13が設けら
れ、この端壁部13が直接他方の軸受部材6bに支持されて
いる。ハブ本体部5の一端部外周面には、半径方向外方
に突出するフランジ部14が設けられ、このフランジ部14
と端壁部13に取付けられるクランプ部材(図示せず)と
の間に、スペーサ部材を介して複数枚の磁気ディスクの
如き記録部材(図示せず)が装着される。
ハブ部材11のハブ本体部5の内周面には、環状のロー
タマグネット9が装着されている。また、このロータマ
グネット9に半径方向内方に対向してステータ15が配設
され、軸部材3に固定されている。このステータ15及び
それに関連する要素については後述する。
一対の軸受部材6a及び6bの外側には、磁性流体シール
機構16及び17が配設されている。磁性流体シール機構16
及び17はそれ自体周知のものでよく、ハブ部材1に装着
されたポールピースと、ポールピースと軸部材3の間に
注入された磁性流体を有し、軸受部材6a及び6bからのグ
リース等が収容室(記録部材が収容される室)に侵入す
るのを防止する。
次いで、ステータ15及びそれに関連する要素について
説明する。図示のステータ15は、環状のスペーサ部材7
とこのスペーサ部材7の外周端部に固定されたステータ
スタック8から構成されたステータコア16を有してい
る。スペーサ部材7の厚さL2は一対の軸受部材6a及び6b
間の間隔L1よりも小さく(L1<L2)設定されている。ス
ペーサ部材7は、図に示す通り、軸部材3における、一
対の軸受部材6a及び6b間の部位に圧入の如き手段により
固定される。スペーサ部材7は一対の軸受部材6a及び6b
間にて半径方向外方に延びてこれらを越えて突出してお
り、かく突出する外周面に接着剤の如き手段によりステ
ータスタック8が固定されている。ステータスタック8
は薄い金属プレートを積層することによって形成するこ
とができ、その厚さL3は一対の軸受部材6a及び6b間の間
隔L1よりも大きく(L3>L1)設定されている。このステ
ータスタック8には複数個のスロット(図示せず)が形
成され、スロットにコイル10が所要の通り巻かれてい
る。
具体例では、モータ全体をコンパクト化するために、
次の通りの構成となっている。即ち、ブッシュ部材12は
環状のブッシュ本体19を有し、ブッシュ本体19の内周端
部には、第1図において上方に突出する支持突部20が設
けられ、ブッシュ本体19及び支持突部20の内周面が片方
の軸受部材6aに支持されている(この内周面に磁性流体
シール機構16も装着されている)。また、ハブ部材1の
端壁部13の内周端部には、第1図において上下方向に突
出する支持突部21及び22が設けられ、支持突部21及び端
壁部13の内周面が軸受部材6bに支持され、外側の支持突
部22の内周面に他方の磁性流体シール機構16が装着され
ている。かく構成することにより、第1図から容易に理
解される如く、ハブ部材1の内側、即ちハブ本体部5、
端壁部13、支持突部21、支持突部20及びブッシュ本体19
によって比較的大きい環状空間24が規定され、かかる環
状空間24に、磁気回路を構成するロータマグネット5、
ステータスタック8及びこれに巻かれたコイル19が配置
される。尚、スペーサ部材7は、鉄等の金属材料又はポ
リカーボネイト等の合成樹脂材料から形成することがで
きる。
かかる具体例では、一対の軸受部材6a及び6b間の部位
にはスペーサ部材7が位置し、一対の軸受部材6a及び6b
の外側にはステータスタック8が位置する故に、ステー
タスタック8の厚さL3は一対の軸受部材6a及び6b間の間
隔L1に実質上関係なく上記間隔L1より大きくする(L3>
L1)ことができ、従って十分なステータスタック8の厚
さを確保することができると共に、コイル10の巻数も十
分増すことができ、モータ全体が小型にもかかわらず十
分な出力トルクが得られる。
以上、本発明に従うスピンドルモータの一具体例につ
いて説明したが、本発明はかかる具体例に限定されるも
のではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変
形乃至修正が可能である。
[発明の効果] 本発明によれば、次の通りの効果が達成される。
一対の軸受部材間の部位にスペーサ部材を配置し、一
対の軸受部材の外側にステータスタックを配置したの
で、ステータスタックの厚さを一対の軸受部材間の間隔
よりも大きくすることができる。従って、ステータスタ
ックの厚さを大きく、またコイルの巻数を多くすること
ができ、小型化にもかかわらず大きいトルクを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従うスピンドルモータの一具体例を
示す断面図。 1……ハブ部材、2……静止部材、3……軸部材、6a及
び6b……軸受部材、7……スペーサ部材、8……ステー
タスタック、9……ロータマグネット、16……ステー
タ、L1……一対の軸受部材間の間隔、L2……スペーサ部
材の厚さ、L3……ステータスタックの厚さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 21/22 H02K 5/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静止部材と、該静止部材に固定された軸部
    材と、円筒状のハブ本体部とこのハブ本体部の一端に内
    周側に縮径して設けられた端壁部とからなり一方の軸受
    部材が該端壁部に設けられ他方の軸受部材が該ハブ本体
    部の他端に環状のブッシュ部材を介して設けれられるこ
    とによって該軸部材に対し回転自在に装着されたハブ部
    材と、該ハブ部材に取付けられたロータマグネットと、
    該ロータマグネットに半径方向内方に対向して該軸部材
    に装着されたステータと、を具備するスピンドルモータ
    において、 該ステータは、環状のスペーサ部材及び該スペーサ部材
    の外周部に配設され金属プレートを積層して形成された
    ステータスタックから構成されたステータコアと、該ス
    テータコアのステータスタックにのみ巻設されたコイル
    とを有し、 該スペーサ部材は、該軸部材における、該一対の軸受部
    材間の部位に固定され、 該ステータスタックは、該一対の軸受部材よりも半径方
    向外方に配置され、 該ステータスタックの積層厚さL3は、該一対の軸受部材
    間の間隔L1よりも大きい、 ことを特徴とするスピンドルモータ。
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