JP3016799B2 - データベース問い合わせ処理装置 - Google Patents

データベース問い合わせ処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、データベースへの問い合わせを受付け、そ
の問い合わせの解釈,実行,結果の応答を一連の処理と
して実行するデータベース問い合わせ処理装置に関す
る。
(従来の技術) 情報処理装置において、オペレータが端末装置から問
い合わせコマンドを入力することにより、又はあるプロ
グラムが磁気ディスク上に格納されている問い合わせコ
マンドを入力することにより、あるデータベース中の特
定データを、直接検索し読出したり更新したりする場合
がある。
このように、データベース問い合わせコマンドを入力
し、直接問い合わせを実行し、問い合わせの結果を直ち
に応答する装置を、「データベース問い合わせ処理装
置」と称する。
第2図は従来のデータベース問い合わせ処理装置の一
構成例を示すブロック図である。
同図において、データベース問い合わせ処理装置120
は、端末装置などの入力装置110からデータベース問い
合わせコマンドが入力された場合、そのデータベース問
い合わせコマンドを受付け、データベース160をアクセ
スする装置である。このデータベース問い合わせ処理装
置120は、問い合わせ解釈手段131とオブジェクト生成手
段132とからなる問い合わせ解析手段130と、オブジェク
ト変換手段140と、データベースアクセス手段150とによ
り構成されている。
ここで、問い合わせ解釈手段131は、入力装置110から
のデータベース問い合わせコマンドに対して問い合わせ
を解釈し、シンタックスチェックを行なう。オブジェク
ト生成手段132は、問い合わせ解釈手段131にて解釈した
問い合わせからオブジェクトを生成する。オブジェクト
生成手段140は、データベース定義情報やデータ構造情
報等を参照しつつ、オブジェクト生成手段132にて生成
したオブジェクトを、実行可能なオブジェクトに変換す
る。データアクセス手段150は、オブジェクト変換手段1
40からの実行可能なオブジェクトに従って、データベー
ス160をアクセスする。
入力されるデータベース問い合わせコマンドと、それ
から生成されるオブジェクトの構成を、リレーショナル
データベースを例にとって説明する。ここで、リレーシ
ョナルデータベースとは、複数の表形式のデータを各種
のキーを用いて検索・更新することができるデータベー
スであり、表名や列名によってアクセス対象となるデー
タ集合を識別することができるものである。このリレー
ショナルデータベースの一例として、第3図に従業員管
理表という表データを表す。この表は、従業員の氏名,
従業員番号,年令,所属という列と、それぞれの列に対
応した各従業員のデータから構成されている。
このような形式のリレーショナルデータベースを検索
する場合、例えば次のような問い合わせコマンドを入力
する。
SELECT 氏名 FROM 従業員管理表 WHERE 年令<30 以上の問い合わせコマンドをデータベース問い合わせ
処理装置120へ入力し、このデータベース問い合わせ処
理装置120にて問い合わせコマンドを実行することによ
って、年令が30歳未満の従業員の氏名データが取出され
る。
次に第4図にリレーショナルデータベースアクセス用
のオブジェクトの構成を示す。
オブジェクト70は、それが実行可能か否かを識別する
ためのオブジェクト種別71と、検索・更新の対象となる
アクセス対象列情報72と、問い合わせ中で参照される表
及び列を識別するための表識別情報73と、列識別情報74
と、問い合わせ条件75と、データ変換を実行するために
参照されるデータ変換情報76と、表のアクセス順序を決
定するために用いられるアクセス経路情報77とから構成
される。
(発明が解決しようとする課題) 従来のデータベース問い合わせ処理装置120では、以
前に実行した問い合わせに関係なく、問い合わせを受付
ける度に、問い合わせ解析手段130により問い合わせを
解析し、オブジェクト変換手段140によりオブジェクト
変換処理を実行し、データベースをアクセスしている。
しかしながら、このようなデータベース問い合わせ処
理では、実際には直前の問い合わせの一部を変更して次
の問い合わせを実行する場合が多い。
例えば、先に説明した従業員管理表に対して、以下に
示すようなデータベース問い合わせコマンドを順次実行
する場合を考える。
データベース問い合わせコマンド1 SELECT COUNT(*) FROM 従業員管理表 WHERE 年令<30 データベース問い合わせコマンド2 SELECT 氏名 FROM 従業員管理表 WHERE 年令<30 データベース問い合わせコマンド1は、年令が30歳未
満の従業員が何人いるかを知るための問い合わせであ
り、データベース問い合わせコマンド2は、年令が30歳
未満の従業員の氏名を知るための問い合わせである。オ
ペレータが、データベース問い合わせコマンド1を用い
ていくつのデータが検索されてくるかを調べ、それに対
応したデータの表示形態や出力先を決定した後でデータ
ベース問い合わせコマンド2を実行し、実際のデータを
取出すとする。この時、データベース問い合わせコマン
ド2では、“FROM 表名、WHERE 年令<30"の部分は、
データベース問い合わせコマンド1のそれと全く同一の
内容であるにも関わらず、問い合わせ解析手段130によ
る問い合わせ解析処理、及びオブジェクト変換手段140
によるオブジェクト変換処理が実行される。
このように類似したデータベース問い合わせの処理に
おいて、全く同一内容の部分でも最初から繰返して処理
が行なわれるので、その問い合わせ処理に時間がかか
り、高度な応答性が要求されるデータベース問い合わせ
処理の応答性能を低下させている。
そこで、本発明の目的は、高速なデータベース問い合
わせ処理能力を備えたデータベース問い合わせ処理装置
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、入力装置からデータベース問い合わせコマ
ンドを入力し、その問い合わせコマンドを解析し実行可
能オブジェクトを生成し、その実行可能オブジェクトを
用いてデータベースをアクセスするデータベース問い合
わせ処理装置において、前記データベース問い合わせコ
マンドを入力し、これを以前に実行された問い合わせコ
マンドと比較する問い合わせ比較手段と、この問い合わ
せ比較手段による比較の結果、前記データベース問い合
わせコマンド全体が前記以前に実行された問い合わせコ
マンドと同一の場合には、既に生成済の実行可能オブジ
ェクトを後記蓄積手段より選択し、前記データベース問
い合わせコマンドと前記以前に実行された問い合わせコ
マンドの一部が同一の場合には、その同一の部分に対応
するオブジェクトを後記蓄積手段より選択するオブジェ
クト選択手段と、前記問い合わせ比較手段による比較の
結果、一致しなかった前記データベース問い合わせコマ
ンドの全体又は一部の問い合わせを解釈し文法上の誤り
などをチェックする問い合わせ解釈手段と、この問い合
わせ解釈手段にてチェック済の問い合わせからオブジェ
クトを生成し、あるいは該このオブジェクトに前記オブ
ジェクト選択手段によって選択されたオブジェクトを合
成して新たなオブジェクトを生成するオブジェクト生成
手段と、このオブジェクト生成手段にて生成したオブジ
ェクトを実行可能なオブジェクトに変換するオブジェク
ト変換手段と、データベース問い合わせコマンドと前記
オブジェクト生成手段にて生成したオブジェクト及び前
記オブジェクト変換手段にて生成した実行可能なオブジ
ェクトを関連付けて記憶する蓄積手段と、前記オブジェ
クト選択手段にて選択された実行可能オブジェクト、あ
るいは前記オブジェクト変換手段にて生成された実行可
能オブジェクトを用いてデータベースをアクセスするデ
ータベースアクセス手段とを備えてなるものである。
(作用) 入力装置からデータベース問い合わせコマンドが問い
合わせ比較手段に入力される。問い合わせ比較手段にお
いて、以前に実行されたデータベース問い合わせコマン
ドと今回実行すべきデータベース問い合わせコマンドと
が比較される。そして、その比較の結果、類似あるいは
同一の問い合わせの場合(類似の問い合わせの場合と
は、データベース問い合わせコマンドの構成部分(問い
合わせ部分)が一致する場合をいう。)には、本発明で
は既に生成されたオブジェクトや実行可能オブジェクト
を利用でき、これらの既に生成されたオブジェクトや実
行可能オブジェクトに対しては、問い合わせ解釈手段に
よる問い合わせ解釈及びオブジェクト生成手段によるオ
ブジェクト生成処理を省略することができる。特に問い
合わせ比較手段による比較の結果、前記同一の問い合わ
せの場合には、オブジェクト選択手段において蓄積手段
より実行可能オブジェクトを取出すことができるので、
問い合わせ解釈手段,オブジェクト生成手段,オブジェ
クト変換手段による処理を省略することができる。そし
て、データベースアクセス手段にて必要とする実行可能
なオブジェクトを生成する(構成する)に当たり、以前
に生成されたオブジェクト(実行可能なオブジェクト)
を利用することができるので、問い合わせを受付けてか
らデータベースに対する問い合わせを実行するまでの処
理の簡略化を図ることができる。よって高速なデータベ
ース問い合わせ処理ができ、もってデータベース問い合
わせ処理において高度な処理応答性能を実現できる。
(実施例) 次に本発明の実施例について図面を用いて説明する。
第1図は本発明によるデータベース問い合わせ処理装
置の一実施例を示すブロック図である。
同図において、データベース問い合わせ処理装置20
は、以前に実行された問い合わせを考慮したオブジェク
トを生成する機能を有する問い合わせ解析手段30と、こ
の問い合わせ解析手段30にて生成したオブジェクトを実
行可能なオブジェクトに変換する機能を有するオブジェ
クト変換手段40と、入力されたデータベース問い合わせ
コマンド11と問い合わせ解析手段30で生成されたオブジ
ェクトとオブジェクト変換手段40で生成された実行可能
オブジェクトとを関連付けて管理する蓄積手段70と、実
行可能オブジェクトを用いてデータベース60のアクセス
を実行する機能を有するデータベースアクセス手段50と
から構成されている。
ここに、問い合わせ解析手段30は、以前に実行された
データベース問い合わせコマンドと今回のデータベース
問い合わせコマンドとを比較する問い合わせ比較手段31
と、この問い合わせ比較手段31にてデータベース問い合
わせの比較をした結果を基に既に生成されているオブジ
ェクトを選択するオブジェクト選択手段32と、問い合わ
せを解釈しシンタックスチェックを行なう問い合わせ解
釈手段33と、この問い合わせ解釈手段33にて解釈した問
い合わせからオブジェクトを生成するオブジェクト生成
手段34とから構成されている。
問い合わせ比較手段31は、入力装置10より受付けたデ
ータベース問い合わせコマンド11を、蓄積手段70の問い
合わせ蓄積手段71より取出した、以前に実行されたデー
タベース問い合わせコマンドと、第4図に示したオブジ
ェクトに対応して比較する。この場合、問い合わせ比較
手段31は、上記比較を、第4図に示したオブジェクトを
構成する該当部分毎に行なう。例えば下記のコマンド例
では、第4図のオブジェクトに対応して例えば何をアク
セスするか(下記のコマンド例のSELECT 氏名)を示す
「アクセス対象列情報部」、どの表に対してアクセスす
るのか(FROM 従業員管理表)を示す「表識別情報
部」、どのような条件でアクセスするか(WHERE 年令
<30)を示す「問い合わせ条件部」に分けて比較する。
SELECT 氏名 …アクセス対象列情報部 FROM 従業員管理表…表識別情報部 WHERE 年令<30 …問い合わせ条件部 オブジェクト選択手段32は、問い合わせ比較手段31に
よる比較の結果、データベース問い合わせコマンド全体
が以前に実行された問い合わせコマンドと同一の場合に
は、既に生成済の実行可能オブジェクトを蓄積手段70の
実行可能オブジェクト蓄積手段73より選択し、これをデ
ータベースアクセス手段60に供給し、また、データベー
ス問い合わせコマンドと以前に実行された問い合わせコ
マンドの一部が同一の場合にはその同一の部分に対応す
るオブジェクトを蓄積手段70のオブジェクト蓄積手段72
より選択し、オブジェクト生成手段34に供給するもので
ある。
また、問い合わせ解釈手段33は、問い合わせ比較手段
31にて問い合わせ比較の結果、等しくなかった問い合わ
せ全体あるいは問い合わせの一部に関するシンタックス
チェックを実行する。
オブジェクト生成手段34は、前記オブジェクト選択手
段32にてオブジェクト蓄積手段72に蓄積された、以前の
問い合わせから選択されたオブジェクトと新たに生成さ
れたオブジェクトを結合し、今回の問い合わせに対応す
るオブジェクトを生成する。
また、蓄積手段70は、問い合わせ蓄積手段71とオブジ
ェクト蓄積手段72と実行可能オブジェクト蓄積手段73と
から構成され、オブジェクト蓄積手段72に蓄積されたオ
ブジェクトや実行可能オブジェクト蓄積手段73に蓄積さ
れた実行可能オブジェクトは前記問い合わせ蓄積手段71
に蓄積された対応する問い合わせと関連付けて記憶され
ている。ここに、問い合わせ蓄積手段71には、問い合わ
せ解釈手段33において、シンタックスチェック済の問い
合わせが記憶され、以降の問い合わせにおいて問い合わ
せ比較手段31で利用可能な状態にする。また、オブジェ
クト蓄積手段72には、オブジェクト生成手段34にて生成
されたオブジェクトが対応する問い合わせと関連付けて
記憶され、オブジェクト選択手段32での利用を可能にす
る。また、実行可能オブジェクト蓄積手段73には、実行
可能オブジェクト生成手段41で生成された実行可能オブ
ジェクトが対応する問い合わせと関連付けて記憶され、
オブジェクト選択手段32での利用を可能にする。
なお、オブジェクト選択手段32は、問い合わせ比較手
段31において問い合わせの全ての部分が等しいと解釈さ
れた場合、実行可能オブジェクト蓄積手段73より以前の
問い合わせ処理時に生成,蓄積された問い合わせに対応
する実行可能オブジェクトを選択し、これをデータベー
スアクセス手段50に供給しデータベース60をアクセスす
る。
また、オブジェクト変換手段40は、問い合わせ解析手
段30から受取ったオブジェクトを実行可能な形式に変換
し実行可能オブジェクトを生成する。このオブジェクト
変換手段40にて生成した実行可能オブジェクトは、実行
可能オブジェクト蓄積手段73に問い合わせと対応付けて
記憶される。オブジェクト変換手段40は、生成された実
行可能オブジェクトをデータベースアクセス手段50に供
給し、データベースアクセス手段50にてデータベース60
をアクセスする。
次に、第5図のフローチャートを参照して第1図の動
作について説明する。なお、第5図は、第1図のデータ
ベース問い合わせ処理装置の問い合わせ処理のフローチ
ャートである。また、データベースとしてリレーショナ
ルデータベースを例にとり、例えば前例の如きデータベ
ース問い合わせコマンド(SELECT 氏名、FROM 従業員
管理表、WHERE 年令<30の如きコマンド)が入力装置1
0よりデータベース問い合わせ装置20に供給された場合
について説明する。
先ず、データベース問い合わせコマンドが入力装置10
よりデータベース問い合わせ処理装置20の問い合わせ解
析手段30に入力されると、問い合わせ比較手段31におい
て、データベース問い合わせコマンドを構成する各部分
を問い合わせ蓄積手段71に記憶されている以前に実行さ
れた問い合わせデータと比較する(ステップS1)。この
比較の結果、問い合わせ全体(データベース問い合わせ
コマンド全体)が以前に実行された問い合わせ(以前に
実行された問い合わせコマンド)と等しい場合、オブジ
ェクト選択手段32は、蓄積手段70の実行可能オブジェク
ト蓄積手段73より対応する実行可能オブジェクトを取出
し、データベースアクセス手段50に供給し、データベー
スアクセス手段50にてデータベース60のアクセスが行な
われる(ステップS2,S14,S15)。また、問い合わせ比較
手段31による問い合わせ比較の結果、データベース問い
合わせ全体(データベース問い合わせコマンド全体)が
以前に実行された問い合わせ(以前に実行された問い合
わせコマンド)と等しくない場合には、その比較結果が
オブジェクト選択手段32に引渡され、オブジェクト選択
手段32において、前記比較結果に基づき、アクセス対象
列情報部,表識別情報部,問い合わせ条件部の夫々につ
き、問い合わせ部分が一致しているものについて、対応
するオブジェクトがオブジェクト蓄積手段72より取出さ
れる(ステップS2〜S8)。ここでは、前例の如きコマン
ドを用いた場合を例にとったので、第4図のオブジェク
ト構成のうち、アクセス対象列情報部と表識別情報部と
問い合わせ条件部とについて夫々比較を行なえばよい。
この後、問い合わせ解釈手段33において、問い合わせ比
較の結果、等しくなかった、問い合わせ部分や問い合わ
せ全体のシンタックスチェックが実行され(ステップS
9)、文法上の誤りなどが無いことが確認されると、該
当の問い合わせを新たに問い合わせ蓄積手段71に記憶す
る問い合わせ蓄積が実行される(ステップS10)。この
後、オブジェクト生成手段34において、ステップS4,S6,
S8において取出されたオブジェクトとここで生成された
新規な問い合わせ部分(問い合わせ比較手段31にて一致
しなかった問い合わせ部分)に対するオブジェクトを結
合して今回の問い合わせに対するオブジェクトを生成し
(合成し)(データベース問い合わせコマンドを構成す
る部分が以前に実行されたデータベース問い合わせコマ
ンドの構成部分と一致する場合)、又は今回の問い合わ
せに対する新たなオブジェクトを生成する(データベー
ス問い合わせコマンドの構成部分が以前に実行されたデ
ータベース問い合わせコマンドの構成部分と全く一致し
ない場合)(ステップS11)。更に、ステップS11にて生
成されたオブジェクトを問い合わせに対応付けて蓄積手
段70のオブジェクト蓄積手段72に記憶する(ステップS1
2)。次に、オブジェクト変換手段40では、オブジェク
ト生成手段34にて生成したオブジェクトを実行可能に変
換する(実行可能なオブジェクトを生成する)(ステッ
プS13)。次に、データベースアクセス手段50は、オブ
ジェクト変換手段34にて生成された実行可能オブジェク
トを用いて、データベース60のアクセスを実行する(ス
テップS15)。
以上の説明から判かるように、以前に実行されたデー
タベース問い合わせコマンドと、今回実行すべきデータ
ベース問い合わせコマンドとを問い合わせ比較手段31に
て比較し、類似あるいは同一の問い合わせの場合(類似
の問い合わせの場合とは、データベース問い合わせコマ
ンドの構成部分(問い合わせ部分)が一致する場合をい
う。)には、既に生成されたオブジェクトや実行可能オ
ブジェクトを利用でき、これらの既に生成されたオブジ
ェクトや実行可能オブジェクトに対しては、問い合わせ
解釈手段33において問い合わせ解釈及びオブジェクト生
成手段34によるオブジェクト生成処理を省略することが
できる。特に、問い合わせ比較手段31による比較の結
果、同一の問い合わせの場合には、オブジェクト選択手
段32において蓄積手段70の実行可能オブジェクト蓄積手
段73より該当する実行可能オブジェクトを直ちに取出す
ことができ、従って、問い合わせ解釈手段33,オブジェ
クト生成手段34,オブジェクト変換手段40による処理を
省略することができる。
このように、問い合わせ解釈手段33による問い合わせ
解釈及びオブジェクト生成手段34やオブジェクト変換手
段40によるオブジェクト(実行可能なオブジェクトも含
む)生成処理の一部又は全部を省略することができる。
そして、データベースアクセス手段50にて必要とする実
行可能なオブジェクトを生成する(構成する)に当た
り、以前に生成されたオブジェクトや実行可能なオブジ
ェクトを利用することができる。但し、以前に生成され
た実行可能オブジェクトを利用する場合はそのままデー
タベースアクセス用の実行可能オブジェクトとなる。従
って、データベース問い合わせ処理装置20が問い合わせ
を受付けてからデータベース60に対する問い合わせを実
行するまでの処理の簡略化を従来に比べ図ることができ
る。よって、高速データベース問い合わせ処理ができ、
もってデータベース問い合わせ処理において高度な処理
応答性能を実現できる。
本発明は本実施例に限定されることなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々の応用及び変形が考えられ
る。例えば、本実施例において、蓄積手段70としては、
ダイナミックRAMなどのメモリが用いられ、従って、蓄
積手段70を構成する問い合わせ蓄積手段71,オブジェク
ト蓄積手段72,実行可能オブジェクト蓄積手段73は夫々
別々のメモリを用いてもよいが、1つのメモリで構成し
てもよい。
(発明の効果) 上述したように本発明によるデータベース問い合わせ
処理装置を用いれば、以前に実行されたデータベース問
い合わせコマンドと今回実行すべきデータベース問い合
わせコマンドとを問い合わせ比較手段にて比較し、類似
あるいは同一の問い合わせの場合には、既に生成された
オブジェクトや実行可能オブジェクトに対しては問い合
わせ解釈手段による問い合わせ解釈及びオブジェクト生
成手段によるオブジェクト生成処理を省略することがで
きる。特に問い合わせ比較手段による比較の結果、前記
同一の問い合わせの場合には、オブジェクト選択手段に
おいて蓄積手段より実行可能オブジェクトを取出すこと
ができるので、問い合わせ解釈手段,オブジェクト生成
手段,オブジェクト変換手段による処理を省略すること
ができる。そして、データベースアクセス手段にて必要
とする実行可能なオブジェクトを生成する(構成する)
に当たり、以前に生成されたオブジェクトや実行可能な
オブジェクトを利用することができるので、問い合わせ
を受付けてからデータベースに対する問い合わせを実行
するまでの処理の簡略化を図ることができる。よって、
高速なデータベース問い合わせ処理ができ、もってデー
タベース問い合わせ処理において高度な処理応答性能を
実現できるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデータベース問い合わせ処理装置
の一実施例を示すブロック図、第2図は従来のデータベ
ース問い合わせ処理装置の一例を示すブロック図、第3
図はリレーショナルデータベースの内容例を示す図、第
4図はデータベースアクセス用オブジェクトの構成例を
示す図、第5図は第1図のデータベース問い合わせ処理
装置の問い合わせ処理のフローチャートである。 10……入力装置、 20……データベース問い合わせ処理装置、 30……問い合わせ解析手段、 31……問い合わせ比較手段、 32……オブジェクト選択手段、 33……問い合わせ解釈手段、 34……オブジェクト生成手段、 40……オブジェクト変換手段、 50……データベースアクセス手段、 60……データベース。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−188766(JP,A) 特開 昭64−25238(JP,A) 特開 昭63−269224(JP,A) 特開 平1−23428(JP,A) 特開 平1−118922(JP,A) 特開 平1−23427(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 G06F 17/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力装置からデータベース問い合わせコマ
    ンドを入力し、その問い合わせコマンドを解析し実行可
    能オブジェクトを生成し、その実行可能オブジェクトを
    用いてデータベースをアクセスするデータベース問い合
    わせ処理装置において、 前記データベース問い合わせコマンドを入力し、これを
    以前に実行された問い合わせコマンドと比較する問い合
    わせ比較手段と、 この問い合わせ比較手段による比較の結果、前記データ
    ベース問い合わせコマンド全体が前記以前に実行された
    問い合わせコマンドと同一の場合には、既に生成済の実
    行可能オブジェクトを後記蓄積手段より選択し、前記デ
    ータベース問い合わせコマンドと前記以前に実行された
    問い合わせコマンドの一部が同一の場合には、その同一
    の部分に対応するオブジェクトを後記蓄積手段より選択
    するオブジェクト選択手段と、 前記問い合わせ比較手段による比較の結果、一致しなか
    った前記データベース問い合わせコマンドの全体又は一
    部の問い合わせを解釈し文法上の誤りなどをチェックす
    る問い合わせ解釈手段と、 この問い合わせ解釈手段にてチェック済の問い合わせか
    らオブジェクトを生成し、あるいは該このオブジェクト
    に前記オブジェクト選択手段によって選択されたオブジ
    ェクトを合成して新たなオブジェクトを生成するオブジ
    ェクト生成手段と、 このオブジェクト生成手段にて生成したオブジェクトを
    実行可能なオブジェクトに変換するオブジェクト変換手
    段と、 データベース問い合わせコマンドと前記オブジェクト生
    成手段にて生成したオブジェクト及び前記オブジェクト
    変換手段にて生成した実行可能なオブジェクトを関連付
    けて記憶する蓄積手段と、 前記オブジェクト選択手段にて選択された実行可能オブ
    ジェクト、あるいは前記オブジェクト変換手段にて生成
    された実行可能オブジェクトを用いてデータベースをア
    クセスするデータベースアクセス手段とを備えたことを
    特徴とするデータベース問い合わせ処理装置。
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