JP3016357B2 - 音声記録機能付電話機 - Google Patents

音声記録機能付電話機

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JP3016357B2
JP3016357B2 JP8134813A JP13481396A JP3016357B2 JP 3016357 B2 JP3016357 B2 JP 3016357B2 JP 8134813 A JP8134813 A JP 8134813A JP 13481396 A JP13481396 A JP 13481396A JP 3016357 B2 JP3016357 B2 JP 3016357B2
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声記録機能付電話
機に関し、特に予め定める一定時間以前の時点の音声信
号を先頭として順次記録する記録装置を備える音声記録
機能付電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の音声記録機能付電話機は、例え
ば、特開昭63−74365号公報に示される電話機で
は、電話回線を介して音声信号の送受を行う電話機回路
と、音声信号をディジタル信号形式で記憶する音声メモ
リとの間に、現時点から所定時間以前の時点までにわた
り音声信号を順次に蓄積する蓄積手段を設け、これによ
り通話中の加入者が、この会話を録音したいと考えた場
合に、録音スイッチをオンすると、現時点から所定時間
以前の時点(現在時点から所定時間遡った時点)から録
音可能となるようにしている。そして、所定時間だけ遅
延させる蓄積手段としては、バッファメモリを使用する
実施例を開示している。また、具体的な構成についての
開示はなされていないが、ディジタル録音回路からの音
声データを直接に音声メモリに入力させ、音声メモリで
は録音指令以外では現時点よりも一定時間前までの長さ
の音声データを取り込み続けるが、それらを記憶保存せ
ず常に新たな音声データに書き直し続け、録音指令時に
初めてそれらの音声データを記憶保存させるようにする
方法も示唆されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の音声記
録機能付電話機は、所定時間だけ遅延させる蓄積手段と
しては、バッファメモリを使用するようにしてあるの
で、数秒程度の遅延を生じさせるだけでも、相当大掛か
りな設備を用意しなければならず、「分」のオーダとも
なると経済的な負担が大きすぎるという問題点がある。
また、音声データを直接に音声メモリに入力させ、音声
メモリでは録音指令以外では現時点よりも一定時間前ま
での長さの音声データを取り込み続けるが、それらを記
憶保存せず常に新たな音声データに書き直し続け、録音
指令時に初めてそれらの音声データを記憶保存させるよ
うにする方法も、具体的には呈示されていないため、実
現するには幾多の困難があり、簡単には実現しないとい
う問題点がある。
【0004】本発明の目的は、遅延時間の長さが数秒よ
り長い「分」のオーダであっても、経済的にも安価で、
技術的にも容易に実現可能な音声記録機能付電話機を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明の音声記録機
能付電話機は、電話回線を介して音声信号の送受を行う
電話機回路部と、前記音声信号の録音開始を指示する録
音ボタンと、録音された前記音声信号の再生開始を指示
する再生ボタンと、外部からの遠隔制御時の信号を受信
する押ボタン信号受信機と、応答用の音声合成回路と、
電話回線を介して授受する前記音声信号を切替スイッチ
により2つの録音再生装置を切り替えて記録する記録装
置と、前記電話機回路部と前記記録装置と前記押ボタン
信号受信機および前記音声合成回路を制御する制御部と
を備え、前記制御部は電話回線を介した通話を開始時点
で通話開始の制御信号を前記記録装置に送信し第1の録
音再生装置に前記音声信号の録音を開始し、予め設定し
た一定時間を経過したとき切替の制御信号を前記記録装
置に送信し第2の録音再生装置に切り替えて前記音声信
号の録音を継続し、さらに一定時間を経過したとき切替
の制御信号を前記記録装置に送信し第1の録音再生装置
に切り替えて前記音声信号の録音を一定時間の周期で繰
り返して行う制御と、録音ボタンが押下されたとき直前
に一定時間記録された音声信号を含めて通話終了または
録音終了まで録音する制御と、再生ボタンが押下された
とき前記録音された音声信号を再生する制御と、予め設
定された一定時間の時間変更を行う制御とを備えて構成
されている。
【0006】また、第2の発明の音声記録機能付電話機
は、第1の発明において前記録音ボタンの押下以前は2
つの同等な録音再生装置を予め定める一定時間ごとに交
互に活性化および不活性化することにより構成されてい
る。
【0007】さらに、第3の発明の音声記録機能付電話
機は、第1の発明において通話開始から最初の前記一定
時間内に前記録音ボタンの押下により録音される音声信
号は、通話開始時点からの音声信号であ通話開始か
ら2番目以降の前記一定時間内に前記録音ボタンの押下
により録音される音声信号は、前記録音ボタンが押下さ
れた一定時間の直前の一定時間の開始時点からの音声信
号であることにより構成されている。
【0008】さらに、第4の発明の音声記録機能付電話
機は、第1の発明において前記録音再生装置は、録音が
可能なミニディスクであることにより構成されている。
【0009】[作用]通話中に記録したい通話内容が発
生した場合、録音ボタンを押下する。これを契機とし
て、これまで2つの記録媒体を一定時間ごとに交互に使
用していたものが、この時点で使用中の記録媒体に対
し、一定時間経過後も継続して記録が続けられ、録音ボ
タンを押下した時点より一定時間以上以前からの通話内
容が、現在記録中の記録媒体とは異なる記録媒体に保持
されていることになる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【0012】本発明の音声記録機能付電話機1は、電話
回線2を介して音声信号の送受を行う基本的機能を含む
電話機回路部3と、電話回線2を介して授受する音声信
号を記録するための記録装置4とを基本的構成とし、外
部からの遠隔制御時の信号受信用として押ボタン信号受
信機(PB受信機と記す)5と、応答用に音声合成回路
6と、これらの各装置および回路を制御する制御部7と
を備えている。そして記録装置4は、図2の記録装置の
ブロック図に示すように、切替スイッチ8と、長時間の
録音が可能な録音装置9,10とを含み、制御部7の制
御の下で予め定める一定時間を周期として録音装置9,
10を起動および停止し交互に録音している。また、電
話機回路部3には、録音の開始を指示する録音ボタン1
1と、録音した音声信号の再生を指示する再生ボタン1
2とが含まれれている。
【0013】次に動作について説明する。説明には図1
ないし図3を使用し、名称および符号としては図1およ
び図2を使用する。
【0014】図3は記録装置4内の録音再生装置9,1
0の動作状態を説明する説明図である。本発明の音声記
録機能付電話機の使用者が、電話機を使用して通話を開
始すると、制御部7から通話開始の制御信号が出て、録
音再生装置9を起動し録音状態(a)とする。この状態
で一定時間Tを経過すると切替の制御信号が出て録音再
生装置9を停止し、同時に録音再生装置10を起動し録
音状態(b)とする。なお、この時間長Tは任意に定め
られるが、通常は数秒から数十秒の間の任意の値に設定
する。さらに一定時間Tが経過し切替の制御信号が制御
部7から出て、録音再生装置10を停止し、同時に再度
録音再生装置9を起動し録音状態(c)とする。このと
き、録音再生装置9は、録音個所を前回の録音状態
(a)で使用した個所とし前回の録音に重ねて録音する
ものとする。この状態で、電話機の使用者が通話中の音
声を記録したいと考えた場合は、即座に録音ボタン11
を押下する。この録音ボタン11の押下信号を受けた制
御部7は、以後録音終了か通話終了まで録音再生装置9
を録音状態(c)に保つ。これは、録音再生装置10が
録音状態(b)である場合の任意の時点で録音ボタン1
1を押下された場合も同様に、一定時間Tを経過しても
録音再生装置10を録音状態(b)に保つ。
【0015】次に、録音した通話を再生する場合は、電
話機の使用者が再生ボタン12を押下すると、制御部7
は、録音再生装置9が録音状態(c)のとき録音ボタン
11が押下されたことを残された記録から知り、録音再
生装置10の録音部分を最初に再生する。続いて、録音
再生装置9の録音部分を再生することにより、図3の再
生時聴取可能な区間に示すように録音ボタン11が押下
された時点より“録音状態(b)の一定時間T”に加え
て“録音状態(c)の一部の時間”だけ過去の時点から
の通話音声を聴取することができる。これにより、最短
でも“録音状態(b)の一定時間T”を確保するとがで
きることになる。
【0016】以上説明したように、通話中の音声を録音
する場合、少なくとも録音ボタン11の押下より一定時
間Tだけ以前の通話音声を聴取することができるので、
大切な通話を記録し損なうことがない。また、この一定
時間の長さを変更することは容易であるので、電話機の
使用者の都合に合せて随時設定可能である。
【0017】また、本発明の目的ではないが、記録装置
4を使用して留守番電話装置の機能を付加することが可
能である。さらに、PB受信機5と、音声合成回路6と
を使用し、遠隔制御で記録装置4に記録された通話音声
を再生し聴取することも可能である。
【0018】以上の説明では、記録装置4の録音再生装
置9,10としては現在使用可能な装置およびシステム
を採用することが可能であるので、特に構成について述
べてはいないが、本発明の音声記録機能付電話機1に録
音再生装置9,10としてミニディスクを使用すること
を提案する。録音再生装置9,10としてミニディスク
を使用することにより、これまでの留守番電話装置に使
用されていた磁気テープによる録音再生装置を使用する
場合に比較し、より長時間の録音が可能となる点と再生
時の特定個所のアクセスが容易となる点だけを取上げて
も、著しい改善を期待できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、記録装
置を長時間の録音が可能な2つの同等な録音再生装置で
構成することにより、遅延時間の長さが数秒より長い
「分」のオーダであっても、経済的にも安価で、技術的
にも容易に実現可能となるという効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】記録装置のブロック図である。
【図3】記録装置内の録音再生装置の動作状態を説明す
る説明図である。
【符号の説明】
1 音声記録機能付電話機 2 電話回線 3 電話機回路部 4 記録装置 5 押ボタン信号受信機(PB受信機) 6 音声合成回路 7 制御部 8 切替スイッチ 9,10 録音装置 11 録音ボタン 12 再生ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/10 G11B 33/06 H04M 1/65

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線を介して音声信号の送受を行う
    電話機回路部と、前記音声信号の録音開始を指示する録
    音ボタンと、録音された前記音声信号の再生開始を指示
    する再生ボタンと、外部からの遠隔制御時の信号を受信
    する押ボタン信号受信機と、応答用の音声合成回路と、
    電話回線を介して授受する前記音声信号を切替スイッチ
    により2つの録音再生装置を切り替えて記録する記録装
    置と、前記電話機回路部と前記記録装置と前記押ボタン
    信号受信機および前記音声合成回路を制御する制御部と
    を備え、 前記制御部は電話回線を介した通話を開始時点で通話開
    始の制御信号を前記記録装置に送信し第1の録音再生装
    置に前記音声信号の録音を開始し、予め設定した一定時
    間を経過したとき切替の制御信号を前記記録装置に送信
    し第2の録音再生装置に切り替えて前記音声信号の録音
    を継続し、さらに一定時間を経過したとき切替の制御信
    号を前記記録装置に送信し第1の録音再生装置に切り替
    えて前記音声信号の録音を一定時間の周期で繰り返して
    行う制御と、録音ボタンが押下されたとき直前に一定時
    間記録された音声信号を含めて通話終了または録音終了
    まで録音する制御と、再生ボタンが押下されたとき前記
    録音された音声信号を再生する制御と、予め設定された
    一定時間の時間変更を行う制御とを備えることを特徴と
    する音声記録機能付電話機。
  2. 【請求項2】 録音スイッチの押下以前は2つの同等な
    録音再生装置を予め定める一定時間ごとに交互に活性化
    および不活性化することを特徴とする請求項1記載の音
    声記録機能付電話機。
  3. 【請求項3】 通話開始から最初の前記一定時間内に
    記録音ボタンの押下により録音される音声信号は、通話
    開始時点からの音声信号であ通話開始から2番目以
    降の前記一定時間内に前記録音ボタンの押下により録音
    される音声信号は、前記録音ボタンが押下された一定時
    間の直前の一定時間の開始時点からの音声信号であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の音声記録機能付電話機。
  4. 【請求項4】 前記録音再生装置は、録音が可能なミニ
    ディスクであることを特徴とする請求項1記載の音声記
    録機能付電話機。
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