JP3016098B2 - 永久磁石の製造方法 - Google Patents
永久磁石の製造方法Info
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- JP3016098B2 JP3016098B2 JP3016669A JP1666991A JP3016098B2 JP 3016098 B2 JP3016098 B2 JP 3016098B2 JP 3016669 A JP3016669 A JP 3016669A JP 1666991 A JP1666991 A JP 1666991A JP 3016098 B2 JP3016098 B2 JP 3016098B2
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- Japan
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- permanent magnet
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- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】希土類金属とＣｏからなるＲＣｏ
5 系永久磁石の製造方法に関する。
5 系永久磁石の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、工業的に生産され、使用されてい
る１−５系希土類コバルト永久磁石は、サマリウム・コ
バルト磁石であるが高価である。
る１−５系希土類コバルト永久磁石は、サマリウム・コ
バルト磁石であるが高価である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このサマリウム・コバ
ルト磁石のサマリウムの一部を廉価なミッシュメタルや
ヂヂムメタルで置換することにより安価になるが磁石の
磁気特性が下がるという問題点があった。
ルト磁石のサマリウムの一部を廉価なミッシュメタルや
ヂヂムメタルで置換することにより安価になるが磁石の
磁気特性が下がるという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、１−５系ＲＣｏ磁石の熱処理工程において、焼結と
時効処理の間に一度３００℃以下まで冷却し、次に時効
温度以上、焼結温度以下の温度範囲まで再度上昇する工
程を付加した。
に、１−５系ＲＣｏ磁石の熱処理工程において、焼結と
時効処理の間に一度３００℃以下まで冷却し、次に時効
温度以上、焼結温度以下の温度範囲まで再度上昇する工
程を付加した。
【０００５】
【作用】磁石の特性を表すＩ−Ｈカーブの角形性の落ち
込みと保磁力の低下が改善され、低コストで安定な磁気
特性を持った磁石が得られた。
込みと保磁力の低下が改善され、低コストで安定な磁気
特性を持った磁石が得られた。
【０００６】
【実施例】（Ｓｍ0.7 ＭＭ0.3)Ｃｏ5 の組成をもつ原料
を、チッソガス気流中で粉砕し平均粒径２．５から３．
５ミクロンの粉末にした。この粉末を１５０００Ｏｅの
磁場中で１ｔｏｎ／ｃｍ2 の圧力下で圧縮成形し、成形
体をアルゴン雰囲気炉を用いて３０分間１０９０℃で焼
結した後、３００℃まで急冷した。次に再度１０８０℃
まで昇温し、１０分間保持した後２．５℃／ｍｉｎの温
度勾配で７５０℃まで冷却しその温度で１５分間保持
後、室温まで急冷したバルク（Ａ）と、３０分間１０９
０℃で焼結した後、３００℃まで急冷せずに２．５℃／
ｍｉｎの温度勾配で７５０℃まで冷却しその温度で１５
分間保持後、室温まで急冷したバルク（Ｂ）の磁気特性
を比較した結果を表１に示した。
を、チッソガス気流中で粉砕し平均粒径２．５から３．
５ミクロンの粉末にした。この粉末を１５０００Ｏｅの
磁場中で１ｔｏｎ／ｃｍ2 の圧力下で圧縮成形し、成形
体をアルゴン雰囲気炉を用いて３０分間１０９０℃で焼
結した後、３００℃まで急冷した。次に再度１０８０℃
まで昇温し、１０分間保持した後２．５℃／ｍｉｎの温
度勾配で７５０℃まで冷却しその温度で１５分間保持
後、室温まで急冷したバルク（Ａ）と、３０分間１０９
０℃で焼結した後、３００℃まで急冷せずに２．５℃／
ｍｉｎの温度勾配で７５０℃まで冷却しその温度で１５
分間保持後、室温まで急冷したバルク（Ｂ）の磁気特性
を比較した結果を表１に示した。
【０００７】 この結果から明らかな通り、焼結と時効処理の間に一
度３００℃以下まで冷却し、次に時効温度以上、焼結温
度以下の温度範囲まで再度上昇する工程を付加すること
で、最大エネルギー積（ＢＨ）ｍａｘが２０．０ＭＧＯ
ｅの磁気特性が得られた。
度３００℃以下まで冷却し、次に時効温度以上、焼結温
度以下の温度範囲まで再度上昇する工程を付加すること
で、最大エネルギー積（ＢＨ）ｍａｘが２０．０ＭＧＯ
ｅの磁気特性が得られた。
【０００８】
【発明の効果】以上この発明によれば、安価な材料を使
用しても磁気特性が低下しないので、安価な磁石を製造
することが可能になる。
用しても磁気特性が低下しないので、安価な磁石を製造
することが可能になる。
Claims (2)
- 【請求項１】 イットリュウム並びに希土類元素（Ｒ）
の一種又は二種以上とミッシュメタルあるいはヂヂムメ
タルを含む、いわゆる１−５系ＲＣｏ磁石の熱処理工程
において、焼結と時効処理の間に一度３００℃以下まで
冷却し、次に時効温度以上、焼結温度以下の温度範囲ま
で再度上昇する工程を付加することを特徴とする永久磁
石の製造方法。 - 【請求項２】 請求項１において、ミッシュメタルある
いはヂヂムメタルが希土類元素（Ｒ）の２０％から４０
％含有することを特徴とする永久磁石の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3016669A JP3016098B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 永久磁石の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3016669A JP3016098B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 永久磁石の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04255205A JPH04255205A (ja) | 1992-09-10 |
| JP3016098B2 true JP3016098B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=11922729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3016669A Expired - Fee Related JP3016098B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 永久磁石の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3016098B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-07 JP JP3016669A patent/JP3016098B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04255205A (ja) | 1992-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |