JP3015064B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3015064B2 JP2110648A JP11064890A JP3015064B2 JP 3015064 B2 JP3015064 B2 JP 3015064B2 JP 2110648 A JP2110648 A JP 2110648A JP 11064890 A JP11064890 A JP 11064890A JP 3015064 B2 JP3015064 B2 JP 3015064B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、公開鍵方式の暗号処理機能を備えたファク
シミリ装置に関する。
[従来の技術] 一般に、ファクシミリ装置は、CCITT勧告に従って装
置機能が構成されるので、公衆電話回線網などの公衆網
を用いて画情報伝送を行っているので、その伝送内容が
盗聴されやすく、また、盗聴した内容から伝送している
画情報を容易に識別することができ、その盗聴した画情
報に基づいて、送信画像を再構成することが可能であ
る。
このように、悪意の行為を妨害するものとして、公開
鍵方式の暗号処理機能を備え、この暗号処理機能を用い
て画情報を暗号化して伝送する秘匿モードを備えたファ
クシミリ装置が実用されている。
このような秘匿モードを用いることにより、伝送内容
が盗聴されても、画情報を再構成することがほとんど不
可能であり、伝送内容が外部に洩れるようなことが防止
される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような秘匿モードを備えたファク
シミリ装置は、従来、秘匿モードを設定すると、秘匿モ
ードを備えていないファクシミリ装置との画情報伝送を
行うことができないという不都合を生じていた。
本発明は、かかる従来装置の不都合を解消するために
なされたものであり、秘匿モードを有効に活用できるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、公開鍵方式の暗号処理機能を備えたファク
シミリ装置において、設定操作により、暗号処理機能を
常に使用しないノーマルモードと、暗号処理機能を常に
使用する秘匿モードと、受信側装置の機能に応じて暗号
処理機能を使用する選択モードのいずれか1つの動作モ
ードを実行する一方、伝送前手順で受信側装置が暗号処
理機能を備えていないことを判別すると暗号処理機能を
用いないで画情報を形成して送信するとともに、上記選
択モードが設定されている状態で、暗号処理機能を使用
しないで画情報を形成して送信すると、かかる旨をあら
わすメッセージ表示からなる通知レポートを形成して記
録出力する制御手段を備えたものである。
[作用] したがって、暗号処理機能を備えていない相手装置に
は、画情報を暗号化せずに送信するので、かかる装置に
も画情報を送信することができる。また、暗号処理機能
の使用態様をオペレータが適宜に設定可能にしているの
で、暗号処理機能を使い勝手が大幅に向上する。また、
選択モードが指定された場合で、暗号処理機能を使用し
ないで画情報送信したときには、その旨をあらわす通知
レポートが形成されて記録出力されるので、オペレータ
は、画情報送信の状況を的確に判定することができる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるグループ3ファ
クシミリ装置を示している。
同図において、制御部1は、このファクシミリ装置の
各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処
理を行うものであり、システムメモリ2は、制御部1が
実行する制御処理プログラム、および、処理プログラム
を実行するときに必要な各種データなどを記憶するとと
もに、制御部1のワークエリアを構成するものであり、
パラメータメモリ3は、公開鍵や秘匿モードの種類な
ど、このグループ3ファクシミリ装置に固有な各種の情
報を記憶するためのものである。
スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を読み取るた
めのものであり、プロッタ5は、所定の解像度で画像を
記録出力するためのものであり、操作表示部6は、ファ
クシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作キ
ー、および、各種の表示器からなる。
符号化復号化部7は、画信号を符号化圧縮するととも
に、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化
するためのものであり、暗号処理装置8は、公開鍵方式
の暗号処理および復号処理を行うものであり、画像蓄積
装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶す
るためのものである。
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファ
クシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝
送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21
モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための
高速モデム機能(V.29モデム、V.27terモデム)を備え
ている。
網制御装置11は、このファクシミリ装置を公衆電話回
線網に接続するためのものであり、自動発着信機能を備
えている。
これらの、制御部1、システムメモリ2、パラメータ
メモリ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表示部6、符
号化復号化部7、暗号処理装置8、画像蓄積装置9、グ
ループ3ファクシミリモデム10、および、網制御装置11
は、システムバス12に接続されており、これらの各要素
間でのデータのやりとりは、主としてこのシステムバス
12を介して行われている。
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム
10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
また、暗号処理装置8には、公開鍵方式の暗号処理お
よび復号処理に必要な秘密の鍵が、パラメータとしてあ
らかじめ登録されている。この秘密の鍵は、ファクシミ
リ装置の機種、あるいは、メーカにより一義的に規定さ
れるものである。
さて、このファクシミリ装置には、暗号処理装置8を
用いないで画情報を形成するノーマルモード(以下、モ
ード1の秘匿モードという)、常に暗号処理装置8を用
いて画情報を暗号化してから送信するモード2の秘匿モ
ード、受信側装置が秘匿モードに設定されているときに
は画情報を暗号化する一方、受信側装置がノーマルモー
ドに設定されているときには画情報を暗号化しないモー
ド3の秘匿モード、受信側装置が秘匿モードに設定され
ているときには画情報を暗号化する一方、受信側装置が
ノーマルモード(モード1の秘匿モード)に設定されて
いるときには画情報を暗号化しないとともに画情報送信
終了後にはノーマルモードで画情報送信を行ったことを
あわらす警告レポートを形成して記録出力するモード4
の秘匿モードを備えている。
この秘匿モードの設定は、第2図のようにして行われ
る。
まず、操作表示部6より秘匿モードの設定が操作入力
されると、秘匿モードの一覧表示を行うとともにいずれ
か1つの秘匿モードを選択するかあるいはノーマルモー
ドを選択するように促すガイダンスメッセージを表示し
て(処理101)、オペレータによる秘匿モード入力を行
わせる(処理102)。
秘匿モードの入力が終了すると、その内容を秘匿モー
ドデータとしてパラメータメモリ3に登録する(処理10
3)。
このようにして、秘匿モードの種類が設定された状態
で、画情報送信を行うとき、次のような手順となる。
まず、指定された宛先を発呼して、受信装置RXが着信
応答すると、受信装置RXは、自端末が非音声端末である
ことを表示するための被呼局識別信号CED、自端末に装
備されている非標準的な装置機能を通知するための非標
準機能識別信号NSF(S)および自端末に装備されてい
る標準的な装置機能を通知するためのデジタル識別信号
DISを応答する。このとき、受信装置RXに秘匿モードの
モード1が設定されているときには、「秘匿機能なし」
をあらわすデータが、また、受信装置RXにモード1以外
の秘匿モードが設定されているときには、「秘匿機能あ
り」をあわらすデータが、それぞれ非標準機能識別信号
NSF(S)にセットされる。
送信装置TXは、非標準機能識別信号NSF(S)の内容
を解析して、受信装置RXの秘匿機能のありなしの状況
が、自端末に設定されている秘匿モードと適合しない場
合には、その画情報送信を打ち切るために、切断命令信
号DCNを送出して回線を復旧する(第3図(a)参
照)。
例えば、自端末にモード1の秘匿モードが設定されて
いる場合で、受信した非標準機能識別信号NSF(S)に
「秘匿機能あり」のデータが設定されている場合、およ
び、自端末にモード2の秘匿モードが設定されている場
合で、受信した非標準機能識別信号NSF(S)に「秘匿
機能なし」のデータが設定されている場合に、この手順
が実行される。
また、受信装置RXの秘匿機能のありなしの状況が、自
端末に設定されている秘匿モードと適合する場合には、
それ以降の画情報送信動作を実行する。
例えば、自端末にモード2以外の秘匿モードが設定さ
れていて、受信した非標準機能識別信号NSF(S)に
「秘匿機能なし」のデータがセットされている場合に
は、同図(b)に示すように、そのときに使用する伝送
機能を設定して、その設定内容を通知する非標準機能設
定信号NSS(S)を受信装置RXに送出し、そのときに設
定した伝送速度でモデムトレーニングを実行するために
トレーニングチェック信号TCFを送出する。
受信装置RXは、受信した非標準機能設定信号NSS
(S)で設定されている伝送速度でトレーニングチェッ
ク信号TCFを受信して、その受信結果が良好な場合に
は、受信準備確認信号CFRを応答する。
送信装置TXは、受信準備確認信号CFRを受信すると、
スキャン4にセットされている送信原稿の画像を読み取
り、それによって得た画信号を符号化復号化部7で符号
化圧縮し、それによって得た画情報PIXを送信する。こ
の場合、送信原稿が1枚なので、画情報PIXに続く信号
として、画情報伝送を終了することをあらわす手順終了
信号EOPを送出する。
受信装置RXは、受信した画情報PIXを符号化復号化部
7で元の画信号に復号化したのち、その画信号をプロッ
タ5に転送して、受信原稿を記録出力する。また、画情
報PIXの受信結果が良好な場合には、メッセージ確認信
号MCFを送出する。
送信装置TXは、メッセージ確認信号MCFを受信する
と、切断命令信号DCNを送出して、回線を復旧する。ま
た、受信装置RXは、切断命令信号DCNを受信すると、回
線を復旧する。
また、この手順が実行されたときの秘匿モードがモー
ド4の場合には、送信装置TXは、例えば、「(宛先電話
番号)への画情報伝送は、ノーマルモードで行われまし
た。」という内容の警告メッセージを記録してなるレポ
ートの画像を形成して、それをプロッタ5より記録出力
する。
これにより、オペレータは、暗号化されない状態で、
画情報が送信されたを知ることができる。
一方、自端末にモード1以外の秘匿モードが設定され
ていて、受信した非標準機能識別信号NSF(S)に「秘
匿機能あり」のデータがセットされている場合には、同
図(c)に示すように、自端末に記憶されている公開鍵
を、非標準機能設定信号NSS(K)の情報フィールドに
設定して、その非標準機能設定信号NSS(K)を受信装
置RXに送出する。
非標準機能設定信号NSS(K)を受信した受信装置RX
は、その情報フィールドに設定されている公開鍵を暗号
化処理装置8にセットするとともに、自端末に記憶され
ている公開鍵を、非標準機能識別信号NSF(K)の情報
フィールドに設定して、その非標準機能設定信号NSF
(K)を送信装置TXに送出する。
非標準機能識別信号NSF(K)を受信した送信装置TX
は、その情報フィールドに設定されている公開鍵を暗号
処理装置8にセットしたのち、そのときに使用する伝送
機能を設定して、その設定内容を通知する非標準機能設
定信号NSS(S)を受信装置RXに送出し、上述と同様に
して、モデムトレーニング手順を実行する。
そして、暗号処理装置8の動作モードを暗号モードに
設定した状態で、上述と同様にして形成した画情報PIX
を暗号処理装置8に順次転送して、暗号化した画情報PI
Xcを形成し、その画情報PIXcを受信装置RXに送信する。
受信装置RXは、暗号処理装置8の動作モードを復号モ
ードに設定した状態で、受信した画情報PIXcを暗号処理
装置8に順次転送して、平文の画情報PIXに戻し、その
画情報PIXを符号化復号化部7に転送して、元の画信号
に復号化し、その画信号をプロッタ5に順次転送して、
受信原稿の画像を記録出力する。
この後、上述と同様に、伝送後手順が行われて、送信
装置TXおよび受信装置RXがそれぞれ回線復旧して、画情
報伝送が終了する。
このようにして、本実施例では、モード3,4の秘匿モ
ードを設定することで、受信装置RXの秘匿機能の有無に
応じた画情報を形成することができ、秘匿機能を備えて
いない受信装置RXに対しても、画情報伝送を行うことが
できる。
また、モード4の秘匿モードを設定すると、ノーマル
モードで画情報伝送が行われたときには、その旨をあら
わすレポートが形成されて記録出力されるので、オペレ
ータは、例えば、守秘の必要がある情報が秘匿モードで
送信されたかどうかを判定でき、すみやかにその後の対
処を行うことができる。
第4図は、送信時の処理の一例を示している。
まず、指定された宛先を発呼して(処理201)、相手
装置から応答される非標準機能識別信号NSF(s)およ
びデジタル識別信号DISを受信して(処理202)、非標準
機能識別信号NSF(S)に「秘匿機能あり」がセットさ
れているかどうかを調べる(判断203)。
「秘匿機能あり」がセットされていて、判断203の結
果がYESになるときには、自端末の秘匿モードがモード
1であるかどうかを調べる(判断204)。
判断204の結果がNOになるときには、自端末に登録さ
れている公開鍵を情報フィールドにセットした非標準機
能設定信号NSS(K)を送出して(処理205)、相手装置
からの非標準機能識別信号NSF(K)を受信する(処理2
06)。
次いで、使用する伝送機能を設定し、その設定内容を
非標準機能設定信号NSS(S)の情報フィールドにセッ
トして相手装置に送出し(処理207)、モデムトレーニ
ング手順を行う(処理208)。
そして、スキャナ4により送信原稿の画像を読み取
り、それによって得た画信号を符号化復号化部7で符号
化圧縮して画情報を形成する(処理209)。
次いで、暗号処理装置8に相手装置の公開鍵をセット
してその動作モードを暗号モードに設定した状態で、形
成した画情報を暗号化し(処理210)、その暗号化した
画情報を相手装置に送信する(処理211)。
この後、伝送後手順を実行し(処理212)、回線復旧
して(処理213)、この送信処理を終了する。
また、自端末の秘匿モードがモード1に設定されてい
て、判断204の結果がNOになるときには、即処理213に移
行し、画情報送信動作を打ち切って回線復旧する。
一方、非標準機能識別信号NSF(S)に「秘匿機能な
し」がセットされていて、判断203の結果がNOになると
きには、自端末の秘匿モードがモード2に設定されてい
るかどうかを調べる(判断214)。
判断214の結果がNOになるときには、使用する伝送機
能を設定し、その設定内容を非標準機能設定信号NSS
(S)の情報フィールドにセットして相手装置に送出し
(処理215)、モデムトレーニング手順を行う(処理21
6)。
そして、スキャナ4により送信原稿の画像を読み取
り、それによって得た画信号を符号化復号化部7で符号
化圧縮して画情報を形成し(処理217)、その画情報を
相手装置に送信する(処理218)。
この後、伝送後手順を実行し(処理219)、回線復旧
して(処理220)、この送信処理を終了する。
次いで、自端末の秘匿モードがモード4に設定されて
いるかどうかを調べ(判断221)、判断221の結果がYES
になるときには、上述した警告レポートを形成して、プ
ロッタ5より記録出力し(処理222)、この処理を終了
する。判断221の結果がNOになるときには、処理222を実
行しない。
また、自端末の秘匿モードがモード2に設定されてい
て、判断214の結果がYESになるときには、即処理220に
移行して、画情報送信動作を打ち切って回線復旧する。
第5図は、受信時の処理例を示している。
着信検出すると、被呼局識別信号CEDを送出したのち
に(処理301)、非標準機能識別信号NSF(S)およびデ
ジタル識別信号DISを送出する(処理302)。
そして、自端末の秘匿モードがモード1に設定されて
いるかどうかを調べ(判断303)、判断303の結果がYES
になるときには、送信装置からの命令を受信して(処理
304)、それが非標準機能設定信号NSS(S)であるか、
あるいは、切断命令信号DCNであるかを判定する(判断3
05,306)。受信した命令信号が、そのいずれでもない場
合には(判断306の結果がNO)、その命令信号に対応し
た処理を実行し(処理307)、それを終了すると、処理3
04に戻って、次の命令信号を受信する。
非標準機能設定信号NSS(S)を受信して、判断305の
結果がYESになるときには、モデムトレーニング手順を
実行し(処理308)、受信画情報を符号化復号化部7に
より元の画信号に復号化し、その画信号をプロッタ5に
転送して受信原稿を記録出力する(処理309)。
次いで、伝送後手順を実行し(処理310)、回線復旧
して(処理311)、一連の画情報受信動作を終了する。
また、切断命令信号DCNを受信して判断306の結果がYE
Sになるときには、即処理311に移行し、画情報受信動作
を打ち切って回線復旧する。
一方、自端末の秘匿モードにモード1以外が設定され
ていて、判断303の結果がNOになるときには、その送信
装置からの命令を受信して(処理312)、それが非標準
機能設定信号NSS(K)であるか、あるいは、切断命令
信号DCNであるかを判定する(判断313,314)。受信した
命令信号が、そのいずれでもない場合には(判断314の
結果がNO)、その命令信号に対応した処理を実行し(処
理315)、それを終了すると、処理312に戻って、次の命
令信号を受信する。
非標準機能設定信号NSS(K)を受信して、判断313の
結果がYESになるときには、自端末に設定されている公
開鍵を情報フィールドに設定した非標準機能識別信号NS
F(K)を送出して(処理316)、非標準機能識別信号NS
S(S)を受信する(処理317)。
そして、モデムトレーニング手順を実行し(処理31
8)、非標準機能設定信号NSS(K)の情報フィールドの
公開鍵を暗号装置8にセットした状態で復号モードで作
動させ、受信した画情報を暗号装置8に入力させて、平
文の画情報に戻す(処理319)。
次に、その平文の画情報を符号化復号化部7で元の画
信号に復号化して(処理320)、その画信号をプロッタ
5に順次転送し、受信原稿を記録出力させる(処理32
1)。
画情報受信を終了すると、伝送後手順を実行して(処
理322)、回線を復旧する(処理323)。
また、切断命令信号DCNを受信して判断314の結果がYE
Sになるときには、画情報受信動作を打ち切って回線復
旧する(処理325)。
なお、上述した実施例では、グループ3ファクシミリ
装置に本発明を適用した場合について説明したが、グル
ープ4ファクシミリ装置にも、本発明を同様にして適用
することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、暗号処理機能
を備えていない相手装置には、画情報を暗号化せずに送
信するので、かかる装置にも画情報を送信することがで
きる。また、暗号処理機能の使用態様をオペレータが適
宜に設定可能にしているので、暗号処理機能を使い勝手
が大幅に向上する。また、選択モードが指定された場合
で、暗号処理機能を使用しないで画情報送信したときに
は、その旨をあらわす通知レポートが形成されて記録出
力されるので、オペレータは、画情報送信の状況を的確
に判定することができるという種々の効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシ
ミリ装置を示すブロック図、第2図は秘匿モード設定時
の処理例を示すフローチャート、第3図(a)は秘匿モ
ードが適合しない場合の手順例を示すタイムチャート、
同図(b)はノーマルモードでの手順例を示すタイムチ
ャート、同図(c)は秘匿モードでの手順例を示すタイ
ムチャート、第4図は送信時の処理例を示すフローチャ
ート、第5図は受信時の処理例を示すフローチャートで
ある。 1……制御部、2……システムメモリ、3……パラメー
タメモリ、6……操作表示部、8……暗号処理装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公開鍵方式の暗号処理機能を備えたファク
    シミリ装置において、 設定操作により、暗号処理機能を常に使用しないノーマ
    ルモードと、暗号処理機能を常に使用する秘匿モード
    と、受信側装置の機能に応じて暗号処理機能を使用する
    選択モードのいずれか1つの動作モードを実行する一
    方、伝送前手順で受信側装置が暗号処理機能を備えてい
    ないことを判別すると暗号処理機能を用いないで画情報
    を形成して送信するとともに、上記選択モードが設定さ
    れている状態で、暗号処理機能を使用しないで画情報を
    形成して送信すると、かかる旨をあらわすメッセージ表
    示からなる通知レポートを形成して記録出力する制御手
    段を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
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