JP3014916B2 - 白血球除去用ロ過器 - Google Patents

白血球除去用ロ過器

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JP3014916B2
JP3014916B2 JP6080974A JP8097494A JP3014916B2 JP 3014916 B2 JP3014916 B2 JP 3014916B2 JP 6080974 A JP6080974 A JP 6080974A JP 8097494 A JP8097494 A JP 8097494A JP 3014916 B2 JP3014916 B2 JP 3014916B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は血液バッグ、輸血セッ
ト、血液回路、フェレーシス回路等の医療用具に使用さ
れる白血球除去用ロ過器の改良に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】図11は
従来の白血球除去用ロ過器131の断面図で、不織布や
多孔質体のフィルターからなる血液ロ過材133を硬い
合成樹脂からなるツーピースのハウジング132、13
2の溝137ではさみ込み、ハウジング132、132
の端部138を溶着することによりフィルター133を
圧着してフィルター133端面からのリークを防いでい
る(図11において139は溶着部である)。しかし、
フィルター133はハウジングによって、物理的に圧着
しているだけのため、フィルター133の厚さが厚くな
ったり、フィルター133の枚数がふえたりすると、フ
ィルター133の圧着力が低下するため、フィルター1
33の気密性は低下しフィルター133端面からの血液
リークの原因となっていた。またフィルター133の圧
着力を高くすると、ハウジング132、132同士の溶
着が困難になり、溶着後のハウジング132も残留応力
によって、破損しやすい状態となっていた。さらに、フ
ィルター133を圧着するため、ハウジング132は硬
い合成樹脂で成形されているため、耐衝撃性や、耐薬品
性が悪く、薬品によるクラックや、輸送時の衝撃や落下
による破損をまねいていた。そこで本発明者は以上の課
題を解決するために鋭意検討を重ねた結果次の発明に到
達した。
【0003】
【課題を解決するための手段】[1]本発明は、繊維径
10μ以下の血液ロ過材を該血液ロ過材と熱的、電気的
性質が類似する可撓性のハウジング内に装填し、前記血
液ロ過材の周縁部を前記ハウジングと直接溶着して、前
記ハウジングを血液の流入室と流出室に区分すとともに
血液の流入室に血液流入口、血液の流出室に血液流出口
を連通するように形成した白血球除去用ロ過器を提供す
る。 [2]本発明は、繊維径10μ以下の血液ロ過材を該血
液ロ過材と熱的、電気的性質が類似する可撓性のハウジ
ング内に装填し、前記血液ロ過材の周縁部を前記ハウジ
ングと直接溶着して、前記ハウジングを血液の流入室と
流出室に区分するとともに血液の流入室に血液流入口、
血液の流出室に血液流出口を連通するように形成し、繊
維径が前記血液ロ過材より大きいプレロ過材を前記血液
流入口と前記血液ロ過材の間に配置した白血球除去用ロ
過器を提供する。 [3]本発明は、繊維径10μ以下の血液ロ過材を該血
液ロ過材と熱的、電気的性質が類似する可撓性のハウジ
ング内に装填し、前記可撓性のハウジングの上縁部に、
下部から側部に亘って周縁部が密封された血液ロ過材の
上縁部を直接溶着して、前記ハウジングを血液の流入室
と流出室に区分するとともに血液の流入室に血液流入
口、血液の流出室に血液流出口を連通するように形成し
た白血球除去用ロ過器を提供する。 [4]本発明は、繊維径10μ以下の血液ロ過材を該血
液ロ過材と熱的、電気的性質が類似する可撓性のハウジ
ング内に装填し、前記可撓性のハウジングの上縁部に、
下部から側部に亘って周縁部が密封された血液ロ過材の
上縁部を直接溶着して、前記ハウジングを血液の流入室
と流出室に区分するとともに血液の流入室に血液流入
口、血液の流出室に血液流出口を連通するように形成
し、繊維径が前記血液ロ過材より大きいプレロ過材を前
記血液流入口と前記血液ロ過材の間に配置した白血球除
去用ロ過器を提供する。 [5]本発明は、繊維径10μ以下の血液ロ過材を該血
液ロ過材と熱的、電気的性質が類似する可撓性のハウジ
ング内に装填し、前記可撓性のハウジングの上縁部に、
下部から側部に亘って周縁部が密封された血液ロ過材の
上縁部を直接溶着 して、前記ハウジングを血液の流入室
と流出室に区分するとともに血液の流入室に血液流入
口、血液の流出室に血液流出口を連通するように形成
し、前記血液ロ過材の縦方向または横から斜め方向に亘
って溶着部を形成し、前記血液ロ過材に複数の流路を形
成した白血球除去用ロ過器を提供する。 [6]本発明は、繊維径10μ以下の血液ロ過材を該血
液ロ過材と熱的、電気的性質が類似する可撓性のハウジ
ング内に装填し、前記可撓性のハウジングの上縁部に、
下部から側部に亘って周縁部が密封された血液ロ過材の
上縁部を直接溶着して、前記ハウジングを血液の流入室
と流出室に区分するとともに血液の流入室に血液流入
口、血液の流出室に血液流出口を連通するように形成
し、前記血液ロ過材の縦方向または横から斜め方向に亘
って溶着部を形成し、前記血液ロ過材に複数の流路を形
成し、繊維径が前記血液ロ過材より大きいプレロ過材を
前記血液流入口と前記血液ロ過材の間に配置した白血球
除去用ロ過器を提供する。
【0004】
【実施例】図1は本発明の白血球除去用ロ過器1の概略
図(図2は図1のA−A断面図)で、白血球除去用ロ過
器1は血液ロ過材3を可撓性ハウジング2内に装填する
ことにより構成される。血液ロ過材3としては、例えば
公告特許公報昭58−54126号に記載されている繊
維や公開特許公報昭60−193468号に記載されて
いる不織布や多孔質体が使用されるが、好ましくは合成
繊維または合成繊維からなる不織布であり、さらにこれ
らを溶着するハウジングと熱的性質、電気的性質が類似
したものが良い。例えば、ポリエステル、ポリアミド、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリ塩
化ビニル、アクリロニトリル、スチレン系エラストマー
等が使用されるが100℃以上の耐熱性、高圧蒸気滅菌
可能な材質が好ましい。また血液ロ過材を構成する不織
布等の繊維径は10μ以下、好ましくは0.5から3μ
のものが望ましい。これらの繊維径の分布は均一なもの
でも良いし不均一なもの(例えば任意の箇所が5μ等で
任意の箇所が1μ等)でも良く、均一と均一、均一と不
均一、不均一と不均一の混合体でも良い。これらを例え
ば二枚の可撓性シートの間に挾んで、その周縁部を溶着
することにより可撓性のハウジング2内に装填すること
ができる(図1において4は密封部である)。
【0005】ハウジング2は、可撓性の合成樹脂が良
く、血液ロ過材と熱的、電気的性質が類似のものが良
く、ハウジング2に使用される材質は、軟質塩化ビニ
ル、ポリウレタン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ス
チレン−ブタジエン−スチレン共重合体の水添物、スチ
レン−イソプレン−スチレン共重合体またはその水添物
等の熱可塑性エラストマー、及び熱可塑性エラストマー
とポリオレフィン、エチレン−エチルアクリレート等の
軟化剤との混合物が掲げられる。好ましくは、軟質塩化
ビニル、ポリウレタン、スチレン−ブタジエン−スチレ
ン共重合体、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン
共重合体及びこれらを主成分とする熱可塑剤エラストマ
ーである。
【0006】ハウジング2の溶着は、ヒートシールによ
る外部加熱溶着でもよく、高周波ウェルダー、超音波ウ
ェルダーによる内部加熱溶着でも良い。また溶着の仕方
は血液ロ過材3とハウジング2を同時に、ヒートシー
ル、高周波ウェルダー、超音波ウェルダーによって溶着
させてもよく、積層した血液ロ過材3の周縁部のみ先に
溶着させ、その後、ハウジング2と溶着しても良い。
【0007】また血液流入口8と血液流出口7は射出成
形、押出成形により硬質合成樹脂を成形し、ハウジング
2を構成する2枚の可撓性シートの間に挾んで可撓性シ
ートを溶着すると同時にハウジング2に装着することも
可能である。(図2において5、6は口部溶着部であ
る)。最後にこれらの血液流入口8と血液流出口7に血
液移送チューブ9,10を装着する。また血液流入口8
と血液流出口7に代えて直接血液移送チューブ9,10
の先端を装着することも可能である。ハウジング2は血
液ロ過材3により血液の流入室8aと流出室7aに区分
され血液の流入室8aに血液の流入口8、血液の流出室
7aに血液の流出口9が連通するように形成されてい
る。
【0008】本発明の実施例において血液ロ過材3とし
てポリウレタン製不織布を使用し、可撓性の合成樹脂ハ
ウジングで密封した。可撓性合成樹脂は、ポリ塩化ビニ
ル、ポリウレタンを使用しショアA硬度90以下のもの
を使用した(表1参照)。
【0009】
【表1】
【0010】実施例1〜4、比較例1〜3に、200g
の鉄球を高さ1000mmより落下させ、ハウジングの
割れを調べた。表2の結果より本発明の白血球除去用ロ
過器では破損が見られなかった。
【0011】
【表2】
【0012】図3は本発明の白血球除去用ロ過器11の
概略図(図4は図3のA矢視図)で、白血球除去用ロ過
器11は、血液ロ過材13をハウジング12内に装填す
ることにより構成される。血液ロ過材13は平板状のも
の(単層及び積層したもの含む)が使用され、例えば二
枚の可撓性シートの間に挾んでその周縁部をヒートシー
ル、高周波ウェルダー、超音波ウェルダー等の手段で溶
着することにより二枚の可撓性シートからなるハウジン
グ2内に装填される(図3において14は溶着部であ
る)。
【0013】これによりハウジング12内は血液ロ過材
13により血液の流入室18と流出室17に区画され、
各室17,18には血液の流入口16、流出口15が連
通するように形成される。血液の流入口16、流出口1
5は射出成形により形成してハウジング12を構成する
可撓性シートに穴をあけ接続しても良いしあるいは可撓
性チューブ状のものを穴をあけた可撓性シートに接続し
ても良い。
【0014】血液ロ過材13とハウジング12の材質の
選択と密封は、前記白血球除去用ロ過器1と同様に行う
ことができる。
【0015】本発明の実施例においてフィルターの材
質、枚数、目付厚さ、ハウジングの材質、密封方法等は
表3、表4に記載のものを採用した。実施例6から10
に記載した白血球除去用ロ過器を用いて気密試験、耐衝
撃性試験、リーク試験を行った。その結果を表5に示
す。表5の結果よりいずれの実施例においても良好な結
果が得られた。
【0016】
【表3】
【0017】
【表4】
【0018】
【表5】
【0019】図5は本発明の白血球除去用ロ過器21の
概略図(図6は図5の縦断面図)で、白血球除去用ロ過
器21は底部に血液流出口26を溶着したハウジング2
2とハウジング22の上部に装着される血液流入口25
より構成されている。血液ロ過材23は鉤鐘状に形成さ
れ、下部から側部に亘って周縁部が溶着により密封され
るとともに、上部は開口され、上部の端部がハウジング
22と溶着される(図5において24は周縁密封部)。
ハウジング22は血液の流入室28と流出室27に区分
され、血液の流入室28に血液の流入口25、血液の流
出室27に血液の流出口26が連通するように形成され
ている。白血球除去用ロ過器21においては血液ロ過材
23の外周をハウジング22の外周に同時に密封するこ
となく宙吊り状態で装着するため、ロ過面積が大きくな
り、ロ過速度が速くなる。ハウジング22と血液ロ過材
23の材質は白血球除去用ロ過器1と同じものが使用さ
れる。
【0020】図7(図8は図7のB−B断面図)の白血
球除去ロ過器31は血液ロ過材33(図5の血液ロ過材
23に対応)の縦方向に溶着部40を形成して血液ロ過
材33に複数の血液流路39を形成したものである。こ
のように溶着部40を形成することにより血液ロ過材3
3の膨らみを抑制でき、また血液ロ過材33の血液の流
れる方向に所定の形状の規則的な血液流路39が形成さ
れるので血液との接触面積が増大し白血球の除去効率を
高めることができる。図9(図10のC−C断面図)の
白血球除去ロ過器31aは血液ロ過材33aの横から斜
め方向に亘って溶着部40aを形成したもので、血液ロ
過材33aの膨張によるハウジング32aと血液ロ過材
33aの中央部付近の激しい圧迫を防止し、血液流入口
35a側に血液流路を確保したものである。溶着部4
0、40aの形状は図7、図9のものに限定されるもの
ではなく血液ロ過材33、33aに複数の規則的な血液
流路が形成できればどのような形状も採用することがで
きる。
【0021】また本発明の白血球除去用ロ過器1、1
1、21、31は図2、図3、図6、図8に示すように
血液ロ過材3、13、23、33にプレロ過材41を附
設することができる。プレロ過材41とは繊維の直径が
3から60μ、好ましくは5から30μで血液ロ過材
3、13、23、33と比較して繊維の直径が大きいロ
過材である。材質、繊維径の分布は前記血液ロ過材と同
様である。また層状、袋状の他に塊状にして可撓性ハウ
ジング2、12、22、32に装着することもできる。
プレロ過材を附設することにより全血を目の粗いプレロ
過材41より目の細かい血液ロ過材3、13、23、3
3と二段階にロ過することにより血液ロ過材3等の目詰
まりが少なくなり効率的に白血球を捕捉することができ
る。長期間保存した血液をロ過する際に血液中の凝固物
(フィブリン凝集物質)、粘着物質等の返血成分はプレ
ロ過材41で捕捉され、長期保存により会合状態になっ
ている血球もプレロ過材41によりほぐされ、長期保存
血液でも新鮮血と同様にすることができ、血液成分の分
離作業を効率よく行うことができる。
【0022】また本発明の白血球除去用ロ過器1、1
1、21、31、31aはいずれも高圧蒸気滅菌処理が
可能である。
【0023】
【発明の作用効果】血液ロ過材を可撓性ハウジングで密
封することにより、輸送途中の衝撃や落下等によるハウ
ジングの破損が防げる。また、血液バッグと同時に遠心
しても、ハウジングの破損、血液バッグの破損が防げ
る。また血液ロ過材の周縁部は溶着されているので、厚
くなったり重ねる枚数が増えても気密性が低下したり血
液のリーク等が生じることがない。また血液ロ過材に溶
着部を形成することにより、血液ロ過材の膨らみを抑制
でき血液ロ過材内の血液の滞留を無くすことができると
ともに血液ロ過材に規則的な血液流路が形成されるので
血液との接触面積が大きくなり白血球の除去効率を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の白血球除去用ロ過器の概略図
【図2】図1のA−A断面図
【図3】本発明の白血球除去用ロ過器の断面図
【図4】図1のA矢視図
【図5】本発明の白血球除去用ロ過器の概略図
【図6】図5の縦断面図
【図7】本発明の白血球除去用ロ過器の概略図
【図8】図7のB−B断面図
【図9】本発明の白血球除去用ロ過器の概略図
【図10】図9のC−C断面図
【図11】従来の白血球除去用ロ過器の断面図
【符号の説明】
1 白血球除去用ロ過器 2 ハウジング 3 血液ロ過材 4 密封部 5 口部溶着部 6 口部溶着部 7 血液流出口 8 血液流入口 7a 血液の流出室 8a 血液の流入室 9 血液移送チューブ 10 血液移送チューブ 11 白血球除去用ロ過器 12 ハウジング 13 血液ロ過材 14 密封部 15 血液流出口 16 血液流入口 17 血液の流出室 18 血液の流入室 21 白血球除去用ロ過器 22 ハウジング 23 血液ロ過材 24 周縁密封部 25 血液流入口 26 血液流出口 27 血液の流出室 28 血液の流入室 31、31a 白血球除去用ロ過器 32、32a ハウジング 33、33a 血液ロ過材 34、34a 周縁密封部 35、35a 血液流入口 36、36a 血液流出口 39、39a 血液流路 40、40a ロ過材溶着部(溶着部) 41、41a プレロ過材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−236959(JP,A) 特開 昭60−193468(JP,A) 特開 平3−173824(JP,A) 特開 平7−67952(JP,A) 特公 平5−45266(JP,B2) 実公 昭54−4121(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 1/02 B01D 35/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維径10μ以下の血液ロ過材を該血液ロ
    過材と熱的、電気的性質が類似する可撓性のハウジング
    内に装填し、前記血液ロ過材の周縁部を前記ハウジング
    と直接溶着して、前記ハウジングを血液の流入室と流出
    室に区分すとともに血液の流入室に血液流入口、血液の
    流出室に血液流出口を連通するように形成したことを特
    徴とする白血球除去用ロ過器。
  2. 【請求項2】繊維径10μ以下の血液ロ過材を該血液ロ
    過材と熱的、電気的性質が類似する可撓性のハウジング
    内に装填し、前記血液ロ過材の周縁部を前記ハウジング
    と直接溶着して、前記ハウジングを血液の流入室と流出
    室に区分するとともに血液の流入室に血液流入口、血液
    の流出室に血液流出口を連通するように形成し、繊維径
    が前記血液ロ過材より大きいプレロ過材を前記血液流入
    口と前記血液ロ過材の間に配置したことを特徴とする白
    血球除去用ロ過器。
  3. 【請求項3】繊維径10μ以下の血液ロ過材を該血液ロ
    過材と熱的、電気的性質が類似する可撓性のハウジング
    内に装填し、前記可撓性のハウジングの上縁部に、下部
    から側部に亘って周縁部が密封された血液ロ過材の上縁
    部を直接溶着して、前記ハウジングを血液の流入室と流
    出室に区分するとともに血液の流入室に血液流入口、血
    液の流出室に血液流出口を連通するように形成したこと
    を特徴とする白血球除去用ロ過器。
  4. 【請求項4】繊維径10μ以下の血液ロ過材を該血液ロ
    過材と熱的、電気的性質が類似する可撓性のハウジング
    内に装填し、前記可撓性のハウジングの上縁部に、下部
    から側部に亘って周縁部が密封された血液ロ過材の上縁
    部を直接溶着して、前記ハウジングを血液の流入室と流
    出室に区分するとともに血液の流入室に血液流入口、血
    液の流出室に血液流出口を連通するように形成し、繊維
    径が前記血液ロ過材より大きいプレロ過材を前記血液流
    入口と前記血液ロ過材の間に配置したことを特徴とする
    白血球除去用ロ過器。
  5. 【請求項5】繊維径10μ以下の血液ロ過材を該血液ロ
    過材と熱的、電気的性質が類似する可撓性のハウジング
    内に装填し、前記可撓性のハウジングの上縁部に、下部
    から側部に亘って周縁部が密封された血液ロ過材の上縁
    部を直接溶着して、前記ハウジングを血液の流入室と流
    出室に区分するとともに血液の流入 室に血液流入口、血
    液の流出室に血液流出口を連通するように形成し、前記
    血液ロ過材の縦方向または横から斜め方向に亘って溶着
    部を形成し、前記血液ロ過材に複数の流路を形成したこ
    とを特徴とする白血球除去用ロ過器。
  6. 【請求項6】繊維径10μ以下の血液ロ過材を該血液ロ
    過材と熱的、電気的性質が類似する可撓性のハウジング
    内に装填し、前記可撓性のハウジングの上縁部に、下部
    から側部に亘って周縁部が密封された血液ロ過材の上縁
    部を直接溶着して、前記ハウジングを血液の流入室と流
    出室に区分するとともに血液の流入室に血液流入口、血
    液の流出室に血液流出口を連通するように形成し、前記
    血液ロ過材の縦方向または横から斜め方向に亘って溶着
    部を形成し、前記血液ロ過材に複数の流路を形成し、繊
    維径が前記血液ロ過材より大きいプレロ過材を前記血液
    流入口と前記血液ロ過材の間に配置したことを特徴とす
    る白血球除去用ロ過器。
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