JP3014403U - 回転型acサーボトラバース装置 - Google Patents

回転型acサーボトラバース装置

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JP3014403U
JP3014403U JP1995001872U JP187295U JP3014403U JP 3014403 U JP3014403 U JP 3014403U JP 1995001872 U JP1995001872 U JP 1995001872U JP 187295 U JP187295 U JP 187295U JP 3014403 U JP3014403 U JP 3014403U
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Japan
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traverse
speed
servo
servo motor
yarn
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JP1995001872U
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Inventor
良一 山田
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Yamada Co Ltd
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Yamada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】パーンワインダーのトラバース装置のコストを
低くし、油圧回りのメンテナンスや、ボールネジのメン
テナンスに比べて、ほとんどメンテナンスフリーとす
る。 【構成】速度指令コントローラ8の出力P2によって、
インバータを制御して、等糸速巻取を実現すると同時
に、トラバース装置の制御については、ACサーボアン
プによって駆動されるACサーボモータで、タイミング
プーリCを左右に回転させると、トラバース用タイミン
グベルト5が、左右に等速直線運動をし、それに直結さ
れたトラバースガイドも同様の動きをする。また、AC
サーボモータの左右の回転速度は、それぞれ独立して、
トラバース左方向速度設定器とトラバース右方向速度設
定器によって決定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、特にパーンワインダーのトラバース装置を、従来、油圧シリンダ型 のものが多かったが、これに代わって、ACサーボモータの正逆回転の制御によ って等速直線運動を実現するための回転型ACサーボトラバース装置の技術に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のパーンワインダーにおいては、トラバース装置は、ほとんど油圧シリン ダ型が多く使われていた。また、ACサーボモータを使うものも、ボールネジと 組合わせて等速直線運動に変換するものも、最近は見うけられる。
【0003】 油圧シリンダ型は、バルブや油圧ポンプなどで周辺装置が多くなり高価である し、油も定期的に交換する必要があるのが欠点である。一方、ACサーボモータ とボールネジの組合わせによるものでは、ボールネジの状態が、直接、トラバー ス運動の良否にかかってくるので、ボールネジも定期的にグリースを補給したり ゴミやホコリをきれいに取ることや、傷などがないかを確認する必要があるし、 何と言っても、ボールネジ自身も非常に高価であるという欠点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の方法に比べて、コストをできる限り低くして、しかも、メン テナンスフリーになるように、ACサーボモータを使用している。
【0005】 そこで、本考案の目的は、ACサーボモータの正逆回転によって、直接タイミ ングプーリを介してタイミングベルトを駆動して、等速直線運動を実現させる技 術を確立することにある。
【0006】 上記目的を達成するために、本考案のパーンワインダーにおけるトラバース装 置において、油圧シリンダや、ボールネジを使用することなく、直接、ACサー ボモータの正逆回転の制御によって、トラバースガイドの等速直線運動を実現す る。ACサーボモータの反転信号は、左右のトラバース左端近接スイッチLと、 トラバース右端近接スイッチRによって、ACサーボアンプによって正逆回転が 制御される。
【0007】
【作用】
本考案によれば、従来型のトラバース装置に比べて、コストをかなり低くする ことが可能であるし、ACサーボモータを使用しているので、メンテナンスフリ ーなのと、ボールネジを用いずに、タイミングプーリとタイミングベルトを使用 しているので、メンテナンスが、簡単なのと、もしも、タイミングベルトが、伸 びたら、テンションプーリを1個つけておけば、これも簡単に調整することが、 可能になる。また、グリースや油を補給する場所もほとんどない利点がある。
【0008】
【実施例】
図1と図2があるが、主に図1によって、本校案の実施例を説明する。 図1は、パーンワインダーの駆動制御糸と本考案の回転型ACサーボトラバース 装置の制御糸を示すものである。給糸パーン1からのフィラメント糸Yは、図示 していないが、テンサーや、トラバースガイド2を経由して、巻取パーン3へ導 かれ、トラバースガイド2で、矢印方向の左右にトラバースされながら、所定の パーン形状に巻取られる。この巻取パーン3は、巻取モータ6のシャフトに直結 されている。7は、巻取モータ6を可変速するためのインバータであり、速度指 令コントローラ8からの出力周波数指令、つまり速度指令P2を受けて、その速 度指令に相当する周波数で巻取モータ6を駆動し、等糸速巻取を実現している。 同時に、速度指令P2の出力は、シーケンサの36のAD変換器に取込まれ、一 定周期ごとにサンプリングされて、デジタルデータとしてデータレジスタ内に格 納される。
【0009】 一方、トラバース装置の制御については、50のACサーボアンプによって駆 動される、49のACサーボモータで47のタイミングプーリCを左右に回転さ せると、5のトラバース用タイミングベルトが、左右に等速直線運動をし、それ に直結された2のトラバースガイドも同様な動きをする。トラバースガイドをさ さえている鉄片でできた44のトラバースガイドベースが、左に動いて、42の トラバース左端近接スイッチLの位置にくると、50のACサーボアンプから、 反転信号が出て、ACサーボモータが反転し、2のトラバースガイドは、右方向 へ移動しはじめる。そして、43のトラバース右端近接スイッチRの位置で再び ACサーボモータは反転するので、2のトラバースガイドは、この2個の近接ス イッチの間を等速直線往復運動をすることになり、これを、33のステッピング モータによって、図示していないが、コントロールネジを回転させて、2個の近 接スイッチの幅を、だんだん小さくしてくると、所定のパーン形状に巻取られる ようになる。
【0010】 また、ACサーボモータの左右の回転速度は、それぞれ独立して、51のトラ バース左方向速度設定器と52のトラバース右方向速度設定器によって決められ る。
【0011】 以上のように、ボールネジを用いないで、49のACサーボモータの正逆転の 制御によって、45、46、47のそれぞれのタイミングプーリによって、直接 5のトラバース用タイミングベルトを等速直線往復運動をさせて、回転型ACサ ーボトラバース装置を実現することができる。
【0012】 以上の制御方法の他に、特にモータに関しては、DCサーボモータや、ブラシ レスDCサーボモータ、又は大出力のステッピングモータを用いることも可能で ある。また、ACサーボモータの回転数の高い所で使用するために、バックラッ シュのないボール減速機や、ハーモニックドライブの減速機を用いることもでき る。さらに、左右のトラバースの速度設定には、ボリュームによる方法と、パル ス発信器による方法が考えられ、後者を用いると、将来的に、アブソリュートエ ンコーダ付ACサーボモータと組合わせると、42と43のトラバース左端近接 スイッチLとトラバース右端近接スイッチRは必要なくなり、それらを制御して いる33のステッピングモータも不要になって、パルス数によって直接的に位置 決めして、トラバース幅を決定することが可能になるし、アブソリュートエンコ ーダなので、停電が発生しても、位置ずれしないことになる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、従来の油圧シリンダー型やボールネジ を用いたACサーボのトラバース装置に比べて、コストを低くすることができる のと、油圧回りのメンテナンスや、ボールネジのメンテナンスに比べて、ほとん どメンテナンスフリーになる。しかも、直接、トラバース用タイミングベルトを 駆動しているので、システムの効率も高くなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施するための制御糸を示す構成図で
ある。
【図2】図1の糸速検出器9の構成を示した詳細図であ
る。
【符号の説明】
1 給糸パーン 2 トラバースガイド 3 巻取パーン 4 クレードルハンドル 5 トラバース用タイミングベルト 6 巻取モータ 7 インバータ 8 速度指令コントローラ 9 糸速検出器 10 ローラ 11 近接スイッチ 12 ガイド1 13 ガイド2 14 FV信号変換器 15 糸速計 16 速度設定器 17 巻取糸最高点 18 巻取糸中間点 19 巻取糸最低点 20 速度指令コントローラ出力信号 21 パーン外径設定用デジタルスイッチ 22 パーン外径デジタルデータ 23 巻取パーン角度設定用デジタルスイッチ 24 巻取パーン角度デジタルデータ 25 巻取パーン最大径設定用デジタルスイッチ 26 巻取パーン最大径デジタルデータ 27 運転−停止信号 28 パルス発信器用シーケンサデジタル出力 29 パルス発信器 30 バルス発信器出力 31 ステッピングモータドライバ 32 ステッピングモータドライバ出力 33 ステッピングモータ(トラバース制御用) 34 シーケンサ電源 35 シーケンサCPU 36 シーケンサAD変換器 37 シーケンサ8点入力A 38 シーケンサ8点入力B 39 シーケンサ16点入力 40 シーケンサ8点入力C 41 シーケンサ16点出力 42 トラバース左端近接スイッチL 43 トラバース右端近接スイッチR 44 トラバースガイドベース(鉄片) 45 タイミングプーリL 46 タイミングプーリR 47 タイミングプーリC 48 ACサーボモータシャフト 49 ACサーボモータ 50 ACサーボアンプ 51 トラバース左方向速度設定器 52 トラバース右方向速度設定器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸の摩擦力によって回転するローラから
    の信号で糸の巻取速度を検出し、予めセットされた速度
    と比較することにより、等糸速巻取をしているワインダ
    ーにおいて、ACサーボアンプによって駆動されるAC
    サーボモータで、タイミングプーリCを左右に回転させ
    ると、トラバース用タイミングベルトが、左右に等速直
    線運動をし、タイミングベルトに直結されたトラバース
    ガイドも同様な動きをし、それをささえている鉄片でで
    きたトラバースガイドベースが左に動いて、トラバース
    左端近接スイッチLの位置にくると、ACサーボアンプ
    から反転信号が出て、ACサーボモータが反転し、トラ
    バースガイドは、右方向へ移動しはじめ、トラバース右
    端近接スイッチRの位置で再びACサーボモータは反転
    するので、トラバースガイドは、この2個の近接スイッ
    チの間を往復運動することになり、これを、ステッピン
    グモータによって、だんだん幅を小さくしてくると、所
    定のパーン形状に巻取られるようになり、さらに、AC
    サーボモータの左右の回転速度は、それぞれ独立をし
    て、トラバース左方向速度設定器とトラバース右方向速
    度設定器によって決められ、このように、ACサーボモ
    ータの正逆回転の制御によって実現できる回転型ACサ
    ーボトラバース装置。
JP1995001872U 1995-02-06 1995-02-06 回転型acサーボトラバース装置 Expired - Lifetime JP3014403U (ja)

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3014403U true JP3014403U (ja) 1995-08-08

Family

ID=43150010

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3463667B2 (ja) 2000-11-08 2003-11-05 村田機械株式会社 トラバース装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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