JP3013880U - ビデオクリーニングテープ - Google Patents
ビデオクリーニングテープInfo
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- JP3013880U JP3013880U JP1994014884U JP1488494U JP3013880U JP 3013880 U JP3013880 U JP 3013880U JP 1994014884 U JP1994014884 U JP 1994014884U JP 1488494 U JP1488494 U JP 1488494U JP 3013880 U JP3013880 U JP 3013880U
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- JP
- Japan
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- tape
- head
- cleaning
- abrasive
- alumina
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/41—Cleaning of heads
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/708—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by addition of non-magnetic particles to the layer
- G11B5/7085—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by addition of non-magnetic particles to the layer non-magnetic abrasive particles
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テープによるヘッドのクリーニング作業と同
時にビデオ画面の表示を行なえるようにする。 【構成】 表面に凹凸2を形成した基材1の上面に、二
酸化鉄4とアルミナ5からなるコーティング層3を設け
る。
時にビデオ画面の表示を行なえるようにする。 【構成】 表面に凹凸2を形成した基材1の上面に、二
酸化鉄4とアルミナ5からなるコーティング層3を設け
る。
Description
【0001】
本考案は、画像と音声を出しつつヘッドの汚れを除去するビデオクリーニング テープに関する。
【0002】
従来のこの種クリーニングテープとして、ドライタイプとウエットタイプがあ り、ドライタイプはテープ基材の表面に研磨材を設け、研磨材をヘッド面に摺擦 して汚れを除去するもので、一方ウエットタイプは不織布などのテープ基材にク リーニング液を塗布し、液の成分によってよごれを化学的に払拭するものである ことが知られている。
【0003】
ドライタイプは、研磨材の層が厚いため画像・音声の信号を記録するのは難し く、ウエットタイプも、クリーニング液の含浸しやすい素材を用いるのと液でテ ープが湿気を帯びるため信号を記録・再生するには不適であり、それゆえ従来の クリーニングテープはいずれもテープを一定時間ヘッドに接触させるだけの動作 をするのみで、クリーニング中は画像表示や音声を出すことはできなかった。
【0004】 ところで上述のドライタイプのテープは、研磨材の層でヘッド表面をいわば削 り取るものであるから、使用が過ぎるとヘッドを傷つけるおそれがあり、一方ウ エットタイプではテープにクリーニング液が十分に塗布されないと汚れが払拭さ れず、逆に液を塗りすぎるとテープの走行に支障を来したり、液が流れ出てヘッ ド以外の部分を汚損するといった不都合が生ずる。
【0005】 このように従来のクリーニングテープはクリーニング作業においても諸不利を 有するとともに、クリーニングの開始・終了等を知るにはテープの走行状態を確 認する以外になく、このため誤操作によりクリーニングが開始されなかったりク リーニング途中での異常を知ることができない等の問題点があった。
【0006】 本考案はこのような従来の事情に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ ろは、通常のビデオテープと同様の画面でありながらヘッドをクリーニングする ことによってクリーニング作業を目と耳で確認できるようにするとともに、その 際ヘッドを摩耗することがなく、またクリーニング液を用いることがないため液 の漏洩等の問題が生ぜず、しかも画面を楽しむことのできるクリーニングテープ を提供することを意図している。
【0007】
上記目的を達成するために本考案は、表面に凹凸加工を施したテープ基材であ って該基材の上面に、磁性体としての二酸化鉄と研磨材としてのアルミナからな るコーティング層を設けたことを特徴とする。
【0008】
磁性体である二酸化鉄は通常のビデオ同様に画像・音声信号を記録し、研磨材 のアルミナはヘッド表面に触れてその汚れを除去するので、クリーニングの開始 から終了に至るまで画面表示がなされる。 コーティング層における研磨材は、ドロップアウトによる画面の流れ現象を生 じることがない程度に配合するのでクリーニングと画面表示が同時進行する。
【0009】 基材表面には凹凸が存在し、したがってヘッドに対しコーティング層が刻み目 状となって接するため研磨材によるクリーニング作業が効果的になされる。
【0010】
図において1はテープ基材であり、表面はブラスト処理又はケミカル処理によ る凹凸2を長手方向に沿って形成し、下面から表面凸部までを14.5〜21ミ クロンの厚みとしてある。
【0011】 3は基材1の上面に設けたコーティング層で、磁性体である二酸化鉄4と、研 磨材としてのアルミナ5を混合したもので構成してある。このコーティング層3 の厚みは4ミクロン程度であり、したがってテープ全体の厚みはおよそ18.5 〜25ミクロンとなる。
【0012】 しかして上記の磁性体でビデオの信号を記録し且つ研磨材でヘッドをクリーニ ングするために、本案テープは一般のビデオテープ(生テープ)とは異なる電磁 特性を持つ。下記の表にその主な具体例を示す。
【0013】
【表1】
【0014】 なお表に示した本考案のドロップアウト22個は、テープが1分間に走行した ときに信号が欠けるところの数値であり、この個数以下では表示画像に目視され るほどの欠落は生じない。また一般テープでは研磨材のアルミナを含まないので 当然ながらドロップアウトは起きない。
【0015】 すなわち本考案における研磨材のアルミナ5は、ドロップアウト22個の分布 密度を有するものとして磁性体である二酸化鉄4と混合させたものであり、コー ティング層3に占めるアルミナ5の分量はドロップアウト22個を越えない範囲 で二酸化鉄4と配合される。
【0016】 また従来のドライタイプテープでは、基材上面に研磨材のみコーティングされ ているのでヘッドの汚れを除去するのに要する時間が1分半〜2分であるが、本 考案では上記のようにドロップアウトの個数の制約を受けるために研磨材の分量 が一定限度以下となる関係上ヘッドの汚れ除去に要する時間は実験の結果8分程 度であることが確認された。なおこの場合のヘッドの汚れとは、ヘッドの完全汚 れのことであり、画面に像が映らないほどにヘッドが汚れている状態を意味して いる。因みに研磨材を含まないビデオの生テープでもヘッドの汚れを除去するこ とはできるが、実験ではおよそ60分間を要することが判明した。
【0017】
以上のような本考案は以下のような特有の効果を奏する。 (1)二酸化鉄と混合したアルミナによってヘッドが研磨され、然も画面表示が なされるのでクリーニング動作が一目でき、開始・終了の確認が容易となる。 (2)アルミナの分量が程よい状態で配合されるためヘッドの汚れを急激に落と すことがない反面ヘッドを傷つけたり摩耗することがなく、ヘッドを永く有効に 保つことができる。 (3)基材の表面に形成した凹凸によってコーティング層が恰もやすりをあてが うようにヘッドに接し、したがって汚れの除去が効果的に行なわれる。 (4)磁性体には通常のテープ同様の画像・音声信号を記録でき、クリーニング 中といえども画面を楽しめるという一石二鳥的効果がある。
【図1】本考案の概略斜視図である。
【図2】同上のA−A線拡大断面図である。
1 基材 2 凹凸 3 コーティング層 4 二酸化鉄 5 アルミナ
Claims (1)
- 【請求項1】 表面に凹凸加工を施したテープ基材であ
って該基材の上面に、磁性体としての二酸化鉄と研磨材
としてのアルミナからなるコーティング層を設けたこと
を特徴とするビデオクリーニングテープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014884U JP3013880U (ja) | 1993-11-18 | 1994-11-08 | ビデオクリーニングテープ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-66458 | 1993-11-18 | ||
JP6645893 | 1993-11-18 | ||
JP1994014884U JP3013880U (ja) | 1993-11-18 | 1994-11-08 | ビデオクリーニングテープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3013880U true JP3013880U (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=13316355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994014884U Expired - Lifetime JP3013880U (ja) | 1993-11-18 | 1994-11-08 | ビデオクリーニングテープ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013880U (ja) |
KR (1) | KR200180220Y1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210102112A (ko) | 2020-02-10 | 2021-08-19 | 마크스 가부시기가이샤 | 결속기 |
-
1994
- 1994-11-08 JP JP1994014884U patent/JP3013880U/ja not_active Expired - Lifetime
- 1994-11-16 KR KR2019940030304U patent/KR200180220Y1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210102112A (ko) | 2020-02-10 | 2021-08-19 | 마크스 가부시기가이샤 | 결속기 |
US11858670B2 (en) | 2020-02-10 | 2024-01-02 | Max Co., Ltd. | Binding machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR200180220Y1 (ko) | 2000-05-01 |
KR950015306U (ko) | 1995-06-17 |
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