JP3013696U - ペットボトル用 計量カップ、じょうご兼用器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案器具により、虫づり防止等優れた特性
をもつペットボトルをおこめの容器として、さらには再
利用、再使用として充分活かすために、簡単、便利なペ
ットボトルにセット可能な計量、じょうご両用器具を提
供する。 【構成】 計量カップ部３の上部狭口部にキャップはめ
込み部２を設け、そのキャップはめ込み部２の外側上面
には波形加工を施し、内側中空部壁側に弾性のゴム４を
張り付け、さらにその上部にペットボトルに差し込み可
能な差し込み筒１を設けることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】［産業上の利用分野］ この考案は、おこめ容器として多々の優れた特性をもつペットボトル上部に一体 セット化された計量カップ、じょうご兼用できる器具に関するものである。

【０００２】［従来の技術］ 従来、おこめ入りペットボトルの商品はなかった。しかるにペットボトル用の計 量カップ、じょうご兼用器具は存在しなかった。ペットボトルからおこめを取り 出すには、既存の単体計量カップをさがして用意していた。ペットボトルにおこ めをあけるじょうごも別に用意しなければいけなかった。

【０００３】［考案が解決しょうとする課題］ これは次のような欠点があった。 （イ）おこめ容器として優れた特性をもつペットボトルを使用するため身じかに 、簡単、便利に計量カップ、じょうごを用意するには、手間取り困難である。 （ロ）既存の単体計量カップ、じょうごをペットボトルにセットするのは極めて 難しい。

【０００４】［問題を解決するための手段］ 中空なる計量カップ部３の狭口部に中空のキャップはめ込み部２を設け、図示の キャップはめ込み部２の外側上面には波形加工を設け、更にその上部にはペット ボトルに差し込み可能な、差し込み筒１を設ける。 本考案は、以上のような構成からなるペットボトル上部にぴったりセット可能な ペットボトル用の計量カップ、じょうご兼用器具である。

【０００５】［作用］ 図３のようにペットボトルにセットされた本考案器具を取り外し、ペットボトル の口部キャップをはずしてキャップはめ込み部２の内部に適切にフイットするよ うにはめ込み、閉口状態にしてペットボトル内のおこめを計量カップ部３に取り 出し計量する。次にじょうご使用は本考案器具の差し込み筒１をペットボトルの 口部に差し込み計量カップ部の広口部より流し込む。

【０００６】［実施例］ 以下、本案の実施例について説明する。 （イ）キャップはめ込み部２の中空内部壁に弾性のゴム４を張り付け、ペットボ トルのキャップのサイズの相違を調節する。 （ロ）本考案器具をペットボトル底部にセットしてもよい。

【０００７】［考案の効果］ 本考案は以上のような構造であるから、通常ペットボトル上部にフイットするよ うセットしておけば、いつでも不便を感じる事なく手軽に計量、じょうごの両用 ができ、更にはペットボトルの上部補強の用もなす。 本考案器具により、おこめ虫づり防止、透視性、取り扱いやすさ、かつ機密性に よる中身保存に優れたペットボトルを活かせ、その他穀類、粒状物、粉類の容器 として再利用、再使用の道がうまれるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面図である。

【図２】本考案の斜視図である。

【図３】本考案のペットボトルにセットされた斜視図で
ある。

【符号の説明】

１ 差し込み筒 ２ キャップはめ込み部 ３ 計量
カップ ４ 弾性のゴム

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ペットボトル容器上部に被せられる形状
   をなし、じょうごにも使用可能とする差し込み筒を設け
   た、ペットボトル用計量、じょうご兼用器具。