JP2565597Y2 - 取っ手付き袋容器 - Google Patents

取っ手付き袋容器

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JP2565597Y2
JP2565597Y2 JP1991087268U JP8726891U JP2565597Y2 JP 2565597 Y2 JP2565597 Y2 JP 2565597Y2 JP 1991087268 U JP1991087268 U JP 1991087268U JP 8726891 U JP8726891 U JP 8726891U JP 2565597 Y2 JP2565597 Y2 JP 2565597Y2
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JP
Japan
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bag
handle
mouth
bag container
container
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Application number
JP1991087268U
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JPH0540149U (ja
Inventor
登美雄 田原
隆文 佐藤
Original Assignee
釜屋化学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、液状内容物を収納して
持ち運べるようにした取っ手付き袋容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、シャンプーや飲料水などの液状
内容物を収納する容器として、たとえばポリエチレンや
ポリプロピレン等を一体成形して得られる容器や、ガラ
ス容器などが知られている。さらに、近年では、液状内
容物を充填する前の容器の運搬や保管、液状内容物を全
て取り出した後の容器の処理を簡便にする観点から、図
3に示すように可撓性のある合成樹脂製の袋体20を用
いて、袋体20内に液状内容物を収納する袋容器が提供
されている(実開昭63−34070号)。この袋容器
は、袋体20内の液密性を確保するために袋体20に導
管部21aを備えた口部21を溶着固定し、口部21に
蓋22をねじ嵌合するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の袋容器においては、使用の際に口部21から蓋22
を取り外した状態のまま袋容器を取り扱うには、袋体2
0が可撓性を有するため、口部21を掴んで取り扱うし
かなく、持ち運びなどの点において不便であった。特に
内容物の重量が大きい場合には袋容器を落とす危険性が
あり、内部の液状内容物を外にこぼす恐れがあった。ま
た、誤って袋体20を掴んだ場合には、袋体20をつぶ
して内部の液状内容物を外にこぼす恐れがあった。
【0004】本考案は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、持ち運びに便利であり、かつ、液状内容物の充填
や取り出しも良好な取っ手付き袋容器を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案では、内
容物を収納する袋体の上端中央に口部体を液密に取り付
け、この口部体の側面から張り出し部を左右水平方向
延在させ、この張り出し部に、口部体を跨ぐよう形成さ
れた取っ手部の取り付け部をヒンジ部を介して一体に取
り付け、取っ手部を、この薄肉ヒンジ部にて起倒自在と
たことを前記課題の解決手段とした。
【0006】
【作用】本考案にかかる取っ手付き袋容器においては、
取っ手部をヒンジ部回りに縦回動させて口部体の上方に
起立させることにより、取っ手部を把持して袋容器を持
ち運べる。また、口部体の上方に位置する取っ手部をヒ
ンジ部回りに縦回動させて口部の側方に倒すことによ
り、口部体の上方に液状内容物の充填作業や取り出し作
業のための作業空間が形成され、これらの作業を良好に
行える。
【0007】
【実施例】以下本考案の一実施例を、図1および図2を
参照して説明する。図中、符号1は袋体、符号2は口金
部を示しており、これら符号1および符号2により本考
案の取っ手付き袋容器は主要構成されている。
【0008】前記袋体1は、内部に液状内容物を収納し
かつ可撓性を有する透明、半透明、色付きの袋状のもの
で、アルミとプラスチックのラミネートシートやポリエ
チレンシートなどから構成されている。
【0009】前記口金部2は、袋体1の上端に一体に取
付けられているもので、袋体1の上端中央に口部体3が
液密に取付けられ、この口部体3の側面中央から袋体1
の上端に沿って左右水平方向に一対の張り出し部4、4
が延在し、各張り出し部4、4の先端一側面にコ字状の
取っ手部5の両端部が一体に取付けられている。
【0010】前記口部体3の上半部には張り出し部4の
上方に位置する口部6が形成され、口部6の外周面にね
じ部7が形成されている。また図2に示すように口部体
3の下半部には袋体1の上端中央の開口部内に挿入され
る円筒部8が形成され、この円筒部8の左右側面には平
面視略三角形状の袋体溶着部9、9が突設され、円筒部
8外面から左右の袋体溶着部9、9の外面にかけて袋体
1の上端内面を液密に溶着するようになっている。な
お、袋体溶着部9の外面は袋体1の上端内面を液密に溶
着しやすいように円筒部8の外面から袋体溶着部9の先
端にかけて滑らかな曲面を描いている。
【0011】前記取っ手部5は、口部6から一定距離を
おいて張り出し部4と平行に左右に把持部10が延在
し、この把持部10の両端から一対の屈曲部11、11
が各張り出し部4、4の先端に向けて延在し、各屈曲部
11、11の先端に設けられた取り付け部12、12が
薄肉ヒンジ部13を介して対応する張り出し部4、4の
先端側面に一体に取付けられる構成とされている。かか
る取っ手部6は薄肉ヒンジ部13を弾性変形させること
により所望の範囲内で縦回動可能とされ、自身を起立さ
せたり倒したりできるようになっている。
【0012】次に以上のように構成された取っ手付き袋
容器の作用を説明する。
【0013】口金部2は、口部体3と左右の張り出し部
4、4と取っ手部5を一体成形することにより得られ
る。そして、この口金部2を袋体1の上端に取付けるこ
と、すなわち口部体3の円筒部8および袋体溶着部9に
至る外面に袋体1の上端内面を両側から液密に溶着する
ことにより取っ手付き袋容器が得られる。このようにし
て得られた取っ手付き袋容器は、袋体1そのものが偏平
状態に収縮され一枚のシート状物とされているため、保
管、運搬に場所を取らず、便利である。
【0014】また上記取っ手付き袋容器の袋体1内に口
部6の注出口7から液状内容物を充填するには、取っ手
部5を作業の邪魔にならない口部6の側方に倒せば、口
部6の上方に広い作業空間が形成され、液状内容物の充
填作業を良好に行うことができる。液状内容物の充填後
は、口部6に蓋をねじ嵌合するが、この状態で袋容器を
運搬するには取っ手部5を手で持って持ち運べばよい。
従来の袋容器のように、口部をつかむ必要がないので、
落とす危険がない。
【0015】一方、液状内容物を取り出すには、口部6
から蓋を取り外し、取っ手部5を口部6の側方に倒すこ
とにより、口部6の前方に広い作業空間が形成され、後
は袋体1を傾けるか袋体1の胴部を押圧すれば口部6の
注出口6aから液状内容物を容易に取り出すことができ
る。なお、口部6に注出ポンプを取り付け、この口部6
をスタンド等に保持させて袋体1をぶらさげるようにす
れば、液状内容物の取り出しがより一層楽になる。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の取っ手付
き袋容器によれば、袋体に液状内容物を充填したり袋体
から液状内容物を取り出したりする際に、取っ手部を作
業の邪魔とならない口部の側方に倒すことにより口部の
上方に広い作業空間を形成することができ、各作業を良
好に行うことができる。また、取っ手部を口部の上方に
起こすことにより、取っ手部を把持して袋容器を簡単に
持ち運びすることができ、従来のように袋容器を落とす
危険性がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す取っ手付き袋容器の斜
視図である。
【図2】同取っ手付き袋容器の斜視図である。
【図3】従来の袋容器の斜視図である。
【符号の説明】 1 袋体 2 口金部 3 口部体 4 張り出し部 5 取っ手部 12 取り付け部 13 ヒンジ部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状内容物を収納する袋体(1)の上端
    中央に口部体(3)が液密に取り付けられ、この口部体
    (3)の側面から張り出し部(4、4)が左右水平方向
    に延在し、この張り出し部(4、4)に、上記口部体
    (3)を跨ぐよう形成された取っ手部(5)の取り付け
    部(12、12)が薄肉ヒンジ部(13)を介して一体に取り
    付けられ、上記取っ手部(5)が、この薄肉ヒンジ部
    (13)にて起倒自在とされていることを特徴とする取っ
    手付き袋容器。
JP1991087268U 1991-10-24 1991-10-24 取っ手付き袋容器 Expired - Lifetime JP2565597Y2 (ja)

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JPH0540149U JPH0540149U (ja) 1993-05-28
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4080348B2 (ja) * 2003-02-21 2008-04-23 株式会社吉野工業所 衝撃吸収機構を備えたスパウト
MX2012002945A (es) * 2009-09-10 2012-10-15 Smart Bottle Inc Contenedor flexible con accesorio y manija.

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JPS4711980U (ja) * 1971-03-08 1972-10-12
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