JP3013550B2 - トナー供給装置 - Google Patents

トナー供給装置

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JP3013550B2
JP3013550B2 JP3266351A JP26635191A JP3013550B2 JP 3013550 B2 JP3013550 B2 JP 3013550B2 JP 3266351 A JP3266351 A JP 3266351A JP 26635191 A JP26635191 A JP 26635191A JP 3013550 B2 JP3013550 B2 JP 3013550B2
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drive time
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紀好 長峰
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置の現像装
置に対してトナーを供給するトナー供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機やレーザプリンタ等、
電子写真法等により形成された静電潜像を現像する現像
装置を用いた画像形成装置が実用化されている。この画
像形成装置における現像装置では、現像剤として例えば
トナーとキャリアを含む2成分現像剤を使用する。
【0003】ところで、現像装置において、現像剤中の
トナーは現像によって消費されるので消費した分のトナ
ーを補給する必要がある。適正な画像を得るには現像剤
中のトナー濃度を一定に保つ必要がある。そのため、ト
ナーの供給の方法としては、消費した量だけリアルタイ
ムに供給してゆくのが理想的である。そして、現像剤中
のトナー濃度は、トナー供給量とトナー消費量のバラン
スがとれていれば一定に保たれる。しかしながら、消費
したトナー量を把握し、その量だけリアルタイムにトナ
ーを供給することは事実上困難である。
【0004】ここで、図16ないし図20を参照して、
従来のトナー供給量の制御の方法について説明する。
【0005】従来、トナー供給量の制御を、所定のトナ
ー供給間隔の中のトナー供給時間の長短で制御する方法
があるが、この場合、トナー供給が行われている間はト
ナー濃度が上昇し、停止している間はトナー濃度が低下
することになる。
【0006】図16は、トナーの供給量と消費量のバラ
ンスがとれて全体的なトナー濃度(時間的に平均した場
合のトナー濃度)が安定している状態におけるトナー濃
度の変化の一例を示す特性図である。この図において、
符号Iはトナー供給間隔、Tはトナー供給時間、301
はトナー供給によるトナー濃度の上昇を表わす傾き、3
02はトナー消費によるトナー濃度の低下を表わす傾
き、303はトナー濃度の狙い値、304は現像剤のト
ナー濃度の変化を示す。
【0007】図17は、トナーの供給量と消費量のバラ
ンスが崩れて全体的なトナー濃度の上昇あるいは低下が
発生している状態におけるトナー濃度の変化の一例を示
す特性図である。この図において、トナー供給時間T1
の場合はトナー供給不足となり、符号311で示すよう
に全体的なトナー濃度は低下する。また、トナー供給時
間T2 の場合はトナー供給過剰となり、符号312で示
すように全体的なトナー濃度は上昇する。なお、他の符
号は図16と同様である。
【0008】一般的には、トナーの供給量と消費量のバ
ランスをとることは非常に困難であり、程度の差はある
にせよ、全体的なトナー濃度の上昇、低下のいずれかは
発生する。トナー濃度の制御技術は、普通、この全体的
なトナー濃度の上昇と低下とを繰り返させることで、上
昇しすぎ、低下しすぎを起こさせないようにする技術で
ある。図18は、このようなトナー濃度制御によるトナ
ー濃度の変化の例を示し、トナー供給間隔Iは一定で、
図中のP点においてトナー供給時間Tを変えてトナー濃
度313を狙い値303に近づけるように制御している
例を示している。
【0009】トナー濃度の上昇、低下はできるだけ抑
え、狙い値に近づけた方が、画像を良好な状態で安定さ
せることができる。そのためには、トナー供給間隔の中
でトナー供給時間をより多く選べるようにすれば良い。
図17で言えば、トナー供給時間をT1 、T2 しか選べ
なければトナー濃度は上昇、低下のいずれかしかない
が、T1 、T2 の中央のトナー供給時間を選べれば、ト
ナー濃度を狙い値303に近いところで安定させること
ができる。
【0010】また、全体的なトナー濃度の上昇、低下の
他にも、トナー供給間隔の中でも短期的なトナー濃度の
上昇、低下が発生しているが、この上昇、低下もできる
だけ抑えた方が良い。トナー供給間隔を小さくする程、
この上昇、低下が小さくなるのは言うまでもない。
【0011】図19は、トナー供給間隔を変えた2つの
ケースにおけるトナー濃度変化を示す特性図である。こ
の図において、符号321はトナー供給間隔I11、トナ
ー供給時間T11のケース(1)におけるトナー濃度変化
を示し、322はトナー供給間隔I12、トナー供給時間
12のケース(2)におけるトナー濃度変化を示す。ま
た、符号323はケース(1)におけるトナー濃度変化
幅、324はケース(2)におけるトナー濃度変化幅を
示す。この図から分かるように、トナー供給間隔の小さ
いケース(2)の方がトナー濃度変化幅が小さい。
【0012】トナー濃度を狙い値に安定して保つことが
できれば、適正な画像濃度を安定して保つことができ
る。
【0013】また、トナー供給間隔を小さくすること
が、トナーの帯電にも良い影響を与えることが実験によ
り確認することができた。この実験結果を図20に示
す。
【0014】図20は、トナー供給間隔を変えた2つの
ケースにおける現像剤中のトナーの帯電量分布を示す特
性図である。この図において、符号331は4.8秒に
一度2.4秒トナー供給装置を駆動したケース(1)の
場合を示し、332は1.6秒に一度0.8秒トナー供
給装置を駆動したケース(2)の場合を示す。この図か
ら、トナー供給が理想状態に近づけば、それだけ現像剤
中のトナーの帯電量分布は狭くなり、良好な画質が安定
して得られることが分かる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来一般的
には、トナーの供給は所定時間あるいは所定枚数毎に、
所定時間だけトナー供給装置を駆動することによって行
われてきた。しかしながら、この場合、時間や枚数が必
ずしもトナー消費量の代替特性になり得ないことを考え
れば、理想的では有り得ない。すなわち、画像には各種
サイズがあり、サイズが変われば単位時間当りのトナー
消費量も単位枚数当りのトナー消費量も変わってしま
う。
【0016】また、トナー消費量は、上述したように画
像のサイズによっても変化するが、画像情報の量によっ
ても当然変化する。トナー消費量にトナー供給量を合わ
せるならば、理想的には供給量を連続的に変化させる手
段を持たなければならない。しかしながら、トナー供給
装置の駆動装置にモータ等を使用すると、その駆動時間
の制御は、事実上せいぜい0.1秒程度の幅でしか変化
を持たせられない。そのため、トナー供給量の段階数を
増やしていこうとすると駆動時間が長くなり、それに伴
ってトナー供給間隔も長くなってしまい、リアルタイム
に供給するという理想からは外れてしまう。
【0017】また、特公昭64−5300号公報には、
所定枚数毎にトナー濃度を検出し、このトナー濃度に応
じてトナー供給装置の駆動手段(モータ)を駆動する時
間を決定するという技術が示されている。しかしなが
ら、この場合でも、上述の2つの問題点の影響を受けて
しまい本来持っている性能を十分発揮することができな
い。すなわち、トナー供給間隔が所定枚数毎であるた
め、そのトナー供給間隔内におけるトナー消費量が画像
のサイズによって変動するため、トナー濃度の変動が大
きくなってしまう。また、折角トナー濃度を検出して
も、トナー供給量を細かく制御できないので、やはりト
ナー濃度の変動が大きくなってしまう。
【0018】また、トナー供給装置には、発泡部材によ
り形成されたロールにトナーを付着させ、孔を形成した
部材にロールをこすりつけてトナーを落下させる方式の
ものもある。このような方式の場合、発泡部材の劣化に
伴ってトナー落下量、すなわちトナー供給量が低下して
くる。そのため、トナー供給量が低下したらトナー供給
装置の駆動時間を増やすようにする。しかしながら、発
泡部材の劣化に伴って単位時間当りのトナー落下量が低
下してトナー供給量が低下した場合には、発泡部材が劣
化する前に比べると、同じ時間だけ駆動時間を増やして
もトナー量の増加分は少なくなってしまう。また、その
ときの単位時間当りのトナー落下量によって、駆動時間
の増加分に対するトナー量の増加分の比が異なる。従っ
て、発泡部材の劣化によるトナー供給量の低下に対して
適切にトナー量を増加させることが難しく、正常な制御
ができなくなってしまう。これは、特公昭64−530
0号公報に示されるようにトナー濃度に応じてトナー供
給装置の駆動時間を決定する方法の場合にも問題とな
り、正常な制御ができなくなってしまう。
【0019】そこで本発明の第1の目的は、画像のサイ
ズの変化によるトナー消費量の変化の影響を受けずに、
消費量に近い量のトナーを供給することのできるトナー
供給装置を提供することにある。
【0020】また、本発明の第2の目的は、上記第1の
目的に加え、より短いトナー供給間隔で実質的にトナー
供給量を細かく変化させることのできるトナー供給装置
を提供することにある。
【0021】また、本発明の第3の目的は、上記第2の
目的に加え、トナー濃度に応じたトナー供給を行ってト
ナー濃度の変動をより小さくすることのできるトナー供
給装置を提供することにある。
【0022】また、本発明の第4の目的は、上記第2の
目的に加え、単位時間当りのトナー供給量が低下して
も、低下する以前のトナー供給量に簡単に戻すことので
きるトナー供給装置を提供することにある。
【0023】また、本発明の第5の目的は、上記第3の
目的に加え、単位時間当りのトナー供給量が低下して
も、低下する以前のトナー供給量に簡単に戻すことので
きるトナー供給装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)少なくともトナーを含む現像剤を用いる画像
形成装置の現像装置に対してトナーを供給するトナー供
給手段と、(ロ)原稿に基づいて画像形成装置の画像担
持体上に形成される潜像、原稿あるいは現像装置によっ
て現像された像が記録される用紙のうちの少なくとも一
つの面積を検出する面積検出手段と、(ハ)この面積検
出手段によって検出される面積を積算して積算値を求め
る積算手段と、(ニ) トナー供給手段がトナーの供給
のために1回に駆動される長さとしての駆動時間を所定
の時間間隔で複数組用意すると共に、このトナー供給手
段がトナーの供給を開始する起点となる積算面積を同一
の駆動時間に対して複数の値だけ用意し、これら駆動時
間と積算面積の組み合わせによって、これらの組み合わ
せが行われない場合よりも単位面積当りの換算駆動時間
の時間間隔が短くなるように、トナー供給量の各段階に
対応した駆動時間と積算面積を規定した対応テーブル
と、(ホ)必要とするトナー供給量の段階に対応する積
算面積と駆動時間の組み合わせを対応テーブルから選択
し、積算手段の積算値が選択された積算面積に達したと
きにこれと組み合わせて選択された駆動時間だけトナー
供給手段を駆動すると共に、積算手段のそれまでの積算
値をリセットして次の積算を可能とするトナー供給制御
手段とをトナー供給装置に具備させる。
【0025】この請求項1記載の発明は後に説明する第
2の実施例に対応している。この請求項1記載の発明で
は、面積検出手段によって潜像、原稿あるいは用紙のう
ちの少なくとも一つの面積が検出され、積算手段によっ
てこの面積の積算された値としての積算値が求められ
る。本発明では、トナー供給手段がトナーの供給のため
に1回に駆動される長さとしての駆動時間を所定の時間
間隔で複数組用意すると共に、このトナー供給手段がト
ナーの供給を開始する起点となる積算面積を同一の駆動
時間に対して複数の値だけ用意し、これら駆動時間と積
算面積の組み合わせによって、これらの組み合わせが行
われない場合よりも単位面積当りの換算駆動時間の時間
間隔が短くなるように、トナー供給量の各段階に対応し
た駆動時間と積算面積を規定した対応テーブルを用い
る。そして、必要とするトナー供給量の段階に応じて、
対応テーブルから求められた積算面積に積算手段の積算
値が到達したとき、これと組み合わせて選択された駆動
時間だけトナー供給手段が駆動され、トナーが現像装置
に供給される。これにより、駆動時間をより細かく設定
したと同様のトナー供給制御が可能になる。
【0026】請求項2記載の発明では、(イ)少なくと
もトナーを含む現像剤を用いる画像形成装置の現像装置
に対してトナーを供給するトナー供給手段と、(ロ)原
稿に基づいて画像形成装置の画像担持体上に形成される
潜像、原稿あるいは現像装置によって現像された像が記
録される用紙のうちの少なくとも一つの面積を検出する
面積検出手段と、(ハ)この面積検出手段によって検出
される面積を積算して積算値を求める積算手段と、
(ニ)トナー供給手段がトナーの供給のために1回に駆
動される長さとしての駆動時間を所定の時間間隔で複数
組用意すると共に、このトナー供給手段がトナーの供給
を開始する起点となる積算面積を同一の駆動時間に対し
て複数の値だけ用意し、これら駆動時間と積算面積の組
み合わせによって、これらの組み合わせが行われない場
合よりも単位面積当りの換算駆動時間の時間間隔が短く
なるように、トナー供給量の各段階に対応した駆動時間
と積算面積を規定した対応テーブルと、(ホ)この対応
テーブルに規定されたトナー供給量の各段階のうちの1
つをマニュアルによって設定するトナー調整ダイアル
と、(へ)このトナー調整ダイアルによって設定された
トナー供給量の段階に対応する積算面積と駆動時間の組
み合わせを対応テーブルから選択し、積算手段の積算値
が選択された積算面積に達したときにこれと組み合わせ
て選択された駆動時間だけトナー供給手段を駆動すると
共に、積算手段のそれまでの積算値をリセットして次の
積算を可能とするトナー供給制御手段とをトナー供給装
置に具備させる。
【0027】この請求項2記載の発明は後に説明する第
2の実施例に対応している。この請求項2記載の発明で
は、面積検出手段によって潜像、原稿あるいは用紙のう
ちの少なくとも一つの面積が検出され、積算手段によっ
てこの面積の積算された値としての積算値が求められ
る。本発明では、トナー供給手段がトナーの供給のため
に1回に駆動される長さとしての駆動時間を所定の時間
間隔で複数組用意すると共に、このトナー供給手段がト
ナーの供給を開始する起点となる積算面積を同一の駆動
時間に対して複数の値だけ用意し、これら駆動時間と積
算面積の組み合わせによって、これらの組み合わせが行
われない場合よりも単位面積当りの換算駆動時間の時間
間隔が短くなるように、トナー供給量の各段階に対応し
た駆動時間と積算面積を規定した対応テーブルを用い
る。そして、トナー調整ダイアルで調整したトナー供給
量の段階に応じて、対応テーブルから求められた積算面
積に積算手段の積算値が到達したとき、これと組み合わ
せて選択された駆動時間だけトナー供給手段が駆動さ
れ、トナーが現像装置に供給される。これにより、トナ
ー調整ダイアルで調整した段階に応じて、駆動時間をよ
り細かく設定したと同様のトナー供給制御が可能にな
る。
【0028】請求項3記載の発明では、(イ)少なくと
もトナーを含む現像剤を用いる画像形成装置の現像装置
に対してトナーを供給するトナー供給手段と、(ロ)原
稿に基づいて画像形成装置の画像担持体上に形成される
潜像、原稿あるいは現像装置によって現像された像が記
録される用紙のうちの少なくとも一つの面積を検出する
面積検出手段と、(ハ)この面積検出手段によって検出
される面積を積算して積算値を求める積算手段と、
(ニ)トナー供給手段がトナーの供給のために1回に駆
動される長さとしての駆動時間を所定の時間間隔で複数
組用意すると共に、このトナー供給手段がトナーの供給
を開始する起点となる積算面積を同一の駆動時間に対し
て複数の値だけ用意し、これら駆動時間と積算面積の組
み合わせによって、これらの組み合わせが行われない場
合よりも単位面積当りの換算駆動時間の時間間隔が短く
なるように、トナー供給量の各段階に対応した駆動時間
と積算面積を規定した対応テーブルと、(ホ)トナー供
給量の各段階のうちの1つを設定する段階設定手段と、
(へ)現像剤中のトナー濃度を検出するトナー濃度検出
手段と、(ト)トナー供給量について現在設定されてい
る段階を、トナー濃度検出手段によって検出されたトナ
ー濃度の変動を小さくする方向に変更する段階変更手段
と、(チ)この段階変更手段によってトナー供給量の段
階が変更されたとき変更後の段階に対応する積算面積と
駆動時間の組み合わせを対応テーブルから選択し、積算
手段の積算値が選択された積算面積に達したときにこれ
と組み合わせて選択された駆動時間だけトナー供給手段
を駆動すると共に、積算手段のそれまでの積算値をリセ
ットして次の積算を可能とするトナー供給制御手段とを
トナー供給装置に具備させる。
【0029】この請求項3記載の発明は後に説明する第
3の実施例に対応している。この請求項3記載の発明で
は、面積検出手段によって潜像、原稿あるいは用紙のう
ちの少なくとも一つの面積が検出され、積算手段によっ
てこの面積の積算された値としての積算値が求められ
る。本発明では、トナー供給手段がトナーの供給のため
に1回に駆動される長さとしての駆動時間を所定の時間
間隔で複数組用意すると共に、このトナー供給手段がト
ナーの供給を開始する起点となる積算面積を同一の駆動
時間に対して複数の値だけ用意し、これら駆動時間と積
算面積の組み合わせによって、これらの組み合わせが行
われない場合よりも単位面積当りの換算駆動時間の時間
間隔が短くなるように、トナー供給量の各段階に対応し
た駆動時間と積算面積を規定した対応テーブルを用い
る。そして、トナー供給量の各段階のうちの1つを段階
設定手段で設定しておき、トナー濃度検出手段で現像剤
中のトナー濃度を検出して、このトナー濃度の変動を小
さくする方向に段階変更手段によって段階を変更する。
このようにして段階が変更されたときにはこれに応じて
トナーの供給量の制御が行われ、これによって、たとえ
ば段階設定手段で段階の1つを設定した後に画像サイズ
が変化したような場合でも、トナー濃度の変動を小さく
することができる。
【0030】
【0031】
【0032】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1ないし図8は本発明の第1実施例に係
る。
【0033】図2は本発明のトナー供給装置が適用され
る画像形成装置の全体の概略構成を示す説明図である。
この画像形成装置は、原稿を読み取り、電子写真法によ
り原稿像を用紙にコピーする装置である。まず、図2を
用いて、画像形成装置における原稿搬送系について説明
する。画像形成装置は、筐体10の略中央部に画像担持
体としての感光体(ドラム)11を備え、この感光体1
1の上方に、複数の原稿搬送ロール12a、12b、1
2c、12dが水平方向に沿って配設されている。各原
稿搬送ロール12a、12b、12c、12dには小径
のロール13が当接している。また、図1において最も
右側の原稿搬送ロール12aの上端部の側方には原稿挿
入部14が形成され、この原稿挿入部14の側方に原稿
載置部15が設けられている。また、原稿挿入部14の
内側には原稿搬送ロール16が設けられている。
【0034】また、図1において最も左側の原稿搬送ロ
ール12dの上方には原稿排出ロール18a、18b
と、原稿の進行方向を変える図示しないバッフルが設け
られている。原稿排出ロール18a、18bの下流には
原稿排出部19が形成されている。
【0035】また、原稿挿入部14と原稿搬送ロール1
6の間には、原稿の挿入を検知するための原稿センサ2
1と、原稿の幅を検知するための原稿センサ22が設け
られ、感光体11の上方の原稿搬送路における原稿搬送
ロール12c寄りの位置には、原稿の長さを検知するた
めの原稿センサ23が設けられている。なお、原稿セン
サ22は原稿の幅方向に沿って複数設けられており、各
センサの出力状態によって原稿の幅を検知するようにな
っている。また、各センサ21〜23としては例えばフ
ォトセンサを用いることができる。
【0036】原稿挿入部14から挿入された原稿は、原
稿搬送ロール16によって搬送され、コピー枚数に対応
する回数だけ感光体11の上方を通過するように、原稿
搬送ロール12a〜12dおよびロール13によって循
環的に搬送される。所定回数だけ循環された原稿は、原
稿搬送ロール12dに達したところで図示しないバッフ
ルによって進行方向が変えられ、原稿排出ロール18
a、18bによって原稿排出部19に排出される。
【0037】次に、画像形成装置の用紙搬送系について
説明する。筐体10内の下部には給紙ロール25、26
が収容されている。また、原稿載置部15の下方には、
カット紙挿入部27が形成されている。そして、筐体1
0内には、給紙ロール25、26およびカット紙挿入部
27から感光体11の下端部を経て、筐体10の上面に
形成された用紙排出部28に至る用紙搬送路が形成さ
れ、この用紙搬送路に沿って複数の用紙搬送ロール30
が設けられている。
【0038】また、感光体11よりも上流の用紙搬送路
には、給紙ロール25、26からのロール紙をカットす
るカッタ34と、用紙の長さを検知するするための用紙
センサ35が設けられている。
【0039】また、感光体11の下方には転写コロトロ
ン31と剥離コロトロン32が設けられ、用紙は感光体
11と転写コロトロン31および剥離コロトロン32と
の間を通過し、さらに、定着器を構成するヒートロール
33aとプレッシャロール33bとの間を通過するよう
になっている。
【0040】図1は画像形成装置の感光体11の近傍を
示す説明図である。この図に示すように、感光体11の
上方には、原稿35に光を照射する露光装置36と、こ
の露光装置36によって光が照射された原稿35の像を
感光体11の表面に結像する結像装置37が設けられて
いる。また、感光体11の周囲には、図中矢印で示す感
光体11の回転方向に沿って順に、現像装置40、転写
前コロトロン41、前記の転写コロトロン31および剥
離コロトロン32、清掃前コロトロン42、清掃装置4
3、帯電器44が、それぞれ感光体11に対向するよう
に配設されている。
【0041】原稿35は原稿搬送ロール12b、12c
等により矢印a方向に搬送され、露光装置36により光
が照射され、結像装置37により原稿像が感光体11表
面に結像される。この感光体11は帯電器44により所
定の極性に帯電されており、原稿35からの反射光を受
けて感光体11上に原稿像に対応する静電潜像が形成さ
れる。この静電潜像は、感光体11の回転に伴い現像装
置40の現像部40aまで移動し、現像装置40は図示
しないトナーを静電潜像に付着させてこの静電潜像を顕
像化する。顕像化されて形成されたトナー像は、転写前
コロトロン41を経て転写コロトロン31によって用紙
に転写される。このようして原稿像が記録された用紙
は、剥離コロトロン32によって感光体11より剥離さ
れ、定着器により像が定着され、図2に示す用紙搬送路
を経て排出される。一方、用紙に転写されずに感光体1
1に残ったトナーは、清掃前コロトロン42を経て、清
掃装置43のクリーナブレード43aによって感光体1
1表面からかき落とされ、図示しないトナー回収ボトル
に収容される。
【0042】次に、現像装置40とトナー供給装置につ
いて説明する。図1に示すように、現像装置40には、
この現像装置40にトナーを供給するトナー供給装置5
0が一体的に組み付けられている。また、トナー供給装
置50の上部には、通路61を介してトナー溜め62が
設けられている。
【0043】現像装置40は、トナー供給装置50の下
方に配設された現像剤攪拌ロール45と、感光体11に
対向する位置に配設された現像ロール46と、この現像
ロール46に現像剤を搬送する現像剤搬送ロール47と
を備え、各ロール45、46、47はそれぞれ図中の矢
印方向に回転するようになっている。また、現像ロール
46の上方には現像ロール46上の現像剤の層厚を規制
する層厚規制部材48が設けられ、現像剤搬送ロール4
7の上方には現像剤を現像ロール46側より現像剤攪拌
ロール45側へ戻すためのリバースプレート49が設け
られている。
【0044】この現像装置40内には図示しないキャリ
アが収容されており、このキャリアとトナー供給装置5
0から供給されるトナーとが現像剤攪拌ロール45によ
って攪拌混合されて現像剤となる。この現像剤は、現像
剤搬送ロール47によって現像ロール46側に搬送さ
れ、層厚規制部材48による層厚規制を受けながら、現
像部40aにおいて、現像ロール46によって感光体1
1上の静電潜像に付着される。
【0045】図4はトナー供給装置の一部を示す斜視
図、図5はトナー供給装置の発泡部材ロールと孔付部材
を示す斜視図である。図1および図4に示すように、ト
ナー供給装置50は、ハウジング51の底部に、現像剤
攪拌ロール45の回転軸方向に沿った開口部52が形成
され、この開口部52に孔付部材53が取り付けられて
いる。この孔付部材53は図5に示すように板に多数の
孔を形成したものである。この孔付部材53の上部には
発泡部材ロール54が配設されている。この発泡部材ロ
ール54の上方には、仕切り部57を挟んで2つのスク
リュ55、56が配設されている。このスクリュ55、
56は互いに逆方向に回転し、発泡部材ロール54の上
方にてトナーを循環しながら、発泡部材ロール54上に
略均等にトナーを落とすようになっている。また、ハウ
ジング51の上面には、通路61を介してトナー溜め6
2から供給されるトナーを受け入れる孔58が形成され
ている。なお、図4ではハウジング51の一端部が開い
ているが、実際にはここには蓋が取り付けられている。
【0046】また、図1に示すように、通路61にはト
ナー空検知器63と、このトナー空検知器63に付着し
たトナーを払い落とす清掃機構64とが設けられてい
る。
【0047】トナー溜め62に保持されたトナーは、重
力によりトナー供給装置50に落下し、スクリュ55、
56によって循環され、発泡部材ロール54上に落下
し、この発泡部材ロール54に付着する。発泡部材ロー
ル54は、付着したトナーを孔付部材53にこすりつけ
てトナーを落下させて、現像装置40に供給する。
【0048】図3は、画像形成装置のコンソールを示す
説明図である。この図に示すように、コンソール70
は、入力部として、コピー枚数等を入力するためのテン
キー71と、用紙やコピー濃度を選択するためのキー7
2等を有している。また、コンソール70は、表示部と
して、メッセージ表示部74、警告表示部75、コピー
枚数のセット数を表示する表示部76、コピーをとった
枚数を表示する表示部77、選択された用紙の種類を表
示する表示部78、選択されたコピー濃度を表示する表
示部79等を有している。警告表示部75には、トナー
空検知器63によってトナーが空になったことを検知し
た場合に警告するためのトナー空警告表示部75a等が
設けられている。
【0049】さらに、コンソール70はトナー増量ボタ
ン81、トナー調整ダイアル82および濃度調整ダイア
ル83を有している。なお、本実施例における画像形成
装置では2通りのコピー濃度の調整が可能になってい
る。一つはキー72を操作して現像バイアスを変化させ
ることによるものであり、他の一つは濃度調整ダイアル
83を操作して露光装置36の発光量を変化させること
によるものである。
【0050】次に、図6ないし図8を参照して、本実施
例のトナー供給装置におけるトナー供給制御に係わる構
成について説明する。
【0051】図6はトナー供給装置の制御部を示すブロ
ック図である。この図に示すように、制御部は、互いに
バス101で接続された中央処理装置(以下、CPUと
記す。)102と、リード・オンリ・メモリ(以下、R
OMと記す。)103と、ランダム・アクセス・メモリ
(以下、RAMと記す。)104と、入出力制御装置1
05とを備えている。入出力制御装置105には、原稿
センサ22、23、コンソール70、トナー供給装置5
0の発泡部材ロール54を駆動するトナー供給モータ1
06等が接続されている。この制御部は、CPU102
がRAM104をワークエリアとして、ROM103に
格納されたプログラムを実行することによってトナー供
給制御を行うようになっている。なお、RAM104は
不揮発性であることが望ましい。また、この制御部は、
画像形成装置全体を制御する制御部が兼ねていても良
い。
【0052】図7は、図6の構成によって実現されるト
ナー供給装置の制御部の機能を示す機能ブロック図であ
る。この図に示すように、制御部は、原稿の面積を積算
する面積積算手段111と、所定面積当りの駆動時間を
複数段階記憶した記憶手段112と、この記憶手段11
2に記憶された複数の段階のうちの任意の一つを選択す
る選択手段113と、面積積算手段111によって求め
られた積算値が所定値に達したときに、選択手段113
で選択した段階に対応した駆動時間だけトナー供給モー
タ106を駆動するモータ制御手段114とを備えてい
る。ここで、面積積算手段111は図6の原稿センサ2
2、23、CPU102、ROM103およびRAM1
04によって実現される。記憶手段112は図6のRO
M103またはRAM104によって実現される。選択
手段113は図6のコンソール70のトナー調整ダイア
ル82およびCPU102等によって実現される。ま
た、モータ制御手段114は図6のCPU102、RO
M103およびRAM104によって実現される。
【0053】図8は、図7の面積積算手段111の構成
を示す機能ブロック図である。この図に示すように、面
積積算手段111は、原稿幅検知手段121と、原稿長
さ検知手段122と、これら検知手段121、122の
出力に基づいて原稿の面積を求める演算手段123と、
この演算手段123で求めた原稿の面積を積算し、積算
値を記憶する積算・記憶手段124とを備えている。原
稿幅検知手段121は図2の原稿センサ22によって実
現される。一方、原稿長さ検知手段122は、図2の原
稿センサ23および図6のCPU102によって実現さ
れ、原稿が原稿センサ23を通過するまでの時間を測定
し、この時間を原稿長さに換算する。
【0054】積算・記憶手段124は、面積の積算値1
25をモータ制御手段114へ送ると共に、このモータ
制御手段114からのリセット信号126に応じて面積
の積算値をリセットするようになっている。また、モー
タ制御手段114は、積算・記憶手段124から送られ
てくる面積の積算値125が所定値に達したら、駆動信
号127によって、選択手段113で選択した段階に対
応した駆動時間だけトナー供給モータ106を駆動する
と共に、リセット信号126を積算・記憶手段124へ
送る。
【0055】表1は、記憶手段112に記憶された複数
の段階の情報を示すものである。なお、この表におい
て、所定面積とは、モータ制御手段114がトナー供給
モータ106の駆動を開始するときの面積の積算値12
5の所定値のことであり、駆動時間とはトナー供給モー
タ106の駆動時間である。また、所定面積は例えば
0.25m2 である。
【0056】
【表1】
【0057】次に、本実施例の動作について説明する。
まず、予め図3に示すコンソール70のトナー調整ダイ
アル82によって、表1の示す複数の段階のうちの任意
の一つを選択する。なお、トナー調整ダイアル82の
“1”〜“7”の各レベルは、予め例えば表1の段階
“3”〜“9”に対応するように設定されており、ま
た、トナー調整ダイアル82のレベルと表1の段階との
対応関係はサービスエンジニアが変更することができる
ようになっている。
【0058】原稿挿入部14から原稿を挿入すると、原
稿センサ21がこれを検知し、この原稿センサ21の出
力に基づいてコピー動作が開始する。原稿が原稿搬送路
を通過する際、原稿センサ22によって原稿の幅が検知
され、原稿センサ23によって原稿の長さが検知され
る。そして、これらセンサ22、23の出力に基づい
て、図8の演算手段123によって原稿の面積が求めら
れ、積算・記憶手段124によって面積の積算値が求め
られる。この積算値が所定値に達すると、図7のモータ
制御手段114が、選択手段113で選択した段階に対
応した駆動時間だけトナー供給モータ106を駆動する
と共に、積算値をリセットし新たに原稿の面積の積算を
開始させる。トナー供給モータ106が駆動している間
だけ、図1のトナー供給装置50から現像装置40へト
ナーが供給される。このようにして本実施例では、原稿
の面積の積算値が所定値に達する毎に所定量のトナーが
供給されることになる。
【0059】このように本実施例によれば、時間や枚数
によらず、原稿の面積によりトナー供給間隔が設定され
るので、画像サイズが変化してもトナー供給間隔内での
トナー消費量の変動が少なくなり、消費量に近い量のト
ナーを供給することができる。
【0060】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。本実施例の構成は第1実施例と略同様であるが、図
7の記憶手段112には、表2に示すように、面積積算
手段111によって求められる積算面積の所定値とこの
積算面積に応じたトナー供給モータ106の駆動時間と
の組合せによる複数の段階が記憶されている。そして、
選択手段113は、記憶手段に記憶された複数の段階の
うちの任意の一つを選択し、モータ制御手段114は、
面積積算手段111によって求められた積算値が選択手
段113によって選択された段階における積算面積に達
したときに、その段階における駆動時間だけトナー供給
モータ106を駆動する。
【0061】
【表2】
【0062】表2に示すように、本実施例では、トナー
供給モータ106の駆動時間だけではなく、積算面積、
即ちトナー供給間隔を変えることによって、より短いト
ナー供給間隔で実質的にトナー供給量を細かく変化させ
ている。表2の右の欄には、参考のために、積算面積を
0.25m2 に固定した場合に同じトナー供給量が得ら
れる駆動時間を示している。このように積算面積を固定
した場合には、駆動時間の間隔が0.05秒のように細
かくなる。しかしながら、トナー供給モータ106の駆
動時間は事実上せいぜい0.1秒でしか変化させられな
いので、参考に示したような駆動時間の設定は困難であ
る。そのため、積算面積を固定して本実施例と同じ段階
数を設けようとすると、トナー供給間隔を長くするしか
なく、そうするとトナー濃度の変動が大きくなってしま
う。
【0063】これに対し、本実施例では、駆動時間と共
に積算面積を変えることによって、駆動時間の変化は
0.1秒間隔とすることができる。従って、より短いト
ナー供給間隔で実質的にトナー供給量を細かく変化させ
ることができるので、トナー濃度の変動を少なくするこ
とができる。
【0064】なお、図3のトナー調整ダイアル82の
“1”〜“7”の各レベルは、予め例えば表2の段階
“7”〜“13”に対応するように設定されており、ま
た、トナー調整ダイアル82のレベルと表2の段階との
対応関係はサービスエンジニアが変更することができる
ようになっている。
【0065】その他の構成、作用および効果は第1実施
例と同様である。
【0066】次に、図9ないし図15を参照して本発明
の第3実施例について説明する。本実施例は、第2実施
例において、現像剤中のトナー濃度を検出し、この検出
されたトナー濃度に応じて段階を選択するようにしたも
のである。
【0067】図9は本実施例におけるトナー供給装置の
制御部を示すブロック図である。この図に示すように、
本実施例では、第6図に示す制御部に対して、現像剤中
のトナー濃度を検出する濃度センサ131が加えられて
いる。この濃度センサ131は入出力制御装置105に
接続されている。
【0068】図10は、図9の構成によって実現される
トナー供給装置の制御部の機能を示す機能ブロック図で
ある。この図に示すように本実施例では、図7に示す制
御部に対して、濃度センサ131によって構成されるト
ナー濃度検出手段132が加えられ、選択手段113は
このトナー濃度検出手段132で検出されたトナー濃度
に応じて段階を選択するようになっている。
【0069】図11ないし図13は、それぞれ濃度セン
サ131の例を示す説明図である。図11に示す濃度セ
ンサ131は、現像ロール46に対向して設けられたも
のであり、ランプ134と、このランプ134から出射
された光を集光して現像ロール46に照射するレンズ1
35と、現像ロール46上の現像剤表面の反射光を受光
する受光素子136とを備えている。そして、この濃度
センサ131は、受光素子136によって現像ロール4
6上の現像剤表面の反射光の強度を検知してトナー濃度
の代用特性とするものである。
【0070】図12に示す濃度センサ131は、現像装
置40のハウジング内に設けられ、透磁率を測定するも
のであり、現像剤中のトナー濃度の変化に伴う透磁率の
変化を検知してトナー濃度の代用特性とするものであ
る。
【0071】図13に示す濃度センサ131は、図11
に示すものと同様の構成であるが、感光体11に対向す
るように設けられたものである。この例では、感光体1
1に、所定の電位パターンを作り、これを現像し、その
像の反射光の強度を検知してトナー濃度の代用特性とす
るものである。なお、所定の電位パターンの作成方法と
しては、例えばコピーとコピーの間で、露光装置36か
ら弱い光量の光を出射させたり、露光光路中にスリット
を挿入したりして、感光体11に弱い光量を照射して灰
色のパターンを作る方法がある。
【0072】図10のトナー濃度検出手段132は、図
11ないし図13に示す濃度センサのいずれでも良く、
また、これら以外の手段でトナー濃度を検出するもので
も良い。
【0073】その他の構成は第2実施例と同様である。
従って、記憶手段112には表2に示す段階の情報が記
憶されている。
【0074】次に、図14および図15を参照して、本
実施例の動作について説明する。図14は本実施例にお
けるトナー濃度制御の動作を示すフローチャート、図1
5は本実施例におけるトナー濃度制御の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【0075】図14に示すように、トナー濃度制御で
は、まずステップ(以下、Sと記す。)201で、表2
の複数の段階から所定の初期段階を選択し、設定する。
次に、S202で、コピー動作に伴って図10の面積積
算手段111によって原稿面積を積算し、モータ制御手
段114によって原稿面積の積算値が、選択した段階に
おける所定値(積算面積)に達したか否かを判断する。
達していない場合(“N”)はS202の判断を繰り返
す。達した場合(“Y”)はS203で、図10のトナ
ー濃度検出手段132によって現像剤中のトナー濃度を
検出する。次に、S204で、検出されたトナー濃度に
応じて図10の選択手段113によって段階を選択し、
その段階における駆動時間をモータ駆動ルーチンに渡
す。これにより、その駆動時間だけトナー供給モータ1
06が駆動され、トナーが供給される。そして、S20
2へ戻り、S204で選択した段階における所定値(積
算面積)に達するのを待ち、以下S202〜S204の
動作を繰り返す。
【0076】図15に示すように、時刻T(n)におい
て検出したトナー濃度に応じて所定値(積算面積)P
(n)、駆動時間D(n)の段階が選択されたとする
と、トナー供給モータ106は駆動時間D(n)だけ駆
動される。次に、時刻T(n+1)において原稿の積算
面積がP(n)に達したとすると、再びトナー濃度が検
出され、そのトナー濃度に応じて新たに段階が選択され
る。ここで選択した段階における所定値(積算面積)が
P(n+1)、駆動時間がD(n+1)であったとする
と、トナー供給モータ106は駆動時間D(n+1)だ
け駆動され、原稿の積算面積がP(n+1)に達したと
きに次のトナー濃度検出が行われる。
【0077】ここで、検出したトナー濃度に応じた段階
選択の具体例を説明する。所定の濃度TL 、TH (TL
<TH )に対して検出したトナー濃度TS が、TS <T
Lのときは単位時間当りTD1のトナーを補給し、TL
S <TH のときは単位時間当りTD2(TD1>TD2)の
トナーを補給し、TH ≦TS のときはトナーを補給しな
いものとする。そして、例えば、補給量TD1に例えば段
階“10”を当てはめ、補給量TD2に例えば段階“7”
を当てはめる。そうすると、TS <TL のときは段階
“10”が選択され、TL ≦TS <TH のときは段階
“7”が選択され、それぞれ検出した濃度に応じた量の
トナーが供給され、TH ≦TS のときはトナーが供給さ
れないことになる。また、補給量TD1、TD2にどの段階
を当てはめるかは、図3のトナー調整ダイアル82によ
って変更できるようにする。
【0078】あるいは、適正トナー濃度をt、検出した
トナー濃度をT、比例定数をKとしたとき、K(t−
T)の値と各段階を対応付けておき、検出したトナー濃
度からK(t−T)を演算し、その値によって段階を選
択するようにしても良い。
【0079】このように本実施例によれば、原稿の面積
によりトナー供給間隔が設定されるので画像サイズが変
化してもトナー供給間隔内でのトナー消費量の変動が少
なくなると共に、検出したトナー濃度に応じて段階を選
択し、トナー濃度に応じた量のトナー供給を行うので、
トナー濃度の変動をより小さくすることができる。
【0080】その他の作用および効果は第2実施例と同
様である。
【0081】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。本実施例の構成は第2実施例と略同様であるが、図
7の記憶手段112には表3に示すような複数の段階が
記憶されている。
【0082】
【表3】
【0083】表3に示すように、本実施例では、駆動時
間と積算面積との比をR、段階をN、段階“0”におけ
る駆動時間と積算面積との比をR0 、係数をCとしたと
き、R=R0 ×CN となるように各段階を設定したもの
である。すなわち、駆動時間と積算面積との比Rが隣接
する段階間で等比となるように設定している。
【0084】その他の構成は第2実施例と同様である。
【0085】本実施例では、トナー供給装置50の発泡
部材ロール54等の劣化に伴って単位時間当りのトナー
落下量が低下してトナー供給量が低下した場合、低下し
た比率の分だけ段階をずらせば、発泡部材ロール54等
が劣化する以前と同じ単位時間当りのトナー供給量とす
ることができる。例えば、表3の例では、駆動時間と積
算面積との比Rは1段階毎に1.1倍となるように設定
されているので、単位時間当りのトナー供給量が1/
1.1だけ低下する毎に段階を1段階上げれば、低下前
の単位時間当りのトナー供給量に戻すことができる。
【0086】また、本実施例では、トナー供給モータ1
06の駆動時間と共に積算面積を変えているので、より
短いトナー供給間隔で、上述のように駆動時間と積算面
積との比Rが隣接する段階間で等比となるような設定が
容易にできるようになっている。表3の右の欄には、参
考のために、積算面積を0.25m2 に固定した場合に
同じトナー供給量が得られる駆動時間を示しているが、
このような駆動時間の設定は事実上困難である。
【0087】その他の作用および効果は第2実施例と同
様である。
【0088】次に、本発明の第5実施例について説明す
る。本実施例の構成は、第4実施例と同様に図7の記憶
手段112に表3に示すような複数の段階が記憶されて
いる他は、第3実施例と同様である。従って、表3に示
す複数の段階から、検出したトナー濃度に応じた段階が
選択される。
【0089】本実施例では、第4実施例と同様に、トナ
ー供給装置50の発泡部材ロール54等の劣化に伴って
単位時間当りのトナー落下量が低下してトナー供給量が
低下した場合、低下した比率の分だけ段階をずらせば、
発泡部材ロール54等が劣化する以前と同じ単位時間当
りのトナー供給量に戻すことができる。
【0090】その他の作用および効果は第3実施例また
は第4実施例と同様である。
【0091】なお、本発明は上記各実施例に限定され
ず、例えば、原稿移動型ではなく原稿固定型の画像形成
装置の場合には、原稿面積を検知する手段は、原稿台上
に設けられた原稿サイズ検知機構からの情報を用いて原
稿面積を求めるように構成しても良い。また、原稿から
の反射光ではなく、原稿のデジタル情報に基づき光書き
込み手段により画像を書き込む画像形成装置の場合に
は、原稿のデジタル情報から原稿面積を求めることが可
能である。
【0092】また、上記各実施例では、原稿の面積に基
づいてトナー供給を制御するようにしたが、原稿の面積
の代わりに、用紙の面積や、感光体11上の潜像の面積
を用いても良い。いずれの面積もトナー消費量の良い代
替特性となる。用紙の面積を用いる場合には、図2の用
紙センサ35を用いて用紙の面積を検出する手段を構成
し、各実施例における原稿の面積を検出する手段と置き
換えれば良い。なお、ロール紙を使用する場合には用紙
選択の際に用紙の幅は分かっているので、用紙センサ3
5によって用紙の長さのみを検知すれば良い。
【0093】また、感光体11上の潜像の面積を用いる
場合は、等倍の画像を得る画像形成装置であれば潜像の
面積は原稿面積に等しいので、原稿面積をそのまま用い
ることができる。拡大縮小が可能な画像形成装置の場合
には、拡大縮小の比を原稿面積に乗じる必要があるが、
これは図8の演算手段123で実現できる。
【0094】また、トナー供給装置は、図1に示すよう
な発泡部材ロール54を用いるものに限らず、特公昭6
4−5300号公報に示されるようなもの等、トナーを
供給できる装置であればいかなる方式のものでも良い。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、トナー供給手段がトナーの供給のために1回
に駆動される長さとしての駆動時間を所定の時間間隔で
複数組用意すると共に、このトナー供給手段がトナーの
供給を開始する起点となる積算面積を同一の駆動時間に
対して複数の値だけ用意し、これら駆動時間と積算面積
の組み合わせによって、これらの組み合わせが行われな
い場合よりも単位面積当りの換算駆動時間の時間間隔が
短くなるように、トナー供給量の各段階に対応した駆動
時間と積算面積を規定した対応テーブルを用いて、トナ
ーの供給量の制御を行うことにしたので、所定の1種類
の積算面積で駆動時間を用意された時間間隔よりも細か
い間隔で変化させたと同一のトナー供給量の段階的な変
化を実現することができ、高精度のトナー供給量の制御
を実現することができる。
【0096】また請求項2記載の発明では、請求項1記
載の発明と同様の対応テーブルを用いて、トナーの供給
量の制御を行うことにしたので、同様に所定の1種類の
積算面積で駆動時間を用意された時間間隔よりも細かい
間隔で変化させたと同一のトナー供給量の段階的な変化
を実現することができ、高精度のトナー供給量の制御を
実現することができる。しかも請求項2記載の発明で
は、トナー調整ダイアルでトナー供給量の段階を調整で
きることにしたので、トナー供給量を使用環境に応じて
木目細かく調整することができるという効果もある。
【0097】更に、請求項3記載の発明では、請求項1
記載の発明と同様の対応テーブルを用いて、トナーの供
給量の制御を行うことにしたので、同様に所定の1種類
の積算面積で駆動時間を用意された時間間隔よりも細か
い間隔で変化させたと同一のトナー供給量の段階的な変
化を実現することができ、高精度のトナー供給量の制御
を実現することができる。しかも請求項3記載の発明で
は、現像剤中のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手
段と、トナー供給量について現在設定されている段階
を、トナー濃度検出手段によって検出されたトナー濃度
の変動を小さくする方向に変更する段階変更手段を備え
たので、トナー供給量の各段階のうちの1つを段階設定
手段で予め設定しておけば、トナー濃度検出手段で検出
した現像剤中のトナー濃度が増加または減少したとき段
階変更手段がこの変化を小さくする方向に段階を変更す
ることになる。この結果として、たとえば段階設定手段
で段階の1つを設定した後に画像サイズが変化したよう
な場合でも、トナー濃度の変動を小さくするような制御
が可能になり、画質の安定を図ることができる。
【0098】
【0099】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例のトナー供給装置が適用
される画像形成装置の感光体近傍を示す説明図である。
【図2】 第1実施例のトナー供給装置が適用される画
像形成装置の全体の概略構成を示す説明図である。
【図3】 図2の画像形成装置のコンソールを示す説明
図である。
【図4】 第1実施例のトナー供給装置の一部を示す斜
視図である。
【図5】 図4のトナー供給装置の発泡部材ロールと孔
付部材を示す斜視図である。
【図6】 第1実施例のトナー供給装置の制御部を示す
ブロック図である。
【図7】 図6の構成によって実現されるトナー供給装
置の制御部の機能を示す機能ブロック図である。
【図8】 図7の面積積算手段の構成を示す機能ブロッ
ク図である。
【図9】 本発明の第3実施例のトナー供給装置の制御
部を示すブロック図である。
【図10】 図9の構成によって実現されるトナー供給
装置の制御部の機能を示す機能ブロック図である。
【図11】 濃度センサの例を示す説明図である。
【図12】 濃度センサの例を示す説明図である。
【図13】 濃度センサの例を示す説明図である。
【図14】 第3実施例におけるトナー濃度制御の動作
を示すフローチャートである。
【図15】 第3実施例におけるトナー濃度制御の動作
を示すタイミングチャートである。
【図16】 トナーの供給量と消費量のバランスがとれ
ている状態におけるトナー濃度の変化の一例を示す特性
図である。
【図17】 トナーの供給量と消費量のバランスが崩れ
ている状態におけるトナー濃度の変化の一例を示す特性
図である。
【図18】 トナー濃度制御によるトナー濃度の変化の
例を示す特性図である。
【図19】 トナー供給間隔を変えた2つのケースにお
けるトナー濃度変化を示す特性図である。
【図20】 トナー供給間隔を変えた2つのケースにお
ける現像剤中のトナーの帯電量分布を示す特性図であ
る。
【符号の説明】
11…感光体、22、23…原稿センサ、40…現像装
置、50…トナー供給装置、54…発泡部材ロール、7
0…コンソール、102…CPU、103…ROM、1
04…RAM、106…トナー供給モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−50550(JP,A) 特開 平3−87779(JP,A) 特開 昭62−116973(JP,A) 特開 昭62−8178(JP,A) 特開 昭58−14167(JP,A) 実開 昭62−81965(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 303 G03G 15/36 G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/02 - 21/04 G03G 21/14 G03G 21/20 G03G 13/08 G03G 13/095 G03G 15/08 - 15/08 507 G03G 15/095

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともトナーを含む現像剤を用いる
    画像形成装置の現像装置に対してトナーを供給するトナ
    ー供給手段と、 原稿に基づいて画像形成装置の画像担持体上に形成され
    る潜像、原稿あるいは前記現像装置によって現像された
    像が記録される用紙のうちの少なくとも一つの面積を検
    出する面積検出手段と、 この面積検出手段によって検出される面積を積算して積
    算値を求める積算手段と、前記トナー供給手段がトナーの供給のために1回に駆動
    される長さとしての駆動時間を所定の時間間隔で複数組
    用意すると共に、このトナー供給手段がトナーの供給を
    開始する起点となる積算面積を同一の駆動時間に対して
    複数の値だけ用意し、これら駆動時間と積算面積の組み
    合わせによって、これらの組み合わせが行われない場合
    よりも単位面積当りの換算駆動時間の時間間隔が短くな
    るように、トナー供給量の各段階に対応した駆動時間と
    積算面積を規定した対応テーブルと、 必要とするトナー供給量の段階に対応する前記積算面積
    と前記駆動時間の組み合わせを対応テーブルから選択
    し、前記積算手段の積算値が選択された積算面積に達し
    たときにこれと組み合わせて選択された駆動時間だけ前
    記トナー供給手段を駆動すると共に、積算手段のそれま
    での積算値をリセットして次の積算を可能とする トナー
    供給制御手段とを具備することを特徴とするトナー供給
    装置。
  2. 【請求項2】 少なくともトナーを含む現像剤を用いる
    画像形成装置の現像装置に対してトナーを供給するトナ
    ー供給手段と、 原稿に基づいて画像形成装置の画像担持体上に形成され
    る潜像、原稿あるいは前記現像装置によって現像された
    像が記録される用紙のうちの少なくとも一つの面積を検
    出する面積検出手段と、 この面積検出手段によって検出される面積を積算して積
    算値を求める積算手段と、前記トナー供給手段がトナーの供給のために1回に駆動
    される長さとしての駆 動時間を所定の時間間隔で複数組
    用意すると共に、このトナー供給手段がトナーの供給を
    開始する起点となる積算面積を同一の駆動時間に対して
    複数の値だけ用意し、これら駆動時間と積算面積の組み
    合わせによって、これらの組み合わせが行われない場合
    よりも単位面積当りの換算駆動時間の時間間隔が短くな
    るように、トナー供給量の各段階に対応した駆動時間と
    積算面積を規定した対応テーブルと、 この対応テーブルに規定されたトナー供給量の各段階の
    うちの1つをマニュアルによって設定するトナー調整ダ
    イアルと、 このトナー調整ダイアルによって設定されたトナー供給
    量の段階に対応する前記積算面積と前記駆動時間の組み
    合わせを対応テーブルから選択し、前記積算手段の積算
    値が選択された積算面積に達したときにこれと組み合わ
    せて選択された駆動時間だけ前記トナー供給手段を駆動
    すると共に、積算手段のそれまでの積算値をリセットし
    て次の積算を可能とする トナー供給制御手段とを具備す
    ることを特徴とするトナー供給装置。
  3. 【請求項3】 少なくともトナーを含む現像剤を用いる
    画像形成装置の現像装置に対してトナーを供給するトナ
    ー供給手段と、 原稿に基づいて画像形成装置の画像担持体上に形成され
    る潜像、原稿あるいは前記現像装置によって現像された
    像が記録される用紙のうちの少なくとも一つの面積を検
    出する面積検出手段と、 この面積検出手段によって検出される面積を積算して積
    算値を求める積算手段と、前記トナー供給手段がトナーの供給のために1回に駆動
    される長さとしての駆動時間を所定の時間間隔で複数組
    用意すると共に、このトナー供給手段がトナーの供給を
    開始する起点となる積算面積を同一の駆動時間に対して
    複数の値だけ用意し、これら駆動時間と積算面積の組み
    合わせによって、これらの組み合わせが行われない場合
    よりも単位面積当りの換算駆動時間の時間間隔が短くな
    るように、トナー供給量の各段階に対応した駆動時間と
    積算面積を規定した対応テーブルと、 トナー供給量の各段階のうちの1つを設定する段階設定
    手段と、 前記現像剤中のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手
    段と、トナー供給量について現在設定されている段階を、トナ
    ー濃度検出手段によって検出されたトナー濃度の変動を
    小さくする方向に変更する段階変更手段と、 この段階変更手段によってトナー供給量の段階が変更さ
    れたとき変更後の段階に対応する前記積算面積と前記駆
    動時間の組み合わせを対応テーブルから選択し、前記積
    算手段の積算値が選択された積算面積に達したときにこ
    れと組み合わせて選択された駆動時間だけ前記トナー供
    給手段を駆動すると共に、積算手段のそれまでの積算値
    をリセットして次の積算を可能とする トナー供給制御手
    段とを具備することを特徴とするトナー供給装置。
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