JP3012606U - トレーチェンジャ - Google Patents

トレーチェンジャ

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JP3012606U
JP3012606U JP1994015619U JP1561994U JP3012606U JP 3012606 U JP3012606 U JP 3012606U JP 1994015619 U JP1994015619 U JP 1994015619U JP 1561994 U JP1561994 U JP 1561994U JP 3012606 U JP3012606 U JP 3012606U
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義公 石崎
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タカコ精機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】構造が簡単でコストを低減することができるト
レーチェンジャを提供する。 【構成】背板7および両側板8を有して天面開口9およ
び前面開口12を形成した箱形のフレーム1と、背板7
に支持されて水平移動するシフト部2と、フレーム1に
取付けられてシフト部2を駆動する第1の駆動手段3
と、シフト部2に垂直方向に移動自在に支持されてトレ
ーハンド手段27を有するリフト部4と、このリフト部
4を駆動する第2の駆動手段5と、トレー載置台10の
トレー67をフレーム1の上端部に移動させた後トレー
載置台11に載置するように第1及び第2の駆動手段
3,5等を制御する制御手段50とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、トレーに収納されたワークを取出したり、ワークをトレーに収納 するためのトレーチェンジャに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、トレーチェンジャは、ワークを収納し段積みした実トレーを供給コンベ アに挿入し、その実トレーをリフタで上昇させ、実トレーを水平方向に移載後位 置決めし、実トレー内のワークをワーク取出手段により取出した後、その空トレ ーをリフタで段積みし、搬出コンベアで空トレーを搬出するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このトレーチェンジャは、トレーチェンジャの機能部品を取付 けるフレームはアングル等の形鋼を溶接して組立てたり、またアルミニウム形材 を使用しているため、フレームの製造コストが高いという欠点があった。さらに 形鋼間は薄鋼板からなるフレームカバーのみであって、機能部品の取付けができ ないため、いきおい形鋼や形材の本数が増加し、さらにトレーの移送や移し替え といった工程を多くしなければ、トレーチェンジャとしての機能を満足し得ない 状態であった。このため、構造が複雑になり機能信頼性を低下し、コストを大幅 に増大していた。
【0004】 したがって、この考案の目的は、全体の構造が簡単でコストを低減することが できるトレーチェンジャを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1のトレーチェンジャは、背板(7)および両側板(8)を有して天面 開口(9)および前面開口(12)を形成した箱形であって、前記前面開口(1 2)が一対のトレー載置台(10,11)を並列に出し入れ可能な大きさを有す るとともに前記背板(7)の内面に水平レール(13)を設けたフレーム(1) と、前記水平レール(13)に移動自在に保持されるスライダ(18)を前記背 板(7)に向けて設けるとともに前記前面開口(12)に向いた垂直レール(1 6)を有するシフト部(2)と、前記フレーム(1)に取付けられて前記フレー ム(1)に進入した前記一対のトレー載置台(10,11)の一方に対向する位 置と他方に対向する位置との間において前記シフト部(2)を前記水平レール( 13)に沿って往復駆動する第1の駆動手段(3)と、前記垂直レール(16) に移動自在に保持されるスライダ(26)を有するとともに前記トレー載置台( 10,11)に搭載されたトレー(67)を着脱可能に把持するトレーハンド手 段(27)を有するリフト部(4)と、前記一対のトレー載置台(10,11) と前記フレーム(1)の上端部の位置の間において前記リフト部(4)を前記垂 直レール(16)に沿って往復駆動する第2の駆動手段(5)と、前記一対のト レー載置台(10,11)に搭載された前記トレー(67)を前記フレーム(1 )の上端部に移動させた後前記トレー載置台(10,11)の他方に載置するよ うに前記トレーハンド手段(27)、前記第1の駆動手段(3)および前記第2 の駆動手段(5)を制御する制御手段(50)とを備えたものである。
【0006】 請求項2のトレーチェンジャは、請求項1において、前記フレーム(1)が、 前記水平レール(13)を前記背板(7)の上下に一対取付けており、 前記シフト部(2)は、前記背板(7)の前方に平行に対向する平板であり、 その裏面に前記スライダ(18)およびナット部(19)を設けるとともに前記 垂直レール(16)の一対を前記平板の前面に横並べに取付けており、 前記第1の駆動手段(3)は、前記一対の水平レール(13)の間の前記背板 (7)に回転自在に取付けられて前記ナット部(19)に螺通するねじ棒(20 )と、前記フレーム(1)に取付けられて前記ねじ棒(20)を回転するモータ (21)とを有し、 前記リフト部(4)は、前記シフト部(2)の前方に平行に対向する平板であ り、その裏面に前記スライダ(26)およびナット部(31)を設けるとともに 前記平板の前面に前記トレーハンド手段(27)を取付け、 前記第2の駆動手段(5)は、前記一対の垂直レール(16)の間の前記平板 に回転自在に取付けられて前記ナット部(31)に螺通するねじ棒(95)と、 前記シフト部(2)に取付けられて前記ねじ棒(95)を回転するモータ(96 )とを有し、 前記制御手段(50)は、前記第1の駆動手段(3)および前記第2の駆動手 段(5)の前記モータ(21,96)の回転数を制御可能としたものである。
【0007】 請求項3のトレーチェンジャは、請求項2において、前記トレー(67)が両 側につば部(41)および前後方向係合部(42)を有し、前記トレーハンド手 段(27)は、前記リフト部(4)の前面に設けられて前記水平レール(13) と平行に配置されたガイドレール(82,83)と、このガイドレール(82, 83)に移動自在に保持されたスライダ(84)を基端部に有して先端が前記ト レー(67)の両側に位置する一対のアーム(85)と、この一対のアーム(8 5)の先端に互いに相対向するように設けられて相接近離間することにより前記 トレー(67)の両側のつば部(41)に係脱する爪部(32)と、前記一対の アーム(85)の先端に互いに相対向するように設けられて相接近離間すること により前記トレー(67)の前後方向係合部(42)に係合する係合受け部(4 7)と、前記リフト部(4)に前記トレー載置台(10,11)の出し入れ方向 に軸支されて前記アーム(85)間に位置するピニオン(88)と、前記一対の アーム(85)より延出して互いに前記ピニオン(88)の対称位置に噛合する 一対のラック(46a,46b)と、前記アーム(85)の一方に連結されてそ のアーム(85)を他方の前記アーム(85)に接近離間する方向に駆動するピ ストン(90)を有し前記リフト部(4)に取付けられたシリンダ装置(91) とを有するものである。
【0008】 請求項4のトレーチェンジャは、請求項3において、前記トレー(67)が前 記水平レール(13)に平行な方向および前記トレー載置台(10,11)の出 し入れ方向に平行な方向に縦横に多数のワークを収納しており、 前記フレーム(1)は上端部にワーク取出手段(6)を有し、このワーク取出 手段(6)は、前記一対のトレー載置台(10,11)の一方から上昇した前記 トレー(67)内に収納された前記ワークを1個ずつ垂直方向に取り出すチャッ ク部(100)と、前記トレー載置台(10,11)の出し入れ方向に平行な方 向の前記ワークの並び間隔ごとに前記チャック部(100)を移動可能な移動手 段(101)とを有し、 前記制御手段(50)は、前記水平レール(13)と平行な方向の前記ワーク の並び間隔ごとに前記シフト部(2)を間欠移動するように前記第1の駆動手段 (3)を制御するものである。
【0009】 請求項5のトレーチェンジャは、請求項4において、前記トレー載置台(10 ,11)が複数のトレー(67)を段積み可能であり、前記制御手段(50)は 前記トレー載置台(10,11)の一方の最上段の前記トレー(67)を順次把 持可能であり、かつ前記トレー載置台(10,11)の他方の最上段の前記トレ ー(67)に段積み可能となるように前記第2の駆動手段(5)を制御するもの である。
【0010】 請求項6のトレーチェンジャは、請求項5において、トレー載置台(10,1 1)をトレー台車としたものである。 請求項7のトレーチェンジャは、請求項6において、フレーム(1)が前記前 面開口(12)に連通して前記トレー載置台(10,11)を出し入れする底面 開口(63)を有するものである。
【0011】
【作用】
請求項1のトレーチェンジャによれば、一方のトレー載置台のトレーをトレー ハンド手段により把持してリフト部によりトレーを上昇させ、そのトレーを上昇 位置からシフト部により水平に移送し、ついでそのトレーをフレームの上端部か らリフト部により下降し、他方のトレー載置台に載せる。トレーに収納したワー クを取り出す場合およびトレーにワークを収納する場合のいずれもトレーがフレ ームの上端部に位置しているときに行なう。
【0012】 この場合、フレームを背板および両側板により形成したため、形鋼やアルミニ ウム形材を使用しないのでフレームの部品点数を大幅に減少できるとともに、背 板および両側板の所望の位置に機能部品を取付けることができる。したがって、 全体の構造が簡単になり、組立および製作が容易になるとともに小型化およびコ ストダウンを実現することができる。
【0013】 請求項2のトレーチェンジャによれば、請求項1の作用のほか、第1の駆動手 段および第2の駆動手段にモータとねじ棒を用いたためさらに構造が簡単になる とともに、制御手段によりモータの回転数を制御できるのでモータによりシフト 部およびリフト部の停止位置をコントロールすることができ、トレーの位置決め のためのセンサを簡略化することができる。またトレーの寸法が異なるものを用 いる場合でも位置決めセンサの位置を変更調整する従来例と比較して、制御手段 でモータの回転数を制御することにより容易に対応することができる。
【0014】 請求項3のトレーチェンジャによれば、請求項2の作用のほか、シリンダ装置 のピストンの進退動作で爪部がトレーを把持離脱可能であるため、センサ等の機 能部品を低減でき、信頼性が向上する。 請求項4のトレーチェンジャによれば、請求項3の作用のほか、トレーに収納 されたワークのワーク間隔ごとのワーク取出手段による縦方向の移動とシフト部 の横方向の移動により所定のワークをチャック部で取り出すことができるので、 従来例のワーク取出手段がワークを次工程のワーク加工機等に移載するために、 X,YロボットおよびZ軸ユニットが必要であるので構造が複雑であったのに対 して、ワーク取出手段の構成が簡単になり、ロボット等のハンドリングマシンを 簡略化できる。
【0015】 請求項5のトレーチェンジャによれば、請求項4の作用のほか、制御手段がト レー載置台の一方の最上段のトレーを順次把持可能であり、かつトレー載置台の 他方の最上段のトレーに段積み可能となるように前記第2の駆動手段を制御する ため、トレーの高さの寸法差を制御手段により吸収しリフト部を位置決めできる のでセンサが簡略化できる。
【0016】 請求項6のトレーチェンジャによれば、請求項5の作用のほか、トレー載置台 をトレー台車としたため、トレー載置台を出し入れするためのコンベアが不要に なるので、従来例が一対のコンベア、一対のリフタおよび移載手段に合計5箇所 の駆動手段があるため構造が複雑になったのに対して、駆動源が第1の駆動手段 および第2の駆動手段とトレーハンド手段となり、駆動源数を削減することがで きる。
【0017】 請求項7のトレーチェンジャによれば、請求項6の作用のほか、フレームが前 面開口に連通する底面開口を有するため、トレー載置台をフレーム内に出し入れ しやすい。
【0018】
【実施例】
この考案の一実施例を図1ないし図16により説明する。すなわち、このトレ ーチェンジャは、フレーム1と、シフト部2と、第1の駆動手段3と、リフト部 4と、第2の駆動手段5と、ワーク取出手段6と、制御手段50を有する。 フレーム1は、背板7および両側板8を有して天面開口9および前面開口12 を形成した箱形であって、前面開口12が一対のトレー載置台10,11を並列 に出し入れ可能な大きさを有するとともに、背板7の内面に水平レール13を設 けている。14(図2)は両側板8の上端部の前端間に架設された桟、61は下 端部のアジャスタである。
【0019】 実施例のフレーム1の背板7と側板8とはねじとナットや溶接等の連結手段に より連結されている。また前面開口12に連通した底面開口63を有するととも に、水平レール13を背板7の上下に一対取付けている。この場合、背板7に台 座65を溶接し、この台座65に水平レール13をねじ止めし、水平レール13 の両端にはストッパ66を設けている(図5)。また水平レール13は図16に 示すようにありほぞ形をなしている。
【0020】 一対のトレー載置台10,11は、それぞれトレー台車を実施例とし、台の下 面に車輪10a,11aが付くとともに、台の前端に手押し部10b,11bを 有し、一方のトレー載置台10上に複数のトレー67が段積みされ、各トレー6 7にワークが収納されている。トレー載置台11のトレー67′はフレーム1の 上端部に取付けられたワーク取出手段6によりワークが取り出された空のものが 段積みされている。またトレー載置台10,11の進入状態は検出手段(図示せ ず)により検出される。
【0021】 シフト部2は、水平レール13に移動自在に保持されるスライダ18を背板7 に向けて設けるとともに前面開口12に向いた垂直レール16を有する。実施例 のシフト部2は背板7の前方に平行に対向する平板であり、その裏面にスライダ 18およびナット部19を設けるとともに垂直レール16をシフト部2の前面に 横並べに台座79を介してねじ78,80により取付けている。またスライダ1 8は図16に示すように水平レール13に嵌合するあり溝形をなし、これにより 一対の水平レール13に移動自在にシフト部2が保持され、水平レール13に沿 ってシフト部2が一対のトレー載置台10,11間を移動可能となる。またスト ッパ66により水平レール13からスライダ18が外れるのを防止している。垂 直レール16は図16に示す水平レールと同構造のありほぞ形をなし、台座79 を介してシフト部2に取付けられている。なお、70はケーブル受けであり、背 板7の一対の水平レール13の間に水平に取付けられ、ケーブル受け70の一端 部に可撓性のケーブル束107の一端が固定され、中間部が横U字に折曲されて 他端がシフト部2の裏面に取付けられ、モータ96のリード線およびシリンダ装 置91の制御バルブのリード線を通している。115は垂直レール16の両端の ストッパである。
【0022】 第1の駆動手段3は、フレーム1に取付けられてフレーム1に進入した一対の トレー載置台10,11の一方に対向する位置と他方に対向する位置との間にお いてシフト部2を水平レール13に沿って往復駆動する。実施例の第1の駆動手 段3は、一対の水平レール13の間の背板7に回転自在に取付けられてナット部 19に螺通するボールスクリューを実施例とするねじ棒20と、フレーム1に取 付けられてねじ棒20を回転するサーボモータを実施例とするモータ21とを有 する。ねじ棒20はケーブル受け70の下側に配置され、両端がブラケット22 の軸受けに軸支され、一端にプーリ23が設けられ、サーボモータ21に設けた プーリ24との間にタイミングベルト25を巻き掛けている。このため、サーボ モータ21を回転すると、プーリ24の回転によりタイミングベルト25が回動 しプーリ23が回転し、ねじ棒20が回転し、ナット部19がねじ棒20の軸方 向に移動し、その結果シフト部2が水平方向に移動することとなる。そして、図 5および図7に示すように、シフト部2の動作の原点となる原点位置、シフト部 2の行き過ぎを防止するための左限位置および右限位置を検出する光学式のセン サ71〜73を背板7の台座65に取付け、センサ71〜73の発光部と受光部 間を移動する遮光検出片74をシフト部2の裏面側に取付けている。
【0023】 リフト部4は、垂直レール16に移動自在に保持されるスライダ26を有する とともに、一方のトレー載置台10に搭載されたトレー67を着脱可能に把持す るトレーハンド手段27を有する。実施例のリフト部4はシフト部2の前方に対 向する平板であり、その裏面にスライダ26およびナット部31をねじ81,8 1′により取付けるとともにリフト部4の前面にトレーハンド手段27を取付け ている。スライダ26は図16のスライダと同構造のあり溝形をなしている。
【0024】 またトレーハンド手段27は、図13ないし図15に示すように、トレー載置 台10に搭載されたトレー67を着脱可能に把持するものである。実施例のトレ ー67は、ビニール成形した樹脂製であり、図14に示すようにトレー67が両 側につば部41およびトレー67の前後方向係合部42を有する。実施例のつば 部41はトレー67の開口縁の全周に形成しており、前後方向係合部42はトレ ー67の両側のつば部41の下側にねじ43により取付けた突起を実施例として いる。このトレー67の底部にはワーク(図示せず)を縦横に一定間隔で整列状 態に収納するための仕切り材(図示せず)が設けられており、ワークをこの仕切 り材により仕切られたスペースに1個ずつ収納することにより、ワークがトレー 67内で縦横にそれぞれ一定間隔で並ぶこととなる。
【0025】 実施例のトレーハンド手段27は、リフト部4の前面に設けられて水平レール 13と平行に配置されたガイドレール82,83と、このガイドレール82,8 3に移動自在に保持されたスライダ84を基端部に有して先端がトレー67の両 側に位置する一対のアーム85と、一対のアーム85の先端に互いに相対向する ように設けられて相接近離間することによりトレー67の両側のつば部41に係 脱する爪部32と、トレー67の前後方向係合部42に係合する係合受け部47 と、リフト部4にトレー載置台10,11の出し入れ方向に軸支されてアーム8 5間に位置するピニオン88と、一対のアーム85より延出して互いにピニオン 88の対称位置に噛合する一対のラック46a,46bと、アーム85の一方に 連結されてそのアーム85を他方のアーム85に接近離間する方向に駆動するピ ストン90を有してリフト部4に取付けられたシリンダ装置91とを有する。な お、ガイドレール82は図16と同様にありほぞ形をなし、ねじによりリフト部 4に取付けられている。またスライダ84はガイドレール82に係合したあり溝 形をなし、アーム85の基端にねじ121で取付けられた基端部材85aにねじ 85bにより取付けられている。またアーム85の先端側はトレー67の両側に 平行に位置し、爪部32は断面略コ字形であり、アーム85の先端の内側にねじ 123とナット124により取付けられ、その下片の中央部に係合受け部47を 切欠状に形成して、爪部32の係合状態で係合受け部47が前後方向係合部42 に嵌合してトレー67の前後方向のすべりを防止している。ラック46a,46 bはアーム85の基端部材85aにねじ95により取付けられている。ピニオン 88は軸119に軸支されて軸119がリフト部4に取付けられている。またシ リンダ装置91はエアーシリンダを実施例とし、ねじ92でリフト部4に取付け られた取付部材93にシリンダ装置91の前端部が取付けられ、ピストン90が 取付部材93の貫通孔93aを貫通し、ピストン90の先端が一方の基端部材8 5aに連結されている。
【0026】 したがって、シリンダ装置91のピストン90が前進動作するとラック46a の前進動作によりピニオン88が一方向に回転し、ラック46bがラック46a と反対向きに動作するので、各爪部32が相接近動作し、爪部32の間のトレー 67のつば部41を把持する。この状態でリフト部4が上昇するとトレーハンド 手段27に保持されてトレー67が上昇することとなる。またシリンダ装置91 のピストン90を後退動作することにより爪部32の間隔が拡がる方向に移動す ることによりトレー67を離脱できる。
【0027】 第2の駆動手段5は、一対のトレー載置台10,11とフレーム1の上端部の 位置の間においてリフト部4を垂直レール16に沿って往復駆動する。実施例で は、一対の垂直レール16の間のシフト部2に回転自在に取付けられてナット部 31に螺通するねじ棒95と、シフト部2に取付けられてねじ棒95を回転する モータ96とを有する。ねじ棒95はボールスクリューを実施例とし、両端がブ ラケット97の軸受けに支持されている。モータ96はサーボモータを実施例と し、シフト部2の下端部に図9に示すように取付部材127を介してねじ128 により取付けられねじ棒95の下端部に連結されている。99は取付片99aに よりシフト部2に取付けられたケーブル受けであり、図10に示すように可撓性 のケーブル束116の一端がケーブル受け99に取付けられ、中間部がU字形に 折曲されたケーブル束116の他端がリフト部4の裏面に取付けられ、ケーブル 束116,107を通じてシリンダ装置91のリード線を制御手段50に配線し ている。また図8に示すようにリフト部4の原点位置、上限位置および下限位置 を検出する光学式のセンサ117〜119がシフト部2に配置され、センサ11 7〜119の発光部と受光部間を遮るように動作する遮光検出片120(図11 )がリフト部4に取付けられている。
【0028】 したがって、モータ96の動作によりねじ棒95が回転しねじ棒95に螺合し ているナット部31がねじ棒95の回転方向に応じて上下動作する。 ワーク取出手段6は、フレーム1の上端部に取付ブラケット103により取付 けられ、トレー載置台10から上昇したトレー67内に収納されたワークを1個 ずつ垂直方向に取り出すチャック部100と、トレー載置台10の進退方向に平 行な方向のワークの並び間隔ごとにチャック部100を移動可能な移動手段10 1とを有する。チャック部100はエア作動式のチャック100aと、チャック 100aを垂直方向に昇降可能なZ軸ユニット100bとを有して、チャック1 00aがトレー67内に下降し、ワークを掴み、再び上昇する動作を行なう。移 動手段101はチャック部100をトレー載置台10の進退方向に移動させる動 作を行なうもので、チャック部100でワークを掴んでトレー67から取出した 後に、移動手段101で背板7の後方に隣接したワーク加工装置(図示せず)に 移動し、チャック部100からワークを開放してワーク加工装置に載置した後、 再びチャック部100が移動手段101でワーク加工装置に移動前の位置からト レー67内のワークの並び間隔だけ変位した位置に復帰することにより、つぎに 掴むワークの上部に移動する。これと同じ動作がトレー67内の所定のワーク数 だけ繰り返し行なわれる。したがって、ワーク取出手段6はチャック100aが 2軸方向に移動するのみであり、トレー67に収納されたワークのトレー載置台 10の進退方向に平行な方向に1列に並んだワークのみを順次取り出すことがで きる。なおワーク取出手段6の制御は後述の制御手段50により行なわれる。
【0029】 制御手段50は、トレー載置台10に搭載されたトレー67をフレーム1の上 端部に移動させた後、他方のトレー載置台11に載置するように、トレーハンド 手段27、第1の駆動手段3および第2の駆動手段5を制御する。実施例では、 第1の駆動手段3および第2の駆動手段5のモータ21,96の回転数を制御す るものであり、しかも水平レール13と平行な方向のワークの並び間隔ごとにシ フト部2を間欠移動するように第1の駆動手段3を制御するとともに、トレー載 置台10の最上段のトレー67を順次把持可能であり、かつトレー載置台11の 最上段のトレー67′に段積み可能となるように第2の駆動手段5を制御する。
【0030】 図4はこの制御手段50の動作説明図である。すなわち、トレー67を5段積 みしたトレー載置台10および空のトレー載置台11がトレーチェンジャの前面 開口12より所定位置に進入する。トレー載置台10,11の位置決めセンサを 設けた場合にはその検出動作が行なわれる。シフト部2およびリフト部4が原点 位置にあるか否かが確認される。シフト部2およびリフト部4の原点位置が確認 されると起動され、トレー載置台10の最上段のトレー67にリフト部4が下降 しトレーハンド手段27によりトレー67を把持し、モータ96を駆動してトレ ー67をリフト部4の上限側に移動し、つぎにモータ21を駆動して水平方向に 所定距離移動して停止する。この状態でワーク取出手段6のチャック100aが トレー67のワーク上に位置するので、ワーク取出手段6によりワークを取出す 動作を行い、トレー67内のトレー載置台10の進退方向に並んだ1列のワーク の取出しが終了すると、シフト部2をワークの水平レール13の方向の相互間隔 分送る送り動作が行なわれて、再びワーク取出手段6によりワークの1列分の取 出しが行なわれる。この動作が繰り返し行なわれてトレー67内のワークの取出 しが完了すると、トレー67がトレー載置台11の上方に位置した状態から、リ フト部4を下降してトレー載置台11に積み、トレーハンド手段27をトレー6 7から離す。これで1個のトレー67のチェンジ動作およびワーク取出動作が完 了する。
【0031】 トレー載置台10が複数段にトレー67を段積みしている場合には、シフト部 2およびリフト部4が原点位置に復帰動作した後再びリフト部4が第2の駆動手 段5により下降するが、最上段のトレー67はなくなっているのでトレー67の 高さ分リフトストロークを長くした位置まで下降して、つぎのトレー67を把持 する。一方、トレー載置台11にトレー67を積む場合には先に積載されたトレ ー67′の上に積むのでトレー67′の高さ分リフトストロークを短くした位置 まで下降してトレーハンド手段27がトレー67′から離れる。このような動作 で順次トレー載置台10上に段積みされたトレー67がトレー載置台11に段積 みされることとなる。これらは前記したようにモータ21,96の回転数の制御 、およびワーク取出手段6の制御により行なわれる。所定の積載量段積みされた トレー載置台11および段ばらしが完了したトレー載置台10はそれぞれトレー チェンジャから取り出される。
【0032】 この実施例によれば、トレー載置台10のトレー67をトレーハンド手段27 により把持してリフト部4によりトレー67を上昇させ、そのトレー67を上昇 位置からシフト部2により水平に移送し、ついでそのトレー67をフレーム1の 上端部からリフト部4により下降し、他方のトレー載置台11に載せる。トレー 67に収納したワークを取り出す場合およびトレー67にワークを収納する場合 のいずれもトレー67がフレーム1の上端部に位置しているときに行なう。
【0033】 この場合、フレーム1を背板7および両側板8により形成したため、形鋼やア ルミニウム形材を使用しないのでフレーム1の部品点数を大幅に減少できるとと もに、背板7および両側板8の所望の位置に機能部品を取付けることができる。 したがって、全体の構造が簡単になり、組立および製作が容易になるとともに小 型化およびコストダウンを実現することができる。
【0034】 また第1の駆動手段3および第2の駆動手段5にモータ21,96とねじ棒2 0,95を用いたためさらに構造が簡単になるとともに、制御手段50によりモ ータ21,96の回転数を制御できるのでモータ21,96によりシフト部2お よびリフト部4の停止位置をコントロールすることができ、トレー67の位置決 めのためのセンサを簡略化することができる。またトレー67の寸法が異なるも のを用いる場合でも位置決めセンサの位置を変更調整する従来例と比較して、制 御手段50でモータ21,96の回転数を制御することにより容易に対応するこ とができる。
【0035】 またシリンダ装置91のピストン90の進退動作で爪部32がトレー67を把 持離脱可能であるため、センサ等の機能部品を低減でき、信頼性が向上する。 さらにトレー67に収納されたワークのワーク間隔ごとのワーク取出手段6に よる縦方向の移動とシフト部2の横方向の移動により所定のワークをチャック部 100で取り出すことができるので、従来例のワーク取出手段がワークを次工程 のワーク加工機等に移載するために、X,YロボットおよびZ軸ユニットが必要 であるので構造が複雑であったのに対して、ワーク取出手段6の構成が簡単にな り、ロボット等のハンドリングマシンを簡略化できる。
【0036】 また制御手段50がトレー載置台10の最上段のトレー67を順次把持可能で あり、かつトレー載置台11の最上段のトレー67′に段積み可能となるように 第2の駆動手段5を制御するため、トレー67の高さの寸法差を制御手段50に より吸収しリフト部4を位置決めできるのでセンサが簡略化できる。 またトレー載置台10,11をトレー台車としたため、トレー載置台10,1 1を出し入れするためのコンベアが不要になるので、従来例が一対のコンベア、 一対のリフタおよび移載手段に合計5箇所の駆動手段があるため構造が複雑にな ったのに対して、駆動源が第1の駆動手段3および第2の駆動手段5とトレーハ ンド手段27とであり、駆動源数を削減することができる。
【0037】 さらに、フレーム1が前面開口12に連通する底面開口63を有するため、ト レー載置台10,11をフレーム1内に出し入れしやすい。 なお、実施例のトレーチェンジャは、トレー載置台10側の上方でワークの取 出しを行なっているが、シフト部2によりトレー載置台11上に移動した位置で ワークの取出しを行なってもよい。また、この考案において、トレー載置台10 ,11はコンベアにより構成してもよい。
【0038】
【考案の効果】
請求項1のトレーチェンジャによれば、フレームを背板および両側板により形 成したため、形鋼やアルミニウム形材を使用しないのでフレームの部品点数を大 幅に減少できるとともに、背板および両側板の所望の位置に機能部品を取付ける ことができる。したがって、全体の構造が簡単になり、組立および製作が容易に なるとともに小型化およびコストダウンを実現することができるという効果があ る。
【0039】 請求項2のトレーチェンジャによれば、請求項1の効果のほか、第1の駆動手 段および第2の駆動手段にモータとねじ棒を用いたためさらに構造が簡単になる とともに、制御手段によりモータの回転数を制御できるのでモータによりシフト 部およびリフト部の停止位置をコントロールすることができ、トレーの位置決め のためのセンサを簡略化することができる。またトレーの寸法が異なるものを用 いる場合でも位置決めセンサの位置を変更調整する従来例と比較して、制御手段 でモータの回転数を制御することにより容易に対応することができる。
【0040】 請求項3のトレーチェンジャによれば、請求項2の効果のほか、シリンダ装置 のピストンの進退動作で爪部がトレーを把持離脱可能であるため、センサ等の機 能部品を低減でき、信頼性が向上する。 請求項4のトレーチェンジャによれば、請求項3の効果のほか、トレーに収納 されたワークのワーク間隔ごとのワーク取出手段による縦方向の移動とシフト部 の横方向の移動により所定のワークをチャック部で取り出すことができるので、 従来例のワーク取出手段がワークを次工程のワーク加工機等に移載するために、 X,YロボットおよびZ軸ユニットが必要であるので構造が複雑であったのに対 して、ワーク取出手段の構成が簡単になり、ロボット等のハンドリングマシンを 簡略化できる。
【0041】 請求項5のトレーチェンジャによれば、請求項4の効果のほか、制御手段がト レー載置台の一方の最上段のトレーを順次把持可能であり、かつトレー載置台の 他方の最上段のトレーに段積み可能となるように前記第2の駆動手段を制御する ため、トレーの高さの寸法差を制御手段により吸収しリフト部を位置決めできる のでセンサが簡略化できる。
【0042】 請求項6のトレーチェンジャによれば、請求項5の効果のほか、トレー載置台 をトレー台車としたため、トレー載置台を出し入れするためのコンベアが不要に なるので、従来例が一対のコンベア、一対のリフタおよび移載手段に合計5箇所 の駆動手段があるため構造が複雑になったのに対して、駆動源が第1の駆動手段 および第2の駆動手段とトレーハンド手段となり、駆動源数を削減することがで きる。
【0043】 請求項7のトレーチェンジャによれば、請求項6の効果のほか、フレームが前 面開口に連通する底面開口を有するため、トレー載置台をフレーム内に出し入れ しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の正面図である。
【図2】その平面図である。
【図3】その断面図である。
【図4】制御手段の動作説明図である。
【図5】第1の駆動手段を示す正面図である。
【図6】その部分平面図である。
【図7】その断面図である。
【図8】シフト部の正面図である。
【図9】その断面図である。
【図10】ケーブル受けの側面図である。
【図11】リフト部の平面図である。
【図12】トレーハンド手段を示す平面図である。
【図13】その正面図である。
【図14】トレーハンド手段を示す断面図である。
【図15】トレーハンド手段の側面図である。
【図16】水平レールとスライダの係合状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 シフト部 3 第1の駆動手段 4 リフト部 5 第2の駆動手段 6 ワーク取出手段 7 背板 8 両側板 9 天面開口 10,11 トレー載置台 12 前面開口 13 水平レール 16 垂直レール 18,26 スライダ 27 トレーハンド手段 50 制御手段 67 トレー

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背板(7)および両側板(8)を有して
    天面開口(9)および前面開口(12)を形成した箱形
    であって、前記前面開口(12)が一対のトレー載置台
    (10,11)を並列に出し入れ可能な大きさを有する
    とともに前記背板(7)の内面に水平レール(13)を
    設けたフレーム(1)と、前記水平レール(13)に移
    動自在に保持されるスライダ(18)を前記背板(7)
    に向けて設けるとともに前記前面開口(12)に向いた
    垂直レール(16)を有するシフト部(2)と、前記フ
    レーム(1)に取付けられて前記フレーム(1)に進入
    した前記一対のトレー載置台(10,11)の一方に対
    向する位置と他方に対向する位置との間において前記シ
    フト部(2)を前記水平レール(13)に沿って往復駆
    動する第1の駆動手段(3)と、前記垂直レール(1
    6)に移動自在に保持されるスライダ(26)を有する
    とともに前記トレー載置台(10,11)に搭載された
    トレー(67)を着脱可能に把持するトレーハンド手段
    (27)を有するリフト部(4)と、前記一対のトレー
    載置台(10,11)と前記フレーム(1)の上端部の
    位置の間において前記リフト部(4)を前記垂直レール
    (16)に沿って往復駆動する第2の駆動手段(5)
    と、前記一対のトレー載置台(10,11)に搭載され
    た前記トレー(67)を前記フレーム(1)の上端部に
    移動させた後前記トレー載置台(10,11)の他方に
    載置するように前記トレーハンド手段(27)、前記第
    1の駆動手段(3)および前記第2の駆動手段(5)を
    制御する制御手段(50)とを備えたトレーチェンジ
    ャ。
  2. 【請求項2】 前記フレーム(1)は、前記水平レール
    (13)を前記背板(7)の上下に一対取付けており、 前記シフト部(2)は、前記背板(7)の前方に平行に
    対向する平板であり、その裏面に前記スライダ(18)
    およびナット部(19)を設けるとともに前記垂直レー
    ル(16)の一対を前記平板の前面に横並べに取付けて
    おり、 前記第1の駆動手段(3)は、前記一対の水平レール
    (13)の間の前記背板(7)に回転自在に取付けられ
    て前記ナット部(19)に螺通するねじ棒(20)と、
    前記フレーム(1)に取付けられて前記ねじ棒(20)
    を回転するモータ(21)とを有し、 前記リフト部(4)は、前記シフト部(2)の前方に平
    行に対向する平板であり、その裏面に前記スライダ(2
    6)およびナット部(31)を設けるとともに前記平板
    の前面に前記トレーハンド手段(27)を取付け、 前記第2の駆動手段(5)は、前記一対の垂直レール
    (16)の間の前記平板に回転自在に取付けられて前記
    ナット部(31)に螺通するねじ棒(95)と、前記シ
    フト部(2)に取付けられて前記ねじ棒(95)を回転
    するモータ(96)とを有し、 前記制御手段(50)は、前記第1の駆動手段(3)お
    よび前記第2の駆動手段(5)の前記モータ(21,9
    6)の回転数を制御可能である請求項1記載のトレーチ
    ェンジャ。
  3. 【請求項3】 前記トレー(67)は両側につば部(4
    1)および前後方向係合部(42)を有し、前記トレー
    ハンド手段(27)は、前記リフト部(4)の前面に設
    けられて前記水平レール(13)と平行に配置されたガ
    イドレール(82,83)と、このガイドレール(8
    2,83)に移動自在に保持されたスライダ(84)を
    基端部に有して先端が前記トレー(67)の両側に位置
    する一対のアーム(85)と、この一対のアーム(8
    5)の先端に互いに相対向するように設けられて相接近
    離間することにより前記トレー(67)の両側のつば部
    (41)に係脱する爪部(32)と、前記一対のアーム
    (85)の先端に互いに相対向するように設けられて相
    接近離間することにより前記トレー(67)の前後方向
    係合部(42)に係合する係合受け部(47)と、前記
    リフト部(4)に前記トレー載置台(10,11)の出
    し入れ方向に軸支されて前記アーム(85)間に位置す
    るピニオン(88)と、前記一対のアーム(85)より
    延出して互いに前記ピニオン(88)の対称位置に噛合
    する一対のラック(46a,46b)と、前記アーム
    (85)の一方に連結されてそのアーム(85)を他方
    の前記アーム(85)に接近離間する方向に駆動するピ
    ストン(90)を有し前記リフト部(4)に取付けられ
    たシリンダ装置(91)とを有する請求項2記載のトレ
    ーチェンジャ。
  4. 【請求項4】 前記トレー(67)は前記水平レール
    (13)に平行な方向および前記トレー載置台(10,
    11)の出し入れ方向に平行な方向に縦横に多数のワー
    クを収納しており、 前記フレーム(1)は上端部にワーク取出手段(6)を
    有し、このワーク取出手段(6)は、前記一対のトレー
    載置台(10,11)の一方から上昇した前記トレー
    (67)内に収納された前記ワークを1個ずつ垂直方向
    に取り出すチャック部(100)と、前記トレー載置台
    (10,11)の出し入れ方向に平行な方向の前記ワー
    クの並び間隔ごとに前記チャック部(100)を移動可
    能な移動手段(101)とを有し、 前記制御手段(50)は、前記水平レール(13)と平
    行な方向の前記ワークの並び間隔ごとに前記シフト部
    (2)を間欠移動するように前記第1の駆動手段(3)
    を制御する請求項3記載のトレーチェンジャ。
  5. 【請求項5】 前記トレー載置台(10,11)は複数
    のトレー(67)を段積み可能であり、前記制御手段
    (50)は前記トレー載置台(10,11)の一方の最
    上段の前記トレー(67)を順次把持可能であり、かつ
    前記トレー載置台(10,11)の他方の最上段の前記
    トレー(67)に段積み可能となるように前記第2の駆
    動手段(5)を制御する請求項4記載のトレーチェンジ
    ャ。
  6. 【請求項6】 トレー載置台(10,11)はトレー台
    車である請求項5記載のトレーチェンジャ。
  7. 【請求項7】 前記フレーム(1)は前記前面開口(1
    2)に連通して前記トレー載置台(10,11)を出し
    入れする底面開口(63)を有する請求項6記載のトレ
    ーチェンジャ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170076569A (ko) 2015-12-24 2017-07-04 히라따기꼬오 가부시키가이샤 이동탑재 장치 및 이동탑재 방법
JP2018052682A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 ナビック株式会社 移載装置
CN114803366A (zh) * 2022-05-06 2022-07-29 苏州艾方芯动自动化设备有限公司 具有倍行程输送装置的晶片托盘换盘机构

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JP2018052682A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 ナビック株式会社 移載装置
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