JP3012134B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP3012134B2
JP3012134B2 JP6005899A JP589994A JP3012134B2 JP 3012134 B2 JP3012134 B2 JP 3012134B2 JP 6005899 A JP6005899 A JP 6005899A JP 589994 A JP589994 A JP 589994A JP 3012134 B2 JP3012134 B2 JP 3012134B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばシンセサイザ、
電子ピアノ、電子オルガン、シングルキーボード、音源
モジュール等の電子楽器に関し、特に解放弦の効果をシ
ュミレートできる電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】アコースティックピアノの場合、ピアノ
弦は通常ダンパと呼ばれる弦の振動を抑える装置により
押さえられており、鍵盤を弾くとハンマが弦を叩き、同
時にダンパが解放されることにより弦が振動して発音さ
れる。ここで複数の鍵盤を弾くと、各々の弦がハンマに
叩かれて振動するだけでなく、お互いの振動で解放され
た弦が共鳴し合い、さらにフレームとの共鳴も含めて豊
かな響きを出している。この共鳴効果は、同時に打鍵さ
れる鍵盤が多いほど大きくなっている。
【0003】一方、従来の電子楽器の場合、押鍵数が増
えると、押鍵された各々の鍵盤に対応する楽音が発生す
るが、それらが単純に足し合わされるだけで、お互いに
共鳴し合うことはない。また、上記アコースティックピ
アノにおける共鳴効果に近づけるために、リバーブ(反
響)等の効果回路を使用することもあるが、設定パネル
上のスイッチ等によって設定された一律の効果しか発生
しない。即ち、リバーブ効果のスイッチがオンされる
と、押鍵数に関わらず一定のリバーブ効果しか生じない
ので、自然な効果を得ることはできなかった。
【0004】これに鑑み、本願出願人は、特願平5−5
6334号において、押鍵数をカウントし、その押鍵数
に応じて(共鳴回路に入力する楽音信号を増幅する)効
果付与手段の制御パラメータ値を切り替えて共鳴効果を
可変としたものを提案した。また、特願平5−1378
64号において、押鍵されているキーナンバに基づいて
押鍵分布状態を計測し、この押鍵分布状態に応じて効果
付与手段の制御パラメータ値を切り替えて共鳴効果を可
変としたものを提案した。これらの場合、従来に比べ
て、かなり自然な効果を得ることができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この改
善された技術では、ある程度の効果は得られるが、必ず
しも十分ではない。つまり、アコースティックピアノの
場合、最高音域の弦にはダンパが取り付けられておら
ず、常にダンパが離れているのと同じ状態になってい
る。また、鍵盤の操作状態だけではなくペダルの操作状
態によってもダンパの状態が異なっている。従って、電
子楽器において、単に押鍵数や押鍵分布状態によって共
鳴効果を変化させるだけでは、どうしても自然な効果と
の違いが生じてしまう。
【0006】そこで本発明は、ダンパの状態をシュミレ
ートし、このダンパ情報に応じて共鳴効果の違いを反映
させ、よりアコースティック楽器に近い効果を得ること
を可能とすると共に、更には単にアコースティック楽器
に近づけるだけでなく積極的に音響効果の変化に結び付
け、より変化に富んだ演奏を可能とする電子楽器を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
になされた請求項1の発明は、図1に例示する様に、自
装置のみで又は外部装置と連携して演奏を行う電子楽器
であって、楽音信号に基づいて共鳴音等の音響効果音を
作成する複数の音響効果音作成手段M1と、該複数の音
響効果音作成手段M1うちの1又は2以上の音響効果音
作成手段M1を選択する選択手段M2と、弦が解放状態
か否かを、各鍵に対応する仮想上の弦のダンパ情報とし
てシュミレートするシュミレート手段M3と、該シュミ
レート手段M3によってシュミレートされたダンパ情報
を、弦毎に区別して記憶するダンパ情報記憶手段M4
と、該ダンパ情報記憶手段M4に記憶されたダンパ情報
に基づいて、上記選択手段M2を駆動して、いずれの音
響効果音作成手段M1を選択するかを決定する選択枝決
定手段M5と、を備えたことを特徴とする電子楽器を要
旨とする。
【0008】請求項2の発明は、上記選択手段M2が、
上記音響効果作成手段M1への楽音信号を供給する出力
チャンネルを選択することを特徴とする上記請求項1記
載の電子楽器を要旨とする。
【0009】請求項3の発明は、上記シュミレート手段
M3が、鍵及びペダルの操作状態に応じて弦の解放状態
をシュミレートすることを特徴とする上記請求項1又は
2記載の電子楽器を要旨とする。
【0010】請求項4の発明は、上記選択枝決定手段M
4が、ダンパ情報上の解放されている弦に対して各々設
定された重みを用いて、上記音響効果音作成手段M1の
いずれを選択するかを決定することを特徴とする上記請
求項1ないし3のいずれか記載の電子楽器を要旨とす
る。
【0011】
【作用】上記構成を有する請求項1の電子楽器によれ
ば、シュミレート手段M2によって弦が解放状態か否か
を各鍵に対応する仮想上の弦のダンパ情報としてシュミ
レートし、ダンパ情報記憶手段M3によってこのダンパ
情報を弦毎に区別して記憶する。そして、選択枝決定手
段M5によって、ダンパ情報記憶手段M4に記憶された
ダンパ情報に基づいて、選択手段M2を駆動して、いず
れの音響効果音作成手段M1を選択するかを決定する。
そのため、発音時の共鳴や、残響等の効果に変化を与え
て好適に調節できるので、ダンパ情報上の弦の解放状態
に応じて、適切にアコースティックピアノに近い共鳴効
果を得ることができる。
【0012】尚、ピアノに限らず各種アコースティック
楽器に対しても同様である。更には、各弦の解放状態と
アコースティック楽器における共鳴度合の関係とを無関
係に設定する場合には、単にアコースティック楽器に近
づけるだけでなく、積極的に音響効果の変化に結び付け
れば、より変化に富んだ演奏も可能となる。
【0013】ここで、上記複数の音響効果音作成手段M
1としては、特性の異なる例えば遅延回路やアンプ等を
組み合わせた複数の共鳴回路を採用できる。請求項2の
電子楽器によれば、選択手段M2により、音響効果作成
手段M1への楽音信号を供給する出力チャンネルを選択
する様に構成しているので、簡単な構成にて、この出力
チャンネルにて送られる楽音信号に基づいて、適切な音
響効果を実現できる。
【0014】請求項3の電子楽器によれば、シュミレー
ト手段M3によって、鍵の押鍵・離鍵の操作状態及びペ
ダルの踏み込み等の操作状態に応じて、弦が解放状態か
否かに相当するダンパ情報を、仮想上の弦毎に設定する
ことが可能である。ここで、上記ペダルとしては、仮想
上のダンパを操作するペダルに該当するダンパペダルや
ソステヌートペダルが挙げられる。
【0015】請求項4の電子楽器によれば、選択枝決定
手段M5によって、ダンパ情報上の解放されている弦に
対して各々設定された重みを用いて、音響効果音作成手
段M1のいずれを選択するかを決定するので、弦の種類
に応じた共鳴の状態に適切に設定することが可能であ
る。
【0016】ここで、ダンパ情報上の解放されている弦
に対して各々設定された重みを用いる場合は、その加算
値に応じて音響効果音作成手段M1の(1又は2以上
の)いずれを選択するかを決定すると、効果が大きくし
かも処理が簡易化されるので好適である。
【0017】また、これ以外に、音響効果音作成手段M
1を選択する際に、ダンパ情報上に設定された解放され
ている弦の数及び/又は分布状態を用いる場合には、よ
りアコースティック楽器に近い効果を得ることができ
る。この場合、解放されている弦の数やその分布状態の
重み付けは、シュミレートしたいアコースティック楽器
に応じて変更してもよい。また、アコースティック楽器
へのシュミレートとは無関係に、所望の対応関係あるい
は重み付けを行ってもよい。
【0018】尚、仮想上の弦の数のみに基づいて共鳴効
果を付与する場合にも有る程度の効果が得られるが、弦
の分布状態のみに基づいて共鳴効果を付与する場合には
一層優れた効果が得られ、更に弦の数及び分布状態に基
づいて効果を付与することが一層望ましい共鳴効果が得
られる。
【0019】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の電子楽器の好適な実施例
について説明する。図2は一実施例の電子楽器の電気的
構成を示すブロック図である。
【0020】MIDIインターフェース10は、図示し
ない外部機器とCPU11との間で送受される演奏情報
の受渡制御を行うものである。ここでいう外部機器と
は、本電子楽器に演奏情報を供給し、または本電子楽器
からの演奏情報に基づき楽音を発生するものであり、例
えば電子ピアノ、電子オルガン、電子キーボード等のM
IDIインターフェース機能を有する電子楽器等が用い
られる。このMIDIインターフェース10は、システ
ムバス12を介さないで直接CPU11と接続されてい
る。
【0021】CPU11は、ROM17のプログラムメ
モリに記憶された制御プログラムに従って本電子楽器の
各部を制御する。このCPU11には、システムバス1
2を介さずにパネル13とペダル15が接続されると共
に、システムバス12を介してROM17、RAM1
9、タッチセンサ21、表示パネル部25、楽音発生部
27、(音響効果音作成手段としての)音響効果回路4
1が接続されている。
【0022】パネル13は、電源スイッチ、モード指定
スイッチ、メロディ選択スイッチ、リズム選択スイッ
チ、音色選択スイッチ(以上は図示せず)、効果設定ス
イッチ13a、リバーブスイッチ13b等の各種スイッ
チを備えている。各スイッチのセット/リセット状態は
内部に設けられたパネルスキャン回路によって検知され
るようになっており、このパネル13内のパネルスキャ
ン回路で検知したスイッチのセット状態に関するデータ
はRAM19に記憶される。尚、上記パネル13のスイ
ッチによる現在の設定状態等の各種情報は、表示パネル
部25に表示される。
【0023】ペダル15には、電子楽器の種類に応じ
て、例えばダンパペダル15A、ソステヌートペダル1
5B、ソフトペダル15C等があり、これらのペダル1
5に対応して、ペダル15が踏まれたか否かを各々検出
するペダルセンサ15a〜cが取り付けられている。
尚、踏み込み量を測定するペダルセンサを使用する場合
には、ペダル15の踏み込み量に応じて、電圧を制御し
て音量を変化させたり、減衰特性を変化させたりするこ
とができる。
【0024】特に本実施例では、後述するダンパ情報
(仮想上のダンパの情報)を設定するために、ダンパペ
ダル15A及びソステヌートペダル15Bのペダルセン
サ15a,15bの出力が使用される。即ち、ペダルセ
ンサ15a,15bからは、ペダル15A,15Bの踏
み込みを示すオンイベント、又は踏み込みが解除された
ことを示すオフイベントが出力される。
【0025】ここで、ダンパとは、通常アコースティッ
クピアノの弦の近傍に配置されるものであり、ダンパが
弦を押さえると弦の振動が抑えられて発音が抑制され、
一方、ダンパが弦から離れると弦は解放弦となって発音
する。そして、押鍵が行なわれると、打弦動作に伴って
ダンパが弦から離れて発音が行われ、離鍵が行われる
と、ダンパが弦を押さえて消音が行われる。また、ダン
パペダル15aが踏まれると、全てのダンパが弦から離
れるので弦全体が大きく共鳴し、ソステヌートペダル1
5cが踏まれると、離鍵しても当該弦のダンパが戻らな
いので、押鍵した弦のみ解放弦の状態が維持されて発音
が持続することになる。
【0026】ROM17は、上述したCPU11を動作
させるプログラムの他、音色データ、その他の種々の固
定データを格納している。音色データメモリには、楽音
振動を合成するためのデータである周波数ナンバ、波形
ナンバ、エンベロープ波形ナンバ、モードデータ等が記
憶されている。この音色データメモリに格納されている
各データは、音色ポインタによって指定される。即ち、
パネル操作、鍵盤操作に応じて上記音色ポインタが変更
され、その変更された音色ポインタにより指定された各
データが波形メモリ31及びエンベロープ波形メモリ3
3から読み出され、所定の演算が施される等して楽音発
生部27に供給される。
【0027】特に本実施例では、このROM17に、共
鳴効果を付与する際に使用される(後述する)重み付け
用マップや入力量設定用マップが予め記憶されている。
尚、アタックスピード、アタックレベル、ディケイスピ
ード、ディケイレベル等を決定するためのテーブル、及
びパラメータ値選択テーブルも、このROM17に記憶
されている。
【0028】RAM19には、CPU11の作業用領
域、本電子楽器を制御するための各種レジスタ、カウン
タ、フラグ等が定義されている他、ROM17に記憶さ
れている必要なデータが転送されて格納されるデータエ
リア、パネル13の各スイッチの状態に対応する放音に
必要なデータがセットされる複数のレジスタや楽音発生
部を未使用チャンネルに割り付けるためのデータを記憶
するアサインメモリ、演奏情報を記憶する記憶領域等を
有している。尚、RAM19に記憶されたパネル13の
スイッチの設定状態に関するデータは、発音の際、その
他必要に応じてCPU11等により参照される。
【0029】また、RAM19には、キーボード部(鍵
盤)23のオン/オフ状態、即ち押鍵か離鍵かを記憶す
る押鍵マップや、ノートオンカウンタも記憶されるが、
特に本実施例では、後述するダンパ情報のマップ(ダン
パ管理用マップ)も記憶される。
【0030】キーボード部23は、発生すべき楽音を指
定するために使用されるもので、複数のキーと、これら
キーの押鍵・離鍵動作に連動して開閉するキースイッチ
とで構成される。タッチセンサ21は、そのキースイッ
チのオン/オフ状態を検出してCPU11に送出する。
【0031】楽音発生部27は、波形メモリ31に記憶
されている楽音波形データを読み出して再生することに
より、各種楽器に対応した楽音信号を生成出力するもの
である。この楽音発生部27では、キーボード部23か
らの入力に応じてCPU11から出力された制御データ
に基づき、指定された音色や音量に対応する楽音波形デ
ータ及びエンベロープデータを、波形メモリ31及びエ
ンベロープ波形メモリ33から読み出し、その楽音波形
データにエンベロープデータを付加した楽音信号として
出力する。
【0032】出力された楽音信号は2系統に分かれ、一
方は音響効果回路41を介してD/A変換器47に供給
され、増幅器やスピーカを備えたサウンドシステム49
に送られ、他方は音響効果回路41を介さずにスルーで
D/A変換器47に供給される。
【0033】音響効果回路41は、CPU11からの
(ダンパ情報に基づいた)パラメータ制御信号や、パネ
ル13で設定されたリバーブやコーラス、トレモロ等の
音響効果付与の指示によって、楽音発生部27から送ら
れてきた楽音信号に対して所定の音響変化を加える。
【0034】この音響効果回路41は、図3に示す様
に、遅延回路41a1〜41d1やアンプ41a2〜41
d2等からなる複数の(例えば第1から第4の)共鳴回
路41a〜41dを並列に接続したものであり、各共鳴
回路41a〜41dの入力側は、各共鳴回路41a〜4
1dに楽音信号を送るか否か選択するセレクタ43に接
続されている。このセレクタ43は、後述する様に、ダ
ンパ情報に基づいてCPU11から送られるセレクタ制
御信号によって駆動されるものであり、セレクタ43に
よって、各共鳴回路41a〜41dのうちの1つ又は2
以上の組み合わせが選択される。
【0035】次に、本実施例で使用するダンパ管理用マ
ップ,重み付け用マップ,出力チャンネル設定用マップ
について、図4に基づいて説明する。まず、ダンパ情報
とは、ダンパが弦を押さえた状態(ダンパミュート状
態)及び弦から離れた状態(ダンパ解放状態)をシュミ
レートするために設けられたものであり、ダンパ管理用
マップでは、仮想上のダンパが仮想上の弦を押さえた場
合をダンパ管理用フラグ(ダンパフラグ)DFがオフ
(0)とし、仮想上のダンパが仮想上の弦から離れた場
合をダンパ管理用フラグDFがオン(1)としている。
【0036】具体的には、図4(a)に示す様に、ダン
パ管理用マップには、例えば88鍵あるキーの種類(即
ちキーナンバ)全てに対応して、ダンパ管理用フラグD
Fがオンかオフかが記憶されている。そして、押鍵がな
されると、対応するキーナンバのダンパ管理用フラグD
Fがオンとなり、離鍵がなされると、対応するキーナン
バのダンパ管理用フラグDFがオフとなる。また、ダン
パペダル15Aが踏まれると、全てのキーナンバのダン
パ管理用フラグDFがオンとなり、ソステヌートペダル
15Bが踏まれると、押鍵されているキーナンバのダン
パ管理用フラグDFのみがオンとなる。尚、電子楽器に
は、実際の鍵盤に加えて仮想上のより広い鍵盤を設けた
場合があるが、この場合は、仮想上の鍵盤全てについて
ダンパ情報のマップを設定することが望ましい。
【0037】また、図4(b)に示す様に、上記ダンパ
管理用マップとは別に、仮想上の弦毎に(即ち実際には
キー毎に)、効果を付与する際に使用される重み付け用
マップが設定されている。この重み付け用マップは、共
鳴し易い弦ほどその重み付けの値が大きく設定されてい
る。
【0038】更に、図4(c)に示す様に、上記重み付
けの値を加算した加算値に対応して、出力チャンネル設
定用マップが記憶されている。つまり、ある加算値に対
応して、例えば第1〜第4の共鳴回路41a〜41dの
いずれに楽音信号を送るかを決定する(出力チャンネル
を選択する)マップが設定されている。例えば加算値が
1の場合は、第1の共鳴回路41aのみの楽音信号を送
るが、加算値が3の場合は、第1及び第2の共鳴回路4
1a,41bの両方に楽音信号を送って、各々の共鳴効
果を発揮させるものである。
【0039】従って、これらのマップを使用して、共鳴
回路41a〜41dを選択する場合には、まず、ダンパ
管理用マップから、ダンパ管理用フラグDFがオンとな
っているキーのキーナンバを求め、次に、重み付け用マ
ップから、対応するキーナンバのみの重み付けの値を求
めて、これらの重み付けの値を加算し、次に、出力チャ
ンネル設定用マップから、この加算値に対応した共鳴回
路41a〜41dを決定する様にして行なう。
【0040】尚、上記図4には、説明のためにキーの種
類をその音程で示したが、実際に記憶されるデータは、
キーの種類を示すキーナンバ等の最小限のデータでよ
い。次に、本実施例の電子楽器の作動を説明する。図5
は本実施例の全般処理を示すフローチャートである。
【0041】図5に示す様に、電源がオンされると、ス
テップ1(以下ステップをSで示す)にてCPU11、
RAM19、音源LSI等の初期化が行われる。続くS
2ではパネルイベント処理、S3ではペダルイベント処
理、S4では鍵盤イベント処理がそれぞれ行われ、S4
の鍵盤イベント処理の後はS2に戻って以下の処理を繰
り返す。以下各イベント処理S2,S3,S4について
詳細に説明する。
【0042】まずパネルイベント処理(S2)は、パネ
ル13関係の処理であり、パネル13上の各スイッチの
設定状況(セット/リセット)により、例えば該当する
LEDを点灯させたり、セットされている音色に切り替
えたり、自動音響効果設定モード(効果設定スイッチ1
3aが押下されている場合)あるいはリバーブモード
(リバーブスイッチ13bが押下されている場合)に切
り替えたりする等の処理である。
【0043】続くペダルイベント処理(S3)を、図6
のフローチャートを参照して説明するが、このペダルイ
ベント処理には、ダンパペダル15Aの操作状態に基づ
いて行われる処理であるダンパペダル処理(S10)
と、ソステヌートペダル15Bの操作状態に基づいて行
われる処理であるソステヌートペダル処理(S20)
と、その他のペダル処理(S30)とがある。
【0044】次に、このダンパペダル処理(S10)に
ついて、図7のフローチャートを参照して説明する。ま
ず、S100で、ダンパペダル15Aが踏まれたか否か
を、ダンパペダル15Aのペダルセンサ15aからオン
イベントがあったか否かによって判断する。ここで、新
たにダンパペダル15Aが踏まれた場合、即ちオンイベ
ントがあった場合は、ダンパペダル15Aが踏まれたこ
とを示すダンパペダルオンフラグをセットし(S11
0)、更に上記ダンパ管理用マップの全てのダンパ管理
用フラグDFをオンにし(S120)、S170に移行
する。
【0045】一方、S100で、ダンパペダル15Aの
オンイベントが無かった場合は、ダンパペダル15Aの
離されたことを示すオフイベントがあったか否かを判断
する(S130)。ここで、オフイベントがあった場合
は、既にセットされているダンパペダルオンフラグをリ
セットし(S140)、ダンパペダルオフ処理を行う
(S150)。つまり、鍵盤が押され、ダンパペダル1
5Aが踏まれている間延びていた音の消音処理を行う。
尚、上記S130でダンパペダル15Aのオフイベント
が無かった場合は、一旦本処理を終了する。
【0046】続くS160では、押鍵されているキーに
対応する(仮想上の)弦のダンパ以外はダンパがオフと
なっているので、押鍵されているキーのキーナンバに対
応するダンパ管理用フラグDFのみをオンとする処理を
行なって、S170に移行する。
【0047】S170では、出力チャンネル決定処理を
行なう。即ち、図8に示す様に、ダンパ管理用フラグD
Fがオンになっているキーの重み付けの値を重み付け用
マップを参照して求め(S171)、それらを全て加算
し(S173)、次に、制御パラメータ設定用マップを
参照して、上述した様に出力チャンネルを決定する処理
を行なう(S175)。
【0048】続くS180では、上記S170にて決定
された出力チャンネルのデータを音響効果回路41に渡
して、その出力チャンネルに対応した共鳴回路41a〜
41dを選択する様にセレクタ43を変更する処理を行
なって、一旦本処理を終了する。
【0049】次に、上記ソステヌートペダル処理(S2
0)について、図9のフローチャートを参照して説明す
る。まず、S200で、ソステヌートペダル15Bのペ
ダルセンサ15bからのオンイベントがあったか否かを
判断する。ここで、新たにソステヌートペダル15Bが
踏まれた場合、即ちオンイベントがあった場合は、ソス
テヌートペダル15Bがオンになったことを示すソステ
ヌートペダルオンフラグをセットし(S210)、S2
60に移行する。
【0050】一方、S200で、ソステヌートペダル1
5Bのオンイベントが無かった場合は、ソステヌートペ
ダル15Bのオフイベントがあったか否かを判断する
(S220)。ここで、オフイベントがあった場合は、
既にセットされているソステヌートペダルオンフラグを
リセットし(S230)、上述したダンパペダルオフ処
理と同様なソステヌートペダルオフ処理を行う(S24
0)。つまり、鍵盤が押され、ソステヌートペダル15
Bが踏まれている間延びていた音の消音処理を行う。
尚、上記S220でソステヌートペダル15Bのオフイ
ベントが無かった場合は、一旦本処理を終了する。
【0051】続くS250では、押鍵されているキーの
キーナンバに対応するダンパ管理用フラグDFのみをオ
ンとする処理を行なって、S260に移行する。S26
0では、上述したダンパペダル処理のS170と同様
に、出力チャンネル決定処理を行なう。即ち、図8に示
す様に、ダンパ管理用フラグDFがオンのキーの重み付
けの値を全て加算し、この加算値から出力チャンネルを
決定する処理を行なう。
【0052】続くS270では、上記S260にて決定
された出力チャンネルのデータを音響効果回路41に渡
して、実際に使用する共鳴回路41a〜41dを変更す
る処理を行なって、一旦本処理を終了する。次に、上記
鍵盤イベント処理(S4)を、図10のフローチャート
を参照して説明する。
【0053】本鍵盤イベント処理では、まず、鍵盤にて
押鍵がなされたことを示すオンイベントがあったか否か
を判断し(S300)、オンイベントがあった場合に
は、オンイベントのキーのキーナンバに対応するダンパ
管理用フラグDFをオンにし(S310)、楽音諸パラ
メータを音源LSIにロードする(S320)。この楽
音諸パラメータとは、例えば立ち上がりの速度及び大き
さ示すアタックスピード及びアタックレベルや、立ち下
がりの速度及び大きさを示すディケイスピード及びディ
ケイレベル、読み出し(発音する)周波数の値、波形メ
モリ読み出しのスタートアドレス等であり、これらを音
源LSIにロードする。
【0054】その後、発音処理を行って(S330)、
S370に移行する。即ち、CPU11から音源LSI
に発音命令を与え、これにより発音されると一つの鍵盤
イベントに対する処理となり、この処理をイベントのあ
る度に繰り返す。一方、S300でオンイベントがなか
った場合には、離鍵がなされたことを示すオフイベント
があったか否かを判断し(S340)、オフイベントが
あった場合は、後述するオフイベント時のダンパ管理用
マップの作成処理を行なう(S350)。尚、S340
でオフイベントがなかった場合には、一旦本処理を終了
する。
【0055】続くS260では、リリーススピードを音
源LSIにロードする等の離鍵処理を行なって、S37
0に移行する。S370では、上述したダンパペダル処
理のS170と同様に、出力チャンネル決定処理を行な
う。即ち、図8に示す様に、ダンパ管理用フラグDFが
オンのキーの重み付けの値を全て加算し、この加算値か
ら出力チャンネルを決定する処理を行なう。つまり、こ
のS370では、オンイベントの場合は、S320にて
オンイベントに応じて設定されたダンパ管理マップに従
って出力チャンネルが決定され、オフイベントの場合
は、S350にてオフイベントに応じて設定されたダン
パ管理マップに従って出力チャンネルが決定されること
になる。
【0056】続くS380では、上記S370にて決定
された出力チャンネルのデータを音響効果回路41に渡
して、実際に使用する共鳴回路41a〜41dを変更す
る処理を行なって、一旦本処理を終了する。次に、上記
S350のオフイベント時のダンパ管理用マップ作成処
理について、図11を参照して説明する。
【0057】ここでは、上記S340にて離鍵がなされ
たと判断されているので、まず、ダンパペダル15Aが
踏まれているか否かを、ダンパペダルオンフラグがセッ
トされているか否かによって判断し(S351)、ここ
でダンパペダルオンフラグがセットされている場合は、
鍵盤イベントの如何にかかわらず、ダンパ管理用フラグ
DFが全てオンであるので、一旦本処理を終了する。
【0058】一方、S351でダンパペダルオンフラグ
がセットされていない場合は、ソステヌートペダル15
Bが踏まれているか否かを、ソステヌートペダルオンフ
ラグがセットされているか否かによって判断する(S3
53)。ここでソヌートペダルオンフラグがセットされ
ていない場合は、押鍵されておらずしかも上記両ペダル
15A,15Bが踏まれていないので、その鍵盤のダン
パ管理用フラグDFを全てリセットし(S357)、一
旦本処理を終了する。
【0059】一方、S353でソステヌートペダルオン
フラグがセットされている場合は、ソステヌートペダル
15Bが踏まれているので、ソステヌートされているキ
ーがあるか否かを判断し(S355)、該当するキーが
あれば、そのまま一旦本処理を終了し、該当するキーが
なければ、単にソステヌートペダル15Bが踏まれてい
るだけであるので、ダンパ管理用フラグDFを全てリセ
ットし(S357)、一旦本処理を終了する。
【0060】つまり、このS351〜S357の処理に
よって、離鍵の際にどのキーのダンパ管理用フラグDF
がオンかオフかが示されるので、離鍵に伴って変化する
仮想上の解放弦が明確にされることになる。この様に、
本実施例の電子楽器によれば、仮想上のダンパの動作を
シュミレートして得たダンパ情報をダンパ管理マップと
して記憶し、このダンパ管理マップのダンパ管理用フラ
グDFがオンかオフかによって、全てのキーに対応する
仮想上の弦のダンパがオンかオフかを明確にすることが
できる。即ち、ダンパ情報によって、どの弦が解放弦で
あるか否かを、簡易にかつ明確に示すことができる。
【0061】また、本実施例では、各弦に対応して共鳴
効果の大小を示す重み付けを、重み付け用マップによっ
て与えているので、ダンパ管理用フラグDFがオンのキ
ーの重み付け値を全て加算し、この加算値を用いて(共
鳴回路41a〜41dを区別する)出力チャンネルを適
切に設定することができる。それによって、好適な音響
効果を与えることができるという顕著な効果を奏する。
つまり、本実施例では、重み付け用マップや出力チャン
ネル設定用マップが、アコースティックピアノにおける
音域と音響効果度合の関係を考慮して予め設定されてい
るので、押鍵されている音域による効果の違いを反映さ
せ、よりアコースティックピアノに近い効果を得ること
ができる。
【0062】尚、ピアノに限らず各種アコースティック
楽器に対しても同様に設定すればより近いフィーリング
で発音させることができる。更には、上記各マップを、
アコースティックピアノにおける音域と音響効果度合の
関係とは無関係に設定してもよい。つまり、単にアコー
スティック楽器に近づけるだけでなく、演奏されている
音域の違いを積極的に種々の音響効果の変化に結び付け
れば、より変化に富んだ演奏も可能となる。例えば、最
高音域及び最低音域を弾いたときだけ、非常に深いリバ
ーブがかかるとか、所定の音域にコーラス、トレモロを
対応させるとか、種々の設定が可能である。この場合、
通常のアコースティック楽器にはない変化に富んだ音響
効果が生じ、演奏の幅が広がる。
【0063】以上本発明の一実施例を説明したが、本発
明はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内の種々なる態様を採用することができる。例えば、上
記実施例では、図10のS370の処理をS330及び
S360の後に行なったが、それとは別に、S310の
後とS350の後に各々行なってもよい。
【0064】また、本実施例のシュミレートされたダン
パ情報を用いて、特願平5−137864号の様に、ノ
ートオンされているキーナンバに基づいて押鍵分布状態
を計測し、累算分布係数ALに基づいて出力チャンネル
を決定してもよい。更に、本実施例のシュミレートされ
たダンパ情報を用いて、押鍵数をカウントして出力チャ
ンネルを決定してもよい。
【0065】
【発明の効果】以上詳述した様に、請求項1の電子楽器
によれば、弦が解放状態か否かを各鍵に対応する仮想上
の弦のダンパ情報としてシュミレートし、そのダンパ情
報を弦毎に区別して記憶している。よって、このダンパ
情報に基づいて複数の音響効果音作成手段のうちいずれ
を選択するかを決定することにより、発音時の共鳴や残
響等の優れた効果に変化を与えることができる。従っ
て、実際に弦を有しない電子楽器であっても、仮想上の
各弦の解放状態に応じて、適切にアコースティックピア
ノに近い共鳴効果を得ることができる。更には、各弦の
解放状態とアコースティック楽器における共鳴度合の関
係とを無関係に設定する場合には、単にアコースティッ
ク楽器に近づけるだけでなく、より変化に富んだ演奏を
行なうことができる。
【0066】請求項2の電子楽器によれば、選択手段に
より、音響効果作成手段への楽音信号を供給する出力チ
ャンネルを選択する様に構成しているので、簡単な構成
にて、この出力チャンネルにて送られる楽音信号に基づ
いて、適切な音響効果を実現できる。
【0067】請求項3の電子楽器によれば、鍵の押鍵・
離鍵の操作状態及びペダルの操作状態に応じてダンパ情
報を設定することによって、簡単にかつ的確に弦の解放
状態をシュミレートして、容易に種々の効果を付与する
ことができる。請求項4の電子楽器によれば、ダンパ情
報上の解放されている弦に対して各々設定された重みを
用いて、使用する音響効果音作成手段を選択決定するの
で、簡易化された構成にもかかわらず、弦の種類に応じ
た共鳴の度合に適切に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1記載の電子楽器の基本的構
成を例示するブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例の電子楽器の電気的構成を
示すブロック図である。
【図3】 本実施例の音響効果回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 本実施例のダンパ情報を示す説明図である。
【図5】 本実施例の全般処理を示すフローチャートで
ある。
【図6】 本実施例のペダルイベント処理を示すフロー
チャートである。
【図7】 本実施例のダンパペダル処理を示すフローチ
ャートである。
【図8】 本実施例の効果付与手段入力量決定処理を示
すフローチャートである。
【図9】 本実施例のソステヌートペダル処理を示すフ
ローチャートである。
【図10】 本実施例の鍵盤イベント処理を示すフロー
チャートである。
【図11】 本実施例のダンパ管理用マップ作成処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
M1…音響効果音作成手段、M2…選択手段、M3…シ
ュミレート手段、M4…ダンパ情報記憶手段、M5…選
択枝決定手段、10…MIDIインターフェース、13
…パネル、15…ペダル、15A…ダンパペダル、15
B…ソステヌートペダル、15a、15b、15c…ペ
ダルスイッチ 23…キーボード部、27…楽音発生
部、41…音響効果回路 41a〜41d…共鳴回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自装置のみで又は外部装置と連携して演
    奏を行う電子楽器であって、 楽音信号に基づいて共鳴音等の音響効果音を作成する複
    数の音響効果音作成手段と、 該複数の音響効果音作成手段うちの1又は2以上の音響
    効果音作成手段を選択する選択手段と、 弦が解放状態か否かを、各鍵に対応する仮想上の弦のダ
    ンパ情報としてシュミレートするシュミレート手段と、 該シュミレート手段によってシュミレートされたダンパ
    情報を、弦毎に区別して記憶するダンパ情報記憶手段
    と、 該ダンパ情報記憶手段に記憶されたダンパ情報に基づい
    て、上記選択手段を駆動して、いずれの音響効果音作成
    手段を選択するかを決定する選択枝決定手段と、 を備えたことを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】 上記選択手段が、上記音響効果作成手段
    への楽音信号を供給する出力チャンネルを選択すること
    を特徴とする上記請求項1記載の電子楽器。
  3. 【請求項3】 上記シュミレート手段が、鍵及びペダル
    の操作状態に応じて弦の解放状態をシュミレートするこ
    とを特徴とする上記請求項1又は2記載の電子楽器。
  4. 【請求項4】 上記選択枝決定手段が、ダンパ情報上の
    解放されている弦に対して各々設定された重みを用い
    て、上記音響効果音作成手段のいずれを選択するかを決
    定することを特徴とする上記請求項1ないし3のいずれ
    か記載の電子楽器。
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