JP3011205U - メモリic用保護回路 - Google Patents
メモリic用保護回路Info
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- JP3011205U JP3011205U JP1994014139U JP1413994U JP3011205U JP 3011205 U JP3011205 U JP 3011205U JP 1994014139 U JP1994014139 U JP 1994014139U JP 1413994 U JP1413994 U JP 1413994U JP 3011205 U JP3011205 U JP 3011205U
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- Japan
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- memory
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案はメモリIC用保護回路に関し、特
に、電源電圧低下時におけるメモリICの誤動作を防止
することを目的とする。 【構成】 本考案によるメモリIC用保護回路は、メモ
リ保護IC回路(1)とメモリIC(5)との間にスイッチン
グ回路(10)を設け、電源電圧(VCC)低下時にメモリ
IC(5)への電源の供給を停止させ、メモリIC(5)の誤
動作を防止する構成である。
に、電源電圧低下時におけるメモリICの誤動作を防止
することを目的とする。 【構成】 本考案によるメモリIC用保護回路は、メモ
リ保護IC回路(1)とメモリIC(5)との間にスイッチン
グ回路(10)を設け、電源電圧(VCC)低下時にメモリ
IC(5)への電源の供給を停止させ、メモリIC(5)の誤
動作を防止する構成である。
Description
【0001】
本考案は、メモリIC用保護回路に関し、特に、電源電圧低下時におけるメモ リICの誤動作を防止するため、メモリICへの電源電圧の供給を停止するため の新規な改良に関する。
【0002】
従来、用いられていたこの種のメモリIC用保護回路としては、一般に、図2 で示す構成が採用されていた。 すなわち、図2において符号1で示されるものはメモリ保護IC回路であり、 このメモリ保護IC回路1には、異常信号2及び所定レベルの電源電圧VCC並 びにコンピュータ3からのメモリ制御信号4が入力されている。
【0003】 前記メモリ保護IC回路1の出力端子1aから出力されるチップセレクト信号 である前記メモリ制御信号4は、前記電源電圧VCCが供給されたメモリIC5 の入力端子5aに入力されている。
【0004】 従って、前述の構成において、コンピュータ3からのメモリ制御信号4はメモ リ保護IC回路1を介してメモリIC5へ送られる。これにより、何らかの異常 が発生した場合には、メモリ保護IC回路1がこの異常を検出し、メモリ保護I C回路1から出力されるメモリ制御信号4が断たれ、メモリIC5が保護される 。
【0005】
従来のメモリIC保護回路は、以上のように構成されていたため、次のような 課題が存在していた。 すなわち、前述の図2の従来構成の場合において電源電圧が低い時は、メモリ 保護IC回路からのメモリ制御信号のレベルが確定しないため、メモリICが誤 動作することがあり、機器の誤動作になることがあった。
【0006】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、電源電 圧低下時におけるメモリICの誤動作を防止するため、メモリICへの電源電圧 の供給を停止するようにしたメモリIC用保護回路を提供することを目的とする 。
【0007】
本考案によるメモリIC用保護回路は、コンピュータから出力されるメモリ制 御信号を、所定の電源電圧が入力されるメモリ保護IC回路に入力し、前記メモ リ保護IC回路から出力される前記メモリ制御信号によりメモリICを動作させ るようにしたメモリIC用保護回路において、前記メモリ保護IC回路からのリ セットバー信号が入力されると共に前記メモリICへの前記電源電圧が入力され たスイッチング回路を有し、前記電源電圧が所定レベル以下の時、前記リセット バー信号はローレベルを出力し、前記スイッチング回路をオフ状態とし、前記メ モリICへの前記電源電圧の供給を停止させるようにした構成である。
【0008】 さらに詳細には、前記スイッチング回路は、前記リセットバー信号が入力され る第1トランジスタと、前記第1トランジスタ、前記電源電圧及び前記メモリI Cに接続された第2トランジスタと、からなる構成である。
【0009】
本考案によるメモリIC用保護回路においては、電源電圧が低下した時、リセ ットバー信号は、ローレベル(OV)を出力するため、スイッチング回路がオフ 状態となり、スイッチング回路の第1トランジスタがオフとなるため第2トラン ジスタもオフとなり、第2トランジスタに供給されている電源電圧はメモリIC に供給されない。そのため、メモリICが作動することがなく、メモリ制御信号 がメモリICに入力されていた場合でも、メモリICの誤動作はなく、機器の誤 動作を防止することができる。
【0010】
以下、図面と共に本考案によるメモリIC用保護回路の好適な実施例について 詳細に説明する。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明す る。 図1において符号1で示されるものはメモリ保護IC回路であり、このメモリ 保護IC回路1には、所定レベルの電源電圧VCC及びコンピュータ3からのメ モリ制御信号4が入力されている。
【0011】 前記メモリ保護IC回路1の第1出力端子1aから出力されるチップセレクト 信号である前記メモリ制御信号4は、メモリIC5の入力端子5aに入力されて いる。前記メモリ保護IC回路1とメモリIC5との間にはスイッチング回路1 0が設けられており、前記メモリ保護IC1の第2出力端子1bからのリセット バー信号11は、スイッチング回路10の第1トランジスタ12に入力され、こ の第1トランジスタ12の出力に接続された第2トランジスタ13には前記電源 電圧VCCが接続されていると共に、この電源電圧VCCはこの第2トランジス タ13を介して前記メモリIC5に供給されている。
【0012】 次に、前述の構成において、電源電圧VCCが所定レベル(4.7V以上の時 )の時は、メモリ保護IC回路1のリセットバー信号11はハイレベル(4.7 V)を出力するため、スイッチング回路10の各トランジスタ12、13はオン となり、電源電圧VCCがメモリIC5に供給され、メモリIC5はメモリ制御 信号4を受けて正常動作を行う。
【0013】 次に、前述の状態において、電源電圧VCCが所定レベル以下となった時は、 前記リセットバー信号11はローレベル(0V)を出力するため、スイッチング 回路10の各トランジスタ12、13はオフとなり、電源電圧VCCはメモリI C5に供給されず、メモリ制御信号4が入力されたメモリIC5は作動せず、従 来のような誤動作を防ぐことができる。 なお、本考案は、メモリICには特に有効な保護回路であるが、ディジタルI C全般にも適用できることは述べるまでもないことである。
【0014】
本考案によるメモリIC用保護回路は、以上のように構成されているため、次 のような効果を得ることができる。 すなわち、メモリ保護IC回路に供給される電源電圧が所定レベル以下となっ た場合には、スイッチング回路を介してメモリICへの電源電圧の供給を停止す るため、メモリICの誤動作を停止することができ、機器の誤動作を防止するこ とができる。 また、メモリICの誤動作の防止をするための構成が簡単であるため、この種 の電子回路への応用が容易となる。
【図1】本考案によるメモリIC用保護回路を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】従来のメモリIC用保護回路を示すブロック図
である。
である。
1 コンピュータ VCC 電源電圧 4 メモリ制御信号 5 メモリIC 10 スイッチング回路 11 リセットバー信号 12 第1トランジスタ 13 第2トランジスタ
Claims (2)
- 【請求項1】 コンピュータ(1)から出力されるメモリ
制御信号(4)を、所定の電源電圧(VCC)が入力され
るメモリ保護IC回路(1)に入力し、前記メモリ保護I
C回路(1)から出力される前記メモリ制御信号(4)により
メモリIC(5)を動作させるようにしたメモリIC用保
護回路において、前記メモリ保護IC回路(1)からのリ
セットバー信号(11)が入力されると共に前記メモリIC
(5)への前記電源電圧(VCC)が入力されたスイッチ
ング回路(10)を有し、前記電源電圧(VCC)が所定レ
ベル以下の時、前記リセットバー信号(11)はローレベル
を出力し、前記スイッチング回路(10)をオフ状態とし、
前記メモリIC(5)への前記電源電圧(VCC)の供給
を停止させるように構成したことを特徴とするメモリI
C用保護回路。 - 【請求項2】 前記スイッチング回路(10)は、前記リセ
ットバー信号(11)が入力される第1トランジスタ(12)
と、前記第1トランジスタ(12)、前記電源電圧(VC
C)及び前記メモリIC(5)に接続された第2トランジ
スタ(13)と、からなることを特徴とする請求項1記載の
メモリIC用保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014139U JP3011205U (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | メモリic用保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014139U JP3011205U (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | メモリic用保護回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3011205U true JP3011205U (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=43146942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994014139U Expired - Lifetime JP3011205U (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | メモリic用保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3011205U (ja) |
-
1994
- 1994-11-16 JP JP1994014139U patent/JP3011205U/ja not_active Expired - Lifetime
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