JP3011081U - 商品等の陳列棚 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要に応じて棚の高さが変更できるととも
に、棚板の高さ位置が自在に変更でき、細部において陳
列された商品の商品性を向上する。 【構成】 床面に載置され、正面側の突出部3aの内部に
照明体10が配設された基台３と、ユニットＡの一部を成
し、内部に照明体10が設けられて基台３の上面に取付ら
れる枠体40と、透光性を有して板状に形成され、後部50
a が枠体40の両側端部に取付けられてコ字状のユニット
Ａの一部をなし、側周面50a,50b,50c を介して水平に連
続し高さ方向に等間隔で複数形成された溝条８を有した
側板50と、側板50の溝条８に嵌入する棚枠21、および透
光性を有して薄板状に形成されて棚枠21上に載置され、
その前端部22a に照明体10を有した表示手段25が設けら
れた棚板22を有した棚部20とを備え、各ユニットＡは基
台３上に載置されるとともに高さ方向に積層され、両側
板５間の対向した溝条８には前記棚部20が取り付けられ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、各種の商品等を陳列する商品等の陳列棚に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、例えば店頭において各種の商品等の陳列に際して用いられる陳列棚１０ ０は、図１１に示すように、基台１０１に対して立設された背板１０２の両側に 縦方向に複数の嵌合孔１０３ａが設けられた柱部材１０３が取り付けられていて 、この各柱部材１０３，１０３の嵌合孔１０３ａに対して同じ高さで着脱自在の ブラケット１０４を左右取り付け、該左右のブラケット１０４上に棚板１０５を 配設するものが一般に知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、上述した従来の商品等の陳列棚１００では、柱部材１０３に対 してブラケット１０４が着脱自在に取り付けられるので、棚板１０５の高さ位置 を自在に変えられるものの、柱部材１０３および背板１０２に関してはその高さ が規定のものしかなく、規定以上に高い棚板１０５が要求される場合や、棚板１ ０５が低いもののみ必要な場合では、柱部材１０３および背板１０２が設けられ た基台１０１、いわゆる棚本体１００ａごと交換しなければならないと言う問題 点があった。 また、各店舗において、必要に応じた高さを有した棚本体１００ａを保有およ び保管することは、スペース効率の問題で不可能であった。

【０００４】 また、例えば下段の棚板１０５に載置された商品に関しては、目線の下方に存 在すると言うことと、その上段の棚板１０５によって光が遮られることによって 商品性が低下してしまうという問題があった。

【０００５】 そこで本考案は、上記課題を解消するために、必要に応じて棚本体の高さを変 更することができるとともに、棚板の高さ位置が自在に変更でき、細部において 陳列された商品の商品性を向上することができる商品等の陳列棚を提供すること を目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため本考案による商品等の陳列棚は、床面に載置され、そ の上面後部に嵌合孔６ａ、上面両側部に凹溝７ａを有するとともに、正面側に突 出して中空に形成された突出部３ａの内部に照明体１０が配設され、該突出部３ ａの上面には透光性を有するパネル板１２が設けられた基台３と、 上下左右に囲まれた矩形の枠状に形成され、その背面側には、該枠状の開口部 分を覆い、該開口部分内に蛍光灯等による照明体１０を配設する背面カバー４１ が取り付けられ、その正面側には、枠状の開口部分を閉塞する透光性を有した正 面カバー４２が取り付けられるとともに、前記枠状の上縁４０ａには前記基台３ の嵌合孔６ａと同一の嵌合孔６ａを有し、下縁４０ｂには前記基台３の嵌合孔６ ａと嵌合する嵌合突起６ｂを有してユニットＡの一部を構成する枠体４０と、 透光性を有して板状に形成され、その後端５０ｄが前記枠体４０の両側端部４ ０ｃにそれぞれネジ止めされて前記ユニットＡを構成し、該板状には、内側面５ ０ａ，前縁５０ｂおよび外側面５０ｃを介して水平方向に連続して形成された溝 条８が高さ方向に複数設けられるとともに、前記板状の上縁５０ｅには前記基台 ３の凹溝７ａと同一の凹溝７ａを有し、下縁５０ｆには前記基台３の凹溝７ａと 嵌合する凸条７ｂを有した側板５０と、 前記側板５０の溝条８に対して嵌入し得る両側枠２１ａの端部間に前枠２１ｂ および後枠２１ｃが架設されて矩形の枠状に形成され、前記側枠２１ａの外側に 側方に延出するとともに後方に折曲した略Ｌ字状の係合片２３が設けられた棚枠 ２１と、透光性を有して略矩形の薄板状に形成されて該棚枠２１上に載置され、 その前端部２２ａ近傍には内部に照明体１０を有した表示手段２５が設けられた 棚板２２とを備えた棚部２０と、 を具備し、前記枠体４０および側板５０からなるユニットＡは、前記枠体４０ の嵌合突起６ｂを前記基台３の嵌合孔６ａに嵌合させ、前記側板５０の凸条７ｂ を前記基台３の凹溝７ａに嵌合させて基台３上に載置され、また、各ユニットＡ は、互いに嵌合突起６ｂを嵌合孔６ａに嵌合させ、凸条７ｂを凹溝７ａに嵌合さ せて高さ方向に積層されるとともに、両側板５０，５０間の対向した内側面５０ ａの溝条８には前記棚部２０が棚枠２１の両側枠２１ａを嵌入させて取り付けら れ、積層された最上段のユニット上には照明体１０を有した広告灯１４が設けら れたことを特徴としている。

【０００７】 また、床面に載置され、その上面後部に嵌合孔６ａ、上面両側部に凹溝７ａを 有するとともに、正面側に突出して中空に形成された突出部３ａの内部に照明体 １０が配設され、該突出部３ａの上面には透光性を有するパネル板１２が設けら れた基台３と、 上下左右に囲まれた矩形の枠状に形成され、その背面側には、該枠状の開口部 分を覆い、該開口部分内に蛍光灯等による照明体１０を配設する背面カバー４１ が取り付けられ、その正面側には、枠状の開口部分を閉塞する透光性を有した正 面カバー４２が取り付けられるとともに、前記枠状の上縁４０ａには前記基台３ の嵌合孔６ａと同一の嵌合孔６ａを有し、下縁４０ｂには前記基台３の嵌合孔６ ａと嵌合する嵌合突起６ｂを有してユニットＡの一部を構成する枠体４０と、 透光性を有して板状に形成され、その後端５０ｄが前記枠体４０の両側端部４ ０ｃにそれぞれネジ止めされて前記ユニットＡを構成し、該板状には、内側面５ ０ａ，前縁５０ｂおよび外側面５０ｃを介して水平方向に連続して形成された溝 条８が高さ方向に複数設けられるとともに、前記板状の上縁５０ｅには前記基台 ３の凹溝７ａと同一の凹溝７ａを有し、下縁５０ｆには前記基台３の凹溝７ａと 嵌合する凸条７ｂを有した側板５０と、 前記側板５０の溝条８に対して嵌入し得る両側枠２１ａの端部間に前枠２１ｂ および後枠２１ｃが架設されて矩形の枠状に形成され、前記側枠２１ａの外側に 側方に延出するとともに後方に折曲した略Ｌ字状の係合片２３が設けられた棚枠 ２１と、透光性を有して略矩形の薄板状に形成されて該棚枠２１上に載置され、 その前端部２２ａ近傍には内部に照明体１０を有した表示手段２５が設けられた 棚板２２とを備えた棚部２０と、 を具備し、前記枠体４０および側板５０からなるユニットＡは、前記枠体４０ の嵌合突起６ｂを前記基台３の嵌合孔６ａに嵌合させ、前記側板５０の凸条７ｂ を前記基台３の凹溝７ａに嵌合させて基台３上に載置され、また、各ユニットＡ は、互いに嵌合突起６ｂを嵌合孔６ａに嵌合させ、凸条７ｂを凹溝７ａに嵌合さ せて高さ方向に積層されるとともに、両側板５０，５０間の対向した内側面５０ ａの溝条８には前記棚部２０が棚枠２１の両側枠２１ａを嵌入させて取り付けら れ、積層された最上段のユニット上には照明体１０を有した広告灯１４が設けら れ、 さらに、前記側板５０の外側面５０ｃに設けられた溝条８と略同一の長さに形 成され、その長手方向に全通したレール部８１ａを有し、該溝条８に嵌め込まれ る嵌入体８１と、 コ字状に折曲形成され、その一片８２ａが前記嵌入体８１の一端に取り付けら れ、他片８２ｂに固定ネジ８３を有して前記側板５０の前縁に設けられた溝条に 掛止される掛止片８２と、 前記嵌入体８１に対して鉛直して延出された鉤状片８４ａを有し、前記嵌入体 ８１のレール部８１ａに摺動自在に複数設けられる掛け具８４と、 により、前記側板５０の外側面５０ｃに設けられた溝条８に嵌入体８１を嵌め 込み、前記掛け具８４の鉤状片８４ａを外側面５０ｃに対して鉛直して突出させ る第二の陳列手段８０を具備してもよい。

【０００８】 また、床面に載置され、その上面後部に嵌合孔６ａ、上面両側部に凹溝７ａを 有するとともに、正面側に突出して中空に形成された突出部３ａの内部に照明体 １０が配設され、該突出部３ａの上面には透光性を有するパネル板１２が設けら れた基台３と、 上下左右に囲まれた矩形の枠状に形成され、その背面側には、該枠状の開口部 分を覆い、該開口部分内に蛍光灯等による照明体１０を配設する背面カバー４１ が取り付けられ、その正面側には、枠状の開口部分を閉塞する透光性を有した正 面カバー４２が取り付けられるとともに、前記枠状の上縁４０ａには前記基台３ の嵌合孔６ａと同一の嵌合孔６ａを有し、下縁４０ｂには前記基台３の嵌合孔６ ａと嵌合する嵌合突起６ｂを有してユニットＡの一部を構成する枠体４０と、 透光性を有して板状に形成され、その後端５０ｄが前記枠体４０の両側端部４ ０ｃにそれぞれネジ止めされて前記ユニットＡを構成し、該板状には、内側面５ ０ａ，前縁５０ｂおよび外側面５０ｃを介して水平方向に連続して形成された溝 条８が高さ方向に複数設けられるとともに、前記板状の上縁５０ｅには前記基台 ３の凹溝７ａと同一の凹溝７ａを有し、下縁５０ｆには前記基台３の凹溝７ａと 嵌合する凸条７ｂを有した側板５０と、 前記側板５０の溝条８に対して嵌入し得る両側枠２１ａの端部間に前枠２１ｂ および後枠２１ｃが架設されて矩形の枠状に形成され、前記側枠２１ａの外側に 側方に延出するとともに後方に折曲した略Ｌ字状の係合片２３が設けられた棚枠 ２１と、透光性を有して略矩形の薄板状に形成されて該棚枠２１上に載置され、 その前端部２２ａ近傍には内部に照明体１０を有した表示手段２５が設けられた 棚板２２とを備えた棚部２０と、 を具備し、前記枠体４０および側板５０からなるユニットＡは、前記枠体４０ の嵌合突起６ｂを前記基台３の嵌合孔６ａに嵌合させ、前記側板５０の凸条７ｂ を前記基台３の凹溝７ａに嵌合させて基台３上に載置され、また、各ユニットＡ は、互いに嵌合突起６ｂを嵌合孔６ａに嵌合させ、凸条７ｂを凹溝７ａに嵌合さ せて高さ方向に積層されるとともに、両側板５０，５０間の対向した内側面５０ ａの溝条８には前記棚部２０が棚枠２１の両側枠２１ａを嵌入させて取り付けら れ、積層された最上段のユニット上には照明体１０を有した広告灯１４が設けら れ、 さらに、前記ユニットＡが基台３に対して同一高さに積層された二つの陳列棚 １，１が各背面カバー４１の後面を合わせて背向かいに配置された状態において 、 四角柱状で上下方向に長尺の支柱６２を有し、該支柱６２の一側面には前記側 板５０の前縁５０ｂの溝条８に嵌入する略Ｌ字状の係合片６３が複数個設けられ て、その内の少なくとも一個に固定ネジ６４が螺合され、背向かいに配置された 前記二つの陳列棚１，１の並列した側板５の前縁５０ｂの溝条８に対して前記支 柱６２が取り付けられるとともに、前記支柱６２の上端には、垂直片６５ａと上 面に係止ピン６６が設けられた水平片６５ｂとを有して断面略Ｌ字状に形成され 、水平方向に延出する支持アーム６５が設けられた一対の支持体６１と、 矩形の枠状に形成され、前記一対の支持体６１の支持アーム６５の水平片６５ ｂ上面に対し、前記係止ピン６６と係合する係止孔６７ａを有して支持アーム６ ５の上面に位置決め係止され、前記側板５の外側面５０ｃに沿って載置される棚 枠６７と、 透光性を有して略矩形の薄板状に形成され棚枠６７の上面に載置されるととも に、一方の側端部６８ａには、内部に照明体１０を有した表示手段２５が設けら れた棚板６８と、 により、背向かいに配置された二つの陳列棚１，１の並列した側板５の外側面 ５０ｃに設けられた溝条８に取り付けられる棚部６０を具備してもよい。

【０００９】 また、床面に載置され、その上面後部に嵌合孔６ａ、上面両側部に凹溝７ａを 有するとともに、正面側に突出して中空に形成された突出部３ａの内部に照明体 １０が配設され、該突出部３ａの上面には透光性を有するパネル板１２が設けら れた基台３と、 上下左右に囲まれた矩形の枠状に形成され、その背面側には、該枠状の開口部 分を覆い、該開口部分内に蛍光灯等による照明体１０を配設する背面カバー４１ が取り付けられ、その正面側には、枠状の開口部分を閉塞する透光性を有した正 面カバー４２が取り付けられるとともに、前記枠状の上縁４０ａには前記基台３ の嵌合孔６ａと同一の嵌合孔６ａを有し、下縁４０ｂには前記基台３の嵌合孔６ ａと嵌合する嵌合突起６ｂを有してユニットＡの一部を構成する枠体４０と、 透光性を有して板状に形成され、その後端５０ｄが前記枠体４０の両側端部４ ０ｃにそれぞれネジ止めされて前記ユニットＡを構成し、該板状には、内側面５ ０ａ，前縁５０ｂおよび外側面５０ｃを介して水平方向に連続して形成された溝 条８が高さ方向に複数設けられるとともに、前記板状の上縁５０ｅには前記基台 ３の凹溝７ａと同一の凹溝７ａを有し、下縁５０ｆには前記基台３の凹溝７ａと 嵌合する凸条７ｂを有した側板５０と、 前記側板５０の溝条８に対して嵌入し得る両側枠２１ａの端部間に前枠２１ｂ および後枠２１ｃが架設されて矩形の枠状に形成され、前記側枠２１ａの外側に 側方に延出するとともに後方に折曲した略Ｌ字状の係合片２３が設けられた棚枠 ２１と、透光性を有して略矩形の薄板状に形成されて該棚枠２１上に載置され、 その前端部２２ａ近傍には内部に照明体１０を有した表示手段２５が設けられた 棚板２２とを備えた棚部２０と、 を具備し、前記枠体４０および側板５０からなるユニットＡは、前記枠体４０ の嵌合突起６ｂを前記基台３の嵌合孔６ａに嵌合させ、前記側板５０の凸条７ｂ を前記基台３の凹溝７ａに嵌合させて基台３上に載置され、また、各ユニットＡ は、互いに嵌合突起６ｂを嵌合孔６ａに嵌合させ、凸条７ｂを凹溝７ａに嵌合さ せて高さ方向に積層されるとともに、両側板５０，５０間の対向した内側面５０ ａの溝条８には前記棚部２０が棚枠２１の両側枠２１ａを嵌入させて取り付けら れ、積層された最上段のユニット上には照明体１０を有した広告灯１４が設けら れ、 さらに、前記ユニットＡが基台３に対して同一高さに積層された二つの陳列棚 １，１が各背面カバー４１の後面を合わせて背向かいに配置された状態において 、 四角柱状に形成され、積層された側板５の高さと同一の長さに形成された長尺 の支柱９２を有し、該支柱９２の他側面には上下方向に連続した複数の嵌合溝９ ２ａが設けられ、該支柱９２の一側面には前記側板５の前縁５０ｂの溝条８に嵌 入するとともに固定ネジ９４が螺合される略Ｌ字状の係合片９３が複数個設けら れ、背向かいに配置された前記二つの陳列棚１，１の並列した側板５の前縁５０ ｂの溝条８に対して前記支柱９２が取り付けられるとともに、前記嵌合溝９２ａ には、その上面に係止ピン９５ｂが設けられて水平方向に延出する水平片９５ａ を有したブラケット９５が取り付けられる一対の支持体９１と、 矩形の枠状に形成され、前記一対の支持体９１のブラケット９５に対し、前記 係止ピン９５ｂと係合する係止孔６７ａを有して水平片９５ａの上面に位置決め 係止される棚枠６７と、 透光性を有して略矩形の薄板状に形成され棚枠６７の上面に載置されるととも に、一方の側端部６８ａには、内部に照明体１０を有した表示手段２５が設けら れた棚板６８と、 により、背向かいに配置された二つの陳列棚１，１の並列した側板５の外側面 ５０ｃに設けられた溝条８に取り付けられる棚部９０を具備してもよい。

【００１０】 また、床面に載置され、その上面後部に嵌合孔６ａ、上面両側部に凹溝７ａを 有するとともに、正面側に突出して中空に形成された突出部３ａの内部に照明体 １０が配設され、該突出部３ａの上面には透光性を有するパネル板１２が設けら れた基台３と、 上下左右に囲まれた矩形の枠状に形成され、その背面側には、該枠状の開口部 分を覆い、該開口部分内に蛍光灯等による照明体１０を配設する背面カバー４１ が取り付けられ、その正面側には、枠状の開口部分を閉塞する透光性を有した正 面カバー４２が取り付けられるとともに、前記枠状の上縁４０ａには前記基台３ の嵌合孔６ａと同一の嵌合孔６ａを有し、下縁４０ｂには前記基台３の嵌合孔６ ａと嵌合する嵌合突起６ｂを有してユニットＡの一部を構成する枠体４０と、 透光性を有して板状に形成され、その後端５０ｄが前記枠体４０の両側端部４ ０ｃにそれぞれネジ止めされて前記ユニットＡを構成し、該板状には、内側面５ ０ａ，前縁５０ｂおよび外側面５０ｃを介して水平方向に連続して形成された溝 条８が高さ方向に複数設けられるとともに、前記板状の上縁５０ｅには前記基台 ３の凹溝７ａと同一の凹溝７ａを有し、下縁５０ｆには前記基台３の凹溝７ａと 嵌合する凸条７ｂを有した側板５０と、 前記側板５０の溝条８に対して嵌入し得る両側枠２１ａの端部間に前枠２１ｂ および後枠２１ｃが架設されて矩形の枠状に形成され、前記側枠２１ａの外側に 側方に延出するとともに後方に折曲した略Ｌ字状の係合片２３が設けられた棚枠 ２１と、透光性を有して略矩形の薄板状に形成されて該棚枠２１上に載置され、 その前端部２２ａ近傍には内部に照明体１０を有した表示手段２５が設けられた 棚板２２とを備えた棚部２０と、 を具備し、前記枠体４０および側板５０からなるユニットＡは、前記枠体４０ の嵌合突起６ｂを前記基台３の嵌合孔６ａに嵌合させ、前記側板５０の凸条７ｂ を前記基台３の凹溝７ａに嵌合させて基台３上に載置され、また、各ユニットＡ は、互いに嵌合突起６ｂを嵌合孔６ａに嵌合させ、凸条７ｂを凹溝７ａに嵌合さ せて高さ方向に積層されるとともに、両側板５０，５０間の対向した内側面５０ ａの溝条８には前記棚部２０が棚枠２１の両側枠２１ａを嵌入させて取り付けら れ、積層された最上段のユニット上には照明体１０を有した広告灯１４が設けら れ、 さらに、四角柱状で側方向に長尺に形成された橋梁体３１と、 該橋梁体３１の両端部に形成され、前記陳列棚１の側板５の内側面５０ａに対 向して設けられた溝条８に嵌入する嵌入片３２と、 前記橋梁体３１の外周の任意の位置に嵌合される三叉の脚部よりなる取付片３ ３ａを有し、前記橋梁体３１の長手方向に並列するとともに、その長手方向に対 して鉛直に延出する鉤状部材３３と、 により、前記側板５の対向する内側面５０ａの溝条８，８間に嵌入片３２をも って橋梁体３１を架設させ、前記鉤状部材３３を前記陳列棚１の前方向に延出さ せる第一の陳列手段３０を具備してもよい。

【００１１】 また、床面に載置され、その上面後部に嵌合孔６ａ、上面両側部に凹溝７ａを 有するとともに、正面側に突出して中空に形成された突出部３ａの内部に照明体 １０が配設され、該突出部３ａの上面には透光性を有するパネル板１２が設けら れた基台３と、 上下左右に囲まれた矩形の枠状に形成され、その背面側には、該枠状の開口部 分を覆い、該開口部分内に蛍光灯等による照明体１０を配設する背面カバー４１ が取り付けられ、その正面側には、枠状の開口部分を閉塞する透光性を有した正 面カバー４２が取り付けられるとともに、前記枠状の上縁４０ａには前記基台３ の嵌合孔６ａと同一の嵌合孔６ａを有し、下縁４０ｂには前記基台３の嵌合孔６ ａと嵌合する嵌合突起６ｂを有してユニットＡの一部を構成する枠体４０と、 透光性を有して板状に形成され、その後端５０ｄが前記枠体４０の両側端部４ ０ｃにそれぞれネジ止めされて前記ユニットＡを構成し、該板状には、内側面５ ０ａ，前縁５０ｂおよび外側面５０ｃを介して水平方向に連続して形成された溝 条８が高さ方向に複数設けられるとともに、前記板状の上縁５０ｅには前記基台 ３の凹溝７ａと同一の凹溝７ａを有し、下縁５０ｆには前記基台３の凹溝７ａと 嵌合する凸条７ｂを有した側板５０と、 前記側板５０の溝条８に対して嵌入し得る両側枠２１ａの端部間に前枠２１ｂ および後枠２１ｃが架設されて矩形の枠状に形成され、前記側枠２１ａの外側に 側方に延出するとともに後方に折曲した略Ｌ字状の係合片２３が設けられた棚枠 ２１と、透光性を有して略矩形の薄板状に形成されて該棚枠２１上に載置され、 その前端部２２ａ近傍には内部に照明体１０を有した表示手段２５が設けられた 棚板２２とを備えた棚部２０と、 を具備し、前記枠体４０および側板５０からなるユニットＡは、前記枠体４０ の嵌合突起６ｂを前記基台３の嵌合孔６ａに嵌合させ、前記側板５０の凸条７ｂ を前記基台３の凹溝７ａに嵌合させて基台３上に載置され、また、各ユニットＡ は、互いに嵌合突起６ｂを嵌合孔６ａに嵌合させ、凸条７ｂを凹溝７ａに嵌合さ せて高さ方向に積層されるとともに、両側板５０，５０間の対向した内側面５０ ａの溝条８には前記棚部２０が棚枠２１の両側枠２１ａを嵌入させて取り付けら れ、積層された最上段のユニット上には照明体１０を有した広告灯１４が設けら れ、 さらに、表示手段２５は、前記棚板２２（６８）の端部２２ａ（６８ａ）近傍 に設けられ、前記照明体１０を収納するとともに、前記棚板２２（６８）の幅方 向に全通して設けられた透光性を有するケーシング７０と、 前記棚板２２（６８）の端部２２ａ（６８ａ）側となる該ケーシング７０の外 側にケーシング７０の長手方向に沿って着脱自在に設けられ、その外表面には、 前記棚部２０（６０）に陳列された商品と対応する品名および値段７１ａ等が記 載される透光性を有した表示板７１と、 前記ケーシング７０の上面奥方にケーシング７０の長手方向に全通して設けら れた複数の溝部７４と、 該溝部７４に対して係止する係止片７５ａを有して、前記棚部２０（６０）の 奥方に延出されて棚部２０（６０）に陳列された商品Ｂを区分けする中板７５と 、 により構成されている。

【００１２】 また、床面に載置され、その上面後部に嵌合孔６ａ、上面両側部に凹溝７ａを 有するとともに、正面側に突出して中空に形成された突出部３ａの内部に照明体 １０が配設され、該突出部３ａの上面には透光性を有するパネル板１２が設けら れた基台３と、 上下左右に囲まれた矩形の枠状に形成され、その背面側には、該枠状の開口部 分を覆い、該開口部分内に蛍光灯等による照明体１０を配設する背面カバー４１ が取り付けられ、その正面側には、枠状の開口部分を閉塞する透光性を有した正 面カバー４２が取り付けられるとともに、前記枠状の上縁４０ａには前記基台３ の嵌合孔６ａと同一の嵌合孔６ａを有し、下縁４０ｂには前記基台３の嵌合孔６ ａと嵌合する嵌合突起６ｂを有してユニットＡの一部を構成する枠体４０と、 透光性を有して板状に形成され、その後端５０ｄが前記枠体４０の両側端部４ ０ｃにそれぞれネジ止めされて前記ユニットＡを構成し、該板状には、内側面５ ０ａ，前縁５０ｂおよび外側面５０ｃを介して水平方向に連続して形成された溝 条８が高さ方向に複数設けられるとともに、前記板状の上縁５０ｅには前記基台 ３の凹溝７ａと同一の凹溝７ａを有し、下縁５０ｆには前記基台３の凹溝７ａと 嵌合する凸条７ｂを有した側板５０と、 前記側板５０の溝条８に対して嵌入し得る両側枠２１ａの端部間に前枠２１ｂ および後枠２１ｃが架設されて矩形の枠状に形成され、前記側枠２１ａの外側に 側方に延出するとともに後方に折曲した略Ｌ字状の係合片２３が設けられた棚枠 ２１と、透光性を有して略矩形の薄板状に形成されて該棚枠２１上に載置され、 その前端部２２ａ近傍には内部に照明体１０を有した表示手段２５が設けられた 棚板２２とを備えた棚部２０と、 を具備し、前記枠体４０および側板５０からなるユニットＡは、前記枠体４０ の嵌合突起６ｂを前記基台３の嵌合孔６ａに嵌合させ、前記側板５０の凸条７ｂ を前記基台３の凹溝７ａに嵌合させて基台３上に載置され、また、各ユニットＡ は、互いに嵌合突起６ｂを嵌合孔６ａに嵌合させ、凸条７ｂを凹溝７ａに嵌合さ せて高さ方向に積層されるとともに、両側板５０，５０間の対向した内側面５０ ａの溝条８には前記棚部２０が棚枠２１の両側枠２１ａを嵌入させて取り付けら れ、積層された最上段のユニット上には照明体１０を有した広告灯１４が設けら れ、 さらに、前記ユニットＡが基台３に対して同一高さに積層された二つの陳列棚 １，１が各背面カバー４１の後面を合わせて背向かいに配置された状態において 、 四角柱状で上下方向に長尺の支柱６２を有し、該支柱６２の一側面には前記側 板５０の前縁５０ｂの溝条８に嵌入する略Ｌ字状の係合片６３が複数個設けられ て、その内の少なくとも一個に固定ネジ６４が螺合され、背向かいに配置された 前記二つの陳列棚１，１の並列した側板５の前縁５０ｂの溝条８に対して前記支 柱６２が取り付けられるとともに、前記支柱６２の上端には、垂直片６５ａと上 面に係止ピン６６が設けられた水平片６５ｂとを有して断面略Ｌ字状に形成され 、水平方向に延出する支持アーム６５が設けられた一対の支持体６１と、 矩形の枠状に形成され、前記一対の支持体６１の支持アーム６５の水平片６５ ｂ上面に対し、前記係止ピン６６と係合する係止孔６７ａを有して支持アーム６ ５の上面に位置決め係止され、前記側板５の外側面５０ｃに沿って載置される棚 枠６７と、 透光性を有して略矩形の薄板状に形成され棚枠６７の上面に載置されるととも に、一方の側端部６８ａには、内部に照明体１０を有した表示手段２５が設けら れた棚板６８と、 により、背向かいに配置された二つの陳列棚１，１の並列した側板５の外側面 ５０ｃに設けられた溝条８に取り付けられる棚部６０を具備し、 また、表示手段２５は、前記棚板２２（６８）の端部２２ａ（６８ａ）近傍に 設けられ、前記照明体１０を収納するとともに、前記棚板２２（６８）の幅方向 に全通して設けられた透光性を有するケーシング７０と、 前記棚板２２（６８）の端部２２ａ（６８ａ）側となる該ケーシング７０の外 側にケーシング７０の長手方向に沿って着脱自在に設けられ、その外表面には、 前記棚部２０（６０）に陳列された商品と対応する品名および値段７１ａ等が記 載される透光性を有した表示板７１と、 前記ケーシング７０の上面奥方にケーシング７０の長手方向に全通して設けら れた複数の溝部７４と、 該溝部７４に対して係止する係止片７５ａを有して、前記棚部２０（６０）の 奥方に延出されて棚部２０（６０）に陳列された商品Ｂを区分けする中板７５と 、 により構成されている。 なお、前記基台３に形成された凹溝７ａは、基台３内部に貫通した溝孔であっ てもよい。

【００１３】

【作用】

背板４および側板５を形成するユニットＡは、枠体４０の両側端部４０ｃ，４ ０ｃに対し、各側板５０，５０の後部５０ｄ，５０ｄがネジ止めされて形成され ている。 このユニットＡは、基台３の上面後部に設けられた嵌合孔６ａに枠体４０の下 縁４０ｂより突設された嵌合突起６ｂを嵌合させるとともに、基台３の上面側部 に設けられ凹溝７ａに側板５０の下縁５０ｆに設けられた凸条７ｂを嵌合させる ことによって基台３の上面に固定される。

【００１４】 また、各ユニットＡは、互いに嵌合孔６ａに嵌合突起６ｂを嵌合させるととも に、凹溝７ａに凸条７ｂを嵌合させることによって基台３上に必要な高さに積層 される。

【００１５】 そして、棚部２０は、棚枠２１の各側枠２１ａ，２１ａを両側板５，５のそれ ぞれの内側面５０ａ，５０ａに設けられた溝条８，８に対して嵌入させ、係止片 ２３を側板５の前縁５０ｂの溝条８に係合させて棚枠２１を溝条８に固定させる とともに、棚板２２を棚枠２１の上側に載置させることにより側板５，５間に着 脱自在に取り付けられる。

【００１６】 さらに、枠体４０内に設けられた照明体１０により、棚部２０の棚板２２上に 陳列された商品Ｂに後方より光が照らされる。 また、棚板２２の前端部２２ａに設けられた照明体１０により棚板２２上に陳 列された商品Ｂおよび陳列棚１の前方に光が照らされる。 なお、棚板２２が透光性を有しているので、棚板２２に設けられた照明体１０ の光はその下段の棚部２０に陳列された商品Ｂを照射する。 さらに、側板５が透光性を有しているので、枠体４０に設けられた照明体１０ の光は側板５の外方に透光される。

【００１７】 また、第二の陳列手段８０は、側板５の外側面５０ｃより鉛直方向に複数の鉤 状片８２を延出させ、この鉤状片８２に他の商品を釣支させる。

【００１８】 そして、二つの陳列棚１，１を背向かいに配置した状態では、支持体６１（９ １）と枠体６７と棚板６８とによって、並列された側板５の両外側面５０ｃ方向 に棚部６０（９０）が着脱自在に取り付けられる。

【００１９】 さらに、第一の陳列手段３０は、対向する側板５，５間に陳列棚１の前方に延 出する複数の鉤状部材３３を取り付け、この鉤状部材３３に他の商品を釣支させ る。

【００２０】 また、棚板２２（６８）の端部２２ａ（６８ａ）に設けられた表示手段２５は 、透光性を有したケーシング７０の前方側に照明体１０の光を透光させる表示板 ７１を設け、この表示板７１に記載されて棚部２０（６０）に陳列された商品Ｂ を示す品名および値段７１ａを照明体１０の光を透光させて引き立てる。 さらに、ケーシング７０の上面奥方に複数の溝部７４が設けられ、この溝部７ ４に対して中板７５を着脱自在に取り付けたことにより、棚部２０（６０）に陳 列された商品Ｂが区分される。

【００２１】

【実施例】

以下、本考案の一実施例を図面を参照して具体的に説明する。 図１は本考案による商品等の陳列棚の一実施例を示す斜視図である。 図１に示すように、この実施例の陳列棚１は、棚本体２と、棚部２０とで大略 構成されている。

【００２２】 まず、棚本体２は、床面に対して載置される基台３と、この基台３上に取り付 けられる背板４および側板５とにより構成されている。 この背板４および側板５は、複数のユニットＡが基台３に対して高さ方向に積 層されることにより形成されている。

【００２３】 図２に示すように、背板４および側板５を形成するユニットＡは、幅方向に長 尺で枠状に形成された枠体４０の両側端部４０ｃ，４０ｃに対し、この枠体４０ と同高さの板状体である各側板５０，５０の後部５０ｄ，５０ｄがネジ止め等に よって取り付けられて略コ字状に形成されている。

【００２４】 このユニットＡは、基台３の上面後部に設けられた嵌合孔６ａに枠体４０の下 縁４０ｂより突設された嵌合突起６ｂを嵌合させるとともに、基台３の上面側部 に設けられた凹溝７ａに側板５０の下縁５０ｆに設けられた凸条７ｂを嵌合させ ることによって固定される。 また、枠体４０の上縁４０ａおよび側板５０の上縁５０ｅには、基台３と同様 な嵌合孔６ａおよび凹溝７ａがそれぞれ設けられていて、各ユニットＡ間の積層 においても基台３に対するユニットＡの取り付けと同様に固定されている。

【００２５】 このユニットＡを構成する側板５０は、透光性を有する合成樹脂等により形成 されていて、その周面には、内側面５０ａ，前縁５０ｂおよび外側面５０ｃを介 して連続して水平に形成された溝条８が高さ方向に等間隔で複数設けられている 。 また、この溝条８は対向する両側板５０，５０においてそれぞれ対称に設けら れている。 なお、側板５０の下縁５０ｆに形成された凸条７ｂは、前記溝条８の奥面を外 周面として形成されるとともに、溝条８の高さよりも長尺に設けられているので 、図１に示すユニットＡの積層状態においても積層された上下の側板５０，５０ 間に溝条８が形成され、各ユニットＡ，Ａ間で連続した溝条８が高さ方向に等間 隔で配置されるようになっている。 また、基台３に形成された凹溝７ａは、基台３の内部に貫通した溝孔であって もよい。

【００２６】 また、図２に示すように、枠体４０の背面側には、金属板にて形成された背面 カバー４１が枠体４０の開口部分を覆うように取り付けられ、この背面カバー４ １の正面側には蛍光灯等による照明体１０が配設されている。そして、枠体４０ の正面側には、透光性を有する合成樹脂等によりなる正面カバー４２が枠体４０ の開口部分を閉塞するように取り付けられている。

【００２７】 なお、背面カバー４１および正面カバー４２は、各ユニットＡの枠体４０の背 面側および正面側に取り付けられるが、図２に示すように複数積層されたユニッ トＡ（図中３個）に対し、その連続した複数の枠体４０の背面側および正面側を 一括して覆うことができる連続形成された背面カバー４１ａおよび正面カバー４ ２ａを取り付けても良い。

【００２８】 また、基台３には、その上面に取り付けられた側板５０より正面側に突出され た突出部３ａが設けられている。この突出部３ａは、内部が中空に形成されてい て、その内部には照明体１０が配設されている。そして、この照明体１０が配設 された突出部３ａの前面側には、透光性を有する合成樹脂等によりなるパネル板 １２が設けられている。

【００２９】 なお、各背板４ａおよび基台３には、コンセント等による電気コード接続部１ ３が設けられていて、各枠体４０および基台３の突出部３ａに配設された各照明 体１０を図示しない単一のスイッチに電気的に接続し、このスイッチによってこ れら全ての照明体１０の電源がオン／オフされるようになっている。

【００３０】 また、基台３に対して高さ方向に積層された枠体４０および側板５０よりなる 各ユニットＡのうち、上段のユニットに配設された枠体４０の上縁４０ａには、 枠体４０の上縁４０ａの嵌合孔６ａに対して嵌合する嵌合突起６ｂをもって取り 付けられる広告灯１４が取り付けられている。 そして、広告灯１４の内部には、蛍光灯等による照明体１０が設けられていて 、この照明体１０は、枠体４０に設けられた電気コード接続部１３を介して上述 したスイッチに電気的に接続されている。

【００３１】 また、図２に示すように、前記上段のユニットは、枠体４０および側板５０が 下段に積層された他のユニットＡの半分の高さに形成されたものが上下に２個重 ねられている。 そして、半分に形成された下側の側板５０には、他のユニットＡと同様に内側 面５０ａ，前縁５０ｂおよび外側面５０ｃを介して連続して形成された溝条８が 高さ方向に等間隔で複数設けられ、上側の側板５０は、前縁５０ｂの一部が前下 方向に傾斜して形成され、溝条８は内側面５０ａおよび前縁５０ｂのみに形成さ れている。 また、この上段のユニットの枠体４０に取り付けられた正面カバー４２の前面 には、それぞれ鏡板１５が取り付けられる。

【００３２】 次に、棚部２０は、図３に示すように、棚枠２１と、棚板２２とで構成されて いる。 棚枠２１は、組み立てられた棚本体２の両側板５，５のそれぞれの内側面５０ ａに設けられた各溝条８，８に対して嵌入し得る両側枠２１ａ，２１ａと、この 両側枠２１ａ，２１ａの各端部間に架設される前枠２１ｂおよび後枠２１ｃとを 有しており、枠体２１はこれら両側枠２１ａ，２１ａ、前枠２１ｂおよび後枠２ １ｃによって矩形の枠状に形成されている。

【００３３】 また、両側枠２１ａ，２１ａには、側方に延出するとともに後方に折曲した略 Ｌ字状の係合片２３が設けられている。 さらに、後枠２１ｃの後縁部には、上方に延出するとともに前方に折曲した略 Ｌ字状の支持片２４が設けられている。 そして、枠体２１には、枠体２１の歪み等を防止するために前枠２１ｂと後枠 ２１ｃとを連通する梁部２１ｄが設けられている。

【００３４】 棚板２２は、略矩形の薄板状に形成された透光性を有するガラス板であって、 その前端部２２ａには図３に示すように内部に蛍光灯等による照明体１０を備え 、後述するケーシング７０が透光性を有する部材により形成された表示手段２５ が設けられている。 また、棚板２２は、ガラス板に限らず、例えばアクリル板等の透光性を有した 硬質の薄板であれば良い。

【００３５】 このような構成の棚部２０は、棚枠２１の各側枠２１ａ，２１ａを両側板５， ５のそれぞれの内側面５０ａ，５０ａに設けられた各溝条８，８に対して嵌入さ せるとともに、棚板２０を棚枠２１の上側に載置することによって前記棚本体２ に着脱自在に取り付けられる。

【００３６】 この取り付け状態において、棚枠２１は図４（ａ）、図４（ｂ）に示すように 、側枠２１ａの側縁が側板５の溝条８に嵌め込まれるとともに、係合片２３が同 溝条８の前縁に係合することによって、その後枠２１ｃが背板４の正面カバー４ ２に当接することなく位置決めされて固定される。 また、棚板２２は、その後端部２２ｂが棚枠２１の後枠２１ｃに設けられた支 持片２４に嵌合挟持されることによって、棚枠２１上に取り付けられる。

【００３７】 すなわち、このような棚部２０を複数備えることにより、図１に示すように側 板５，５間に多段の棚部２０を設けることができる。

【００３８】 また、上述した棚部２０において、図３に示すように、最下段の棚部２０を他 の棚部２０よりも前面に突き出すように長尺に形成することにより、最下段に載 置される商品の視覚的な向上を図ることができる。

【００３９】 なお、図３に示すように、棚枠２１の後枠２１ｃの下側には、コンセント等に よる電気コード接続部１３が設けられていて、棚板２２の前端部２２ａに設けら れた表示手段２５内の照明体１０は、この電気コード接続部１３を介して前記単 一のスイッチに電気的に接続され、このスイッチにより上述した棚本体２の照明 体１０と共に電源のオン／オフが行われる。 また、この電気コード接続部１３により、図１に示すように棚本体２に対して 棚部２０を複数段取り付けた際の各表示手段２５間での電気的接続が可能である 。

【００４０】 従って、このように構成された陳列棚１では、棚本体２の背板４および側板５ を基台３に対して積載される枠体４０および側板５０よりなる複数のユニットＡ で形成したことにより、ユニットＡおよび上段のユニットの積載数の変更によっ て棚本体２の高さを必要に応じて変更することができる。

【００４１】 また、両側板５，５に水平な溝条８が高さ方向に等間隔で複数形成され、両側 板５，５間で対向した溝条８，８間に着脱自在な棚部２０を取り付けたことによ り、棚板２２の高さ位置を必要に応じて自在に変更することができる。

【００４２】 そして、背板４に照明体１０を設けたことによって、棚部２０の棚板２２上に 陳列された商品を後方より照射することができ、商品の商品性を視覚的な面で向 上させることができる。

【００４３】 また、棚板２２の前端部２２ａに照明体１０を有するとともに透光性を有した 表示手段２５を設けたことによって、棚板２２上に陳列された商品および棚板２ ２の前方を効果的にライトアップさせて商品の商品性を視覚的な面で向上させる ことができる。 さらに、棚板２２を透光性を有する部材で形成したことによって、照明体１０ の光を下段の棚部２０に陳列された商品に対しても照射することができる。

【００４４】 また、側板５を透光性を有した部材で形成したことにより、背板４に設けられ た照明体１０による光を棚本体２の外部に透光させ、陳列棚１自体を視覚的な面 で向上させることができるとともに、棚板２２上に陳列された商品の陰影を側板 ５の外側面５０ｃに写し出させることにより、側板５の外側よりその商品の認識 をさせることができる。

【００４５】 そして、上段のユニットに取り付けられた正面カバー４２の前面に鏡板１５を 設けたことにより、棚部２０に陳列された商品が身に着けるものであるとき、そ の商品を身に着けた状態を鏡板１５に映し出すことができる。

【００４６】 なお、上述した実施例の陳列棚１において、側板５に設けられた溝条８には、 上述した棚部２０の他に図５または図６に示すような第一の陳列手段３０または 第二の陳列手段８０を取り付けることができる。 まず、図５に示すように第一の陳列手段３０は、四角柱状に形成された長尺の 橋梁体３１を基部としており、この橋梁体３１の両端部には、上段のユニットの 両側板５０，５０の内側面５０ａに形成された溝条８に嵌入し得る嵌入片３２が 形成されている。

【００４７】 また、橋梁体３１には、三叉の脚部よりなる取付片３３ａと、商品名，値段等 が記載される札部３３ｂとを有した細長の鉤状部材３３がその取付片３３ａを橋 梁体３１の外周の任意の位置に嵌合させて橋梁体３１の長手方向と並列するとと もにその長手方向と鉛直して複数個取り付けられる。 そして、橋梁体３１は、各嵌入片３２，３２を両側板５０，５０の内側面５０ ａ，５０ａに形成された対向する両溝条８，８に嵌入させることによって両側板 ５，５間に架設される。 この際、鉤状部材３３および札部３３ｂは、陳列棚１の前方に延出するように 配設される。

【００４８】 すなわち、このように構成された第一の陳列手段３０によれば、両側板５０， ５０の溝条８，８間に架設される橋梁体３１を備え、この橋梁体３１に前方に延 出した複数の鉤状部材３３を取り付けたことにより、側板５０，５０間に他の商 品を釣支させて陳列することができる。

【００４９】 なお、この図５に示す第一の陳列手段３０の取り付け位置は、例として上段の ユニットを主に説明したが、この限りでなく、橋梁体３１は他のユニットＡの両 側板５０，５０間にも取り付けることが可能である。

【００５０】 次に、図６に示すように、第二の陳列手段８０は、側板５の外側面５０ｃに設 けられた溝条８に取り付けられるものであり、この溝条８の長手方向に沿って嵌 め込まれる嵌入体８１を基部としている。 この嵌入体８１は、外側面５０ｃの溝条８の長さと略同長さに形成されていて 、上下に係止部分を有したレール部８１ａが長手方向に全通して形成されている 。 そして、嵌入体８１の一端には、コ字状に折曲した掛止片８２の一片８２ａが 取り付けられ、他片８２ｂを嵌入体８１の裏面に延出させるとともに、この他片 ８２ｂには固定ネジ８３が設けられている。

【００５１】 また、嵌入体８１のレール部８１ａ内には、このレール部８１ａに対して鉛直 に延出する鉤状片８４ａを有した複数の掛け具８４が摺動自在に設けられている 。 さらに、嵌入体８１の裏面上部には、鉤状片８４ａに陳列された商品の品名お よび値段が記載される札部８５が、嵌入体８１の長手方向に全通して設けられて いる。

【００５２】 そして、図６に示すように、嵌入体８１を溝条８に沿って嵌め込むとともに、 掛止片８２を側板５の前縁５０ｂ側に掛止させ、固定ネジ８３を締め付けること により、嵌入体８１が溝条８に固定され、鉤状片８４ａが側板５の外側面５０ｃ と鉛直に突出して設けられる。

【００５３】 すなわち、このように構成された第二の陳列手段８０によれば、側板５の外側 面５０ｃに設けられた溝条８に対して嵌め込まれるとともに鉤状片８４ａを有し た嵌入体８１を備えたことにより、側板５の外側面５０ｃ側に他の商品を釣支さ せて陳列することができる。

【００５４】 なお、側板５は透光性を有した部材によって形成されていて、背板４に設けら れた照明体１０の光を側板５を透して照射させることができるので、側板５の外 側面５０ｃ側に陳列された商品に対しても、光を照射させて商品性を向上させる ことができる。

【００５５】 ところで、上述した実施例の陳列棚１は、前面側のみに棚部２０を有し、使用 状態においては、壁面に配置されて使用されるが、図７に示すように同一の高さ にユニットＡが積層された二つの陳列棚１，１の後面を合わせて背向かいにする ことにより、前面および後面側に棚部２０を有し、例えば店内のフロア中央等に 配置して使用することができる。

【００５６】 また、背向かいに配置された使用状態において、図７に示すように、側板５に はその外側面５０ｃに延出する棚部６０が側板５に設けられた溝条８を介して取 り付けられる。 図８に示すように、この棚部６０は、支持体６１と、棚枠６７と、棚板６８と で構成されている。

【００５７】 まず、支持体６１は、四角柱状で上下方向に長尺の支柱６２を基部としており 、この支柱６２の一側面には、水平方向に延出するとともに側板５の前縁５０ｂ に設けられた溝条８に嵌入し得る略Ｌ字状の係合片６３が上下方向に複数個（図 中二個）設けられている。 また、少なくとも一個の係合片６３（図中上側）には、ネジ孔６３ａが穿設さ れていて、このネジ孔６３ａには支柱６２側にねじ込まれる固定ネジ６４が螺合 される。 そして、支柱６１の上端には、水平に延出するとともに垂直片６５ａと水平片 ６５ｂとを有して断面略Ｌ字状に形成された支持アーム６５の一端が固定されて いる。

【００５８】 この支持体６１は、図９に示すように、係合片６３を側板５の前縁５０ｂ側よ り溝条８に差し込み、固定ネジ６４が締め込まれることによって、側板５の内側 面５０ａと外側面５０ｃとを係合片６３と支柱６１の一側面とで挟持し、側板５ の前縁５０ｂ近傍に着脱自在に取り付けられる。

【００５９】 そして、支持アーム６５は、側板５の外側面５０ｃに対して垂直方向に延出し て設けられる。また、支持アーム６５の水平片６５ｂ上面には、後述する棚枠６ ７を位置決めおよび係止する係止ピン６６が両端に設けられている。 なお、支持体６１は、背向かいに配置された陳列棚１の前側および後側の側板 ５，５間に固定されており、前後で対向する支持体６１，６１は、それぞれ対称 形状に構成されている。

【００６０】 次に、棚枠６７は、矩形の枠状に形成されており、側板５に固定された両支持 体６１，６１の支持アーム６５，６５の上面に載置される。 また、図８に示すように支持アーム６５と当接する枠部の下面には、支持アー ム６５の上面に設けられた係止ピン６６と係合する係止孔６７ａが穿設されてい て、この係止孔６７ａと係止ピン６６が係合することによって、支持アーム６５ に対する棚枠６７の支持状態が位置決め係止される。 そして、図８に示すように、棚枠６７を構成する枠部のうち側板５に沿って載 置される枠部には、上方に延出するとともに側方に折曲した略Ｌ字状の支持片６ ７ｂが設けられている。 なお、図８に示すように棚枠６７には、対向する枠部とを連通する梁部６７ｃ が設けられていて、棚枠６７に生じる歪み等を防止している。

【００６１】 次に、棚板６８は、略矩形の薄板状に形成されたガラス板であって、その一方 の側端部６８ａには図７で示すように内部に蛍光灯等による照明体１０を備え、 後述するケーシング７０が透光性を有する部材により形成された表示手段２５が 設けられている。 また、棚板６８は、ガラス板に限らず透光性を有した硬質の薄板であれば良い 。

【００６２】 そして、棚板６８は、棚枠６７の上側に載置されるとともに、他方の側端部６ ８ｂが枠体６７に設けられた支持片６７ｂに嵌合挟持されることによって、棚枠 ６７上に取り付けられる。

【００６３】 このような構成により、この実施例による陳列棚１は、背向かいに配置された 状態において、側板５に設けられた溝条８に対して、側板５の外側面５０ｃ方向 に延出する棚部６０を着脱自在に取り付けることができる。 また、同様な棚部６０を複数備えることにより、図７に示すように側板５の外 側面５０ｃに多段の棚部６０を設けることができる。

【００６４】 なお、上述した棚枠６７および棚板６８を支持する構造として、図１０ａ，図 １０ｂに示すような他の構造の棚部９０も考えられる。 この棚部９０は、上述した棚枠６７および棚板６８を支持する支持体９１を有 している。

【００６５】 支持体９１は、四角柱状で積層された側板５の高さと同一の長さに形成された 長尺の支柱９２を基部としており、この支柱９２の一側面には、上述した支持体 ６１と同様に水平方向に延出するとともに側板５の前縁５０ｂに設けられた溝条 ８に嵌入し得る略Ｌ字状の係合片９３が上下方向に複数個（図中二個）設けられ ている。 また、係合片９３には、支柱９２側にねじ込まれる固定ネジ９４が螺合されて いる。 さらに、支柱９２の他側面には、上下方向に連続した複数の嵌合溝９２ａが設 けられいる。

【００６６】 この、支持体９１は、図１０ａ，図１０ｂに示すように、係合片９３を側板５ の前縁５０ｂ側より溝条８に差し込み、固定ネジ９４が締め込まれることにより 、側板５の内側面５０ａと外側面５０ｃとを係合片９３と支柱９１の一側面とで 挟持し、各側板５，５の前縁５０ｂ側にそれぞれ着脱自在に取り付けられる。

【００６７】 また、各支柱９２，９２の嵌合溝９２ａには、ブラケット９５，９５がそれぞ れ同一高さで着脱自在に取り付けられる。 このブラケット９５には、棚枠６７を支持する、水平片９５ａが設けられてい て、この水平片９５ａ上面には、上述した支持体６１の支持アーム６５と同様に 、棚枠６７を位置決めおよび係止する係止ピン９５ｂが設けられている。

【００６８】 そして、ブラケット９５の水平片９５ａ上には、上述した棚枠６７が、係止孔 ６７ａと係止ピン９５ｂとを係合させて位置決め支持されるとともに、棚枠６７ 上に棚板６８が取り付けられる。

【００６９】 このような構成により、この実施例による陳列棚１は、背向かいに配置された 状態において、側板５に設けられた溝条８を利用して、側板５の外側面５０ｃ方 向に延出する棚部９０を着脱自在に取り付けることができる。 また、同様な棚部９０を複数備えることにより、図７に示すように側板５の外 側面５０ｃに多段の棚部９０を設けることができる。

【００７０】 なお、棚枠６７の下側には、コンセントを有する電気コード接続部１３が設け られていて、棚板６８の側端部に設けられた表示手段２５は、この電気コード接 続部１３を介して前記単一のスイッチに電気的に接続され、このスイッチにより 上述した他の照明体１０と共に電源のオン／オフが行われる。 また、この電気コード接続部１３により、図７および図１０ａ，図１０ｂに示 すように側板５に対して棚部６０，９０を複数取り付けた際の各表示手段２５間 の電気的接続が可能である。

【００７１】 さらに、二つの陳列棚１，１が背向かいに配置された状態でも、対向する側板 ５，５間に上述した第一の陳列手段３０が取り付けられることは言うまでもない 。

【００７２】 また、上述した陳列棚１の各棚板２２（６８）の端部に設けられた表示手段２ ５は、図１０に示すように、蛍光灯等の照明体１０が収納されるとともに、棚板 ２２（６８）の幅方向に全通して設けられた長尺のケーシング７０を有している 。 図１０に示すように、ケーシング７０には棚板２２（６８）の端部２２ａ（６ ８ａ）側、すなわちケーシング７０の側方側に沿って長尺の表示板７１が設けら れている。この表示板７１は、合成樹脂等による透光性を有した部材によって形 成されているとともに、ケーシング７０に対して着脱自在に設けられていて、表 示板７１の外面には棚部２０（６０）に陳列される商品Ｂと対応する品名および 値段７１ａ等が記載される。

【００７３】 そして、ケーシング７０の上面奥方には、ケーシング７０の長手方向に全通し た複数（図中二個）の溝部７４が形成され、この溝部７４には、棚部２０（６０ ）の奥方に延出され、陳列された商品Ｂを区分けする中板７５が係止片７５ａを もって取り付けられる。

【００７４】 すなわち、上述したケーシング７０によれば、陳列された商品Ｂと対応する品 名および値段７１ａが記載されるとともに、収納された照明体１０の光を透光す る表示板７１により、棚部２０（６０）に陳列された商品Ｂを示す品名および値 段７１ａ等を光によって引き立たせ、これによりその商品Ｂの商品性を視覚的に 向上することができる。

【００７５】 さらに、ケーシング７０の上面奥方に長手方向に全通した溝部７４を設け、こ の溝部７４に対して係止される中板７５を備えたことにより、棚部２０（６０） に陳列された商品Ｂを容易に整理でき、棚部２０（６０）に商品Ｂが整理されて 陳列されることによってその商品性を視覚的に向上することができる。

【００７６】

【考案の効果】

以上説明したように本考案による商品等の陳列棚は、背板および側板を基台に 対して高さ方向に積載される枠体および側板よりなる複数のユニットにて形成し たことにより、ユニットの積載数の変更によって棚本体の高さを必要に応じて変 更することができる。

【００７７】 また、両側板に水平な溝条が高さ方向に等間隔で複数形成され、両側板間で対 向した溝条間に着脱自在な棚部を取り付けたことにより、棚板の高さ位置を必要 に応じて自在に変更することができる。

【００７８】 そして、背板に照明体を設けたことによって、棚部の棚板上に陳列された商品 を後方より照射することができ、商品の商品性を視覚的な面で向上させることが できる。

【００７９】 また、棚板の前端部に照明体を有するとともに透光性を有した表示手段を設け たことによって、棚板上に陳列された商品および棚板の前方を効果的にライトア ップさせて商品の商品性を視覚的な面で向上させることができる。 さらに、棚板を透光性を有する部材で形成したことによって、照明体の光を下 段の棚部に陳列された商品に対しても照射することができる。

【００８０】 また、側板を透光性を有した部材で形成したことにより、背板に設けられた照 明体による光を棚本体の外部に透光させ、陳列棚自体を視覚的な面で向上させる ことができるとともに、棚板上に陳列された商品の陰影を側板の外側面に写し出 させることにより、側板の外側よりその商品の認識をさせることができる。

【００８１】 そして、第二の陳列手段によれば、側板の外側面に設けられた溝条に対して嵌 め込まれるとともに鉤状片を有した嵌入体を備えたことにより、側板の外側面側 に他の商品を釣支させて陳列することができる。

【００８２】 さらに、二つの陳列棚が背向かいに配置された状態において、支持体と枠体と 棚板とを備えた棚部によって、側板に設けられた溝条に対して、側板の外側面方 向に延出する棚部を着脱自在に取り付けることができる。 また、同様な棚部を複数備えることにより、側板の外側面に多段の棚部を設け ることができる。

【００８３】 そして、第一の陳列手段によれば、両側板の溝条間に架設される橋梁体を備え 、この橋梁体に前方に延出した複数の鉤状部材を取り付けたことにより、側板間 に他の商品を釣支させて陳列することができる。

【００８４】 また、ケーシングによれば、陳列された商品と対応する品名および値段が記載 されるとともに、収納された照明体の光を透光する表示板により、棚部に陳列さ れた商品を示す品名および値段等を光によって引き立たせ、これによりその商品 の商品性を視覚的に向上することができる。

【００８５】 さらに、ケーシングの上面奥方に長手方向に全通した複数の溝部を設け、この 溝部に対して係止される中板を備えたことにより、棚部に陳列された商品を容易 に整理でき、棚部に商品が整理されて陳列されることによってその商品性を視覚 的に向上することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案による商品等の陳列棚の一実施例を示す
斜視図。

【図２】図１における要部の分解斜視図。

【図３】図１における棚板の構成を示す組立斜視図。

【図４】（ａ）棚板の取付状態を示す正面図。 （ｂ）図４（ａ）における − 線断面図。

【図５】第一の陳列手段を示す斜視図。

【図６】第二の陳列手段を示す斜視図。

【図７】陳列棚を背向かいに配置した状態を示す斜視
図。

【図８】図７における要部を示す斜視図。

【図９】図７における要部をを示す平断面図。

【図１０】（ａ）陳列棚を背向かいに配置した状態の棚
部の他の構造を示す側面図。 （ｂ）陳列棚を背向かいに配置した状態の棚部の他の構
造を示す正面図。

【図１１】表示手段を示す斜視図。

【図１２】従来例を示す正面図。

【符号の説明】

１…陳列棚、３…基台、４…背板、４０…枠体、４０ａ
…上縁、４０ｂ…下縁、４０ｃ…端部、４１…背面カバ
ー、４２…正面カバー、５（５０）…側板、５０ａ…内
側面、５０ｂ…前縁、５０ｃ…外側面、５０ｄ…後端、
６ａ…嵌合孔、６ｂ…嵌合突起、７ａ…凹溝、７ｂ…凸
条、８…溝条、１０…照明体、１２…パネル板、１４…
広告灯、１５…鏡板、２０…棚部、２１…棚枠、２１ａ
…側枠、２１ｂ…前枠、２１ｃ…後枠、２２…棚板、２
２ａ…前端部、２３…係合片、２４…支持片、２５…表
示体、３０…第一の陳列手段、３１…橋梁体、３２…嵌
入片、３３…鉤状部材、３３ａ…取付片、３３ｂ…札
部、８０…第二の陳列手段、８１…嵌入体、８１ａ…レ
ール部、８２…掛止片、８２ａ…一片、８２ｂ…他片、
８３…固定ネジ、８４…掛け具、８４ａ…鉤条片、８５
…札部、６０…棚部、６１…支持体、６２…支柱、６３
…係合片、６４…固定ネジ、６５…支持アーム、６５ａ
…垂直片、６５ｂ…水平片、６６…係止ピン、６７…棚
枠、６７ａ…係止孔、６７ｂ…支持片、６８…棚板、６
８ａ…側端部、７０…ケーシング、７１…表示板、７１
ａ…品名および値段、７４…溝部、７５…中板、７５ａ
…係止片、９０…棚部、９１…支持体、９２…支柱、９
２ａ…嵌合溝、９３…係合片、９４…固定ネジ、９５…
ブラケット、９５ａ…水平片、９５ｂ…係止ピン、Ａ…
ユニット、Ｂ…商品。

フロントページの続き (72)考案者 佐藤 茂 東京都板橋区南町29−５ (72)考案者 浜岡 賢向 東京都杉並区和泉１−14−10

Claims (7)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 床面に載置され、その上面後部に嵌合
   孔、上面両側部に凹溝を有するとともに、正面側に突出
   して中空に形成された突出部の内部に照明体が配設さ
   れ、該突出部の上面には透光性を有するパネル板が設け
   られた基台と、 上下左右に囲まれた矩形の枠状に形成され、その背面側
   には、該枠状の開口部分を覆い、該開口部分内に蛍光灯
   等による照明体を配設する背面カバーが取り付けられ、
   その正面側には、枠状の開口部分を閉塞する透光性を有
   した正面カバーが取り付けられるとともに、前記枠状の
   上縁には前記基台の嵌合孔と同一の嵌合孔を有し、下縁
   には前記基台の嵌合孔と嵌合する嵌合突起を有してユニ
   ットの一部を構成する枠体と、 透光性を有して板状に形成され、その後端が前記枠体の
   両側端部にそれぞれネジ止めされて前記ユニットを構成
   し、該板状には、内側面，前縁および外側面を介して水
   平方向に連続して形成された溝条が高さ方向に複数設け
   られるとともに、前記板状の上縁には前記基台の凹溝と
   同一の凹溝を有し、下縁には前記基台の凹溝と嵌合する
   凸条を有した側板と、 前記側板の溝条に対して嵌入し得る両側枠の端部間に前
   枠および後枠が架設されて矩形の枠状に形成され、前記
   側枠の外側に側方に延出するとともに後方に折曲した略
   Ｌ字状の係合片が設けられた棚枠と、透光性を有して略
   矩形の薄板状に形成されて該棚枠上に載置され、その前
   端部近傍には内部に照明体を有した表示手段が設けられ
   た棚板とを備えた棚部と、 を具備し、前記枠体および側板からなるユニットは、前
   記枠体の嵌合突起を前記基台の嵌合孔に嵌合させ、前記
   側板の凸条を前記基台の凹溝に嵌合させて基台上に載置
   され、また、各ユニットは、互いに嵌合突起を嵌合孔に
   嵌合させ、凸条を凹溝に嵌合させて高さ方向に積層され
   るとともに、両側板間の対向した内側面の溝条には前記
   棚部が棚枠の両側枠を嵌入させて取り付けられ、積層さ
   れた最上段のユニット上には照明体を有した広告灯が設
   けられたことを特徴とする商品等の陳列棚。
2. 【請求項２】 床面に載置され、その上面後部に嵌合
   孔、上面両側部に凹溝を有するとともに、正面側に突出
   して中空に形成された突出部の内部に照明体が配設さ
   れ、該突出部の上面には透光性を有するパネル板が設け
   られた基台と、 上下左右に囲まれた矩形の枠状に形成され、その背面側
   には、該枠状の開口部分を覆い、該開口部分内に蛍光灯
   等による照明体を配設する背面カバーが取り付けられ、
   その正面側には、枠状の開口部分を閉塞する透光性を有
   した正面カバーが取り付けられるとともに、前記枠状の
   上縁には前記基台の嵌合孔と同一の嵌合孔を有し、下縁
   には前記基台の嵌合孔と嵌合する嵌合突起を有してユニ
   ットの一部を構成する枠体と、 透光性を有して板状に形成され、その後端が前記枠体の
   両側端部にそれぞれネジ止めされて前記ユニットを構成
   し、該板状には、内側面，前縁および外側面を介して水
   平方向に連続して形成された溝条が高さ方向に複数設け
   られるとともに、前記板状の上縁には前記基台の凹溝と
   同一の凹溝を有し、下縁には前記基台の凹溝と嵌合する
   凸条を有した側板と、 前記側板の溝条に対して嵌入し得る両側枠の端部間に前
   枠および後枠が架設されて矩形の枠状に形成され、前記
   側枠の外側に側方に延出するとともに後方に折曲した略
   Ｌ字状の係合片が設けられた棚枠と、透光性を有して略
   矩形の薄板状に形成されて該棚枠上に載置され、その前
   端部近傍には内部に照明体を有した表示手段が設けられ
   た棚板とを備えた棚部と、 を具備し、前記枠体および側板からなるユニットは、前
   記枠体の嵌合突起を前記基台の嵌合孔に嵌合させ、前記
   側板の凸条を前記基台の凹溝に嵌合させて基台上に載置
   され、また、各ユニットは、互いに嵌合突起を嵌合孔に
   嵌合させ、凸条を凹溝に嵌合させて高さ方向に積層され
   るとともに、両側板間の対向した内側面の溝条には前記
   棚部が棚枠の両側枠を嵌入させて取り付けられ、積層さ
   れた最上段のユニット上には照明体を有した広告灯が設
   けられて陳列棚を構成し、 さらに、前記側板の外側面に設けられた溝条と略同一の
   長さに形成され、その長手方向に全通したレール部を有
   し、該溝条に嵌め込まれる嵌入体と、 コ字状に折曲形成され、その一片が前記嵌入体の一端に
   取り付けられ、他片に固定ネジを有して前記側板の前縁
   に設けられた溝条に掛止される掛止片と、 前記嵌入体に対して鉛直して延出された鉤状片を有し、
   前記嵌入体のレール部に摺動自在に複数設けられる掛け
   具と、 により、前記側板の外側面に設けられた溝条に嵌入体を
   嵌め込み、前記掛け具の鉤状片を外側面に対して鉛直し
   て突出させる第二の陳列手段を具備したことを特徴とす
   る商品等の陳列棚。
3. 【請求項３】 床面に載置され、その上面後部に嵌合
   孔、上面両側部に凹溝を有するとともに、正面側に突出
   して中空に形成された突出部の内部に照明体が配設さ
   れ、該突出部の上面には透光性を有するパネル板が設け
   られた基台と、 上下左右に囲まれた矩形の枠状に形成され、その背面側
   には、該枠状の開口部分を覆い、該開口部分内に蛍光灯
   等による照明体を配設する背面カバーが取り付けられ、
   その正面側には、枠状の開口部分を閉塞する透光性を有
   した正面カバーが取り付けられるとともに、前記枠状の
   上縁には前記基台の嵌合孔と同一の嵌合孔を有し、下縁
   には前記基台の嵌合孔と嵌合する嵌合突起を有してユニ
   ットの一部を構成する枠体と、 透光性を有して板状に形成され、その後端が前記枠体の
   両側端部にそれぞれネジ止めされて前記ユニットを構成
   し、該板状には、内側面，前縁および外側面を介して水
   平方向に連続して形成された溝条が高さ方向に複数設け
   られるとともに、前記板状の上縁には前記基台の凹溝と
   同一の凹溝を有し、下縁には前記基台の凹溝と嵌合する
   凸条を有した側板と、 前記側板の溝条に対して嵌入し得る両側枠の端部間に前
   枠および後枠が架設されて矩形の枠状に形成され、前記
   側枠の外側に側方に延出するとともに後方に折曲した略
   Ｌ字状の係合片が設けられた棚枠と、透光性を有して略
   矩形の薄板状に形成されて該棚枠上に載置され、その前
   端部近傍には内部に照明体を有した表示手段が設けられ
   た棚板とを備えた棚部と、 を具備し、前記枠体および側板からなるユニットは、前
   記枠体の嵌合突起を前記基台の嵌合孔に嵌合させ、前記
   側板の凸条を前記基台の凹溝に嵌合させて基台上に載置
   され、また、各ユニットは、互いに嵌合突起を嵌合孔に
   嵌合させ、凸条を凹溝に嵌合させて高さ方向に積層され
   るとともに、両側板間の対向した内側面の溝条には前記
   棚部が棚枠の両側枠を嵌入させて取り付けられ、積層さ
   れた最上段のユニット上には照明体を有した広告灯が設
   けられて陳列棚を構成し、 さらに、前記ユニットが基台に対して同一高さに積層さ
   れた二つの陳列棚が各背板カバーの後面を合わせて背向
   かいに配置された状態において、 四角柱状で上下方向に長尺の支柱を有し、該支柱の一側
   面には前記側板の前縁の溝条に嵌入する略Ｌ字状の係合
   片が複数個設けられて、その内の少なくとも一個に固定
   ネジが螺合され、背向かいに配置された前記二つの陳列
   棚の並列した側板の前縁の溝条に対して前記支柱が取り
   付けられるとともに、前記支柱の上端には、垂直片と上
   面に係止ピンが設けられた水平片とを有して断面略Ｌ字
   状に形成され、水平方向に延出する支持アームが設けら
   れた一対の支持体と、 矩形の枠状に形成され、前記一対の支持体の支持アーム
   の水平片上面に対し、 前記係止ピンと係合する係止孔を有して支持アームの上
   面に位置決め係止され、前記側板の外側面に沿って載置
   される棚枠と、 透光性を有して略矩形の薄板状に形成され棚枠の上面に
   載置されるとともに、一方の側端部には、内部に照明体
   を有した表示手段が設けられた棚板と、 により、背向かいに配置された二つの陳列棚の並列した
   側板の外側面に設けられた溝条に取り付けられる棚部を
   具備したことを特徴とする商品等の陳列棚。
4. 【請求項４】 床面に載置され、その上面後部に嵌合
   孔、上面両側部に凹溝を有するとともに、正面側に突出
   して中空に形成された突出部の内部に照明体が配設さ
   れ、該突出部の上面には透光性を有するパネル板が設け
   られた基台と、 上下左右に囲まれた矩形の枠状に形成され、その背面側
   には、該枠状の開口部分を覆い、該開口部分内に蛍光灯
   等による照明体を配設する背面カバーが取り付けられ、
   その正面側には、枠状の開口部分を閉塞する透光性を有
   した正面カバーが取り付けられるとともに、前記枠状の
   上縁には前記基台の嵌合孔と同一の嵌合孔を有し、下縁
   には前記基台の嵌合孔と嵌合する嵌合突起を有してユニ
   ットの一部を構成する枠体と、 透光性を有して板状に形成され、その後端が前記枠体の
   両側端部にそれぞれネジ止めされて前記ユニットを構成
   し、該板状には、内側面，前縁および外側面を介して水
   平方向に連続して形成された溝条が高さ方向に複数設け
   られるとともに、前記板状の上縁には前記基台の凹溝と
   同一の凹溝を有し、下縁には前記基台の凹溝と嵌合する
   凸条を有した側板と、 前記側板の溝条に対して嵌入し得る両側枠の端部間に前
   枠および後枠が架設されて矩形の枠状に形成され、前記
   側枠の外側に側方に延出するとともに後方に折曲した略
   Ｌ字状の係合片が設けられた棚枠と、透光性を有して略
   矩形の薄板状に形成されて該棚枠上に載置され、その前
   端部近傍には内部に照明体を有した表示手段が設けられ
   た棚板とを備えた棚部と、 を具備し、前記枠体および側板からなるユニットは、前
   記枠体の嵌合突起を前記基台の嵌合孔に嵌合させ、前記
   側板の凸条を前記基台の凹溝に嵌合させて基台上に載置
   され、また、各ユニットは、互いに嵌合突起を嵌合孔に
   嵌合させ、凸条を凹溝に嵌合させて高さ方向に積層され
   るとともに、両側板間の対向した内側面の溝条には前記
   棚部が棚枠の両側枠を嵌入させて取り付けられ、積層さ
   れた最上段のユニット上には照明体を有した広告灯が設
   けられて陳列棚を構成し、 さらに、前記ユニットが基台に対して同一高さに積層さ
   れた二つの陳列棚が各背板カバーの後面を合わせて背向
   かいに配置された状態において、 四角柱状に形成され、積層された側板の高さと同一の長
   さに形成された長尺の支柱を有し、該支柱の他側面には
   上下方向に連続した複数の嵌合溝が設けられ、該支柱の
   一側面には前記側板の前縁の溝条に嵌入するとともに固
   定ネジが螺合される略Ｌ字状の係合片が複数個設けら
   れ、背向かいに配置された前記二つの陳列棚の並列した
   側板の前縁の溝条に対して前記支柱が取り付けられると
   ともに、前記嵌合溝には、その上面に係止ピンが設けら
   れて水平方向に延出する水平片を有したブラケットが取
   り付けられる一対の支持体と、 矩形の枠状に形成され、前記一対の支持体のブラケット
   に対し、前記係止ピンと係合する係止孔を有して水平片
   の上面に位置決め係止される棚枠と、 透光性を有して略矩形の薄板状に形成され棚枠の上面に
   載置されるとともに、一方の側端部には、内部に照明体
   を有した表示手段が設けられた棚板と、 により、背向かいに配置された二つの陳列棚の並列した
   側板の外側面に設けられた溝条に取り付けられる棚部を
   具備したことを特徴とする商品等の陳列棚。
5. 【請求項５】 床面に載置され、その上面後部に嵌合
   孔、上面両側部に凹溝を有するとともに、正面側に突出
   して中空に形成された突出部の内部に照明体が配設さ
   れ、該突出部の上面には透光性を有するパネル板が設け
   られた基台と、 上下左右に囲まれた矩形の枠状に形成され、その背面側
   には、該枠状の開口部分を覆い、該開口部分内に蛍光灯
   等による照明体を配設する背面カバーが取り付けられ、
   その正面側には、枠状の開口部分を閉塞する透光性を有
   した正面カバーが取り付けられるとともに、前記枠状の
   上縁には前記基台の嵌合孔と同一の嵌合孔を有し、下縁
   には前記基台の嵌合孔と嵌合する嵌合突起を有してユニ
   ットの一部を構成する枠体と、 透光性を有して板状に形成され、その後端が前記枠体の
   両側端部にそれぞれネジ止めされて前記ユニットを構成
   し、該板状には、内側面，前縁および外側面を介して水
   平方向に連続して形成された溝条が高さ方向に複数設け
   られるとともに、前記板状の上縁には前記基台の凹溝と
   同一の凹溝を有し、下縁には前記基台の凹溝と嵌合する
   凸条を有した側板と、 前記側板の溝条に対して嵌入し得る両側枠の端部間に前
   枠および後枠が架設されて矩形の枠状に形成され、前記
   側枠の外側に側方に延出するとともに後方に折曲した略
   Ｌ字状の係合片が設けられた棚枠と、透光性を有して略
   矩形の薄板状に形成されて該棚枠上に載置され、その前
   端部近傍には内部に照明体を有した表示手段が設けられ
   た棚板とを備えた棚部と、 を具備し、前記枠体および側板からなるユニットは、前
   記枠体の嵌合突起を前記基台の嵌合孔に嵌合させ、前記
   側板の凸条を前記基台の凹溝に嵌合させて基台上に載置
   され、また、各ユニットは、互いに嵌合突起を嵌合孔に
   嵌合させ、凸条を凹溝に嵌合させて高さ方向に積層され
   るとともに、両側板間の対向した内側面の溝条には前記
   棚部が棚枠の両側枠を嵌入させて取り付けられ、積層さ
   れた最上段のユニット上には照明体を有した広告灯が設
   けられて陳列棚を構成し、 さらに、四角柱状で側方向に長尺に形成された橋梁体
   と、 該橋梁体の両端部に形成され、前記陳列棚の側板の内側
   面に対向して設けられた溝条に嵌入する嵌入片と、 前記橋梁体の外周の任意の位置に嵌合される三叉の脚部
   よりなる取付片を有し、前記橋梁体の長手方向に並列す
   るとともに、その長手方向に対して鉛直に延出する鉤状
   部材と、 により、前記側板の対向する内側面の溝条間に嵌入片を
   もって橋梁体を架設させ、前記鉤状部材を前記陳列棚の
   前方向に延出させる第一の陳列手段を具備したことを特
   徴とする商品等の陳列棚。
6. 【請求項６】 床面に載置され、その上面後部に嵌合
   孔、上面両側部に凹溝を有するとともに、正面側に突出
   して中空に形成された突出部の内部に照明体が配設さ
   れ、該突出部の上面には透光性を有するパネル板が設け
   られた基台と、 上下左右に囲まれた矩形の枠状に形成され、その背面側
   には、該枠状の開口部分を覆い、該開口部分内に蛍光灯
   等による照明体を配設する背面カバーが取り付けられ、
   その正面側には、枠状の開口部分を閉塞する透光性を有
   した正面カバーが取り付けられるとともに、前記枠状の
   上縁には前記基台の嵌合孔と同一の嵌合孔を有し、下縁
   には前記基台の嵌合孔と嵌合する嵌合突起を有してユニ
   ットの一部を構成する枠体と、 透光性を有して板状に形成され、その後端が前記枠体の
   両側端部にそれぞれネジ止めされて前記ユニットを構成
   し、該板状には、内側面，前縁および外側面を介して水
   平方向に連続して形成された溝条が高さ方向に複数設け
   られるとともに、前記板状の上縁には前記基台の凹溝と
   同一の凹溝を有し、下縁には前記基台の凹溝と嵌合する
   凸条を有した側板と、 前記側板の溝条に対して嵌入し得る両側枠の端部間に前
   枠および後枠が架設されて矩形の枠状に形成され、前記
   側枠の外側に側方に延出するとともに後方に折曲した略
   Ｌ字状の係合片が設けられた棚枠と、透光性を有して略
   矩形の薄板状に形成されて該棚枠上に載置され、その前
   端部近傍には内部に照明体を有した表示手段が設けられ
   た棚板とを備えた棚部と、 を具備し、前記枠体および側板からなるユニットは、前
   記枠体の嵌合突起を前記基台の嵌合孔に嵌合させ、前記
   側板の凸条を前記基台の凹溝に嵌合させて基台上に載置
   され、また、各ユニットは、互いに嵌合突起を嵌合孔に
   嵌合させ、凸条を凹溝に嵌合させて高さ方向に積層され
   るとともに、両側板間の対向した内側面の溝条には前記
   棚部が棚枠の両側枠を嵌入させて取り付けられ、積層さ
   れた最上段のユニット上には照明体を有した広告灯が設
   けられて陳列棚を構成し、 さらに、前記棚板の端部近傍に設けられ、前記照明体を
   収納するとともに、前記棚板の幅方向に全通して設けら
   れた透光性を有するケーシングと、 前記棚板の端部側となる該ケーシングの外側にケーシン
   グの長手方向に沿って着脱自在に設けられ、その外表面
   には、前記棚部に陳列された商品と対応する品名および
   値段等が記載される透光性を有した表示板と、 前記ケーシングの上面奥方にケーシングの長手方向に全
   通して設けられた複数の溝部と、 該溝部に対して係止する係止片を有して、前記棚部の奥
   方に延出されて棚部に陳列された商品を区分けする中板
   と、 により構成された表示手段を具備したことを特徴とする
   商品等の陳列棚。
7. 【請求項７】 床面に載置され、その上面後部に嵌合
   孔、上面両側部に凹溝を有するとともに、正面側に突出
   して中空に形成された突出部の内部に照明体が配設さ
   れ、該突出部の上面には透光性を有するパネル板が設け
   られた基台と、 上下左右に囲まれた矩形の枠状に形成され、その背面側
   には、該枠状の開口部分を覆い、該開口部分内に蛍光灯
   等による照明体を配設する背面カバーが取り付けられ、
   その正面側には、枠状の開口部分を閉塞する透光性を有
   した正面カバーが取り付けられるとともに、前記枠状の
   上縁には前記基台の嵌合孔と同一の嵌合孔を有し、下縁
   には前記基台の嵌合孔と嵌合する嵌合突起を有してユニ
   ットの一部を構成する枠体と、 透光性を有して板状に形成され、その後端が前記枠体の
   両側端部にそれぞれネジ止めされて前記ユニットを構成
   し、該板状には、内側面，前縁および外側面を介して水
   平方向に連続して形成された溝条が高さ方向に複数設け
   られるとともに、前記板状の上縁には前記基台の凹溝と
   同一の凹溝を有し、下縁には前記基台の凹溝と嵌合する
   凸条を有した側板と、 前記側板の溝条に対して嵌入し得る両側枠の端部間に前
   枠および後枠が架設されて矩形の枠状に形成され、前記
   側枠の外側に側方に延出するとともに後方に折曲した略
   Ｌ字状の係合片が設けられた棚枠と、透光性を有して略
   矩形の薄板状に形成されて該棚枠上に載置され、その前
   端部近傍には内部に照明体を有した表示手段が設けられ
   た棚板とを備えた棚部と、 を具備し、前記枠体および側板からなるユニットは、前
   記枠体の嵌合突起を前記基台の嵌合孔に嵌合させ、前記
   側板の凸条を前記基台の凹溝に嵌合させて基台上に載置
   され、また、各ユニットは、互いに嵌合突起を嵌合孔に
   嵌合させ、凸条を凹溝に嵌合させて高さ方向に積層され
   るとともに、両側板間の対向した内側面の溝条には前記
   棚部が棚枠の両側枠を嵌入させて取り付けられ、積層さ
   れた最上段のユニット上には照明体を有した広告灯が設
   けられて陳列棚を構成し、 さらに、前記ユニットが基台に対して同一高さに積層さ
   れた二つの陳列棚が各背板の後面を合わせて背向かいに
   配置された状態において、 四角柱状で上下方向に長尺の支柱を有し、該支柱の一側
   面には前記側板の前縁の溝条に嵌入する略Ｌ字状の係合
   片が複数個設けられて、その内の少なくとも一個に固定
   ネジが螺合され、背向かいに配置された前記二つの陳列
   棚の並列した側板の前縁の溝条に対して前記支柱が取り
   付けられるとともに、前記四角柱状の上端には、垂直片
   と上面に係止ピンが設けられた水平片とを有して断面略
   Ｌ字状に形成され、水平方向に延出する支持アームが設
   けられた一対の支持体と、 矩形の枠状に形成され、前記一対の支持体の支持アーム
   の水平片上面に対し、前記係止ピンと係合する係止孔を
   有して支持アームの上面に位置決め係止され、前記側板
   の外側面に沿って載置される棚枠と、 透光性を有して略矩形の薄板状に形成され棚枠の上面に
   載置されるとともに、一方の側端部には、内部に照明体
   を有した表示手段が設けられた棚板と、 により、背向かいに配置された二つの陳列棚の並列した
   側板の外側面に設けられた溝条に取り付けられる棚部を
   具備し、 また、前記棚板の端部近傍に設けられ、前記照明体を収
   納するとともに、前記棚板の幅方向に全通して設けられ
   た透光性を有するケーシングと、 前記棚板の端部側となる該ケーシングの外側にケーシン
   グの長手方向に沿って着脱自在に設けられ、その外表面
   には、前記棚部に陳列された商品と対応する品名および
   値段等が記載される透光性を有した表示板と、 前記ケーシングの上面奥方にケーシングの長手方向に全
   通して設けられた複数の溝部と、 該溝部に対して係止する係止片を有して、前記棚部の奥
   方に延出されて棚部に陳列された商品を区分けする中板
   と、 により構成された表示手段を具備したことを特徴とする
   商品等の陳列棚。